JP3454917B2 - 破袋装置及びその破袋装置を備えたゴミ袋破袋システム - Google Patents
破袋装置及びその破袋装置を備えたゴミ袋破袋システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ袋を破袋し該ゴミ
袋内のゴミを取り出す破袋装置、及びその破袋装置を備
えたゴミ袋破袋システムに関する。
袋内のゴミを取り出す破袋装置、及びその破袋装置を備
えたゴミ袋破袋システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の破袋装置としては、実開昭57−
39649号公報記載のものに見られるように、装置本
体内に金属鎖を回転自在に設け、装置本体内に投入した
ゴミ袋を金属鎖により叩くことで該ゴミ袋を破袋するよ
うに構成されていた。
39649号公報記載のものに見られるように、装置本
体内に金属鎖を回転自在に設け、装置本体内に投入した
ゴミ袋を金属鎖により叩くことで該ゴミ袋を破袋するよ
うに構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の破袋装置では、金属鎖によりゴミ袋を叩くため、ゴ
ミ袋内の瓶等まで破壊してしまうという問題があり、破
袋後の後工程においてゴミを選別する際、瓶が割れてい
ると選別に手間がかかるとともに、割れた瓶により怪我
をする危険があった。
来の破袋装置では、金属鎖によりゴミ袋を叩くため、ゴ
ミ袋内の瓶等まで破壊してしまうという問題があり、破
袋後の後工程においてゴミを選別する際、瓶が割れてい
ると選別に手間がかかるとともに、割れた瓶により怪我
をする危険があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の破袋装置は、ゴミを収容したゴミ袋を破袋して該ゴミ
袋内のゴミを取り出す破袋装置であって、前記破袋装置
は、所定の間隔を隔てて配設された複数の仕切板上にゴ
ミ袋を載置するとともに、該仕切板間の空間部がゴミの
落下通路に形成されたゴミ袋載置台と、該ゴミ袋載置台
の上方に設けられ、適宜なアクチュエータにより先端部
が前記仕切板間に突入してゴミ袋載置台上に載置された
ゴミ袋を上方から突き刺すよう回動自在に構成されると
ともに、前記仕切板に沿って移動自在に構成された複数
本の破袋棒と、上記載置台の下方に連設され、該載置台
の落下通路を経て落下したゴミを搬送する振動コンベヤ
とから構成されたものである。
の破袋装置は、ゴミを収容したゴミ袋を破袋して該ゴミ
袋内のゴミを取り出す破袋装置であって、前記破袋装置
は、所定の間隔を隔てて配設された複数の仕切板上にゴ
ミ袋を載置するとともに、該仕切板間の空間部がゴミの
落下通路に形成されたゴミ袋載置台と、該ゴミ袋載置台
の上方に設けられ、適宜なアクチュエータにより先端部
が前記仕切板間に突入してゴミ袋載置台上に載置された
ゴミ袋を上方から突き刺すよう回動自在に構成されると
ともに、前記仕切板に沿って移動自在に構成された複数
本の破袋棒と、上記載置台の下方に連設され、該載置台
の落下通路を経て落下したゴミを搬送する振動コンベヤ
とから構成されたものである。
【0005】本発明の請求項2に記載の破袋装置は、ゴ
ミを収容したゴミ袋を破袋して該ゴミ袋内のゴミを取り
出す破袋装置であって、前記破袋装置は、所定の間隔を
隔てて配設された複数の仕切板上にゴミ袋を載置すると
ともに、該仕切板間の空間部がゴミの落下通路に形成さ
れたゴミ袋載置台と、該ゴミ袋載置台の上方に設けら
れ、適宜なアクチュエータにより先端部が前記仕切板間
に突入してゴミ袋載置台上に載置されたゴミ袋を上方か
ら切り裂くよう回動自在に構成されるとともに、前記仕
切板に沿って移動自在に構成された複数本の上部破袋刃
と、上記載置台の下方に連設され、該載置台の落下通路
を経て落下したゴミを搬送する振動コンベヤとから構成
されたものである。
ミを収容したゴミ袋を破袋して該ゴミ袋内のゴミを取り
出す破袋装置であって、前記破袋装置は、所定の間隔を
隔てて配設された複数の仕切板上にゴミ袋を載置すると
ともに、該仕切板間の空間部がゴミの落下通路に形成さ
れたゴミ袋載置台と、該ゴミ袋載置台の上方に設けら
れ、適宜なアクチュエータにより先端部が前記仕切板間
に突入してゴミ袋載置台上に載置されたゴミ袋を上方か
ら切り裂くよう回動自在に構成されるとともに、前記仕
切板に沿って移動自在に構成された複数本の上部破袋刃
と、上記載置台の下方に連設され、該載置台の落下通路
を経て落下したゴミを搬送する振動コンベヤとから構成
されたものである。
【0006】本発明の請求項3に記載の破袋装置は、前
記破袋棒又は前記上部破袋刃の左右には、破袋されたゴ
ミ袋の該破袋棒への絡まりを除去するスクレーパが設け
られたものである。
記破袋棒又は前記上部破袋刃の左右には、破袋されたゴ
ミ袋の該破袋棒への絡まりを除去するスクレーパが設け
られたものである。
【0007】本発明の請求項4に記載の破袋装置は、前
記仕切板には複数個の下部破袋刃が上方に突設されたも
のである。
記仕切板には複数個の下部破袋刃が上方に突設されたも
のである。
【0008】本発明の請求項5に記載の破袋装置は、前
記仕切板には複数個の下部破袋刃が上方に突出して設け
られるとともに、前記仕切板の上面には複数の吐出口が
形成され、これら吐出口が連通路を介して気体供給源に
連通され、開閉弁の開閉操作により気体供給源から供給
される気体を吐出口から上方に噴射するように構成され
たものである。
記仕切板には複数個の下部破袋刃が上方に突出して設け
られるとともに、前記仕切板の上面には複数の吐出口が
形成され、これら吐出口が連通路を介して気体供給源に
連通され、開閉弁の開閉操作により気体供給源から供給
される気体を吐出口から上方に噴射するように構成され
たものである。
【0009】本発明の請求項6に記載のゴミ袋破袋シス
テムは、前記載置台のゴミ袋搬入側には、該載置台にゴ
ミ袋を搬送する搬送コンベヤが連設され、該搬送コンベ
ヤ上にはゴミが収容されたゴミ袋を投入して一時的に貯
留するホッパが設けられるとともに、ホッパの下端部に
形成された排出口には前記搬送コンベヤによって搬送さ
れるゴミ袋の搬送量を一定にするゴミ袋供給調節装置が
設けられ、さらに、前記振動コンベヤの搬出端部にはゴ
ミ袋から取り出されたゴミを適所に排出する排出コンベ
ヤが連設されたものである。
テムは、前記載置台のゴミ袋搬入側には、該載置台にゴ
ミ袋を搬送する搬送コンベヤが連設され、該搬送コンベ
ヤ上にはゴミが収容されたゴミ袋を投入して一時的に貯
留するホッパが設けられるとともに、ホッパの下端部に
形成された排出口には前記搬送コンベヤによって搬送さ
れるゴミ袋の搬送量を一定にするゴミ袋供給調節装置が
設けられ、さらに、前記振動コンベヤの搬出端部にはゴ
ミ袋から取り出されたゴミを適所に排出する排出コンベ
ヤが連設されたものである。
【0010】本発明の請求項7に記載のゴミ袋破袋シス
テムは、前記ゴミ袋供給調整装置は、ゴミ袋を上方から
押圧する複数のローラから構成されるとともに、該ゴミ
袋を破袋するカッタが設けられたものである。
テムは、前記ゴミ袋供給調整装置は、ゴミ袋を上方から
押圧する複数のローラから構成されるとともに、該ゴミ
袋を破袋するカッタが設けられたものである。
【0011】
【作用】本発明の請求項1、2又は6記載の破袋装置及
び破袋装置を備えたゴミ袋破袋システムによれば、ゴミ
袋は、投入口からホッパに投入され、排出口から搬送コ
ンベヤに排出され、ゴミ袋供給調節装置によりゴミ袋の
搬送量を調節しながら破袋装置の載置台に搬送され、こ
の載置台上において破袋棒又は上部破袋刃により上方か
ら突き刺して引っ掻くことで、載置台上の下部破袋刃の
作用と相まって破袋される。このようにゴミ袋を破袋す
ることで取り出されたゴミ袋内のゴミは、載置台の落下
通路を経て振動コンベヤに落下し、振動コンベヤによっ
て排出コンベヤに搬送されて適所に排出される。
び破袋装置を備えたゴミ袋破袋システムによれば、ゴミ
袋は、投入口からホッパに投入され、排出口から搬送コ
ンベヤに排出され、ゴミ袋供給調節装置によりゴミ袋の
搬送量を調節しながら破袋装置の載置台に搬送され、こ
の載置台上において破袋棒又は上部破袋刃により上方か
ら突き刺して引っ掻くことで、載置台上の下部破袋刃の
作用と相まって破袋される。このようにゴミ袋を破袋す
ることで取り出されたゴミ袋内のゴミは、載置台の落下
通路を経て振動コンベヤに落下し、振動コンベヤによっ
て排出コンベヤに搬送されて適所に排出される。
【0012】本発明の請求項3に記載の破袋装置によれ
ば、破袋棒の左右にスクレーパを設けることで、破袋さ
れたゴミ袋が破袋棒及び上部破袋刃に絡まってもこのス
クレーパにより除去する。
ば、破袋棒の左右にスクレーパを設けることで、破袋さ
れたゴミ袋が破袋棒及び上部破袋刃に絡まってもこのス
クレーパにより除去する。
【0013】本発明の請求項4に記載の破袋装置によれ
ば、仕切板に複数個の下部破袋刃を設けることで、破袋
棒又は上部破袋刃の作用と相まってゴミ袋を破袋する。
ば、仕切板に複数個の下部破袋刃を設けることで、破袋
棒又は上部破袋刃の作用と相まってゴミ袋を破袋する。
【0014】本発明の請求項5に記載の破袋装置によれ
ば、開閉弁の開閉操作により気体供給源から供給される
気体を仕切板に形成した吐出口から上方に噴射すること
で、仕切板に設けた下部破袋刃に引っ掛かったゴミ袋を
吹き飛ばす。
ば、開閉弁の開閉操作により気体供給源から供給される
気体を仕切板に形成した吐出口から上方に噴射すること
で、仕切板に設けた下部破袋刃に引っ掛かったゴミ袋を
吹き飛ばす。
【0015】本発明の請求項7に記載のゴミ袋破袋シス
テムによれば、ホッパの排出口から排出されたゴミ袋を
ゴミ袋供給調整装置の複数のローラにより上方から押圧
しながらゴミ袋の供給量を調整するとともに、カッタに
より予めゴミ袋を破袋しておき、破袋装置によるゴミ袋
の破袋を容易にする。
テムによれば、ホッパの排出口から排出されたゴミ袋を
ゴミ袋供給調整装置の複数のローラにより上方から押圧
しながらゴミ袋の供給量を調整するとともに、カッタに
より予めゴミ袋を破袋しておき、破袋装置によるゴミ袋
の破袋を容易にする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0017】図1及び図2は、破袋装置を備えたゴミ袋
破袋システムの全体構成を示している。
破袋システムの全体構成を示している。
【0018】ゴミ袋破袋システムは、ゴミが収容された
ゴミ袋を投入して一時的に貯留するホッパ1と、該ホッ
パ1の排出口から排出されるゴミ袋を搬送する搬送コン
ベヤ2と、該搬送コンベヤ2により搬送されたゴミ袋を
破袋し、ゴミ袋内のゴミを取り出す破袋装置5と、破袋
装置5によりゴミ袋内から取り出されたゴミを適所に排
出する排出コンベヤ9とから構成されている。
ゴミ袋を投入して一時的に貯留するホッパ1と、該ホッ
パ1の排出口から排出されるゴミ袋を搬送する搬送コン
ベヤ2と、該搬送コンベヤ2により搬送されたゴミ袋を
破袋し、ゴミ袋内のゴミを取り出す破袋装置5と、破袋
装置5によりゴミ袋内から取り出されたゴミを適所に排
出する排出コンベヤ9とから構成されている。
【0019】前記ホッパ1は、上面開口が投入口11に
形成されるとともに、下端部に排出口12が形成されて
おり、上記投入口11から投入されたゴミ袋を上記排出
口12から順次排出する。
形成されるとともに、下端部に排出口12が形成されて
おり、上記投入口11から投入されたゴミ袋を上記排出
口12から順次排出する。
【0020】前記搬送コンベヤ2は、前記ホッパ1の排
出口12から排出されたゴミ袋を破袋装置5へ搬送する
ためのもので、本例では、すべり止め用のブロック22
を複数設けたエプロンコンベヤが用いられている。
出口12から排出されたゴミ袋を破袋装置5へ搬送する
ためのもので、本例では、すべり止め用のブロック22
を複数設けたエプロンコンベヤが用いられている。
【0021】また、前記ホッパ1の排出口12には、ゴ
ミ袋供給調節装置3が設けられている。
ミ袋供給調節装置3が設けられている。
【0022】ゴミ袋供給調節装置3は、排出口12から
排出されて搬送コンベヤ2により破袋装置5に搬送され
るゴミ袋の搬送量を一定にするためのもので、図6及び
図7に示すように、調節板31と、該調節板31を上下
に高さ調節する調節部材32とから構成されている。
排出されて搬送コンベヤ2により破袋装置5に搬送され
るゴミ袋の搬送量を一定にするためのもので、図6及び
図7に示すように、調節板31と、該調節板31を上下
に高さ調節する調節部材32とから構成されている。
【0023】前記調節板31は、略中央部で屈折された
略V字状に形成されており、その上端部が前記ホッパ1
の排出口12を挿通して該ホッパ1の側面内側に沿って
配置されるとともに、下端部が前記搬送コンベヤ2の搬
送面21の上方位置に所定の間隔を隔てて略平行に配置
されている。
略V字状に形成されており、その上端部が前記ホッパ1
の排出口12を挿通して該ホッパ1の側面内側に沿って
配置されるとともに、下端部が前記搬送コンベヤ2の搬
送面21の上方位置に所定の間隔を隔てて略平行に配置
されている。
【0024】前記調節部材32は、前記ホッパ1の側面
外側に固設された支持部材33にネジ棒34が螺入さ
れ、そのネジ棒34の下端が前記調節板31の下端部上
面に固設されてなり、ネジ棒34を所定位置でナット3
5により固定することで、前記搬送コンベヤ2の搬送面
に対する調節板31の高さ位置を調節することができ
る。すなわち、調節板31の下端部と搬送コンベヤ2の
搬送面21とで形成される間隔によりこの間を通るゴミ
袋の搬送量を制限し、ゴミ袋の搬送量を一定にする。
外側に固設された支持部材33にネジ棒34が螺入さ
れ、そのネジ棒34の下端が前記調節板31の下端部上
面に固設されてなり、ネジ棒34を所定位置でナット3
5により固定することで、前記搬送コンベヤ2の搬送面
に対する調節板31の高さ位置を調節することができ
る。すなわち、調節板31の下端部と搬送コンベヤ2の
搬送面21とで形成される間隔によりこの間を通るゴミ
袋の搬送量を制限し、ゴミ袋の搬送量を一定にする。
【0025】前記破袋装置5は、図3乃至図5に示すよ
うに、搬送コンベヤ2により搬送されてくるゴミ袋を載
置する載置台6と、該載置台6の上方に設けられた破袋
駆動部7と、上記載置台6でのゴミ袋の破袋により取り
出されたゴミを前記排出コンベヤ9(図1参照)に搬送
する振動コンベヤ8とから構成されている。
うに、搬送コンベヤ2により搬送されてくるゴミ袋を載
置する載置台6と、該載置台6の上方に設けられた破袋
駆動部7と、上記載置台6でのゴミ袋の破袋により取り
出されたゴミを前記排出コンベヤ9(図1参照)に搬送
する振動コンベヤ8とから構成されている。
【0026】前記破袋駆動部7は、基台72上に前記振
動コンベヤの送り方向(以下、この方向を説明の便宜
上、前後方向という。)と平行に往復運動自在に設置さ
れた支持台73と、該支持台73の前後に軸支された2
本の軸部材74,74にそれぞれ複数本設けられた作動
アーム75と、該作動アーム75の先端に設けられた破
袋棒71とを備えている。
動コンベヤの送り方向(以下、この方向を説明の便宜
上、前後方向という。)と平行に往復運動自在に設置さ
れた支持台73と、該支持台73の前後に軸支された2
本の軸部材74,74にそれぞれ複数本設けられた作動
アーム75と、該作動アーム75の先端に設けられた破
袋棒71とを備えている。
【0027】前記支持台73は、前記基台72の上面に
設置されたレール76に沿って摺動自在に設置されると
ともに、前記基台72上に設置された駆動装置77に回
転円盤78aと連結棒78bとからなる往復駆動手段7
8を介して連結されており、駆動装置77の駆動により
往復駆動手段78を介して上記レール76に沿って前後
方向に往復運動するよう構成されている。
設置されたレール76に沿って摺動自在に設置されると
ともに、前記基台72上に設置された駆動装置77に回
転円盤78aと連結棒78bとからなる往復駆動手段7
8を介して連結されており、駆動装置77の駆動により
往復駆動手段78を介して上記レール76に沿って前後
方向に往復運動するよう構成されている。
【0028】前記2本の軸部材74,74の一端にはシ
リンダ79の伸縮ロッド79aが連結アーム79bを介
して連結されており、このシリンダ79の伸縮ロッド7
9aの伸縮作動により各軸部材74に設けられた作動ア
ーム75が連動して上下方向に回動する。
リンダ79の伸縮ロッド79aが連結アーム79bを介
して連結されており、このシリンダ79の伸縮ロッド7
9aの伸縮作動により各軸部材74に設けられた作動ア
ーム75が連動して上下方向に回動する。
【0029】前記破袋棒71は、前記作動アーム75の
先端に略直角に延設されており、前記シリンダ79の作
動による作動アーム75の回動に伴い上下方向に回動す
るとともに、前記駆動装置77による支持台73の往復
運動により前後方向に移動する。
先端に略直角に延設されており、前記シリンダ79の作
動による作動アーム75の回動に伴い上下方向に回動す
るとともに、前記駆動装置77による支持台73の往復
運動により前後方向に移動する。
【0030】詳しくは、破袋棒71は、以下に示す〜
を1サイクルとして運動するよう駆動装置77及びシ
リンダ79の駆動が制御されている。
を1サイクルとして運動するよう駆動装置77及びシ
リンダ79の駆動が制御されている。
【0031】ゴミ袋供給側となる最前方において最上
方に回動配置された位置(図3の実線参照)。
方に回動配置された位置(図3の実線参照)。
【0032】最上方から下方に回動して破袋棒71の
先端が前記載置台6に達する位置(図3の一点鎖線参
照)。
先端が前記載置台6に達する位置(図3の一点鎖線参
照)。
【0033】最下方を保持して最後方に移動した位置
(図3の二点鎖線参照)。
(図3の二点鎖線参照)。
【0034】最後方において、最下方から最上方に回
動した位置。
動した位置。
【0035】最上方を保持して最後方から最前方に移
動した位置。
動した位置。
【0036】また、各破袋棒71は、基台72の上面に
それぞれ設けられた左右一対のスクレーパ721(図5
参照)を挿通して配置されている。このスクレーパ72
1は、例えば可撓性を有するゴム製のものが使用されて
おり、図5に示すように、前記破袋棒71を左右から挟
み込むV字状に且つ前後方向にブラケット722を介し
て配置されている。
それぞれ設けられた左右一対のスクレーパ721(図5
参照)を挿通して配置されている。このスクレーパ72
1は、例えば可撓性を有するゴム製のものが使用されて
おり、図5に示すように、前記破袋棒71を左右から挟
み込むV字状に且つ前後方向にブラケット722を介し
て配置されている。
【0037】前記載置台6は、枠体61に複数枚の仕切
板62が前後方向に且つ左右に所定の間隔を隔てて配置
されたもので、該仕切板62,62間の空間部がゴミの
落下通路になる。仕切板62,62間の落下通路の間隔
は、これら仕切板62によりゴミ袋が支持でき、且つゴ
ミ袋の破袋により取り出されたゴミが落下通路この落下
通路を円滑に落下できる程度に適宜設定される。
板62が前後方向に且つ左右に所定の間隔を隔てて配置
されたもので、該仕切板62,62間の空間部がゴミの
落下通路になる。仕切板62,62間の落下通路の間隔
は、これら仕切板62によりゴミ袋が支持でき、且つゴ
ミ袋の破袋により取り出されたゴミが落下通路この落下
通路を円滑に落下できる程度に適宜設定される。
【0038】前記仕切板62には複数の下部破袋刃63
が上方へ突設されている。下部破袋刃63は、ゴミ袋を
破袋するためのもので、ゴミ袋の破袋時にゴミが絡みに
くいように本例のような三角形状や、もくしは半円形状
等に形成される。
が上方へ突設されている。下部破袋刃63は、ゴミ袋を
破袋するためのもので、ゴミ袋の破袋時にゴミが絡みに
くいように本例のような三角形状や、もくしは半円形状
等に形成される。
【0039】そして、このように構成された載置台6
は、前記振動コンベヤ8上にブロック65を介して載置
されている。
は、前記振動コンベヤ8上にブロック65を介して載置
されている。
【0040】前記振動コンベヤ8は、駆動装置82によ
り搬送面81を振動させることで、ゴミを前記排出コン
ベヤ9に搬送するもので、前記仕切板62,62間の落
下通路を挿通して落下したゴミを支持し搬送する。この
振動コンベヤ8による振動は、前記ブロック65を介し
て載置台6にも伝達されるため、この振動により載置台
6上に載置されたゴミ袋も振動コンベヤ8の搬送方向と
同方向に移動する。
り搬送面81を振動させることで、ゴミを前記排出コン
ベヤ9に搬送するもので、前記仕切板62,62間の落
下通路を挿通して落下したゴミを支持し搬送する。この
振動コンベヤ8による振動は、前記ブロック65を介し
て載置台6にも伝達されるため、この振動により載置台
6上に載置されたゴミ袋も振動コンベヤ8の搬送方向と
同方向に移動する。
【0041】次に、上述のように構成された破袋装置を
備えたゴミ袋破袋システムの動作について説明する。
備えたゴミ袋破袋システムの動作について説明する。
【0042】まず、ゴミ袋は投入口11からホッパ1に
投入され、排出口12から搬送コンベヤ2に排出され、
ゴミ袋供給調節装置3によりゴミ袋の搬送量を調節しな
がら破袋装置5の載置台6上に搬送される。
投入され、排出口12から搬送コンベヤ2に排出され、
ゴミ袋供給調節装置3によりゴミ袋の搬送量を調節しな
がら破袋装置5の載置台6上に搬送される。
【0043】載置台6上に搬送されたゴミ袋は、振動コ
ンベヤ8の振動が該載置台6に伝わっているため、この
振動により該載置台6上で振動コンベヤ8の搬送方向と
同方向に搬送される。このようにゴミ袋が搬送されてい
る際に、破袋棒71が上述した〜を1サイクルとし
て連続作動することで、載置台6上の下部破袋刃63の
作用と相まって破袋される。
ンベヤ8の振動が該載置台6に伝わっているため、この
振動により該載置台6上で振動コンベヤ8の搬送方向と
同方向に搬送される。このようにゴミ袋が搬送されてい
る際に、破袋棒71が上述した〜を1サイクルとし
て連続作動することで、載置台6上の下部破袋刃63の
作用と相まって破袋される。
【0044】詳しくは、まず、からの動作により破
袋棒71がゴミ袋を突き刺すことで、該ゴミ袋に切り目
を作る。続いて破袋棒71を〜へ動作させること
で、ゴミ袋の切り目から該ゴミ袋を破袋してゴミ袋内の
ゴミを取り出す。
袋棒71がゴミ袋を突き刺すことで、該ゴミ袋に切り目
を作る。続いて破袋棒71を〜へ動作させること
で、ゴミ袋の切り目から該ゴミ袋を破袋してゴミ袋内の
ゴミを取り出す。
【0045】このゴミ袋の破袋の際において、一般に使
用されているプラスチック製のゴミ袋は、一旦切り目が
できると該切り目から容易に割れるため、上記〜の
破袋棒71の動作により簡単に破袋することができる。
この破袋動作とともに、仕切板62には下部破袋刃63
が設けられているため、ゴミ袋は前記振動コンベヤ8に
より振動する下部破袋刃63によっても破袋されること
になり、これにより上述の破袋棒71による破袋と相ま
ってゴミ袋を確実に破袋することができる。
用されているプラスチック製のゴミ袋は、一旦切り目が
できると該切り目から容易に割れるため、上記〜の
破袋棒71の動作により簡単に破袋することができる。
この破袋動作とともに、仕切板62には下部破袋刃63
が設けられているため、ゴミ袋は前記振動コンベヤ8に
より振動する下部破袋刃63によっても破袋されること
になり、これにより上述の破袋棒71による破袋と相ま
ってゴミ袋を確実に破袋することができる。
【0046】なお、破袋棒71がゴミ袋に突入した時
に、該破袋棒71がゴミ袋内の瓶と当接するものの、瓶
は通常丸みをおびたものが多く滑り易いため破袋棒71
から逃げることができ、破袋棒71により破壊されるこ
とは起こりにくい。
に、該破袋棒71がゴミ袋内の瓶と当接するものの、瓶
は通常丸みをおびたものが多く滑り易いため破袋棒71
から逃げることができ、破袋棒71により破壊されるこ
とは起こりにくい。
【0047】この後、破袋棒71は、〜の動作によ
り最後方において最下方から最上方に回動し、この最上
方の位置を保持して最後方から最前方に移動して元の位
置に復帰する。
り最後方において最下方から最上方に回動し、この最上
方の位置を保持して最後方から最前方に移動して元の位
置に復帰する。
【0048】ここで、前記破袋棒71は左右のスクレー
パ721間を摺動しながら上述した動作を行っているた
め、破袋したゴミ袋が破袋棒71に絡まっても元の位置
に復帰する際にスクレーパ721によって除去される。
パ721間を摺動しながら上述した動作を行っているた
め、破袋したゴミ袋が破袋棒71に絡まっても元の位置
に復帰する際にスクレーパ721によって除去される。
【0049】そして、上述したゴミ袋の破袋動作によっ
て取り出されたゴミは、振動コンベヤ8の振動による仕
切板62の振動に助長され、仕切板62間の落下通路を
経て振動コンベヤ8の搬送面上に落下し、この振動コン
ベヤ8により排出コンベヤ9に搬送され、該排出コンベ
ヤ9により適所に排出されて瓶や缶等の選別作業が行わ
れる。
て取り出されたゴミは、振動コンベヤ8の振動による仕
切板62の振動に助長され、仕切板62間の落下通路を
経て振動コンベヤ8の搬送面上に落下し、この振動コン
ベヤ8により排出コンベヤ9に搬送され、該排出コンベ
ヤ9により適所に排出されて瓶や缶等の選別作業が行わ
れる。
【0050】図8は、本発明の請求項2に記載の破袋装
置を示している。なお、前述した破袋装置と同様の部材
には同符号を付し、説明は省略する。
置を示している。なお、前述した破袋装置と同様の部材
には同符号を付し、説明は省略する。
【0051】この破袋装置100には、前述した実施例
における破袋装置の破袋棒の変わりに、上部破袋刃11
0が設けられている。
における破袋装置の破袋棒の変わりに、上部破袋刃11
0が設けられている。
【0052】上部破袋刃110は、図9に示すように、
その基端が作動アーム75の先端に設けられ、先端部に
刃111が形成されている。この刃111は、所定の刃
先角θ1に形成されるとともに、刃タケLが長く形成さ
れており、所定の刃先角θ1を持たせることで、破袋時
において下方へ押し付ける作用を発生させるとともに、
刃タケLを長くすることでゴミ袋が刃111に引っ掛か
りにくくしている。
その基端が作動アーム75の先端に設けられ、先端部に
刃111が形成されている。この刃111は、所定の刃
先角θ1に形成されるとともに、刃タケLが長く形成さ
れており、所定の刃先角θ1を持たせることで、破袋時
において下方へ押し付ける作用を発生させるとともに、
刃タケLを長くすることでゴミ袋が刃111に引っ掛か
りにくくしている。
【0053】また、仕切板62に設けた下部破袋刃12
0は、図10に示すように、刃先角θ2を小さくするこ
とでゴミ袋が刃121に当たり易いようにしている。
0は、図10に示すように、刃先角θ2を小さくするこ
とでゴミ袋が刃121に当たり易いようにしている。
【0054】さらに、上記下部破袋刃120を設けた仕
切板62には、図11及び図12に示すように、その上
面に複数の吐出口130が形成されている。これら吐出
口130は仕切板62の内部に形成された連通路131
を介してホース132に接続されており、各仕切板62
に接続された各ホース132は、連通管133を介して
図13に示すエアコンプレッサ、ブロワ等の空気供給源
(気体供給源)134に接続されている。
切板62には、図11及び図12に示すように、その上
面に複数の吐出口130が形成されている。これら吐出
口130は仕切板62の内部に形成された連通路131
を介してホース132に接続されており、各仕切板62
に接続された各ホース132は、連通管133を介して
図13に示すエアコンプレッサ、ブロワ等の空気供給源
(気体供給源)134に接続されている。
【0055】なお、図13における符号135は、エア
の供給を制御するソレノイドバルブ(開閉弁)であり、
該ソレノイドバルブ135はバルブON/OFF制御回
路136による制御信号に基づいてソレノイドを励磁も
くしは消磁させることで開閉するように構成されてい
る。
の供給を制御するソレノイドバルブ(開閉弁)であり、
該ソレノイドバルブ135はバルブON/OFF制御回
路136による制御信号に基づいてソレノイドを励磁も
くしは消磁させることで開閉するように構成されてい
る。
【0056】このように構成された破袋装置100は、
上部破袋刃110が前述した実施例の破袋棒と同様に上
下に回動するとともに、前後に往復移動することで前記
からの動作を行い、これにより仕切板62に設けた
下部破袋刃120の作用と相まってゴミ袋を破袋する。
このゴミ破袋動作時において、上部破袋刃110の刃1
11が所定の刃先角θ1に形成されていることで、ゴミ
袋を下方へ押し付ける力が大きく作用するとともに、下
部破袋刃120の刃121の刃先角θ2を小さくしてい
ることで、この刃121にゴミ袋が当たり易く、これに
よりゴミ袋を確実に破袋することができる。
上部破袋刃110が前述した実施例の破袋棒と同様に上
下に回動するとともに、前後に往復移動することで前記
からの動作を行い、これにより仕切板62に設けた
下部破袋刃120の作用と相まってゴミ袋を破袋する。
このゴミ破袋動作時において、上部破袋刃110の刃1
11が所定の刃先角θ1に形成されていることで、ゴミ
袋を下方へ押し付ける力が大きく作用するとともに、下
部破袋刃120の刃121の刃先角θ2を小さくしてい
ることで、この刃121にゴミ袋が当たり易く、これに
よりゴミ袋を確実に破袋することができる。
【0057】また、上部破袋刃110の刃111は、そ
の刃タケLを長く形成しているのでゴミ袋が刃111に
引っ掛かりにくい。
の刃タケLを長く形成しているのでゴミ袋が刃111に
引っ掛かりにくい。
【0058】そして、このようにゴミ袋を破砕している
際に、仕切板62に設けた下部破袋刃120にゴミ袋が
引っ掛かった場合には、バルブON/OFF制御回路1
36から制御信号を出力してソレノイドを励磁させるこ
とでソレノイドバルブ135を開状態し、空気供給源1
34から圧縮空気を連通管133、ホース132、連通
路131を経て吐出口130に供給し、該吐出口130
から上方に噴射させる。これによって下部破袋刃120
に引っ掛かっているゴミ袋は上方に吹き飛ばされ、下部
破袋刃120から容易に除去することができる。
際に、仕切板62に設けた下部破袋刃120にゴミ袋が
引っ掛かった場合には、バルブON/OFF制御回路1
36から制御信号を出力してソレノイドを励磁させるこ
とでソレノイドバルブ135を開状態し、空気供給源1
34から圧縮空気を連通管133、ホース132、連通
路131を経て吐出口130に供給し、該吐出口130
から上方に噴射させる。これによって下部破袋刃120
に引っ掛かっているゴミ袋は上方に吹き飛ばされ、下部
破袋刃120から容易に除去することができる。
【0059】図14及び図15は、本発明の請求項7に
記載のゴミ袋破袋システムのゴミ袋供給調整装置の構成
を示している。
記載のゴミ袋破袋システムのゴミ袋供給調整装置の構成
を示している。
【0060】このゴミ袋供給調整装置140は、ホッパ
1の排出口12に近接配置された複数のローラ141を
備えたもので、これらローラ141はフレーム142に
搬送コンベア2の搬送方向と直交する方向にそれぞれ平
行に設けられている。
1の排出口12に近接配置された複数のローラ141を
備えたもので、これらローラ141はフレーム142に
搬送コンベア2の搬送方向と直交する方向にそれぞれ平
行に設けられている。
【0061】フレーム142の基端部は、搬送コンベア
2の両側に立設された支柱143に回動自在に支持さ
れ、これによってフレーム142に設けられた各ローラ
141が上下方向に回動自在に構成されている。
2の両側に立設された支柱143に回動自在に支持さ
れ、これによってフレーム142に設けられた各ローラ
141が上下方向に回動自在に構成されている。
【0062】さらに、フレーム142の略中央部には、
カッタ144が取付部材145を介して設けられてい
る。
カッタ144が取付部材145を介して設けられてい
る。
【0063】このカッタ144は、例えば超音波カッタ
が用いられており、接続された超音波振動コントローラ
146(図15参照)により該超音波カッタに超音波振
動を連続的に与えることで、この超音波カッタの先端に
接するゴミ袋を溶融させて切断する。
が用いられており、接続された超音波振動コントローラ
146(図15参照)により該超音波カッタに超音波振
動を連続的に与えることで、この超音波カッタの先端に
接するゴミ袋を溶融させて切断する。
【0064】このように構成されたゴミ袋供給調整装置
140は、ホッパ1の排出口12から排出されたゴミ袋
を各ローラ141により下方に押圧しながら供給するこ
とで、ゴミ袋の供給量を調整するとともに、カッタ14
4の先端にゴミ袋が触れることで、この触れた部分が溶
融切断されて前述した破袋装置に搬送する。
140は、ホッパ1の排出口12から排出されたゴミ袋
を各ローラ141により下方に押圧しながら供給するこ
とで、ゴミ袋の供給量を調整するとともに、カッタ14
4の先端にゴミ袋が触れることで、この触れた部分が溶
融切断されて前述した破袋装置に搬送する。
【0065】上述したようにカッタ144は、ゴミ袋に
刃を押しつけて切断するものでなく、ゴミ袋との接触に
より切断を行うものであるため、不用意にゴミ袋内のゴ
ミを破損させることがないとともに、ゴミ袋内への押し
つけによるゴミの飛散がなく、しかもホッパ1での貯留
や排出により形状が複雑になったゴミ袋でも用意に切断
することができる。
刃を押しつけて切断するものでなく、ゴミ袋との接触に
より切断を行うものであるため、不用意にゴミ袋内のゴ
ミを破損させることがないとともに、ゴミ袋内への押し
つけによるゴミの飛散がなく、しかもホッパ1での貯留
や排出により形状が複雑になったゴミ袋でも用意に切断
することができる。
【0066】そして、予め切断されたゴミ袋は破袋装置
により本格的に破袋されるのであるが、破袋装置の破袋
棒又は破袋刃によるゴミ袋破袋時に、上記切断部をきっ
かけに容易に且つ確実にゴミ袋が破袋できる。
により本格的に破袋されるのであるが、破袋装置の破袋
棒又は破袋刃によるゴミ袋破袋時に、上記切断部をきっ
かけに容易に且つ確実にゴミ袋が破袋できる。
【0067】なお、ローラ141による下方への押圧
は、ローラ141及びフレーム142による自重や、こ
の自重の他にフレーム142に錘をつけてもよいし、ま
た、シリンダ等により機械的に押圧するように構成して
もよい。
は、ローラ141及びフレーム142による自重や、こ
の自重の他にフレーム142に錘をつけてもよいし、ま
た、シリンダ等により機械的に押圧するように構成して
もよい。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
記載の破袋装置によれば、破袋棒の動作によりゴミ袋内
の瓶等のゴミを破壊することなくゴミ袋のみを破袋する
ことができ、ゴミ袋の破袋により取り出されたゴミの選
別を容易に行うことができる。本発明の請求項2に記載
の破袋装置によれば、ゴミの破袋を破袋刃により行うの
で、破砕が確実に行われ、且つゴミ袋が破袋刃に引っ掛
かることも防ぐことができる。
記載の破袋装置によれば、破袋棒の動作によりゴミ袋内
の瓶等のゴミを破壊することなくゴミ袋のみを破袋する
ことができ、ゴミ袋の破袋により取り出されたゴミの選
別を容易に行うことができる。本発明の請求項2に記載
の破袋装置によれば、ゴミの破袋を破袋刃により行うの
で、破砕が確実に行われ、且つゴミ袋が破袋刃に引っ掛
かることも防ぐことができる。
【0069】本発明の請求項3に記載の破袋装置によれ
ば、破袋棒の左右にスクレーパを設けることで、破袋さ
れたゴミ袋が破袋棒に絡まってもこのスクレーパにより
除去することができ、破袋棒又は破袋刃による円滑なゴ
ミ袋の破袋を行うことができる。
ば、破袋棒の左右にスクレーパを設けることで、破袋さ
れたゴミ袋が破袋棒に絡まってもこのスクレーパにより
除去することができ、破袋棒又は破袋刃による円滑なゴ
ミ袋の破袋を行うことができる。
【0070】本発明の請求項4に記載の破袋装置によれ
ば、仕切板に複数個の破袋刃を設けることで、破袋棒又
は破袋刃の作用と相まってゴミ袋の破袋をより容易に且
つ確実に行うことができる。
ば、仕切板に複数個の破袋刃を設けることで、破袋棒又
は破袋刃の作用と相まってゴミ袋の破袋をより容易に且
つ確実に行うことができる。
【0071】本発明の請求項5に記載の破袋装置によれ
ば、開閉弁の開閉操作により気体供給源から供給される
気体を仕切板に形成した吐出口から上方に噴射すること
で、仕切板に設けた破袋刃に引っ掛かったゴミ袋を吹き
飛ばすことができ、仕切板に設けた破袋刃からゴミ袋を
容易に除去でき、ゴミ袋の破袋を円滑に行うことができ
る。
ば、開閉弁の開閉操作により気体供給源から供給される
気体を仕切板に形成した吐出口から上方に噴射すること
で、仕切板に設けた破袋刃に引っ掛かったゴミ袋を吹き
飛ばすことができ、仕切板に設けた破袋刃からゴミ袋を
容易に除去でき、ゴミ袋の破袋を円滑に行うことができ
る。
【0072】本発明の請求項6に記載の破袋装置を備え
たゴミ袋破袋システムによれば、大量のゴミ袋を円滑に
破袋して該ゴミ袋内のゴミを破壊することなく順次取り
出せ、ゴミを選別に良好な状態で排出することができ
る。
たゴミ袋破袋システムによれば、大量のゴミ袋を円滑に
破袋して該ゴミ袋内のゴミを破壊することなく順次取り
出せ、ゴミを選別に良好な状態で排出することができ
る。
【0073】本発明の請求項7に記載のゴミ袋破袋シス
テムによれば、ホッパの排出口から排出されたゴミ袋を
ゴミ袋供給調整装置の複数のローラにより上方から押圧
しながらゴミ袋の供給量を調整するとともに、カッタに
より予めゴミ袋を破袋しておくことで、破袋装置による
ゴミ袋を容易にしかも確実に破袋することができる。
テムによれば、ホッパの排出口から排出されたゴミ袋を
ゴミ袋供給調整装置の複数のローラにより上方から押圧
しながらゴミ袋の供給量を調整するとともに、カッタに
より予めゴミ袋を破袋しておくことで、破袋装置による
ゴミ袋を容易にしかも確実に破袋することができる。
【図1】破袋装置を備えたゴミ袋破袋システムの全体構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図2】破袋装置を備えたゴミ袋破袋システムの全体構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図3】破袋装置の構成を示す側面図である。
【図4】破袋装置の構成を示す平面図である。
【図5】破袋装置の構成を示す断面図である。
【図6】ゴミ袋供給調節装置の構成を示す側面図であ
る。
る。
【図7】ゴミ袋供給調節装置の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明の請求項2に記載の破袋装置を示す側面
図である。
図である。
【図9】上部破袋刃の形状を示す側面図である。
【図10】仕切板に設けた下部破袋刃の形状を示す側面
図である。
図である。
【図11】本発明の請求項5に記載の破袋装置の一部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図12】吐出口及び連通路が形成された仕切板の断面
図である。
図である。
【図13】吐出口から気体を噴出するための構成を示す
概略図である。
概略図である。
【図14】請求項7に記載のゴミ袋破袋システムのゴミ
袋供給調節装置の構成を示す側面図である。
袋供給調節装置の構成を示す側面図である。
【図15】請求項7に記載のゴミ袋破袋システムのゴミ
袋供給調節装置の構成を示す斜視図である。
袋供給調節装置の構成を示す斜視図である。
1 ホッパ
2 搬送コンベヤ
3 ゴミ袋供給調節装置
5 破袋装置
6 ゴミ袋載置台
62 仕切板
63 下部破袋刃
71 破袋棒
721 スクレーパ
8 振動コンベヤ
9 排出コンベヤ
100 破袋装置
110 上部破袋刃
120 下部破袋刃
130 吐出口
134 空気供給源(気体供給源)
135 ソレノイドバルブ(開閉弁)
140 ゴミ袋供給調整装置
141 ローラ
144 カッタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山元 尚
名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東
海旅客鉄道株式会社内
(72)発明者 鳥居 元二
名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東
海旅客鉄道株式会社内
(72)発明者 筒井 陽一郎
兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和
工業株式会社 環境システム事業部内
(72)発明者 櫻井 龍也
兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和
工業株式会社 環境システム事業部内
(72)発明者 村岡 良太
兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和
工業株式会社 環境システム事業部内
(56)参考文献 特開 昭55−16839(JP,A)
実開 昭51−134981(JP,U)
実開 昭64−39844(JP,U)
実開 昭58−63047(JP,U)
実開 昭56−146449(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B02C 18/00 - 18/44
B65F 5/00 - 9/00
B09B 1/00 - 5/00
B65B 69/00 101
Claims (7)
- 【請求項1】 ゴミを収容したゴミ袋を破袋して該ゴミ
袋内のゴミを取り出す破袋装置であって、 前記破袋装置は、所定の間隔を隔てて配設された複数の
仕切板上にゴミ袋を載置するとともに、該仕切板間の空
間部がゴミの落下通路に形成されたゴミ袋載置台と、 該ゴミ袋載置台の上方に設けられ、適宜なアクチュエー
タにより先端部が前記仕切板間に突入してゴミ袋載置台
上に載置されたゴミ袋を上方から突き刺すよう回動自在
に構成されるとともに、前記仕切板に沿って移動自在に
構成された複数本の破袋棒と、 上記載置台の下方に連設され、該載置台の落下通路を経
て落下したゴミを搬送する振動コンベヤとから構成され
たことを特徴とする破袋装置。 - 【請求項2】 ゴミを収容したゴミ袋を破袋して該ゴミ
袋内のゴミを取り出す破袋装置であって、 前記破袋装置は、所定の間隔を隔てて配設された複数の
仕切板上にゴミ袋を載置するとともに、該仕切板間の空
間部がゴミの落下通路に形成されたゴミ袋載置台と、 該ゴミ袋載置台の上方に設けられ、適宜なアクチュエー
タにより先端部が前記仕切板間に突入してゴミ袋載置台
上に載置されたゴミ袋を上方から切り裂くよう回動自在
に構成されるとともに、前記仕切板に沿って移動自在に
構成された複数本の上部破袋刃と、 上記載置台の下方に連設され、該載置台の落下通路を経
て落下したゴミを搬送する振動コンベヤとから構成され
たことを特徴とする破袋装置。 - 【請求項3】 前記破袋棒又は前記上部破袋刃の左右に
は、破袋されたゴミ袋の該破袋棒への絡まりを除去する
スクレーパが設けられた請求項1又は2記載の破袋装
置。 - 【請求項4】 前記仕切板には複数個の下部破袋刃が上
方に突設された請求項1又は2記載の破袋装置。 - 【請求項5】 前記仕切板には複数個の下部破袋刃が上
方に突出して設けられるとともに、前記仕切板の上面に
は複数の吐出口が形成され、これら吐出口が連通路を介
して気体供給源に連通され、開閉弁の開閉操作により気
体供給源から供給される気体を吐出口から上方に噴射す
るように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記
載の破袋装置。 - 【請求項6】 前記載置台のゴミ袋搬入側には、該載置
台にゴミ袋を搬送する搬送コンベヤが連設され、該搬送
コンベヤ上にはゴミが収容されたゴミ袋を投入して一時
的に貯留するホッパが設けられるとともに、ホッパの下
端部に形成された排出口には前記搬送コンベヤによって
搬送されるゴミ袋の搬送量を一定にするゴミ袋供給調節
装置が設けられ、さらに、前記振動コンベヤの搬出端部
にはゴミ袋から取り出されたゴミを適所に排出する排出
コンベヤが連設されたことを特徴とする請求項1又は2
記載の破袋装置を備えたゴミ袋破袋システム。 - 【請求項7】 前記ゴミ袋供給調整装置は、ゴミ袋を上
方から押圧する複数のローラから構成されるとともに、
該ゴミ袋を破袋するカッタが設けられてなる請求項6記
載のゴミ袋破袋システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12147094A JP3454917B2 (ja) | 1993-06-04 | 1994-06-02 | 破袋装置及びその破袋装置を備えたゴミ袋破袋システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-134929 | 1993-06-04 | ||
JP13492993 | 1993-06-04 | ||
JP12147094A JP3454917B2 (ja) | 1993-06-04 | 1994-06-02 | 破袋装置及びその破袋装置を備えたゴミ袋破袋システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751589A JPH0751589A (ja) | 1995-02-28 |
JP3454917B2 true JP3454917B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=26458827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12147094A Expired - Fee Related JP3454917B2 (ja) | 1993-06-04 | 1994-06-02 | 破袋装置及びその破袋装置を備えたゴミ袋破袋システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3454917B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2953454B2 (ja) | 1998-02-18 | 1999-09-27 | 日本電気株式会社 | 破袋装置 |
CN111959990B (zh) * | 2020-08-20 | 2023-05-30 | 常州工学院 | 一种垃圾分类处理装置 |
CN112357393A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-02-12 | 南京义合辉贸易有限公司 | 一种具备分离垃圾袋功能的分类垃圾箱 |
CN112938070B (zh) * | 2021-02-05 | 2022-12-09 | 营口中科华宝环境科技有限公司 | 一种垃圾处理用传输装置 |
CN113501232A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-10-15 | 以农环境工程有限公司 | 一种垃圾回收过程中破袋装置及破袋方法 |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP12147094A patent/JP3454917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0751589A (ja) | 1995-02-28 |
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