JP3449415B2 - 突起付きベルト及びその製造方法 - Google Patents
突起付きベルト及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3449415B2 JP3449415B2 JP2000281540A JP2000281540A JP3449415B2 JP 3449415 B2 JP3449415 B2 JP 3449415B2 JP 2000281540 A JP2000281540 A JP 2000281540A JP 2000281540 A JP2000281540 A JP 2000281540A JP 3449415 B2 JP3449415 B2 JP 3449415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- support portion
- hole
- protrusion
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、突起付きベルト及
びその製造方法に関する。
びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ベルト背面に突起が設けられた突起付き
ベルトが広く用いられている。この突起は、ベルト背面
で物品を搬送する場合の物品間の仕切りとなったり、ベ
ルトの走行位置を検知するセンサーを作動させたり、物
品を押して移動させたり等する機能を果たすものであ
る。
ベルトが広く用いられている。この突起は、ベルト背面
で物品を搬送する場合の物品間の仕切りとなったり、ベ
ルトの走行位置を検知するセンサーを作動させたり、物
品を押して移動させたり等する機能を果たすものであ
る。
【０００３】そして、かかる突起付きベルトの突起は、
ベルト背面に一体に設けられているものの他、突起強度
の向上を図るべく突起厚さを厚くするとベルトを小プー
リに適正に巻き掛けることが困難となることから、ベル
ト背面に支持部を立設し、その支持部を外嵌又は挟持す
るように突起部材を支持部に固設したものもある。
ベルト背面に一体に設けられているものの他、突起強度
の向上を図るべく突起厚さを厚くするとベルトを小プー
リに適正に巻き掛けることが困難となることから、ベル
ト背面に支持部を立設し、その支持部を外嵌又は挟持す
るように突起部材を支持部に固設したものもある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く支持部に突起部材を固設した突起付きベルトは、支
持部と突起部材とが別体であるため、両者を接着剤等に
より接着しただけでは突起部材が支持部から脱落するお
それがある。
如く支持部に突起部材を固設した突起付きベルトは、支
持部と突起部材とが別体であるため、両者を接着剤等に
より接着しただけでは突起部材が支持部から脱落するお
それがある。
【０００５】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、突起部材を支持部に
強固に固設した突起付きベルト及びその製造方法と提供
することにある。
であり、その目的とするところは、突起部材を支持部に
強固に固設した突起付きベルト及びその製造方法と提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベルト背面に
一体に立設された支持部に貫通孔を設け、その支持部を
外嵌又は挟持する一対の脚部を有し且つその支持部に固
設された突起部材に、支持部の貫通孔を充塞して通じ且
つ両脚部を連結する脚部連結部を一体に設けるようにし
たものである。
一体に立設された支持部に貫通孔を設け、その支持部を
外嵌又は挟持する一対の脚部を有し且つその支持部に固
設された突起部材に、支持部の貫通孔を充塞して通じ且
つ両脚部を連結する脚部連結部を一体に設けるようにし
たものである。
【０００７】具体的には、本発明は、ベルト背面に一体
に立設された支持部と、該支持部を外嵌又は挟持する一
対の脚部を有し且つ該支持部に固設された突起部材と、
を備えた突起付きベルトであって、上記支持部には貫通
孔が設けられている一方、上記突起部材には該貫通孔を
充塞して通じ且つ上記一対の脚部を連結する脚部連結部
が一体に設けられ、 上記支持部に設けられた貫通孔は、
その孔数が１つであり且つその外郭形状が多角形である
ことを特徴とする。
に立設された支持部と、該支持部を外嵌又は挟持する一
対の脚部を有し且つ該支持部に固設された突起部材と、
を備えた突起付きベルトであって、上記支持部には貫通
孔が設けられている一方、上記突起部材には該貫通孔を
充塞して通じ且つ上記一対の脚部を連結する脚部連結部
が一体に設けられ、 上記支持部に設けられた貫通孔は、
その孔数が１つであり且つその外郭形状が多角形である
ことを特徴とする。
【０００８】上記の構成によれば、支持部に設けられた
貫通孔に突起部材に一体に設けられた脚部連結部が充塞
して通じ、支持部又は突起部材が破損されない限り突起
部材が支持部から脱落することはないので、突起部材の
支持部への固設状態は極めて強固なものとなる。
貫通孔に突起部材に一体に設けられた脚部連結部が充塞
して通じ、支持部又は突起部材が破損されない限り突起
部材が支持部から脱落することはないので、突起部材の
支持部への固設状態は極めて強固なものとなる。
【０００９】また、支持部に外郭形状が円形状である貫
通孔を単独で設けた場合、その脚部連結部を軸として突
起部材が回動可能となり、突起部材の設置状態が安定し
ないが、支持部に設けられた貫通孔の孔数が１つであっ
て、その外郭形状が三角形や四角形等の多角形状である
ので、脚部連結部を軸とした突起部材の回動が規制さ
れ、突起部材のベルト背面への設置状態が安定したもの
となる。
通孔を単独で設けた場合、その脚部連結部を軸として突
起部材が回動可能となり、突起部材の設置状態が安定し
ないが、支持部に設けられた貫通孔の孔数が１つであっ
て、その外郭形状が三角形や四角形等の多角形状である
ので、脚部連結部を軸とした突起部材の回動が規制さ
れ、突起部材のベルト背面への設置状態が安定したもの
となる。
【００１０】本発明は、ベルト背面に一体に立設された
支持部と、該支持部を外嵌又は挟持する一対の脚部を有
し且つ該支持部に固設された突起部材と、を備えた突起
付きベルトであって、 上記支持部には貫通孔が設けられ
ている一方、上記突起部材には該貫通孔を充塞して通じ
且つ上記一対の脚部を連結する脚部連結部が一体に設け
られ、 上記支持部に設けられた貫通孔は、その孔数が複
数であることを特徴とする。
支持部と、該支持部を外嵌又は挟持する一対の脚部を有
し且つ該支持部に固設された突起部材と、を備えた突起
付きベルトであって、 上記支持部には貫通孔が設けられ
ている一方、上記突起部材には該貫通孔を充塞して通じ
且つ上記一対の脚部を連結する脚部連結部が一体に設け
られ、 上記支持部に設けられた貫通孔は、その孔数が複
数であることを特徴とする。
【００１１】上記の構成によれば、支持部に設けられた
貫通孔に突起部材に一体に設けられた脚部連結部が充塞
して通じ、支持部又は突起部材が破損されない限り突起
部材が支持部から脱落することはないので、突起部材の
支持部への固設状態は極めて強固なものとなる。
貫通孔に突起部材に一体に設けられた脚部連結部が充塞
して通じ、支持部又は突起部材が破損されない限り突起
部材が支持部から脱落することはないので、突起部材の
支持部への固設状態は極めて強固なものとなる。
【００１２】また、支持部に外郭形状が円形状である貫
通孔を単独で設けた場合、その脚部連結部を軸として突
起部材が回動可能となり、突起部材の設置状態が安定し
ないが、支持部に設けられた貫通孔の孔数が複数である
ので、脚部連結部を軸とした突起部材の回動が規制さ
れ、突起部材のベルト背面への設置状態が安定したもの
となる。なお、この場合、貫通孔の外郭形状は円形であ
ってもよい。
通孔を単独で設けた場合、その脚部連結部を軸として突
起部材が回動可能となり、突起部材の設置状態が安定し
ないが、支持部に設けられた貫通孔の孔数が複数である
ので、脚部連結部を軸とした突起部材の回動が規制さ
れ、突起部材のベルト背面への設置状態が安定したもの
となる。なお、この場合、貫通孔の外郭形状は円形であ
ってもよい。
【００１３】そして、かかる突起付きベルトは、まず、
貫通孔を有する支持部がベルト背面に一体に立設された
ベルト本体を成形し、そして、支持部の貫通孔が充塞さ
れるように支持部を溶融した熱可塑性樹脂で覆い、その
熱可塑性樹脂を固化させることにより突起部材を成形す
ることにより製造することができる。
貫通孔を有する支持部がベルト背面に一体に立設された
ベルト本体を成形し、そして、支持部の貫通孔が充塞さ
れるように支持部を溶融した熱可塑性樹脂で覆い、その
熱可塑性樹脂を固化させることにより突起部材を成形す
ることにより製造することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持部に設けられた貫通孔に突起部材に一体に設けられ
た脚部連結部が充塞して通じ、支持部又は突起部材が破
損されない限り突起部材が支持部から脱落することはな
いので、突起部材を支持部に極めて強固な状態に固設す
ることができる。
支持部に設けられた貫通孔に突起部材に一体に設けられ
た脚部連結部が充塞して通じ、支持部又は突起部材が破
損されない限り突起部材が支持部から脱落することはな
いので、突起部材を支持部に極めて強固な状態に固設す
ることができる。
【００１５】また、脚部連結部を軸とした突起部材の回
動が規制され、突起部材のベルト背面への設置状態を安
定したものとすることができる。
動が規制され、突起部材のベルト背面への設置状態を安
定したものとすることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１７】（実施形態１）
図１は実施形態１に係るベルトを示す。このベルトは、
ベルト本体１が歯付ベルト本体であって、そのベルト背
面に板状支持部４が立設され、その板状支持部４に突起
部材６が固設された構成のものである。
ベルト本体１が歯付ベルト本体であって、そのベルト背
面に板状支持部４が立設され、その板状支持部４に突起
部材６が固設された構成のものである。
【００１８】ベルト本体１は、ポリウレタン組成物から
なり、内面にベルト歯２，２，…が所定ピッチで設けら
れている。また、各ベルト歯２の底部に沿って抗張体と
してのアラミド繊維からなる心線３がベルト幅方向にピ
ッチを形成した螺旋状をなして埋設されている。
なり、内面にベルト歯２，２，…が所定ピッチで設けら
れている。また、各ベルト歯２の底部に沿って抗張体と
してのアラミド繊維からなる心線３がベルト幅方向にピ
ッチを形成した螺旋状をなして埋設されている。
【００１９】板状支持部４は、板面がベルト走行方向を
向く矩形であり、その中央には外郭形状が円形の貫通孔
５が１つ設けられている。
向く矩形であり、その中央には外郭形状が円形の貫通孔
５が１つ設けられている。
【００２０】突起部材６は、アセタール樹脂（ＰＯＭ）
製の板状であり、板状支持部４を挟持する１対の脚部６
ａ，６ａが設けられていると共に、板状支持部４の貫通
孔５を充塞して通じ且つ両脚部６ａ，６ａを連結する脚
部連結部６ｂが一体に設けられている。また、突起部材
６上端には、搬送物のはみ出しを規制するはみ出し規制
部６ｃがベルト長さ方向に突設されている。
製の板状であり、板状支持部４を挟持する１対の脚部６
ａ，６ａが設けられていると共に、板状支持部４の貫通
孔５を充塞して通じ且つ両脚部６ａ，６ａを連結する脚
部連結部６ｂが一体に設けられている。また、突起部材
６上端には、搬送物のはみ出しを規制するはみ出し規制
部６ｃがベルト長さ方向に突設されている。
【００２１】すなわち、突起部材６は、一対の脚部６
ａ，６ａで板状支持部４を挟持し、且つ、脚部連結部６
ｂが貫通孔５を充塞して通じ且つ両脚部６ａ，６ａに結
合していることにより、物理的に板状支持部４に固設さ
れているものである。なお、突起部材６底部はベルト背
面に接触しているのみであり、これによってベルトをプ
ーリに巻き掛けた際、突起部材６とベルト背面との接触
が解かれ、ベルトはプーリに沿って適正に巻き掛けられ
ることとなる。
ａ，６ａで板状支持部４を挟持し、且つ、脚部連結部６
ｂが貫通孔５を充塞して通じ且つ両脚部６ａ，６ａに結
合していることにより、物理的に板状支持部４に固設さ
れているものである。なお、突起部材６底部はベルト背
面に接触しているのみであり、これによってベルトをプ
ーリに巻き掛けた際、突起部材６とベルト背面との接触
が解かれ、ベルトはプーリに沿って適正に巻き掛けられ
ることとなる。
【００２２】そして、この突起付きベルトは、ベルト背
面に設けられた突起部材６により紙葉類等の搬送物を押
圧して水平搬送したり、突起部材６により搬送物を支持
して上下搬送するのに使用されるものである。
面に設けられた突起部材６により紙葉類等の搬送物を押
圧して水平搬送したり、突起部材６により搬送物を支持
して上下搬送するのに使用されるものである。
【００２３】以上の構成の突起付きベルトによれば、板
状支持部４に設けられた貫通孔５に突起部材６に一体に
設けられた脚部連結部６ｂが充塞して通じ、板状支持部
４又は突起部材６が破損されない限り突起部材６が板状
支持部４から脱落することはないので、突起部材６の板
状支持部４への固設状態は極めて強固なものとなる。
状支持部４に設けられた貫通孔５に突起部材６に一体に
設けられた脚部連結部６ｂが充塞して通じ、板状支持部
４又は突起部材６が破損されない限り突起部材６が板状
支持部４から脱落することはないので、突起部材６の板
状支持部４への固設状態は極めて強固なものとなる。
【００２４】次に、上記突起付きベルトの製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【００２５】＜ベルト本体形成工程＞
ベルト背面に板状支持部が立設された歯付ベルト本体が
成形されるようなキャビティを有する注型用金型にウレ
タンプレポリマー組成物を注入し、加熱して硬化させ
る。これによって、そのキャビティ形状に対応したベル
ト本体が成形されることとなる。なお、注型用金型には
上記組成物の注入前に予め心線を緊張状態でセットして
おき、ベルトに心線が埋設されるようにしておく。
成形されるようなキャビティを有する注型用金型にウレ
タンプレポリマー組成物を注入し、加熱して硬化させ
る。これによって、そのキャビティ形状に対応したベル
ト本体が成形されることとなる。なお、注型用金型には
上記組成物の注入前に予め心線を緊張状態でセットして
おき、ベルトに心線が埋設されるようにしておく。
【００２６】＜貫通孔形成工程＞
板状支持部の中央部に外郭形状が円形の貫通孔を設け
る。
る。
【００２７】＜射出金型セット工程＞
突起部材を成形するための射出金型内に貫通孔を設けた
板状支持部のみをインサートし、所定位置にセットす
る。
板状支持部のみをインサートし、所定位置にセットす
る。
【００２８】＜樹脂射出工程＞
射出金型内に溶融したアセタール樹脂（ＰＯＭ）を射出
する。このとき、貫通孔には溶融樹脂が流入充填される
と共に、突起部材が成形されることとなる。
する。このとき、貫通孔には溶融樹脂が流入充填される
と共に、突起部材が成形されることとなる。
【００２９】＜脱型工程＞
射出金型からベルトに取り付けられた突起部材を取り出
す。
す。
【００３０】以上の突起付きベルトの製造方法によれ
ば、板状支持部が熱可塑性樹脂によって形成された突起
部材で覆われ、しかも板状支持部に設けられた貫通孔に
は突起部材の両脚部を連結する脚部連結部によって充塞
されることとなる。
ば、板状支持部が熱可塑性樹脂によって形成された突起
部材で覆われ、しかも板状支持部に設けられた貫通孔に
は突起部材の両脚部を連結する脚部連結部によって充塞
されることとなる。
【００３１】（実施形態２）
図２は、本発明の実施形態２に係る搬送用突起付きベル
トを示す。なお、実施形態１と同一部分は同一符号で示
している。
トを示す。なお、実施形態１と同一部分は同一符号で示
している。
【００３２】この搬送用突起付きベルトでは、板状支持
部４に設けられた貫通孔５の外郭形状が正三角形であ
り、その貫通孔５を充塞して通じる脚部連結部６ｂもそ
れに対応した形状となっている。
部４に設けられた貫通孔５の外郭形状が正三角形であ
り、その貫通孔５を充塞して通じる脚部連結部６ｂもそ
れに対応した形状となっている。
【００３３】その他の構成は、実施形態１と同一であ
る。
る。
【００３４】以上の構成の突起付きベルトによれば、脚
部連結部６ｂを軸とした突起部材６の回動が規制され、
突起部材６のベルト背面への設置状態が安定したものと
なる。
部連結部６ｂを軸とした突起部材６の回動が規制され、
突起部材６のベルト背面への設置状態が安定したものと
なる。
【００３５】その他の作用・効果は実施形態１と同一で
ある。
ある。
【００３６】（実施形態３）
図３は、本発明の実施形態３に係る搬送用突起付きベル
トを示す。なお、実施形態１と同一部分は同一符号で示
している。
トを示す。なお、実施形態１と同一部分は同一符号で示
している。
【００３７】この搬送用突起付きベルトでは、板状支持
部４には外郭形状が円形の２つの貫通孔５，５がベルト
幅方向に並ぶように設けられている一方、突起部材には
各々の貫通孔５を充塞して通じる脚部連結部６ｂが設け
られている。
部４には外郭形状が円形の２つの貫通孔５，５がベルト
幅方向に並ぶように設けられている一方、突起部材には
各々の貫通孔５を充塞して通じる脚部連結部６ｂが設け
られている。
【００３８】その他の構成は、実施形態１と同一であ
る。
る。
【００３９】以上の構成の突起付きベルトによれば、実
施形態２の場合と同様に、脚部連結部６ｂを軸とした突
起部材６の回動が規制され、突起部材６のベルト背面へ
の設置状態が安定したものとなる。
施形態２の場合と同様に、脚部連結部６ｂを軸とした突
起部材６の回動が規制され、突起部材６のベルト背面へ
の設置状態が安定したものとなる。
【００４０】その他の作用・効果は実施形態１と同一で
ある。
ある。
【００４１】（その他の実施形態）
上記実施形態１〜３では、ベルト本体１を歯付ベルト本
体としたが、これに限定されるものではなく、平ベル
ト、Ｖベルト等であってもよい。
体としたが、これに限定されるものではなく、平ベル
ト、Ｖベルト等であってもよい。
【００４２】また、上記実施形態１〜３では、ベルト本
体１を熱硬化性ポリウレタンで形成したものとしたが、
これに限定されるものではなく、ゴムで形成されたもの
であってもよい。
体１を熱硬化性ポリウレタンで形成したものとしたが、
これに限定されるものではなく、ゴムで形成されたもの
であってもよい。
【００４３】また、上記実施形態１〜３では、突起部材
６をアセタール樹脂（ＰＯＭ）製としたが、特にこれに
限定されるものではなく、ポリアミド樹脂（ＰＡ）製、
ポリカーボネート樹脂（ＰＣ）製、アクリロノトリル−
ブタジエン−スチレン樹脂（ＡＢＳ）製等であってもよ
い。
６をアセタール樹脂（ＰＯＭ）製としたが、特にこれに
限定されるものではなく、ポリアミド樹脂（ＰＡ）製、
ポリカーボネート樹脂（ＰＣ）製、アクリロノトリル−
ブタジエン−スチレン樹脂（ＡＢＳ）製等であってもよ
い。
【００４４】また、上記実施形態１〜３では、板状支持
部４に貫通孔５を設け、その貫通孔５を脚部連結部６ｂ
が充塞して通じるようにしたが、それに加えて、板状支
持部４にボルト、ピン等の棒状部材を貫通状態に取り付
け、その棒状部材を突起部材６に埋設するようにしても
よい。
部４に貫通孔５を設け、その貫通孔５を脚部連結部６ｂ
が充塞して通じるようにしたが、それに加えて、板状支
持部４にボルト、ピン等の棒状部材を貫通状態に取り付
け、その棒状部材を突起部材６に埋設するようにしても
よい。
【００４５】また、上記実施形態２では、貫通孔５の外
郭形状を正三角形としたが、特にこれに限定されるもの
ではなく、四角形等であってもよい。
郭形状を正三角形としたが、特にこれに限定されるもの
ではなく、四角形等であってもよい。
【００４６】また、上記実施形態３では、板状支持部４
に貫通孔５，５を２つ設けたが、特にこれに限定される
ものではなく、３つ以上であってもよい。
に貫通孔５，５を２つ設けたが、特にこれに限定される
ものではなく、３つ以上であってもよい。
【００４７】また、上記実施形態３では、板状支持部４
に２つの貫通孔５，５がベルト幅方向に並ぶように設け
たが、特にこれに限定されるものではなく、板状支持部
４の上下方向にそれぞれ配設するようにしてもよい。
に２つの貫通孔５，５がベルト幅方向に並ぶように設け
たが、特にこれに限定されるものではなく、板状支持部
４の上下方向にそれぞれ配設するようにしてもよい。
【図１】実施形態１に係る突起付きベルトの（ａ）正面
図及び（ｂ）側面図である。
図及び（ｂ）側面図である。
【図２】本発明の実施形態２に係る突起付きベルトの
（ａ）正面図及び（ｂ）側面図である。
（ａ）正面図及び（ｂ）側面図である。
【図３】本発明の実施形態３に係る突起付きベルトの
（ａ）正面図及び（ｂ）側面図である。
（ａ）正面図及び（ｂ）側面図である。
１ ベルト本体
２ 歯部
３ 心線
４ 板状支持部
５ 貫通孔
６ 突起部材
６ａ 脚部
６ｂ 脚部連結部
６ｃ はみ出し規制部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65G 15/42
B65G 19/24
Claims (4)
- 【請求項１】 ベルト背面に一体に立設された支持部
と、該支持部を外嵌又は挟持する一対の脚部を有し且つ
該支持部に固設された突起部材と、を備えた突起付きベ
ルトであって、 上記支持部には貫通孔が設けられている一方、上記突起
部材には該貫通孔を充塞して通じ且つ上記一対の脚部を
連結する脚部連結部が一体に設けられ、 上記支持部に設けられた貫通孔は、その孔数が１つであ
り且つその外郭形状が多角形である ことを特徴とする突
起付きベルト。 - 【請求項２】 ベルト背面に一体に立設された支持部
と、該支持部を外嵌又は挟持する一対の脚部を有し且つ
該支持部に固設された突起部材と、を備えた突起付きベ
ルトの製造方法であって、外郭形状が多角形である１つの 貫通孔を有する支持部が
ベルト背面に一体に立設されたベルト本体を成形し、 上記支持部の貫通孔が充塞されるように該支持部を溶融
した熱可塑性樹脂で覆い、該熱可塑性樹脂を固化させる
ことにより突起部材を成形することを特徴とする突起付
きベルトの製造方法。 - 【請求項３】 ベルト背面に一体に立設された支持部
と、該支持部を外嵌又は挟持する一対の脚部を有し且つ
該支持部に固設された突起部材と、を備えた突起付きベ
ルトであって、 上記支持部には貫通孔が設けられている一方、上記突起
部材には該貫通孔を充塞して通じ且つ上記一対の脚部を
連結する脚部連結部が一体に設けられ、 上記支持部に設けられた貫通孔は、その孔数が複数であ
ることを特徴とする突起付きベルト。 - 【請求項４】 ベルト背面に一体に立設された支持部
と、該支持部を外嵌又は挟持する一対の脚部を有し且つ
該支持部に固設された突起部材と、を備えた突起付きベ
ルトの製造方法であって、 複数の貫通孔を有する支持部がベルト背面に一体に立設
されたベルト本体を成 形し、 上記支持部の貫通孔が充塞されるように該支持部を溶融
した熱可塑性樹脂で覆い、該熱可塑性樹脂を固化させる
ことにより突起部材を成形することを特徴とする突起付
きベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000281540A JP3449415B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 突起付きベルト及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000281540A JP3449415B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 突起付きベルト及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002087566A JP2002087566A (ja) | 2002-03-27 |
| JP3449415B2 true JP3449415B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=18766179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000281540A Expired - Lifetime JP3449415B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 突起付きベルト及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3449415B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007088774A1 (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Bando Chemical Industries, Ltd. | 突起付きベルト |
| JP2015502191A (ja) * | 2011-11-01 | 2015-01-22 | アメディカ コーポレイション | 連結可能なインサートを有するインプラント、並びに関連するシステム及び方法 |
| CN107531419A (zh) * | 2015-05-15 | 2018-01-02 | 三之星机带株式会社 | 附带型材的带及其制造方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4583962B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-11-17 | 三ツ星ベルト株式会社 | 突起付きベルト及びその製造方法 |
| JP2006321119A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Bando Chem Ind Ltd | 熱硬化成樹脂と熱可塑性合成樹脂の一体成形品の製造方法、及びその製品 |
| JP4886407B2 (ja) * | 2006-07-20 | 2012-02-29 | 三ツ星ベルト株式会社 | 突起付きベルトのアウトサート成形方法 |
| JP5011153B2 (ja) * | 2008-02-14 | 2012-08-29 | 三ツ星ベルト株式会社 | 突起付ウレタンベルトの製造方法と、突起付ウレタンベルト |
| JP5170536B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2013-03-27 | 株式会社ダイフク | 物品処理設備 |
| US7789221B2 (en) * | 2008-09-26 | 2010-09-07 | Laitram, L.L.C. | Living-hinge conveyor belt |
-
2000
- 2000-09-18 JP JP2000281540A patent/JP3449415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007088774A1 (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Bando Chemical Industries, Ltd. | 突起付きベルト |
| DE112007000319T5 (de) | 2006-02-03 | 2009-09-24 | Bando Chemical Industries, Ltd., Kobe | Riemen mit Hervorstehung |
| DE112007000319B4 (de) * | 2006-02-03 | 2013-10-31 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Riemen mit Hervorstehung |
| JP2015502191A (ja) * | 2011-11-01 | 2015-01-22 | アメディカ コーポレイション | 連結可能なインサートを有するインプラント、並びに関連するシステム及び方法 |
| US9498338B2 (en) | 2011-11-01 | 2016-11-22 | Amedica Corporation | Methods for forming a connectable insert |
| US9498336B2 (en) | 2011-11-01 | 2016-11-22 | Amedica Corporation | Implants with a connectable insert and related systems and methods |
| CN107531419A (zh) * | 2015-05-15 | 2018-01-02 | 三之星机带株式会社 | 附带型材的带及其制造方法 |
| US10625944B2 (en) | 2015-05-15 | 2020-04-21 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Profiled belt and method for manufacturing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002087566A (ja) | 2002-03-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3449415B2 (ja) | 突起付きベルト及びその製造方法 | |
| ITTO20010617A1 (it) | Pedivella per bicicletta e procedimento per la sua fabbricazione. | |
| EP0714760A4 (en) | LAMINATE AND MANUFACTURING METHOD | |
| CA2040990A1 (en) | Composite molded articles | |
| EP0846479A3 (en) | Snowboard, water-ski and the like with very low weight and high mechanical strength | |
| JPS646442A (en) | Prestressed concrete member using lattice like reinforcing bar and its production | |
| US4945694A (en) | Building module | |
| JP4583962B2 (ja) | 突起付きベルト及びその製造方法 | |
| JP2727270B2 (ja) | ローラの製造方法 | |
| JP2001106318A (ja) | 突起付きベルト及びその製造方法 | |
| JPS6340951Y2 (ja) | ||
| JP2002087567A (ja) | 搬送用突起付きベルト | |
| JPH0649092B2 (ja) | スキー板 | |
| JPH0278315U (ja) | ||
| JPS6364834U (ja) | ||
| JPH0421444Y2 (ja) | ||
| JPH0243719Y2 (ja) | ||
| JPH01119554U (ja) | ||
| JP2606873B2 (ja) | インジェクションスキー板およびその製造方法 | |
| JPH0542943A (ja) | 合成樹脂パレツト | |
| JPH0596342A (ja) | 金属製品成形用ワツクス型の製造方法及び製造装置 | |
| JPH01171894U (ja) | ||
| JPS5914870A (ja) | ゴルフ用ウツドクラブヘツドの製法 | |
| JPH0148842B2 (ja) | ||
| JPH04101832A (ja) | 繊維強化樹脂成形品の成形方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711 Year of fee payment: 7 |