JP3454570B2 - 電磁成形装置 - Google Patents

電磁成形装置

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JP3454570B2
JP3454570B2 JP14784894A JP14784894A JP3454570B2 JP 3454570 B2 JP3454570 B2 JP 3454570B2 JP 14784894 A JP14784894 A JP 14784894A JP 14784894 A JP14784894 A JP 14784894A JP 3454570 B2 JP3454570 B2 JP 3454570B2
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誠一 嶺岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルによって生成さ
れる磁界と、ワークに誘起される二次電流との関係から
磁束集中部材とワークとの間隙に作用する力を用いて該
ワークを電磁成形する電磁成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公昭43−24270号公報
に開示されるように、パイプ等の管状部材に対して縮管
加工、拡管加工等の塑性成形を行うために電磁成形(pu
lse magnetic forming)装置が用いられている。図7に
示されるように、この電磁成形装置1は、基本的には、
略円筒状に形成され、内部に設けられたコイル2によっ
て変化磁界を生成させるコイル部材3と、前記コイル部
材3内に装着され内部に略円筒状のワーク4を収容する
ための孔部が画成された磁束集中部材5と、ワーク4の
上部を縮径するためのテーパ部が形成された成形金型6
とから構成される。なお、参照符号9は電磁成形装置1
が載置される架台を示している。
【0003】前記磁束集中部材5の内周面は、内方の中
心に向かって突出する環状凸部7と環状部8とから形成
されている。この場合、前記環状凸部7とワーク4とは
間隙Aだけ離間し、環状部8とワーク4とは間隙Bだけ
離間している。
【0004】前記電磁成形装置1によって発生する電磁
成形力F(N)は、F=IBlと表される。ここで、I
は、磁束集中部材5に誘起する電流(A)、Bは、磁束
集中部材5に発生する磁束の磁束密度(T)、lは、ワ
ーク4の加工部の長さ(m)を夫々表している。この場
合、前記コイル2に通電された電流によって変化磁界が
生成され、前記変化磁界によってワーク4に誘起電流
(二次電流)を生じさせる。前記コイル部材3に形成さ
れた磁束は、磁束集中部材5の内周面とワーク4の外周
面との間に画成された間隙の広狭に対応して集中し、前
記間隙が狭小であればある程、高い磁束密度からなる磁
束が発生する。従って、間隙Bよりも狭小な間隙Aで
は、より大なる成形圧力である電磁成形力が生成される
(図8参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、電磁成形力をより増大させるために磁束
集中部材5の内周面とワーク4の外周面との間隙Aを、
従来に比較してより一層狭小にした場合、磁束集中部材
5の内周面とワークの外周面とが接触し易くなるという
不都合がある。
【0006】すなわち、磁束集中部材5の孔部に対して
ワーク4を予め位置決めして収容した場合であっても、
前記磁束集中部材5の孔部の軸線X1 に対するワーク4
の軸線X2 がずれたり(図9A参照)、あるいはワーク
4が傾倒することにより(図9B参照)、磁束集中部材
5の内周面とワーク4の外周面とが接触して短絡導通
し、結局、磁束集中部材5に誘導電流(二次電流)が流
れて好適に磁場を生成することができないという不都合
がある。このことは、図9Cに示されるように、磁束集
中部材5とワーク4との間に異物9aが進入し、前記異
物9aを介して磁束集中部材5とワーク4とが短絡導通
する場合も同様である。
【0007】また、磁束集中部材5の孔部内に収容され
るワーク4が位置ずれ等を生じないように図示しない位
置決め手段等を介して位置決めを行う場合には、前記磁
束集中部材5からワーク4を着脱することが煩雑とな
り、成形効率が劣化するという不都合もある。
【0008】本発明は、前記の不都合を克服するために
なされたものであり、磁束集中部材とワークとが接触す
ることなく前記磁束集中部材とワークとによって画成さ
れる間隙のより一層の狭小化を図るとともに、成形効率
を劣化させることなく電磁成形力を増強することが可能
な電磁成形装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、コイルによって生成される磁界と、ワ
ークに誘起される二次電流との関係から磁束集中部材と
ワークとの間隙に作用する力を用いて該ワークを電磁成
形する装置において、前記ワークと前記磁束集中部材と
の間隙にエアーを送風することにより、前記ワークと磁
束集中部材との間隙を略均一とするエアー供給手段を設
けることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、ワークと前記磁束集中部
材との間隙にエアーを送風することにより、前記ワーク
と磁束集中部材との間隙を略均一とするエアー供給手段
と、前記間隙に送風されるエアーの流速・流量を制御す
るエアー流量制御機構と、を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の本発明に係る電磁成形装置では、ワーク
に対して縮管加工または拡管加工を施す際、エアー供給
手段によってワークと前記磁束集中部材との間隙にエア
ーを送風し、ワークと磁束集中部材との間の全ての間隙
を略均一の状態にすることができる。このように位置決
めされた状態でワークに対し電磁成形が施される。従っ
て、ワークと磁束集中部材との間隙を狭小化した場合で
あっても、前記ワークと磁束集中部材とが接触して短絡
導通することを防止することが可能となる。
【0012】また、エアー流量制御機構を介してワーク
と磁束集中部材との間隙に送風されるエアーの流速・流
量を制御することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る電磁成形装置について好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0014】図1は、本発明の第1実施例に係る電磁成
形装置を示す概略構成断面図である。
【0015】この第1実施例に係る電磁成形装置10は
縮管加工をする場合に使用される点に特徴がある。前記
電磁成形装置10は、架台12上に載置され合成樹脂等
の絶縁材料で形成される略円筒状のコイル部材14と、
内周面の上部側に環状凸部15が形成され、前記環状凸
部15の円周方向に沿って複数のノズル部16a〜16
d(図2参照)が等間隔離間して設けられた略円筒状の
磁束集中器18と、前記磁束集中器18の孔部内に接触
することなく間隙Bを介して収容される略円筒状のワー
ク20と、前記ワーク20の孔部内に収納され、絶縁材
料によって形成される型形成部材22とから構成され
る。前記型成形部材22の上部23は、先端部に向かっ
て縮径して形成されている。なお、前記ノズル部16a
〜16dのノズル径は、夫々略同一に画成されているも
のとする。
【0016】前記コイル部材14の外周面は絶縁材料に
よって形成された補強部材24によって囲繞され、前記
補強部材24は外部に磁束が洩れることを防止する機能
を営むものである。前記磁束集中器18には、底面部か
ら軸線方向に沿って延在するとともに、内周面側に折曲
して夫々のノズル部16a〜16dに連通する複数の通
路26a〜26dが画成されている。なお、前記架台1
2には、エアーによって磁束集中器18とワーク20と
の間に付着する塵埃を吹き飛ばし、前記吹き飛ばされた
塵埃を排出するための孔部28、並びに前記通路26a
〜26dに連通する孔部30が夫々画成されている。
【0017】前記コイル部材14の内部には、エアー流
通用の流体通路32を有するコイル34が環状に且つ連
続して配設されている。前記コイル34内の流体通路3
2の一端部にはエアー供給源36が接続され、前記流体
通路32の他端部には途中から分岐して磁束集中器18
の通路26a〜26dに夫々連通する管路38a〜38
dが接続される。従って、エアー供給源36から供給さ
れたエアーは、コイル34内の流体通路32、管路38
a〜38dおよび通路26a〜26dを介してノズル部
16a〜16dからワーク20に向かって噴射される。
前記エアー供給源36とノズル部16a〜16dとの間
には、図2に示されるように、夫々のノズル部16a〜
16dから噴射されるエアーの流速を制御するエアー流
量制御機構40が接続されている。なお、前記コイル3
4には該コイル34に通電するための図示しない電源を
接続しておく。
【0018】このエアー流量制御機構40は、4つのノ
ズル部16a〜16dが夫々略90°の角度で等間隔に
離間して環状に配設され、ノズル部16a〜16dに夫
々連通する管路38a〜38dを介してエアー供給源3
6に夫々接続されている。さらに、夫々のノズル部16
a〜16dの近傍には、軸部材42を回転中心として矢
印方向に所定角度回動することにより、夫々のノズル部
16a〜16dから噴射されるエアーの流速を制御する
回動板44を付勢するドライバ46a〜46dが付設さ
れ、各ドライバ46a〜46dはコントローラ48に接
続されている。夫々のノズル部16a〜16dの間には
磁束集中器18の内周面とワーク20の外周面とによっ
て画成される間隙C(図1参照)の量を検出するクリア
ランス測定部材50a〜50dが夫々配設され、各クリ
アランス測定部材50a〜50dは、夫々演算部52に
接続されている。前記演算部52の出力信号はコントロ
ーラ48に導入されている。
【0019】本発明の第1実施例に係る電磁成形装置1
0は、基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0020】先ず、図1に示されるように、磁束集中器
18と型形成部材22との間に、例えば、アルミニウ
ム、銅等の材料からなる円筒状のワーク20を予め収容
しておく。この場合、前記ワーク20は何ら位置決めさ
れることなく収容されている。
【0021】このような状態において、図示しない電源
を駆動してコイル34に通電するとともに、エアー供給
源36を付勢してノズル部16a〜16dからワーク2
0の外周面に対してエアーを噴射する。前記エアー供給
源36から供給されたエアーは、コイル34の内部に画
成された流体通路32、管路38a〜38dおよび通路
26a〜26dを介して各ノズル部16a〜16dから
夫々噴射される。なお、コイル34の内部に画成された
流体通路32をエアーが流通する際、前記エアーは、コ
イル34の発熱を冷却する機能を営み、該コイル34の
耐久性を向上させることが可能となる。
【0022】ここで、磁束集中器18の内周面とワーク
20の外周面との間隙C1 〜C4 を環状に配設されたク
リアランス測定部材50a〜50dで測定し(図2参
照)、その検出信号を演算部52に導出する。前記演算
部52では、予め記憶されたプログラムに基づいて演算
を行い、磁束集中器18の内周面とワーク20の外周面
との間隙C1 〜C4 が円周上の任意の部位において均一
となるようにコントローラ48に信号を導出する。コン
トローラ48が前記信号に基づいて各ドライバ46a〜
46dを付勢することによって、回転板44は軸部材4
2を中心として所定角度回動し、管路38a〜38d内
のエアーの流通量を夫々調節する。従って、各ノズル部
16a〜16dから噴射されるエアーの流速が夫々制御
され、磁束集中器18の内周面とワーク20の外周面と
の間隙Cが円周上のすべての部位で均一となる。この結
果、前記間隙Cを可能とされる範囲で最大限に狭小化し
た場合であっても、ワーク20と磁束集中器18とが接
触しない状態で電磁成形を行うことができる。
【0023】例えば、図3Aに示されるように、ワーク
20の中心O1 がノズル部16d側に偏位して磁束集中
器18の中心O2 と一致しない位置に収容されている場
合、クリアランス測定部材50a〜50dは夫々間隙C
1 〜C4 に対応する検出信号を演算部52に導出する。
演算部52では、間隙C1 〜C4 の量が夫々異なること
から、前記間隙C1 〜C4 の量が均一となるように演算
し、その演算に基づいてコントローラ48に信号を導出
する。コントローラ48では、ノズル部16bから噴射
されるエアーの流速よりもノズル部16dから噴射され
るエアーの流速が大となるように、ドライバ46b、4
6dに信号を導出する。一方のドライバ46dはノズル
部16dの流速が大となるように、他方のドライバ46
bはノズル部16bの流速が小となるように、夫々回動
板44を所定角度回動させてエアーの流通流量を制御す
る。この結果、ワーク20がノズル部16b側に微小距
離だけ偏位して、図3Bに示されるように、ワーク20
の中心O1 と磁束集中器18の中心O2 とが一致し、間
隙C1 =間隙C2 =間隙C3 =間隙C4 となる位置、す
なわち、磁束集中器18の内周面とワーク20の外周面
との間隙Cが円周上のすべての部位で均一となる位置に
ワーク20が位置決めされる。結局、間隙Cの量を従来
に比較して狭小化した場合であっても、ワーク20は磁
束集中器18に接触することなく位置決めされる。
【0024】また、磁束集中器18の内周面とワーク2
0の外周面との間隙Cに塵埃が付着した場合であって
も、エアーによって前記塵埃を吹き飛ばして孔部28か
ら外部に排出することができ、磁束集中器18とワーク
20とが短絡して導通することを防止することができ
る。
【0025】このようにしてワーク20が磁束集中器1
8内に位置決めされた状態において、通電されたコイル
34から発生する磁束が、磁束集中器18とワーク20
との間隙Cに集中して磁場が形成されるとともに、ワー
ク20に誘起電流(二次電流)が誘起される。前記誘起
電流と磁束との関係に基づいて型形成部材22の軸線方
向と略直交する方向からワーク20の上部側を押圧する
力が作用する(フレミングの左手の法則)。この結果、
図4に示されるように、円筒状のワーク20の上部側が
縮径する縮管加工を施すことができる。
【0026】次に、本発明の第2実施例に係る電磁成形
装置60を図5に示す。
【0027】この電磁成形装置60は、図6に示される
ように、ワーク70の略中央部に対し拡管加工をする場
合に用いられる点に特徴がある。前記電磁成形装置は、
架台62上に載置され、合成樹脂等の絶縁材料で形成さ
れる略円柱状のコイル部材64と、前記コイル部材64
に外嵌され、外部に向かって膨出する環状凸部65に複
数のノズル部66a〜66d(但し、ノズル部66b、
66dは図示せず)が等間隔に離間して配設された略円
筒状の磁束集中器68と、前記磁束集中器68の環状凸
部65に接触することなく間隙Cを介して収容される略
円筒状のワーク70と、前記ワーク70の外周側に収容
され、絶縁材料によって形成される型形成部材72とか
ら構成される。前記型形成部材72の中央には環状凹部
74が画成されている。前記ノズル部66a〜66dの
ノズル径が夫々略同一に画成されている点は、第1実施
例と同様である。
【0028】前記磁束集中器68には、底面部から中央
部まで延在し内周面側に折曲して夫々ノズル部66a〜
66dに連通する複数の通路76a〜76d(但し、通
路76b、76dは図示せず)が画成されている。な
お、前記架台62には、エアーによって磁束集中器68
とワーク70との間に付着する塵埃を吹き飛ばし、前記
吹き飛ばされた塵埃等を排出するための孔部78、並び
に前記通路76a〜76dに連通する孔部80が夫々画
成されている。
【0029】前記コイル部材64の内部には、エアー流
通用の流体通路82を有するコイル84が環状に且つ連
続して配設されている。前記コイル84内の流体通路8
2の一端部にはエアー供給源86が接続され、前記流体
通路82の他端部には途中から分岐して磁束集中器68
の通路76a〜76dに夫々連通する管路88a〜88
d(但し、管路88b、88dは図示せず)が接続され
ている。
【0030】なお、前記エアー供給源86とノズル部6
6a〜66dとの間には、第1実施例と同様に構成さ
れ、夫々のノズル部66a〜66dから噴射されるエア
ーの流速を制御するエアー流量制御機構(図示せず)が
接続されている。
【0031】本発明の第2実施例に係る電磁成形装置6
0は、基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、
この電磁成形装置60は、第1実施例に係る電磁成形装
置10と同様の動作並びに作用効果を有するため、異な
る点についてのみ説明する。
【0032】第2実施例に係る電磁成形装置60では、
複数のノズル部66a〜66dからワーク70の内周面
に向かってエアーを噴射し、該ワーク70の内周面を押
圧することにより、磁束集中器68の環状凸部65とワ
ーク70の内周面との間隙Cが円周上のすべての部位で
均一となるように位置決めされる。
【0033】なお、前記第1、第2実施例に係る電磁成
形装置10、60では、ノズル部およびクリアランス測
定部材をそれぞれ4個ずつ設けて説明しているが、これ
に限定されるものではなく、等間隔に複数個のノズル部
およびクリアランス測定部材を配設すればよいことは勿
論である。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る電磁成形装置によれば、以
下の効果が得られる。
【0035】すなわち、エアー供給手段を設けることに
より、ワークと磁束集中部材とが接触することがなく、
該ワークと磁束集中部材との間の全ての間隙を略均一の
状態にすることができる。従って、ワークと磁束集中部
材との間隙をより一層狭小とすることができ、前記間隙
の狭小化を図ることにより、成形効率を劣化させること
なく、ワークに作用する力である電磁成形力を増強する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電磁成形装置を示す
概略構成断面図である。
【図2】図1に示す電磁成形装置を構成するエアー流量
制御機構の概略構成図である。
【図3】図3Aおよび図3Bは、図2に示すエアー流量
制御機構の動作を示す説明図である。
【図4】電磁成形を施す前のワークと、縮管加工を施し
たワークとを示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る電磁成形装置を示す
概略構成断面図である。
【図6】電磁成形を施す前のワークと、拡管加工を施し
たワークとを示す斜視図である。
【図7】従来技術に係る電磁成形装置を示す概略構成断
面図である。
【図8】従来技術に係る電磁成形装置において、間隙A
と成形性との関係を示す説明図である。
【図9】図9A〜図9Cは、図7に示す電磁成形装置に
おける解決すべき課題を説明するための図である。
【符号の説明】
10、60…電磁成形装置 12、62…架
台 14、64…コイル部材 15…環状凸部 16a〜16d、66a〜66d…ノズル部 18、68…磁束集中器 20、70…ワ
ーク 22、72…型成形部材 24…補強部材 26a〜26d、76a〜76d…通路 28、30、78、80…孔部 32、82…流
体通路 34、84…コイル 36、86…エ
アー供給源 38a〜38d、88a〜88d…管路 40…エアー流量制御機構 44…回動板 46a〜46d…ドライバ 48…コントロ
ーラ 50a〜50d…クリアランス測定部材 52…演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−106628(JP,A) 特開 平6−238356(JP,A) 特公 昭43−24270(JP,B1) 特公 昭40−21753(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 26/14 B21D 43/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルによって生成される磁界と、ワーク
    に誘起される二次電流との関係から磁束集中部材とワー
    クとの間隙に作用する力を用いて該ワークを電磁成形す
    る装置において、 前記ワークと前記磁束集中部材との間隙にエアーを送風
    することにより、前記ワークと磁束集中部材との間隙を
    略均一とするエアー供給手段を設けることを特徴とする
    電磁成形装置。
  2. 【請求項2】コイルによって生成される磁界と、ワーク
    に誘起される二次電流との関係から磁束集中部材とワー
    クとの間隙に作用する力を用いて該ワークを電磁成形す
    る装置において、 前記ワークと前記磁束集中部材との間隙にエアーを送風
    することにより、前記ワークと磁束集中部材との間隙を
    略均一とするエアー供給手段と、 前記間隙に送風されるエアーの流速・流量を制御するエ
    アー流量制御機構と、 を備えることを特徴とする電磁成形装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、エ
    アー供給手段は、磁束集中手段に設けられ、等間隔離間
    して環状に配設された複数のノズル部を有することを特
    徴とする電磁成形装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装
    置において、エアー流量制御機構は、ワークと磁束集中
    部材との間隙量を検出する複数のクリアランス測定部材
    と、前記クリアランス測定部材からの検出信号が導入さ
    れ、ワークと磁束集中部材との間隙を略均一とする演算
    を行う演算部と、前記演算部からの信号に基づいて複数
    のドライバを付勢・滅勢し、複数のノズル部に連通する
    夫々の通路を流通するエアーの流速・流量を制御するコ
    ントローラとを含むことを特徴とする電磁成形装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装
    置において、コイル内にエアーが流通する通路を画成す
    ることを特徴とする電磁成形装置。
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