JP3455094B2 - 印章文字割付方法およびその装置 - Google Patents
印章文字割付方法およびその装置Info
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Description
本体の印面領域に印章文字を割り付ける場合の印章文字
割付方法およびその装置に関する。
形などの印章文字を割り付ける文字領域と、印章文字の
周囲を囲む種々の形状からなる外枠を割り付ける外枠領
域とを区分して構成されており、従来の印章文字割付方
法およびその装置では、印章文字が文字領域においての
み、均等割付け、前寄せ(左寄せ)、中寄せ(センタリ
ング)などして適宜割り付けられるようになっている。
に印章文字のみを割り付け、外枠を割り付けない場合に
は、印章文字の端部と印面領域の端部との間、すなわち
印面領域の縁部に、外枠領域の分だけ印章文字が何ら割
り付けられない部分が生ずる。この部分は、突出形成さ
れた印章文字より一段下がって形成されている(以下、
この部分を「ベース底部」という)。通常、印章を紙な
どの押印対象物に押印する場合、紙に対し垂直に押印す
ることは難しく、紙に対し若干傾いた状態で押印してし
まうことが多い。このため、上記のように、印面領域の
縁部にベース底部があり、しかもその面積が大きいと、
押印時にベース底部も紙に接触し、図26に示すよう
な、いわゆる底付きが生ずるおそれがある。また、紙を
表面のやわらかい台の上に置いて押印したり、印面が凹
状に湾曲している場合などでは、より一層底付きが生じ
やすくなってしまう。
めになされたものであり、印面領域における外枠の有無
にかかわらず、押印時における底付きを生じ難くするこ
とができる印章文字割付方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
付方法は、印章文字が割り付けられる文字領域と、文字
領域を囲繞するとともに、外枠が割付可能な外枠領域と
を有する印章本体の印面領域に対し、外枠を割り付けな
い場合には、文字領域を外枠領域まで拡張し、この拡張
文字領域に印章文字を割り付けることを特徴とする。
印章文字が割り付けられる文字領域と、文字領域を囲繞
するとともに、外枠が割付可能な外枠領域とを有する印
章本体の印面領域に対し、外枠の割り付けの有無を確認
する確認手段と、確認手段により、外枠が割り付けられ
ないことを確認した場合には、印面領域に対し、文字領
域を外枠領域まで拡張し、この拡張文字領域に印章文字
を割り付ける割付手段とを有することを特徴とする。
れば、文字領域および外枠領域を有する印章本体の印面
領域に対し、外枠を割り付けない場合には、文字領域を
外枠領域まで拡張し、この拡張文字領域に印章文字を割
り付ける(割付手段)。この場合、文字領域の拡張に伴
い、その拡張率で印章文字が拡張方向に分散して割り付
けられ、これによりベース底部の面積が小さくなるた
め、外枠を割り付けない場合であっても、押印時におけ
る底付きを生じ難くすることができる。また、印章割付
装置においては、確認手段によって、印面領域に対する
外枠の割り付けの有無を確認した後、外枠が割り付けら
れない場合には、上記のようにして、印章文字を割り付
ける。
面領域が長方形状である場合には、文字領域を印面領域
の長手方向にのみ拡張することが好ましい。
て、割付手段は、印面領域が長方形状である場合に、文
字領域を印面領域の長手方向にのみ拡張することが好ま
しい。
ある場合に、その長手方向にのみ文字領域を拡張するの
で、印章文字をその拡張方向にのみ分散させ、簡易に割
り付けることができる。
文字を有する印章文字と印章文字を囲繞する外枠とが割
付可能な印章本体の印面領域に対し、外枠を割り付けな
い場合には、印章文字の両端の文字を、印面領域の両端
近傍にそれぞれ割り付けることを特徴とする。
複数の文字を有する印章文字と印章文字を囲繞する外枠
とが割付可能な印章本体の印面領域に対し、外枠の割り
付けの有無を確認する確認手段と、確認手段により、外
枠が割り付けられないことを確認した場合には、印章文
字の両端の文字を、印面領域の両端近傍にそれぞれ割り
付ける割付手段とを有することを特徴とする。
れば、複数の文字を有する印章文字と外枠とを割付可能
な印章本体の印面領域に対し、外枠を割り付けない場合
には、印章文字の両端の文字を、印面領域の両端近傍に
割り付ける(割付手段)。これにより、印章文字の両端
と印面領域の両端との間のベース底部の面積が極めて小
さくなるため、押印時における底付きをより一層生じ難
くすることができる。また、印章割付装置においては、
確認手段によって、印面領域に対する外枠の割り付けの
有無を確認した後、外枠が割り付けられない場合には、
上記のようにして、印章文字を割り付ける。
明の一実施形態に係る印章文字割付方法およびその装置
を、印章を作成するための印章作成装置に適用した場合
について説明する。この印章作成装置は、印面を紫外線
硬化樹脂で形成した印章本体に、インクリボンに印字
(印刷)した文字画像(記号、図形なども含む)やその
周囲を囲む外枠画像による印章画像をマスクとして紫外
線を露光し、所望の印章を作成するものであり、本実施
形態に係る印章文字割付方法およびその装置は、主に、
インクリボン上にマスクを生成するための情報となる印
章画像データを作成するためのものである。図1(a)
は印章作成装置の平面図、図1(b)は印章作成装置の
正面図であり、図11は印章作成装置の制御ブロック図
である。
は、上下2分割の装置ケース2によりその外殻が形成さ
れ、前部に電子装置部3を、後部に機械装置部4を配設
して、構成されている。機械装置部4の中央部には、装
置本体5に印章作成対象物である印章本体A(図3参
照)を装着するためのポケット6が形成され、ポケット
6には窓付きの開閉蓋7が設けられている。機械装置部
4の左部には、印章作成装置1を製版(印字)動作や露
光動作に切り替えるとともに、開閉蓋7を開放させる機
能スイッチ8が配設されている。この機能スイッチ8の
切替操作は、後述する制御部300の入力インタフェー
ス304に対して報告されるようになっており、またそ
の操作位置には、「露光」、「入力/製版」、「OF
F」および「OPEN」の操作表示がされていて、この
うちの「露光」、「入力/製版」および「OPEN」の
位置には、制御部300の出力インタフェース305に
接続された発光素子12が配設されている。また、機械
装置部4の右側部には、印章作成装置1に、後述する印
章文字ラベル作成用の製版シートB(図4参照)のため
の、差込み口9aおよび取出し口9bが形成されてい
る。さらに、機械装置部4には、ポケット6の外側に位
置して、メンテナンスカバー10が着脱自在に設けら
れ、このメンテナンスカバー10の内部には、インクリ
ボンCを搭載したリボンカートリッジ11が装着されて
いる(図2参照)。
成され、後述する制御部300が内蔵されている。操作
部21には、制御部300の入力インタフェース304
に接続されたプッシュボタン群22および操作ダイヤル
23と、出力インタフェース305に接続された表示器
駆動回路24aと、この表示器駆動回路24aによって
駆動される表示器24が配設されている。操作ダイヤル
23は、中心部に配設された円形の実行キー31と、そ
の外側に環状に配設された4つ割りのカーソル/変換キ
ー32と、更にその外側に環状に配設された文字入力キ
ー33とで3重構造を有しており、文字入力キー33の
表面には50音の平仮名などが印刷されている(図示省
略)。印章文字の入力は、文字入力キー33を三角マー
ク25に合わて回転させ、実行キー31を押して平仮名
入力を行い、この平仮名入力を適宜、カーソル/変換キ
ー32により漢字変換する。そして、所望の印章文字を
表示器24上に作成したところで、これを確定する。
たり、印章文字の周囲を囲む外枠を指定する場合には、
プッシュボタン群22の所定のボタン22aを押下した
後、操作ダイヤル23の文字入力キー33を回転させる
ことにより、所望の印章文字の大きさや外枠などを指定
する。また、外枠の指定の際に、「外枠なし」を選択す
ることにより、外枠を設けないようにすることも可能と
なっている。
について、図1および図2を参照して簡単に説明する。
先ず、機能スイッチ8を待機位置となる「OFF」位置
から「OPEN」位置まで回転操作して開閉蓋7を開放
し、ポケット6に印章本体Aをセットする。この印章本
体Aのセットに伴い、制御部300の入力インタフェー
ス304に接続された印章検出部66によって、印章本
体Aの種別が検出される。
置まで回転操作して製版動作に機能を移行させ、プッシ
ュボタン群22および操作ダイヤル23を操作して印章
文字を入力するとともに外枠を指定する。その後、印章
文字ラベルが作り込まれた製版シートBを、差込み口9
aに挿入してセットする。
ン22aを操作して、製版動作(製版処理)、すなわち
印字を行わせる。この印字は、インクリボンCと製版シ
ートBとに同時に為され、インクリボンC上の印章画像
のインクの部分が製版シートBに転写される。印字が完
了すると、インクリボン(の印字部分)Cは露光のため
に先方に送られ、同時に製版シートBは取出し口9bか
ら外部に送り出される。ここで、送り出された製版シー
トBにより、印章文字などに誤りがないことを確認した
ら、次に機能スイッチ8を「露光」位置まで回転操作し
て露光動作に機能を移行させ、露光を行わせる。
PEN」位置まで回転操作して開閉蓋7を開放し、ポケ
ット6から印章本体Aを取り出して、これを洗浄する。
この洗浄により印章が完成するが、印章が完成したとこ
ろで、上記の製版シートBから印章文字ラベルを剥し
て、これを印章の背面に貼着する。
後述する制御部300に関連する部位について、図2〜
図10を参照して、順を追って説明する。
対し着脱自在に構成されており、インクリボンCの消耗
に際しケースごと交換できるようになっている。図2に
示すように、リボンカートリッジ11には、一端に巻取
りリール13が、他端に巻出しリール14がそれぞれ設
けられ、インクリボンCは、巻出しリール14から巻き
出されほぼ「L」字状に屈曲して巻取りリール13に巻
き取られる。この「L」字状に屈曲したインクリボンC
の走行経路には、その短辺部分に後述する印字部64が
臨み、長辺部分に露光部65が臨んでいる。この場合、
印字部64には、このインクリボンCと上記の製版シー
トBが同時に臨み、露光部65には印字後のインクリボ
ンCが臨む。
この表面に塗布したインクとからなり、実施形態では、
6μm厚のものが用いられている。印字部64において
このインクリボンCに印字が行われると、インクの部分
が製版シートBに転写する。これにより、インクリボン
Cのリボンテープには、インクの文字などの部分が剥離
したネガ画像の印章画像が形成され、製版シートBに
は、インクの文字などの部分が付着したポジ画像の印章
画像が形成される。そして、インクリボンCは、これを
マスクとして利用すべく先方の露光部65に送られる一
方、製版シートBは、印章文字などの確認のため、また
これを作成した印章に貼着すべく、装置外部に送り出さ
れる。
スシートBaと粘着シートBbとを積層して構成され、
全体が短冊形に形成されている。粘着シートBbには方
形に切り線Bcが形成され、この切り線Bcに沿ってベ
ースシートBaから剥した粘着シートBbの方形部分
が、上記の印章の背面に貼着する印章文字ラベルBdと
なる。印章本体Aは、印章としての用途に合わせて、形
状の異なる数種のものが用意されており、これに対応し
て製版シートBも、その印章文字ラベルBdの部分の形
状(切り線の形状)が異なる数種のものが用意されてい
る。
樹脂製の台木Aaの先端に薄手のスポンジ(発泡ウレタ
ン)Abが貼着されるとともに、スポンジAbに紫外線
の影響を受けない樹脂ベースAcが貼着され、さらに樹
脂ベースAcに印面Adを構成する紫外線硬化樹脂が貼
着されている。この印章本体Aの紫外線硬化樹脂(印面
Ad)の部分に、インクリボンCをマスクとして紫外線
を露光することにより、印面Adにおける印章文字や外
枠に相当する部分が硬化する。この状態で印章本体A
を、ポケット6から取り出して洗浄することにより、水
溶性の未硬化部分が洗い出され、印章文字や外枠の割り
付けられた印章が完成する。なお、図中の符号Aeは、
樹脂製のキャップである。
部64について説明する。印字部64は、制御部300
の出力インタフェース305に接続されているヘッド駆
動回路56aおよびモータ駆動回路57aと、ヘッド駆
動回路56aによって駆動され、インクリボンCに印章
画像を印字する印字ヘッド(サーマルヘッド)56と、
モータ駆動回路57aによって駆動され、印字ヘッド5
6の印字動作に対応してインクリボンCを送るプラテン
ローラ57と、印字ヘッド56のヘッド表面に設けられ
たヘッド温度センサ56bと、を備えている。また、印
字ヘッド56とプラテンローラ57との接触部分に向か
って装置ケース2には、上記の製版シートBが送り込ま
れる送込み通路181と、製版シートBが送り出される
送出し通路182とが形成されている。送込み通路18
1の上流端には外部に開放した上記の差込み口9aが形
成され、送出し通路182の下流端には外部に開放した
上記の取出し口9bが形成されている。
動ローラであり、インクリボンCを巻出しリール14か
ら巻き出すとともに、印字ヘッド56との間に製版シー
トBをくわえ込んで、インクリボンCと製版シートBと
を重ねた状態で印字ヘッド56に臨ませる。印字ヘッド
56はサーマルヘッドであり、熱転写によりインクリボ
ンCのリボンテープに塗布されたインクを製版シートB
に転写する。この転写により、インクリボンCから印章
画像に相当する部分が剥がれて、その部分に透明なリボ
ンテープの地が表れる一方、製版シートBには剥がれた
インクが印章画像として付着する。また、ヘッド表面温
度センサ56bは、上述したように印字ヘッド56のヘ
ッド表面に密着して設けられたサーミスタなどの温度セ
ンサであり、制御部300の入力インタフェース304
に接続され、印字ヘッド56の表面温度を検出して報告
する。
込みおよび送り基準位置を検出するセンサ183が臨ん
でおり、送込み通路181に差し込まれた製版シートB
は、このセンサ183の検出結果により、プラテンロー
ラ57により送られて、その印章文字ラベルBdの先端
部位置から印字が開始されるようになっている。送出し
通路182を構成する左側の壁には、その先端(上流
端)に分離爪部184が形成されており、この分離爪部
184により、重ねた状態で送られてきたインクリボン
Cと製版シートBとが引き離される。そして、インクリ
ボンCは先方の露光部65に送られる一方、製版シート
Bは送出し通路182を介して装置外部に送り出され
る。
部65について説明する。露光部65は、制御部300
の出力インタフェース305に接続された光源駆動回路
191aと、ポケット6にセットした印章本体Aの印面
Adに対峙するように設けられ、光源駆動回路191a
によって駆動される紫外線光源191と、紫外線光源1
91と印章本体Aの印面Adとの間に設けた押え板58
とを備えている。紫外線光源191は、セミホット管と
呼ばれる自己加熱型熱陰極管であり、図示しない基板上
に設けた蛍光管ホルダに支持されている。印章本体Aの
印面Adと押え板58と紫外線光源191とは、それぞ
れ間隙を存して相互に平行に配設されており、この印面
Adと押え板58との間にインクリボンCが配設されて
いる。
前進してインクリボンCを印章本体Aの印面Adに押し
当てるようになっている。すなわち、露光の際には、押
え板58により印章本体Aの印面AdにインクリボンC
を押し当てた後、紫外線光源191を点灯して、押え板
58越しにインクリボンCをマスクとした露光が行われ
る(図5参照)。また、この露光部65には、制御部3
00の入力インタフェース304に接続され、露光部6
5の周囲(環境)温度を検出して報告するサーミスタな
どの周囲温度センサ67が設けられている。
イドピン53および第2ガイドピン54も同方向に移動
する。この移動は、第1および第2ガイドピン53,5
4間に張り渡したインクリボンCの張りを緩めるものと
なり、インクリボンCは、その張力を減じた状態で、す
なわち縦皺が生じない状態で印章本体Aの印面Adに押
し当てられる。
に詳述するに、図2において走行するインクリボンCに
は巻取りリール13により強い張力が作用し、上述のよ
うにインクリボンCは極薄のテープゆえ縦皺が生じてい
る。したがって、このままインクリボンCを印章本体A
の印面Adに押し付けると、インクリボンCは縦皺を生
じたまま印面Adに押し付けられ、印章画像が歪んで露
光されてしまう。一方、インクリボンCを弛ませると、
印章画像が位置ずれして露光されしまう。そこで、図5
に示すように、押え板58の前進に伴って、第1ガイド
ピン53および第2ガイドピン54も前進させて、イン
クリボンCの張りを緩めると共に、その際にテンション
ピン55により、インクリボンCに縦皺が生じない程度
の弱い力で張りを与えるようにしている。
ンCは、テンションピン55および第2経路ピン52に
より、押え板58の両端で後方に折り曲げられ、押え板
58の両端に形成した面取り部分207の作用により、
インクリボンCに無用な皺が生じないようになってい
る。
シートBに形成されたポジ画像とインクリボンCに形成
されたネガ画像は、それぞれ印章文字ラベルと露光用マ
スクとして使用される。すなわち、これらの画像の出来
映えが、印章としての完成品の出来映えに直接、反映さ
れる。特に、露光用マスクとして使用されるインクリボ
ンCが歪んでしまうと、印章画像が歪んで露光されてし
まうため、上記の張力に対する機械的な構造上の工夫の
ほか、熱量に対する電気的な機能上の工夫がなされ、イ
ンクリボンCに無用な皺などが発生しないようにしてい
る。
部66について説明する。この印章検出部66は、ポケ
ット6に印章本体Aが装着されたことを検出すると共
に、印章本体Aの種別を判別するものである。印章本体
Aには、角型印用、氏名印用、ビジネス印用、住所印用
などの各種形状の異なるものが用意され、これら各種の
印章本体Aは、長さ(図3の上下方向の長さ)は同一で
あるが、幅(図3の左右方向の幅)および厚みが異なっ
ている。このような幅および厚みの異なる各種の印章本
体Aを、幅方向および厚み方向において、ポケット6内
の一定の位置にセットするため、この実施形態では、図
6および図7に示すように、ポケット6の底面6bに長
短4本のボス251,251,251,251が立設さ
れ、これに対応して印章本体Aには、ボス251が嵌合
する嵌合穴Afが形成されている(図7参照)。
1は「T」字状に配設されており、これに対応して、例
えば角型印では2個の嵌合穴Af,Afが(図7
(a))、ビジネス印では4個の嵌合穴Af,Af,A
f,Afが(図7(b))、形成されている。このよう
に、印章本体Aの嵌合穴Afの数および深さは、印章本
体Aの種別により区々であり、これらの嵌合穴Afとボ
ス251の組み合わせにより、ポケット6に装着した各
種の印章本体Aの印面Adの中心が、常に同一の位置に
来るように位置決めされている。
gには、厚み方向の中間位置に横並びに複数個の小穴
(種別検出穴)Ahが形成されており、後述する印章検
出部66のスイッチアレイ262との協働により、印章
本体Aの種別が判別される(図8参照)。なお、印章本
体Aの背面Agには、印字後にインクリボンCから分離
して装置外部に送り出された製版シートBの印章文字ラ
ベルBdが貼着され、これにより小穴Ahが隠されるよ
うになっている。
すように、印章本体Aの背面Agに対向するように配設
したスイッチホルダ(ポケット6の壁面を兼ねている)
261と、スイッチホルダ261に支持させた6個の検
出スイッチ263からなるスイッチアレイ262とを備
えている。各検出スイッチ263は、プッシュスイッチ
などで構成されたスイッチ本体264と、先端がポケッ
ト6内に臨むスイッチトップ265とで、構成されてい
る。スイッチトップ265は、平板部266と、平板部
266から直角に延びる検出突起部267とからなり、
平板部266の下部でスイッチホルダ261に形成した
ガイド突起268に、且つ検出突起部267でスイッチ
ホルダ261に形成したガイド孔269に案内されて、
前後方向に移動する。
固定され、そのプランジャ271をスイッチトップ26
5の平板部266に突き当てるように配設されている。
この場合、プランジャ271はそのばね力でスイッチト
ップ265をポケット6側に付勢しており、この付勢に
より検出突起部267の先端がスイッチホルダ261の
ガイド孔269からポケット6内に突出する状態と、こ
の付勢に抗してガイド孔269に没入する状態とが、検
出スイッチ263のON−OFFに対応している。この
場合、スイッチアレイ262の内のいずれか1個の検出
スイッチ263が、ON状態になったとき、すなわち検
出突起部267の先端がガイド孔269に没入したとき
に、印章本体Aが装着されていることが検出され、逆に
全ての検出スイッチ263が、OFF状態になったと
き、すなわち検出突起部267の先端がポケット6内に
突出したときに、印章本体Aが装着されていないことが
検出される。そして、スイッチアレイ262の各検出ス
イッチ263は、対応する印章本体Aの小穴Ahの有無
により、ONまたはOFFのいずれかの状態となる。し
たがって、6個の検出スイッチ263のON・OFFの
パターンにより、印章本体Aの種別が判別される。
検出スイッチ(検出突起部)263との関係を表してい
る。6個の検出スイッチ263と小穴Ahの有無との関
係から、26−1種類、すなわち63種の判別パターン
の認識が可能になっている。この場合、角型印などの幅
の狭い印章本体Aに対しては、両外端の2個の検出スイ
ッチ263,263に対する小孔Ahがなく、この2個
の検出スイッチ263,263は、印章本体Aの両側の
空間に向かって突出する。すなわち、角型印などの幅の
狭い印章本体Aでは、印章本体Aの最外端に架空の小孔
Ahが有る判別パターンとして、認識される。
ついて説明する。この制御部300は、例えばマイクロ
コンピュータによって構成され、CPU301、ROM
302、RAM303、入力インタフェース304、出
力インタフェース305、およびこれらを接続するシス
テムバス306を備えている。
な漢字変換用辞書データ、文字・記号・図形などのフォ
ントデータ、各種の外枠の画像データ、印章本体Aの種
別毎の各種データなどの固定データが格納されている。
RAM303は、作業エリアとして用いられ、また、使
用者の入力に係る固定データを格納するのに用いられ
る。なお、このRAM303の格納データは、電源オフ
時にもバックアップされるようになっている。
能スイッチ8、操作部21のプッシュボタン群22、操
作ダイヤル23、印字部64のヘッド表面温度センサ5
6b、露光部65の周囲温度センサ67、印章検出部6
6などからの入力信号を、システムバス306を介して
CPU301やRAMに取り込むためのインタフェース
として機能する。一方、出力インタフェース305は、
CPU301、ROM302、またはRAM303から
の各種制御信号や各種制御用データが、システムバス3
06を介して入力され、前述した発光素子12、操作部
21の表示器駆動回路24a、印字部64のヘッド駆動
回路56a、モータ駆動回路57a、露光部65の光源
駆動回路191aなどに対して出力するためのインタフ
ェースとして機能する。
ようになっており、入力インタフェース304からの入
力信号や、そのときの処理内容に応じて定まるROM3
02内の処理プログラムに基づいて、RAM303を作
業エリアとして用い、必要なときにROM302やRA
M303内に格納されている固定データを適宜用いて処
理するようになっている。
文字割付方法及びその装置は、主に、制御部300、操
作部21および印章検出部66により実現されており、
図11〜図25を参照して、以下にその特徴となる動作
を説明する。なお、上述したように、印面Adにおける
印章文字および外枠は、インクリボンCに形成される印
章画像によって作成されるものであるから、以下の説明
においては、インクリボンCにおける印章画像の形成を
中心に説明する。
成する場合(印章画像形成処理)のフローチャート図で
ある。同図に示すように、印章画像形成処理では、ま
ず、印章作成装置1にセットされた印章本体Aによっ
て、その印面Adの大きさ(印面領域)に相当するイン
クリボンC上の製版領域を検出する(S1)。ここで
は、上記印章検出部66によって、印章本体Aの種別を
判断し、ROM302に定義されているスタンプ定義テ
ーブルから、製版領域を決定する。図13は、インクリ
ボンCの製版領域に印章画像(c1〜c6の6文字)を
形成した場合を示すイメージ図であり、また下記表1
は、スタンプ定義テーブルの一例(角印、氏名印、ビジ
ネス印、住所印)を示す。
ブルには、印章本体Aの種別毎の印面領域の他、印章文
字が割り付けられる領域(文字領域)や外枠が割付可能
な領域(外枠領域)の幅方向の長さなどがドット数によ
り定義されている。なお、印面Adにおけるこれらの文
字領域および外枠領域は、文字画像および外枠画像が形
成される製版領域のそれぞれの領域に相当するものであ
り、以下の説明では便宜上、製版領域におけるそれらの
領域も、それぞれ文字領域および外枠領域とする。
印面領域を有する氏名印、ビジネス印および住所印で
は、文字領域および外枠領域が、印面領域の長手方向
(幅方向)のドット数で表されている。図14(a)に
示すように、印章文字c1〜c6の上下左右を囲む外枠
Dが、印面領域に割り付けられる場合、外枠Dは、主に
印面領域における幅方向(左右方向)の両側の外枠部位
D1,D1が装飾される。このため、印面領域の幅方向
の両端部には大きな外枠領域が必要となるが、厚み方向
(上下方向)の上下の横線などによる外枠部位D2,D
2は、その線幅が小さいものが多く、後述する印章の底
付きに関して、ほとんど問題とならない。したがって、
上記表1では、外枠Dのうち外枠部位D1,D1が割り
付けられる幅方向の両端部の領域のみを外枠領域として
定義している。
は、図14(b)に示すように、幅方向の両側の外枠部
位D1,D1および厚み方向の両側の外枠部位D2,D
2は、いずれも同程度の装飾が施される。このため、印
面領域の上下左右に同一の外枠領域が設けられている。
なお、説明を簡単にするため、以下の説明では、製版領
域を印面領域の幅方向のドット数で表す。
入力キー33などによって入力された印章文字の文字数
と、指定された外枠とによって、文字領域および文字サ
イズが決定される(S2)。ここでは、印章本体Aが長
方形状の印面領域を有する場合、指定された外枠の種類
によって外枠タイプ(タイプA、タイプBなど)が決定
され、その結果、上記表1から文字領域のドット数が決
定される。なお、各種の外枠は、小さい外枠領域に割り
付けられるタイプAと、大きい外枠領域に割り付けられ
るタイプBの2種類に大別され、例えば、タイプAの外
枠として、図15(a)、(b)に示すようなものがあ
り、一方タイプBの外枠として、同図(c)、(d)に
示すようなものがある。
類のものが定義されており、使用者が直接指定するか、
あるいは自動選択、すなわち文字領域においてはみ出さ
ず、かつ小さくなりすぎない適切なものが選択されるこ
とにより、決定されるようになっている。
した(S2)後、入力された印章文字の各文字画像を、
インクリボンCの文字領域に適宜割り付けて形成する
(S3)。図16は、文字画像の割り付け手順(文字割
付処理)を示すフローチャート図である。同図に示すよ
うに、文字割付処理では、まず入力された印章文字およ
び上記で決定された文字サイズに応じて、ROM302
から文字画像データを読み出す(S11)。
(S12)。すなわち、上記の外枠の指定によって、何
らかの外枠が割り付けられる場合には、外枠の割り付け
有りと判断され、一方「外枠なし」が指定されている場
合には、外枠の割り付けなしと判断される。このような
外枠の割り付けの有無を確認する確認手段は、ボタン2
2aおよび文字入力キー33によって指定された外枠の
指定データを一時的に格納しておくRAM303と、外
枠データが格納されているROM302と、指定データ
に基づく外枠データが、「外枠なし」であるか否かを判
断・処理するCPU301と、によって構成されてい
る。
文字領域にのみ文字画像を形成し(S13)、一方外枠
が割り付けられない場合には、文字領域を外枠領域まで
拡張し、この拡張された文字領域、すなわち拡張文字領
域に文字画像を形成する。
まず長方形状の印面領域に、外枠が割り付けられる場合
の印章文字の割付処理について説明する。図17に示す
ように、製版領域に外枠画像を形成する場合には、製版
領域の縁部の外枠領域に外枠画像を形成する一方、文字
画像の各文字を、適宜間隔を空けて文字領域に形成す
る。この場合、外枠領域と文字画像の端部の文字との端
部余白寸法をE、各文字間の文字間余白寸法をFとした
とき、F=2Eの関係を満たすように各文字を割り付け
て、文字画像を形成する。
製版領域G、文字領域Hおよび外枠領域Iがそれぞれ3
44、320および12ドットであるビジネス印(外
枠:タイプA)の文字領域Hに、各文字幅Jが48ドッ
トの「文字幅通常」なる文字画像を形成する場合には、
端部余白寸法Eを8ドット、文字間余白寸法Fを16ド
ットとして、文字画像を形成する。なお、この場合、文
字間余白寸法Fは、文字画像の文字数をnとしたとき
に、F=(H−ΣJi)/n、(ただしi=1、2、
…、n)で算出した値である。
白寸法Fが整数にならない場合、例えば、図18に示す
ように、文字領域Hが320ドットより少ない319ド
ットまたは318ドットである場合などには、文字画像
の読み方向(左から右への方向)と逆方向に、右端の文
字間余白寸法Fから順に1ドットずつドット数を減少さ
せていく。逆に、文字領域Hが320ドットより多い3
21ドットまたは322ドットである場合などには、文
字列の読み方向と同一方向に、左端の文字間余白寸法F
から順に1ドットずつドット数を増加させていく。この
ように文字間余白寸法Fを規定することにより、完成し
た印章による印影が、見栄えを損なわず、かつ違和感の
ないものとなる。
こととなるため、印面領域の端部と外枠の端部との距離
が極めて短く、その間の面積も小さくなる。このため、
押印時の底付きは、極めて生じ難くなる。
枠が割り付けられない場合の印章文字の割付処理につい
て説明する。図19に示すように、製版領域に外枠画像
が形成されない場合には、文字領域を左右方向に外枠領
域まで拡張する。すなわち、拡張された文字領域(拡張
文字領域)を製版領域全体とし、この拡張文字領域に、
文字画像の各文字を、適宜間隔を空けて形成する。この
場合、端部余白寸法E1および文字間余白寸法F1は、
文字領域の拡張に伴い、その拡張率と同一の割合でいず
れも大きくなる。つまり、文字画像の各文字は、図19
に示すように、拡張文字領域に対して、拡張方向(左右
方向)に分散し、両端の文字が拡張前の外枠領域にかか
るように割り付けられる。したがって、図19に示す印
章画像により作製した印章では、外枠がなく、かつ文字
領域にのみ印章文字が割り付けられる場合に比べて、ベ
ース底部の面積が小さくなるため、押印時の底付きが生
じ難くなる。
像の各文字を割り付けるだけでなく、図20に示すよう
に、両端の文字をそれぞれ拡張文字領域の両端近傍(両
端を含む)に割り付けるとともに、その文字間に他の文
字を割り付けるようにしてもよい。
製版領域Gが344ドットのビジネス印に、各文字幅J
が48ドットの「文字幅通常」なる文字画像を形成する
場合には、左右両端の「文」および「常」の文字を、製
版領域Gの左右両端にそれぞれ割り付けるとともに、こ
れらの文字間に、文字間余白寸法Bを26ドットとし
て、他の文字、すなわち「字幅通」の各文字を割り付け
る。なお、この場合、文字間余白寸法F2は、F2=
(G−ΣJi)/(n−1)、(ただし、i=1、2、
…、n)で算出した値である。
白寸法F2が整数にならない場合、例えば、図21に示
すように、製版領域Gが344ドットより少ない343
ドットまたは342ドットである場合などには、上記の
外枠を形成する場合と同様に、右端の文字間余白寸法F
2から順に1ドットずつドット数を減少させていく。逆
に、製版領域Gが344ドットより多い345ドットま
たは346ドットである場合などには、左端の文字間余
白寸法F2から順に1ドットずつドット数を増加させて
いく。
により完成した印章では、印影が見栄えを損なわず、か
つ違和感のないものとなり、またベース底部の面積が極
めて小さくなるため、押印時の底付きをより一層生じ難
くすることができる。
面領域に複数行の印章文字を割り付ける場合について簡
単に説明する。この場合、製版領域に文字画像を形成す
る際に、各行の文字画像のうち最も文字数の多い行(最
長行)を、上記と同様にして、拡張文字領域に割り付け
たり、あるいは最長行の両端の文字を製版領域の両端部
に割り付ける一方、他の行の文字画像を、使用者の指定
した割り付けにしたがって形成する。
字を製版領域の両端部に割り付けた場合を示すイメージ
図である。例えば、他の行の割り付けに両端揃えが指定
されている場合には、図22に示すように、最長行以外
の行(下段の行)の左右両端の文字を製版領域の左右両
端部に割り付けるとともに、それらの文字間において、
文字間余白寸法が同一となるように他の文字を割り付け
る。
されている場合には、それぞれ図23(a)、(b)お
よび(c)に示すように、最長行以外の行を指定にした
がって割り付ける。なお、これらの場合の文字間余白寸
法は、最長行の各文字を割り付けるときに算出された値
と同一にする。
領域を有する角印などに、印章文字を割り付ける場合に
ついて簡単に説明する。図24(a)に示すような2行
の文字画像および外枠画像が形成される製版領域におい
て、外枠画像を形成しない場合には、文字領域が外枠領
域まで上下左右に拡張し、これに伴い文字画像の各文字
の端部余白寸法および文字間余白寸法が同図(b)に示
すように、大きくなる。これにより、文字画像の各文字
は、拡張文字領域に対し、上下左右の拡張方向に分散し
て、拡張前の外枠領域にかかるように割り付けられる。
したがって、図24(b)に示す印章画像により作製し
た印章では、ベース底部の面積が小さくなるため、押印
時の底付きが生じ難くなる。
長方形状の印面領域に印章文字を割り付ける場合と同様
に、文字画像の各文字を製版領域の端部あるいは端部近
傍に割り付けても良い(図24(c)参照)。この場合
には、図24(b)に比べて、ベース底部の面積を極め
て小さくすることができるため、同図(c)に示す印章
画像により作製した印章では、押印時の底付きがより一
層生じ難くなる。
ままの大きさで拡張文字領域や製版領域に形成する場合
について説明したが、その形成前に各文字のサイズを大
きくしてもよい。図25は、文字画像の各文字のサイズ
を大きくして製版領域に形成した場合を示す図であり、
同図(a)は図24(a)の外枠画像を除いたものであ
って、文字サイズの拡大前の図であり、図25(b)は
左右の文字間寸法を同一にして拡大した図であり、同図
(c)は上下の行間寸法を同一にして拡大した図であ
り、同図(d)は文字間および行間寸法を同一にして拡
大した図である。これらの図に示すように、文字画像の
各文字のサイズを大きくした場合も、同図(a)に比べ
てベース底部の面積を小さくすることができ、押印時の
底付きを生じ難くすることができる。
面領域に印章文字を割り付ける場合と同様に、文字領域
を左右方向の外枠領域にのみ拡張してもよい。すなわ
ち、文字画像の各文字を左右方向にのみ分散したり、左
右両端の文字を拡張文字領域の左右の両端近傍にのみ割
り付けてもよい。この場合には、上下左右の両方向に文
字画像を割り付けるのに比べて、一方向にのみ割り付け
ればよいため、その割り付けを簡易に行うことができ
る。なお、本実施形態における文字画像の文字サイズ
(=文字高さ)は、印面領域の厚み(上下方向の長さ)
に応じて、その厚みに割付可能な最も大きいサイズのも
のが決定される。したがって、角印において外枠が割り
付けられない場合であっても、印章文字の上下のベース
底部の面積はあまり大きくならず、その部位での底付き
が問題となることはほとんどない。
版領域に文字画像の各文字を割り付け、ネガ画像の印章
画像を形成(製版処理S4)した後、これをマスクとし
て露光することにより、印章本体Aに印章文字を割り付
ける。
本体Aの印面Adに外枠を割り付けない場合に、文字領
域を外枠領域まで拡張したり、あるいは文字画像の端部
の文字を製版領域の端部近傍に割り付けることにより、
押印時にベース底部が紙などにほとんど接触することが
なく、底付きの生じ難い印章を作製することができる。
また、文字領域を外枠領域にまで拡張することにより、
拡張前に比べて文字領域が大きくなるため、印章本体A
の印面Adにより多くの印章文字を割り付けることがで
きる。
域全体にまで拡張し、拡張文字領域と製版領域とを一致
させたが、これに限るものではなく、印章の底付きが生
じ難くなるように、文字画像の各文字を分散させて、製
版領域に割り付ければよい。したがって、文字領域の拡
張は、外枠領域の一部に対して拡張するものであっても
よい。
印面領域に外枠を割り付けない場合には、文字領域を外
枠領域まで拡張し、この拡張文字領域に印章文字を割り
付けたり、あるいは両端の文字を印面領域の両端近傍に
割り付けるので、印章文字が印面領域に対し分散して割
り付けられ、ベース底部の面積が小さくなる。このた
め、外枠を割り付けない場合であっても、押印時の底付
きを生じ難くすることができる。
よびその装置を適用した印章作成装置を示す外観図であ
る。
である。
平面図である。
造説明図である。
である。
である。
ある。
ジ図である。
場合を示すイメージ図である。
を示す図である。
る。
る場合を示すイメージ図である。
すイメージ図である。
メージ図である。
領域に形成する場合を示すイメージ図である。
が指定された複数行の文字画像を、製版領域に形成する
場合を示すイメージ図である。
場合を説明する説明図である。
領域に形成した場合を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 印章文字が割り付けられる文字領域と、
当該文字領域を囲繞するとともに、外枠が割付可能な外
枠領域とを有する印章本体の印面領域に対し、 前記外枠を割り付けない場合には、前記文字領域を前記
外枠領域まで拡張し、この拡張文字領域に前記印章文字
を割り付けることを特徴とする印章文字割付方法。 - 【請求項2】 前記印面領域が長方形状である場合に
は、前記文字領域を前記印面領域の長手方向にのみ拡張
することを特徴とする請求項1に記載の印章文字割付方
法。 - 【請求項3】 複数の文字を有する印章文字と当該印章
文字を囲繞する外枠とが割付可能な印章本体の印面領域
に対し、 前記外枠を割り付けない場合には、前記印章文字の両端
の文字を、前記印面領域の両端近傍にそれぞれ割り付け
ることを特徴とする印章文字割付方法。 - 【請求項4】 印章文字が割り付けられる文字領域と、
当該文字領域を囲繞するとともに、外枠が割付可能な外
枠領域とを有する印章本体の印面領域に対し、前記外枠
の割り付けの有無を確認する確認手段と、 前記確認手段により、前記外枠が割り付けられないこと
を確認した場合には、前記印面領域に対し、前記文字領
域を前記外枠領域まで拡張し、この拡張文字領域に前記
印章文字を割り付ける割付手段とを有することを特徴と
する印章文字割付装置。 - 【請求項5】 前記割付手段は、前記印面領域が長方形
状である場合に、前記文字領域を前記印面領域の長手方
向にのみ拡張することを特徴とする請求項4に記載の印
章文字割付装置。 - 【請求項6】 複数の文字を有する印章文字と当該印章
文字を囲繞する外枠とが割付可能な印章本体の印面領域
に対し、前記外枠の割り付けの有無を確認する確認手段
と、 前記確認手段により、前記外枠が割り付けられないこと
を確認した場合には、前記印章文字の両端の文字を、前
記印面領域の両端近傍にそれぞれ割り付ける割付手段と
を有することを特徴とする印章文字割付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32048797A JP3455094B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 印章文字割付方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32048797A JP3455094B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 印章文字割付方法およびその装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11138958A JPH11138958A (ja) | 1999-05-25 |
JP3455094B2 true JP3455094B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=18121999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32048797A Expired - Fee Related JP3455094B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 印章文字割付方法およびその装置 |
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JP (1) | JP3455094B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP32048797A patent/JP3455094B2/ja not_active Expired - Fee Related
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