JP3454498B2 - 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン - Google Patents

消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン

Info

Publication number
JP3454498B2
JP3454498B2 JP27201598A JP27201598A JP3454498B2 JP 3454498 B2 JP3454498 B2 JP 3454498B2 JP 27201598 A JP27201598 A JP 27201598A JP 27201598 A JP27201598 A JP 27201598A JP 3454498 B2 JP3454498 B2 JP 3454498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
colorant
weight
water
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27201598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000103997A (ja
Inventor
伸二 辻尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Color Products Corp
Original Assignee
Sakura Color Products Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17507951&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3454498(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sakura Color Products Corp filed Critical Sakura Color Products Corp
Priority to JP27201598A priority Critical patent/JP3454498B2/ja
Priority to US09/400,628 priority patent/US6306930B1/en
Publication of JP2000103997A publication Critical patent/JP2000103997A/ja
Priority to US09/841,571 priority patent/US6706782B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3454498B2 publication Critical patent/JP3454498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/16Writing inks
    • C09D11/17Writing inks characterised by colouring agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D105/00Coating compositions based on polysaccharides or on their derivatives, not provided for in groups C09D101/00 or C09D103/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/16Writing inks
    • C09D11/18Writing inks specially adapted for ball-point writing instruments

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な消去性イン
キ組成物及びこれを用いた水性ボールペンに関する。
【0002】
【従来技術】消去性インキは、紙面上に文字、図面等を
筆記した場合、これらの描線を消しゴムで消すことがで
きるという特徴を有するものであり、サインペン等に用
いられている。
【0003】このような消去性インキは従来から知られ
ており、例えば0℃以下の造膜温度もしくは0℃以下の
ガラス転移温度を有する樹脂、粒子径1〜20μの着色
樹脂球状粒子及び水を含有し、インキ粘度5〜35mP
a・secであることを特徴とする消去性インキがある
(特開平5−279614号)。
【0004】しかしながら、上記の消去性インキでは、
その描線を完全に消去することができず、消去性という
点ではなお改善する余地がある。特に、高い筆圧で筆記
した場合、その描線が認識できなくなるまで消去するこ
とは不可能である。この問題は、特に筆圧が高くなる傾
向にあるボールペン用インキとして用いる場合にはより
顕著となる。しかも、上記インキをボールペン用インキ
として用いようとする場合、インキが十分流出せず、そ
のままではボールペンに使用することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、特
に、高い筆圧で筆記しても比較的容易に消すことができ
る消去性インキ組成物を提供することを主な目的とす
る。また、本発明は、水性ボールペン用の消去性インキ
組成物、さらにその組成物をインキとして用いた水性ボ
ールペンを提供することをも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来技術の
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、粒径が
一定範囲内に制御された着色剤を含むインキを採用する
ことによって、上記目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、下記の消去性インキ
組成物及びこれを用いた水性ボールペンに係るものであ
る。
【0008】1.少なくとも着色剤を含む水性インキ組
成物であって、当該着色剤の平均粒径が2μm以上であ
り、かつ、粒径1.8μm以下のものが着色剤中1.6
重量%以下であることを特徴とする消去性インキ組成
物。
【0009】2.少なくとも着色剤を含む水性インキ組
成物であって、当該着色剤の平均粒径が7μm以下であ
り、かつ、粒径7μm以上のものが着色剤中0.5重量
%以下であることを特徴とする消去性インキ組成物。
【0010】3.少なくとも着色剤を含む水性インキ組
成物であって、当該着色剤の平均粒径が2〜7μmであ
り、かつ、粒径1.8μm以下のものが着色剤中1.6
重量%以下、粒径7μm以上のものが着色剤中0.5重
量%以下であることを特徴とする消去性インキ組成物。
【0011】4.上記第1項〜第3項のいずれかに記載
の水性ボールペン用消去性インキ組成物。
【0012】5.上記第4項に記載の組成物をインキと
して用いた水性ボールペン。
【0013】
【発明の実施の形態】着色剤としては、後記の粒度分布
を示すものであれば特に制限されない。すなわち、着色
剤の種類としては、公知の水性インキ等で用いられてい
るものを採用することができる。例えば、酸化チタン、
カーボンブラック、群青、コバルトブルー、酸化クロ
ム、べんがら、黒鉛等の無機顔料、C.I.ピグメントブラ
ック1、C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントブ
ルー15、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメン
トバイオレット19等の有機顔料が使用できる。その他
にも、蛍光顔料、蓄光顔料等も用いることができる。ま
た、いわゆるカラー樹脂球も本発明の着色剤として使用
できる。カラー樹脂球としては、例えば、樹脂球(アク
リル系樹脂、スチレン系樹脂等)に染料又は顔料を含有
させたもの、樹脂球を染料によって着色したもの等が挙
げられる。さらに、本発明では、コピー用トナー等も使
用できる。これら着色剤は、単独で又は2種以上で用い
ることができる。この中でも、カラー樹脂球を用いるの
が好ましい。
【0014】本発明において、これら着色剤は次のよう
に粒径制御されていることが必要である。すなわち、着
色剤の平均粒径が2μm以上であり、かつ、粒径1.8
μm以下のものが着色剤中1.6重量%以下であるこ
と、又は着色剤の平均粒径が7μm以下であり、かつ、
粒径7μm以上のものが着色剤中0.5重量%以下であ
ることが必要である。
【0015】特に、本発明では、着色剤の平均粒径が2
〜7μm(好ましくは2〜5μm)であり、かつ、粒径
1.8μm以下のものが着色剤中1.6重量%以下、粒
径7μm以上のものが着色剤中0.5重量%以下(好ま
しくは0.1重量%以下)の粒度分布に制御されている
ことが好ましい。この粒度分布の制御については、例え
ば自然沈降、遠心分離、フィルター濾過等の公知の分級
方法によって行うことができる。
【0016】なお、本発明にいう平均粒径は重量平均粒
径を示す。これは、液相沈降法の光透過法(測定装置
「CAPA−700」堀場製作所製)により重量累積分
布を求め、分布50重量%の粒径を平均粒径として算出
した。沈降は遠心分離により行い、着色剤の粒子の比重
は真比重を用いて計算した。
【0017】また、着色剤の形状は、特に制限されず、
球状、多角形状、扁平状、繊維状等のいずれであっても
良いが、本発明では球状が好ましく、特に真球に近いほ
ど好ましい。
【0018】着色剤の含有量は、他の成分との関係で適
宜設定すれば良く、通常1〜40重量%程度、好ましく
は3〜20重量%とすれば良い。40重量%を超える場
合は粘度が高くなりすぎてインキの流出性が悪くなり、
1重量%未満の場合は十分な着色性能が得られないこと
がある。
【0019】本発明の消去性インキ組成物は、さらに水
溶性高分子を含んでいても良い。水溶性高分子は、水溶
性である限りは天然高分子、合成高分子、半合成高分子
等のいずれであっても良く、また公知のゲルインキのゲ
ル化剤として用いられているものもそのまま使用でき
る。これらは、1種又は2種以上を用いることができ
る。この中でもキサンタンガム、カルボキシルメチルセ
ルロース、グアーガム、プルラン、ラムザンガム、ウエ
ランガム、サクシノグルカン等の多糖類が好ましく、特
に下記一般式で示される多糖類がより好ましい。
【0020】
【化1】
【0021】(式中、Mはナトリウム、カリウム及びリ
チウムから選ばれるアルカリ金属を示し、nは1000
〜3000である。) 上記一般式で示される多糖類は、優れたチキソトロピー
性、曳糸性、流出性等をインキ組成物に有効に与えるこ
とができる。このような特性をもつ多糖類として、例え
ば「ラムザンガム」(三晶(株)製)等の市販品を用い
ることができる。この多糖類は、特に優れたチキソトロ
ピー性を有し、インキ組成物に適度な粘性と流出性をよ
り有効に付与することができる。このため、これをボー
ルペン用インキとして用いる場合には、インクタンク内
においてはインキ粘度が高いのでペン先からインキ洩れ
することがなく、また着色剤の分離もない。その一方で
筆記時のボールの回転により剪断力が加わわるとインキ
粘度が低下して良好な流出性を発揮する。
【0022】水溶性高分子の含有量は、他の成分との関
係で適宜設定すれば良く、通常0.1〜4重量%程度、
好ましくは0.2〜0.6重量%とすれば良い。4重量
%を超える場合は粘度が高くなりすぎてインキの流出性
が悪くなるおそれがあり、また0.1重量%未満の場合
はインキが分離するおそれがある。
【0023】本発明では、さらに必要に応じて分散剤、
湿潤剤、防腐剤、防カビ剤、防錆剤、粘度調整剤、pH
調整剤等の公知の水性インキで用いられる各種添加剤も
適宜配合することができる。、分散剤は、特に着色剤の
分散性を高めるものであり、例えば、ナフタレンスルホ
ン酸ソーダホルマリン縮合物、高級アルコール硫酸エス
テルソーダ、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ等の陰
イオン系界面活性剤、ポリエチレングリコールアルキル
エーテル、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエ
ーテル、ポリエチレングリコールラウリルエーテル等の
非イオン系界面活性剤等を使用できる。この中でも、陰
イオン系界面活性剤が好ましく、特にナフタレンスルホ
ン酸ソーダホルマリン縮合物がより好ましい。分散剤の
添加量は、通常0.01〜1重量%程度、好ましくは
0.1〜0.5重量%とすれば良い。
【0024】湿潤剤は、特にインキの乾燥速度を所望の
範囲に調整するものである。湿潤剤を添加することによ
り、保存性、キャップオフ性等をさらに向上させること
が可能となる。具体的には、例えばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、1,8−プロパンジオール、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
1,4−ブタンジオール、2,3−ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ヘキシレングリコールも
チオジグリコール等の二価アルコール、グリセリン、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、3−メ
チルペンタン−1,3,5−トリオール、ジグリセリ
ン、ソルビット等の多価アルコール、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル等のグリコールエーテルの他、ピロリド
ン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミ
ド等が使用できる。これらは1種又は2種以上を使用す
ることができる。これらの中でも、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン等が好ましい。
湿潤剤の添加量は、通常1〜30重量%程度、好ましく
は2〜25重量%とすれば良い。
【0025】防腐剤・防カビ剤としては、例えばソルビ
タン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフ
ェノールナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2
−ベンズイソチアゾリン3−オン、2,3,5,6−テ
トラクロロ−4(メチルスルフォニル)ピリジン、ベン
ズイミダゾール系化合物等を使用できる。これらは1種
又は2種以上を使用することができる。これらの中で
も、特に安息香酸ナトリウム等が好ましい。防腐剤・防
カビ剤の添加量は、通常0.2〜3重量%程度、好まし
くは0.5〜2重量%とすれば良い。
【0026】またさらに、本発明では、その効果を妨げ
ない範囲内で造膜樹脂として知られている樹脂類も適宜
配合することもできる。樹脂類としては、スチレン−ブ
タジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ク
ロロプレンゴム等の合成ゴム、ラテックス等の天然ゴム
が挙げられる。これらは1種又は2種以上を使用するこ
とができる。これらの中でも、スチレン−ブタジエンゴ
ム、天然ゴム等が好ましい。樹脂類の添加量は、通常1
0〜30重量%程度、好ましくは15〜25重量%とす
れば良い。
【0027】本発明組成物の溶媒も、公知の水性インキ
で用いられるものと同様のものを使用でき、例えば水
(又は水系溶媒)を使用できる。この場合の水の使用量
は、所望の粘度、他の成分の種類・添加量等によって適
宜決定すれば良く、通常は総量で60〜95重量%程
度、好ましくは70〜80重量%とすれば良い。
【0028】本発明組成物の粘度は、最終製品の用途等
に応じて適宜設定すれば良いが、通常は100〜100
00mPa・s程度、好ましくは500〜5000mP
a・sとすれば良い。なお、粘度は、各成分の配合等に
より適宜調節することができる。本発明におけるインキ
粘度は、ELD型粘度計を用い、3°(R14)コーン
回転数0.5rpm(20℃)の条件下で測定した値
を示す。
【0029】本発明組成物は、基本的には公知の水性イ
ンキの製法と同様にして調製すれば良い。例えば、着色
剤及び分散剤以外の成分をまず水に添加した後、粒度分
布が調整された着色剤を撹拌しながら徐々に配合すれば
良い。着色剤の粒度分布の調整は、顔料、カラー樹脂球
等の着色剤に必要に応じて分散剤を添加した後、撹拌し
ながら水で希釈し、これによって得られた分散液を用い
て遠心分離等により分級を行えば良い。
【0030】本発明組成物は、実質的にあらゆる種類の
筆記具、印刷等に適用することができる。筆記具として
は、例えばマーカー、サインペン、ボールペン等のいず
れにも用いることができる。特に、その優れた消去性か
らボールペン(水性ボールペン)用としても最適であ
る。
【0031】本発明の水性ボールペンは、インキとして
本発明の消去性インキ組成物を用いるほかは、公知のボ
ールペン用部材を採用すれば良い。例えば、インキ収容
管も、公知の材料・大きさのものをそのまま適用でき
る。インキ収容管の材質としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂製パイプ、その他にも
金属製パイプが採用できる。また、ボールペンチップに
ついても公知の水性ボールペンで用いられているものと
同様の材質・構造を採用できる。
【0032】ボールペンの組み立ては、公知のボールペ
ン組立方法に従えば良い。例えば、本発明の消去性イン
キ組成物を、洋白ボールペンチップ(ボール材質:超硬
合金、セラミックス等)を一端に取り付けたポリプロピ
レン製インキ収容管に充填してボールペンレフィールと
し、次いで本体にボールペンレフィールを取り付け、尾
栓を装着した後、ボールペンレフィールを遠心分離機に
より管中の空気を除去すれば、本発明の水性ボールペン
を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の消去性インキ組成物は、特に一
定範囲に制御された粒度分布を有する着色剤を含んでい
るので、良好な定着性を維持しつつ、より優れた消去性
を発揮できる。
【0034】消去性に優れていることから、このインキ
組成物で紙等に筆記された描線は消しゴムで容易に消す
ことができる。特に、高い筆圧で筆記した場合であって
も、容易に消すことができる。この点において、本発明
インキ組成物は、筆圧が比較的高くなるボールペン用イ
ンキとしても最適である。
【0035】一方、定着性が良好であるので、その描線
は手で擦る程度では容易に消えない。他方、筆記された
描線の経時的安定性にも優れており、時間の経過ととも
に消えにくくなるようなことはなく、例えば1ヶ月経過
後でも消しゴムで容易に消すことができる。
【0036】また、本発明の組成物では、造膜樹脂を使
用しなくても所定の消去性が得られるので、筆記後にお
ける造膜樹脂の変質による消去性の低下、保存時におけ
るインキ中での造膜樹脂の分離、ペン先での造膜樹脂の
固化等の問題を一挙に解決することができる。すなわ
ち、本発明インキ組成物は、経時安定性、保存性、イン
キ流出性、キャップオフ性等においても優れた効果を発
揮することができる。
【0037】加えて、本発明インキ組成物を水溶性高分
子によりゲル化した場合は、これらの、経時安定性、保
存性、インキ流出性、キャップオフ性等においてより一
層優れた効果が発揮される。従って、従来の消去性イン
キのように分離・沈降したり、ペン中で目詰まりするこ
とはない。また、インキ流出性も優れているので、描線
が途切れるようなこともない。さらには、キャップオフ
性においては、造膜樹脂を比較的多く含む従来の消去性
インキではペン先で造膜が起こってペンが使用できなく
なるのに対し、本発明組成物では、例えば24時間放置
した後であっても支障なく筆記することが可能である。
【0038】このような特徴を有する本発明の消去性イ
ンキ組成物は、各種のサインペン用インキ、マーカー用
インキ、印刷用インキ等に有用である。殊に、本発明イ
ンキ組成物は、ボールペン用インキとしても最適であ
る。
【0039】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特
徴を一層明確にする。
【0040】実施例1 着色剤(青色樹脂球(綜研化学製、樹脂:アクリル樹
脂、染料:スダンブルーB))をデスパーに入れ、希釈
分散液とし、3時間撹拌した。得られた分散液を用いて
遠心分離により分級を行い、粒径2.5〜4μmの範囲
に調整した。一方、水溶性高分子としてラムザンガム
0.35重量部、湿潤剤としてエチレングリコール3.
5重量部、分散剤としてナフタレンスルホン酸ソーダホ
ルマリン縮合物0.5重量部、防腐剤として安息香酸ナ
トリウム1重量部を水に溶解させて混合した。この溶液
を撹拌しながら、分級された着色剤15重量部を徐々に
添加し、添加後も3時間撹拌を行い、インキ組成物を得
た。このインキ組成物の水の総量は79.65重量部と
した。
【0041】実施例2 着色剤、水溶性高分子、湿潤剤、防腐剤及び水を下記の
配合としたほかは、実施例1と同様にしてインキ組成物
を調製した。なお、着色剤の粒度は、粒径0.5〜4.
5μmを実施例1と同様にして分級し、2μm以下をカ
ットしたものを用いた。
【0042】 着色剤:群青(ブルー02(ホリデーピグメンツ製)) 10重量部 水溶性高分子:キサンタンガム 0.4重量部 湿潤剤:グリセリン 5重量部 分散剤:ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物0.5重量部 防腐剤:安息香酸ナトリウム 1重量部 水 83.1重量部 実施例3 着色剤、水溶性高分子、湿潤剤、防腐剤及び水を下記の
配合としたほかは、実施例1と同様にしてインキ組成物
を調製した。なお、着色剤の粒度は、平均粒径5.9μ
mのものを実施例1と同様にして分級し、2.5〜7μ
mの範囲に調整したものを用いた。
【0043】 着色剤:黒色トナー(MBX−5(積水化学工業製)) 7重量部 水溶性高分子:ウエランガム 2重量部 湿潤剤:ジエチレングリコール 7.5重量部 分散剤:ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテル0.1重量部 防腐剤:安息香酸ナトリウム 1重量部 水 82.4重量部 実施例4 着色剤、水溶性高分子、湿潤剤、防腐剤及び水を下記の
配合とし、さらに樹脂類を添加したほかは、実施例1と
同様にしてインキ組成物を調製した。なお、着色剤の粒
度は、平均粒径7.1μmのものを実施例1と同様にし
て分級し、1.8〜6μmの範囲に調整したものを用い
た。
【0044】 着色剤:青色樹脂球(ダイプラコートブルー(大日精化製、 樹脂:ウレタン樹脂、顔料:シアニンブルー)) 10重量部 水溶性高分子:ラムザンガム 0.3重量部 湿潤剤:ジエチレングリコール 7.5重量部 分散剤:ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物 0.1重量部 防腐剤:安息香酸ナトリウム 1重量部 樹脂類:スチレン−ブタジエンゴム 20重量部 水 61.1重量部 比較例1 着色剤、水溶性高分子、湿潤剤、防腐剤及び水を下記の
配合としたほかは、実施例1と同様にしてインキ組成物
を調製した。なお、着色剤の粒度は、平均粒径0.03
μmのものを用いた。
【0045】 着色剤:カーボンブラック (カーボンブラック#30(三菱化学製)) 3重量部 水溶性高分子:ラムザンガム 0.35重量部 湿潤剤:エチレングリコール 10重量部 分散剤:ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物 0.5重量部 防腐剤:安息香酸ナトリウム 1重量部 水 85.15重量部 比較例2 着色剤、水溶性高分子、湿潤剤、防腐剤及び水を下記の
配合としたほかは、実施例1と同様にしてインキ組成物
を調製した。なお、着色剤の粒度は、平均粒径20.2
μmのものを用いた。
【0046】 着色剤:黒色樹脂球(ラブコロール020(大日精化製、 樹脂:アクリル樹脂、着色料:カーボンブラック))15重量部 水溶性高分子:キサンタンガム 0.4重量部 湿潤剤:グリセリン 5重量部 分散剤:ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物 0.5重量部 防腐剤:安息香酸ナトリウム 1重量部 水 78.1重量部 比較例3 着色剤、水溶性高分子、湿潤剤、防腐剤及び水を下記の
配合としたほかは、実施例1と同様にしてインキ組成物
を調製した。なお、着色剤の粒度は、平均粒径3.67
μm、粒径1.8μm以下のものが5.5重量%、粒径
7μmのものが1.4重量%のものを用いた。
【0047】 着色剤:蛍光青色樹脂球 (エポカラーFP1050(日本触媒製)) 15重量部 水溶性高分子:ラムザンガム 0.35重量部 湿潤剤:エチレングリコール 3.5重量部 分散剤:ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物 0.5重量部 防腐剤:安息香酸ナトリウム 1重量部 水 79.65重量部 試験例1 各実施例及び比較例で得られたインキ組成物を用いて水
性ボールペンを作製した。これら水性ボールペンについ
て、消去性、定着性、インキ流出性、保存性及びキャッ
プオフ性をそれぞれ調べた。その結果を表1に示す。な
お、各性能は次のようにして調べた。
【0048】(1)消去性 測色計(「CR−241」ミノルタ製)で測定した測色
濃度Yで示す。Yの値が大きいほど消去性が高いことを
示す。
【0049】(2)定着性 水性ボールペンを用いて、上質紙に筆記し、乾燥後に描
線を指で擦り、描線の汚れ状態を鉛筆の種類と比較して
調べた。鉛筆の筆記荷重は500gとした。○は2H以
下の汚れ、△は2H〜2B程度、×は2B以上の汚れを
それぞれ示す。
【0050】(3)インキ流出性 水性ボールペンを用いて上質紙に筆記した場合における
インキ流出量(mg/100m)を測定した。
【0051】(4)保存性 水性ボールペンを50℃で1ヶ月保存した後のインキ分
離の有無、インキ流出性(目詰まり、途切れ及び濃度)
について調べた。○はインキが全く分離せず、インキ流
出性が良好なもの、△は若干インキが分離し、インキ流
出性にも問題があるもの、×が全く実用できないほど分
離しているものを示す。
【0052】(5)キャップオフ性 水性ボールペンのキャップを開けたままで1時間放置し
た後の筆記状態を調べた。○はすぐに書けるもの、△は
3文字以内で書けるようになるもの、×は20文字以上
でも書けないものをそれぞれ示す。文字は、縦1cm×
横1cmの正方形内に「A」を1文字として筆記した。
【0053】
【表1】
【0054】表1の結果より、着色剤の粒径が所定範囲
内に制御されていない比較例1〜3では、消去性、定着
性、インキ流出性等のいずれかに問題があった。
【0055】これに対し、着色剤の粒径が制御されたゲ
ルインキからなる本発明インキ組成物は、消去性に優れ
るとともにインキ流出性、定着性等においても優れた効
果を発揮できることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも着色剤を含み、かつ、造膜樹脂
    を含まない水性インキ組成物であって、当該着色剤の平
    均粒径が2μm以上であり、かつ、粒径1.8μm以下
    のものが着色剤中1.6重量%以下であることを特徴と
    する水性ボールペン用消去性インキ組成物。
  2. 【請求項2】少なくとも着色剤を含み、かつ、造膜樹脂
    を含まない水性インキ組成物であって、当該着色剤の平
    均粒径が7μm以下であり、かつ、粒径7μm以上のも
    のが着色剤中0.5重量%以下であることを特徴とする
    水性ボールペン用消去性インキ組成物。
  3. 【請求項3】少なくとも着色剤を含み、かつ、造膜樹脂
    を含まない水性インキ組成物であって、当該着色剤の平
    均粒径が2〜7μmであり、かつ、粒径1.8μm以下
    のものが着色剤中1.6重量%以下、粒径7μm以上の
    ものが着色剤中0.5重量%以下であることを特徴とす
    水性ボールペン用消去性インキ組成物。
  4. 【請求項4】着色剤の含有量がインキ組成物中1〜40
    重量%である請求項1〜3のいずれかに記載の消去性イ
    ンキ組成物。
  5. 【請求項5】さらに水溶性高分子を含む請求項1〜4の
    いずれかに記載の消去性インキ組成物。
  6. 【請求項6】水溶性高分子が多糖類である請求項5記載
    の消去性インキ組成物。
  7. 【請求項7】多糖類が、キサンタンガム、カルボキシル
    メチルセルロース、グアーガム、プルラン、ラムザンガ
    ム、ウエランガム及びサクシノグルカンの少なくとも1
    種である請求項6記載の消去性インキ組成物。
  8. 【請求項8】水溶性高分子の含有量がインキ組成物中
    0.1〜4重量%である請求項5〜7のいずれかに記載
    の消去性インキ組成物。
  9. 【請求項9】ELD粘度計(3°(R14コーン)0.
    5rpm(20℃))によるインキ粘度が100〜10
    000mPa・sである請求項5〜8のいずれかに記載
    の消去性インキ組成物。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の組成物
    をインキとして用いた水性ボールペン。
JP27201598A 1998-09-25 1998-09-25 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン Expired - Fee Related JP3454498B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27201598A JP3454498B2 (ja) 1998-09-25 1998-09-25 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン
US09/400,628 US6306930B1 (en) 1998-09-25 1999-09-20 Erasable ink and water-base ballpoint pen using same
US09/841,571 US6706782B2 (en) 1998-09-25 2001-04-24 Erasable ink and water-base ballpoint pen using same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27201598A JP3454498B2 (ja) 1998-09-25 1998-09-25 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003072510A Division JP2003286429A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000103997A JP2000103997A (ja) 2000-04-11
JP3454498B2 true JP3454498B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=17507951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27201598A Expired - Fee Related JP3454498B2 (ja) 1998-09-25 1998-09-25 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6306930B1 (ja)
JP (1) JP3454498B2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6498203B1 (en) * 1998-12-03 2002-12-24 The Pilot Inc Co., Ltd. Rubber-erasable aqueous ink for writing material composition and writing materials using the same
CA2406238C (en) 2000-04-20 2008-07-08 Berol Corporation Shear-thinning writing compositions, writing instruments, and methods
WO2002002700A2 (en) * 2000-07-03 2002-01-10 Berol Corporation Erasable inks, writing instruments, and methods
EP1299486B1 (en) 2000-07-03 2004-09-22 Berol Corporation Pearlescent inks, writing instruments, and methods
US6426170B1 (en) * 2001-05-07 2002-07-30 Xerox Corporation Toner and developer compositions with charge enhancing additives
JP2003155433A (ja) 2001-11-19 2003-05-30 Mitsubishi Pencil Co Ltd 水性ボールペン用インキ組成物
JP2003155435A (ja) 2001-11-19 2003-05-30 Mitsubishi Pencil Co Ltd 水性ボールペン用インキ組成物
AU2003211212A1 (en) 2002-02-18 2003-09-04 Enjoji, Isao Erasable ink composition
KR20040068643A (ko) * 2003-01-27 2004-08-02 동아연필 주식회사 변색 잉크 조성물
US6905539B2 (en) * 2003-07-15 2005-06-14 Sanford L.P. Black eradicable ink, methods of eradication of the same, eradicable ink kit, and eradicated ink complex
US20050192379A1 (en) * 2003-07-15 2005-09-01 Kwan Wing S.V. Eradicable composition and kit
JP4326867B2 (ja) * 2003-07-22 2009-09-09 パイロットインキ株式会社 ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン
US7704308B2 (en) * 2003-10-07 2010-04-27 Sanford, L.P. Method of highlighting with a reversible highlighting mixture, highlighting kit, and highlighted complex
US7488380B2 (en) * 2003-10-07 2009-02-10 Sanford, L.P. Highlighting marking compositions, highlighting kits, and highlighted complexes
US7083665B1 (en) * 2003-10-07 2006-08-01 Sanford, L.P. Highlightable marking composition, method of highlighting the same, highlightable marking composition kit, and highlighted marking composition complex
US7229487B2 (en) * 2004-01-14 2007-06-12 Sanford, L.P. Writing instruments with eradicable inks and eradicating fluids
EP1765937A1 (en) * 2004-06-18 2007-03-28 Hyun Woung Shin Environment- friendly pollution- proof agent
US7163575B2 (en) * 2004-07-15 2007-01-16 Sanford, L.P. Water-based, resin-free and solvent-free eradicable ball-pen inks
US8846154B2 (en) 2005-06-07 2014-09-30 S.C. Johnson & Son, Inc. Carpet décor and setting solution compositions
US8557758B2 (en) 2005-06-07 2013-10-15 S.C. Johnson & Son, Inc. Devices for applying a colorant to a surface
US7556841B2 (en) 2005-06-07 2009-07-07 S. C. Johnson & Son, Inc. Method of applying a design to a surface
US8061269B2 (en) 2008-05-14 2011-11-22 S.C. Johnson & Son, Inc. Multilayer stencils for applying a design to a surface
US7727289B2 (en) 2005-06-07 2010-06-01 S.C. Johnson & Son, Inc. Composition for application to a surface
US7776108B2 (en) 2005-06-07 2010-08-17 S.C. Johnson & Son, Inc. Composition for application to a surface
JP2013056100A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Canon Inc 光音響整合材
KR20220117322A (ko) * 2019-12-24 2022-08-23 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 수성 볼펜용 잉크 조성물

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4471079A (en) * 1982-03-04 1984-09-11 Pilot Man-Nen Hitsu Kabushiki Kaisha Aqueous ink
JPS5980476A (ja) * 1982-10-29 1984-05-09 Pilot Pen Co Ltd:The 消去可能なボ−ルペン用インキ
US5120359A (en) * 1988-02-26 1992-06-09 Sakura Color Products Corporation Erasable ink compositions
US5621021A (en) * 1992-02-07 1997-04-15 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Erasable writing ink composition
US5852072A (en) * 1994-12-16 1998-12-22 Bic Corporation Erasable ink composition containing a waterborne polyurethane urea
JP3380414B2 (ja) * 1997-01-10 2003-02-24 三菱鉛筆株式会社 消去可能なインキを充填したボールペン
US5976232A (en) * 1998-04-30 1999-11-02 Hewlett-Packard Company Homogenization process for ink-jet inks containing fine dispersions of pigments

Also Published As

Publication number Publication date
US20010036980A1 (en) 2001-11-01
JP2000103997A (ja) 2000-04-11
US6706782B2 (en) 2004-03-16
US6306930B1 (en) 2001-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3454498B2 (ja) 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン
US6099629A (en) Water based ink and water based pigment ink having metallic lustrous color for ballpoint pen
US5993098A (en) Aqueous gel ink-filled ball point pen
US6458192B1 (en) Erasable ink composition
US5990201A (en) Pseudo-plastic aqueous ink for ball point pen
US7371785B2 (en) Erasable ink composition
US5629363A (en) Aqueous-based, shear-thinning, erasable ink and roller-ball pen containing same
JPH07118592A (ja) ボールペン用水性金属光沢色インキ
JP2000256604A (ja) 消去性インキ組成物
JPH07145339A (ja) ボールペン用水性金属光沢色インキ
JP4841127B2 (ja) 水性インキ組成物
JP4137530B2 (ja) 消去性インキ組成物
US6390710B1 (en) Aqueous gel ink-filled ball point pen
JP2001081382A (ja) スクラッチインキ組成物及びそれを用いた筆記具
JP3934480B2 (ja) 消去性インキ組成物及びそれを用いた筆記具
JP3774546B2 (ja) 水性メタリックインキ組成物
JP2009046660A (ja) 水性光輝性インキ組成物
JP2004143381A (ja) 筆記用消しゴム消去性水性インキ組成物及びその製造方法
JPH08209053A (ja) 水性金属光沢色インキ
JP4326867B2 (ja) ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン
JPH1180629A (ja) 水性メタリックインキ組成物
JP2003286429A (ja) 消去性インキ組成物及びこれを用いた水性ボールペン
JP2003306631A (ja) 消去性インキ組成物
JP4870287B2 (ja) ボールペン用インキ組成物及び当該組成物を用いた水性ボールペン
JP4091415B2 (ja) 消去性水性インキ組成物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees