JP3451692B2 - 低透過性ホース及び低透過性ホースと相手部材との連結構造 - Google Patents

低透過性ホース及び低透過性ホースと相手部材との連結構造

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JP3451692B2 JP35065393A JP35065393A JP3451692B2 JP 3451692 B2 JP3451692 B2 JP 3451692B2 JP 35065393 A JP35065393 A JP 35065393A JP 35065393 A JP35065393 A JP 35065393A JP 3451692 B2 JP3451692 B2 JP 3451692B2
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実 川崎
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雅久 伊佐治
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低透過性ホース
び低透過性ホースと相手部材との連結構造に係り、特に
ガソリン,アルコール,LPG,水素燃料等の燃料ある
いはフレオン等の冷媒等に対する耐透過性の高い低透過
性ホース及び低透過性ホースと相手部材との連結構造
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の低透過性ホースとして
は、例えば樹脂製のもの、低透過性ゴムを用いたもの、
あるいは最内層に低透過性の樹脂やゴムを用い外側の層
にゴム等を用いた複層のものが知られていた。例えば、
図14に示すように、自動車の燃料供給ラインにおいて
は、金属製のフィラーネックパイプ1とガソリンタンク
2間にゴムホース3が用いられるが、このゴムホースの
ガソリン透過性を良好にするために、内層3aに高価な
FMKゴムを用いる構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記低透過性
の条件を満足する材料は液体の種類によって異なるた
め、液体によってホース材料を選択しなければならず、
汎用性のある低透過性ホースが得られないという問題が
ある。例えば、液体がガソリンの場合、FMKゴムを用
いるほか、ポリアミド系等の樹脂を用いることができる
が、アルコール含有ガソリンの場合にはフッ素樹脂等を
用いる必要がある。また、低透過性の材料は高価である
ため、低透過性ホースの価格が高価になるという問題も
ある。さらに、樹脂を用いる場合には、車両火災等の場
合に溶融焼失しないように、樹脂ホースの外側に厚いゴ
ム製等のプロテクタを設けて耐炎性を確保しなければな
らず、ホースの柔軟性が劣ると共に価格が高くなるとい
う問題がある。また、低透過性ホースの場合、相手部材
との連結部分を信頼性良く形成する必要があり、両者間
の連結構造も問題になる。本発明は、上記した問題を解
決しようとするもので、耐透過性及び耐炎性に優れ、液
体又は気体の種類によらない汎用性を有しかつ安価な低
透過性ホース及び低透過性ホースと相手部材との連結構
造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、金属薄
板からなる筒状体であり、両端部を除く中間部の少なく
とも一部を蛇腹形状としたホース本体と、ホース本体の
少なくとも中間部の外周面に被せられた筒状の外皮部と
を有し、端部に相手部材と脱着可能な結合構造を設けて
なる低透過性ホースであって、ホース本体の端部の外周
部に嵌め合され、ホース本体の端部から外側に向けて延
出した弾性筒状部を設け、弾性筒状部を相手部材との嵌
合シール部となしたことにある。
【0005】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、金属薄板からなる筒状体であって、両端部を除
く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース本体
と、ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被せられ
た筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着可能な
結合構造を設けてなる低透過性ホースのホース本体の端
部の一部に、ホース本体の軸線方向に垂直にリング状に
突出した凸部を設けると共に、相手部材の外周部に軸線
方向に垂直にリング状に突出した凸部を設け、ホース本
体又は相手部材を相手側に挿入して両凸部を係合させて
ホース本体と相手部材間を連結させるようにしたことに
ある。
【0006】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、金属薄板からなる筒状体であって、両端部を除
く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース本体
と、ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被せられ
た筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着可能な
結合構造を設けてなる低透過性ホースのホース本体の端
部の一部に、ホース本体の軸線方向に垂直にリング状に
突出した凸部を設けると共に、相手部材の外周部に軸線
方向に垂直にリング状に突出した凸部を設け、両凸部に
係合部材を係合させることにより、ホース本体と相手部
材間を連結させ るようにしたことにある。
【0007】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、金属薄板からなる筒状体であって、両端部を除
く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース本体
と、ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被せられ
た筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着可能な
結合構造を設けてなる低透過性ホースのホース本体及び
相手部材のいずれか一方に変形可能な係合要素を設け、
ホース本体を相手部材に軸線方向に嵌入した際に、係合
要素が相手部材及びホース本体の他方に設けた被係合要
素にスナップ係合することによりホース本体と相手部材
の間を連結させるようにしたことにある。
【0008】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、金属薄板からなる筒状体であって、両端部を除
く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース本体
と、ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被せられ
た筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着可能な
結合構造を設けてなる低透過性ホースと相手部材の間に
弾性部材を介在させ、又は弾性部材なしで、挟圧手段に
よりホース本体を相手部材に挟圧させることにある。
【0009】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、金属薄板からなる筒状体であって、両端部を除
く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース本体
と、ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被せられ
た筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着可能な
結合構造を設けてなる低透過性ホースと相手部材との連
結構造であって、相手部材が中間部材であることにあ
る。
【0010】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、金属薄板からなる筒状体であって、両端部を除
く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース本体
と、ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被せられ
た筒状の外皮部とを設けてなる低透過性ホースのホース
本体の端部に、相手部材を嵌合させた状態で、端部にて
ホース本体と相手部材間を接合固定させたことにある。
【0011】また、上記請求項8に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7に記載の低透過性ホースと相手部
材との連結構造において、ホース本体の端部と相手部材
間に弾性部材を介在させた状態で、接合固定がかしめ圧
入等塑性加工によりなされることにある。
【0012】また、上記請求項9に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7に記載の低透過性ホースと相手部
材との連結構造において、相手部材が中間部材である
とにある。
【0013】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、ホース本体を金属薄板によって構
成したことにより、ガソリン等の液体又は気体の透過を
ほぼゼロにすることができる。そして、この耐透過性に
ついては、液体又は気体の種類によらないので、ホース
の汎用性が得られる。また、ホース本体を金属製とした
ことにより、耐炎性が著しく高められ、これにより外皮
の肉厚を薄くすることができる。そして、ホース本体
の外周面に外皮部を設けたことにより、金属薄板は、機
械的損傷や、酸や水分等の汚染雰囲気における腐蝕、劣
化等から保護される。外皮部の材料は、ゴム又は弾性樹
脂等が用いられる。例えば、クロロプレンゴム(C
R)、エピクロルヒドリンゴム(CHC,CHR)、ク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、塩素化ポ
リエチレンゴム、NBRとPVCの混合物、エチレン・
プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、アクリルゴム等
の難燃性あるいは耐候性のゴムや、難燃性の塩化ビニル
樹脂、あるいはポリエステル系、ポリアミド系、ポリウ
レタン系、ポリスチレン系等の熱可塑性弾性樹脂を使用
することができる。さらに、ホース本体の中間の少なく
とも一部を蛇腹形状としたことにより、金属製ではある
が柔軟性も有するので、ホースの引き回し等も従来品と
同様に自由に行うことができる。
【0014】また、上記請求項1の発明においては、
透過性ホースの端部に相手部材を嵌合させたとき、脱着
可能な結合構造により相手部材は低透過性ホースの端部
にシール性良くかつ確実に連結され、また引き抜きも行
うことができ便利である。
【0015】さらに、上記請求項1の発明においては、
相手部材がゴム等の弾性筒状部に挿入されるときに、
ース本体がないので、相手部材の挿入が非常に容易に行
われる。また、相手部材と弾性筒状部間のシール性も良
好である。特に、弾性筒状部の上からクランプ等で締め
つけると、内部にホース本体が介在しないため、より有
効にシール性を確保することができる。また、ホース本
体の端部を拡径して相手部材との当接部を設けてもよ
い。さらに、外皮部をホース本体から延出させたとき、
ホース本体と外皮部とのシール性を確実にするため、
ース本体と外皮部をクランプ又はかしめで固定してもよ
い。この場合、ホース本体の内側にスリーブ又はリング
の補強材を挿入し、クランプ又はかしめに対するホース
本体の強化をすることが好ましい。また、弾性筒状部を
外皮部とは別の弾性材料で構成することも行われ、これ
により、シール性に適した材料を選択することができ
る。例えば、上記外皮部の材料の組み合せ、あるいは、
NBR、フッ素ゴム等、他の低透過性の材料を使用する
ことができる。また、別体の弾性筒状部をホース本体に
対しクランプ又はかしめにより固定することができる。
上記いずれの場合においても、ホース本体と外皮部の間
に接着剤を塗布し、固定を確実にするようにしてもよ
い。
【0016】また、上記請求項2に係る発明において
は、ホース本体の端部に相手部材を嵌合させたとき、相
手部材の外周部表面に軸線方向に垂直に設けたリング状
の凸部をホース本体の端部に設けたリング状の凸部に係
合させることにより、相手部材をホース本体に確実に嵌
合固定させることができると共に、相手部材を引き抜き
難くさせることができる。また、凸部にシールリングを
挿着させることにより相手部材とのシール性を高めるこ
ともできる。シール部分と係合部分は一体であってもよ
いし、別体であってもよい。また、相手部材に凹部を設
け、凹部にシールリングを挿着させてシールすることも
できる。相手部材と低透過性ホースとの結合部は、ホー
ス本体内に相手部材を挿入するか、相手部材の内側へ
ース本体を挿入してもよい。
【0017】また、上記請求項3に係る発明において
は、ホース本体の端部一部に設けたリング状凸部と、
相手部材の外周部に設けたリング状凸部を係合部材に
って係合させることにより、ホース本体と相手部材間を
強固に連結させることができる。なお、係合部材の構造
としては、クランプ、クリップ等がある。また、リング
状凸部をねじ形状にし、係合部材の対応する部分をねじ
形状にすることもできる。また、この場合、ホース本体
の端部の内側又は外側にスリーブ管を挿入して、ホース
本体を補強することができる。
【0018】また、上記請求項4に係る発明において
は、低透過性ホースに相手部材を嵌入させたとき、ホー
ス本体と相手部材の係合には公知のスナップ結合を用い
て係合させることにより、相手部材をホース本体に確実
に嵌合固定させて抜け難くさせることができる。この場
合、ホース本体の端部の内側又は外側にスリーブ管等の
補強部材を挿入して、ホース本体を補強することによ
り、スナップ係合の際のホース本体の変形を防ぐことが
できる。
【0019】また、上記請求項5に係る発明において
は、シール部材あるいは弾性部材等の結合する部位をよ
りシール性が高く確実な結合ができ、かつ脱着可能とす
ることにより、結合部分の補修を容易にすることができ
る。この場合、ホースと相手部材の間に弾性部材を介在
させることにより、よりシール性が向上する。弾性部材
としては、円筒形状又はリング状の弾性部材を装着して
もよく、またコーティング等によりゴム薄膜として介在
させてもよい。また、予めホース本体内壁に弾性部材を
密着させて成形してもよいし、後にOリングやシールリ
ングやキャップ状のゴム部材を挿入してもよい。また、
弾性部材は、筒状の外皮部を金属薄板からなるホース本
体の端部から外側へ延出した状態に形成され、その後、
ホース本体の内側へ折り返して使用する形態であっても
よい。さらに、結合状態を確実にするため、ホース本体
に凸状のリング部を設けて相手部材と係合させること、
あるいは、筒状外皮部の上からクランプ締めする等、弾
性部材をより強固に締めつけ る方法をとってもよい。ま
た、この場合、クランプ等の締め付けをより有効に利用
するために、ホース本体の端部の一部にスリット等を設
けてもよい。さらに、ホース本体の端部の内側又は外側
にスリーブ管等の補強部材を挿入して、ホース本体を補
強することにより、挟圧の際のホース本体の変形を防ぐ
ことができる。
【0020】また、上記請求項6に係る発明において
は、相手部材をアイジョイント等の中間部材としたこと
により、中間部材の処理の自由度が高められ便利であ
る。
【0021】また、上記請求項7に係る発明において
は、低透過性ホースに相手部材を嵌合させた状態で、端
にてホース本体と相手部材間をろう付け等の手段を用
いて接合させたことにより、相手部材をホース本体に確
実に嵌合固定させることができる。相手部材は、金属パ
イプ,フィラーネック等短絡構成でもよいし、コネクタ
ー,アイジョイント等中間結合部材でもよい。固定方法
には、溶接,ろう付け,接着剤による接合の他、かし
め,圧入,嵌合等塑性加工による結合も含まれる。
【0022】また、上記請求項8に係る発明において
は、低透過性ホースに相手部材を嵌合させたとき、金属
製ホース本体と相手部材間に非金属弾性材料製の弾性部
が介在することにより、相手部材のホース本体への挿
入が容易に行われると共に、両者間のシール性も高めら
れる。さらに、外皮部に円筒形部材を被覆し圧着させた
ことにより、相手部材をホース本体に確実に嵌合固定さ
せることができる。なお、ホース本体の外周部は、凹凸
が設けられても設けられなくてもよい。
【0023】また、上記請求項9の発明においては、相
手部材をアイジョイント等の中間部材としたことによ
り、相手部材がホース本体端部に接合されていてもよ
い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る自動車
の燃料の供給ライン用である金属製のフィラーネックパ
イプとガソリンタンク(図示しない)の間に用いられる
低透過性ホースであるプロテクタ付金属ホースFに相手
部材である被連結パイプ30を嵌め合わせた状態一部破
断面図により示したものである。プロテクタ付金属ホー
スFは、内部に設けた筒状のホース本体である金属ホー
ス本体10と、金属ホース本体10の外側を被覆する
皮部である円筒形のゴムプロテクタ20とを設けてい
る。
【0025】金属ホース本体10は、肉厚0.14mm
のステンレス性の円筒形状で、左右両端に所定長さの連
結端部11,12を設けており、中間部に所定長さの蛇
腹形状部13を設けている。ただし、蛇腹形状部を複数
位置に分散して設けるようにしてもよい。なお、金属ホ
ース本体10のステンレスの肉厚については、適宜変更
することができる。ただし、厚すぎると蛇腹部の柔軟性
が不十分になると共にホース重量が増加するので、0.
5mm以下が好ましく、更に好ましくは0.2mm以下
である。左連結端部11には、金属ホース本体10の軸
線方向に垂直にリング状の凸部である2個の突出部11
a,11bが設けられている。内側の突出部11aは、
シール用のOリング11a1を挿入するためのものであ
る。外側の突出部11bは、相手部材である被連結パイ
プ30の抜け止め用のリング状の凸部31を嵌め合わせ
たものである。そして、左連結端部11の突出部11b
の外側には、図1(b)に示すように、軸線方向に平行
に複数のスリット11cが設けられている。右連結端部
12も同様に2個の突出部12a,12b及びスリット
12cを設けている。ゴムプロテクタ20は、筒状の薄
肉に形成されており、金属ホース本体10の外側に略密
着状態で嵌め合されている。なお、プロテクタ材料とし
ては、ゴムの他に塩化ビニール樹脂等の軟質かつ難燃性
の樹脂を用いてもよい。
【0026】つぎに、上記プロテクタ付金属ホースFの
概略の製造工程について説明する。まず、ステンレス薄
板を円筒形にして端部をTIG溶接により結合させて、
円筒パイプを形成する。この円筒パイプにバルジ加工を
施して、両連結端部11,12の突出部11a,11
b,12a,12bの加工及び中間部の蛇腹形状加工を
行う。さらに、円筒パイプの両端部にスリット加工を加
えてスリット11c,12cを設けることにより、金属
ホース本体10を形成する。つぎに、Oリングを突出部
11a,12aに装着し、金属ホース本体10に、別に
成形し加硫したゴム筒状体を被せてゴムプロテクタ20
とすることによりプロテクタ付金属ホースFが得られ
る。
【0027】端部リング状の凸部31を設けた左右の
被連結パイプ30プロテクタ付金属ホースFの両端か
ら内部に挿入される。被連結パイプ30は、凸部31に
よって金属ホース本体10の開口部のスリット11c,
12cを拡径しながら挿入され、凸部31が金属ホース
本体10の連結端部11,12に設けた突出部11b,
12bに嵌め合されることによって金属ホース本体10
に固定される。そして、金属ホース本体10のスリット
11c,12cは、両端から突出部11b,12b位置
まで設けられているのみなので、それ以上被連結パイプ
30が挿入されることはない。被連結パイプ30の挿入
後に、スリット11c,12c形成部分のゴムプロテク
タ20にリング状のクランプ部材21を巻装して締め付
け固定することにより、プロテクタ付金属ホースFと被
連結パイプ30は、強固に連結され引き抜き難くされ
る。なお、クランプ部材21の巻装位置については、図
1(c)に示すように、連結端部11,12の突出部1
1b,12bを中心に設けるようにしてもよい。
【0028】以上に説明したように、第1実施形態にお
いては、金属ホース本体10を金属薄板によって形成
たことにより、ガソリンの透過を無くすことができる。
また、金属ホース本体10を金属製としたことにより、
ガソリンの他にアルコール含有ガソリン、アルコール、
LPG、水素燃料等の燃料や、フレオン等の冷媒につい
てもほとんど透過させず、低透過性ホースとして汎用性
が高められる。また、金属ホース本体10を金属製とし
たことにより、耐炎性が著しく高められ、これにより
属ホース本体10の外周面に設けるゴムプロテクタ20
の肉厚を薄くすることができると共に、プロテクタ付金
属ホースF全体の重量を低減させることができる。そし
て、ゴムプロテクタ20を設けたことにより、金属ホー
ス本体10は、外力による機械的損傷や、酸や水分等の
汚染雰囲気における腐蝕,劣化等から効果的に保護され
る。さらに、金属ホース本体10の中間の一部を蛇腹形
状としたことにより、金属製ではあるが柔軟性も有する
ので、ゴムプロテクタ20を肉薄にできることも加えて
プロテクタ付金属ホースFの引き回し等も従来品と同様
に自由に行なうことができる。加えて、端部構造を工夫
したことにより、挿入,引き抜き等の組付け作業も従来
品と同様に行うことができ、連結部分のシール性が確実
に得られると共に引き抜き性も良好である。また、プロ
テクタ付金属ホースFは、高価な樹脂製ホースに比べて
ステンレス等を用いることにより安価に提供される。
【0029】つぎに、第2実施形態について図面により
説明する。図2及び図3は、第2実施形態に係るプロテ
クタ付金属ホースGを概略的に示したもので、本実施形
においては、従来の金属パイプ部分を含む自動車の燃
料の供給ライン全体をプロテクタ付金属ホースGにより
形成したものである。プロテクタ付金属ホースGは、上
記第1実施形態に示した構造と同様に、内部に設けた筒
状の金属ホース本体40と、金属ホース本体40の外側
同心に配設された外皮部であるゴムプロテクタ50と
を設けている。
【0030】金属ホース本体40は、ステンレス製の円
筒形状で、左右両端に所定長さの連結端部41,42を
設けており、中間部43の4ヶ所に所定長さの蛇腹形状
部43a,43b,43c,43dを設けている。ただ
し、蛇腹形状部の位置及び数は適宜変更することがで
き、また連結端部を除いた金属ホース本体40の全体を
蛇腹形状にしてもよい。左連結端部41には、金属ホー
ス本体40の軸線方向の互いに離間した2箇所にて径方
向外方に向けた突出したリング状の凸部である2個の突
出部41a,41bを設けている。内側の突出部41a
は、シール用のOリング41a1を挿入するためのもの
である。外側の突出部41bは、2本の線状突部からな
り、両者の間の外周側の溝に係止部材44の支持部44
aを嵌合固定するものである。係止部材44は、環状の
支持部44aとその外周縁に同軸状に取り付けられた
筒状の係合部44bとを設けてなり、係合部44bの先
端には爪部44b1が一体的に設けられている。右連結
端部42は、上記第1実施形態に示した金属ホース本体
10の両連結端部11,12と同様の形状であり、被連
結パイプ30と同様の構成の相手部材が嵌合されるよう
になっている。ここでは、図3に示すように、相手部材
として、側壁に空気抜き用のバイパスパイプBが連結さ
れたネック部62が嵌合されるようになっている。ゴム
プロテクタ50は、上記第1実施形態に示したゴムプロ
テクタ20と同一構成である。
【0031】上記プロテクタ付金属ホースGの製造工程
についても上記第1実施形態に示したものと同様であ
る。ただし、左連結端部41については、金属ホース本
体40の形成後に、係止部材44を突出部41bの溝に
嵌合固定した後に、ゴムプロテクタ50を被覆させるよ
うにしている。なお、係止部材44の金属ホース本体4
0への固定については、その他、溶接,ろう付け,ねじ
止め等により行ってもよい。
【0032】プロテクタ付金属ホースGの左連結端部4
1には、ガソリンタンクの出口パイプ60が嵌め込まれ
ている。出口パイプ60は、プロテクタ付金属ホースG
への挿入時に、断面三角形状でリング状の凸部61が、
係止部材44の爪部44b1と金属ホース本体40の開
口部間に挟まれて強固に固定され抜けないようになって
いる。出口パイプ60の先端は、Oリング41a1によ
って確実にシールされている。プロテクタ付金属ホース
Gの右連結端部42には、ネック部62が嵌め込まれ、
ネック部62のリング状の凸部63が突出部42bに
合される。さらに、連結端部42上のゴムプロテクタ5
0に円筒形の金属スリーブ46が巻装されて、ネック部
62がプロテクタ付金属ホースGにかしめ挟圧状態に固
定されている。そのため、プロテクタ付金属ホースGと
ネック部62とが、抜けることのないように連結され
る。また、ネック部62と金属ホース本体40は、Oリ
ング42a1によって確実にシールされている。
【0033】以上のように構成した第2実施形態に係る
プロテクタ付金属ホースGにおいても、上記第1実施形
に係るプロテクタ付金属ホースFと同様に、ガソリン
の透過をほぼゼロにすることができる等の種々の効果が
得られる。また、本実施形態においては、従来の燃料供
給ラインに用いられていた金属製フィラーパイプ部分
(肉厚1.0〜1.5mm)も本発明に係るプロテクタ
付金属ホースを用い、蛇腹形状部と円筒部とを組み合わ
せることにより折り曲げ使用を可能にした。このため、
燃料供給ラインの重量を大幅に低減させると共にその価
格を安価にさせることが可能になった。また、燃料供給
ラインの組立てラインにおける接続箇所を少なくするこ
とができ、かつガソリンタンク入口との接続についても
ワンタッチで接続可能にすることができ、接続工数を大
幅に削減することが可能になった。なお、上記第1及び
第2実施形態及び以下に述べる他の実施形態において
は、金属ホース本体側に突出部を設け、突出部の内周側
溝にOリングを装着しているが、これは中間蛇腹形状を
設ける際に、同時に突出部を形成できるため、加工工数
をアップすることなくOリング溝の成形が可能なためで
あり、設計上その他の理由により、相手部材側にOリン
グ溝を設けても勿論よい。
【0034】つぎに、プロテクタ付金属ホースの連結端
部の連結構造についてのその他の実施形態について説明
する。第3実施形態としては、図4(a)に示すよう
に、金属ホース本体10の連結端部11内周面に、円筒
形で左端にフランジ部71aを設けたゴムキャップ71
を嵌め合わせたものである。このように、金属ホース本
体10と、金属製の被連結パイプ70間にゴムキャップ
71が介在することにより、被連結パイプ70の挿入を
容易に行うことができると共に、連結端部11と被連結
パイプ70間のシール性が確実に得られる。また、第3
実施形態の変形例として、図4(b)に示すように、
ムプロテクタ20に金属ホース本体10の端部から外側
に延出させたシール部20aを設け、シール部20aを
内側に折り曲げて金属ホース本体10の内面に密着させ
るようにしてもよい。これにより、金属ホース本体10
と、金属製の被連結パイプ70間にシール部20aが介
在することにより、被連結パイプ70の挿入を容易に行
うことができると共に、連結端部11と被連結パイプ7
0間のシール性が確実に得られる。
【0035】第4実施形態としては、図5(a)に示す
ように、金属ホース本体10の連結端部11に外側に向
けて突出量の少ない突出部15を設け、その内側面に薄
いゴム膜16を装着させる。被連結パイプ80は、先端
連結部に金属ホース本体10の突出部15を合わせて
ング状の凸部81を設けている。そして、被連結パイプ
80を金属ホース本体10に嵌合した状態で、連結端部
11上のプロテクタ20に挟圧手段である円筒形の金属
スリーブ23が装着され、金属ホース本体10にかしめ
られることにより、金属ホース本体10が被連結パイプ
80に挟圧状態で固定される。このように連結部分を構
成したことにより、金属ホース本体10の連結端部11
と金属製の被連結パイプ80間にゴム膜16が介在する
と共に、突出部15と凸部81の関係により、連結部分
のシール性が確実に得られると共に引き抜き性が高めら
れる。
【0036】また、第4実施形態の第1変形例として、
図5(b)に示すように、金属ホース本体10の連結端
部11に内側に向けて突出量の少ない突出部17を設
け、金属ホース本体10の内周面又は被連結パイプ80
の外周面に薄いゴム等のコーティング膜18を設けるよ
うにしてもよい。これに応じて、被連結パイプ80
、連結部に金属ホース本体10の突出部15に合わせ
て凹部82が設けられている。そして、被連結パイプ8
0を金属ホース本体10に嵌合した状態で、連結端部1
1上のプロテクタ20に円筒形の金属スリーブ23を装
着して金属ホース本体10にかしめ挟圧状態に固定す
る。これによっても、上記実施形態と同様の効果が得ら
れる。また、第4実施形態の第2変形例として、図5
(c)に示すように、被連結パイプ80の外周面にリン
グ状の多数の断面楔形状の凸部83を設けた。これによ
り、被連結パイプ80を金属ホース本体10の連結端部
11に挿入するときに、連結端部11が凸部83によっ
て押されるので、被連結パイプ80が連結端部11にか
しめ挟圧状態に固定される。
【0037】第5実施形態としては、図6(a)に示す
ように、金属ホース本体10の連結端部11に相手部材
である被連結パイプ90を嵌合させた状態で、連結端部
11の開口部と被連結パイプ90間を溶接19により接
合させたものである。これにより、金属ホース本体10
の連結端部11と被連結パイプ90間が強固に液密に接
合され、両者間のシール性及び引き抜き性が高められ
る。また、変形例として、図6(b)に示すように、被
連結パイプ90の連結部に段差91を設けることによ
り、連結端部11に被連結パイプ90を嵌め込んだ後の
溶接19をより円滑に行うことができる。なお、溶接の
代わりにろう付け等により接合させてもよい。
【0038】第6実施形態としては、図7に示すよう
に、金属ホース本体10の連結端部11を変形させて被
連結パイプ110を嵌合したときのシール性と引き抜き
性を高めようとするものである。すなわち、本実施形態
においては、図7(a)に示すように、連結端部11の
プロテクタ20を除去し、連結端部11に3個のリング
状の凸部101,102,103を設け、左2つの凸部
をOリング挿着用とし、右側凸部103の先端を内側に
曲げて爪部103aとする。そして、凸部101,10
2,103の外周側に円筒形の補強部材104を被せて
固定させる。固定方法としては、溶接,ろう付け,接着
その他の方法を用いることができる。そして、係合用の
リング状凸部111を設けた被連結パイプ110を連結
端部11に挿入すると、リング状凸部111が、右側凸
部103の爪部103aによって係止され、連結端部1
1に強固に連結される。連結端部11と被連結パイプ1
10のシール性は、凸部101,102に挿着された
リング101a,102aによって確保される。また、
金属薄板からなる連結端部11の強度は、補強部材10
4によって補強される。
【0039】上記実施形態において、爪部103aの強
度が不十分なときには、第1変形例として、図7
(b),(c)に示すように、略円錐筒形状の係止部材
105を設け、補強部材106の軸方向外側端部にて軸
心方向に垂直に延びた内向きフランジ部106aを設
け、右側凸部103とフランジ部106aとの間に係止
部材105を設けるようにしてもよい。これにより、被
連結パイプ110を連結端部11に挿入すると、リング
状凸部111が、右側凸部103と係止部材105によ
って確実に係止され、連結端部11に強固に連結され
る。なお、上記実施形態ではOリングを2つ用いている
が、一つでも3つ以上でも勿論よく、爪部103aの形
状、別体にした係止部材の形状は、適宜変更することが
できる。
【0040】また、第6実施形態第2変形例として、
図7(d)に示すように、連結端部11上のプロテクタ
20を除去し、連結端部11に2個のリング状の凸部1
01,102を設け、左側の凸部101をOリング装着
用とし、右側の凸部102をシールリング装着用とし
た。そして、右側凸部102の先端側を径方向の斜め外
方に曲げて拡げた先端部103とした。さらに、凸部1
01,102及び先端部103の外周側に円筒形の補強
部材107を被せて固定させた。固定方法は、上記実施
形態と同様である。そして、係合用のリング状凹部11
2を設けた被連結パイプ110を連結端部11に挿入す
ると、リング状凹部112と右側凸部102間にシール
リング113が介在することによって被連結パイプ11
0が連結端部11に係止され、連結端部11に強固に連
結される。連結端部11と被連結パイプ110のシール
性は、凸部101に装着されたOリング101aによっ
て確保される。また、金属薄板からなる連結端部11の
強度は、補強部材107によって補強される。
【0041】第7実施形態としては、図8(a)に示す
ように、金属ホース本体10の連結端部11に別体の中
間部材を設け、連結端部11の形状と相手部材の被連結
部の形状とが合わないような場合に、両者間に介在させ
て、両者を連結させようとするものである。すなわち、
径の異なる4段の円筒部121,122,123,12
4を順次連結させた中間部材120を設け、第1円筒部
121を連結端部11に挿入してろう付け等により接合
させる。そして、第3円筒部123の内側にOリング嵌
合用のリング123aを接着させる。また、第4円筒部
124は、外端にて軸心方向に向けて延びた内向きフラ
ンジ部124aを設け、その内側に円錐筒形の係合部材
125が挿嵌され、フランジ部124aによって係止さ
れている。そして、係合用のリング状凸部111を設け
た被連結パイプ110を連結端部11に挿入すると、リ
ング状凸部111が、第3円筒部123のリング123
aと係合部材125に挟まれて固定される。また、中間
部材120と被連結パイプ110間のシール性は、第3
円筒部123に装着された2個のOリング123bによ
って保証される。
【0042】つぎに、第7実施形態の第1変形例とし
て、図8(b)に示すように、係合要素である中間部材
130は、円筒部の右端を径方向斜め外方に略45°拡
げかつ先端を折り返した円錐状のシール部131とし、
かつ円筒部の右端側の外周面にリング状の嵌合部132
が嵌合固定されている。嵌合部132は、その外周にね
じ溝132aを設けている。中間部材130は、連結端
部11に挿入され、ろう付け等により連結端部11に固
定される。被係合要素である被連結部材140は、その
連結部141の先端内周側にシール部131に対応した
45°に切り欠いた傾斜部142を設け、傾斜部142
の径方向外側にて軸方向に延びた連結部内周面には嵌合
部132に螺合可能なねじ溝143を設けている。そし
て、被連結パイプ140の連結部141のねじ溝143
に嵌合部132のねじ溝132aを螺合させることによ
り、中間部材130の連結部141の傾斜部142がシ
ール部131に圧着されるので、両者間のシール性が確
保される。
【0043】つぎに、第7実施形態の第2変形例とし
て、図8(c)に示すように、係合要素である中間部材
150として、円筒部の中間に外側に向けたリング状の
ボス部151を設け、ボス部151の左側円筒部152
金属ホース本体10の連結端部11との接合用とし、
ボス部151の右側円筒部153を相手部材である被連
結部材160との嵌合部分とした。ボス部151は、軸
方向に平行なねじ貫通孔151aを設けている。右側円
筒部153の外側面には、2個のOリング挿着用のリン
グ状凹部153aが同軸状にかつ互いに離間して設けら
れている。中間部材150は、連結端部11内に挿入さ
れ、左側円筒部152にてろう付け等により連結端部1
1に固定される。被係合要素である円筒形の被連結部材
160は、ボス部151のねじ貫通孔151aとの対応
位置にて端面から軸方向に延びたネジ孔161を設けて
いる。そして、被連結部材160を中間部材150の右
側円筒部153に嵌合し、ねじ154をねじ貫通孔15
1aを通してネジ孔161に螺合させることにより、被
連結パイプ160は中間部材150に強固に固定され
る。また、被連結パイプ160は、右側円筒部153
凹部153aに挿着されたOリング153bによって中
間部材150内周面とのシール性が確保される。
【0044】第8実施形態としては、図9(a)に示す
ように、連結端部11の左端を径方向の斜め外方向に4
5°に拡げかつ先端を折り返してシール部11dとし、
かつ左側外周に係合要素である円筒形状の嵌合部材17
0を設け、その外周面にねじ溝171を設けた。嵌合部
材170は、連結端部11の外側に挿入される。被連結
パイプ180の右端の外周面には、被係合要素である円
筒状でかつ断面略コの字状の連結部181が外方に突出
して取り付けられている。連結部181は、被連結パイ
プ180から軸方向外方に延出した内周部184と外周
部185を設けており、内周部184の外径が連結端部
11の内径と同一にされている。内周部184は、軸方
向内端位置の外周面側がシール部11dに対応した45
°に傾斜した傾斜部182になっており、外周部185
の内周面には嵌合部材170のねじ溝171に対応した
ねじ溝183を設けている。そして、被連結パイプ18
0の連結部181のねじ溝183に嵌合部材170のね
じ溝171を螺合させることにより、連結端部11のシ
ール部11dが連結部181の傾斜部182に押圧さ
れ、シール部11dが傾斜部182に圧着されるので、
両者間のシール性が確保される。なお、第1変形例とし
、図9(b)に示すように、被連結パイプ180の
が連結端部11の内径より大きいときには、連結部1
81の内周部が連結端部11内に挿入されないような形
状としてもよい。この場合には、連結端部11の潰れを
防止するために、連結端部11の内周側に補強部材17
2を挿入してもよい
【0045】つぎに、第8実施形態第2変形例とし
て、図9(c)に示すように、円筒形であって右端にボ
ス部191を設けると共に円筒の内周面にねじ溝192
を設けた嵌合部材190が、連結端部11の外周部に挿
入され、ボス部191にて連結端部11の外周面に固定
された。また、被連結パイプ200に固定された連結部
201は、被連結パイプ200から軸方向外方に延出し
た筒状の内周部202と外周部203とを有する断面略
コ字状であり、内周部202の外径が連結端部11の内
径と同一にされている。連結部201の外周部203
外周面には、嵌合部材190のねじ溝192に螺合可能
なねじ溝203aが設けられている。そして、内周部2
02と外周部203の間には空間部分Sが設けられて
り、空間部 分Sに潰れ易い真鍮等のリング状の部材20
4が挿着されている。被連結パイプ200の連結部20
1のねじ溝203aに嵌合部材190のねじ溝192を
螺合させることにより、部材204が潰れた状態で両者
間が連結される。また、潰れた部材204により連結端
部11と被連結パイプ200間のシール性が確保され
る。なお、第4変形例として、図9(d)に示すよう
に、被連結パイプ200の外径が連結端部11の内径よ
り大きいときには、連結部201の内周部が連結端部1
1内に挿入されないような形状としてもよい。この場合
には、連結端部11の内側に円筒形の補強部材193を
挿入して密着させることにより、連結端部11の変形を
防止することができる。
【0046】第9実施形態としては、図10(a)に示
すように、金属ホース本体10の連結端部11の先端か
ら軸方向内方に離れた部分をねじ形状11eに形成し、
かつ先端を径方向外方に約45°に傾斜して拡げた押圧
部11fを設けた。また、被連結パイプ210は、径方
向外方に突出したリング状の凸部211を設けている。
係合部材220は、円筒形状で右端側に連結端部11の
ねじ形状11eに螺合可能なねじ溝221を設けると共
に、左端部にて軸心方向に直角に曲げられたフランジ部
222を設ける。連結端部11に被連結パイプ210を
挿入し、押圧部11fと凸部211間にOリング211
aを介在させる。さらに、係合部材220のフランジ部
222を被連結パイプ210の凸部211に係合させ、
ねじ溝221を連結端部11のねじ形状11eに螺合さ
せる。これにより、連結端部11と被連結パイプ210
は、係合部材220によってシール性良くかつ強固に連
結される。
【0047】なお、上記第9実施形態の第1変形例とし
て、図10(b)に示すように、連結端部11の先端部
分をねじ形状11eとし、シール用凸部11gを軸方向
内側に設けると共に凸部11g内にOリング211aを
挿着し、連結端部11の形状に合わせて係合部材220
にねじ溝221を設けるようにしてもよい。また、第2
変形例として、図10(c)に示すように、連結端部1
1に、軸方向内側から先端に向けて順に係合用凸部11
hとOリング挿着凸部11iを設け、被連結パイプ21
0の外周面に突出したねじ形状211を設けるようにし
てもよい。そして、係合部材220として、左端側にね
じ溝221を設けると共に、右端側にて軸心方向に直角
に曲げられた内向きフランジ部222を設けた。このよ
うな構成によっても、連結端部11と被連結パイプ21
0は、係合部材220によってシール性良くかつ強固に
連結される
【0048】つぎに、第9実施形態の第3変形例とし
て、図10(d)に示すように、連結端部11と被連結
パイプ210間の連結を上記のように係合部材220に
よって行い、連結端部11と被連結パイプ210間のシ
ールを両者間に介在させた弾性部材11jによって行う
ようにしてもよい。さらに、第4変形例として、図10
(e)に示すように、連結端部11と被連結パイプ21
0間の連結を上記のように係合部材220によって行
い、連結端部11と被連結パイプ210間のシールを、
連結端部11の外周側に嵌め合わせたリング状の補強部
材11kを締めつけることにより行ってもよい。
【0049】つぎに、第10実施形態として、図11
(a)に示すように、ゴムプロテクタ20の左端を金属
ホース本体10の連結端部11の外側に延出させて連結
部分20aとし、被連結パイプ230の挿入を容易にさ
せようとするものである。連結端部11の先端を凸部1
1pとし、ゴムプロテクタ20を連結端部11の外側ま
で延出させると共にその一部を凸部11pの内周側にも
設けた。また、被連結パイプ230は、その軸方向先端
凸部231を設けた。そして、被連結パイプ230を
連結部分20aに挿入し、その先端凸部231を連結端
部11の先端凸部11pに連結部分20aの一部を介し
て連結させる。これにより、被連結パイプ230の挿入
を容易にすると共に、両者の連結性及びシール性を確保
することができる。
【0050】つぎに、第10実施形態の第1変形例とし
て、図11(b)に示すように、被連結パイプ230を
連結部分20aに挿入したとき、連結端部11の先端と
被連結パイプ230の先端を互いに接触させるようにす
ることもできる。この場合には、連結端部11と被連結
パイプ230が外れないように、連結端部11の外側を
円筒形リング232により固定しなければならない。そ
して、かしめによる連結端部11の変形を防止するため
に、連結端部11の内側に円筒形の補強部材233を挿
入させることができる。また、第10実施形態の第2変
形例として、図11(c)に示すように、連結端部11
の先端と被連結パイプ230の先端を互いに接触させた
状態で、両者の連結部分を別のシール部材240によっ
て被覆するようにした。そして、連結端部11の外側を
円筒形リング232により固定するときに、シール部材
240の外側にゴムプロテクタ20を被覆し、その上か
ら円筒形リング232によりかしめて固定する。また、
上記第1変形例と同様に、連結端部11の変形を防止す
るために、連結端部11の内側に円筒形の補強部材23
3を挿入させることができる。
【0051】つぎに、第11実施形態としては、図12
に示すように、相手部材である被連結部材245の一端
を第1実施形態と同様の構成とし、被連結部材245の
他端にアイジョイント246を設けるようにしてもよ
い。このように、他端側を中間部材であるアイジョイン
トとしたことにより、アイジョイントの処理の自由度が
高められて便利である
【0052】なお、上記各実施形態においては、連結端
部と相手部材の被連結部とのシール性確保のためのシー
ル部材としてOリングを用いているが、例えば図13に
示すような、断面が異形のシールリングを用いてもよ
い。図13(a),(b)に示すシールリング250
は、長さ方向に沿って2個の断面半円形の凸部251
と、断面略鋭角三角形の凸部252とを設けている。こ
れにより、シールリング250と相手面との接触面積が
拡げられて、そのシール性が高められる。また、連結端
部から被連結部材を引き抜く際の抵抗を大きくすること
ができる。また、図13(c)〜(f)にシールリング
の他の変形例を示すが、これらに限らず、形状及びシー
ルリングの数を適宜変更して実施することができる。
【0053】また、上記各実施形態においては、ホース
本体として、ステンレスの他にアルミニウム、あるいは
これらの合金等を用いてもよい。さらに、上記各実施形
において、プロテクタ付金属ホースの製造方法として
は、金属ホース本体とゴムプロテクタとを別体で設け
て、これを嵌め合わせているが、これに限るものではな
い。例えば、バルジ加工した金属薄板上にゴムを押出し
成形又は射出成形し、その後に加硫させてもよく、ま
た、金属薄板上にゴムを押出し成形し、その後にバルジ
加工を施してから加硫させてもよい。さらに、バルジ加
工した金属薄板上にゴム等のコーティング材を塗布して
もよい。なお、上記プロテクタ付金属ホースの継手部分
の構造については、上記各実施形態及び変形例に限ら
ず、被連結部材の構造等に応じて適宜変更することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプロテクタ付金属
ホースを示す一部破断面図、金属ホース本体連結端部を
示す斜視図及び連結部分の変形例を示す断面図である。
【図2】第2実施形態に係るプロテクタ付金属ホースを
概略的に示す斜視図である。
【図3】第2実施形態に係るプロテクタ付金属ホースを
一部省略して拡大して示す一部破断面図である。
【図4】第3実施形態及び変形例に係る連結部分を概略
的に示す断面図である。
【図5】第4実施形態及び第1,第2変形例に係る連結
部分を概略的に示す断面図である。
【図6】第5実施形態及び変形例に係る連結部分を概略
的に示す断面図である。
【図7】第6実施形態及び第1,第2変形例に係る連結
部分を概略的に示す断面図である。
【図8】第7実施形態及び第1,第2変形例に係る連結
部分を概略的に示す断面図である。
【図9】第8実施形態及び第1,第2,第3,第4変形
例に係る連結部分を概略的に示す断面図である。
【図10】第9実施形態及び第1,第2,第3,第4変
形例に係る連結部分を概略的に示す断面図である。
【図11】第10実施形態及び第1,第2変形例に係る
連結部分を概略的に示す断面図である。
【図12】第11実施形態に係る連結部分を概略的に示
す断面図である。
【図13】シールリングの変形例を概略的に示す一部破
断斜視図である。
【図14】従来例に係る連結部分を概略的に示す斜視図
及び断面図である。
【符号の説明】
10…金属ホース本体、11…左連結端部、11a,1
1b…突出部、12…右連結端部、12a,12b…突
出部、13…蛇腹形状部、20…ゴムプロテクタ、30
…被連結パイプ、31…凸部、40…金属ホース本体、
41…左連結端部、41a,41b…突出部、42…右
連結端部、42a,42b…突出部、43…中間部、4
3a,43b…蛇腹形状部、44…係止部材、50…ゴ
ムプロテクタ、60…出口パイプ、62…ネック部、7
0,80,90,110…被連結パイプ、71…ゴムキ
ャップ、101〜103…凸部、103a…爪部、10
4,106…補強部材、105…係止部材、120,1
30,150…中間部材、140,160…被連結部
材、F,G…プロテクタ付金属ホース
フロントページの続き (72)発明者 伊佐治 雅久 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−41988(JP,U) 実開 平2−141791(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 33/22 B67D 5/00 F16L 11/11

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板からなる筒状体であり、両端部
    を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース
    本体と、同ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被
    せられた筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着
    可能な結合構造を設けてなる低透過性ホースであって前記ホース本体の端部の外周部に嵌め合され、同ホース
    本体の端部から外側に向けて延出した弾性筒状部を設
    け、同弾性筒状部を前記相手部材との嵌合シール部とな
    した ことを特徴とする低透過性ホース。
  2. 【請求項2】 金属薄板からなる筒状体であって、両端
    部を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホー
    ス本体と、同ホース本体の少なくとも中間部の外周面に
    被せられた筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱
    着可能な結合構造を設けてなる低透過性ホースの前記ホ
    ース本体の端部の一部に、同ホース本体の軸線方向に垂
    直にリング状に突出した凸部を設けると共に、前記相手
    部材の外周部に軸線方向に垂直にリング状に突出した凸
    部を設け、前記ホース本体又は相手部材を相手側に挿入
    して両凸部を係合させて前記ホース本体と前記相手部材
    間を連結させるようにしたことを特徴とする低透過性ホ
    ースと相手部材との連結構造
  3. 【請求項3】 金属薄板からなる筒状体であって、両端
    部を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホー
    ス本体と、同ホース本体の少なくとも中間部の外周面に
    被せられた筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱
    着可能な結合構造を設けてなる低透過性ホースの前記ホ
    ース本体の端部の一部に、同ホース本体の軸線方向に垂
    直にリング状に突出した凸部を設けると共に、前記相手
    部材の外周部に軸線方向に垂直にリング状に突出した凸
    部を設け、両凸部に係合部材を係合させることにより、
    前記ホース本体と前記相手部材間を連結させるようにし
    たことを特徴とする低透過性ホースと相手部材との連結
    構造
  4. 【請求項4】 金属薄板からなる筒状体であって、両端
    部を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホー
    ス本体と、同ホース本体の少なくとも中間部 の外周面に
    被せられた筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱
    着可能な結合構造を設けてなる低透過性ホースの前記ホ
    ース本体及び相手部材のいずれか一方に変形可能な係合
    要素を設け、同ホース本体を同相手部材に軸線方向に嵌
    入した際に、同係合要素が同相手部材及び同ホース本体
    の他方に設けた被係合要素にスナップ係合することによ
    り同ホース本体と同相手部材の間を連結させるようにし
    たことを特徴とする低透過性ホースと相手部材との連結
    構造
  5. 【請求項5】金属薄板からなる筒状体であって、両端部
    を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホース
    本体と、同ホース本体の少なくとも中間部の外周面に被
    せられた筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱着
    可能な結合構造を設けてなる低透過性ホースと同相手部
    材の間に弾性部材を介在させ、又は弾性部材なしで、挟
    圧手段により前記ホース本体を前記相手部材に挟圧させ
    ることを特徴とする低透過性ホースと相手部材との連結
    構造
  6. 【請求項6】 金属薄板からなる筒状体であって、両端
    部を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホー
    ス本体と、同ホース本体の少なくとも中間部の外周面に
    被せられた筒状の外皮部とを有し、端部に相手部材と脱
    着可能な結合構造を設けてなる低透過性ホースと同相手
    部材との連結構造であって、同相手部材が中間部材であ
    ることを特徴とする低透過性ホースと相手部材との連結
    構造
  7. 【請求項7】 金属薄板からなる筒状体であって、両端
    部を除く中間部の少なくとも一部を蛇腹形状としたホー
    ス本体と、同ホース本体の少なくとも中間部の外周面に
    被せられた筒状の外皮部とを設けてなる低透過性ホース
    の前記ホース本体の端部に相手部材を嵌合させた状態
    で、同端部にて前記ホース本体と前記相手部材間を接合
    固定させたことを特徴とする低透過性ホースと相手部材
    との連結構造
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載の低透過性ホースと
    相手部材との連結構造において、前記ホース本体の端部
    と前記相手部材間に弾性部材を介在させた状態で、前記
    接合固定がかしめ圧入等塑性加工によりなされることを
    特徴とする低透過性ホースと相手部材との連結構造
  9. 【請求項9】 前記請求項7に記載の低透過性ホースと
    相手部材との連結構造において、前記相手部材が中間部
    材であることを特徴とする低透過性ホースと 相手部材と
    の連結構造
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