JP3444507B2 - 方向制御弁 - Google Patents

方向制御弁

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JP3444507B2
JP3444507B2 JP24128293A JP24128293A JP3444507B2 JP 3444507 B2 JP3444507 B2 JP 3444507B2 JP 24128293 A JP24128293 A JP 24128293A JP 24128293 A JP24128293 A JP 24128293A JP 3444507 B2 JP3444507 B2 JP 3444507B2
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプの吐出圧油
をアクチュエータに供給する方向制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ポンプの吐出圧油を複数の方向制御
弁に供給する装置としては、例えば特開昭60−117
06号公報に示すように各方向制御弁の入口側に圧力補
償弁をそれぞれ設け、この各圧力補償弁を各アクチュエ
ータにおける最も高い負荷圧によりセットして負荷圧の
異なるアクチュエータに油圧ポンプの吐出圧油を同時に
供給できるようにしたものが知られている。
【0003】前述の圧油供給装置においてはアクチュエ
ータの負荷圧を検出する必要があり、方向制御弁を負荷
圧を検出できるものとしている。例えば、図1に示すよ
うに、弁本体1のスプール孔2にポンプポート3、第1
・第2負荷圧検出ポート4,5、第1・第2アクチュエ
ータポート6,7、第1・第2タンクポート8,9を形
成すると共に、その第1・第2負荷圧検出ポート4,5
を連通させ、前記スプール孔2に嵌挿した主スプール1
0を中立位置から左右に移動して第1又は第2圧油供給
位置とすることでポンプポート3が第1・第2負荷圧検
出ポート4,5を経て第1又は第2アクチュエータポー
ト6,7に連通し、かつ第2又は第1アクチュエータポ
ート7,6が第2又は第1タンクポート9,8に連通す
るようにして第2負荷圧検出ポート5よりアクチュエー
タの負荷圧を検出できるようにしてある。
【0004】かかる方向制御弁であると、主スプール1
0を僅かに移動したファインコントロール位置でも負荷
の大きさに関係なく主スプール10のストローク、つま
り第1・第2アクチュエータポート6,7と第1・第2
負荷圧検出ポート4,5の開口面積に比例した流量がア
クチュエータに供給されることになり、動きはじめのア
クチエータの加速が急になってアクチュエータが飛び出
し的に動きはじめることになる。また、方向制御弁の主
スプール10を中立位置から圧油供給位置の途中の位置
で停止した時にアクチュエータの負荷が大きくとも開口
面積に比例した流量をアクチュエータに供給するのでア
クチュエータの静定性が悪くなる。
【0005】そこで、本出願人は先に前述の不具合を解
消できるようにした方向制御弁を出願した。
【0006】すなわち、図2に示すように、主スプール
10に、その主スプール10を中立位置から右方にある
ストローク摺動した範囲内で第1負荷圧検出ポート4と
第1アクチュエータポート6を連通する連通孔11及び
第2負荷圧検出ポート5を第2アクュエータポート7に
連通する開口12を形成し、前記連通孔11に第1アク
チュエータポートから第1負荷圧検出ポート4への圧
油流れを阻止するロードチェック弁13を設けた方向制
御弁を出願した。
【0007】かかる方向制御弁であれば主スプール10
を中立位置からあるストローク摺動した範囲内では第1
負荷圧検出ポート4に流入した油圧ポンプの吐出圧油は
アクチュエータの負荷圧に見合う圧力に上昇するまでロ
ードチェック弁13によって第1アクチュエータポート
6に流出することが阻止され、その圧油の一部は開口1
2より第2アクチュエータポート7を経て第2タンクポ
ート9に流出するし、その流出量はアクチュエータの負
荷に比例するので、負荷に応じてアクチュエータの動き
はじめがゆっくりとなるし、そのタンクポートに流出す
る流量によって減衰が大きくなるためにアクチュエータ
の静定性が向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】先に出願した方向制御
弁であればアクチュエータの静定性を向上できるが外力
により作動するアクチュエータ、例えばパワーショベル
の上部車体を旋回する旋回モータの場合には坂道におい
て上部車体の自重により坂下に向けて旋回しようとする
ために次の不具合を生じる。
【0009】例えば、旋回モータ14が上部車体の自重
により矢印方向に回転しようとする場合に主スプール1
0を右方に移動して第1アクチュエータポート6より第
1ポート14aに圧油を供給して矢印と反対方向に回転
する際に、主スプール10を僅かに移動した時に第2ア
クチュエータポート7と第2タンクポート9が連通する
が第1負荷圧検出ポート4が第1アクチュエータポート
6に連通しない。
【0010】このために、旋回モータ14の第2ポート
14bの圧油が第2アクチュエータポート7より第2タ
ンクポート9に流れて旋回モータ14が外力により矢印
方向に回転し、第1ポート14aに圧油が供給されない
のでその分だけ真空となり、旋回モータ14の第1ポー
ト14aにキャビテーションが発生し易くなる。
【0011】このことを防止するには旋回モータ14の
第1・第2ポート14a,14b側に吸込弁15をそれ
ぞれ設けてタンク16より第1ポート14aに圧油を吸
込むようにすれば良いが、旋回モータ14を微速で動作
するようにコントロールしている状態なので十分にタン
ク回路に圧力が上昇していないため吸込弁15を介して
旋回モータ14の第1ポート14aへ真空を埋める分の
圧油が供給されずに第1ポート14aにキャビテーショ
ンが発生し易くなる。
【0012】前述のように旋回モータ14の第1ポート
14aにキャビテーションが発生すると旋回モータ14
に振動を引き起こすので微速でコントロールしようとし
ている時に非常に操作性が悪くなる。
【0013】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした方向制御弁を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】弁本体20のスプール孔
21に、ポンプポート22、第1・第2負荷圧検出ポー
ト23,24、第1・第2アクチュエータポート25,
26、第1・第2タンクポート27,28を形成し、そ
の第1・第2負荷圧検出ポート23,24を連通すると
共に、前記弁本体20のスプール孔21に主スプール3
0を嵌挿し、その主スプール30が中立位置の時には各
ポートを遮断し、主スプール30が第1圧油供給位置の
時にはポンプポート22と第2負荷圧検出ポート24、
第1負荷圧検出ポート23と第1アクチュエータポート
25、第2アクチュエータポート26と第2タンクポー
ト28をそれぞれ連通し、主スプール30を第2圧油供
給位置とした時にはポンプポート22と第1負荷圧検出
ポート23,第1アクチュエータポート25と第1タン
クポート27、第2負荷圧検出ポート24と第2アクチ
ュエータポート26がそれぞれ連通するようにした方向
制御弁において、主スプール30を中立位置から第1圧
油供給位置に向けてあるストローク移動した時に第1ア
クチュエータポート25と第1負荷圧検出ポート23が
ロードチェック弁19を介して連通し、かつ第2負荷圧
検出ポート24と第2アクチュエータポート26が連通
し、前記主スプール30がさらに第1圧油供給位置に向
けて移動するとポンプポート22と第2負荷圧検出ポー
ト24が連通し、さらに主スプール30が第1圧油供給
位置に向けて移動すると第2アクチュエータポート26
と第2タンクポート28が連通し、この後さらに主スプ
ール30が移動すると第1圧油供給位置となるようにし
た方向制御弁。
【0015】
【作 用】第1の発明によれば、主スプール30を中立
位置から第1圧油供給位置に向けてあるストローク移動
した時に、第1アクチュエータポート25と第2アクチ
ュエータポート26が第1・第2負荷圧検出ポート2
3,24で連通し、かつポンプポート22は第1・第2
アクチュエータポート25,26に連通しないので、ア
クチュエータが外力により作動した時のアクチュエータ
の戻り圧油が再び、そのアクチュエータに供給されるか
ら、真空となることがなく、キャビテーション発生を防
止できる。前述の状態から、主スプール30をさらに第
1圧油供給位置に向けて移動すると、第1・第2アクチ
ュエータポート25,26にポンプポート22から圧油
が供給され、第2アクチュエータポート26と第2タン
クポート28が連通しないので、ポンプポート22の圧
力がロードチェック弁19に作用する保持圧まで上昇し
た後に第1アクチュエータポート25よりアクチュエー
タに圧油が供給される。前述の状態から、主スプール3
0をさらに第1圧油供給位置に向けて移動すると、第2
アクチュエータポート26が第2タンクポート28に連
通し、ポンプポート22の圧油の一部がアクチュエータ
の負荷に応じた量だけ第2タンクポート28に流出し、
アクチュエータの加速がゆるやかになり、とび出し感が
なくなるし、第2タンクポート28に流出する流量で減
衰が大きくなるので、アクチュエータの静定性が向上す
る。前述の状態から、主スプール30をさらに移動する
と第1圧油供給位置となり、アクチュエータの作動速度
を速くできる。
【0016】
【実 施 例】図3に示すように、弁本体20にのスプ
ール孔21にポンプポート22、第1・第2負荷圧検出
ポート23,24、第1・第2アクチュエータポート2
5,26、第1・第2タンクポート27,28が形成さ
れ、その第1・第2負荷圧検出ポート23,24は油孔
29で連通している。前記スプール孔21に嵌挿した主
スプール30には中間小径部31と第1・第2切欠3
2,33及び第1小径部34と第3・第4切欠35,3
6並びに第2小径部37と第5・第6切欠38,39が
形成され、この主スプール30は左右のスプリング31
で各ポートを遮断する中立位置に保持され、第1受圧
32aに供給される圧油で右方に押されて第1圧油供
給位置となり、第2受圧室33aに供給される圧油で左
方に押されて第2圧油供給位置となる。
【0017】前記主スプール30には第1負荷圧検出ポ
ート23と第1アクチュエータポート25を連通・遮断
する第1連通孔17と第2負荷圧検出ポート24と第2
アクチュエータポート26を連通・遮断する第2連通孔
18が形成され、この第1・第2連通孔1718にア
クチュエータポートから負荷圧検出ポートへの圧油流れ
を阻止するロードチェック弁19がそれぞれ設けられて
いる。
【0018】前記第1・第2連通孔1718は軸孔4
0と径方向の第1・第2油孔41,42より成り、ロー
ドチェック弁19は主スプール30の軸心に形成した盲
穴43内に弁44を設け、この弁44とプラグ45との
間にばね46を設けて弁41を軸孔40に圧接して成
る。
【0019】前記主スプール30には第1負荷圧検出ポ
ート23と第1アクチュエータポート25を連通・遮断
するスリット状の第1開口47及び、第2負荷圧検出ポ
ート24と第2アクチュエータポート26を連通遮断す
るスリット状の第2開口48が形成されている。
【0020】前記第1・第2アクチュエータポート2
5,26は外力により動作するアクチュエータ、例えば
パワーショベルの上部車体を旋回する旋回モータ49の
第1・第2ポート49a,49bに接続し、この第1・
第2ポート49a,49b側は吸込弁50を介してタン
ク51に連通している。
【0021】前記ポンプポート22は圧力補償弁52を
構成するチェック弁部53を経て油圧ポンプ54の吐出
路55に接続し、この油圧ポンプ54は斜板56の傾転
角を変えて容量を可変とするもので、その斜板56の傾
転角を変更するポンプ調整用方向制御弁57に負荷圧検
出路58が接続し、この負荷圧検出路58は前記圧力補
償弁52を構成する減圧弁部59により油圧ポンプ54
の吐出路55に連通・遮断される。
【0022】次に作動を説明する。なお、旋回モータ4
9は上部車体の自重で第2ポート49bに圧油を吐出す
る方向に回転するものとする。主スプール30が図3に
示す中立位置の時。各ポートは遮断されてポンプポート
22に流入した圧油は行き止まりとなると共に、旋回モ
ータ49の第1・第2ポート49a,49bからの圧油
は行き止まりとなって旋回モータ49は外力によって回
転しない停止状態となり、坂道のパワーショベルの上部
車体は自重によって旋回せずに停止する。
【0023】主スプール30を図3の中立位置より右方
に僅かにLだけ移動した時。第2開口48により第2
負荷圧検出ポート24と第2アクチュエータポート26
が連通すると同時に第1連通孔17により第1負荷圧検
出ポート23と第1アクチュエータポート25が連通す
る。この時、第2切欠33によりポンプポート22と第
2負荷圧検出ポート24が連通しないし、第4切欠36
で第1負荷圧検出ポート23と第1アクチュエータポー
ト25が連通せず、しかも第6切欠39で第2アクチュ
エータポート26と第2タンクポート28が連通しな
い。
【0024】これにより、旋回モータ49の第2ポート
49bの圧油は、第2アクチュエータポート26、第2
開口48、第2負荷圧検出ポート24、油孔29、第1
負荷圧検出ポート23、第1連通孔17、第1アクチュ
エータポート25より旋回モータ49の第1ポート49
aに流れるので、旋回モータ49の第1ポート49aに
油圧ポンプ52の吐出圧油を供給する以前に第2ポート
49bの圧油を第1ポート49aに供給できるから第1
ポート49aが真空とならずにキャビテーション発生を
防止でき、旋回モータ49の微速コントロールが可能と
なる。
【0025】前述の状態より主スプール30を更に右方
だけ移動した時。中間小径部31、第2切欠33に
よりポンプポート22が第2負荷圧検出ポート24に連
通するが、第6切欠39で第2アクチュエータポート2
6は第2タンクポート28に連通しない。これにより、
油圧ポンプ54の吐出圧油は、ポンプポート22、中間
小径部31、第2の切欠き33、第2負荷圧検出ポート
24、油孔29、第1負荷圧検出ポート23、第1連通
17でロードチェック弁19の手前まで流入し、油圧
ポンプ54の吐出圧油は行き止まりとなるから、油圧ポ
ンプ54の吐出圧が上昇し、その吐出圧がロードチェッ
ク弁19に作用する保持圧まで上昇するとロードチェッ
ク弁19が開き、油圧ポンプ54の吐出圧油がロードチ
ェック弁19により第1孔41を通って第1アクチュエ
ータポート25より旋回モータ49の第1ポート49a
に供給される。
【0026】前述の状態より主スプール30を右方にL
だけ移動した時。第2アクチュエータポート26が第
6切欠39で第2タンクポート28に連通し、油圧ポン
プ54の吐出圧油の一部は第2開口48より第2タンク
ポート28に流出することになり、その流出する流量は
第1アクチュエータポート25に作用する負荷圧(旋回
モータ49の保持圧)の大きさに比例して多くなるの
で、旋回モータ49の負荷(保持圧)が大きい時には第
2タンクポート28に流出する流量が多くなるし、負荷
圧が小さいときには第2タンクポート28に流出する流
量が少なくなるために負荷に応じて旋回モータ49の動
きはじめの加速がゆるやかになりとび出し感がなくなる
し、第2タンクポート28に流出する流量によって減衰
が大きくなるため旋回モータ49の静定性が向上する。
前記ストリット状の第2開口48は第6の切欠き39、
第1連通孔34に比べて開口面積が非常に小さいので第
2タンクポート28に流出する流量によって旋回モータ
49の加速が遅くなりすぎることはない。
【0027】前述の状態より主スプール30は更に右方
にL移動した時。ストリット状の第2開口48によっ
て第2負荷圧検出ポート24と第2アクチュエータポー
ト26が連通しなくなって油圧ポンプ54の吐出圧油が
主スプール30の第1小径部34と第2切欠36による
第1負荷圧検出ポート23と第1アクチュエータポート
25の開口面積に比例した量だけ供給されて旋回モータ
49の作動速度は速くなる。
【0028】以上の説明は主スプール30を右方に移動
した場合であるが、旋回モータ49が上部車体の自重で
第1ポート49aに圧油を吐出する方向に回転する場合
には主スプール30を左方に移動した時に同様となる。
また、アクチュエータがブームシリンダ、アームシリン
ダのように外力により一方向にのみ作動する場合には第
1・第2開口47,48及び第1・第2連通孔34,3
5の一方のみを形成すれば良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、主スプー
ル30を中立位置から第1圧油供給位置に向けてあるス
トローク移動した時に、第1アクチュエータポート25
と第2アクチュエータポート26が第1・第2負荷圧検
出ポート23,24で連通し、かつポンプポート22は
第1・第2アクチュエータポート25,26に連通しな
いので、アクチュエータが外力により作動した時のアク
チュエータの戻り圧油が再び、そのアクチュエータに供
給されるから、真空となることがなく、キャビテーショ
ン発生を防止できる。前述の状態から、主スプール30
をさらに第1圧油供給位置に向けて移動すると、第1・
第2アクチュエータポート25,26にポンプポート2
2から圧油が供給され、第2アクチュエータポート26
と第2タンクポート28が連通しないので、ポンプポー
ト22の圧力がロードチェック弁19に作用する保持圧
まで上昇した後に第1アクチュエータポート25よりア
クチュエータに圧油が供給される。前述の状態から、主
スプール30をさらに第1圧油供給位置に向けて移動す
ると、第2アクチュエータポート26が第2タンクポー
ト28に連通し、ポンプポート22の圧油の一部がアク
チュエータの負荷に応じた量だけ第2タンクポート28
に流出し、アクチュエータの加速がゆるやかになり、と
び出し感がなくなるし、第2タンクポート28に流出す
る流量で減衰が大きくなるので、アクチュエータの静定
性が向上する。前述の状態から、主スプール30をさら
に移動すると第1圧油供給位置となり、アクチュエータ
の作動速度を速くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の方向制御弁の断面図である。
【図2】先に出願した方向制御弁の断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す方向制御弁の断面図であ
る。
【符号の説明】
20…弁本体、21…スプール、22…ポンプポート、
23…第1負荷圧検出ポート、24…第2負荷圧検出ポ
ート、25…第1アクチュエータポート、26…第2ア
クチュエータポート、27…第1タンクポート、28…
第2タンクポート、29…油孔、34…第1連通孔、3
5…第2連通孔、36…ロードチェック弁、47…第1
開口、48…第2開口、49…旋回モータ、49a…第
1ポート、49b…第2ポート、54…油圧ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 E02F 9/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体20のスプール孔21に、ポンプ
    ポート22、第1・第2負荷圧検出ポート23,24、
    第1・第2アクチュエータポート25,26、第1・第
    2タンクポート27,28を形成し、その第1・第2負
    荷圧検出ポート23,24を連通すると共に、前記弁本
    体20のスプール孔21に主スプール30を嵌挿し、そ
    の主スプール30が中立位置の時には各ポートを遮断
    し、主スプール30が第1圧油供給位置の時にはポンプ
    ポート22と第2負荷圧検出ポート24、第1負荷圧検
    出ポート23と第1アクチュエータポート25、第2ア
    クチュエータポート26と第2タンクポート28をそれ
    ぞれ連通し、主スプール30を第2圧油供給位置とした
    時にはポンプポート22と第1負荷圧検出ポート23,
    第1アクチュエータポート25と第1タンクポート
    、第2負荷圧検出ポート24と第2アクチュエータポ
    ート26がそれぞれ連通するようにした方向制御弁にお
    いて、 主スプール30を中立位置から第1圧油供給位置に向け
    てあるストローク移動した時に第1アクチュエータポー
    ト25と第1負荷圧検出ポート23がロードチェック弁
    19を介して連通し、かつ第2負荷圧検出ポート24と
    第2アクチュエータポート26が連通し、前記主スプー
    ル30がさらに第1圧油供給位置に向けて移動するとポ
    ンプポート22と第2負荷圧検出ポート24が連通し、
    さらに主スプール30が第1圧油供給位置に向けて移動
    すると第2アクチュエータポート26と第2タンクポー
    ト28が連通し、この後さらに主スプール30が移動す
    ると第1圧油供給位置となるようにした方向制御弁。
  2. 【請求項2】 主スプール30に、第1負荷圧検出ポー
    ト23と第1アクチュエータポート25を連通・遮断す
    第1連通孔17と、第2負荷圧検出ポート24と第2
    アクチュエータポート26を連通・遮断する第2開口4
    8を形成し、この第1連通孔17と第2開口48を、主
    スプール30が中立位置の時には各ポートを遮断し、第
    1圧油供給位置に向けてあるストローク移動すると各ポ
    ートを連通し、主スプール30が第1圧油供給位置の時
    には第2負荷圧検出ポート24 と第2アクチュエータポ
    ート26が遮断するようにし、 前記主スプール30が前述のあるストローク以上移動す
    るとポンプポート22 と第2負荷圧検出ポート24が連
    通し、さらに主スプール30が移動すると第2アクチュ
    エータポート26と第2タンクポート28が連通し、こ
    の後さらに主スプール30が移動すると第1圧油供給位
    置となるようにし、 前記第1連通孔17に第1アクチュエータポート25か
    ら第1負荷圧検出ポート23への圧油流れを阻止するロ
    ードチェック弁19を設けた請求項1記載の方向制御
    弁。
JP24128293A 1993-09-28 1993-09-28 方向制御弁 Expired - Lifetime JP3444507B2 (ja)

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