JP3454959B2 - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP3454959B2
JP3454959B2 JP05487295A JP5487295A JP3454959B2 JP 3454959 B2 JP3454959 B2 JP 3454959B2 JP 05487295 A JP05487295 A JP 05487295A JP 5487295 A JP5487295 A JP 5487295A JP 3454959 B2 JP3454959 B2 JP 3454959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】発明は、携帯電話サービス等の移
動体通信システムで利用可能な携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話システム等の移動体通信システ
ムにおいては、従来、図23に示すような携帯端末が用
いられていた。このような携帯端末では、送信の際に
は、入力部1を構成する0〜9の数字キーを操作して、
表示部に表示される番号を参照しながら相手方のダイヤ
ル番号を入力し、その後発信キーを操作することで発信
操作をすることによりダイヤル発信を行なっていた。ま
た、端末内部のメモリに相手方の氏名とダイヤル番号と
を予め登録させておき、その登録情報を表示部2に表示
させて登録情報を選択することにより、所定の相手方の
ダイヤル番号を特定し、その後発信キーを操作すること
によりメモリ発信を行なうことも可能であった。
【0003】しかしかかる携帯端末では、0〜9の数字
キー、「電源」キー、「ミュート」キー、「メモリ」キ
ー、「クリア」キー、「コール」キー等20種類前後の
入力キーを配置しなければならないため、操作上不便を
感じない程度の操作性でキーを配置する場合には、携帯
端末本体の表面上にある程度の配置領域を確保しなけれ
ばならない。さらに操作上不便を感じない程度の文字の
大きさでダイヤル番号等を表示可能な表示部の配置領域
を確保すると、少なくとも110mm×40mm程度の
正面面積を有する本体装置が必要となり、携帯性が損な
われるという問題があった。
【0004】また入力キーそれぞれに「ミュート(保留
機能)」、「メモリ(登録機能)」、「クリア(消去機
能)」、「コール(発信機能)」等の機能が割り当てら
れており、多くの機能を使いこなすために、多くの入力
キーの位置と機能を対応させて覚えるまで相当の時間が
必要であり、特に初心者が容易に操作することが困難で
あった。また入力キーの表面にその入力キーの機能名称
を示す文字が表示されていたため、所望のキーの機能を
表示する文字が小さく、操作者が理解しづらいという欠
点があった。
【0005】一方、携帯端末の携帯性を向上するために
は、装置本体の大きさを更に小型化しなければならない
が、装置本体の小型化に比例して入力部を構成する入力
キーも小さくしなければならず、却ってキー入力に不都
合を生じ、操作性が悪くなるという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来用いられていた携帯電話装置においては、数字キ
ー、各機能が割り当てられたキー等が配置されており、
実用上不都合がない程度の入力キーの大きさを維持しつ
つ、入力部、表示部を配置すると、携帯性が悪くなると
いう欠点があった。本発明においては、携帯性を向上す
ると共に、操作性を改善した携帯電話装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、複数
の入力キーと、前記入力キーの空間的配置に対応させて
前記入力キーの機能を表示する表示部と、回線接続を行
なう相手方の名前情報と相手方の音声端末のダイヤル番
号情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された相
手方の名前情報または相手方の音声端末のダイヤル番号
情報から選択された所定の相手方の音声端末へ回線を接
続することにより、当該所定の相手方との音声通話を行
なうための信号処理部、送信部及び受信部とを備えた携
帯電話装置において、前記機能の割り当てられた入力キ
ーの数は4つであって、前記信号処理部は、所定の相手
方の音声端末へ回線を接続するためのメモリ発信時に、
前記記憶部に記憶された相手方の名前情報を前記表示部
に表示させ、前記複数の入力キーのうちの2つの入力キ
ーに相手方候補の表示をスクロールさせる機能を割り当
て、残りの2つの入力キーに当該回線接続手続を進行さ
せるための機能と当該回線接続手続を中断させるための
機能をそれぞれ割当て、当該4つの入力キーのそれぞれ
に割り当てられたスクロール機能を示す矢印、回線接続
手続進行を表わす機能名称及び回線接続手続中断を表わ
す機能名称を前記表示部に表示させることを特徴とす
【0008】また本発明の携帯電話装置においては、
記複数の入力キーの配置領域と前記表示部の配置領域と
は空間的に分離されていることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】本発明の携帯電話装置においては、入力部と表
示部とを分離して配置し、各入力部の機能の名称を入力
部の空間的配置と空間的に対応した表示部の表示位置に
表示させることにより、入力キーに割り当てられた各機
能を表示部の表示により確認しながら入力キーを操作す
ることが可能となる。特に各機能の割り当てられた入力
キーの数は4つであって、それぞれの入力キーに画面表
示の上下のスクロール、「発信」、「戻る」等の機能を
割当て、それらの機能を表示部に表示することにより、
入力キーの数を大幅に削減することが可能となるため、
携帯情報装置本体の表面積を縮小することができ、より
携帯性に優れた携帯情報装置を提供することができる。
また入力部の配置領域の占有面積よりも表示部の配置領
域の占有面積を大きく構成することにより、各入力部に
割り当てられた機能の機能名称をより大きく、明確に表
示することができるため、携帯情報装置の操作者が入力
部の機能を容易に把握することが可能となる。特に図3
(b)の如く、メモリ発信時に通話相手方の氏名やダイ
ヤル番号の情報を表示部に表示することにより、入力キ
ーの機能表示と合わせて相手方の情報を視認しながら電
話装置を操作することができるため、携帯電話における
操作性が向上する。
【0018】また本発明の携帯電話装置においては、図
11(b)に示すように、入力キーに設定された機能の
表示を表示部の一部に偏らせて表示することも可能であ
り、このように表示領域を制限することにより、表示部
の残余の部分に各動作モードにおける特定情報を表示す
ることが可能となる。例えばメモリ発信モードにおいて
相手方の氏名、電話番号等の情報を表示することができ
る如くである。
【0019】また本発明の携帯電話装置において、図6
のブロック602に示す如く、リダイヤル発信モードに
おいて、入力キーの機能表示とリダイヤル発信したい相
手方の氏名、ダイヤル番号の情報を合わせて表示するこ
とにより、各入力キーの機能を視認しつつ、リダイヤル
発信の操作を実現することができる。また、図4のブロ
ック402に示す如く、特定の入力キーに、ある動作モ
ードにおける動作を中止し、上位階層の動作モードに復
帰するための「戻る」機能を割り当てることにより、入
力キーを誤って操作した場合にも、「戻る」キーを操作
することにより迅速に動作モードを回復することができ
る。
【0020】また本発明においては、図3(b)、図4
のブロック402に示す如く、メモリ発信モードにおい
て、相手方との回線接続を開始するための「発信」キー
及びメモリに登録された所定の相手方を選択するための
「カーソル」キーがそれぞれ入力キーに割り当てられ、
これら入力キーの機能を表示部に表示することにより、
入力キーに割り当てられた各機能を表示部の表示により
確認しながら入力キーを操作して、メモリ発信すること
が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の携帯情報装置の基本構成の第1
例を示す図である。同図において、1は入力部、2は携
帯情報端末の動作状態に応じて空間的に対応する位置に
ある入力部の機能を表示する表示部、3は音声出力部、
4は音声入力部、5は電源部である。例えば入力部1は
プッシュキー、釦、表示部2は液晶、強誘電性、プラズ
マ等のディスプレイパネル、音声出力部3はスピーカ
ー、音声入力部4はコンデンサマイク、電源入力部5は
プッシュキー、釦、スライドキー等で構成される。
【0022】また図2は本発明の携帯情報装置の外形形
状及び表示部2の機能表示例を示す図である。同図にお
いて(a)は正面図を、(b)は右側面図を、(c)は
左側面図を、(d)は上面図を、(e)は下面図を示
す。また同図(f)は本発明の携帯情報装置の断面構造
を示す図である。同図において6は接続端子であり、電
源部7を構成するバッテリーを充電する際に外部充電装
置との接続のために用いられる。8は音声、画像等のデ
ジタル信号を高周波信号に変換して送出し、または高周
波信号に変換された音声、画像等のデジタル信号を受信
する送信部、受信部である。
【0023】ここで、本発明の携帯情報装置において
は、表示部2の周囲に複数の入力部1A〜1Dが配置さ
れており、これらの入力部の空間的配置に対応して、そ
れぞれの入力部が受け持つ機能の名称が表示部2に分割
表示される。この表示例では、入力部1Aが「メモリ発
信」する際の入力部に相当し、入力部1Cが「補助機
能」を活用するする際の入力部に相当し、入力部1Dが
「リダイヤル」する際の入力部に相当する。
【0024】このように入力部と表示部とを分離して配
置し、各入力部の機能の名称を入力部の空間的配置と空
間的に対応した表示部の表示位置に表示させることによ
り、入力部の各機能を確認しながら入力部を操作するこ
とが可能となる。特にタッチパネル等により表示部と入
力部を共用するような携帯情報装置の構成と比較して、
皮脂により表示部が汚染されるのを未然に防止すること
ができる。
【0025】また入力部の占有面積よりも表示部の占有
面積を大きく構成することにより、各入力部に割り当て
られた機能の機能名称をより大きく、明確に表示するこ
とができるため、携帯情報装置の操作者が入力部の機能
を容易に把握することが可能となる。
【0026】また従来の0〜9までの入力キー、及び発
信等の機能を割り当てた入力キー配置した携帯電話等と
比較して、本発明の携帯情報装置に配置された入力可能
な操作キーが少ないため、操作を容易に行うことができ
る。
【0027】次に本発明の携帯情報装置を通信端末とし
て用いる場合に、各入力部に対して複数の機能を階層的
に割り当てるための構成例及びこれらの機能命令の指示
方法について図3を用いて説明する。同図において
(a)は通信待ち受け状態における表示部の表示例を示
し、(b)(c)(d)は、それぞれ通信を開始する前
のメモリ発信状態、通信を行っている最中の回線接続状
態(通話状態)及び通信を終了して回線接続解除した後
の通信待ち受け状態における表示部の表示例を示す。
【0028】本発明の携帯情報装置の電源を入力する
と、同図(a)に示すような通信待ち受け状態の表示と
なる。これは図2(a)に示す表示部の表示例と同様の
表示例であり、入力部1Aが「メモリ発信」モードに動
作状態を切り替える際の入力部に、入力部1Cが「補助
機能」モードに動作状態を切り替える際の入力部に、入
力部1Dが「リダイヤル」モードに動作状態を切り替え
る際の入力部に対応する。ここで「メモリ発信」モード
とは、携帯情報装置の記憶部に記憶された宛先情報(I
D番号、電話番号、アドレス番号等)に基づいて通信回
線の接続を行なうための動作状態をいう。
【0029】「メモリ発信」を行なう場合には、まず通
信待ち受け状態における入力部1Aを操作し、動作状態
をメモリ発信モードに切り替える。表示部にはこれから
通信回線の接続を行なう相手方の情報(氏名情報、所属
情報、あるいはこれらに付随した宛先情報等)が表示さ
れ(同図(b)では「タナカタロウ」と表示)、併せて
メモリ発信モードにおける入力部1A〜1Dそれぞれの
機能を表した機能名称が表示される。すなわちこのモー
ドでは入力部1Aが「発信」キーに対応し、入力部1C
が「戻る」キーに対応し、入力部1B、1Dがそれぞれ
上向き、下向きカーソルキーに対応する(同図(b)参
照)。
【0030】この入力部1B、1Dを操作すると、携帯
情報端末の記憶部に記憶された複数の宛先情報に対応し
た相手方の情報が選択表示され、所望の相手方の情報が
表示されたところで入力部1Aを操作することにより、
通信回線接続のための発信処理が開始される。なおメモ
リ発信モードにおいて、入力部1Cを操作すると動作状
態が通信待ち受け状態に切り替わり、「メモリ発信」手
続を中断することができるため、誤ってメモリ発信の動
作状態に切り替わった場合にも迅速に状態を回復するこ
とが可能となる。
【0031】メモリ発信モードにおいて「発信」キーを
操作し、相手方との通信回線の接続手続が開始される
と、同図(c)に示すような表示に切り替わり、携帯情
報端末は通話状態(回線接続状態)となる(「通話中」
モード)。このモードでは、入力部1Aが「保留」キー
として、また入力部1C、1Dがそれぞれ「受話音量」
切り替えモードキー、「終了」キーとして機能する。通
話中に入力部1Aが操作されると、携帯情報端末は保留
状態となり、回線は接続されたまま相手方との通話が一
時中断される。このとき携帯情報端末の動作状態を表示
部に表示することにより、携帯情報端末の動作状態等を
操作者が確認することができる。また入力部1Cを操作
することにより、動作状態を「受話音量」操作モードに
切り替えて受話音量を調節することが可能となる。そし
て通信回線の接続を終了する場合には、入力部1Dを操
作して回線接続を終了する。
【0032】通話を終了すると、同図(d)に示すよう
な通話待ち受け状態の表示に戻る。電源を切断すること
なくこのまま通話待ち受け状態を保持すれば、他の操作
者が操作する端末からの接続要求待ちの動作状態(着信
待ち)となる。同図(d)に表示された機能名称のう
ち、「補助機能」モードとは、「ダイヤル発信」「メモ
リ設定」等の補助機能を使用するための動作状態であ
り、「リダイヤル」モードとは、携帯情報装置の記憶部
に一時記憶された宛先情報(例えば直前に回線接続手続
を行った相手先の宛先情報)に基づいて、通信回線の接
続(または再接続)を行うための動作状態である。
【0033】このように複数の入力部のそれぞれに階層
的な機能を割り当てた場合には、コマンド入力の入力階
層に応じて、表示部の機能表示を階層的に切り替えるこ
とにより、各階層に対応した入力部の機能名称を表示部
に表示して、操作者にとって快適な操作環境を提供する
ことができる。
【0034】また一つの入力部に対して複数の機能を割
り当てるため、携帯情報装置に必要な入力部の物理的な
数を削減することができる。したがって表示部の占有面
積がキー入力を行なう入力部の占有面積よりも大きな携
帯情報装置を構成することが可能となり、装置全体を小
型化する場合にも、入力キーの大きさを小さくすること
なく(すなわち入力の利便性を損なうことなく)、携帯
性を向上させることができる。
【0035】またそれぞれのモードの表示により、操作
者は現在の操作状態を容易に判断することが可能となる
と共に、数のより少ない入力キーを操作すればコマンド
入力可能であり、階層の深い動作モードにおける操作で
も、階層の浅い動作モードにおける操作でも、操作者は
複雑で多数の操作方法を学習する必要がない。
【0036】また無線機の動作状態を表示することによ
り、電池切れで携帯情報装置が動作しない場合や、基地
局からの電波の到達範囲外で通信できない場合に、その
ような動作状態を操作者が容易に認識することができ
る。特にそのような状況においては、発信や着信、各種
機能設定が不可能なため、その状況を操作の初期モード
である待ち受け画面に表示し、無線機が操作が行なうこ
とができる状態が否か容易に確認できる。
【0037】またこの実施例においては、入力部を構成
する入力キーの全てに機能名称を割り当てることは必ず
しも必要ではない。例えば図3(a)に示す如く、一つ
の入力部(入力部1B)に空間的に対応した表示部の領
域に、基地局(親局)からの電波の受信状態(受信電界
強度の大きさ等)や、電源部のバッテリーの充電池の残
量等を表示することも可能である。
【0038】また入力部に設定された機能名称を表示部
に表示する領域を、表示部の一部の領域に制限すること
も可能である。この場合にも制限された所定領域におい
て、入力部の空間的な配置に対応させて各入力部の機能
名称を配置させるよう構成するできる。例えば図3
(b)のように機能名称を表示する領域を表示部の一部
(右側)に偏らせて、機能名称と入力部の配置を空間的
に対応するように機能表示を行なうことも可能である。
【0039】このように機能名称を表示する領域を表示
部の一部の領域に制限すると、表示部の残余の領域にそ
れぞれの動作モードにおける特定情報を表示することが
できる。例えばメモリ発信モードにおいては、相手方の
氏名、電話番号等の情報を表示しながらメモリ発信作業
を行なうことが可能となる。
【0040】表示部に表示される相手方の情報や電話番
号等の情報は、矢印マークに対応した入力部を操作する
ことにより順次繰り上げ、繰り下げ表示することができ
るため、この情報を表示部の一部に表示することによ
り、同一画面に機能名称とその操作結果を確認すること
ができる。
【0041】なお機能表示を制限する領域は、表示部の
右側に偏った領域に制限する例の他、表示部の左側、上
側、下側に偏った領域、あるいは右上、左上、右下、左
下に偏った領域に制限することも可能である。人間の目
で画面の表示を確認する場合には、画面の左上から右下
に向かって視線を移動させるのが一般的であるため、表
示部の右側に偏った領域に機能表示を制限すると、重要
な操作結果を表示部の左側に表示することができる。し
かし入力操作と結果が容易に確認できるよう、操作のモ
ードによりそれぞれ適切な領域に機能名称を表示する領
域を制限することが可能である。
【0042】次に本発明の携帯情報装置を用いて、複数
の入力部のそれぞれに機能を階層的に割り当てた場合の
機能命令の階層構造と機能名称の表示例、及び具体的な
機能命令の入力操作手続について、図4〜図8を参照し
ながら説明する。
【0043】図4は通信待ち受け状態からメモリ発信し
て通信回線接続し、回線を切断して再び通信待ち受け状
態に戻るまでの動作状態遷移を示す図である。本発明の
携帯情報装置の電源を入力すると、装置は通信待ち受け
状態となり、初期画面として「メモリ発信」「補助機
能」「リダイヤル」等の機能名称及び電波の受信状態、
電池残量等の動作状態を表示部に表示する(ブロック4
01)。前述した通り「メモリ発信」等の機能は、それ
ぞれ空間的に対応した位置にある入力部1A等の機能を
表すものである。
【0044】次にメモリ発信機能に対応する入力部を操
作すると、メモリ発信モードに装置の動作状態が切り替
わり、「発信」「戻る」等の機能名称及び上向き矢印、
下向き矢印のマーク及び発信先候補の情報が表示部に表
示される(ブロック402)。「発信」「戻る」等の機
能名称はそれぞれ空間的に対応した位置にある入力部1
A、1Cの機能を表すものであり、上向き矢印マーク、
下向き矢印マークはそれぞれ空間的に対応した位置にあ
る入力部1B、1Dと関連づけられた機能を示すもので
ある。
【0045】次に発信機能に対応する入力部を操作する
と通信回線の接続手続が開始され、通話中モードに装置
の動作状態が切り替わる。通話中モードにおいては、
「保留」「受話音量」「終了」等の機能名称および電波
の受信状態等の動作状態が表示部に表示される(ブロッ
ク403)。「保留」「受話音量」「終了」等の機能名
称はそれぞれ入力部1A、1C、1Dの機能を表すもの
である。
【0046】ここで通信回線を接続しながら通話を一時
中断したい場合には、保留機能に対応する入力部を操作
して保留モードに動作状態を切り替える。保留モードに
おいては「保留終了」等の機能名称及び電波の受信状態
等の動作状態が表示部に表示される(ブロック40
4)。保留終了機能に対応した入力部(入力部1)を操
作することにより、装置の動作状態を通話中モードに切
り替え、再び通話を行なうことができる。
【0047】例えば通話中に他の作業を行なう場合や、
割り込み通話により他の者と通話する場合、さらに他の
者に通信回線を転送する場合等、装置の動作を保留モー
ドに切り替えて、通信相手には保留状態を伝える音楽、
メッセージ等を送信し、発信者側の音声を遮断する。
【0048】また通話中モードにおいて受話音量調節機
能に対応する入力部を操作すると、相手方との通話を継
続しながら受話音量調節モードに動作状態が切り替わ
り、「設定」等の機能名称及び上向き矢印マーク、下向
き矢印マーク及び受話音量の情報が表示部に表示される
(ブロック405)。受話音量調節モードでは、例えば
大、中、小等の漢字、または1〜9等のアラビア数字に
より音量レベルが表示され、上向き矢印マーク、下向き
矢印マークはそれぞれ空間的に対応した位置にある入力
部1B、1Dに関連した機能を表示する。この入力部1
B、1Dを操作することにより所望の受話音量レベルの
表示を選択し、設定機能に対応した入力部1Cを操作す
ることにより受話音量の設定を行う。設定機能に対応し
た入力部を操作することにより、受話音量設定モードか
ら通常の通話中モードに動作状態を切り替えられる。
【0049】そして通話中モードで通話終了機能に対応
した入力部1Dを操作することにより、通信回線の接続
を解除し、相手方との通話を終了する。通話が終了する
と、通話中モードから通信待ち受けモードに動作状態が
切り替わり、待ち受けモードの状態表示が継続される
(ブロック401)。
【0050】通信待ち受けモードからメモリ発信モード
を選択すれば、その先の階層は全てメモリ発信に関する
操作しか行われないため、操作者の所期の目的に沿っ
た、操作者が行いたい操作を容易に的確に処理すること
ができる。
【0051】図5は通信待ち受け状態から相手方の通信
回線接続要求に対応して通信回線を接続し、回線接続を
解除して通信待ち受け状態に戻るまでのそれぞれの動作
状態における表示内容を示す図である。携帯情報装置の
電源を入力した後、通信待ち受けモードにおける装置の
動作状態は図4のブロック401における動作状態と同
様であるため、説明を省略する。
【0052】相手方からの回線接続要求があると、着信
モードに動作状態が切り替わり、「通話」等の機能名称
及び回線接続要求されていることを示す表示、電波の受
信状態、電池残量等の装置の動作状態を表示部に表示す
る(ブロック502)。ここで着信モードにおける表示
部の表示例を図3(e)に示す。この図では入力部1A
が通話中モードに動作状態を切り替える際の入力部に対
応する。
【0053】通話機能に対応する入力部1Aを操作する
と相手方との通信回線が接続され、装置は通話中モード
に動作状態が切り替わる(ブロック503)。通信回線
を接続したまま、一時通話を中断する場合には保留モー
ドに状態を切り替え(ブロック504)、受話音量を調
節したい場合には受話音量調節モードに状態を切り替え
ることが可能である(ブロック505)。通信回線接続
が完了した後、通話中モードの通話終了機能に対応した
入力部を操作して回線接続を解除するまでの装置の動作
状態(ブロック503〜505)、表示部の表示内容等
は、図4のブロック403〜405における動作説明と
同様であるため、説明を省略する。
【0054】図6は通信待ち受け状態からリダイヤル発
信して通信回線を接続し、回線接続を中断して待ち受け
状態に戻るまでの動作状態遷移を示す図である。装置の
電源を入力した後、通信待ち受け状態における装置の動
作状態の説明は前述した内容と同様であるため省略す
る。
【0055】直前にメモリ発信した相手方に対して、再
度通信回線の接続手続を開始する場合には、通信待ち受
け状態におけるリダイヤル機能に対応した入力部1Dを
操作して、装置の動作状態をリダイヤルモードに切り替
える。リダイヤルモードにおいては「発信」「戻る」等
の機能名称及び直前にメモリ発信した相手方の宛先情報
(氏名情報、所属情報、ID番号、電話番号、アドレス
番号等、またはこれらに付随した宛先情報等)を表示す
る(ブロック602)。このリダイヤルモードにおける
表示部の表示例を図3(f)に示す。この図では入力部
1Aが「発信」キーに対応し、入力部1Cが「戻る」キ
ーに対応する。
【0056】発信機能に対応する入力部を操作すると相
手方との通信回線の接続手続が開始され、装置の動作状
態が通話中モードに切り替わる(ブロック603)。通
話中モードから保留モード、音量調節モードへの状態遷
移及び通話待ち受けモードへの状態遷移の説明は図4の
説明と同様であるため、説明を省略する(ブロック60
3〜605)。
【0057】この動作モードでは、通信したい相手方が
通話中であったり、相手方の携帯情報端末が通信圏外に
いたり、電池切れで動作不能状態あったりして、相手方
と接続ができない場合で、時間をおいて再び発信を行な
うとき、直前に発信動作を行った相手方の名前や電話番
号等をメモリに蓄えることにより、これらの情報を再度
入力するという操作の無駄を省いて発信動作を行なうこ
とができる。
【0058】図7は通信待ち受け状態からダイヤル発信
して通信回線を接続、解放するまでの装置の動作状態遷
移を示す図である。本発明の携帯情報装置の電源を投入
すると通信待ち受け状態となり、発信のためのキー入力
または着信要求を受けるための初期画面を表示すること
は上述した実施例と同様である(ブロック701)。
【0059】ここで補助機能に対応する入力部を操作す
ると、補助機能モードに装置の操作状態が切り替わり、
「ダイヤル発信」「メモリ設定」「戻る」等の機能名称
が、それぞれ空間的に対応した位置にある入力部1A、
1B、1Cの機能を表すよう、表示部に表示される(ブ
ロック702)。ここで、補助機能モードにおける表示
部の表示例を図3(g)に示す。この図において入力部
1Aは「ダイヤル発信」キーに、入力部1Bは「メモリ
設定」キーに、入力部1Dは「戻る」キーに対応する。
例えば「戻る」キーに対応した入力部を操作すると、一
つ前の動作状態(すなわち通信待ち受け状態(ブロック
701))に装置の動作状態が切り替わる。
【0060】次にダイヤル発信機能に対応する入力部を
操作すると、表示部はダイヤル発信モードの表示に切り
替わる。このモードの第1段階では「確定」「次画面」
等の機能名称、上向き矢印マーク、下向き矢印マーク及
び入力された番号列の情報が表示部に表示される(ブロ
ック703)。
【0061】例えば電話番号を入力する場合には、上向
き、下向き矢印マークに対応した入力部を操作すること
により一連の番号の一桁目の数字を選択、確定し、順次
隣の桁の数字を選択、確定することにより、数字列の入
力を行なう。番号入力を完了すると、次画面表示機能に
対応した入力部を操作して、ダイヤル発信の第2段階の
入力画面を表示する。
【0062】この第2段階では「訂正」「発信」「前画
面」「戻る」等の機能名称が、それぞれ空間的に対応し
た位置にある入力部1A、1B、1C、1Dの機能を表
すよう、表示部に表示される(ブロック704)。
【0063】例えば「訂正」キーを操作すると、直前に
入力した番号列の内、最後に確定した番号の再入力を行
なうことができる。このキーにより、ダイヤル番号の入
力操作において、誤った番号を入力した場合にも、訂正
機能により直前の番号のみを訂正することができるた
め、全ての番号列を再入力する必要がない。そしてダイ
ヤル番号の入力が完了したら「発信」キーを操作し、そ
のダイヤル番号の相手方へ発信を行なう。
【0064】ブロック703のダイヤル番号入力操作と
ブロック704の発信操作とで操作階層を異ならせるこ
とにより、ダイヤル番号入力中に誤って発信操作を行な
うことがなく、誤発信を未然に防止することができると
いう利点を有する。特に入力キーが少ない場合に、誤操
作を防止する点で効果がある。
【0065】ここで「発信」機能に対応した入力部1A
を操作すると、第2段階で最終的に確定した番号に基づ
いてダイヤル発信手続が開始され、通信回線の接続手続
が開始され、通話中モードに装置の状態が切り替わる
(ブロック705)。通信回線を接続したまま、一時通
話を中断する場合には、「保留」機能に対応した入力部
1Aを操作することにより、装置の状態を保留モードに
切り替える(ブロック706)。また受話音量を調節す
る場合には、「受話音量調節」機能に対応した入力部1
Bを操作して、状態を受和音量調節モードに切り替えら
れる(ブロック707)。各動作モードにおける表示部
の表示内容等は、図4のブロック403〜405におけ
る動作説明と同様であるため、説明を省略する。
【0066】図8は通信待ち受け状態において、ダイヤ
ル番号の登録、変更、削除等のメモリ設定操作を行なう
場合の装置の動作状態遷移を示す図である。本発明の携
帯情報装置の電源を投入すると通信待ち受け状態とな
り、発信のためのキー入力または着信要求を受けるため
の初期画面を表示する(ブロック801)。ここで補助
機能に対応する入力部を操作すると、動作状態が補助機
能モードに切り替わり「ダイヤル発信」等の機能名称が
表示部に表示される(ブロック802)。そしてメモリ
設定機能に対応した入力部を操作すると、表示部はメモ
リ設定モードに動作状態が切り替わり、表示部はメモリ
設定モードの表示に切り替わる。
【0067】メモリ設定モードにおいては、「メモリ登
録」「メモリ訂正」「メモリ削除」「戻る」等の機能名
称が、それぞれ空間的に対応した位置に配置された入力
部の機能を表示する(ブロック803)。そして新規に
ダイヤル番号、宛先情報等を登録する場合にはメモリ登
録機能に対応した入力部を、既に登録されたダイヤル番
号、宛先情報等を変更する場合にはメモリ訂正機能に対
応した入力部を、また登録済みのダイヤル番号、宛先情
報等を抹消する場合にはメモリ削除機能に対応した入力
部をそれぞれ操作する。またメモリ設定操作を中止する
場合には、「戻る」機能に対応した入力部を操作するこ
とにより、装置を通信待ち受け状態に切り替える。
【0068】ここでメモリ登録機能に対応した入力部を
操作すると、メモリ設定モードのメモリ登録モードに動
作状態が切り替わる。このモードは大きく1)宛先情報
入力モード、2)番号入力モードの2段階に分類され
る。まず1)宛先情報入力モードでは宛先に関する情報
(例えば名前情報)を入力する動作モードであり、2)
番号入力モードでは通信回線接続に必要なダイヤル番号
等を入力するための動作モードである。本実施例では宛
先情報として名前情報を入力する例について説明する。
【0069】まず1)宛先情報入力モードにおいては、
「確定」「次画面」等の機能名称、上向き矢印、下向き
矢印のマーク及び宛先情報としての名前の情報が表示部
に表示される(ブロック804)。名前情報を入力する
場合には、表示部に表示された名前情報の第一文字の候
補について、上向き、下向き矢印マークに対応した入力
部を操作することにより、文字候補を選択し、確定機能
に対応した入力部を操作して確定する。そして順次表示
部に表示される文字候補を選択、確定することにより、
一連の名前情報を入力する。
【0070】ここで次画面機能に対応した入力部を操作
すると、「訂正」「名前の登録」「前画面」「戻る」等
の機能名称及び前画面で入力、確定された名前情報が表
示される(ブロック805)。例えば名前の登録の機能
に対応した入力部を操作すると、前画面で入力された名
前情報が宛先情報としてメモリに登録され、2)番号入
力モードに動作状態が切り替えられる。また「戻る」機
能に対応した入力部が操作されると、メモリ設定手続が
中止され、通信待ち受け状態に操作状態が切り替えられ
る。
【0071】名前情報がメモリに登録されると、2)番
号入力モードに動作状態が切り替えられ、「確定」「次
画面」等の機能名称、上向き矢印、下向き矢印のマーク
及びダイヤル番号としての番号の情報が表示部に表示さ
れる(ブロック806)。ダイヤル番号を入力する場合
には、表示部に表示された番号情報の一桁目の数字の候
補について、上向き、下向き矢印マークに対応した入力
部を操作することにより、数字候補を選択し、確定機能
に対応した入力部を操作して一桁目の数字を確定する。
そして順次表示部に表示される数字候補を選択、確定す
ることにより、二桁目以降の数字情報を確定し、一連の
番号情報の入力を終了する。
【0072】ここで次画面機能に対応した入力部を操作
すると、「訂正」「番号の登録」「前画面」「戻る」等
の機能名称及び前画面で入力、確定された名前情報が表
示され(ブロック807)、番号登録の機能に対応した
入力部を操作すると、表示部に表示されている番号情報
がダイヤル番号としてメモリに登録され、メモリ登録モ
ードが終了する。
【0073】メモリ登録モードが終了すると、装置の動
作状態がメモリ設定モードに切り替わり、表示部がメモ
リ設定モードの表示に切り替わる(ブロック803)。
そして「戻る」機能に対応した入力部を操作すると、装
置の動作状態が補助機能モードに切り替わり、表示部が
補助機能モードの表示に切り替わる(ブロック80
2)。さらに「戻る」機能に対応した入力部を操作する
ことにより、補助機能モードを終了し、装置の動作状態
が通信待ち受け状態に戻る(ブロック801)。この操
作により宛先情報、ダイヤル番号等のメモリ登録手続を
終了する。
【0074】このように特定の相手方の氏名情報、ダイ
ヤル番号情報をメモリに登録することにより、発信の度
毎にダイヤル番号を入力する必要がなく、相手方の氏名
情報を選択するのみでダイヤル番号入力を完了すること
ができる。
【0075】また初期状態においては、メモリの登録内
容は五十音順に分類されて表示されるが、特定の通信相
手に対して優先度を設定し、優先度の高い者の氏名情報
をそれ以外の者の氏名情報に先駆けて優先的に表示させ
ることも可能である。この場合にはメモリ登録の際に優
先登録の設定を行なう必要がある(ブロック808)。
優先度を設定することにより、通信を頻繁に行なう必要
のある特定の相手に対して、優先的に氏名を表示して発
信操作を迅行なうことが可能となる。なお過去の発信履
歴または発信頻度に基づいて氏名情報の表示の優先順位
を設定することも可能である。
【0076】図9は本発明の携帯情報装置の基本構成の
第2例を示す図である。同図において1は入力部、2は
携帯情報装置の動作状態に応じて空間的に対応する位置
にある入力部の機能を表示する表示部、3は音声出力
部、4は音声入力部、5は電源部である。
【0077】また図10は本発明の携帯情報装置の外形
形状及び表示部2の機能表示例を示す図である。同図に
おいて(a)は正面図を、(b)は右側面図を、(c)
は左側面図を、(d)は上面図を、(e)は下面図を示
す。また同図(f)は本発明の携帯情報装置の断面構造
を示す図である。同図において6は接続端子であり、電
源部7を構成するバッテリーを充電する際に外部充電装
置との接続のために用いられる。8は音声、画像等のデ
ジタル信号の送受信を行なう送信部・受信部である。
【0078】ここで、本発明の携帯情報装置においては
表示部2の近傍に複数の入力部1A〜1Dが配置されて
おり、これらの入力部の空間的配置に対応して、それぞ
れの入力部が受け持つ機能の名称が表示部2に分割表示
される。この表示例では、入力部1Aが「メモリ発信」
する際の入力部に相当し、入力部1Cが「補助機能」モ
ードに装置の動作状態を切り替える際の入力部に相当
し、入力部1Dが「リダイヤル」モードに装置の動作状
態を切り替える際の入力部に相当する。
【0079】このように表示部の配置と入力部の配置と
を大きく二つに分離して、それぞれの入力部の機能に対
応した機能名称を空間的に対応した位置に表示する表示
部を設ける構成とすることにより、入力部を操作する者
の手により表示部の表示が遮断されることなく、快適な
操作環境を実現できる。
【0080】次にこの実施例において、各入力部1A〜
1Dに対して複数の機能を階層的に割り当てる場合の表
示部の構成例について図11を用いて説明する。同図に
おいて(a)は通信待ち受け状態における表示部の表示
例を示し、(b)(c)(d)は、それぞれ通信を開始
する前のメモリ発信状態、通信を行っている最中の回線
接続状態(通話状態)及び通信を終了して回線接続解除
した後の通信待ち受け状態における表示部の表示例を示
す。
【0081】本発明の携帯情報装置の電源を入力する
と、図11(a)に示すような通信待ち受け状態の表示
となる。これは図10(a)に示す表示部の表示例と同
様の表示例であり、入力部1Aが「メモリ発信」モード
に動作状態を切り替える際の入力部に、入力部1Cが
「補助機能」モードに動作状態を切り替える際の入力部
に、入力部1Dが「リダイヤル」モードに動作状態を切
り替える際の入力部に対応する。
【0082】またメモリ発信を行なう場合の表示部の表
示例は図11(b)に示す通りである。表示部にはこれ
から通信回線の接続を行なう相手方の情報(氏名情報、
所属情報、あるいはこれらに付随した宛先情報等)が表
示され(同図(b)では「タナカタロウ」と表示)、併
せて、入力部1Aに空間的に対応した表示部の位置に
「発信」機能の名称が表示され、入力部1Cに空間的に
対応した表示部の位置に「戻る」機能の名称が表示さ
れ、入力部1B、1Dがそれぞれ空間的に対応した表示
部の位置に上向き、下向きカーソルキーに対応する機能
のマークが表示される。
【0083】また通信回線接続中の通話中における表示
部の表示例を図11(c)に示す。このモードでは入力
部1Aが「保留」キーとして、また入力部1C、1Dが
それぞれ「受話音量」切り替えモードキー、「終了」キ
ーとして機能するため、これらの入力部の機能名称がそ
れぞれ空間的に対応する位置に表示される。
【0084】そして通話を終了して、通話待ち受け状態
に戻り、他の端末からの接続要求待ちの動作状態(着信
待ち)となった場合の表示部の表示例は図11(d)に
示す通りである。
【0085】このような携帯情報装置の第2例の構成に
よっても、入力部と操作部を大きく2つに分離して配置
し、各入力部の機能名称を空間的に対応した表示部の表
示位置に表示することにより、入力部の機能を視覚的に
確認しながら操作を行なうことが可能となる。
【0086】また第2例の携帯情報装置を操作者に対し
て表示部を左手に入力部を右手に配置するよう、横長の
表示部設けることにより、数字、アルファベットを表示
するのに適した携帯情報装置を提供することができる。
また操作者に対して表示部を上に操作部を下に配置する
よう縦長の表示部を設けることにより、漢字を表示する
のに適した携帯情報装置を提供することができる。
【0087】図12は本発明の携帯情報装置の第3例の
構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は空間的に対応する位置にある入力部の動作状態
毎の機能表示する表示部、3は音声出力部、4は音声入
力部、5は電源釦である。本発明の第1例は入力部1
A、1Bが配置された領域と1C、1Dが配置された領
域との間に表示部2が設けられているのに対し、第3例
では入力部1A〜1Dを配置した領域と表示部2を配置
した領域とが空間的に分離して配置されている点で相違
する。
【0088】この構成では特に「田」の字形に入力部1
A〜1Dを配列し、その配置に対応して表示部を「田」
の字形に分割して各入力部の機能を表示することによ
り、片手で容易に操作を行なうことができると共に、薄
型平面形状とすることで携帯性を向上することができ
る。
【0089】図13は本発明の携帯情報装置の第4例の
構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は入力部の機能表示を行なう表示部、3は音声出
力部、4は音声入力部、5は電源釦である。本発明の第
1例とは入力部1A〜1Dを配置した領域と表示部2を
配置した領域とが空間的に分離されている点で相違す
る。また本発明の第3例とは入力部を配置した領域と表
示部を配置した領域とを空間的に分離する点で同様の構
成であるが、第3例においては携帯情報装置の長手方向
に対して上下方向に分離して配置するのに対し、第4例
では携帯情報装置の長手方向に対して左右方向に分離し
て入力部と表示部とを配置する点、及び携帯情報装置の
本体に対して音声出力部3を凸形状として構成する点で
相違する。
【0090】この構成では「田」の字形に配列された入
力部1A〜1Dを携帯情報装置の左手に、表示部を携帯
情報装置の右手に配置することにより、左手のみで本体
を保持しつつ入力部を容易に操作することができる。ま
た携帯情報装置の長手方向に長辺を有する表示部を備え
ており、一つの入力部に対応する表示領域が1行表示可
能である。さらに携帯情報装置に対して受話部を凸形状
とすることにより、通話中にも本体の入力部、表示部等
が操作者の顔に接触することなく、装置の汚損を未然に
防止することができる。
【0091】図14は本発明の携帯情報装置の第5例の
構成を示す図である。同図において、1A〜1Dは入力
部、2は表示部、3は音声出力部、4は音声入力部、5
は電源釦である。本発明の第1例とは入力部を構成する
4つのキー1A〜1Dの全てが表示部2に対して同じ側
に配置されている点で相違する。また本発明の第3例、
第4例では入力部を構成する4つのキーが「田」の字形
に配置されているのに対し、第5例では携帯情報装置本
体の長手方向に沿って4つのキーが一列に配置されてい
る点で相違する。
【0092】この構成では一列に配列された入力部に対
して、入力キーの直近傍に機能名称を表示する表示部を
配置するため、「田」の字形に配置した構成よりも入力
部と表示部の対応が明確になるという特徴を有する。
【0093】図15は本発明の携帯情報装置の第6例の
構成を示す図である。本実施例では、人間の触覚、表面
の圧力等を関知できる部材、例えばタッチパネル等によ
り表示部を構成し、その一部の領域を入力部として構成
することを特徴とする。そして該入力部を設ける領域
と、機能名称を表示する領域とを分離し、表示部の一部
に構成された入力部に対して空間的に対応した位置に機
能名称を表示する領域を設けるよう構成したものであ
る。
【0094】図15において1A〜1Dは表示部の一部
の領域に配置された入力部(入力領域)、2は表示部
(2a〜2hは表示部2に設けられた表示領域)、3は
音声出力部、4は音声入力部、5は電源釦である。2e
〜2hは入力部を構成する表示領域であり、それぞれの
表示領域には入力キーを示す釦の図柄が表示される。入
力部を構成する2e〜2hに空間的に対応する入力領域
2a〜2dには、各入力部が受け持つ機能を表示する機
能名称が表示される。
【0095】この構成では表示部をタッチパネル化して
入力部と表示部とを同一部材で構成することにより、入
力部と表示部との対応関係が容易に判断可能であり、機
能名称を示す文字を大きく表示することができる。また
物理的な入力キーを配置しないため、携帯情報装置をよ
り小型、軽量に構成することができる。
【0096】なお本実施例では表示部の2a〜2dを表
示領域に2e〜2hを入力領域として構成した例を示し
たが、2c〜2fの4領域を入力領域とし、この入力領
域に空間的に対応した2a〜2b、及び2g〜2hをそ
れぞれ表示領域として構成してもよい。また携帯情報装
置本体の長手方向に対して左右方向に入力領域、表示領
域を分離して構成することも可能である。例えば2a、
2c、2e、2gの4領域を入力領域とし、これに対応
した2b、2d、2f、2hの4領域を表示領域として
構成することも可能である。
【0097】また本実施例ではそれぞれの表示領域の面
積が等しい場合について説明したが、入力部を構成する
表示領域と機能名称を表示する表示領域とは必ずしも等
しい面積配分とする必要はない。例えば機能名称を表示
する表示領域の占有面積を入力部を構成する表示領域の
面積よりも大きく構成することにより、入力部の機能表
示をより明確に行なうことが可能となる。
【0098】図16は本発明の携帯情報装置の第7例の
構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は表示部、3は音声出力部、4は音声入力部、5
は電源釦である。本発明の第5例とは入力部を構成する
4つのキー1A〜1Dを一列に配列して配置し、その直
近傍に機能名称を表示する表示部2を配置した点で同様
の構成であるが、第5例では入力部を構成する4つのキ
ーが携帯情報装置本体の長手方向に沿って配置されてい
るのに対し、第7例では4つのキーが携帯情報装置本体
の長手方向にほぼ垂直方向に配置されている点で相違す
る。
【0099】この構成では一列に配列された入力キーを
表示部の直下に配置することにより、機能名称と入力キ
ーの対応が明確になると共に、片手でも容易に操作可能
となる。
【0100】図17は本発明の携帯情報装置の第8例の
構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は表示部、3は音声出力部、4は音声入力部、5
は電源釦である。本発明の第3例と比較すると、第3例
では携帯情報装置の本体の正面上部が丸角の矩形形状で
あるのに対し、第8例では装置本体の正面上部を半円形
状とする点、及び装置本体に対して音声出力部を凸形状
で構成する点で相違する。このような構成とすることに
より、携帯情報装置をカバンやポケットに収納して持ち
歩く場合に、かかる収納場所からスムースに出し入れで
きる。
【0101】図18は本発明の携帯情報装置の第9例の
構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は表示部、3は音声出力部、4は音声入力部、5
は電源釦である。本発明の第3例とは携帯情報装置本体
に対して音声出力部を凸形状として構成した点で相違す
る。
【0102】図19は本発明の携帯情報装置の第10例
の構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は空間的に対応した位置にある入力部の機能名称
を表示する表示部、3は音声出力部、4は音声入力部、
5は電源釦である。
【0103】本発明の第1例とは、携帯情報装置本体の
長辺方向の長さは略等しいものの、短辺方向の長さを更
に短縮して構成した点で相違する。本発明の第2例と比
較すると、第2例では携帯情報装置本体において入力部
の領域と表示部の領域とを分離して配置したのに対し、
第10例では入力部を配置した領域を2つに分離し、そ
れらの領域の間に表示部を配置した点で相違する。また
第2例では携帯情報装置本体に対して音声出力部が凸形
状を有するのに対し、第10例では携帯情報装置と音声
出力部とが同一平面上に構成されている点で、第2例と
は異なる。
【0104】このような細長い形状で携帯情報装置を構
成することにより、カバンや上着のポケットへの収納に
適した、携帯性に優れた装置を提供することができる。
また入力部を表示部の上下方向に配置することにより、
入力部の有する機能に対応した機能名称を直傍に表示す
ることができるため、機能名称と入力キーとの対応関係
が明確となる。
【0105】図20は本発明の携帯情報装置の第11例
の構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は空間的に対応した位置にある入力キーの機能名
称を表示する表示部、3は音声出力部、4は音声入力
部、5は電源釦、9はクリップ部である。
【0106】本発明の第2例とは音声出力部、表示部、
入力部、音声入力部を直列状に配置した細長い形状で携
帯情報装置を構成する点、表示部と入力部とを配置した
領域が分離されている点、入力部を構成する4つの入力
キーが「田」の字形配置された構成とする点、携帯情報
装置を引っかけ保持するためのクリップ部9を備えてい
る点、携帯情報装置本体に対して音声出力部が凸形状で
構成されている点で同様の構成であるが、携帯情報装置
の正面上部を半円形状とする点で相違する。
【0107】このような形状とすることで、カバンや上
着のポケット等の収納場所から出し入れし易く、更に携
帯性を向上することができると共に、入力部を表示部の
直下に配置することにより片手で本体を保持したまま容
易に入力部を操作することが可能となる。また各入力キ
ーに対応した表示部が細長いため、漢字、アルファベッ
ト等を1行表示可能となる。
【0108】図21は本発明の携帯情報装置の第12例
の構成を示す図である。この構成例では、携帯情報装置
本体において、表示部を配置した面と異なる面に入力部
を配置したことを特徴とする。同図において2は表示
部、3は音声出力部、4は音声入力部であり、これらは
携帯情報装置本体の正面をなす第1面上に配置されてい
る。1A〜1Dは入力部であり、これらは表示部が配置
された面とは異なる面に配置され、本構成例では携帯情
報装置本体に対して左側面に配置されている。入力部を
構成する入力キーの機能名称が、表示部における空間的
に対応した位置に表示される。このように入力部を表示
部を配置した面の側面に配置することにより、携帯情報
装置本体の正面面積を更に縮小して、装置全体の小型化
を図ることができる。
【0109】なお本構成例では音声入力部、表示部、音
声出力部を携帯情報装置本体の筐体を構成する一平面内
に配置して構成し、入力部をその側面に配置するものと
して説明したが、音声入力部、入力部、音声出力部をそ
れぞれ同一平面上に構成し、表示部をその側面に配置す
るよう構成することも可能である。
【0110】図22は本発明の携帯情報装置の第13例
の構成を示す図である。同図において1A〜1Dは入力
部、2は表示部、3は音声出力部、4は音声入力部、5
は電源釦、9はクリップ部である。本発明の第2例と
は、携帯情報装置本体の短辺よりも大きい直径を有する
円形形状で音声出力部を構成する点で相違する。
【0111】このような形状とすることにより、音声出
力部(受話部)を操作者の耳に確実にホールドさせるこ
とができるため、雑音、騒音の激しい環境下でも音声出
力を確実に操作者に伝達させることができる。
【0112】次に本発明の携帯情報装置と無線基地局と
を組み合わせた無線通信システムの構成例について図2
4を用いて説明する。同図において1100−a、bは
それぞれ本発明の携帯情報装置、1200−a、b、
c、dは携帯情報装置間の通信を中継する無線基地局、
1300−a、bは無線基地局間の接続切り替えを行な
う交換装置、1400は交換装置間を接続する伝送装置
である。携帯情報装置1100−aと1100−bとの
間で通話を行なう場合には、無線基地局1200−a、
交換装置1300−a、伝送装置1400、交換装置1
300−b、無線基地局1200−bを介して音声、画
像、データ等の情報伝送が行われる。図24では、説明
の都合により、4つの無線基地局、2つの交換装置しか
図示していないが、交換装置に接続される無線基地局の
数、伝送装置に接続される交換装置の数はこれらの数に
制限されるものではない。
【0113】図25にこの無線通信システムに用いられ
る無線基地局の外観構成例を示す。1201は無線基地
局本体、1202は数字、文字、記号等を入力するため
の入力キー、1203は携帯情報装置に対してダイヤル
番号の登録等のメモリ設定操作を行なうための操作キー
である。1204は入力キーにより入力された文字等を
表示する表示装置、1205はハンドセット、1206
は携帯情報装置への信号を送信すると共に、携帯情報装
置からの信号を受信するアンテナ装置である。
【0114】図26は無線基地局のシステム構成例を示
す図である。1211はアンテナ部、1212はアンテ
ナ切り替えのための切替器、1213は受信部を構成す
る増幅器、1214は送信部を構成する増幅器、121
5は復調器、1216は基準信号を発生する発振器、1
217は変調器、1218は信号処理装置、1219は
記憶装置、1220は音声信号等を出力する出力装置、
1221は画像情報、数字、文字情報等を表示する表示
装置、1222は数字、文字情報、音声、画像情報等を
入力する入力装置である。この構成例では無線基地局は
複数のアンテナ部での受信状態を比較し、電界強度の最
も強いアンテナ部を選択的に切り替えて送受信を行なう
ダイバーシチ方式を採用している。
【0115】また図27は本発明の携帯情報装置のシス
テム構成例を示す図である。1101はアンテナ部、1
102は分波器、1103は受信部を構成する増幅器、
1104は送信部を構成する増幅器、1105は復調
器、1106は基準信号を発生する発振器、1107は
変調器、1108は信号処理装置、1109は記憶装
置、1110は音声信号、デジタルデータ等を出力する
出力装置、1111は画像情報、数字、文字情報等を表
示する表示装置、1112は音声信号、画像信号等を入
力する入力装置である。
【0116】上記の構成要素を含む無線通信システムに
おいて、特定の通信相手方の氏名、ダイヤル番号情報を
含む電話帳情報を携帯情報装置に登録する実施例につい
て説明する。携帯情報装置から電話帳情報を入力してメ
モリ登録を行なう方法については先に説明したが、本発
明の携帯情報装置は入力キーの数が限定されており、数
字、文字情報を入力する際に不都合を生ずる場合もある
ことから、無線基地局等を含めた無線通信システムとし
て、より簡単に電話帳情報を携帯情報端末に登録する方
法を以下に説明する。
【0117】まず図25に示した無線基地局と図1等に
示した携帯情報端末とを用いてメモリ登録を行なう方法
を説明する。この方法は無線基地局本体に具備された入
力装置から通信相手方の氏名、ダイヤル番号等の情報を
入力し、無線基地局内に設けられた記憶装置に一時的に
蓄積した後、相手方の情報をまとめて携帯情報装置に転
送するものである。
【0118】すなわち1)無線基地局に設けられた操作
キー1203の「登録」キーを操作して、無線基地局の
動作モードを電話帳情報の登録モードに切り替える。
2)次に入力キー1202を操作して、通信相手方の情
報を入力する。入力結果は表示装置1204に表示され
るため、表示情報をモニターしながら入力可能である。
例えば、相手方の氏名とダイヤル番号を電話帳情報とし
て登録する場合には、入力キー1202により氏名情報
を入力した後、操作キー1203の「入力」キーを操作
して氏名情報の入力を確定し、入力キー1202により
ダイヤル番号情報の入力を行ない、更に操作キー120
3の「入力キー」を操作してダイヤル番号情報の入力を
確定する。複数の通信相手方の情報を入力する場合に
は、前述の氏名情報、ダイヤル番号情報の入力操作を繰
り返すこととする。3)そして通信相手方の情報の入力
が終了した場合には、操作キー1203の「電話帳」キ
ーを操作して、電話帳情報の登録モードを終了する。こ
れにより入力された電話帳情報が無線基地局内に一時蓄
積される。4)蓄積された電話帳情報を携帯情報装置に
転送する場合には、無線基地局の操作キー1203の
「転送」キーを操作することにより、携帯情報装置に電
話帳情報が転送され、携帯情報装置に具備された記憶装
置に蓄積される。これにより携帯情報装置のメモリ登録
を完了する。
【0119】このように無線基地局と携帯情報装置とを
用いて携帯情報端末のメモリ登録を行なうと、本発明の
携帯情報装置で入力キーの数が制限されているという欠
点を補完し、無線基地局側の入力装置を用いて容易にメ
モリ登録を行なうことができる。また携帯情報装置のみ
でメモリ登録操作を行うための電力を消費する必要がな
いため、携帯情報装置のバッテリー動作時間を延長する
ことができる。
【0120】上述の実施例では、一つの無線基地局に一
つの携帯情報端末を対応させて登録する方法について説
明したが、一つの基地局に対して複数の携帯情報端末を
対応させて登録する場合には、それぞれの携帯情報端末
に対応した電話帳情報を一時的に記憶する記憶装置を無
線基地局内に具備する構成とすればよい。メモリ登録を
行なう際には、携帯情報端末を識別するための情報を無
線基地局に入力して、その携帯情報端末に対応した電話
帳情報が記憶されている記憶装置にアクセスすることに
より、その携帯情報端末へ入力する相手方の情報を入
力、蓄積し、その携帯情報端末へ電話帳情報を転送す
る。
【0121】次に図24に示した無線通信システムを用
いて携帯情報装置にメモリ登録を行なう方法について説
明する。この方法は伝送装置内に無線通信システムの加
入者情報の登録装置を具備し、まず伝送装置に設けられ
た登録装置にアクセスして、この登録装置内に登録され
た加入者情報から所望の相手方の電話帳情報を指定無線
基地局に転送、無線基地局内の記憶装置に一時蓄積した
後、携帯情報装置に転送するものである。
【0122】すなわち1)無線基地局に設けられた操作
キーの「登録」キーを操作して、無線基地局の動作モー
ドを電話帳情報の登録モードに切り替える。2)入力キ
ー1202を操作して伝送装置内の登録装置へのアクセ
ス情報(例えば、アクセス番号等)を入力し、登録装置
へ接続し、所望の通信相手方を特定する情報を転送し
て、登録装置に登録されている加入者情報を電話帳情報
として無線基地局に逆転送してもらう。3)登録装置か
らの転送情報は無線基地局の表示装置1204に適宜表
示されるものとし、通信相手方の情報の転送が終了した
場合には、操作キー1203の「電話帳」キーを操作し
て、電話帳情報を無線基地局内の記憶装置に一時記憶し
た後、操作キー1203の「電話帳」キーを操作するこ
とにより電話帳情報の登録モードを終了する。4)その
後無線基地局の操作キー1203の「転送」キーを操作
することにより、無線基地局内に一時蓄積された電話帳
情報が携帯情報装置に転送され、携帯情報装置の記憶装
置に蓄積される。
【0123】このように無線通信システムの伝送装置内
に加入者情報を予め登録した登録装置を備え、所望の相
手方の情報を呼び出して、無線端末装置に転送すること
により、携帯情報装置のユーザー自ら電話帳情報を入力
することなく、電話帳を作成することができる。また無
線基地局の入力装置を介して所望の相手方の情報を入力
することにより相手方の情報を容易に入力することがで
きる。
【0124】次に携帯情報装置へのメモリ登録装置を無
線基地局と分離して具備する実施例について、図28を
参照して説明する。2100は本発明の携帯情報装置、
2200は無線基地局、2150は携帯情報装置の電話
帳情報を入力するための登録装置である。この登録装置
は少なくとも数字情報を入力するための入力キー、入力
結果等をモニターするための表示キーを具備する。電話
帳情報の登録操作は前述した登録方法と同様であり、説
明を省略する。
【0125】このように無線基地局と電話帳情報の登録
装置とを分離することにより、無線基地局の設置場所に
よらず、登録作業を行なうことができる。また登録操作
を手元で行なうことができるので、操作性が向上する。
なおこのように無線基地局と登録装置とを分離した構成
においても、先に説明した実施例の通り、伝送装置内に
設けられた登録装置へアクセスすることにより電話帳情
報を作成することも可能である。
【0126】また以上のメモリ登録方法においては、無
線基地局または電話帳情報の登録装置に設けられた一時
記憶装置から無線情報装置への記憶装置へ電話帳情報を
無線で転送する方法で説明したが、図2の接続端子6に
類する接続端子を携帯情報装置に具備し、これをを介し
て無線基地局または登録装置と有線で接続して電話帳情
報を転送する方法を採用することも可能である。特に一
つの無線基地局を複数の携帯情報端末で共用している場
合には、その接続された携帯情報端末に対してのみ電話
帳情報を転送することができるため、情報転送を確実に
行なうことができる。
【0127】以上説明した通り、本発明の携帯情報装置
は複数の入力キーを備えた入力部と、これらのキーの空
間的配置に対応して入力キーの機能名称を表示する表示
部を備えたことを特徴とする。さらに以下のような付加
機能を設けることも可能である。
【0128】例えば入力キーに割り当てられた機能の割
当て設定を記憶する記憶部を備え、入力キーの機能設定
を変更する動作モードにより機能割当てを変更すること
により、操作者により使いやすい携帯情報装置を提供す
ることができる。これは本発明の携帯情報装置の特徴で
ある「入力キー」と「機能表示」とを分離して設定可能
とする構成により初めて実現することができるものであ
る。
【0129】例えば機能割当ての入れ替え方法は、例え
ば巡回的に割当てを変更するモードを備え、図2の1
A、1B、1C、1Dに割り当てられた機能をそっくり
時計回り方向に入れ替えて、1B、1C、1D、1Aに
割り当てる如く割当てを変更する割当て設定モードを設
けることも可能である。
【0130】また上下または左右対象の構造を有する携
帯情報装置の構成例(例えば、図2、図10等に図示し
た携帯情報装置の構成)においては、対象関係にある入
力キーの機能割当てを入れ替えて、その入力キーの割当
て設定を記憶する記憶部を設けることにより、メーカー
は右利き、左利きの装置を区別することなく携帯情報装
置を製造することが可能となり、操作者にあっては操作
者の都合に併せて機能割当てを変更して登録することが
できるという効果を有する。
【0131】また入力キーに割り当てられた機能名称の
表示形態または表示内容を複数種類記憶する記憶部を具
備するように構成することも可能である。例えば漢字カ
ナ混じり、平仮名、カタカナ、ローマ字等の表示例をそ
れぞれ記憶しておき、表示例設定モードで所望の表示例
を設定することにより、例えば漢字の読めない操作者に
とっても操作し易い携帯情報装置を提供することができ
る。また表示文字の書体を複数種類記憶する記憶部を具
備することにより、操作者の趣味、嗜好に合わせて機能
名称の表示を変更することも可能である。
【0132】また入力キーに割り当てられた機能名称の
表示を複数種類の言語に対応した単語を用いて表示する
表示例を記憶する記憶部を具備し、表示例切り替えモー
ドで機能名称の表示例を切り替える構成とすることも可
能である。この場合には日本語の理解できない外国人と
っても簡単に操作することができる携帯情報装置を提供
できる。
【0133】
【発明の効果】本発明の携帯情報装置においては、入力
部と表示部とを分離して配置し、各入力部の機能の名称
を入力部の空間的配置と空間的に対応した表示部の表示
位置に表示させることにより、入力キーに割り当てられ
た各機能を表示部の表示により確認しながら入力キーを
操作することが可能となる。
【0134】また入力キーの数を大幅に削減することが
可能となるため、携帯情報装置本体の表面積を縮小し
て、より携帯性を向上させることができる。また入力部
の配置領域の占有面積よりも表示部の配置領域の占有面
積を大きく構成することにより、各入力部に割り当てら
れた機能の機能名称をより大きく、明確に表示すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯情報装置の第1例の構成を示す
図。
【図2】 本発明の携帯情報装置の第1例の外形形状を
六面図で表した図。
【図3】 本発明の携帯情報装置の表示部における機能
表示の例を示す図。
【図4】 本発明の携帯情報装置に割り当てられた機能
命令の階層構造を示す図。
【図5】 本発明の携帯情報装置に割り当てられた機能
命令の階層構造を示す図。
【図6】 本発明の携帯情報装置に割り当てられた機能
命令の階層構造を示す図。
【図7】 本発明の携帯情報装置に割り当てられた機能
命令の階層構造を示す図。
【図8】 本発明の携帯情報装置に割り当てられた機能
命令の階層構造を示す図。
【図9】 本発明の携帯情報装置の第2例の構成を示す
図。
【図10】 本発明の携帯情報装置の第2例の外形形状
を六面図で表した図。
【図11】 本発明の携帯情報装置の表示部における機
能表示の例を示す図。
【図12】 本発明の携帯情報装置の第3例の構成を示
す図。
【図13】 本発明の携帯情報装置の第4例の構成を示
す図。
【図14】 本発明の携帯情報装置の第5例の構成を示
す図。
【図15】 本発明の携帯情報装置の第6例の構成を示
す図。
【図16】 本発明の携帯情報装置の第7例の構成を示
す図。
【図17】 本発明の携帯情報装置の第8例の構成を示
す図。
【図18】 本発明の携帯情報装置の第9例の構成を示
す図。
【図19】 本発明の携帯情報装置の第10例の構成を
示す図。
【図20】 本発明の携帯情報装置の第11例の構成を
示す図。
【図21】 本発明の携帯情報装置の第12例の構成を
示す図。
【図22】 本発明の携帯情報装置の第13例の構成を
示す図。
【図23】 従来の携帯端末の外形形状構成を示す図。
【図24】 本発明の第一の無線通信システムの概略構
成を示す図。
【図25】 本発明の無線通信システムの無線基地局の
構成を示す図。
【図26】 本発明の無線通信システムの無線基地局の
構成を示すブロック図。
【図27】 本発明の無線通信システムの携帯情報装置
の構成を示すブロック図。
【図28】 本発明の第二の無線通信システムの概略構
成を示す図。
【符号の説明】
1…入力部 2…表示部 3…音声出力部 4…音声入力部 5…電源釦 9…クリップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 隆 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (72)発明者 鈴木 康夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (72)発明者 堀口 浩 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平5−103367(JP,A) 特開 昭61−227499(JP,A) 特開 平1−317097(JP,A) 特開 平2−98263(JP,A) 特開 平4−329050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/27 H04B 1/06 H04B 1/38 H04Q 7/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力キーと、前記入力キーの空間的
    配置に対応させて前記入力キーの機能を表示する表示部
    と、回線接続を行なう相手方の名前情報と相手方の音声
    端末のダイヤル番号情報を記憶する記憶部と、前記記憶
    部に記憶された相手方の名前情報または相手方の音声端
    末のダイヤル番号情報から選択された所定の相手方の音
    声端末へ回線を接続することにより、当該所定の相手方
    との音声通話を行なうための信号処理部、送信部及び受
    信部とを備えた携帯電話装置において、前記機能の割り
    当てられた入力キーの数は4つであって、前記信号処理
    部は、所定の相手方の音声端末へ回線を接続するための
    メモリ発信時に、前記記憶部に記憶された相手方の名前
    情報を前記表示部に表示させ、前記複数の入力キーのう
    ちの2つの入力キーに相手方候補の表示をスクロールさ
    せる機能を割り当て、残りの2つの入力キーに当該回線
    接続手続を進行させるための機能と当該回線接続手続を
    中断させるための機能をそれぞれ割当て、当該4つの入
    力キーのそれぞれに割り当てられたスクロール機能を示
    す矢印、回線接続手続進行を表わす機能名称及び回線接
    続手続中断を表わす機能名称前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】前記複数の入力キーの配置領域と前記表示
    部の配置領域とは空間的に分離されていることを特徴と
    する請求項1記載の携帯電話装置。
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