JP3444068B2 - 移動通信ネットワークおよび通信制御方法 - Google Patents

移動通信ネットワークおよび通信制御方法

Info

Publication number
JP3444068B2
JP3444068B2 JP33302795A JP33302795A JP3444068B2 JP 3444068 B2 JP3444068 B2 JP 3444068B2 JP 33302795 A JP33302795 A JP 33302795A JP 33302795 A JP33302795 A JP 33302795A JP 3444068 B2 JP3444068 B2 JP 3444068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
control
network
information
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33302795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09172683A (ja
Inventor
幸子 武田
史朗 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33302795A priority Critical patent/JP3444068B2/ja
Publication of JPH09172683A publication Critical patent/JPH09172683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3444068B2 publication Critical patent/JP3444068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信ネットワー
クおよび通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムの1つとして、PHS
(Personal Handy-phone System)がある。PHSでは、
それぞれ加入者回線を収容した複数の交換機間を接続す
る制御信号伝送用の共通線信号網と、上記複数の交換機
間を中継交換機を介して接続することによって形成され
たユーザ情報伝送用の通話路網とからなるディジタル網
において、上記共通線信号網に移動端末情報を管理する
ためのデータベースを接続してインテリジェントネット
ワーク(IN)を形成し、移動端末と無線チャネルで通信
するための複数のPHS用基地局を収容した基地局制御
装置を上記交換機を介してINに接続したネットワーク
構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のPHSのネット
ワーク構成によれば、位置情報等の移動端末情報がIN
のデータベースに保持されているため、基地局から移動
端末情報の要求があった時、当該基地局を収容している
交換機が上記共通線信号網を介してINにアクセスする
必要がある。例えば、端末の移動に伴って移動端末の位
置登録を行う場合、基地局からの登録要求信号が、基地
局制御装置、交換機、共通線信号網を経由してINへ転
送され、位置登録処理が行われる。このため、PHSの
ための制御トラヒックが増大すると、交換機やINにお
ける移動通信制御情報の処理量が増加し、共通線信号網
の転送帯域がPHSの制御用に占められて、一般呼のリ
ソースを圧迫することになる。
【0004】本発明の目的は、一般呼への悪影響を及ぼ
すことなく移動通信サービスを実現できる移動通信ネッ
トワークおよび通信制御方法を提供することにある。本
発明の他の目的は、基地局からの端末情報要求に迅速に
応答できる移動通信ネットワークおよび通信制御方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移動通信ネットワークは、それぞれ共通線
信号網および通話路網によって相互接続された複数の交
換機のうちの1つに接続され、少なくとも1つの無線基
地局を収容する複数の基地局制御装置と、上記共通線信
号網に接続された移動端末情報管理のための移動通信用
サービス制御局(MSCP)と、上記複数の基地局制御
装置と上記MSCPとを相互に接続する専用制御網とか
らなり、上記各基地局制御装置が、上記MSCPとの間
で行う移動通信制御に特有の制御情報の送受信を上記専
用制御網を介して行い、端末間で行う呼設定のための制
御情報の送受信を上記交換機を介して行うための手段を
備えたことを特徴とする。なお、各基地局制御装置と交
換機は、例えばトランク回線を介して接続され、各交換
機は、加入者回線に接続された加入者端末の呼制御情報
およびユーザ情報と共に、上記トランク回線上に多重化
された移動端末の呼制御情報およびユーザ情報を上記共
通線信号網および通話路網に中継動作する。
【0006】本発明の好ましい実施例では、上記専用制
御網はATM回線で構成され、ATM回線上に多重化し
て設定された論理コネクションを介して、基地局制御装
置間、あるいは各基地局制御装置とMSCP間で移動通
信制御情報が交信される。例えば、移動端末から呼接続
の要求が発生した場合、上記移動端末が位置する無線ゾ
ーン内の基地局と接続された基地局制御装置において、
上記移動端末の認証情報あるいは着移動端末の位置情報
を要求する制御メッセージが生成され、固定長のATM
セル形式で上記専用制御網に送出され、所定の論理コネ
クションを介してMSCPに送信される。また、MSC
Pからの応答メッセージは、上記専用制御網上の所定の
論理コネクションを介して、ATMセル形式で上記基地
局制御装置に送信される。各基地局制御装置は、MSC
Pから受信した応答メッセージに基づいて、移動端末の
認証処理あるい着端末への呼設定動作を行う。
【0007】着端末が他の基地局制御装置の管轄下にあ
る基地局の無線ゾーンに位置していた場合、着端末への
呼接続のための制御情報は、発側の基地局制御装置が収
容された交換機から、上記共通線信号網を介して着側の
交換機に送信され、着側の基地局制御装置と基地局を介
して着端末に到着する。これと同様に、移動端末から位
置登録要求が発生した場合、上記移動端末が位置する無
線ゾーン内の基地局と接続された基地局制御装置におい
て生成した位置登録要求のための制御メッセージは、上
記専用制御網を介してMSCPに送信され、MSCPに
おいて位置登録処理される。また、通信中の移動端末が
他の基地局の無線ゾーンに移動した場合にハンドオーバ
のために基地局制御装置間で交信すべき制御情報は、上
記専用制御網を介して通信される。
【0008】上記基地局制御装置が接続された交換機、
および上記通話路網および共通線信号網に接続された他
の交換機に加入者回線を介して接続された固定端末から
移動端末宛の発信があった場合、上記固定端末を収容し
ている交換機(発交換機)が、共通線信号網を介してS
CPに着端末の位置情報要求を送信し、SCPが共通線
信号網を介してMSCPに上記着端末の位置情報を問い
合わせる。MSCPからの応答情報は、SCPを介して
要求元の発交換機に返送され、発交換機が、上記応答情
報によって特定される着交換機に対して呼設定メッセー
ジを送信する。本発明の1つの実施例によれば、移動端
末情報を各移動端末のホームとなる基地局制御装置に分
散させて記憶し、上記MSCPが各移動端末とホーム基
地局制御装置との関係を示すディレクトリ情報を記憶し
ておき、移動端末情報を必要とする各基地局制御装置
が、自己のローカルデータベースに目的の移動端末情報
が在るか否かを判定し、もし、目的情報がなければ専用
制御網を介してMSCPに問い合わせ、MSCPから通
知されたホーム基地局制御装置に対して、上記専用制御
網を介して目的情報の取得あるいは位置登録要求のため
の制御情報を通信することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(1)第1の実施例 図1は、本発明による移動通信ネットワークシステムの
概略的構成を示す。
【0010】図において、4(4a、4b、4c、…
…)は、それぞれ複数の固定端末6と後述する基地局制
御装置3(3a、3b、3c、……)とが収容された加
入者交換機、5は複数の固定端末が接続された加入者交
換機であり、これらの加入者交換機4、5は中継交換機
7(7a、7b、…)によって相互に接続され、一点鎖
線で示すように、端末間で通信されるデータ転送のため
の通話路網N1を形成している。また、各加入者交換機
4、5と中継交換機7は、呼設定制御等の制御信号を通
信するための共通線信号網N2によって相互接続され、
これらの通話路網N1と共通線信号網N2とによって公
衆ネットワークが形成されている。8は、上記共通線信
号網N2に接続されたインテリジェント・ネットワーク
サービス等の制御を行うサービス制御局(SCP:Serv
ice Control Point)である。
【0011】10(10a、10b、10c、……)
は、それぞれ所定の無線ゾーン(以下、セルという)1
2(12a、12b、12c、……)を形成し、各セル
内に位置する移動端末(以下、MSという)11(11
a、11b、11c、……)と無線チャネルを介して通
信する無線基地局(CS:Cell StationまたはBS:Ba
se Station)であり、各基地局10は、基地局制御装置
(CSC:Cell StationController)3を介して公衆ネ
ットワークに接続されている。 13(13a、13
b、……)は、1つ以上のセルから構成される一斉呼出
エリア(位置登録エリア)であり、各基地局制御装置3
は、管轄下にある移動端末への着呼時に、上記一斉呼出
エリアを単位として、エリア内に位置する全ての移動端
末に対して呼び出し信号を送信する。
【0012】1は、移動通信制御に必要な位置情報等の
端末情報を管理するための移動通信用サービス制御局
(MSCP:Mobile Service Control Point)であり、
本発明では、上記MSCP1および基地局制御装置3間
を専用制御網N3で接続し、各基地局制御装置からMS
CPへの端末情報の問い合わせ、MSCPから基地局制
御装置への応答、および各基地局制御装置間での移動通
信制御情報の交信を上記専用制御網を介して行うことを
特徴とする。本実施例では、上記専用制御網N3はAT
M回線によって構成され、各基地局制御装置3は、上記
ATM回線上にMSCPおよび他の基地局制御装置との
間のバーチャルパス(VP)を形成し、各VP上に複数
の論理コネクション(バーチャルコネクション:VC)
を多重化して形成することによって、移動通信制御用の
メッセージを固定長のパケット(セル)形式で交信す
る。MSCP1は、共通線信号網N2を介して、SCP
8および加入者交換機と接続されており、基地局制御装
置を持たない加入者交換機5に接続された固定端末から
移動端末への発呼時に、SCP8とMSCP1が共通線
信号網N2を介して端末情報の問合せメッセージおよび
応答メッセージを交信し、宛先端末が位置する基地局あ
るいは加入者交換機に着呼できるようにしている。
【0013】図2は、MSCP1の構成を示すブロック
図である。MSCP1は、プロセッサ21と、メモリ2
2と、データベース23と、制御網インターフェイス2
4と、共通線信号網インターフェイス25とからなり、
これらは内部バスによって相互に接続されている。上記
共通線信号網インターフェイス25は、ATM回線毎に
設けられた複数のATMインターフェイス27(27−
1〜27j)と、これらのATMインターフェイス27
に接続された移動通信用の信号処理装置26とからな
り、上記信号処理装置26によって送信制御メッセージ
のATMセルへの変換、および受信ATMセルから制御
メッセージへの変換処理が行われる。データベース23
には、端末情報として、各移動端末の位置情報、認証情
報、加入者情報等を示すレコードをテーブル形式で記憶
されている。また、上記メモリ22には、SCP8およ
び各基地局制御装置と制御メッセージを交信するための
制御プログラム、および上記データベース23から端末
情報を検索するための処理プログラムが格納されてい
る。
【0014】図3は、基地局制御装置3の構成を示すブ
ロック図である。基地局制御装置3は、メッセージの交
換処理を行うスイッチ30と、上記スイッチに接続され
た複数の回線インターフェイス31−1〜31−nおよ
び32と、プロセッサ33と、メモリ34と、データベ
ース35と、制御網インターフェイス36とからなり、
これらの要素は内部バス37で接続されている。上記回
線インターフェイス31−1〜31−nは、一斉呼出し
エリア13内に位置する複数の基地局10と接続され、
回線インターフェイス32は、加入者交換機4と接続さ
れる。基地局制御装置と交換機間の制御情報の交信は、
例えば、ITU−T ISUPを用いて、共通線信号網
上で行われる。上記制御網インターフェイス36は、M
SCP1および他の基地局制御装置3と通信するための
ATM回線毎に設けられた複数のATMインターフェイ
ス39(39−1〜39−k)と、これらのATMイン
ターフェイス39に接続された移動通信用の信号処理装
置38とからなり、上記信号処理装置38によって送信
制御メッセージのATMセルへの変換、および受信AT
Mセルから制御メッセージへの変換処理が行われる。メ
モリ34には、後述する移動端末の認証動作を行うため
の端末認証処理プログラム40、移動端末の位置登録処
理プログラム50、ハンドオーバの制御動作を行うため
のハンドオーバ処理プログラム60の他、例えば、位置
情報検索処理プログラム、呼接続処理等を行う通信制御
プログラム等の各種のプログラムとデータを含む。
【0015】図4は、基地局制御装置3のプロセッサ3
3によって実行される端末認証処理プログラム40の機
能を示すフローチャートである。このプログラムは、例
えば、基地局制御装置が、該制御装置と接続された交換
機4または配下の基地局10から呼設定要求メッセージ
を受信した場合、あるいは、これらの基地局10から位
置登録要求メッセージを受信した場合に、該当する移動
端末の正当性を認証するために実行される。
【0016】呼設定または位置登録の要求メッセージを
受信すると、基地局制御装置は受信メッセージ中に含ま
れる移動端末識別番号(MS番号)について、MSCP
1に認証情報を問い合わせ、MSCP1からの応答メッ
セージによって該当移動端末の認証情報を取得する(ス
テップ41)。次に、乱数を発生させ(42)、この乱
数を含む上記移動端末宛の認証要求メッセージを生成し
て、上記移動端末が位置する基地局へ送信する(4
3)。この時、MSCPから受信した認証情報を上記乱
数で暗号化し、暗号化結果を認証演算値として記憶し、
上記移動端末からの認証応答メッセージの受信待ちとな
る(44)。移動端末は、上記認証要求メッセージを受
信すると、自分が保持する認証情報を上記認証要求メッ
セージ中の乱数で暗号化し、得られた認証演算値を認証
応答メッセージによって返送する。
【0017】移動端末から認証応答メッセージを受信す
ると(45)、基地局制御装置は、上記認証応答メッセ
ージが示す認証演算値と自分が記憶している認証演算値
とを照合することによって、該当移動端末の正当性を判
定する(46)。照合結果が一致(OK)の場合は本ル
ーチンを終了し、不一致(NG)の場合は、基地局経由
で上記移動端末に認証結果通知メッセージを送信し(4
7)、本ルーチンを終了する。
【0018】図5は、位置登録処理プログラム50の機
能を示すフローチャートであり、このプログラムは、移
動端末が位置登録エリアをまたがって移動した時、移動
先の基地局から発行される位置登録要求メッセージを受
信した基地局制御装置3において、前述の端末認証処理
プログラム40で照合結果がOKとなった場合に実行さ
れる。位置登録処理プログラム50では、位置登録要求
メッセージ中に含まれるMS番号と基地局IDを指定し
て、MSCP1に位置登録を要求し(51)、MSCP
からの応答を待つ(52)。MSCP1では、位置情報
テーブルに記憶されている上記MS番号をもつ移動端末
の位置情報を指定された基地局ID(現在位置)に更新
した後、位置登録受付メッセージを要求元制御装置に送
信する。基地局制御装置は、上記位置登録受付メッセー
ジを受信すると(53)、本ルーチンを終了する。
【0019】図6は、ハンドオーバ処理プログラム60
の機能を示すフローチャートであり、このプログラム
は、例えば、通信中の移動端末が1つのセルから他のセ
ルに移動した場合に、移動元のセルの基地局が発行する
ハンドオーバ問い合わせメッセージを受信した基地局制
御装置において実行される。基地局制御装置は、上記ハ
ンドオーバ問い合わせメッセージを受信すると、受信メ
ッセージ中に含まれる通話チャネルの切替先となる基地
局(ハンドオーバ先基地局)のアドレスをチェックし、
ハンドオーバ先基地局がその制御装置に収容されている
ものか否かを判定する(61)。ハンドオーバ先基地局
がその制御装置に収容されたものであれば、ハンドオー
バ先基地局へ空きチャネル検索要求メッセージを送信し
(62)、ハンドオーバ先基地局からの応答を待つ(6
3)。ハンドオーバ先基地局は、上記メッセージを受信
すると、空きチャネルの有無をチェックし、空きチャネ
ルの有無(有の場合は空きチャネル番号)を示すハンド
オーバ応答メッセージを上記基地局制御装置に送信す
る。基地局制御装置は、上記ハンドオーバ応答メッセー
ジを受信すると(64)、ハンドオーバ問い合わせメッ
セージの送信元となった基地局に対して、上記ハンドオ
ーバ応答メッセージを転送し(68)、本ルーチンを終
了する。
【0020】ハンドオーバ先基地局が他の基地局制御装
置に接続されていた場合は、ハンドオーバ先となる他の
基地局制御装置に対して上記ハンドオーバ問い合わせメ
ッセージを送信し(65)、該当制御装置からの応答を
待つ(66)。他の基地局制御装置から上記問い合わせ
メッセージに対する応答メッセージを受信すると(6
7)、ハンドオーバ問い合わせメッセージの送信元とな
った基地局に対して、上記応答メッセージを転送し(6
8)、本ルーチンを終了する。
【0021】次に、図1に示したネットワークにおける
移動端末の呼接続処理について、図7〜図11を参照し
て説明する。図7と図8は、発呼側の移動端末と基地局
との間の無線リンク確立から移動端末間で通信が開始さ
れるまでの一連の信号シーケンスの前半部分と後半部分
を示している。以下の説明において、各移動端末13と
基地局10との間では、RCR STDー28、基地局
10と基地局制御装置3との間、および基地局制御装置
3と交換機4との間では、TTC JTーQ931ーb
で規定されているメッセージを利用するものとする。ま
た、本発明において新たに定めたメッセージについて
は、各実施例中の最初の記述箇所で*印を付記して示
す。ここでは、基地局制御装置3bに収容された基地局
10bが形成するセル12b内に位置している発移動端
末(以下、発MSという)11bが、他の基地局制御装
置3aの管轄下にある基地局10aのセル13a内に位
置した着移動端末(以下、着MSという)11aと通信
する場合を想定する。
【0022】図7に示すように、発MS11bは、現在
位置するセル内の基地局10b(以下、発CSという)
との間に無線リンクチャネル70を確立した後、発CS
10bへ呼設定メッセージ71を送信する。発CS10
bは、上記呼設定メッセージ72を基地局制御装置(以
下、発CSCという)3bに送信すると共に、発MS1
1bに対して呼設定受付メッセージ74を返送する。発
CSC3bは、発加入者の発信情報を取得するために、
ATM回線上に設定された論理コネクションを利用し
て、上記呼設定メッセージが示す発MSの識別番号(以
下、発MS番号という)をキー情報とした加入者情報要
求メッセージ*73をMSCP1へ送信する。発CSC
3bは、MSCP1から発加入者情報を含む加入者情報
応答メッセージ*76を受信すると、発加入者情報をチ
ェックして発信の可否を判定する(77)。
【0023】発信が可能な場合、発制御装置3bは、発
CS10bへ呼設定受付メッセージ75を返送すると共
に、図4で説明した認証処理プログラム80を起動す
る。これによって、上記論理コネクションを介して、発
制御装置3bからMSCP1に発MS番号を含む認証情
報要求メッセージ*78が送信される。MSCP1は、
上記認証情報要求メッセージ*78を受信すると、MS
CP内のデータベース23から発MSの認証情報を読み
出し、この認証情報を設定した認証情報応答メッセージ
*79を発制御装置3bへ返送する。発制御装置3b
は、上記認証情報応答メッセージ*79を受信すると、
乱数を含む認証要求メッセージ81を発CS10bへ送
信し、発CS10bは、これを認証要求メッセージ82
として発MS11bに転送する。発MS11bは、予め
メモリに設定されている認証情報を上記認証要求メッセ
ージが示す乱数を用いて暗号化演算し、この演算結果を
認証応答メッセージ83として発CS10bへ送信す
る。発CS10bは、これを認証応答メッセージ84と
して発制御装置3bへ転送する。
【0024】発制御装置3bは、上記認証応答メッセー
ジ84で通知された演算結果と発制御装置が記憶してい
る演算結果とを比較し、発MSが正しい認証情報をもつ
端末か否かを判定する。もし、発MSが正当な端末であ
ることが確認された場合は、発制御装置3bは、着移動
端末11a(着MS)の位置を特定するために、位置情
報検索処理プログラム85を起動する。これによって、
前記呼設定メッセージ72に含まれていた着MS11a
のMS番号を含む位置情報要求メッセージ*86が生成
され、上記論理コネクションを介してMSCP1に送信
される。MSCP1は、上記位置情報要求メッセージ*
86を受信すると、データベース23から着MSの位置
情報を読み出し、該位置情報を含む位置情報応答メッセ
ージ*87を発制御装置3bへ返送する。
【0025】上記位置情報応答メッセージによって着M
Sの位置情報を得た発制御装置3bは、発制御装置3b
を収容している発交換機(発LS)4bに対して、上記
着MSの位置情報を含む呼設定メッセージ88を送信す
る。発LS4bは、上記呼設定メッセージ88から抽出
した着MSの位置情報を含むアドレスメッセージ(IA
M)90を着交換機(着LS)4aに送信すると共に、
発制御装置3bに対して呼設定受付メッセージ89を返
送する。着LS4aは、上記IAM90から抽出した着
MSの位置情報に基づいて、着基地局10a(着CS)
を収容しているCSC3a(以下、着CSCという)を
特定し、該着CSC3aに呼設定メッセージ91を送出
すると共に、発LS4bに対して、アドレス情報受信完
了を示すメッセージACM94を返送する。
【0026】着MS11aについても、発MS11bの
場合と同様に、加入者情報のチェックと認証処理が必要
となる。着CSC3aは、上記呼設定メッセージ91を
受信すると、論理コネクションを介して、着MS番号を
含む加入者情報要求メッセージ*101をMSCP1へ
送信する。MSCP1から着MSの加入者情報を含む応
答メッセージ*102を受信すると、着CSC3aは、
上記加入者情報をチェックし、着信の可否を判定する
(103)。着CSC3aは、着Ms11aが着信可能
であれば、着MSの位置登録エリア内にある複数の基地
局に対して、着MS11aの位置情報を含む呼設定メッ
セージ92を送信し、着LS4aに対して呼設定受付メ
ッセージ95を返送する。上記位置登録エリア内の各基
地局は、上記呼設定メッセージ92を受信すると、それ
ぞれのセル内において着MSの一斉呼び出しを行う(9
3)。
【0027】上記一斉呼び出しを受けた複数の移動端末
のうち、着MS番号をもつ特定のMS11aのみが呼出
しに応答し、着CS10aとの間に無線リンクチャネル
97を確立した後、図8に示すように、着呼応答98を
送信する。これによって、着CS10aと着MS11a
との間で、呼設定メッセージ99と呼設定受付メッセー
ジ100が交信される。着CSC3aは、着CSから呼
設定受付メッセージ96を受信すると、認証処理プログ
ラム104を実行する。これによって、発CSC3bお
よび発CS10bが行ったのと同様に、着CSC3aと
MSCP1との間で認証情報の要求メッセージ105と
応答メッセージ106が交信され、着CSC3aと着C
S10aとの間で認証要求メッセージ107と認証応答
メッセージ110が交信され、着CS10aと着MS1
1aとの間で認証要求メッセージ108と認証応答メッ
セージ109が交信される。認証処理が終了すると、着
MS11aから、着CS10a、着CSC3a、着LS
4a、発LS4b、発CSC3b、発CS10bを介し
て、発MS11bに呼出メッセージ(111〜117)
と応答メッセージ(118〜124)が送信され、発M
S11bが発CS11bに応答確認メッセージ125を
送信すると、上記2つの移動端末11b、11a間の呼
設定が完了し、移動端末間で通信が可能な状態となる。
なお、CPG114とANM121は、着LS4aと発
LS4bとの間で通信される呼設定中のイベント発生通
知メッセージおよび応答メッセージを示す。
【0028】図9は、図1に示した移動通信ネットワー
クにおいて、加入者交換機5に収容された何れかの固定
端末6から、例えば、基地局10aのセル内に位置した
移動端末11a宛に発信する場合の信号シーケンスを示
す。固定端末6から着移動端末11a(以下、着MSと
いう)の識別番号(以下、着MS番号という)を含む呼
設定メッセージ131が発行され、これを発交換機(発
LS)5が受信すると、発LS5は、上記着MS番号を
含む位置情報要求メッセージ132をSCP8へ送信す
ると共に、発固定端末6に対して呼設定受付メッセージ
136を返送する。
【0029】SCP8は、上記位置情報要求メッセージ
が移動端末に関する問い合わせメッセージであることを
識別すると、MSCP1に対して位置情報要求メッセー
ジ*133を送信する。上記メッセージ*133を受信
したMSCP1は、データベース23内の位置情報テー
ブルから着MS番号と対応した位置情報レコードを検索
し、着MSの位置情報を含む位置情報応答メッセージ*
134を生成して、SCP8へ送信する。SCP8は、
上記応答メッセージ134を受信すると、これを位置情
報応答メッセージ135として発LS5へ転送する。発
LS5は、上記位置情報応答メッセージ135受信する
と、着MS番号と着MSの位置情報とを含むIAM13
7を生成し、着交換機4a(着LS)に送信する。上記
IAMを受信した着LS4aは、着CSC3aに対して
呼設定メッセージ138を送信すると共に、発LS5に
対して呼設定受付を示すACM141を返送する。上記
呼設定メッセージ138を受信した着CSC3aと着C
S10aとの間、および、着CS10aと着MS11a
との間で行われるメッセージの交信139、143、1
40、144は図7に示した実施例と同様である。ま
た、この後、図8で説明した実施例と同様に、着CSC
側で着MS11aについての加入者情報チェックと端末
認証処理が行われ、着CS10a、着CSC3a、着L
S4a、発LS5を介して着MS11aから固定端末6
に呼出メッセージと応答メッセージが送信される。
【0030】図10は、位置登録処理の1例として、図
1のネットワークに示した一斉呼出エリア13a内のセ
ル12aに位置した移動端末11aが位置登録を行う場
合の信号シーケンスを示す。位置登録を要求する移動端
末(MS)11aは、セル12a内の基地局(CS)1
0aとの間に無線リンクチャネル151を確立した後、
自分のMS番号を含む位置登録要求メッセージ152を
上記CS10aへ送信する。CS10aは、上記位置登
録要求メッセージ152を受信すると、自分が収容され
ているCSC3aに対して、上記受信メッセージの内容
(MS番号)に基地局番号(基地局ID)を付加した形
の位置登録要求メッセージ153を送信する。上記位置
登録要求メッセージ153を受信したCSC3aは、図
4で示した認証処理プログラム154を起動し、MSC
P1からの認証情報の取得(155、156)と、上記
認証情報を用いたMS11aの認証処理(157〜16
0)を行う。
【0031】認証結果に問題が無ければ、CSC3a
は、図5で示した位置登録処理プログラム161を起動
し、専用制御網(ATM回線)上に設定した論理コネク
ションを利用して、MS番号と位置情報を含む位置登録
要求メッセージ*162をMSCP1へ送信する。上記
メッセージを受信したMSCP1は、データベース23
にある位置情報テーブル内の上記MS番号と対応するレ
コードにおいて、位置情報を更新する(163)。MS
CP1は、上記位置情報更新処理を終了すると、CSC
3aに対して、位置登録の完了を示す位置登録受付メッ
セージ*164を返送する。上記位置登録の完了は、C
SC3aからCS10aを介して要求元のMS11a
へ、位置登録受付メッセージ165、166によって通
知される。MS11aは、位置登録受付メッセージ16
6を受信すると、CS10aとの間に確立されている無
線リンクチャネルを切断する(167)。
【0032】図11は、ハンドオーバ処理の1例とし
て、図1に示したセル12b内で他の何れかの端末と通
信中の移動端末(MS)11bが、CSC3aに収容さ
れた基地局10aが形成するセル12aへ移動した場合
の信号シーケンスを示す。MS11bは、通信動作中
に、現在位置するセル内の基地局10b(以下、現CS
という)とその周辺に位置する基地局からの制御信号の
受信レベルを周期的に検出し、検出結果を無線状態報告
メッセージ171によって現CS10bに報告する。
【0033】現CS10bは、移動端末11bからの無
線状態報告メッセージを受信すると、無線状態を分析
し、現在のセル12bよりも通信品質の高いセルが存在
するか否かを判定する。もし、現在セルよりも通信品質
の高いセルがあれば、最も良好な通信品質をもつセル
(この例では12a)内の基地局10a(以下、ハンド
オーバ先CSという)に移動端末11bをハンドオーバ
するために、ハンドオーバ先CS10aのアドレスを含
むハンドオーバ問い合わせメッセージ172をCSC3
bに送信する。CSC3bは、上記問い合わせメッセー
ジを受信すると、図6に示したハンドオーバ処理プログ
ラムを起動し、ATM回線上に設定した論理コネクショ
ンを利用して、ハンドオーバー先CS10aを収容して
いるCSC3aにハンドオーバ問い合わせメッセージ*
173を送信する。
【0034】上記ハンドオーバ問い合わせメッセージ*
173を受信したCSC3aは、ハンドオーバ先CS1
0aに対してハンドオーバ問い合わせメッセージ174
を送信する。ハンドオーバ先CS10aは、上記問い合
わせメッセージ174を受信すると、空きチャネルを検
索し(175)、ハンドオーバの可否を示すハンドオー
バ応答メッセージ176をCSC3aへ返送する。
【0035】CSC3aは、論理コネクションを利用し
て、上記メッセージ176の内容をハンドオーバ応答メ
ッセージ*177によりCSC3bに返送する。上記応
答メッセージ*177を受信したCSC3bは、現CS
10bにハンドオーバ応答メッセージ178を送信す
る。現CS10bは、上記応答メッセージ178がハン
ドオーバ可能を示していれば、移動端末11bに対し
て、情報チャネルの切替を指示する(179)。
【0036】移動端末11bは、CS10aから情報チ
ャネルの切り替え指示を受けると、ハンドオーバ先CS
10aとの間に無線リンクチャネルを確立(180)し
た後、CS10aに呼設定メッセージ181を送信す
る。ハンドオーバー先CS10aは、CSC10aに呼
設定メッセージ182を送信すると共に、移動端末11
bに呼設定受付メッセージ184を返す。CSC10a
は、上記呼設定メッセージ182を受信すると、CS1
0aに呼設定受付メッセージ183を返した後、移動端
末11bの認証処理187を行い、移動端末11bの正
当性が確認されると、CSC10aが接続されている交
換機(LS)4aに呼設定要求192を行う。LS4a
から呼設定受付メッセージ193と応答メッセージ19
4を受信すると、CSC3aは、ハンドオーバー先CS
10aに応答メッセージ195を送信し、CS10aか
ら移動端末11bに応答メッセージ196が返送され、
移動端末11bが通信状態に復帰する。尚、CS3aが
行う端末認証処理187は、図7に示した端末認証処理
80と同様であり、MSCP1との間で認証情報の要求
メッセージ185と応答メッセージ186を交信した
後、ハンドオーバ先CS10aを介して、移動端末11
bとの間で認証要求メッセージ189と応答メッセージ
190の交信を行う。
【0037】図11では省略してあるが、現LS4b
は、移動端末11bとハンドオーバ先CS10aとの間
に新たに呼が設定された後、現CS10bとLS4bと
の間に確立してあった旧回線を切断、解放する。
【0038】上記実施例では、CSC間でのハンドオー
バの問い合わせメッセージ173と応答メッセージ17
7の交信をCSC間の専用制御網N3を介してATMセ
ル形式で行っているが、上記専用制御網N3gがMSC
P1とCSC3間のみを接続している場合は、CSC間
の制御メッセージの交信は共通線信号網N2を利用して
行うことになる。また、移動端末11bが、同一の一斉
呼出しエリア内でセル12bから隣接セル12cに移動
した場合には、CSC間での制御メッセージの交信は不
要であり、CSC3bが現CS10bからハンドオーバ
問い合わせメッセージを受信すると、CSC3bからハ
ンドオーバ先CS10cへハンドオーバ問い合わせメッ
セージが送信される。ハンドオーバ先CS10cでは、
空きチャネルの有無を検索し、ハンドオーバの可否を示
す応答メッセージをCSC3bへ返信する。
【0039】(2)第2の実施例 図12は、本発明による通信ネットワークシステムの第
2の実施例を示す。
【0040】この実施例では、移動通信用制御局(MS
CP)1を専用線N4を介して加入者交換機5に接続
し、基地局制御装置3を収容していない交換機5に接続
された固定端末6から移動端末11(11a、b、c、
……)へ発呼があった場合に、上記交換機5が、共通線
信号網N2を利用することなく、移動通信用制御局1と
の間で制御メッセージを交信できるようにしたものであ
る。図12では、簡単化のために、図1に示した中継交
換機7によって構成される通話路網N1を省略してあ
る。
【0041】図13は、MSCP1と接続される交換機
5の構成を示す。交換機5は、パケット(あるいはAT
Mセル)の交換を行うスイッチ201と、上記スイッチ
に接続された加入者線インターフェイス(IF)回路2
02(202−1〜202−k)と、他の交換機と接続
されるトランクインターフェイス(IF)回路204
(204−1〜204−j)と、プロセッサ205と、
メモリ206と、MSCPインターフェイス(IF)回路
207と、共通線信号網インターフェイス(IF)回路
208と、これらの要素を接続する内部バス209とか
らなる。メモリ206には、発呼処理等を行うための処
理プログラムが格納されている。本実施例の場合、MS
CP1は、図2に示したインターフェイス25を介して
専用線N4に接続すればよい。尚、基地局制御装置を収
容していない複数の交換機をMSCP1に接続する場
合、上記インターフェイス25を複数用意しておけばよ
い。
【0042】図14は、第2の実施例において、固定端
末6から移動端末11a宛に発信した場合の信号シーケ
ンスを示す。交換機5に収容された固定端末6から、着
移動端末11a(以下、着MSという)の識別番号(以
下、着MS番号という)を含む呼設定メッセージ221
が送信され、これを交換機5(以下、発LSという)が
受信すると、発LS5は、上記呼設定メッセージが移動
端末宛の呼設定メッセージであることを識別し、上記着
MS番号を含む位置情報要求メッセージ*222を生成
し、専用線N4を介してMSCP1へ送信する。また、
固定端末6に対して、呼設定受付メッセージ224を返
送する。MSCP1は、上記位置情報要求メッセージ*
222を受信すると、メモリ内の位置情報テーブルから
着MS番号対応の位置情報を検索し、この位置情報を含
む位置情報応答メッセージ*223を生成し、専用線N
4を介して発LS5へ返送する。以後、発LS5、着L
S4a、着CSC3a、着CS10a、着MS11aが
行う呼設定手順(225〜232)は、図7、図8で説
明した第1の実施例の場合と同様である。
【0043】(3)第3の実施例 図15は、本発明による通信ネットワークシステムの第
3の実施例を示す。
【0044】この実施例では、移動通信用制御局(MS
CP)1が、ゲートウエイ(GW)交換機9を介して共
通線信号網N2に接続されている。MSCP1とGW交
換機9は、専用線N4で接続されている。図15では、
簡単化のために、図1に示した中継交換機7によって構
成される通話路網N1を省略してある。
【0045】本実施例において、交換機5に収容された
固定端末6と移動端末との間の呼接続処理は、以下のよ
うにして行われる。固定端末6から、着移動端末(以
下、着MSという)の識別番号(着MS番号)を含む呼
設定メッセージが送信され、交換機5(発LS)がこれ
を受信すると、交換機5は、上記着MS番号を含む位置
情報要求メッセージを生成し、SCP8に送信する。S
CP8は、受信メッセージが移動端末に関する問い合わ
せメッセージであることを識別すると、GW交換機9を
介して、MSCP1に位置情報要求メッセージを送信す
る。MSCP1は、データベース23内の位置情報テー
ブルから上記着MS番号と対応する位置情報レコードを
検索し、着MSの位置情報を含む位置情報応答メッセー
ジを生成し、専用線N4に送出する。この応答メッセー
ジは、GW交換機9を介してSCP8に送信され、SC
P8から共通線信号網N2を介して発LS5へ返送され
る。この後、固定端末6、発LS5、着LS、着CS
C、着CS、着MSによって行われる呼設定手順は、図
7、図8で説明した第1の実施例の場合と同様である。
【0046】(4)第4の実施例 図16は、本発明による通信ネットワークシステムの第
4の実施例を示す。
【0047】実施例では、MSCP1と各CSC3との
間、およびCSC3間に信号転送局2(2a、2b、2
c、……)を配置し、これらの装置間をATM回線から
なる専用制御網N3で接続している。ATM回線上で
は、CSC3とMSCP1との間、および各CSC3間
に論理コネクションが形成される。なお、CSC3間で
の制御メッセージの送受信が少ない場合は、MSCP1
と制御装置3との間にのみ論理コネクションを設定し、
CSC間を結ぶATM回線を省略し、CSC間の制御メ
ッセージの交信は共通線信号網N2を経由して行うよう
にしてもよい。
【0048】なお、本実施例の場合、MSCP1は、図
2に示したATMインターフェイス回路27のうちの一
部を信号転送局接続用にし、基地局制御装置(CSC)
3においても、ATMインターフェイス回路39の一部
を信号転送局接続用にすればよい。専用制御網N2に信
号転送局を介在させる構成は、第2、第3の実施例で示
したネットワークにも適用できる。
【0049】(5)第5の実施例 この実施例では、位置情報を含む移動端末情報が各基地
局制御装置(CSC)3のデータベースに分散して配置
し、MSCP1のデータベースには、各移動端末のホー
ムCSCを示すディレクトリ情報を記憶する。各CSC
3は、自分がホームCSCとなって管理する移動端末に
ついて、データベースに端末情報を記憶する。適用する
ネットワークは、第1〜第4実施例のどれでもよい。
【0050】本実施例では、移動端末の位置登録処理は
次のようにして行われる。各CSC3は、図5に示した
位置登録処理プログラム50において、位置登録要求を
MSCP1へ送信する代わりに、移動端末のホームCS
Cへ送信する必要がある。このため、各CSCは、移動
端末から位置登録要求を受信すると、先ず、MSCP1
に対して上記移動端末のホームCSC(ここでは、3e
とする)についての情報を要求し、MSCP1からの応
答メッセージでホームCSC3eが判明すると、このホ
ームCSC3eに対して位置登録要求メッセージを送信
する。ホームCSC3eから位置登録受付応答メッセー
ジを受信すると、位置登録処理を終了する。また、端末
認証処理では、図4に示した端末認証処理プログラム4
0において、端末認証データをMSCPから取得する代
わりに、上述したMSCPへの問い合わせで判明したホ
ームCSC3eから端末認証情報を取得する。
【0051】図17と図18は、図1に示したネットワ
ーク構成を前提とした呼接続のための制御信号シーケン
スの前半部分と後半部分を示しており、図7、図8と同
一のステップには同一の記号を付してある。第1実施例
における制御信号シーケンスとの違いは次の点にある。
発CSC3bは、発CS10bから呼設定メッセージ7
2を受信した時、上記呼設定メッセージ72に含まれて
いる発MSの識別番号(以下、発MS番号という)をキ
ー情報として、MSCP1に発MSのホーム情報問い合
わせメッセージ*201を送信する。MSCP1からホ
ーム情報応答メッセージ*202を受信し、この応答メ
ッセージ*202によって発MSのホームCSC(発ホ
ームCSC)3eが判明すると、発CS10bに呼設定
受付メッセージ75を返送すると共に、この発ホームC
SC3eに対して発MSの加入者情報要求メッセージ7
3’を送信し、上記発ホームCSC3eからの応答メッ
セージ76’によって加入者情報を取得する。
【0052】端末認証処理80において、発CSC3b
は、論理コネクション介して、発ホームCSC3eに対
して、発MS番号を含む認証情報要求メッセージ*7
8’を送信し、発ホームCSC3eからの認証情報応答
メッセージ*79’によって、発移動端末11bの認証
情報を取得する。発移動端末11bの正当性が確認され
た場合、発CSC3bは、呼設定メッセージ72に含ま
れていた着MS11aの識別番号(着MS番号)を含む
ホーム情報問い合わせメッセージ*203を生成し、こ
れを論理コネクションを介してMSCP1に送信する。
MSCP1は、上記着MS番号をキー情報としてディレ
クトリを検索し、着MS11aのホームCSC3fを見
つけ出し、これをホーム情報応答メッセージ*204に
よって発CSC3bに通知する。発CSC3bは、上記
応答メッセージによって判明した着MSのホームCSC
3fに対して、着MS11aについての位置情報要求メ
ッセージ*86’を送信し、着ホームCSC3fからの
位置情報応答メッセージ*87’を受信すると、着MS
番号と上記応答メッセージによって判明した着MSの位
置情報とを含む呼設定メッセージ88を生成し、これを
発LS4bに送信する。
【0053】上記呼設定メッセージは、第1の実施例と
同様の手順で着CSC3aに到着する。着CSC3a
は、着MS11aの認証処理104に先だって、上記呼
設定メッセージに含まれていた着MS番号をキー情報と
するホーム情報問い合わせメッセージ*205を生成
し、これを論理コネクションを介してMSCP1に送信
する。MSCP1から上記着MS11aのホームCSC
(着ホームCSC)3fを示すホーム情報応答メッセー
ジ*206を受信すると、着CSC3aは、着MS番号
を含む加入者情報要求メッセージ*101’を生成し、
これを論理コネクションを介して着ホームCSC3fへ
送信する。着ホームCSC3fはデータベースから着M
S11aについての着信情報を検索し、この着信情報を
含む加入者情報応答メッセージ*102’を着CSC3
aに送信する。着CSC3aは、上記着加入者情報によ
って着信の可否を判定し(103)、着信可の場合、第
1の実施例と同様に、着MS11aに着呼(92、9
3、95〜100)した後、端末認証処理104を実行
する。この場合、着MS11aについての認証情報要求
メッセージ105’は、着ホームCSC3fに対して送
信し、着ホームCSC3fから認証情報応答メッセージ
106’を受信して、着MSの認証を行う。
【0054】図19は、本実施例における位置登録のた
めの制御信号シーケンスを示す。
【0055】ここでは、図1に示した一斉呼出エリア1
3b内のセル12bにおいて、移動端末11bが位置登
録を行う場合を例とし、図10で示したシーケンスと同
一のステップには同一の記号を付して示す。第1実施例
における制御信号シーケンスとの違いは次の点にある。
【0056】CS10bから移動端末(MS)11bの
位置登録要求メッセージ153を受信したCSC3b
は、端末認証処理154に先だって、MS番号を含むホ
ーム情報問い合わせメッセージ*301生成し、これを
専用制御網N2上の論理コネクションを介してMSCP
1に送信する。MSCP1から、上記MS番号と対応す
るホームCSC3aを示すホーム情報応答メッセージ*
302を受信すると、CSC3bは、上記ホームCSC
3aに対して、上記MS番号についての認証情報要求メ
ッセージ155’を送信し、上記ホームCSC3aから
の認証情報応答メッセージ156’を受信した後、移動
端末の認証要求157を行う。移動端末の正当性が確認
されると、CSC3bは、位置登録処理161を行う。
この場合、MS番号と位置情報を含む位置登録要求メッ
セージ*162’はホームCSC3aに対して送信され
る。上記メッセージ*162’を受信したホームCSC
3aは、データベース内の位置情報テーブルにおいて、
上記MS番号と対応する位置情報を更新(163’)し
た後、上記CSC3bに位置登録受付メッセージ*16
4’を返送する。
【0057】(6)第6の実施例 図20は、本発明による通信ネットワークシステムの第
6の実施例を示す。
【0058】本実施例では、移動通信用制御局(MSC
P)1を省略し、第5の実施例でMSCP1が持ってい
た各移動端末のホームCSCを示す情報(ディレクトリ
情報)を各CSC3に持たせたことに特徴がある。基地
局制御装置(CSC)3a、3b、……とゲートウエイ
(GW)交換機9をATM回線からなる専用制御網N3
で相互に接続し、各ATM回線上に複数の論理コネクシ
ョンを設定する。この場合、専用制御網N2には、図1
6に示したように信号転送局2を配置してもよい。GW
交換機9は共通線信号網9に接続される。
【0059】各CSC3のデータベース35には、全て
の移動端末についてホームCSCを示すディレクトリ情
報の他に、自分がホームCSCとして管理する移動端末
の位置情報を含む端末情報を格納しておく。SCP8の
データベースには、全ての移動端末のホーム制御装置を
示すディレクトリ情報を記憶しておく。固定端末6が発
行した移動端末11への呼設定要求メッセージが、共通
線信号網N2を介して、SCP8に受信された場合に、
このメッセージは、GW交換機9を介して、該当するホ
ームCSCへ送信される。
【0060】本実施例によれば、各CSC3は、自分の
データベースにあるディレクトリ情報を参照して、移動
端末のホームCSCを知ることができるため、第5の実
施例で必要としていたMSCP1へのホームCSCの問
い合わせが不要となる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、基地局制御装置(CS
C)間、各CSCと移動通信用制御局(MSCP)間を
専用制御網で接続し、移動無線通信に特有の制御メッセ
ージの交信は上記専用制御網で行い、呼制御メッセージ
の交信は共通線信号網を介して行うようにしているた
め、既存の公衆網のリソースが移動無線通信制御で圧迫
されるおそれがない。また、移動無線通信に特有の制御
メッセージが、交換機を経由する共通線信号網における
トラフィックに影響されることなく、専用制御網を介し
て交信されるため、移動無線通信制御を迅速に行うこと
ができる。特に、共通線信号網に接続されるSCPの他
に、上記専用制御網に移動通信に特有な処理を行うMS
CPを配置した場合、公衆網における一般呼のINサー
ビスに悪影響を与えることなく移動通信サービスを提供
でき、また、上記専用制御網をATM回線で構築した場
合、ATM回線上に制御メッセージ(ATMセル)の宛
先に応じた多数の論理コネクションを設定でき、位置登
録や着信先端末の位置検索といった移動通信に特有な制
御情報の交信を上記論理コネクションを利用して迅速化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信ネットワークの第1の実施例
を示す図。
【図2】移動通信サービスの制御を行う移動通信用制御
局(MSCP)1の構成を示す図。
【図3】基地局制御装置(CSC)3の構成を示す図。
【図4】基地局制御装置3が実行する端末認証処理プロ
グラム40のフローチャート。
【図5】基地局制御装置3が実行する位置登録処理プロ
グラム50のフローチャート。
【図6】基地局制御装置3が実行するハンドオーバ処理
プログラム60のフローチャート。
【図7】第1の実施例における呼設定手順の第1部分を
示すシーケンス図。
【図8】図7に示した第1部分に続く、呼設定手順の第
2部分を示すシーケンス図。
【図9】第1の実施例における固定端末から移動端末へ
の呼設定手順の1例を示すシーケンス図。
【図10】第1の実施例における位置登録手順の1例を
示すシーケンス図。
【図11】第1の実施例におけるハンドオーバ手順の1
例を示すシーケンス図。
【図12】本発明による通信ネットワークの第2の実施
例を示す図。
【図13】第2の実施例における加入者交換機5の構成
を示す図。
【図14】第2の実施例における固定端末から移動端末
への呼設定手順の1例を示すシーケンス図。
【図15】本発明による通信ネットワークの第3の実施
例を示す図。
【図16】本発明による通信ネットワークの第4の実施
例を示す図。
【図17】本発明の第5の実施例における呼設定手順の
第1部分を示すシーケンス図。
【図18】図17に示した第1部分に続く、上記呼設定
手順の第2部分を示すシーケンス図。
【図19】本発明の第5の実施例における位置登録手順
の1例を示すシーケンス図。
【図20】本発明による通信ネットワークの第6の実施
例を示す図。
【符号の説明】
1…移動通信用制御局(MSCP)、2…信号転送局、
3…基地局制御装置、4…加入者交換機、5…加入者交
換機、6…固定端末、7…中継交換機、8…SCP、9
…ゲートウェイ交換機、10…基地局(CS)、11…
移動端末(MS)、12…無線ゾーン(セル)、13…
一斉呼出エリア、40…端末認証処理プログラム、50
…位置登録処理プログラム、60…ハンドオーバ処理プ
ログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−65728(JP,A) 特開 平3−283898(JP,A) 特開 平3−119894(JP,A) 国際公開96/010894(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ共通線信号網および通話路網で接
    続された複数の加入者交換機のうちの何れかに接続され
    た複数の基地局制御装置と、 それぞれ上記何れかの基地局制御装置に接続された複数
    の無線基地局と、 上記共通線信号網に接続された移動通信用サービス制御
    局(MSCP)と、 上記複数の基地局制御装置と上記MSCPとを相互に接
    続する専用制御網とを有し、 上記各基地局制御装置が、他の基地局制御装置および上
    記MSCPとの間で上記専用制御網を介して移動通信に
    固有の制御情報を交信するための第1通信手段と、上記
    交換機との間で呼制御用の制御情報およびユーザ情報を
    交信するための第2通信手段と、上記基地局との間で移
    動通信に固有の制御情報、呼制御用の制御情報、および
    ユーザ情報を交信するための第3通信手段とを備え、 上記何れかの基地局に無線チャネルで結合された移動端
    末を発または着端末とする端末間通信における移動通信
    に固有の制御情報が上記専用制御網を介して交信され、
    呼制御情報が上記共通線信号を介して交信され、前記
    ーザ情報が上記通話路網を介して交信されるようにした
    ことを特徴とする移動通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の移動通信ネットワークに
    おいて、 前記基地局制御装置がトランク回線を介して前記交換機
    に接続され、 上記交換機が、加入者回線を介して収容された加入者端
    末からの呼制御情報と通話情報、および上記基地局制御
    装置を介して収容された移動端末からの呼制御情報と
    ユーザ情報をそれぞれ前記共通線信号網および通話路
    網に中継することを特徴とする移動通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】それぞれ共通線信号網で接続され、少なく
    とも一台が基地局制御装置を収容した複数の加入者交換
    機と、 上記基地局制御装置に接続された複数の無線基地局と上記共通線信号網に接続された移動通信用サービス制御
    局(MSCP)と、 上記基地局制御装置と上記MSCPとを相互に接続する
    専用制御網と、 基地局制御装置を収容していない加入者交換機と前記M
    SCPとを接続する専用線とを有し上記基地局制御装置が、他の基地局制御装置および上記
    MSCPとの間で上記専用制御網を介して移動通信に固
    有の制御情報を交信するための第1通信手段と、上記交
    換機との間で呼制御用の制御情報および ユーザ情報を交
    信するための第2通信手段と、上記基地局との間で移動
    通信に固有の制御情報、呼制御用の制御情報、および
    ーザ情報を交信するための第3通信手段とを備え、 上記基地局制御装置を収容しない加入者交換機に結合さ
    れた端末から、上記何れかの基地局に無線チャネルで結
    合された移動端末に対し発呼があった場合、前記移動通
    信に固有の制御情報および前記呼制御情報が上記専用線
    を介して交信されることを特徴とする移動通信ネットワ
    ーク。
  4. 【請求項4】前記基地局制御装置が、ゲートウエイ交換
    機を介して前記共通線信号網に接続されたことを特徴と
    する請求項1または請求項3に記載の移動通信ネットワ
    ーク。
  5. 【請求項5】前記専用制御網が、非同期転送モード(A
    TM)の回線によって構成され、 前記各基地局制御装置の第1通信手段が、前記移動通信
    に固有の制御情報を固定長パケット形式で通信すること
    を特徴とする請求項1または請求項3に記載の移動通信
    ネットワーク。
  6. 【請求項6】前記専用制御網が、少なくとも1つの信号
    転送局を含むことを特徴とする請求項1または請求項3
    記載の移動通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】前記MSCPが、各移動端末の位置情報を
    含む端末情報を記憶するための記憶手段を備え、前記各
    基地局制御装置からの要求に応答して発または着移動端
    末の端末情報を上記基地局制御装置に送信することを特
    徴とする請求項1または請求 項3に記載の移動通信ネッ
    トワーク。
  8. 【請求項8】前記MSCPが、前記共通線信号網に接続
    されたサービス制御局(SCP)からの端末情報の問い
    合わせに応答して、該当移動端末の端末情報を含む応答
    メッセージを上記共通線信号網を介して上記SCPに送
    信するための手段を備えたことを特徴とする請求項1
    たは請求項3に記載の移動通信ネットワーク。
  9. 【請求項9】それぞれ共通線信号網および通話路網で接
    続された複数の加入者交換機のうちの何れかに接続され
    た複数の基地局制御装置と、それぞれ上記何れかの基地
    局制御装置に接続された複数の無線基地局と、上記共通
    線信号網に接続された移動通信用サービス制御局(MS
    CP)と、 上記複数の基地局制御装置と上記MSCPとを相互に接
    続する専用制御網とからなる移動通信ネットワークにお
    ける通信制御方法において、 移動端末からの発呼時に、上記移動端末が位置する無線
    ゾーン内の基地局と接続された基地局制御装置が、上記
    専用制御網を介して上記MSCPまたは他の基地局制御
    装置から着端末の位置情報を入手した後、該基地局制御
    装置と接続された加入者交換機を介して上記共通線信号
    に呼設定のための制御信号を送信することを特徴とする
    通信制御方法。
  10. 【請求項10】それぞれ共通線信号網および通話路網で
    接続された複数の加入者交換機のうちの何れかに接続さ
    れた複数の基地局制御装置と、それぞれ上記何れかの基
    地局制御装置に接続された複数の無線基地局と、上記共
    通線信号網に接続された移動通信用サービス制御局(M
    SCP)と、上記複数の基地局制御装置と上記MSCP
    とを相互に接続する専用制御網とからなる移動通信ネッ
    トワークにおける通信制御方法において、 何れかの移動端末から位置登録要求が発生した場合、上
    記移動端末が位置する無線ゾーン内の基地局と接続され
    た基地局制御装置で生成した位置登録要求のための制御
    メッセージを上記専用制御網を介して上記MSCPに送
    信し、該MSCPにおいて位置登録処理しておき、 上記何れかの基地局に無線チャネルで結合された移動端
    末からの発呼時に、該基地局と接続された基地局制御装
    置と上記MSCPまたは他の基地局制御装置との間で上
    記専用制御網を介して移動通信に固有の制御情報を交信
    し、上記制御情報に基づく発移動端末の認証および着端
    末の位置確認の後、上記基地局制御装置と接続された加
    入者交換機および上記共通線信号を介して着端末との間
    で呼設定のための制御信号の送受信を行うことを特徴と
    する通信制御方法。
JP33302795A 1995-12-21 1995-12-21 移動通信ネットワークおよび通信制御方法 Expired - Fee Related JP3444068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33302795A JP3444068B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 移動通信ネットワークおよび通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33302795A JP3444068B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 移動通信ネットワークおよび通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09172683A JPH09172683A (ja) 1997-06-30
JP3444068B2 true JP3444068B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=18261458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33302795A Expired - Fee Related JP3444068B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 移動通信ネットワークおよび通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3444068B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181703B1 (en) 1995-09-08 2001-01-30 Sprint Communications Company L. P. System for managing telecommunications
EP0987858B1 (en) 1997-10-30 2004-12-22 NTT DoCoMo, Inc. Packet communication network
JP5007745B2 (ja) 2007-06-15 2012-08-22 富士通株式会社 通信システム、通信システムにおける移動端末の位置検索方法、及びプログラム
JP5185149B2 (ja) * 2009-01-28 2013-04-17 京セラ株式会社 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09172683A (ja) 1997-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2588500B2 (ja) 移動局をページングする方法
JP2654325B2 (ja) 信号送信方法
EP0542963B1 (en) Method for establishing an inbound call to the mobile telephone in a cellular mobile telephone network
FI106423B (fi) Järjestely vilpillisiksi tunnistettujen matkaviestimien ilmaisemiseksi solukko-matkaviestintäverkossa
US5260987A (en) Mobile communications
JP2509059B2 (ja) 安定仮想回線接続維持方法および装置
US20030130008A1 (en) Updating of subscriber information
JPH0669880A (ja) 認証パラメータ取得方法および移動通信ネットワーク
EP1950989A1 (en) Mobile communication system, core network, radio network system, and method for selecting network for containing the system
NO301959B1 (no) System og fremgangsmåte for dynamisk allokering av forflytningsrutenumre
JPH08511921A (ja) 通話を確立する方法
US6597910B1 (en) Method for making network direct system selection in a cellular communication system
EP0570643A1 (en) Handover of mobile radio calls between mobile switching centers
JPH08508387A (ja) 移動通信システムにおいてサービスを提供する方法
JP3444068B2 (ja) 移動通信ネットワークおよび通信制御方法
JPH0670365A (ja) 在圏位置レジスタ格納方法およびそのデータアクセス装置
JP2910655B2 (ja) 移動体通信システム
JPH0670373A (ja) セルラ移動通信ハンドオーバ方法および装置
KR100194639B1 (ko) 휴지 중인 이동국으로의 단문전달 방법
KR100282569B1 (ko) 이동 비동기 전달방식 가상채널 교환기에서의 보류 호 처리방법
JP3228680B2 (ja) 移動端末認証方式
KR100238721B1 (ko) 개인통신교환시스템에서의 발신금지 처리방법
KR100238720B1 (ko) 개인통신교환시스템에서의 착신금지 처리방법
JP3117946B2 (ja) 無線通信網の1つの通信端末装置と別の通信端末装置との間の接続路制御方法及び相応の無線通信システム
KR100220342B1 (ko) 개인통신교환시스템에서의 입중계호 처리방법

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees