JP3453296B2 - 巻き取り紙の心棒自動供給装置 - Google Patents

巻き取り紙の心棒自動供給装置

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JP3453296B2
JP3453296B2 JP06504898A JP6504898A JP3453296B2 JP 3453296 B2 JP3453296 B2 JP 3453296B2 JP 06504898 A JP06504898 A JP 06504898A JP 6504898 A JP6504898 A JP 6504898A JP 3453296 B2 JP3453296 B2 JP 3453296B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抄紙機の1本ド
ラム式ワインダに適用される巻き取り紙の心棒自動供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】抄紙機の最終工程で巻き取られた広幅大
径の巻き取り原紙は、一旦機械から降ろされた後、ワイ
ンダによって製品の種類、またはユーザの要求に応じて
所定の紙幅に切断されながら、所定の長さの製品巻き取
り紙に巻き替えられる。ワインダの巻き替え機構には、
2本ドラム方式のものと1本ドラム方式のものがある。
【0003】2本ドラム方式のワインダは、従来より一
般的に用いられている構造のものであって、この形式で
は、図16に示すごとく、同方向に回転する2本の巻き
取りドラム16aと16bの間に、例えば4本の巻き取
り心棒5a、5b、5c、5dを1列に並べて載せる。
巻き取り原紙1から繰り出され、紙幅方向に配設された
複数のスリッタ3によって所定の紙幅に切断されながら
走行してくる連続紙2a、2b、2c、2dは、2本の
巻き取りドラム16a、16b間に載って摩擦により回
転する巻き取り心棒5a、5b、5c、5dに巻き取ら
れる。
【0004】これに対し、1本ドラム方式のワインダ
は、巻き始めから巻き終わりまで均一で一様な硬さの巻
き取り紙を得るために、近年開発された新しい構造のも
のであって、この形式では、図17に示すごとく、回転
する1本の巻き取りドラム6の左右両側に、例えば4本
の巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを1本ごとに左
右交互に千鳥状に振り分けて押し当てる。巻き取り原紙
1から繰り出され、紙幅方向に配設された複数のスリッ
タ3によって所定の紙幅に切断されながら走行してくる
連続紙2a、2b、2c、2dは、1本の巻き取りドラ
ム6の左右両側に交互に接触して回転する左右の巻き取
り心棒5a、5cおよび5b、5dにそれぞれ巻き取ら
れる。
【0005】いずれの方式とも縦切りされた連続紙2
a、2b、2c、2dが、それぞれの紙幅に対応する巻
き取り心棒5a、5b、5c、5dに巻き取られて、巻
き取り直径が次第に大きくなり、設定された巻き径に達
すると、その巻き取り紙をワインダから取り外して下流
の包装部へ排出し、次の巻き取り心棒5a、5b、5
c、5dをワインダに供給して巻き取りを継続する。
【0006】上記2本ドラム方式のワインダに対する巻
き取り心棒5a、5b、5c、5dの供給に関しては、
複数の巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを収納した
容器またはコンテナから運転条件に適合する順番で供給
テーブル上に巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを1
本づつ取り出し、この供給テーブル上の巻き取り心棒5
a、5b、5c、5dを移送装置が1本づつ受け取って
長手方向に1列に並べてワインダの2本の巻き取りドラ
ム間に向けて供給する装置が開発されている。しかし、
1本ドラム方式のワインダに対して巻き取り心棒5a、
5b、5c、5dを左右交互に振り分けた状態に並べて
供給する自動供給装置は、未だ、開発されておらず手作
業によって行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとく、従来
の2本ドラム方式のワインダでは、所要紙幅に対応する
本数の巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを2本の巻
き取りドラム16a、16b間に1列に並べて供給すれ
ばよいため、この供給装置は構造的にも簡単であり、既
に開発されている。
【0008】しかし、1本ドラム方式のワインダでは、
紙幅に対応した複数の巻き取り心棒5a、5b、5c、
5dを1本の巻き取りドラム6上の心棒受けに対し、1
本づつ左右交互に振り分けて、千鳥状に並べて供給しな
ければならないため、このような自動供給装置は、まだ
開発されておらず、手作業で行われている。このため、
多くの人手と時間が必要なほか、巻き取り心棒5a、5
b、5c、5dの供給順番や幅を間違えると大きな損害
を被ることになり、抄紙機の更なる生産性の向上を阻む
要因になっている。
【0009】本発明は、上記従来技術の課題を解決し、
1本ドラム方式のワインダに対して巻き取り心棒を自動
的に供給できる装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、1本の巻き取
りドラムの左右外周面に複数の巻き取り心棒を圧し当て
て、縦切りされながら送られてくる連続紙を巻き取る形
式のワインダに巻き取り心棒を自動供給する巻き取り紙
の心棒自動供給装置であって、複数の巻き取り心棒を供
給順に並べて貯留する巻き取り心棒貯留手段と、この巻
き取り心棒貯留手段から排出されてくる巻き取り心棒
を、ワインダ1卸分に必要な本数ごとに仕切って送り出
す巻き取り心棒切り出し手段と、この巻き取り心棒切り
出し手段から送り出されてくる巻き取り心棒を1本づつ
左右交互に振り分け、巻き取り心棒の長手方向に沿って
接着テープを貼着しながら、ワインダの巻き取りドラム
の心棒受け台に押し出すテープ貼り装置を備えた巻き取
り心棒進路振り分け送り出し手段と、これらの各手段を
連携動作せしめる制御手段とから構成したものである。
また、本発明は、1本の巻き取りドラムの左右外周面に
複数の巻き取り心棒を圧し当てて、縦切りされながら送
られてくる連続紙を巻き取る形式のワインダに巻き取り
心棒を自動供給する巻き取り紙の心棒自動供給装置であ
って、複数の巻き取り心棒を供給順に並べて貯留する巻
き取り心棒貯留手段と、この巻き取り心棒貯留手段から
排出されてくる巻き取り心棒を1本づつ受け取って直径
方向に持ち上げる巻き取り心棒昇降手段と、この昇降手
段によって持ち上げられた巻き取り心棒を受け取ってワ
インダ1卸分に必要な本数ごとに仕切って送り出す巻き
取り心棒切り出し手段と、この巻き取り心棒切り出し手
段から送り出されてくる巻き取り心棒を1本づつ左右交
互に振り分け、巻き取り心棒の長手方向に沿って接着テ
ープを貼着しながら、ワインダの巻き取りドラムの心棒
受け台に押し出すテープ貼り装置を備えた巻き取り心棒
進路振り分け送り出し手段と、これらの各手段を連携動
作せしめる制御手段とから構成したものである。
【0011】この発明は、上記巻き取り心棒貯留手段と
上記巻き取り心棒昇降手段の間に、前記貯留手段から排
出されてくる巻き取り心棒を受け取って長手方向に1本
づつ送り出す巻き取り心棒移送手段を付加したものとし
てもよい。さらに、この発明は上記巻き取り心棒昇降手
段と上記巻き取り心棒切り出し手段の間に、前記昇降手
段から排出されてくる巻き取り心棒を受け取って長手方
向に1本づつ送り出す巻き取り心棒移送手段を付加した
ものとしてもよい。またさらに、この発明における巻き
取り心棒切り出し手段は、巻き取り心棒を供給順番に直
径方向に並べて待機する傾斜台と、この傾斜台上の巻き
取り心棒を転動させながら搬送する集積コンベヤと、こ
の集積コンベヤによって搬送された巻き取り心棒を排出
する排出装置と、この排出装置から排出される巻き取り
心棒の基準端面を1本づつ合わせて送り出す端面合わせ
排出装置とから構成したものとしてもよい。ならびに、
この発明における巻き取り心棒進路振り分け送り出し手
段は、前工程から送り出されてくる先端面が揃った1卸
分の巻き取り心棒の進路を1本ごとに左右交互に振り分
ける振り分け装置と、この振り分け装置の先端に取り付
けられたテープ貼り装置と、このテープ貼り装置へ巻き
取り心棒を送り出すテープ貼り送り出し装置と、このテ
ープ貼り送り出し装置から両面接着テープが貼られて送
り出されてくる巻き取り心棒を左右の振り分け方向に導
く振り分け案内台と、前記テープ貼り装置によって巻き
取り心棒の長手方向に沿って貼着された両面接着テープ
の後端を1本ごとに切り取りテープ切り装置とから構成
したものとしてもよい。
【0012】なお、この発明における巻き取り心棒貯留
手段への巻き取り心棒の供給は、巻き取り心棒収納容器
から所望の巻き取り心棒を供給順番に従って1本づつ取
り出す公知の巻き取り心棒自動取り出し装置に連結した
ものとしてもよい。
【0013】この発明は、上記の手段を講じているの
で、運転計画即ち、ワインダに装架された巻き取り原紙
から繰り出され、スリッタで切断されながら送られてく
る連続紙の数とそれぞれの紙幅に応じ、ワインダの巻き
取りドラムに供給する巻き取り心棒の種類とその供給順
番に基づいて巻き取り心棒をその貯留手段に取り出して
直径方向に並べる。
【0014】巻き取り心棒“供給開始”の呼び出し信号
が受信されると、この貯留手段から巻き取り心棒を1本
づつ次工程へ排出する。次工程が巻き取り心棒移送手段
であれば、貯留手段から受け取った巻き取り心棒をその
長手方向に1本づつ搬送して次工程の巻き取り心棒昇降
手段へ送り出す。この移送手段を必要としない機器配置
の場合であれば、貯留手段から排出されてくる巻き取り
心棒は、巻き取り心棒昇降手段に直接送り込まれる。
【0015】巻き取り心棒昇降手段に受け取られた巻き
取り心棒は、1本づつ直径方向に持ち上げられ、次工程
へ送り出す。次工程が巻き取り心棒移送手段であれば、
昇降手段から受け取った巻き取り心棒をその長手方向に
1本づつ搬送して次工程の巻き取り心棒切り出し手段へ
送り出す。この移送手段を必要としない機器配置の場合
であれば、昇降手段によって1本づつ直径方向に持ち上
げられた巻き取り心棒は、巻き取り心棒切り出し手段に
直接送り込まれる。
【0016】巻き取り心棒切り出し手段に送り込まれた
巻き取り心棒は、ワインダ1卸分に必要な本数ごとに仕
切られて、それぞれの巻き取り心棒の長手方向先端面を
1本づつ基準面に合わせてから次工程のテープ貼り装置
を備えた巻き取り心棒進路振り分け送り出し手段へ送り
出される。
【0017】巻き取り心棒進路振り分け送り出し手段に
長手方向先端面を揃えた状態で送り込まれたそれぞれの
巻き取り心棒は、1本ごとにその進路を左右に振り分け
られて、それぞれの巻き取り心棒の長手方向に沿って接
着テープが貼られながら、ワインダの巻き取りドラム上
の心棒受け台に向けて押し出される。このとき、進路を
左右に振り分けられて、長手方向に接着テープが貼られ
ながら押し出されてくる各巻き取り心棒は、それぞれの
後端部で接着テープが自動的に切られ、それぞれの外周
の円弧面が左右交互に接触する状態で千鳥状に並んで送
り出されてくる。
【0018】上記各手段の連携動作は、各手段に取り付
けられた各種検出器と、生産情報に基づいて自動制御さ
れる。なお、この発明における巻き取り心棒貯留手段に
公知の巻き取り心棒自動取り出し装置を連結すれば、巻
き取りドラムに供給する巻き取り心棒の種類とその供給
順番に基づいて巻き取り心棒を巻き取り心棒収納容器か
ら自動的に取り出して、巻き取り心棒貯留手段に供給す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図1
5に基づいて説明する。図1は、本発明に係る巻き取り
紙の心棒自動供給装置を適用したワインダの全容を示す
斜視図である。図1において、1はアンワインダのスタ
ンド10に装架された広幅の巻き取り原紙、2はこの巻
き取り原紙1から繰り出される連続紙を示している。3
は、連続紙2を所定の紙幅に切断する複数のスリッタ装
置で、連続紙2の両側には連続紙2の両縁を切断するト
リミング用スリッタ装置4が配設されている。これらス
リッタ装置3および4によって所定の紙幅に切断された
それぞれの連続紙2a、2b、2c、2dは、所定の紙
幅に切断された各連続紙2a、2b、2c、2dを巻き
取るためのそれぞれの紙幅と同じ長さの巻き取り心棒5
a、5b、5c、5dによって卷き取られる。連続紙2
a、2b、2c、2dを卷き取る1本ドラム式ワインダ
は、1本の巻き取りドラム6と、千鳥状に並んで送られ
てくる1卸分の巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを
受け取るための巻き取りドラム6の上部に配設された心
棒受け台7とで構成されている。8a、8b、8c、8
dは、巻き取りドラム6の左右外周面に千鳥状に圧し当
てられた巻き取り心棒5a、5b、5c、5dに所定の
幅と長さに巻き取られたそれぞれの製品巻き取り紙を示
している。
【0020】本発明の巻き取り紙の心棒自動供給装置
は、上記のような1本ドラム式ワインダに適用したもの
であって、複数の巻き取り心棒5を供給順に並べて貯留
する巻き取り心棒貯留手段100と、この貯留手段10
0から排出されてくる巻き取り心棒5を受け取って長手
方向に1本づつ送り出す第1移送手段200と、この移
送手段200によって送られてくる巻き取り心棒5を1
本づつ受け取って直径方向に持ち上げる昇降手段300
と、この昇降手段300によって持ち上げられた巻き取
り心棒5を受け取って長手方向に1本づつ送り出す第2
移送手段400と、この移送手段400によって送られ
てくる巻き取り心棒5を1本づつ受け取ってワインダ1
卸分の巻き取りに必要な本数ごとに仕切って送り出す巻
き取り心棒5を1本づつ左右に振り分け、巻き取り心棒
5の長手方向に沿って接着テープを貼着しながら、ワイ
ンダの巻き取りドラム6の心棒受け台7に押し出すテー
プ貼り装置を備えた巻き取り心棒進路振り分け送り出し
手段700と、これらの各手段を連携動作せしめる制御
手段とから構成されている。
【0021】図2(A)は、上記巻き取り心棒貯留手段
100の正面図、図2(B)は、その動作説明図であ
る。図2(A)(B)に示すごとく、巻き取り心棒貯留
手段100は、少なくても2卸分の巻き取り心棒5を供
給順に並べて貯留する傾斜台110と、この傾斜台11
0の先端に設けられた巻き取り心棒5を1本づつ排出す
る排出装置120とから構成されている。
【0022】上記貯留手段100の傾斜台110は、最
大長さの巻き取り心棒5を載置できる幅と少なくとも2
卸分の巻き取り心棒5を直径方向1列に並べられる長さ
のテーブルであって、スタンド112および113に支
持された上板111は、この上板上に載置された巻き取
り心棒5が排出側に向かって転動できるよう傾斜をつけ
ている。
【0023】上記貯留手段100の排出装置120は、
傾斜台110の先端に配設され、最大長さの巻き取り心
棒5を排出可能な長さの切り欠き部を有する円筒状の回
転式ストッパであって、約90度の切り欠き部を有する
円筒体123の両端を両側スタンド122上に取り付け
の軸受けに回動自在に支持され、円筒体123の切り欠
き部にL字状断面の心棒受け124を固着している。そ
して傾斜台110の裏面に吊着した排出用エアシリンダ
125のロッド先端を円筒体123に固着したアーム1
27にピン止めしたものである。
【0024】図3(A)は、上記巻き取り心棒貯留手段
の排出装置120から1本づつ排出されてくる巻き取り
心棒5を、その軸心方向に搬送する第1移送手段200
の正面図、図3(B)および(C)は、それぞれ図3
(A)のX視およびY視拡大側面図である。これらの図
3(A)(B)(C)に示すごとく、第1移送手段20
0は、巻き取り心棒5を載せて走行する台車210と、
スタンド217に支持された台車走行用の一対のレール
213と、このレール213に沿って台車210を往復
動させるケーブルシリンダ212と、台車210によっ
て運ばれてきた巻き取り心棒5を1本づつ排出する排出
装置220とから構成されている。
【0025】上記移送手段200の台車210は、荷台
211の上面が巻き取り心棒5を安定して載せられるよ
う幅方向の中央部が凹部211aに形成され、さらにこ
の荷台211は車体215の前後偏心位置にピン219
を介して俯仰可能に蝶着されている。そして車輪216
を固設した車軸214が車体下部の前後に回動自在に支
持され、車体下端の中央がケーブルシリンダ212のケ
ーブル218の両端に取り付けられている。
【0026】上記移送手段200の排出装置220は、
この移送手段200の排出位置に台車210の荷台21
1上面と同一高さで、最大長さの巻き取り心棒5を受け
取り可能な大きさの傾斜せる案内板221をスタンド2
17で支持し、この案内板221の背面側中央部に排出
用エアシリンダ222を取り付け、このエアシリンダ2
22のロッド先端に軸着したローラ225が台車の荷台
211の非蝶着側裏面に当接する構造になっている。
【0027】なお、この移送手段200の長さは、建屋
内の機器配置や柱などの位置に応じて変わるものであ
り、設置不要の場合もある。図4(A)は、上記第1移
送手段200の排出装置220から排出されてくる巻き
取り心棒5を1本づつ受け取って、その直径方向に持ち
上げる昇降手段300の正面図、図4(B)は、図4
(A)の側面図である。
【0028】図4(A)(B)に示すごとく、この昇降
手段300は、直立する門型フレーム310と、この門
型フレーム310の両支柱311a、311bの内側に
沿って巻き取り心棒5を載置する受け台320を昇降さ
せる昇降装置330と、この昇降装置330によって持
ち上げられた巻き取り心棒5を排出する排出装置340
とから構成されている。
【0029】上記昇降手段300の門型フレーム310
は、最大長さの巻き取り心棒5に対応可能な幅を有する
上梁312と下梁313の両端を支柱311a、311
bに固着した構造であって、両支柱311a、311b
の内側には、受け台320を上下動させるためのレール
314を設け、このレール314上を、受け台320を
担持する移動梁315の両端に軸支されたローラ317
が転動するようになっている。そして受け台320の上
面は、巻き取り心棒5を安定して載せられるよう幅方向
の中央部が凹部320aに形成され、この受け台320
は移動梁315の上面に固着した支持部材319の外側
偏心位置にピン329を介して俯仰可能に蝶着してい
る。
【0030】上記昇降手段300の昇降装置330は、
支柱311aの外側面に付設したエアシリンダ335の
ロッド先端336に複数列のチェインホイール337
a、337bを回動自在に取り付け、支柱311a側の
上梁312下面に吊着した2本のチェイン331および
332がそれぞれ複数列のチェインホィール337a、
337bを吊り上げる状態に発着し、片方のチェイン3
31は、門型フレーム310の上梁312の左右両端に
それぞれ回転自在に取り付けられた複数列のチェインホ
イール333aを経てチェインホイール334に巻着
し、その先端を支柱311b側の移動梁315の端部に
取り付けている。そして他方のチェイン332は、門型
フレーム310の支柱311a側の上梁312の上端に
回転自在に取り付けられた複数列のチェインホイール3
33bを経てチェインホイール335に懸架し、その先
端を支柱311a側の移動梁315の上端に取り付けた
構造になっている。
【0031】上記昇降手段300の排出装置340は、
受け台320を上限位置で傾けるための排出用シリンダ
341を門型フレーム横梁316の中央に取り付け、こ
のエアシリンダ341のロッド先端に軸着したローラ3
42が受け台320の非蝶着側裏面に当接している。そ
して上限位置で傾けられた受け台320から転がり出て
くる巻き取り心棒5を次工程に案内するための傾斜せる
案内板343を、受け台320の排出側に接するように
門型フレーム310の両支柱311a、311bに取り
付けたものである。
【0032】図5は、上記昇降手段300の排出装置3
40から排出されてくる巻き取り心棒5を1本づつ受け
取って、その軸芯方向に搬送する第2移送手段400の
正面図である。この図5に示すごとく、この移送手段4
00は、巻き取り心棒5を載せて走行する台車410
と、フレーム417に取り付けられた台車走行用の一対
のレール413と、このレール413に沿って台車41
0を往復動させるケーブルシリンダ412と、排出装置
420とから構成されている。これらの詳細構造は、第
1移送手段200と同じため省略する。なお、この移送
手段400の長さは、第1移送手段200と同様、建屋
内の機器配置や柱などの位置に応じて変わるものであ
り、設置不要の場合もある。
【0033】図6ないし図9は、上記第2移送手段40
0の排出装置420から排出されてくる巻き取り心棒5
を1本づつ受け取って、直径方向に並べ集めて待機し、
ワインダの1卸ごとに1卸分の巻き取り心棒5を切り出
す巻き取り心棒切り出し手段600を示したもので、図
6は正面図、図7は、図6のX視側面図、図8は、図6
の部分拡大図、図9は、図6のY視側面図である。
【0034】これらの図6ないし図9に示すごとく、切
り出し手段600は、巻き取り心棒5を供給順番に直径
方向に並べて待機する傾斜台610と、この傾斜台61
0上の巻き取り心棒5を転動させながら搬送する集積コ
ンベヤ620と、この集積コンベヤ620によって搬送
された巻き取り心棒5を排出する排出装置630と、こ
の排出装置630から排出される巻き取り心棒5の基準
端面を1本づつ合わせて送り出す端面合わせ排出装置6
40とから構成されている。
【0035】上記切り出し手段600の傾斜台610
は、最大長さの巻き取り心棒5が転動可能な幅で、2卸
分の巻き取り心棒5を直径方向に1本づつ一定間隔に並
べられる長さの傾斜せる傾斜板611の幅方向両端に両
側フレーム612a、612bを設けている。そして、
梁616に保持された傾斜板611は、排出側が搬入側
より低くなるようにスタンド613a、613bおよび
スタンド614a、614bで支えられ、傾斜板611
の排出側端部には、巻き取り心棒5を下方に排出する開
口部615が設けられている。上記切り出し手段600
の集積コンベヤ620は、傾斜台610の両側フレーム
312a、312bの排出側端部に駆動軸624を軸着
し、その駆動側先端に駆動モータ625を取り付け、両
側フレーム612a、612bの搬入側端部に従動軸6
26を軸着し、それぞれの軸624および626の両側
に固着した左右一対のチェインホイール623a、62
3bにそれぞれ無端のチェイン622a,622bを巻
掛けている。そして、左右のチェイン622a、622
b間を一定間隔でローラ状のストッパ623で連結し、
このストッパ623の間隔を巻き取り心棒5の直径に余
裕を持たせた寸法にして、巻き取り心棒5がストッパ6
23に当接しながら傾斜台610の傾斜板611上面を
転動する構造になっている。
【0036】上記切り出し手段600の排出装置630
は、傾斜台610の開口部615に適合する大きさで、
その表面で巻き取り心棒5を載せやすい湾曲面に形成さ
れた受け台631を、移動梁636の両端に固定した保
持台633の排出側先端にピン629を介して俯仰可能
に蝶着し、移動梁636を昇降させるエアシリンダ63
2のロッド先端が移動梁636の下面中央に吊着されて
おり、この移動梁636の両側が、立設するスタンド6
34a、634bにそれぞれ取り付けられたレール63
8a、638b上を摺動する構造にしている。そして、
受け台631が下降して下限位置に達したとき、この受
け台631がピン629を中心にして俯仰するよう先端
にローラ637を取り付けたアーム635をスタンド6
34a、634bの近傍に立設するブラケット639
a、639bに取り付けている。
【0037】図10は、上記巻き取り心棒切り出し手段
600の端面合わせ排出装置640の正面図、図11
は、図10の拡大側面図である。これらの図10および
図11に示すごとく、この端面合わせ排出装置640
は、巻き取り心棒5を円周方向に転動させる傾斜台65
0と、端面合わせ時における巻き取り心棒5の転動を停
めるために、傾斜台650中腹部に配設された開閉式ス
トッパ660と、傾斜台650上の巻き取り心棒5を1
本づつ基準位置まで押し込むプッシャ670とから構成
されている。
【0038】上記端面合わせ排出装置640の傾斜台6
50は、巻き取り心棒5がスムーズに転動できるように
傾けた傾斜板651を、巻き取り心棒5の搬入側が排出
側より高くなるようにスタンド652、653で支えた
構成のものであって、傾斜板651の中腹部が開口して
いる。
【0039】上記端面合わせ排出装置640の開閉式ス
トッパ660は、“閉”の状態で傾斜板651の開口部
を塞いで、巻き取り心棒5の転動面となり、“開”の状
態で傾斜板651の開口部を開いて、巻き取り心棒5の
転動防止壁となるように形成されたものである。この開
閉式ストッパ660は、開閉板661を開閉軸662に
固定し、この開閉軸662の両端を傾斜台650の両側
に立設する左右一対のスタンド682a、682bに取
り付けられた軸受665で回動自在に支持し、開閉軸6
62の一端に固定したアーム663を開閉用エアシリン
ダ664に連結したものである。
【0040】上記端面合わせ排出装置640のプッシャ
670は、上記左右一対のスタンド682a、682b
間を結ぶ横梁683の側面に取り付けられ、傾斜台65
0に平行に配設されたレール673の上部にケーブルシ
リンダ674を取り付けている。そして、レール673
上を摺動して巻き取り心棒5の後端面を押し付ける押し
具675をケーブルシリンダのケーブル676に取り付
け、押し込まれる側のスタンド682aの上端部に巻き
取り心棒5先端面の基準位置となるストッパ686を固
定したものである。
【0041】図11ないし図13は、上記巻き取り心棒
切り出し手段600の端面合わせ排出装置640から排
出されてくる巻き取り心棒5を1本づつ受け取って左右
交互に進路を振り分け、その外周面の軸方向に沿って両
面接着テープを貼着しながら送り出すための進路振り分
け送り出し手段700を示したもので、図11は正面
図、図12は、図11の拡大側面図、図13は、図11
のX視拡大正面図である。これらの図11ないし図13
に示すごとく、この進路振り分け送り出し手段700
は、前工程から送り出されてくる先端面が揃った1卸分
の巻き取り心棒5の進路を1本ごとに左右に振り分ける
振り分け装置710と、この振り分け装置710の先端
に取り付けられたテープ貼り装置720と、このテープ
貼り装置720へ1卸分の巻き取り心棒5を送り出すテ
ープ貼り送り出し装置730と、テープ貼り装置720
から両面接着テープが貼られて送り出されてくる1卸分
の巻き取り心棒5を、振り分け方向に導く振り分け案内
台740と、テープ貼り装置720によって巻き取り心
棒5の長手方向に沿って貼着された両面接着テープを1
本ごとに切り取るテープ切り切り装置750とから構成
されている。
【0042】上記進路振り分け送り出し手段700の振
り分け装置710は、巻き取り心棒5を載置する受け台
711を左右に平行移動することによって、巻き取り心
棒5の進路を左右に振り分けるようにしたものであっ
て、この受け台711には巻き取り心棒5を載置するた
めの長手方向に平行な2本のレール712a、712b
を敷設し、受け台711の外側面には、前工程から送り
出されてくる巻き取り心棒5の転動を停めるための巻き
取り心棒5の外周に当接するストッパ718を設け、受
け台711の下面には、レール712a、712bに直
交する方向に前後一対の摺動部材713a、713bを
取り付け、台板715に固設された一対の台座714
a、714b上に摺動可能に載せ、この台座714a、
714bに対して平行に配設された一対の摺動用のエア
シリンダ717a、717bを台板715上に設置し、
このエアシリンダ717a、717bのロッド先端を受
け台711の下面突起部716に取り付けたものであ
る。
【0043】上記進路振り分け送り出し手段700のテ
ープ貼り装置720は、巻き取り心棒5を載置した受け
台711と共に平行移動するように受け台711の先端
に固設されたブラケット721に取り付けられている。
このテープ貼り機構は、両面接着テープ722tと剥離
紙722pとからなるリール状の両面テープ722を繰
り出し、この両面テープ722の背面から加圧コロ72
3を押し付け、剥離紙722pを剥離しながら両面接着
テープ722tのみを長手方向に押し出されてくる巻き
取り心棒5の表面に貼り付けるもので、一般的に使用さ
れている公知の機構であるため、その詳述は省略する。
【0044】上記進路振り分け送り出し手段700のテ
ープ貼り送り出し装置730は、振り分け装置710の
受け台711上に載置された巻き取り心棒5を1本ごと
に振り分けられた進路方向に送り出す装置であって、こ
の送り出し機構は、受け台711の側面長手方向に沿っ
て平行に配設された横梁733の下面に取り付けられた
摺動部材734に係合する移動体735に無端の歯付き
ベルト736を固定し、横梁733を固定するスタンド
737間に渡した連結梁739の下面に吊設されている
駆動モータ731の駆動軸に固設された歯付きベルトプ
ーリ732cと、横梁733の両端下部に回動自在に取
り付けられた歯付きベルトプーリ732aおよび732
bに前記ベルト736を巻き掛けている。そして受け台
711上に載置された巻き取り心棒5の後端面を押すロ
ッド付きプッシャ738の腕を移動体735の下面に取
り付けたものである。
【0045】図14は、上記進路振り分け送り出し手段
700の振り分け案内台740を示したもので、図14
(A)は正面図、図14(B)は、図14(A)の平面
図、図14(C)は、図14(A)の側面図である。図
15(A)および図15(B)は動作説明図である。こ
れらの図14(A)(B)(C)および図15(A)
(B)に示すごとく、この振り分け案内台740は、ワ
インダの心棒受け台7の入口と振り分け装置710の受
け台711の出口間に配設されていて、スタンド742
に支持された振り分け案内台740の上面には、巻き取
り心棒5を進路別に導くための3本のレール741a、
741b、741cが長手方向平行に敷設されている。
そしてこれらのレール741a、741b、741cの
間隔は、幅方向に2分割されたワインダの心棒受け台7
の上面に形成されている2本の溝間隔および振り分け装
置710の受け台711上面のレール712a、712
bの間隔と同一で、かつ同一高さに形成されている。
【0046】上記進路振り分け送り出し手段700のテ
ープ切り装置750は、振り分け装置710の受け台7
11の下面に吊着した軸受715a、715b間に回転
自在に支持された軸752の中央にレバー状のシフタ7
53の中腹部を固着し、このシフタ753の下端を受け
台711の下面に吊設されたテープ切り用エアシリンダ
754のロッド先端にピン止めし、シフタ753の上端
が旋回時にテープ貼りされた巻き取り心棒5の後端面に
当接するように形成したものである。
【0047】上記各手段を連携動作させる制御手段は、
上記各手段の装置に取り付けられた巻き取り心棒の有
無、各種機器の前進・後退・上限・下限位置などを検出
する各種検出器(図示せず)と、これらの各種検出器か
らの情報に基づいて制御信号を出力する制御回路を有す
る制御盤(図示せず)と、各種機器を操作する操作スイ
ッチ類を取り付けた操作盤(図示せず)より構成されて
いる。
【0048】本実施の形態は上記の手段を構じているの
で、この装置を使用するときは、ワインダの運転計画、
例えばアンワインダのスタンドに装架された巻き取り原
紙1から繰り出され、スリッタ装置3および4で切断さ
れて走行してくる連続紙2a、2b、2c、2dのそれ
ぞれの紙幅に対応する巻き取り心棒5a、5b、5c、
5dを巻き取りドラム6の左側外周面に巻き取り心棒5
a、5cを、右側外周面に巻き取り心棒5b、5dを供
給して巻き取る場合であれば、先ず2卸分の巻き取り心
棒を5a、5b、5c、5dの供給順番に従って、巻き
取り心棒貯留手段100の傾斜台110上に斜面上を転
動するよう直径方向に並べる(図2参照)。このとき、
巻き取り心棒貯留手段100の排出装置120は、円筒
体123が、“非排出”の状態で、図2(B)に示すよ
うに、この円筒体123の心棒受け124が先頭の巻き
取り心棒5aの円弧面に当接して、その転動を停めてい
る。
【0049】そして、巻き取り心棒5“供給開始”の呼
び出し信号が発信されると、排出用エアシリンダ125
が作動して円筒体123を排出側に約90度回転させる
ので、最初の巻き取り心棒5aが排出される。次いで、
このエアシリンダ125が、逆方向に作動して円筒体1
23を“非排出”の状態に戻し、心棒受け124が2番
目の巻き取り心棒5bの円弧面に当接して次の供給信号
を持つ。このサイクルを繰り返すことにより、傾斜台1
10上に貯留している巻き取り心棒5を1本づつ供給順
番に従って次工程に送り出す。
【0050】図3(B)に示すように、巻き取り心棒貯
留手段100の排出装置120から排出された巻き取り
心棒5を第1移送手段200の台車210が受け取る
と、図3(A)に示すように、ケーブルシリンダ212
が作動して巻き取り心棒5を載せた台車210を所定の
排出位置まで運んで停止する。すると、この移送手段2
00の排出用エアシリンダ222が作動してロッド先端
のローラ225が回りながら荷台211の非蝶着側裏面
を押し上げるので、図3(C)に示すように、荷台21
1は車体215との蝶着点であるピン219を中心に旋
回して巻き取り心棒5を案内板221上に転がり出す。
かくして最初の巻き取り心棒5aを所定位置に排出する
と、ケーブルシリンダ212が逆方向に作動して台車2
10を巻き取り心棒貯留手段100の排出位置に戻し、
2番目の巻き取り心棒5bを受け取り、以上のサイクル
を繰り返して傾斜台110上に貯留している巻き取り心
棒5を1本づつ供給順番に従って所定位置まで運び、次
工程に送り出す。
【0051】第1移送手段200の排出装置220から
排出された巻き取り心棒5を昇降手段300の受け台3
20が受け取ると、図4(A)(B)に示すように、昇
降装置330のエアシリンダ335が作動してチェイン
331、332が移動梁315を吊り上げ、巻き取り心
棒5を載せた受け台320を所定位置まで持ち上げて停
止する。すると、この昇降手段300の排出用エアシリ
ンダ341が作動してロッド先端のローラ342が回り
ながら受け台320の非蝶着側裏面を押し上げるので、
この受け台320は支持部材319との蝶着点であるピ
ン329を中心に旋回して、巻き取り心棒5を案内板3
43上に転がり出す。かくして、最初の巻き取り心棒5
aを所定位置に排出すると、エアシリンダ335が逆方
向に作動して受け台320を第1移送手段200の排出
位置に下降し、2番目の巻き取り心棒5bを受け取り、
以上のサイクルを繰り返して台車210によって運ばれ
てくる巻き取り心棒5を1本づつ供給順番に従って所定
位置まで持ち上げ、次工程に送り出す。
【0052】昇降手段300の排出装置340から排出
された巻き取り心棒5を第2移送手段の台車410が受
け取ると、図5に示すように、ケーブルシリンダ412
が作動して巻き取り心棒5を載せた台車410を所定の
排出位置まで運んで停止し、第1移送手段200と同様
にして台車410上の最初の巻き取り心棒5aを所定位
置に排出する。排出が終わると、ケーブルシリンダ41
2が逆方向に作動して台車410を昇降手段300の排
出位置に停止して、2番目の巻き取り心棒5bを受け取
り、以上のサイクルを繰り返して昇降手段300によっ
て持ち上げられてくる巻き取り心棒5を1本づつ供給順
番に従って所定位置まで運び、次工程に送り出す。
【0053】第2移送手段400の排出装置420から
排出され、巻き取り心棒切り出し手段600の傾斜台6
10上に送り出されてきた最初の巻き取り心棒5aは、
傾斜板611上を転動して集積コンベヤ620のストッ
パ623に当接して停止する(図6参照)。すると、図
7に示すように、集積コンベヤ620の駆動モータ62
5が回転し、チェイン622a、622bを介してスト
ッパ623を1ピッチ分だけ排出方向に前進する。した
がって最初の巻き取り心棒5aは、ストッパ623に当
接しながら傾斜板611上を転動し、一定間隔前進して
停止する。次いで、2番目の巻き取り心棒5bが次のス
トッパ623に伴われて1ピッチ分前進する。この動作
を繰り返して最後の巻き取り心棒5dがストッパ623
に当接すると、駆動モータ625が連続回転して、1卸
分の巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを供給順番に
従って、直径方向に1本づつ一定間隔に並べた状態で傾
斜台610の開口部615へ向けて一斉に前進する。そ
して最初の巻き取り心棒5aが、図8に示すように、傾
斜台610の開口部615を塞ぐ状態に上昇して待機し
ている排出装置630の受け台631に移載すると、エ
アシリンダ632が作動して巻き取り心棒5aを載せた
受け台631が下降する(図9参照)。受け台631が
下限位置に近づくと、その下面がストッパのローラ63
7に当接して下降するので、このローラ637が回りな
がら受け台631の非蝶着側裏面を押し上げる。このた
め、受け台631は移動梁636との蝶着点を中心に旋
回して、最初の巻き取り心棒5aを端面合わせ排出装置
640の傾斜台650に排出する。
【0054】最初の巻き取り心棒5aを所定位置に排出
した受け台631は、エアシリンダ632が逆方向に作
動して上昇し、傾斜台650の開口部615に達して2
番目の巻き取り心棒5bを受け取り、後続の巻き取り心
棒5c、5dは傾斜台650の開口部615の直前まで
前進して待機する。一方、図10に示すように、端面合
わせ排出装置の傾斜台650上に排出された最初の巻き
取り心棒5aは、傾斜板651を転動し、“開”の状態
になっている開閉式ストッパ660の開閉板661に当
たって停止する。すると、プッシャ670のケーブルシ
リンダ674が作動して、プッシャ670の押し具67
5を巻き取り心棒5aの後端面に押し付けるので、巻き
取り心棒5aの先端面はストッパ686に当たり、最初
の巻き取り心棒5aの先端面が基準位置に合わされて待
機する。
【0055】ワインダから巻き取り心棒“供給”の信号
が発信されると、図10(B)に示すように、開閉板6
61のエアシリンダ664が作動して開閉板661を
“閉”の状態にして傾斜板651の開口部を塞ぐので、
端面合わせを終えた最初の巻き取り心棒5aは、傾斜台
650の斜面を転動して次工程に排出される。最初の巻
き取り心棒5aを排出すると同時に、開閉用エアシリン
ダ664が逆方向に作動し、開閉板661を“開”の状
態にして2番目の巻き取り心棒5bの端面合わせをする
ためのストッパ機能を果たす。同時に待機中の集積コン
ベヤ620が1ピッチ前進して、以上のサイクルを繰り
返して集積コンベヤ620によって運ばれてくる1卸分
の巻き取り心棒5a、5b、5c、5dを1本づつ供給
順番に従って所定位置まで降ろし、端面合わせ排出装置
640の傾斜台650に送り出し、1卸分の巻き取り心
棒5a、5b、5c、5dを供給順番に従い1本づつ先
端面を揃えて次工程に排出する。
【0056】切り出し手段600の端面合わせ排出装置
640から先端面が揃った状態で送り出されてきた最初
の巻き取り心棒5aが、図11および図12に示すよう
に、進路振り分け送り出し手段700の受け台711の
レール712aと712b間に載ると、摺動用エアシリ
ンダ717a、717bが作動して受け台711を左方
向に平行移動させる。この状態で受け台711のレール
712aと712bが図13および図14に示すように
振り分け案内台740の左側進路であるレール741
a、741bに一致する(図14(c)参照)。次い
で、図12に示すように、テープ貼り送り出し装置73
0の駆動モータ731が送り出し方向に回転し、歯付き
ベルト736に導かれてプッシャ738が最初の巻き取
り心棒5aの後端面を押す。この時、テープ貼り装置7
20は、図13に示すように、加圧コロ723を押し下
げ“貼着”の状態になって、最初の巻き取り心棒5aは
長手方向に両面接着テープ722tが貼られながら進路
を左側にして押し出されてくる。プッシャ738が巻き
取り心棒5aの長さに応じた所定位置まで押し込むと、
駆動モータ731が逆転してプッシャ738を待機位置
に復帰させる。同時にテープ切り装置750のテープ切
り用エアシリンダ754が作動し、シフタ753が巻き
取り心棒5aの後端面を僅かに前方へ押し出して、両面
接着テープ722tをちぎり取る。
【0057】次いで摺動用エアシリンダ717a、71
7bが逆方向に作動して受け台711を右方向に平行移
動し、受け台711のレール712a、712bを振り
分け案内台740の右側進路であるレール741b、7
41cに一致させて、テープ貼り送り出し装置730の
駆動モータ731が送り出し方向に回転し、歯付きベル
ト736に導かれたプッシャ738が2番目の巻き取り
心棒5bの後端面を押す(図14参照)。そして、テー
プ貼り装置720が“貼着”の状態になって、2番目の
巻き取り心棒5bは長手方向に両面接着テープ722t
が貼られながら進路を右側にして押し出される。この
時、2番目の巻き取り心棒5bの先端側左寄り円弧面が
先行せる1番目の巻き取り心棒5aの後端側右寄り円弧
面を押しながら出てくる。
【0058】以上のサイクルを繰り返して、1卸分の巻
き取り心棒5a、5b、5c、5dが供給順番に従い、
その端面の円弧面を1本づつ互い違いに当接し、千鳥状
に連なってワインダの心棒受け台7へ向けて押し出され
てくる。
【0059】図15(A)(B)に示すごとく、巻き取
りドラム6上の心棒受け台7の所定位置に左右交互に千
鳥状に連なって供給された1卸分の巻き取り心棒5a、
5cおよび5b、5dは、ワインダの心棒受け台振り分
け機構9によって左右に振り分けられ、図示せざる心棒
装着機構と協働して、それぞれの巻き取り心棒5の長さ
に対応して設定されたワインダアームに装着されて、巻
き取りドラム6の左側表面には巻き取り心棒5a、5c
が、その右側表面には巻き取り心棒5b、5dが押し当
てられて、それぞれの巻き取り心棒5a、5cおよび5
b、5dに連続紙2a、2cおよび2b、2dが巻き取
られ、巻き取りドラム6の左右両側で、製品巻き取り紙
8a、8cおよび8b、8dが形成される。
【0060】
【発明の効果】本発明の巻き取り心棒自動供給装置は以
上のように、複数の巻き取り心棒を供給順に並べて貯留
する巻き取り心棒貯留手段と、この巻き取り心棒貯留手
段から排出されてくる巻き取り心棒を、ワインダ1卸分
に必要な本数ごとに仕切って送り出す巻き取り心棒切り
出し手段と、この切り出し手段から送り出されてくる巻
き取り心棒を1本づつ左右交互に振り分け、その長手方
向に接着テープを貼着しながら、ワインダの巻き取りド
ラムの心棒受け台に押し出す巻き取り心棒の進路振り分
け送り出し手段を備え、これらの各手段が自動的に連携
動作するよう自動制御しているので、次の効果を奏す
る。 (イ)巻き取りドラムの心棒受け台に所望寸法の巻き取
り心棒を、その供給順番に基づいて1本づつ左右交互に
振り分け、しかも使用直前に接着テープを貼着した状態
で千鳥状に並べて供給するので、1本ドラム方式のワイ
ンダに対する巻き取り心棒の自動供給が可能となる。し
たがって従来のごとく多くの人手と時間が不必要とな
り、大きな省人効果を発揮することができるほか、巻き
取り心棒の供給順番やその長さなどを間違えて大きな損
害を被るようなトラブルからも解放され、抄紙機の生産
性向上に大きく貢献できる。 (ロ)巻き取り心棒貯留手段と巻き取り心棒切り出し手
段の間に、昇降手段を設ける構造になっており、この前
後に巻き取り心棒移送手段を自由に付加することができ
るようになっているので、既存のワインダに対しても、
建屋内の柱の位置や機器配置の制約を受けることなく、
この巻き取り心棒自動供給装置を容易に適用することが
できる。 (ハ)巻き取り心棒貯留手段に、巻き取り心棒収納容器
から所望の巻き取り心棒を取り出す公知の巻き取り心棒
自動取り出し装置を連結すれば、人手作業を全く無く
し、完全な無人化運転を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る巻き取り紙の心棒自
動供給装置を適用したワインダの全容を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る巻き取り心棒貯留手段を示し、図
2(A)は正面図、(B)は、図2(A)の動作説明図
である。
【図3】本発明に係る第1移送手段を示し、図3(A)
は正面図、(B)は、図3(A)のX視側面図、(C)
は、図3(A)のY視側面図である。
【図4】本発明に係る昇降手段を示し、図4(A)は正
面図、(B)は、図4(A)の側面図である。
【図5】本発明に係る第2移送手段を示す正面図であ
る。
【図6】本発明に係る巻き取り心棒切り出し手段を示す
正面図である。
【図7】本発明に係る巻き取り心棒切り出し手段を示す
図6のX視側面図である。
【図8】本発明に係る巻き取り心棒切り出し手段を示す
図6の部分拡大図である。
【図9】本発明に係る巻き取り心棒切り出し手段を示す
図6のY視側面図である。
【図10】巻き取り心棒切り出し手段における端面合わ
せ排出装置を示し、図10(A)は、正面図、(B)
は、図10(A)の拡大側面図である。
【図11】本発明に係る進路振り分け送り出し手段を示
す正面図である。
【図12】本発明に係る進路振り分け送り出し手段を示
す図11の拡大側面図である。
【図13】本発明に係る進路振り分け送り出し手段を示
す図11のX視拡大側面図である。
【図14】本発明に係る進路振り分け送り出し手段にお
ける振り分け案内台を示し、図14(A)は正面図、
(B)は、図14(A)の平面図、(C)は、図14
(A)の側面図である。
【図15】同上の振り分け案内台とワインダの心棒受け
台の関係を示し、図15(A)は平面から見た概念説明
図、図15(B)は、側面から見た概念説明図である。
【図16】従来の2本ドラム式ワインダの全容を示す斜
視図である。
【図17】従来の1本ドラム式ワインダ全容を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 巻き取り原紙 2 連続紙 5(5a、5b、5c、5d) 巻き取り心棒 6、16a、16b 巻き取りドラム 7 心棒受け台 8(8a、8b、8c、8d) 製品巻き取り紙 100 巻き取り心棒貯留手段 110 貯留手段の傾斜台 200 第1移送手段 300 巻き取り心棒昇降手段 400 第2移送手段 600 巻き取り心棒切り出し手段 610 切り出し手段の傾斜台 620 集積コンベヤ 640 端面合わせ排出装置 700 巻き取り心棒進路振り分け送り出し手段 710 振り分け装置 720 テープ貼り装置 730 テープ貼り送り出し装置 740 振り分け案内台 750 テープ切り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−162356(JP,A) 特開 平6−234444(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 19/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の巻き取りドラムの左右外周面に複
    数の巻き取り心棒を圧し当てて、縦切りされながら送ら
    れてくる連続紙を巻き取る形式のワインダに巻き取り心
    棒を自動供給する巻き取り紙の心棒自動供給装置であっ
    て、複数の巻き取り心棒を供給順に並べて貯留する巻き
    取り心棒貯留手段と、この巻き取り心棒貯留手段から排
    出されてくる巻き取り心棒を、ワインダ1卸分に必要な
    本数ごとに仕切って送り出す巻き取り心棒切り出し手段
    と、この巻き取り心棒切り出し手段から送り出されてく
    る巻き取り心棒を1本づつ左右交互に振り分け、巻き取
    り心棒の長手方向に沿って接着テープを貼着しながら、
    ワインダの巻き取りドラムの心棒受け台に押し出すテー
    プ貼り装置を備えた巻き取り心棒進路振り分け送り出し
    手段と、これらの各手段を連携動作せしめる制御手段と
    からなる巻き取り紙の心棒自動供給装置。
  2. 【請求項2】 1本の巻き取りドラムの左右外周面に複
    数の巻き取り心棒を圧し当てて、縦切りされながら送ら
    れてくる連続紙を巻き取る形式のワインダに巻き取り心
    棒を自動供給する巻き取り紙の心棒自動供給装置であっ
    て、複数の巻き取り心棒を供給順に並べて貯留する巻き
    取り心棒貯留手段と、この巻き取り心棒貯留手段から排
    出されてくる巻き取り心棒を1本づつ受け取って直径方
    向に持ち上げる巻き取り心棒昇降手段と、この昇降手段
    によって持ち上げられた巻き取り心棒を受け取ってワイ
    ンダ1卸分に必要な本数ごとに仕切って送り出す巻き取
    り心棒切り出し手段と、この巻き取り心棒切り出し手段
    から送り出されてくる巻き取り心棒を1本づつ左右交互
    に振り分け、巻き取り心棒の長手方向に沿って接着テー
    プを貼着しながら、ワインダの巻き取りドラムの心棒受
    け台に押し出すテープ貼り装置を備えた巻き取り心棒進
    路振り分け送り出し手段と、これらの各手段を連携動作
    せしめる制御手段とからなる巻き取り紙の心棒自動供給
    装置。
  3. 【請求項3】 上記巻き取り心棒貯留手段と上記巻き取
    り心棒昇降手段の間および/または上記巻き取り心棒昇
    降手段と上記巻き取り心棒切り出し手段の間に、前記巻
    き取り心棒を受け取って長手方向に1本づつ送り出す巻
    き取り心棒移送手段を付加してなる請求項2に記載の巻
    き取り紙の心棒自動供給装置。
  4. 【請求項4】 上記巻き取り心棒切り出し手段が、巻き
    取り心棒を供給順番に直径方向に並べて待機する傾斜台
    と、この傾斜台上の巻き取り心棒を転動させながら搬送
    する集積コンベヤと、この集積コンベヤによって搬送さ
    れた巻き取り心棒を排出する排出装置と、この排出装置
    から排出される巻き取り心棒の基準端面を1本づつ合わ
    せて送り出す端面合わせ排出装置とから構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    巻き取り紙の心棒自動供給装置。
  5. 【請求項5】 上記巻き取り心棒進路振り分け送り出し
    手段が、前工程から送り出されてくる先端面が揃った1
    卸分の巻き取り心棒の進路を1本ごとに左右交互に振り
    分ける振り分け装置と、この振り分け装置の先端に取り
    付けられたテープ貼り装置と、このテープ貼り装置へ巻
    き取り心棒を送り出すテープ貼り送り出し装置と、この
    テープ貼り送り出し装置から両面接着テープが貼られて
    送り出されてくる巻き取り心棒を左右の振り分け方向に
    導く振り分け案内台と、前記テープ貼り装置によって巻
    き取り心棒の長手方向に沿って貼着された両面接着テー
    プの後端を1本ごとに切り取るテープ切り装置とから構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の巻き取り紙の心棒自動供給装置。
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