JP3447702B2 - 電気磁気機械的な変換器のための巻線を受けるための巻枠並びに電気磁気機械的な変換器 - Google Patents

電気磁気機械的な変換器のための巻線を受けるための巻枠並びに電気磁気機械的な変換器

Info

Publication number
JP3447702B2
JP3447702B2 JP2001012161A JP2001012161A JP3447702B2 JP 3447702 B2 JP3447702 B2 JP 3447702B2 JP 2001012161 A JP2001012161 A JP 2001012161A JP 2001012161 A JP2001012161 A JP 2001012161A JP 3447702 B2 JP3447702 B2 JP 3447702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
reel
arms
support
bobbin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001012161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001224144A (ja
Inventor
ハイデン ヴァン マルクス
オピッツ ホルスト
バウマイスター イェンス
グラウ エトムント
Original Assignee
ツェットエフ ザックス アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ツェットエフ ザックス アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ツェットエフ ザックス アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2001224144A publication Critical patent/JP2001224144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3447702B2 publication Critical patent/JP3447702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/522Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/12Machines characterised by the bobbins for supporting the windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、まず第一に、巻線
のための巻きつけ領域であって巻きつけ支持体と当該巻
きつけ支持体に結合していて且つ当該巻きつけ領域を軸
方向において画成する二つの腕木とによって形成されて
いる巻きつけ領域を備える電気磁気機械的な変換器のた
めの巻線を受けるための巻枠(巻きつけボディ)に関す
る。電気磁気機械的な変換器としては、磁界を使ってモ
ータ原理に従って電気的なエネルギーを機械的なエネル
ギーに変換するあるいはジェネレータ原理に従って機械
的なエネルギーを電気的なエネルギーに変換する回転電
気機械(rotierendeelektrische Maschinen)を考える。
【0002】
【従来の技術】例えば同期機あるいは非同期機として構
成されていることが可能であるこのような電気機械は、
ステータあるいは固定子と呼ばれる固定されている(据
え付けられている)部分と、ロータあるいは回転子と呼
ばれる回転する部分とをもっている。電気機械の形態方
式に応じて、ロータ及びステータは、通例、ヨークとい
くつかの(複数の)巻きつけ歯とから形成されているシ
ートパケット(プレートパケット、シートスタック、薄
板束)からなる。それらの巻きつけ歯の間の溝に、電気
的な巻線(コイル)が配置されている。これらの巻線を
通って電流が流れると、それによって当該電気機械の磁
界が発生させられる。
【0003】複数の巻線が各相巻線(ブランチ、レー
ン、Strang)に割り当てられている。その際、共通の相
巻線に割り当てられた巻線は互いに接続されている。ロ
ータリーカレントマシンの場合には、全部でm個の相巻
線が設けられており、それらがそれぞれ360/mだけ
位相をずらされて電流を与えられる。
【0004】電磁的な構成要素を備えるシートパケット
は、通例、磁気回路と呼ばれる。例えば、シートパケッ
トは、一つの部分から形成されていることが可能であ
る。このことは、ヨークと複数の巻きつけ歯とが唯一つ
の部材として構成されていることを意味する。シートパ
ケットが二つの部分からなる形式で構成されている磁気
回路設計も知られている。これは、ヨークも各巻きつけ
歯もさしあたり独立した部材として製造され、引き続い
て一つの共通のシートパケットに組み立てられることを
意味する。
【0005】巻線を製造し且つ巻きつけ歯に固定するこ
とができるように、巻枠(巻型、巻きつけボディ)を使
用することがすでに知られている。はじめに述べた構成
を有する本出願人によって開発されてすでに知られてい
る巻枠が図2に図示されて説明されている。
【0006】一つの部分からなるシートパケットの場合
には、二つの巻枠が一つの巻線機(巻き取り装置、Wick
elmaschine)にはめ込まれ(挟み込まれ)、その後巻線
を巻かれる。特に、小さい構造長の電気機械の場合に
は、巻線がそれの完成の後に巻線機から取り出されてシ
ートパケットのそれぞれの歯にはめられる(差し込まれ
る)。
【0007】二つの部分からなるシートパケットの場合
には、巻枠がまず第一に巻きつけ歯と結合させられ、こ
の組み合わせた状態で巻線機に納められることが可能で
ある。引き続いて巻きつけが行われ、その結果、巻きつ
け歯と二つの巻枠と本来のコイル(巻線)とから形成さ
れているコイルが生じる。そのようにして完成させられ
たコイルが引き続いてヨークと結合させられる。しかし
ながら、巻線の製造は、一つの部分からなるシートパケ
ットに関して述べた方法でも行われ得る。それぞれの巻
線端部の接続(結線)が所望の方法で行われるとただち
に、電気機械のステータないしロータが完成させられ
る。
【0008】電気磁気機械的な変換器の製造及び特にそ
れのために予定される巻線の製造の際には、これを常に
よりコスト安にしながら同時に品質を向上させることが
できることの要求がある。
【0009】この方向への第一のステップは、巻枠の導
入によってだいたい実現することができた。このこと
を、一つの例に基づいて簡潔に説明する。一つの部分か
らなるシートパケットの場合には、これまで、各巻線を
手で巻きつけ歯の溝の間に挿入することが必要不可欠で
あった。このことは、製造技術的に面倒で且つ非常にコ
ストの割合が多い。巻きつけ歯の使用によって、いま
や、巻線がシートパケットの外部で機械により巻かれ得
ることが可能である。それによって、一方では、コスト
が著しく軽減される。さらに、それによって品質上の利
点が生じる。なぜならば、機械による巻きつけ工程によ
って15パーセントまでより多く銅が溝に組み込まれ得
るからである。
【0010】巻線が一つの部分からなるシートパケット
のために予定されているならば、巻きつけ歯は、通例、
歯頭部を有さない。そのような歯頭部は、通例、ヨーク
とは反対の側を向いた巻きつけ歯の自由端に形成されて
いる。その際、歯頭部が本来の巻きつけ歯より大きい幅
を有する。例えば電磁的な機能も引き受ける歯頭部によ
って、巻線が故意でなく巻きつけ歯からすべってずれる
(はずれる)ということが妨げられ得る。巻きつけ歯が
そのような歯頭部を有さないならば、その理由で、巻線
が故意でなく巻きつけ歯から、従ってシートパケットか
らすべってずれ得る(はずれ得る)という危険がある。
【0011】さらに、最近、各巻線の接続(結線)を簡
単にする大きな努力がされている。これまで、巻線の接
続のために、相(フェーズ)を形成する巻線のそれぞれ
の巻線端部を手で集めてつなぐ(配線する)ことが必要
であった。そのようにして形成された相巻線(巻線ブラ
ンチ)は、引き続いて、互いに対して絶縁され且つバン
デージされねばならなかった。この種の接続は、非常に
不都合に感じられた。なぜならば、それは、一方では非
常に面倒で且つ多くの時間がかかり、他方では非常にコ
ストの割合が多かったからである。さらに、各導線接続
部へ導かれるこのようにして生じた相巻線のガイド及び
支持のために大きな余地(所要場所、所要面積)が必要
であった。
【0012】これらの構造上の不都合を回避するため
に、リング形状の接続エレメント(接続リングとも呼ば
れる)が開発された。当該リング形状の接続エレメント
は互いから絶縁されており、当該リング形状の接続エレ
メントに各巻線の巻線端部が固定される。これらの接続
エレメント(結線エレメント)は適当な方法で簡単に且
つ確実に且つとりわけ場所をとらずに固定され得る必要
がある。このことは、これまでなお満足に解決されなか
った。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術を出発
点として、本発明は、電気磁気機械的な変換器の構造上
の形態への上述の変化する要求を考慮することができる
巻線のための巻枠並びに電気磁気機械的な変換器を提供
することを課題とする。特に、上述された不都合及び問
題を回避することができる解決策を提供することも課題
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、まず第一に巻枠(巻きつけボディ)についてのさま
ざまな変形例が提案される。それぞれの解決策の視点に
従う各巻枠は、それらの上位概念部分にしたがって、従
来技術すなわちはじめに述べた巻枠から知られているよ
うな構成要件を有する。
【0015】巻枠は、まず第一に、巻線のための巻きつ
け領域を有する。当該巻きつけ領域は、巻きつけ支持体
と当該巻きつけ領域を軸方向において画成していて且つ
巻きつけ支持体に結合している二つの腕木とによって形
成されている。従って、この巻きつけ領域は、三つの側
に向かって画成(限定)されている。巻きつけ工程の間
に、巻線がこの巻きつけ領域に納められる。巻線が巻き
つけ領域からはみ出し得る(ずり出してくる可能性があ
る)ことを妨げるために、腕木は、好ましくは、それら
が巻きつけ支持体から突き出ているように形成されてい
る。それによって、腕木は、巻線を支持することができ
る巻きつけ領域のための一種の端部プレートの機能を引
き受ける。
【0016】さまざまな解決策の視点が、それらのそれ
ぞれの特徴部分に、巻枠及び電気磁気機械的な変換器へ
の変化する且つ増大する要求を満足させる本発明に係る
構成要件を有する。
【0017】本発明の第一の解決策の視点では、はじめ
に述べた巻枠が、本発明により、巻きつけ支持体が巻き
つけ歯に当該巻枠を拘束するための拘束装置を有するこ
とによって特徴づけられている。この解決策の視点によ
り、巻線が故意にでなく巻きつけ歯からすべってはずれ
得ることが妨げられる。この解決策の視点の根本思想
は、巻枠のそれぞれが相応の拘束装置をもっており、当
該拘束装置によって当該巻枠がそれぞれの巻きつけ歯と
結合させられ得ることにある。その際、本発明は決まっ
たタイプの拘束装置に限定されていない。重要なこと
は、単に、巻枠が拘束装置によって確実に巻きつけ歯に
保持され得るということである。有利な拘束装置につい
ての唯一ではない例が、記述の引き続いての進行におい
て詳細に述べられる。
【0018】本発明に係る拘束装置により、巻線がすべ
って位置がずれることが、とりわけ半径方向外側に向か
って位置がずれることが阻止され得る。それによって、
同時に、巻線が溝に固定される。その結果、短いアクテ
ィブ長(能動長、有効長)の場合に溝カバースライダが
必要不可欠でない。巻枠なしに巻きつけ歯に巻きつけら
れたないしははめられた巻線がシートパケットの溝から
ずり出してくるのを妨げるためにこれまではこのような
溝カバースライダが必要であった。溝カバースライダ
は、巻きつけの後に外側から巻線上にはめられる。しか
しながら、このような溝カバースライダの使用、特に溝
カバースライダの固定は、非常に面倒で経費がかかる。
そのような溝カバースライダについての例は、図1との
関連で述べられている。
【0019】第二の解決策の視点では、はじめに述べた
ような巻枠が、本発明により、当該巻枠にコイルを支配
する温度の測定のための温度センサが設けられているこ
とによって特徴づけられている。
【0020】本発明に係るこの巻枠の基本構造は、第一
の解決策変形例において述べられた巻枠の基本構造に合
致する。したがって、その形態に関しては上述の説明を
参照のこと。
【0021】温度センサは、電気磁気機械的な変換器に
ついて大きな意義がある。なぜならば、これについて現
在の温度が監視され得るからである。例えば巻線がステ
ータを形成するシートパケットに配置されており且つ温
度がロータにおいて算定される(調べられる)ならば、
このことは、ロータが回転することに基づいて、直接的
な方法では非常に困難である。その理由で、ロータ温度
は、間接的な方法で算定されねばならない。このこと
は、巻きつけヘッド内に配設されている相応の温度セン
サによって行われる。そのようにして測定された温度に
よりステータ温度が逆に推し量られ、他方また、ステー
タ温度によりロータ温度が逆に推し量られ得る。
【0022】例えばロータリーカレントマシン(三相電
流機械、三相交流機械、Drehstrommaschine)としての電
気磁気機械的な変換器が使用されるならば、それは三つ
の位相をもっている。その際、それぞれの位相は、例え
ば六つの巻線を有するとよい(しかしながらもっぱら六
つでなければならないわけではない)。そのような構成
の場合には、それらの位相のそれぞれに温度センサを設
けることが有利であるだろう。その結果、そのような変
換器は全部で三つの温度センサを有するだろう。しかし
ながら、必要とされる温度センサの数は、この具体的な
数に限定されない。有利には、変換器ごとに一つから三
つのそのような温度センサが設けられているとよいだろ
う。その際、温度センサの数は、必要に応じて且つ使用
ケースに応じて変化してもよい。
【0023】巻枠内への一つあるいは複数の前記温度セ
ンサの本発明に係る配置は多数の利点を有する。これま
では、例えば温度センサが巻線にいっしょに巻かれるこ
とによって、巻線に直接接してあるいは巻線内に温度セ
ンサをポジショニングすることが必要不可欠であった。
それには、一方では巻線の製造が非常に面倒で経費がか
かる、他方では温度センサが巻きつけ工程の間に損傷を
与えられる可能性があるという不都合があった。
【0024】巻枠内への温度センサ、例えばNTC温度
センサ、の配置は、温度センサを巻きつけ工程の間保護
し、相応の配置の場合に、温度センサが後の運転中に、
限定されて巻線(銅)と接触状態にされ得ることをもた
らす。温度センサが巻枠内に配置されているような唯一
ではない例が、記述の引き続いての進行において詳細に
説明される。
【0025】第三の解決策の視点では、はじめに述べた
ような巻枠が、本発明により、巻線のための接続装置
(結線装置)のための受容領域が設けられていること及
び当該受容領域が、複数の腕木のうちの一方の腕木と、
この腕木を越えての巻きつけ支持体の延長領域と、この
腕木に対して軸方向に間隔をあけられて設けられていて
且つ巻きつけ支持体に結合させられている固定用腕木と
によって形成されていることにより特徴づけられてい
る。
【0026】このように構成された本発明に係る巻枠に
より、接続装置を場所をとらないように固定することが
簡単な方法で可能になる。他方また、当該巻枠は、その
基本構造において、前述の両方の解決策変形例に合致す
る。その結果、これに関しては、再び前述の説明を参照
のこと。好ましくは巻きつけ領域に隣接して形成されて
いる別の受容領域の形成によって、接続装置(それは例
えば接続リングの形で形成されていてもよい)を簡単に
且つそれにもかかわらず確実に保持できることが可能に
なる。そのようにして形成された受容領域は、それによ
って、電気磁気機械的なエネルギー変換器の接続(結
線)に用いられる接続装置を受容し且つ接続工程の間も
後の運転中も保持するという特性をもっている。
【0027】本発明に係る巻枠の使用によって、巻線
が、その時々に所望の溝ジオメトリー(溝の形状及びサ
イズ)に応じて、まず第一に外部で機械により製造され
且つ引き続いて適当な方法で電気磁気機械的なエネルギ
ー変換器に固定させられ得る。その際、固定するとは、
巻きつけ歯へのないしは巻きつけ歯の間の溝への巻線の
構造上の配設と理解され得る、また同様に巻線の接続
(結線)とも解釈され得る。
【0028】本発明に係る巻枠の有利な実施形態は、従
属する請求項からわかる。有利には、巻きつけ支持体が
巻きつけ歯に巻枠を拘束するための拘束装置を有すると
よい。そのような拘束装置は、有利には、第二及び第三
の解決策の視点に関しても考慮に入れられている。それ
の利点、作用及び効果に関しては、第一の解決策の視点
に対しての説明を参照のこと。
【0029】有利には、巻枠に、コイルを支配する温度
の測定のための温度センサが設けられているとよい。こ
の構成要件は、第一及び第三の解決策の視点に従う巻枠
においても実現され得る。利点、作用及び効果は、第二
の解決策変形例に関して記載されている。
【0030】別の形態では、巻きつけ支持体が腕木のう
ちの少なくとも一方の腕木を越えて突出している延長領
域を有することが可能である。そのような延長領域は、
有利には、第一及び第二の解決策変形例と関連して投入
される。当該延長領域は、接続装置を受容する目的に用
いられる。これまで知られているように各巻線端部の相
応の配線によって各巻線の接続(結線)が行われたなら
ば、相応に絶縁されており且つ包帯(バンデージ)され
ているそのようにして形成された配線相巻線(配線スト
リング、Verdrahtungsstraenge)が当該延長領域に保持
され得る。
【0031】しかしながら接続装置が例えば接続リング
あるいはそのようなものの形で形成されていると、巻線
のためのそのような接続装置のための受容領域は、好ま
しくは、当該受容領域が腕木のうちの一方の腕木とこの
腕木を越えての巻きつけ支持体の延長領域とこの腕木に
対して軸方向において間隔をあけられて設けられており
且つ巻きつけ支持体に結合させられている固定用腕木と
によって形成されているように形成されているとよい。
この実施形態の利点、作用及び効果については、第三の
解決策変形例に関しての説明を参照のこと。
【0032】上述のような本発明に係る複数の解決策変
形例は、随意に互いに組み合わされ得る。そこで、例え
ば、上述の解決策変形例のうちのそれぞれ二つを互いに
組み合わせることが考えられる。とりわけ有利な形態変
形例では、三つの解決策変形例すべての構成要件を一つ
にまとめる巻枠が提供され得る。
【0033】有利には、拘束装置が、巻きつけ支持体に
設けられた空所に回動(旋回)運動可能に配設されてい
る拘束ブラケット(拘束プレート)を有するとよい。そ
の際、当該拘束ブラケットは、好ましくは、一方の端部
で巻きつけ支持体に配設されているとよい。それの他方
の端部には、拘束突起部が設けられているとよい。この
ように形成された拘束装置は、例えばばね原理(スプリ
ング原理)に従って機能する。ばね中立状態では、拘束
突起部が巻きつけ支持体を越えて突出しているように拘
束ブラケットが対応する空所内に配置されているとよ
い。巻枠が巻きつけ歯に固定されるときには、拘束ブラ
ケットがまず第一に巻きつけ支持体における前記空所に
押し込まれる。この状態において、巻枠が巻きつけ歯と
結合させられる。拘束突起部が巻きつけ歯における空所
(当該空所内へ拘束突起部が動いて入り得る)に到達す
るとただちに、拘束ブラケットにおいて支配的な復元力
に基づいて、拘束ブラケットがそれのノーマルポジショ
ンへ回動して戻り得る。そのような拘束結合によって、
巻枠と巻きつけ歯との間の確実な結合がつくりだされ得
る。その結果、巻枠が巻きつけ歯から(特に半径方向に
おいて)故意ではなくすべってずれる(はずれる)こと
が確実に阻止される。
【0034】好ましくは、温度センサが、腕木のうちの
少なくとも一方の腕木に、好ましくは当該腕木に設けら
れた空所に、配置されているとよい。このようにして、
温度センサがとりわけ簡単に巻枠に配設され得る。好ま
しくは合成物質(プラスチックなど)からなる巻枠は、
(射出成形法あるいはそのようなもののような)適切な
方法により製造され得る。その製造の際に、温度センサ
のための相応の空所が難なく巻枠に、例えばそれの腕木
に、設けられ得る。それから、巻きつけ工程の開始の際
に、温度センサがこの空所に組み込まれる。いまや、巻
線が製造され得る。その際、温度センサが損傷のおそれ
なく当該空所内に保持される。空所ジオメトリー(空所
の形状及びサイズ)の適切な選択によって、さらに、温
度センサが定められたように完全に巻かれた巻線と接触
していることが達成され得る。その結果、コイルにおい
て生じる温度が精確に検知され且つ伝えられ得る。
【0035】しかしながら、本発明は、この具体的な例
に限定されているわけではない。そこで、例えば、温度
センサを別の方法で巻枠に配設することも考え得る。こ
れは、例えば、巻枠への温度センサの埋め込み(鋳込
み、Eingiessen)あるいはそのようなものによっても行
われ得る。
【0036】好ましくは、腕木に温度センサの接点が通
り抜けて案内されるための一つあるいは複数の通路が設
けられているとよい。これらの通路(それらは例えば複
数の腕木において半径方向外側に向かって方向づけられ
ているとよい)には、温度センサの接点が差し込まれ且
つ通り抜けて案内される。このようにして、温度センサ
が簡単な方法で適当な制御あるいは評価装置へ通じる対
応する導線と連結させられ得る。もちろん、温度センサ
の接点を別の方法で巻枠から外へ案内してもよい。そこ
で、例えば、接点を温度センサと一緒に巻枠の製造の間
に巻枠に埋め込むことも考え得る。
【0037】好ましくは、固定用腕木がそれの自由端に
受容領域内に突き出ている保持エレメントを有するとよ
い。その際、固定用腕木のうちの巻きつけ支持体に固定
されている端部とは反対側にある端部が固定用腕木の自
由端と呼ばれる。この場合には、固定用腕木は他方また
ばねブラケット原理(スプリングシャックル原理、Fede
rlaschenprinzip)に従って機能するとよい。受容領域
内に接続装置を配設する間、固定用腕木が例えば外側に
向かって曲げられ得る。それによって、受容領域内への
接続装置のとりわけ簡単な配設が可能になる。固定用腕
木を曲げる際に生じる復元力に基づいて固定用腕木がそ
れの出発ポジションに戻る運動をしようとしている。こ
のことが行なわれるならば、例えば突起部あるいはその
ようなものの形で形成されていることが可能である受容
領域内へ突き出ている保持エレメントによって、接続装
置が受容領域にてしっかりと保持されることが達成され
得る。その結果、受容領域からの接続装置の故意ではな
い引き離しが確実に阻止される。
【0038】別の形態では、腕木のうちの少なくとも一
方の腕木及び/あるいは固定用腕木が固定のための一つ
あるいは複数の空所(凹所)あるいは成形部を有すると
よい。これらの空所あるいは成形部は、各巻線ないしは
巻きつけヘッドをしっかりとヨークに固定する相応のバ
ンデージング(テーピング、外装、Bandagierungen)の
受け入れのために用いられ得る。
【0039】好ましくは、巻きつけ支持体、及び/ある
いは腕木のうちの少なくとも一方の腕木が、絶縁層の保
持のための少なくとも一つの凹所を有するとよい。例え
ば絶縁紙あるいはそのようなものとして形成されている
ことが可能である当該絶縁層は、巻線を絶縁するという
目的をもつ。この絶縁材料は、一方ではそれがすべって
位置がずれないように且つ他方ではそれが巻きつけ工程
の間に傾けられる(ねじられる、Verkantungen)こと等
にならないように、巻きつけ工程の間保持されねばなら
ない。そのために、例えば巻きつけ支持体の及び/ある
いは腕木の各エッジが相応の凹所を有するとよい。これ
らの凹所は、例えば階段状の段部の形で形成されている
とよい。その際、当該段部の高さは、絶縁層の厚さ、例
えば溝絶縁紙の厚さにほぼ相当する。
【0040】有利には、腕木及び/あるいは固定用腕木
が巻きつけ支持体に対して垂直に形成されているとよ
い。それによって、本質的にU字形状の巻きつけ領域及
び/あるいは受容領域が生じる。しかしながら、腕木が
巻きつけ支持体に対して別の角度で方向づけられている
ことも考え得る。
【0041】本発明の第二の観点により、ロータとステ
ータとを有する電気磁気機械的な変換器が提供される。
その際、ロータないしステータが、ヨークと巻線を受け
るためのいくつか(複数)の巻きつけ歯とを備える少な
くとも一つのシートパケットを有する。当該電気磁気機
械的な変換器は、本発明により、巻線のそれぞれが上述
のような本発明に係る二つの巻枠に巻きつけられている
ことによって特徴づけられている。
【0042】それによって、巻線がまず第一に独立に特
にそれのために設けられた巻線機にて巻かれ、引き続い
てシートパケットと結合させられ得ることが可能にな
る。この結合は、はじめに言及した要求を考慮して最善
の方法で行なわれるとよい。その結果、巻線がシートパ
ケットとしっかりと結合させられている。さらに、各巻
線のための接続装置がとりわけ場所をとらないように電
気磁気機械的な変換器に配設され得る。本発明に係る変
換器の利点、作用、効果及び機能の仕方については、同
様に、本発明に係る巻枠についての上述の説明を内容全
体について引用する。ここで参照のこと。
【0043】電気磁気機械的な変換器は、一つの部分か
らなるシートパケットを有してもよいし、二つの部分か
らなるシートパケットを有してもよい。本発明に係る電
気磁気機械的な変換器の有利な実施形態は、従属する請
求項からわかる。
【0044】有利には、巻枠が巻きつけ歯の端面に配置
されているあるいは配置されるとよい。シートパケット
が一つの部分から形成されているときには、巻線がまず
第一に独立に製造され、引き続いて巻きつけ歯にはめら
れる。二つの部分からなる形態のシートパケットの場合
には、まず第一に巻枠が巻きつけ歯の端面に配設される
とよい。引き続いて巻線が同様に巻きつけ歯に巻きつけ
られる。その結果、その後で全体として簡単な方法でシ
ートパケットのヨークと結合させられ得る巻きつけヘッ
ド(巻線ヘッド)が生じる。
【0045】好ましくは巻きつけ歯の端面にそれぞれ巻
枠の拘束装置のための受容装置が設けられているとよ
い。この受容装置は、拘束装置の形態に応じてさまざま
な方法で構成されていることが可能である。その結果、
本発明は、きまった実施形態に限定されていない。巻枠
の拘束装置として相応の拘束突起部を備える拘束ブラケ
ットが設けられているとき、巻きつけ歯に設けられた受
容装置は好ましくは空所として形成されており、当該空
所に拘束突起部がパチンと掛かり得る。それによって、
巻枠と巻きつけ歯との間の確実な且つしっかりした結合
が作り出される。特に、このような結合によって、巻線
が故意ではなく半径方向に巻きつけ歯から滑ってはずれ
る可能性があることが阻止される。
【0046】好ましくは、それぞれの巻線が絶縁層、例
えば溝絶縁紙によって取りまかれている。接続装置は、
有利には、一つあるいは複数の、好ましくは三つの接続
リング(ジャンパリング)を有するとよい。接続リング
としては、リング状導体として形成されている電気的に
互いに対して絶縁された連結導体を考える。巻線の各巻
線端部が当該連結導体と連結される(例えばろう付けさ
れる)。それによって、上述のような各巻線の面倒な個
別接続(個別結線)が妨げられる。
【0047】別の形態では、それぞれの巻枠が、接続装
置のための受容領域が半径方向にヨークの中心点から見
て巻線のための巻きつけ領域の下方に形成されているよ
うに巻きつけ歯の端面に配設されているとよい。このよ
うにして、接続装置が軸方向において巻線の前に配設さ
れていないことが達成される。むしろ、接続装置が、例
えば接続リングが、巻線に対して同軸に巻線の下側にな
いしは内側に配設されている。それによって、電気磁気
機械的な変換器のための必要な構造空間が削減され得
る。
【0048】電気磁気機械的な変換器としては、例えば
同期機を考えることができる。ここでは特にパーマネン
ト励磁された(磁気電気的な)同期機を考える。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明を、実施例に基づいて添付
の図面に関連して詳細に説明する。図1は、従来技術に
より知られているような相応の複数の巻線を備えるシー
トパケット(シートスタック、プレートパケット、薄板
束、Blechpaket)についての例を図式的な図で示す;図
2は、従来技術により知られている巻枠(巻型、巻きつ
けボディ、リールボディ、Wickelkoerper)を図式的な
側面図で示す;図3は、本発明に係る巻枠を備えるコイ
ルの平面図を示す;図4は、図3に示されたコイルの側
面図を示す;図5は、本発明に係る巻枠を下から見た図
式的な図を示す;図6は、図5の切断線VI−VIに沿
っての巻枠の図式的な断面図を示す。
【0050】まず第一に図1にはパーマネント励磁され
た同期機(磁気電気同期機、永久磁石を用いた同期機、
permanenterregte Synchronmaschine)として構成され
た電気磁気機械的な変換器(elektro-magneto-mechanisc
her Wandler)10の部分領域が図示されている。当該図
示された部分領域は、ステータ11の部分的な図示であ
る。図1に示されたステータ11の部分領域は、各要素
が互いに関してどのように配置されているかを概観する
ために用いられる。その際、このステータ11は、従来
技術によりすでに知られているような解決策の一つの変
形例である。ステータ11は、ヨーク21といくつかの
巻きつけ歯(Wickelzaehne)24とから形成されているシ
ートパケット20を有する。この実施例では、一つの部
分からなるシートパケット20が図示されている。
【0051】巻きつけ歯24のうちのいくつか(この例
では二番目ごとの巻きつけ歯(一つおきの巻きつけ歯)
24)が電気的な巻線13を担持する。図1に示す例で
は、まだ巻枠は組み込まれていない。その結果、巻線1
3は、巻きつけ歯24のまわりに、相応の溝22内に手
で入れられねばならない。巻線13は、各相巻線(スト
ランド、レーン、ブランチ、Strang)に割り当てられて
いる。その際、共通の相巻線に割り当てられた巻線は接
続(結線)されている。ロータリーカレントマシン(ス
リーフェーズマシン、三相電流機、三相交流機、Drehst
rommaschine)の場合には、ステータ11が三つの相巻
線を有し、それらがそれぞれ120度だけ位相をずらさ
れて電流で付勢される。各相巻線は、相応の方法でつな
ぎ合わされている複数の巻線13の複数の巻線端部によ
って形成される。各相巻線は、相応の出力接続部(パワ
ー接続部、Leistungsanschluesse)15へ導かれてい
る。ステータにおいて電気機械10の作動中に発生する
熱を測定することができるように、一連の(多数の)温
度センサ14が設けられている。
【0052】溝22からの巻線13の故意にではないず
り出しを防止するために、紙からなり且つ巻きつけ工程
(Wickelvorgang)を終わらせた後に外から巻線上にはめ
られる相応の溝カバースライダ(Nutdeckschieber)2
3が設けられている。溝カバースライダ23が機械的な
抵抗を形成し、当該抵抗が、巻線13が(ヨーク21か
ら見て)故意にでなく半径方向にて外側に向かって動き
得ることを妨げる。
【0053】図1に示された一つの部分からなる実施形
態のシートパケット20は、従来技術に関して上述され
た不都合を有する。これらの不都合を回避するために、
巻線13が相応の巻枠30に巻きつけられるとよい。
【0054】まず第一に、図2には、従来技術からすで
に知られているような巻枠30が図示されている。図2
に示された巻枠30は巻線13のための巻きつけ領域3
1を有する。それは、巻きつけ支持体(巻きつけキャリ
ア、巻線支持体、Wickeltraeger)32と、当該巻きつけ
領域31を軸線方向Lにおいて画成していて且つ巻きつ
け支持体32に結合している二つの腕木(脚部)34、
35とによって形成されている。巻枠30は、さらに、
腕木35を越えて延在する延長領域33を有する。この
延長領域33は、それぞれの接続装置(結線装置、Vers
chaltungseinrichtungen)を受けいれるために用いられ
る。図1に示す実施例では、これらの接続装置は、相巻
線にまとめられて絶縁されて引き続いてバンデージをさ
れた(帯具をされた)巻線13の配線された(導線でつ
ながれた)巻線端部16である。バンデージの固定を達
成するために、巻きつけ支持体32に固定のための凹部
(空所)37が設けられている。巻枠30は、剛性の固
定用突起部90によって不図示の巻きつけ歯に固定され
る。しかしながら、図2に示された周知の巻枠30は、
そのような巻枠への上述した変化する且つ増大する要求
にもはや対応し得なくなるだろう。しかしながら、これ
らの要求は、図3〜図6に関して示されているような本
発明に係る巻枠30によって充足され得る。
【0055】図3は、完全なコイル25の平面図を示
す。コイル25は、巻きつけ歯24、巻線13、並びに
それぞれ巻きつけ歯24の端面26に配置されている二
つの巻枠30からなる。
【0056】特に図4からもわかるように、巻きつけ歯
24は、ヨーク21に固定されている。その際、一つの
部分からなる形態のシートパケット20の場合には、巻
きつけ歯24がヨーク21と一体に結合している。二つ
の部分からなる形態のシートパケット20の場合には、
巻きつけ歯24がさしあたり単独で製造され、引き続い
てヨーク21と結合させられる。まず第一に独立した巻
線機(Wickelmaschine)にて行なわれ得る巻線13の製造
のために、一つの部分からなる形態のシートパケット2
0の場合に巻枠30が相応の保持装置(不図示)にはめ
込まれる(挟み込まれる)。一方、二つの部分からなる
形態のシートパケット20の場合には巻枠は、巻きつけ
歯24と一緒に相応の保持装置にはめ込まれ得る。引き
続いて、巻線13が機械により巻きつけられる。
【0057】その際、巻線13は、巻きつけ支持体32
と両方の腕木34、35とによって形成されている巻き
つけ領域31に配置される。腕木34、35は、巻きつ
け領域31を軸線方向Lにおいて画成し、且つ巻きつけ
支持体32から垂直に突き出すように巻きつけ支持体3
2と結合している。このようにして、ほぼU字形の巻き
つけ領域31がつくりだされる。
【0058】コイル25における温度を算定することが
できて、当該温度の知識によってステータ温度及び引き
続いてロ−タ温度も算定できるように、腕木34におけ
る空所52に配置されている温度センサ50が設けられ
ている。それによって、温度センサ50が巻きつけ工程
の間保護される。同時に、当該温度センサが巻線13の
完成の後に定められたように巻線13(銅)と結合状態
にされる。その結果、精確な温度測定が可能になる。温
度センサ50により測定された値を不図示の制御あるい
は評価装置にてさらに処理できるように、温度センサ5
0が、相応の導線を介して制御あるいは評価装置とつな
がれている一つあるいは複数の接点51を有する。図示
された実施例では、これらの接点51は、腕木35に形
成されている相応の通路(ダクト)を通り抜けて案内さ
れる。しかしながら、温度センサ50及び接点51が巻
枠30の腕木34に完全に埋め込まれている(はめ込ま
れている、鋳込まれている、eingiessen)ことも考えら
れる。なぜならば、これは有利には合成物質(プラスチ
ック等)からなり且つ従って射出成形法(Spritzgiessve
rfahren)あるいはそのような方法を用いて製造され得る
からである。
【0059】各巻線13の巻線端部16を簡単な方法で
接続(結線)できるように、接続装置70が設けられて
いる。当該接続装置は、この例では、三つの接続リング
(ジャンパリング、切替リング、Schaltringe)71、
72、73から形成されている。巻線13の各巻線端部
16は、それぞれ必要な接続リングとつながれる、例え
ばろう付けされる。さらに、対応する接続リングが図1
に示された導線接続部15とつながれている。巻線端部
16を限定的に巻線13から離れるように案内するため
に、(図5に示されるように)巻枠30の腕木35に適
当な溝38が設けられており、それに巻線端部16が挿
入される。
【0060】接続リング71、72、73を場所をとら
ずに且つそれにもかかわらず確実に保持できるように
(その際、接続リング71、72、73が巻線13に対
して空間的な近傍に配置されている必要がある)、巻枠
30が接続装置70ないし接続リング71、72、73
のための相応の受容領域36を有することが考慮にいれ
られている。受容領域36は、腕木35とこの腕木35
を越えて突出する巻きつけ支持体32の延長領域33と
によって形成されている。さらに、軸線方向Lにおいて
腕木35から間隔をあけられて設けられており且つ巻き
つけ支持体32と結合させられている固定用腕木60が
設けられている。固定用腕木60は、巻きつけ支持体3
2に対して垂直に方向づけられている。それによって、
本質的にU字形の受容領域36がつくりだされる。受容
領域36からの接続リングの故意でないずり出しが妨げ
られるように接続リング71、72、73を固定できる
ように、固定用腕木60が、巻きつけ支持体32と結合
している端部とは反対側に位置するそれの自由端61
に、受容領域36内へ突き出る突起部の形で形成されて
いる保持エレメント62を有する。このようにして、接
続リング71、72、73が簡単な方法で受容領域36
内に組み込まれ得る。
【0061】そのために、固定用腕木60がまず第一に
外側へ向かって押される。それによって、受容領域36
がより大きくされる。ばね原理と生ずる復元力とに基づ
いて、固定用腕木60がそれの出発ポジションに戻ろう
とする。接続装置70が受容領域36内に組み込まれて
固定用腕木60が解放されると、固定用腕木がそれの出
発位置へ戻り運動する。それによって、接続リング7
1、72、73が密に受容領域36によって制限される
ように受容領域36が小さくされる。さらに、突起部と
して形成された保持エレメント62が外側の接続リング
73を越えて張り出す。その結果、接続装置70のさら
なる固定が可能にされる。
【0062】コイル25全体をないしコイルの各構成要
素を互いに対して及びヨーク21に固定できるように、
図3において腕木のうちの一方の腕木34に形成されて
いる一連の(多数の)空所37が設けられている。
【0063】巻枠30は、拘束装置40によって巻きつ
け歯24に固定される。このことは、図4〜6に基づい
て明らかにされる。特に図5及び図6からわかるよう
に、拘束装置40は、拘束ブラケット(拘束プレート、
拘束接合板、Arretierlasche)41を有する。当該拘束
ブラケットは、回動運動(旋回運動)可能に空所45内
に配設されている。巻きつけ支持体32への拘束ブラケ
ット41の配設は、拘束ブラケットがそれの端部のうち
の一方の端部42によって直接に巻きつけ支持体32と
結合させられているように行なわれる。拘束ブラケット
41は、端部42とは反対の側に位置するそれの別の自
由端43に拘束突起部44を有する。特に図6からわか
るように、拘束突起部44は、巻きつけ支持体32の外
側の表面80を越えて広がっている。
【0064】巻枠30を巻きつけ歯24に固定できるよ
うに、拘束装置40が巻きつけ歯24にあるそれに対応
する受容装置27と連係状態にされる。このケースでは
巻枠30の拘束装置40が拘束突起部44を有するの
で、巻きつけ歯24における受容装置27が巻きつけ歯
24の端面26に設けられている空所の形で形成されて
いる。いま巻枠30が巻きつけ歯24に固定されると
き、拘束突起部44を備える拘束ブラケット41がまず
第一に空所45内に押し込まれる。くわしくいうと、拘
束突起部44が巻枠30の外側の表面80を備える平面
に位置するまで押し込まれる。拘束ブラケット41にお
いて生じる復元力に基づいて、拘束ブラケットは出発ポ
ジションに戻ろうとする。このことは、拘束突起部44
が巻きつけ歯24の端面26における空所27の領域に
達すると、可能にされる。拘束突起部44は、いまや空
所27にパチンと掛かり得る。それによって、巻枠30
と巻きつけ歯24との間の確実なしっかりした結合が生
まれる。このようにして、巻枠30ないし巻線13がヨ
ーク21に対して巻きつけ歯24から半径方向において
外側へ向かってすべってはずれ得ることが妨げられる。
【0065】巻線13の製造の際には、さらに、巻線が
適当な絶縁層によって、例えば溝絶縁紙(Nutisolations
papier)によって取り巻かれることが必要である。この
紙は、すでに巻きつけ工程の最初に巻枠30に挿入され
且つこれらの巻枠によって巻きつけ工程の間保持されね
ばならない。そのために、巻きつけ支持体32及び/あ
るいは腕木のうちの少なくとも一方の腕木34あるいは
35が少なくとも凹所39を有するとよい。これらの凹
所は、特に図5及び図6に示されているように、前記絶
縁層の保持のために用いられる。この実施例では、当該
凹所は、巻きつけ支持体32及び腕木34、35の縁領
域(エッジ)に階段状の段部の形で形成されている。そ
の際、段の高さは、それが絶縁層の厚さにほぼ合致する
ように選択されている。凹所39の階段状の構成によっ
て、一方では、絶縁層が巻枠30によって保持され得る
且つ巻きつけ工程の間にすべって位置がずれないことが
達成される。さらに、絶縁層が巻きつけ工程の間、腕木
34、35あるいは巻きつけ支持体32を越えて突き出
ることがない。その結果、ねじれる(傾く、Verkante
n)ことあるいは類似のことが阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術により知られているような相応の複数
の巻線を備えるシートパケットについての例の図式的な
図である。
【図2】従来技術により知られている巻枠の図式的な側
面図である。
【図3】本発明に係る巻枠を備えるコイルの平面図であ
る。
【図4】図3に示されたコイルの側面図である。
【図5】本発明に係る巻枠を下から見た図式的な図であ
る。
【図6】図5の切断線VI−VIに沿っての巻枠の図式
的な断面図である。
【符号の説明】
11 ステータ 13 巻線 20 シートパケット 21 ヨーク 24 巻きつけ歯 25 コイル 26 端面 27 受容装置 30 巻枠 31 巻きつけ領域 32 巻きつけ支持体 33 延長領域 34、35 腕木 36 受容領域 37 空所 39 凹所 40 拘束装置 41 拘束ブラケット 42、43 端部 44 拘束突起部 45 空所 50 温度センサ 51 接点 52 空所 53 通路 60 固定用腕木 61 自由端 62 保持エレメント 70 接続装置 71、72、73 接続リング L 軸線方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト オピッツ ドイツ連邦共和国 デー・97456 ディ ッテルブルン キーフェルンヴェーク 6 (72)発明者 イェンス バウマイスター ドイツ連邦共和国 デー・97422 シュ ヴァインフルト バウナッハヴェーク 8 (72)発明者 エトムント グラウ ドイツ連邦共和国 デー・97490 ポッ ペンハウゼン アム ベルクライン 3 (56)参考文献 特開 平4−17541(JP,A) 特開 平5−121251(JP,A) 実開 昭63−16419(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 3/46 H02K 3/34 H02K 3/48 H02K 3/50 H02K 15/085

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻きつけ歯で受けられている巻線のそれ
    ぞれが二つの巻枠に巻きつけられている電気磁気機械的
    な変換器のための巻線を受けるための巻枠にして、この
    巻枠が巻線(13)のための巻きつけ領域(31)を備
    え、前記巻きつけ領域が巻きつけ支持体(32)と当該
    巻きつけ支持体(32)に結合していて且つ当該巻きつ
    け領域(31)を軸線方向(L)にて画成する二つの腕
    木(34、35)とによって形成されている巻枠におい
    て、当該巻枠(30)に、コイル(25)にて支配的な
    温度の測定のための温度センサ(50)が設けられてい
    ること、及び、前記温度センサ(50)が、前記腕木の
    うちの少なくとも一方の腕木(34;35)に、当該腕
    木(34;35)に設けられた空所(52)に配設され
    ていることを特徴とする巻枠。
  2. 【請求項2】 巻きつけ歯で受けられている巻線のそれ
    ぞれが二つの巻枠に巻きつけられている電気磁気機械的
    な変換器のための巻線を受けるための巻枠にして、この
    巻枠が巻線(13)のための巻きつけ領域(31)を備
    え、前記巻きつけ領域が巻きつけ支持体(32)と当該
    巻きつけ支持体(32)に結合していて且つ当該巻きつ
    け領域(31)を軸線方向(L)にて画成する二つの腕
    木(34、35)とによって形成されている巻枠におい
    て、巻線(13)のための、接続リングの形式の接続装
    置(70)のため受容領域(36)が設けられている
    こと、及び、当該受容領域(36)が前記腕木のうち
    の一方の腕木(35)、この腕木(35)を越えての前
    記巻きつけ支持体(32)の延長領域(33)、及び、
    軸線方向(L)に当該腕木(35)に対して間隔をあけ
    られて設けられていて且つ前記巻きつけ支持体(32)
    と結合させられている固定用腕木(60)によって形成
    されていることを特徴とする巻枠。
  3. 【請求項3】 請求項または請求項に記載の巻枠に
    おいて、前記巻きつけ支持体(32)が巻きつけ歯(2
    4)における当該巻枠(30)の拘束のための拘束装置
    (40)を有することを特徴とする巻枠。
  4. 【請求項4】 求項、または請求項に従属する請
    求項に記載の巻枠において、当該巻枠(30)に、コ
    イル(25)にて支配的な温度の測定のための温度セン
    サ(50)が設けられていることを特徴とする巻枠。
  5. 【請求項5】 求項または請求項に従属する請
    求項3に記載の巻枠において、前記巻きつけ支持体(3
    2)が前記腕木のうちの少なくとも一つの腕木(34;
    35)を越えて突き出ている延長領域(33)を有する
    ことを特徴とする巻枠。
  6. 【請求項6】 求項または請求項に従属する請
    求項3に記載の巻枠において、巻線(13)のための
    接続リングの形式の接続装置(70)のため受容領域
    (36)が設けられていること、及び、当該受容領域
    (36)が、前記腕木のうちの一方の腕木(35)、こ
    の腕木(35)を越えての前記巻きつけ支持体(32)
    の延長領域(33)、及び当該腕木(35)に対して軸
    線方向(L)にて間隔をあけて設けられており且つ前記
    巻きつけ支持体(32)と結合させられている固定用腕
    木(60)によって形成されていることを特徴とする巻
    枠。
  7. 【請求項7】 前記拘束装置(40)が、前記巻きつけ
    支持体(32)に設けられた空所(45)に回動運動可
    能に配設されている拘束ブラケット(41)を有するこ
    とを特徴とする、求項に記載の巻枠。
  8. 【請求項8】 前記拘束ブラケット(41)が一方の端
    部(42)によって前記巻きつけ支持体(32)に配設
    されていること、及び、当該拘束ブラケットの他方の端
    部(43)に拘束突起部(44)が設けられていること
    を特徴とする、請求項に記載の巻枠。
  9. 【請求項9】 前記温度センサ(50)が、前記腕木の
    うちの少なくとも一方の腕木(34;35)に、該腕
    木(34;35)に設けられた空所(52)に設され
    ていることを特徴とする、求項に記載の巻枠。
  10. 【請求項10】 前記腕木(34;35)に、前記温度
    センサ(50)の接点(51)が通り抜けて案内される
    ための一つあるいは複数の通路(53)が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1または請求項に記載の
    巻枠。
  11. 【請求項11】 前記固定用腕木(60)がそれの自由
    端(61)に、前記受容領域(36)内へ突出している
    保持エレメント(62)を有することを特徴とする、請
    求項または請求項に記載の巻枠。
  12. 【請求項12】 前記腕木のうちの少なくとも一方の腕
    木(34;35)、あるいは前記固定用腕木(60)、
    あるいは前記腕木のうちの少なくとも一方の腕木及び前
    記固定用腕木が、固定のための一つまたは複数の空所
    (37)あるいは成形部を有することを特徴とする、請
    求項1〜11のいずれか一項に記載の巻枠。
  13. 【請求項13】 前記巻きつけ支持体(32)、あるい
    は前記腕木のうちの少なくとも一方の腕木(34;3
    5)、あるいは前記腕木のうちの少なくとも一方の腕木
    及び前記巻きつけ支持体が、絶縁層の保持のための少な
    くとも一つの凹所(39)を有することを特徴とする、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の巻枠。
  14. 【請求項14】 前記腕木(34、35)、あるいは前
    記固定用腕木(60)、あるいは前記腕木及び前記固定
    用腕木が、前記巻きつけ支持体(32)に対して垂直に
    方向づけられていることを特徴とする、請求項1〜13
    のいずれか一項に記載の巻枠。
  15. 【請求項15】 ロータとステータ(11)とを備える
    電気磁気機械的な変換器にして、前記ロータないし前記
    ステータ(11)が、巻線(13)を受けるためのいく
    つかの巻きつけ歯(24)とヨーク(21)とを備える
    少なくとも一つのシートパケット(20)を有する電気
    磁気機械的な変換器において、巻線(13)のそれぞれ
    が、請求項1〜14のいずれか一項に記載の二つの巻枠
    (30)に巻きつけられていることを特徴とする電気磁
    気機械的な変換器。
  16. 【請求項16】 前記巻枠(30)が前記巻きつけ歯
    (24)の端面(26)に配設されている、あるいは配
    設されることを特徴とする、請求項15に記載の電気磁
    気機械的な変換器。
  17. 【請求項17】 前記巻きつけ歯(24)の前記端面
    (26)に、それぞれ、前記巻枠(30)の前記拘束装
    置(40)のための受容装置(27)が設けられている
    ことを特徴とする、請求項16に記載の電気磁気機械的
    な変換器。
  18. 【請求項18】 それぞれの巻線(13)が絶縁層によ
    って取りまかれていることを特徴とする、請求項15
    17のいずれか一項に記載の電気磁気機械的な変換器。
  19. 【請求項19】 前記接続装置(70)が一つあるいは
    複数の、好ましくは三つの接続リング(71、72、7
    3)を有することを特徴とする、請求項1518のい
    ずれか一項に記載の電気磁気機械的な変換器。
  20. 【請求項20】 前記接続装置(70)のための受容領
    域(36)が半径方向にヨーク(21)の中心点から見
    て前記巻線(13)のための前記巻きつけ領域(31)
    の下方に形成されているように、それぞれの巻枠(3
    0)が前記巻きつけ歯(24)の前記端面(26)に配
    設されていることを特徴とする、請求項1619のい
    ずれか一項に記載の電気磁気機械的な変換器。
JP2001012161A 2000-01-21 2001-01-19 電気磁気機械的な変換器のための巻線を受けるための巻枠並びに電気磁気機械的な変換器 Expired - Lifetime JP3447702B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10002485:8 2000-01-21
DE10002485A DE10002485A1 (de) 2000-01-21 2000-01-21 Wickelkörper zur Aufnahme einer Wicklung für einen elektro-magneto-mechanischen Wandler sowie elektro-magneto-mechanischer Wandler

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001224144A JP2001224144A (ja) 2001-08-17
JP3447702B2 true JP3447702B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=7628255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001012161A Expired - Lifetime JP3447702B2 (ja) 2000-01-21 2001-01-19 電気磁気機械的な変換器のための巻線を受けるための巻枠並びに電気磁気機械的な変換器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6541888B2 (ja)
JP (1) JP3447702B2 (ja)
DE (1) DE10002485A1 (ja)
FR (1) FR2804255B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7374363B1 (ja) * 2023-03-09 2023-11-06 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 回転電機のコイル装置

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10161945A1 (de) * 2001-12-17 2003-07-17 W & H Dentalwerk Buermoos Ges Bürstenloser Elektro-Motor sowie Instrument für eine medizinische Vorrichtung mit einem solchen Motor
US7002270B2 (en) * 2003-01-02 2006-02-21 Siemens Westinghouse Power Corporation Generator rotor conductive path for connecting to a top-turn of a winding
US7129605B2 (en) * 2003-01-02 2006-10-31 Siemens Power Generation, Inc. Generator rotor lead path for connecting to a field winding
US7119462B2 (en) * 2003-12-17 2006-10-10 Siemens Power Generation, Inc. Generator rotor conductive path for connecting to a top-turn of a winding
JP4237075B2 (ja) * 2004-02-17 2009-03-11 三菱電機株式会社 回転電機
DE102004019465B4 (de) 2004-04-15 2014-01-23 Keiper Gmbh & Co. Kg Antriebseinheit für einen Fahrzeugsitz
DE102004019463A1 (de) * 2004-04-15 2005-11-10 Keiper Gmbh & Co.Kg Antriebseinheit für einen Fahrzeugsitz
DE102004019469A1 (de) 2004-04-15 2005-11-10 Keiper Gmbh & Co.Kg Antriebseinheit in einem Fahrzeug
DE102004019466B4 (de) 2004-04-15 2006-07-13 Keiper Gmbh & Co.Kg Einstellvorrichtung für einen Fahrzeugsitz
DE102004019471B4 (de) 2004-04-15 2014-01-02 Keiper Gmbh & Co. Kg Antriebseinheit für einen Fahrzeugsitz
DE102005050987A1 (de) * 2005-10-25 2007-05-03 Zf Friedrichshafen Ag Stator für eine elektrische Maschine
DE102006021903A1 (de) * 2006-05-11 2007-11-22 Zf Friedrichshafen Ag Wickelkörper für eine Spule einer elektrischen Maschine
DE102007035531A1 (de) * 2007-07-28 2009-01-29 Zf Friedrichshafen Ag Wicklungsanordnung für eine elektrische Maschine
JP5358791B2 (ja) * 2008-12-10 2013-12-04 多摩川精機株式会社 円筒型リニアモータのホール素子埋込構造
DE102010041396A1 (de) 2010-09-27 2012-03-29 Zf Friedrichshafen Ag Wickelkörper zur Aufnahme einer Wicklung einer elektrischen Maschine
JP5693138B2 (ja) * 2010-10-19 2015-04-01 三菱重工業株式会社 密閉型電動圧縮機
DE102011004639A1 (de) 2011-02-24 2012-08-30 Zf Friedrichshafen Ag Spule für eine elektrische Maschine
DK2562072T5 (en) * 2011-08-25 2015-06-08 Maxon Motor Ag Electrical hjulnavdrev for a vehicle, especially a bicycle
DE102012104210A1 (de) * 2011-12-14 2013-06-20 Metabowerke Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Stators sowie Stator
DE102012208127A1 (de) * 2012-05-15 2013-11-21 Metabowerke Gmbh Verfahren zum Herstellen eines Stators eines elektrischen Antriebs
DE102013003052A1 (de) * 2013-02-20 2014-09-04 Ziehl-Abegg Se Einrichtung mit einem eine Wicklung aufweisenden Lamellenpaket und Stator für einen Elektromotor mit einer solchen Einrichtung
US9112396B2 (en) * 2013-05-07 2015-08-18 Rockwell Automation Technologies, Inc. Thermostat clamp for electric motors
DE102013214385A1 (de) * 2013-07-23 2015-01-29 Zf Friedrichshafen Ag Elektrische Maschine
JP6140035B2 (ja) * 2013-09-04 2017-05-31 山洋電気株式会社 三相電磁モータ
JP6221804B2 (ja) * 2014-02-13 2017-11-01 トヨタ自動車株式会社 回転電機のステータ
DE102014214066A1 (de) 2014-07-18 2016-01-21 Volkswagen Aktiengesellschaft Elektrische Leiteranordnung und elektrische Maschine
JP6070665B2 (ja) * 2014-09-30 2017-02-01 トヨタ自動車株式会社 回転電機ステータ
CN108880014B (zh) * 2018-05-29 2021-10-29 南方电机科技有限公司 一种定子、马达及自动化设备
EP3618228B1 (de) * 2018-08-30 2021-06-02 Etel S.A. Statoranordnung für einen rotatorischen synchronmotor
DE102018121356A1 (de) * 2018-08-31 2020-03-05 Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh Wechselbare Temperaturerfassungseinheit für einen Stator eines Elektromotors
KR20200086087A (ko) * 2019-01-08 2020-07-16 엘지이노텍 주식회사 모터
EP4266557A1 (de) * 2022-04-21 2023-10-25 Valeo eAutomotive Germany GmbH Statorvorrichtung für eine elektrische maschine

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DD87864A (ja) *
GB2172444B (en) * 1985-03-09 1988-08-17 Asmo Co Ltd Stator for an electric motor
JPS6316419A (ja) 1986-07-08 1988-01-23 Nec Corp 磁気デイスク
JPH0417541A (ja) 1990-05-10 1992-01-22 Daikin Ind Ltd モータの固定子
JP3153261B2 (ja) 1991-03-28 2001-04-03 日本電産株式会社 変圧器用ボビン
DE4111320A1 (de) * 1991-04-08 1992-10-15 Siemens Ag Wicklungsspulen aufweisende elektrische maschine
DE4142180C1 (ja) * 1991-12-20 1993-07-15 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt, De
US5331246A (en) * 1992-12-30 1994-07-19 Dana Corporation Coil assembly retainer for electric motor
JP3651491B2 (ja) * 1995-02-17 2005-05-25 株式会社安川電機 モータのコイル端末固定方法
US5698923A (en) * 1996-05-24 1997-12-16 Alliedsignal Inc. Exciter stator insulating bobbin
FR2759506B1 (fr) * 1997-02-07 2003-08-15 Jeumont Ind Arbre de rotor d'une machine electrique
JP3430839B2 (ja) * 1997-03-03 2003-07-28 松下電器産業株式会社 固定子の結線構造
JPH1118331A (ja) * 1997-06-30 1999-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータの固定子
DE19850818A1 (de) * 1998-11-04 2000-05-18 Pfisterer Kontaktsyst Gmbh Vorrichtung zum Wandeln von elektrischer in mechanische Energie und/oder umgekehrt sowie ein Verfahren zum Herstellen einer solchen Vorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7374363B1 (ja) * 2023-03-09 2023-11-06 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 回転電機のコイル装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6541888B2 (en) 2003-04-01
DE10002485A1 (de) 2001-08-02
FR2804255B1 (fr) 2004-11-12
US20010011854A1 (en) 2001-08-09
FR2804255A1 (fr) 2001-07-27
JP2001224144A (ja) 2001-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3447702B2 (ja) 電気磁気機械的な変換器のための巻線を受けるための巻枠並びに電気磁気機械的な変換器
JP3559233B2 (ja) 回転電機の固定子
US7646131B2 (en) Permanent magnet synchronous machine with flat-wire windings
EP0917273B1 (en) Stator winding method and system
US20060238044A1 (en) Slack-forming mechanism for stator coil
WO2007138923A1 (ja) 電動機の固定子およびモールドモータ
JP3893087B2 (ja) 巻線機のステータ取付治具およびステータの巻線方法
JP2006034094A (ja) ステータスロットの絶縁装置
JP3718120B2 (ja) 突極集中巻線電動機
WO2003065544A1 (fr) Stator de moteur electrique tournant
EP2833521A1 (en) Stator
JP2002101596A5 (ja)
JP2003009443A (ja) 着脱可能個別コイルを有する回転電気機械固定子
WO2002052693A3 (en) Coil winding arrangement for armatures
JP7263948B2 (ja) 回転電機
JP3692722B2 (ja) モータの固定子
JP4149171B2 (ja) コンデンサ電動機の固定子
KR100819223B1 (ko) 전자 정류식 전기 기계, 특히 전동기
GB2250384A (en) Securing armature lead wire on insulated commutator base
JP2004208464A (ja) 電動機の巻線構造
JP2926245B2 (ja) 電動機、発電機等の回転電気機械の固定子
JP4298092B2 (ja) モータの回転子
JP3130092B2 (ja) 電動機の固定子
JP6914163B2 (ja) ステータ構造およびレゾルバ
JP6038616B2 (ja) 固定子コイルの配線処理構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 7