JP3446307B2 - 床ノズルの回転ブラシ - Google Patents

床ノズルの回転ブラシ

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秀隆 藪内
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崇文 石橋
祥史 高木
義貴 黒木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は掃除機等の床ノズルの回
転ブラシに関し、特に回転ブラシで発生する静電気の除
電に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床ノズルの回転ブラシの構成は、
一般にナイロンブラシをブラシホルダーに打ち込む植毛
タイプと、ブラシホルダーに螺旋状に溝を設け、その溝
に弾性体のブレードを組み込むブレードタイプがある。
【0003】いずれの場合においても、特に絨毯等の床
面清掃時には、絨毯等との摩擦によって静電気が発生す
る。近年では掃除機本体にもマイクロコンピュターが組
み込まれており、静電気が放電時にマイクロコンピュタ
ーが誤動作しやすい環境になってきており、又清掃して
いる人は電撃を受けやすくなっている。特に、電池を電
源とした自走式掃除機、あるいは電気掃除機のように、
不特定場所を移動する機器では、外部にアースをとり積
極的に静電気を放電させることが困難である。そのため
植毛タイプの回転ブラシでは塵埃かきあげのため剛性を
有するナイロンにカーボンを混入させた導電性ブラシを
採用し静電気発生を防止しているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カーボンを混
入させた導電性ブラシでは、絨毯清掃の場合、ブラシの
カーボンにより絨毯への色つきが発生するという問題が
ある。又導電性ブラシでも完全に静電気の発生を防止す
ることができず、集塵性能の面では、回転ブラシでかき
あげられた塵埃は静電気により絨毯上に再付着するとい
う問題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、絨毯
への色つきを防止すると共に、回転ブラシ部における静
電気の発生を押さえ、静電気放電による掃除機の誤動作
防止と人への電撃防止、及び集塵性能を向上させること
を第1の目的としている。
【0006】又ブラシ部表面に付着した綿ゴミ等により
静電気発生防止の効果を維持することを第2の目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するための第1の課題解決手段として、回転ブラシの
ブラシ部を集塵用ブラシと導電性を有する除電用ブラシ
で構成したものである。
【0008】さらに、除電用ブラシの外径を集塵用ブラ
シの外径より小さくしたものである。
【0009】又第2の目的を達成するために、第2の
題解決手段として除電用ブラシを回転ブラシの回転方向
に対し集塵用ブラシの後方に設け、第3の課題解決手段
として集塵用ブラシの前後に設けたものである。
【0010】
【作用】上記第1の課題解決手段により、除電用ブラシ
を剛性の小さいカーボン以外の導電性の高い、絨毯への
色つきのない材料を選択することが可能となる。
【0011】また、直接絨毯に除電用ブラシの接触代を
少なく又は接触させずに、あるいはブラシ本数を少なく
押さえながら静電気をコロナ放電させることができるた
め、回転ブラシの回転負荷が小さくなり、これを駆動す
る電動機の入力も押さえられ、電池を電源とする機器に
おいては使用時間を短くしてしまうことを防止すること
ができる。
【0012】次に第2の目的を達成するための第2の
題解決手段により、除電用ブラシを回転ブラシの回転方
向に対し集塵用ブラシの後方に設けることにより先に集
塵用ブラシに塵埃を付着させることで除電用ブラシには
付着しにくくなり除電効果が維持される。又第3の課題
解決手段によれば、除電ブラシを集塵用ブラシの前後に
設けることで回転ブラシの正転、逆転の対応を可能とし
ている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の課題解決手段の実施例
1である回転ブラシの構成を、図1に基づいて説明す
る。回転ブラシ1は、回転自在な円柱形状あるいは円筒
形状のブラシホルダー2と、このブラシホルダー2の外
周面に植毛したナイロンを主体とした集塵用ブラシ3
と、回転ブラシ1の回転方向Aに対し後方に植毛した、
導電性材料を主体とした除電用ブラシ4とから構成され
ている。
【0014】上記構成による作用は以下の通りである。
【0015】除電用ブラシ4を集塵用ブラシと別に設け
ることにより、集塵用ブラシ3で発生した静電気を除電
ブラシ4で、床面に接触直前と直後に床面にコロナ放電
させ、接触時は中和作用で放電させると共に、空中にも
コロナ放電をさせることにより、全体的に静電気の発生
を防止できる。又除電用ブラシ4の材料として、絨毯等
に色つきのない、導電性の高い材料が選択でき除電効果
を従来より高くすることができる。又静電気発生源で除
電できることから塵埃が静電気を帯びて再度絨毯に再付
着することが防止でき、集塵性能の向上が図れる等の効
果もある。
【0016】次の実施例2、3を、図2、図3に基づい
て説明する。
【0017】図2では除電用ブラシ4の外径を集塵用ブ
ラシ3の外径より小さくして絨毯等の床面に接触しない
ようにしている。
【0018】図3ではブラシ部を、集塵用ブラシ3と除
電用ブラシ4を一体にして植毛し、かつ除電用ブラシ4
の外径を集塵用ブラシ3の外径より小さくしている。
【0019】上記構成により、除電ブラシ4が床面に接
近する時と離れる時に床面にコロナ放電し、それ以外は
空中にコロナ放電する。この場合、図2の実施例では除
電用ブラシ4が床面に非接触で、図3の実施例では、図
2の実施例に加えブラシの本数が少ないため回転ブラシ
の負荷が小さくなる。
【0020】さらに、実施例4を、図5に基づいて説明
する。
【0021】ブラシホルダー2をアルミニュム等導電性
材料とし、その表面を複数個の尖頭突起2aにしたもの
で、その尖頭突起2aから空中にコロナ放電される。
【0022】次に第2、3の課題解決手段の実施例5、
6を、図1、図4に基づいて説明する。
【0023】図1において、除電用ブラシ4を回転ブラ
シ1の回転方向(図中矢印Aで示す)に対し集塵用ブラ
シ3後方に配している。図4において、除電用ブラシ4
を集塵用ブラシ3の前後に配置し、回転ブラシ1の正
転、逆転に対応するものである。
【0024】以上、上記構成による作用は以下の通りで
ある。
【0025】図1の場合は、塵埃は先に集塵用ブラシ3
に付着し、除電用ブラシ4には付着しにくくなり除電効
果が維持される。図4の場合は、除電用ブラシ4に塵埃
が付着しても、逆回転時に除去されるため結果的に除電
効果が維持される。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の課題解決手段の構成により、除電用ブラシを
剛性の小さいカーボン以外の導電性の高い、絨毯への色
つきのない材料を選択することが可能となる。
【0027】また、直接絨毯に除電用ブラシの接触代を
少なく又は接触させずに、あるいはブラシ本数を少なく
押さえながら静電気をコロナ放電させることができるた
め、回転ブラシの回転負荷が小さくなりこれを駆動する
電動機の入力も抑えられ、電池を電源とする機器におい
ては使用時間を短くしてしまうことを防止することがで
きる。
【0028】第2の課題解決手段により、除電用ブラシ
を回転ブラシの回転方向に対し集塵用ブラシの後方に設
けることにより先に集塵用ブラシに塵埃を付着させるこ
とで除電用ブラシには付着しにくくなり除電効果が維持
される。
【0029】又第3の課題手段によれば、除電ブラシを
集塵用ブラシの前後に設けることで回転ブラシの正転、
逆転の対応を可能としている。
【0030】以上、本発明によれば、静電気の発生源で
即放電させることができるため、静電気除電効果は高
く、又除電用ブラシをカーボン以外の導電性の高い、絨
毯への色つきのない材料を選択することが可能となり、
色つき等の他に問題がなく静電気発生防止の高い回転ブ
ラシが構成でき、マイクロコンピュターの誤動作防止、
又清掃している人への電撃防止、及び集塵性能向上をは
かることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1、5の回転ブラシの外
観図 (b)同実施例の断面図
【図2】本発明の実施例2の回転ブラシの断面図
【図3】本発明の実施例3の回転ブラシの断面図
【図4】本発明の実施例6の回転ブラシの断面図
【図5】本発明の実施例4の回転ブラシの断面図
【符号の説明】
1 回転ブラシ 2 ブラシホルダー 2a 尖頭突起 3 集塵用ブラシ 4 除電用ブラシ
フロントページの続き (72)発明者 藪内 秀隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤原 俊明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 江口 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 石橋 崇文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高木 祥史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 黒木 義貴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−258627(JP,A) 実開 昭62−148254(JP,U) 実開 昭63−68955(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ブラシのブラシ部を、集塵用ブラシ
    と導電性を有する除電用ブラシで構成し、前記除電用ブ
    ラシの絨毯との接触代を、前記集塵用ブラシの絨毯との
    接触代より少なくすることで、静電気を放電することが
    でき、かつ前記回転ブラシの回転負荷を小さくできる
    ノズルの回転ブラシ。
  2. 【請求項2】 回転ブラシのブラシ部を、集塵用ブラシ
    と導電性を有する除電用ブラシで構成し、除電用ブラシ
    を回転ブラシの回転方向に対し集塵用ブラシの後方に設
    けることで、前記除電用ブラシに塵埃を付着しにくくし
    床ノズルの回転ブラシ。
  3. 【請求項3】 回転ブラシのブラシ部を、集塵用ブラシ
    と導電性を有する除電用ブラシで構成し、除電用ブラシ
    前記回転ブラシの回転方向に対し集塵用ブラシの前後
    に設け、前記回転ブラシを正転、逆転の対応を可能とし
    床ノズルの回転ブラシ。
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GB2470918A (en) 2009-06-09 2010-12-15 Dyson Technology Ltd Agitating means for a cleaning head
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