JP3446928B2 - スライド式開閉機構 - Google Patents
スライド式開閉機構Info
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Description
おける移動部と固定部とのスライドによる開閉を行うス
ライド式開閉機構に関する。
ディジタル複写機を示すもので、図8は開閉機構を閉じ
た状態、図9は開閉機構を開いた状態を示している。両
図において、1は原稿を光学的に読取るスキャナ部、2
は読取った原稿を出力するプリンタ部、3は開閉機構の
回転軸支部、4は衝撃を吸収するダンパであり、矢印A
は回転による開閉方向を示している。上述の如く、スキ
ャナ部1とプリンタ部2とを回転軸支部3により接続し
た開閉機構では、スキャナ部1とプリンタ部2との開閉
は回転軸支部3を中心として回動するため、開閉方向A
に回動するスキャナ部1の上方からの落下の衝撃を吸収
するためのダンパ4が、回転軸支部3近傍に設けられて
いる。
来技術に示す開閉機構は、スキャナ部1が1つの回転軸
支部3を中心として回動するため、回転軸支部3にはス
キャナ部1の全荷重が加わることになる。このため、回
転軸支部3には大きな強度が要求されると共に、上下方
向に開閉が行われるため、安全性の観点から落下の衝撃
を吸収するためのダンパ4が必要となり、コスト的に高
価なものとなるという問題があった。本発明は上記事情
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従
来の技術における上述の如き問題を解消し、スキャナ支
持部に大きな強度を必要とせず、また、スキャナの落下
の衝撃吸収用のダンパを不要とした、安価な開閉機構を
提供することにある。
稿の情報を光学的に読取る第1の手段と、前記情報を用
紙に出力する第2の手段とを備えた画像形成装置のスラ
イド式開閉機構において、回転移動するローラと、該ロ
ーラを軸支し前記第2の手段に固定されるローラ軸と、
前記ローラ軸を案内する溝が個別に設けられ、該溝によ
って前記ローラを案内しかつ前記第1の手段に固定され
るガイド部材とから成り、前記各部により前記第1の手
段を支持して、前記第1の手段と第2の手段とをスライ
ド方式により相互に移動可能に構成したことを特徴とす
るスライド式開閉機構、また、原稿の情報を光学的に読
取る第1の手段と、前記情報を用紙に出力する第2の手
段とを備えた画像形成装置のスライド式開閉機構におい
て、回転移動するローラと、該ローラを軸支し前記第1
の手段に固定されるローラ軸と、前記ローラ軸を案内す
る溝が個別に設けられ、該溝によって前記ローラを案内
しかつ前記第2の手段に固定されるガイド部材とから成
り、前記各部により前記第1の手段を支持して、前記第
1の手段と第2の手段とをスライド方式により相互に移
動可能に構成したことを特徴とするスライド式開閉機構
によって達成される。
においては、原稿の情報を光学的に読取る第1の手段
(スキャナ部)の荷重を上記第2の手段に1支点で支持す
るのではなく、図1に示す如く複数の支持部で分散支持
し、また、開閉機構の移動方向を上下方向の回動方式か
ら横方向のスライド方式としたことにより、前記目的を
達成しているものである。以下、本発明の実施例を図面
に基づいてより詳細に説明する。
イド式開閉機構を有するディジタル複写機の側面図であ
る。図中、記号1,2は図8,図9に示したと同じ構成
要素を示しており、Bは横方向のスライド方式による開
閉方向を示している。図2(a),(b)は、本実施例に係
るディジタル複写機のスライド式開閉機構の詳細な構成
を示す図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図
である。図2において、5a〜5cはローラ、6a〜6
cはプリンタ部(固定部)2に固定されたローラ軸、7
a,7bはスキャナ部(移動部)1に固定されたガイド部
材としてのレールを示している。
ては、プリンタ部2の両側面に植設されているローラ軸
6a〜6c,6d(図示されていない)により、ローラ5
a〜5c,5d(図示されていない)が支持されている。
また、ローラ5a〜5c,5dによりスキャナ部1が支
持され、更に、スキャナ部1の両側面に取付けられたレ
ール7a,7bに設けた溝8a,8bにより、ローラ軸
6a〜6c,6dの移動範囲が縦(図の上下)・横(同左
右)方向とも規定される。
スライド式開閉機構を実現できるという効果が得られ
る。図3(a),(b)は、本発明の第2の実施例に係るデ
ィジタル複写機のスライド式開閉機構の詳細な構成を示
す図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図であ
る。図3において、記号5a〜5cはローラ、9a〜9
cはスキャナ部1に固定されたローラ軸、10a,10
bはプリンタ部2に固定されたガイド部材としてのレー
ル、8a,8bはレール10a,10bに設けた溝を示
している。
構成に対して、ローラ軸,レールの取付け場所であるス
キャナ部1とプリンタ部2とを逆にしたものであり、動
作については前記実施例と同様であるので、詳細な説明
は省略する。本実施例によっても、簡単な構成の、安価
なスライド式開閉機構を実現できるという効果が得られ
る。なお、図2に示した実施例の構成に比較すると、移
動部分の重量を幾分小さくすることができる効果があ
る。
に係るディジタル複写機のスライド式開閉機構の詳細な
構成を示す図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は側
面図である。本実施例は、図2に示した実施例の構成に
おいて、スキャナ部1の移動方向に直交する方向の精度
を向上させることができるものである。図4において、
記号5a〜5cはローラ、6a〜6cはプリンタ部2に
固定されたローラ軸、7a,7bはスキャナ部1に固定
されたレールを示している。
ては、プリンタ部2の両側面に植設されているローラ軸
6a〜6c,6d(図示されていない)により、ローラ5
a〜5c,5d(図示されていない)が支持されている。
また、ローラ5a〜5dによりスキャナ部1が支持さ
れ、更に、スキャナ部1の両側面に取付けられたレール
7a,7bに設けた溝8a,8bおよびローラ軸6a〜
6dにセットされた止め輪11a〜11dにより、ロー
ラ軸6a〜6dの移動範囲が縦・横方向ともに規定され
る。特に、横方向は、移動方向に平行な方向・直交する
方向の両方向が規定される。
なスライド式開閉機構を実現できるという効果が得ら
れ、特にスキャナ部1の移動方向に直交する方向の精度
を向上させることができる。図5(a),(b)は、本発明
の第4の実施例に係るディジタル複写機のスライド式開
閉機構の詳細な構成を示す図であり、図4(a)はスキャ
ナ部1がプリンタ部2上に位置する状態を示す図、図4
(b)はスキャナ部1がプリンタ部2から移動した状態を
示す図である。なお、いずれも側面図である。
ては、スキャナ部1に固定されたレール7a,7bに設
けた溝12a,12bの形状に特別な工夫が施されてい
る。すなわち、レール7a,7bに設けた溝12a,1
2bの形状を、図に示される如く、スキャナ部1が閉状
態(図4(a)に示す状態)のときのスリット幅が、ローラ
軸6a〜6dの軸径近くまで絞っている。これにより、
本実施例によれば、スキャナ部1が閉状態のときのスキ
ャナ部1とプリンタ部2を強固に固定することができ
る。
に加えて採用可能な、スキャナ部1が閉状態のときのス
キャナ部1とプリンタ部2を強固に固定する構成を示す
ものである。すなわち、図6,図7に示す実施例では、
スキャナ部1が閉状態のときのみに有効な、スキャナ部
1とプリンタ部2を固定する手段を備えたものである。
図6に示す例では、スキャナ部1側にはレール7a,7
bに切欠き13を設けており、これに対応するプリンタ
部2側には上記切欠き13に係合するピン14を設けて
いる。
にはレール7a,7bにピン15を設けており、これに
対応するプリンタ部2側には上記ピン15に係合するピ
ン受け部16を設けている。これらの構成により、図
6,図7に示す実施例では、スキャナ部1が閉状態のと
きに、スキャナ部1とプリンタ部2を強固に固定するこ
とが可能になるという効果が得られる。
ものであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
いことは言うまでもないことである。例えば、図6,図
7に示す実施例については、図2に示した基本構成を基
に説明したが、言うまでもなく、この付加的構成は、図
3に示した基本構成を基にする各構成にも適用可能であ
る。
れば、スキャナ支持部に大きな強度を必要とせず、ま
た、スキャナの落下の衝撃吸収用のダンパを不要とし
た、安価な開閉機構を実現できるという顕著な効果を奏
するものである。
の側面図である。
よび側面図(b)である。
の正面図(a)および側面図(b)である。
の正面図(a)および側面図(b)である。
の側面図である。
の側面図である。
の側面図である。
面図である。
いた状態の側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿の情報を光学的に読取る第1の手段
と、前記情報を用紙に出力する第2の手段とを備えた画
像形成装置のスライド式開閉機構において、 回転移動するローラと、該ローラを軸支し前記第2の手
段に固定されるローラ軸と、前記ローラ軸を案内する溝
が個別に設けられ、該溝によって前記ローラを案内しか
つ前記第1の手段に固定されるガイド部材とから成り、
前記各部により前記第1の手段を支持して、 前記第1の
手段と第2の手段とをスライド方式により相互に移動可
能に構成したことを特徴とするスライド式開閉機構。 - 【請求項2】 原稿の情報を光学的に読取る第1の手段
と、前記情報を用紙に出力する第2の手段とを備えた画
像形成装置のスライド式開閉機構において、 回転移動するローラと、該ローラを軸支し前記第1の手
段に固定されるローラ軸と、前記ローラ軸を案内する溝
が個別に設けられ、該溝によって前記ローラを案内しか
つ前記第2の手段に固定されるガイド部材とから成り、
前記各部により前記第1の手段を支持して、前記第1の
手段と第2の手段とをスライド方式により相互に移動可
能に構成したことを特徴とする スライド式開閉機構。 - 【請求項3】 前記各構成に加えて、前記第1の手段と
第2の手段とがスライド方式により相互に移動し閉状態
となったときに係合する係合部材を有することを特徴と
する請求項1または2記載のスライド式開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21621896A JP3446928B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | スライド式開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21621896A JP3446928B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | スライド式開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1063053A JPH1063053A (ja) | 1998-03-06 |
JP3446928B2 true JP3446928B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=16685135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21621896A Expired - Fee Related JP3446928B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | スライド式開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3446928B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2006745A2 (en) | 2007-06-22 | 2008-12-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US7751751B2 (en) | 2007-07-19 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and damper |
US7764905B2 (en) | 2006-12-05 | 2010-07-27 | Ricoh, Company, Ltd. | Assist members for an openable structure of an image forming apparatus |
US7873303B2 (en) | 2007-01-24 | 2011-01-18 | Ricoh Company, Ltd. | Upper frame opening and closing mechanism, and image forming apparatus using the same |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8154770B2 (en) | 2007-01-31 | 2012-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US8244167B2 (en) | 2007-01-31 | 2012-08-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US8194255B2 (en) | 2007-09-14 | 2012-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP21621896A patent/JP3446928B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7764905B2 (en) | 2006-12-05 | 2010-07-27 | Ricoh, Company, Ltd. | Assist members for an openable structure of an image forming apparatus |
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EP2006745A2 (en) | 2007-06-22 | 2008-12-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US7751751B2 (en) | 2007-07-19 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and damper |
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JPH1063053A (ja) | 1998-03-06 |
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