JP3442397B2 - 自動車用走行データ記録装置 - Google Patents

自動車用走行データ記録装置

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JP3442397B2 JP53071296A JP53071296A JP3442397B2 JP 3442397 B2 JP3442397 B2 JP 3442397B2 JP 53071296 A JP53071296 A JP 53071296A JP 53071296 A JP53071296 A JP 53071296A JP 3442397 B2 JP3442397 B2 JP 3442397B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、時間に依存する走行データ及び/又は速度
に依存する走行データ検出のための装置を有する自動車
用走行データ記録装置に関する。
通常は電子的データ記録部を有するトリップレコーダ
と呼ばれるこのような装置は、ヨーロッパ特許第018842
9号公報乃至はヨーロッパ特許第0191413号公報から公知
である。他方で走行データが直接タコグラフに記録され
るようなトリップレコーダが広く普及している。
トリップレコーダは主に法的に設定される規定に基づ
いて有利にはトラックに取り付けられ、周知のように次
のことのために使用される。すなわち、輸送効率を特徴
づけるデータを記憶し、運転者、車両保有者及び当局の
管理機関が当該車両の走行経過乃至は移動経過を簡単に
かつ確実に再構成できるようにするために使用される。
この種の装置は運転日誌から運転データを大幅に除外し
たが、しかしこのために同じ程度に時刻に正確な車両デ
ータすなわち速度、走行区間、停車時間そして場合によ
ってはさらに他の車両に関連するデータを記録すること
ができなければならない。
タコグラフを有するトリップレコーダは実際に実用に
適することが証明され、しかも電子メモリカード又は電
子メモリカートリッジが走行データメモリとして適する
にもかかわらず、運送業界の特殊な競争状況のために相
変わらず普通のトリップレコーダ又はこのトリップレコ
ーダのデータ担体を不正な意図で操作する試みを考慮し
なければならない。容易に想到される不正操作の試みか
ら上述の装置を防護することは、若干の出費によって可
能であるが、必然的にこのような装置の製造及び組立の
際の付加的なコストの原因となる。この結果、不正操作
に対する絶対的な安全性は不相応に高い出費によっての
み保証される。
この不正操作の問題、ならびに例えば書き込まれたデ
ータ担体を上司への1つ又は複数の報告に対する走行証
拠として呈示することができるという運転者の義務は、
前述の従来技術でより詳しく説明されており、ここでは
不必要に長い明細書の導入部を避けるために詳しくは繰
り返さない。
よって、本発明の課題は、データ検出に影響を与える
意図的な不正操作の試み又は後から行われる意図的な不
正操作の試みに対して実質的に改良された不正操作に対
する安全性を有し、しかし同時にこれまで公知のトリッ
プレコーダよりもはるかにコスト安に製造できる走行デ
ータ記録装置を提供することである。
上記課題は、本発明の装置のコストパフォーマンスを
改良する点で有意義な驚くべきやり方で、全く電子的
な、基本的にデジタル的に作動する走行データ記録装置
を設けることによって解決される。この走行データ記録
装置は、小型化された構造形態で直接車両ギア装置のケ
ーシングシェルに接して又はこの車両ギア装置のケーシ
ングシェルの中に設けられ、温度不感応性のプロセッサ
電子装置及びメモリ電子装置を装備している。本発明に
よれば、この場合、記録及び記憶プロセスに必要な電子
装置は全く唯一の装置の中にあり、この電子装置は選択
的に接続可能な付加的装置乃至は付加的計器から独立し
ている。さらに、この装置は僅かな本数の接続線路しか
必要とせず、ほんの僅かな電力必要量を有する。この場
合、本発明の走行データ記録装置は記録される走行デー
タに対して十分に大きなメモリ能力を有する。これらの
走行データは、このような装置の供給電圧に障害が起こ
った際でも確保される、つまり常に格納されている。
本発明の走行データ記録装置は、同じ形式の従来装置
に比べて非常に小型化された構造形態及び(とりわけ組
立コスト及び整備コストの点で)明らかにより有利な利
用上の利点を有する。さらに、このような装置の利用者
は、実際にはデジタル的に作動する電子装置によっての
み与えられる多様な操作上の利点及び使用上の利点を手
に入れる。これには例えば時間及び距離に依存する車両
速度の直接的で詳細かつ時刻に正確な呼び出し能力、車
両状態の時刻に正確な割り当てならびにきわめて異なる
表示装置(ディスプレイ)と評価装置(端末)とを接続
できるという能力が含まれる。通常の場合にはこれらの
利点のうちほんの幾つかの利点のみが車両に実装されて
いる。
本発明の走行データ記録装置は、その全くデジタル的
な作動方法のために、それ自体は公知なやり方で、上述
の基本機能を越える多くの付加的要求に答えることがで
きる。
これには次のような機能が含まれる。すなわち、異な
る車両タイプ及び異なる車両タイプの異なるエンジン及
び異なるギア装置に対して容易に適合できること及び正
確な絶対的な時刻に関連づけることができることが含ま
れる。
このことは、一方では適当なインターフェースによっ
て達成される。このインターフェースを介してこの装置
は外部に関連データを送出し、同様なやり方で外部から
適当なデータによってプログラミング又は同期化され
る。他方ではこのような装置の前述の特別な機能は内部
メモリによって実装され、この内部メモリは部分的にプ
ログラミングできないか又は(電子的な)整合テーブル
を有する。
本発明は、次のような認識から出発する。すなわち、
適当なプロセッサシステム及びメモリシステムを利用す
ることによって、緊急時電力供給部をも含めた走行デー
タ記録装置の全ての基本的なシステムコンポーネントを
唯一のコンパクトなケーシングの中に統合することがで
き、さらにこのようなコンパクトな走行データ記録装置
を従来の自動車ギア装置のギア装置ケーシングの中に直
接組み入れることができる、という認識から出発する。
この走行データ記録装置は、その構造及び使用されるシ
ステムコンポーネントのために、エンジン近傍の配置位
置における比較的大きな温度変動から十分に防護されて
いる。
自動車の分野では普通であるが、電圧供給部及び信号
線路に対する基準電位線路として各自動車のシャシ乃至
はこのシャシにしっかり結合されている金属製構造物及
び装置が選択される。この前提条件に基づいて、本発明
では次のことが可能である。すなわち、走行データ記録
装置に最大3本の外部接続線路を、すなわち電圧供給線
路、距離信号線路及びいわゆるインターフェース線路を
設けることが可能である。
この場合、距離信号線路は実質的に情報を距離区間計
数装置乃至はタコメータに供給するために使用される。
このタコメータは普通は運転者の視界内にあり、普通の
やり方で走行速度をその都度の走行状況に適合させるこ
とができ、さらにこの車両の瞬時の総走行距離の算定が
できる。
走行データ記録装置のインターフェース線路は双方向
性である、すなわち信号フローが配属された表示装置に
実質的に送出されるにもかかわらず、この表示装置又は
拡大表示範囲及び手動で作動される調整エレメントを有
する他の固定的に組み込まれているデータディスプレイ
装置からのデータ転送が可能である。このような拡大表
示装置(ディスプレイ)は普通は次のことのために設計
されており適当である。すなわち、この走行データ記録
装置によって生成されたデータではなく例えば瞬時のエ
ンジン特性値及びその他の車両関連情報に関係するさら
に別のデータを受け取るために設計されており適当であ
る。これには例えばワイヤレスで受信される正確な時刻
信号及び地理的位置信号の評価及び表示も含まれる。
付加的に、本発明ではいわゆるインターフェース線路
によって移動式読み出し/プログラミング装置(端末)
に接続することが可能である。この移動式読み出し/プ
ログラミング装置(端末)によってこの走行データ記録
装置の機能監視だけでなくこの走行データ記録装置に格
納された全ての情報を読み出すこともできる。さらに、
このような読み出し/プログラミング装置は次のような
能力を提供する。すなわち、このような読み出し/プロ
グラミング装置がこの走行データ記録装置内部の情報メ
モリを新たにプログラミングするか又はプログラミング
し直す能力を提供する。これらの情報メモリは1回又は
複数回書き込み可能であり、このことは例えば次のよう
な機能に必要である。すなわち、パルス個数の合計を実
際に走行した区間に変換するための車両固有の係数、走
行データ記録装置始動の日付、正確な瞬時の時刻への調
整といった機能に必要である。
本発明によれば、走行データ記録装置の特別な実施形
態では、距離信号用線路及び電圧供給用線路は、このた
めにワイヤ結合された線路が設けられているならば統合
されている。
本発明の別の態様は、障害に対する安全性向上及び不
正操作に対する安全性向上のために電気的な接続線路を
全く放棄し、走行データ記録装置と外部との間の接続線
路として光ファイバ束によってのみ作動することであ
る。このために、外部エネルギ供給部が設けられ、この
外部エネルギ供給部は光ファイバを介してこの走行デー
タ記録装置全体に必要なほぼ100mWの光学的出力を供給
する。さらに外部の例えばプログラミングデータを走行
データ記録装置が受け取るための光ファイバならびに距
離信号及びインターフェース信号の多重化された送信の
ための、すなわちインターリーブされた送信のためのこ
の走行データ記録装置の送信線路が設けられている。こ
れらの信号はこの走行データ記録装置の実施形態では当
然ワイヤ結合された金属製信号線路乃至は接続線路によ
って伝達される。
本発明によれば、障害に対する安全性の向上及び走行
データ記録装置における不正操作を困難にするため有効
な手段は、このシステムの電圧供給を電気的又は光学的
出力供給の形の外部給電に依存させることだけではな
い。むしろ、本発明のさらに別の対象は、走行データ記
録装置内部に独自の電流発生器を設けることである。こ
の独自の電流発生器は統合された比較的小さいジェネレ
ータである。このジェネレータの可動エレメントはギア
装置歯車の歯によって形成され、この可動エレメントは
同時に走行データ記録装置の中に取り付けられるこの走
行データ記録装置のセンサによって走査される。本発明
の特別な態様は次のような認識に基づく。すなわち、セ
ンサ及びエネルギ発生器の両方は1つのユニットに統合
されており、この結果、この走行データ記録装置の容積
も製造コストも低減される、という認識に基づく。
本発明によれば、この走行データ記録装置は、数立方
センチメートルから数十立方センチメートルの容積の唯
一のケーシングの内部に、上述のセンサ及び選択的に場
合によってはこのセンサに結合される電圧発生ユニット
の他に、このシステムに所属する次のような他のコンポ
ーネントを含んでいる。すなわち、正確な時間信号を送
出するための独自の時間発生器、ただしこの時間発生器
は少なくとも1つの水晶発振器を有し、さらに場合によ
っては外部の時計の信号と、選択的には電波時計の信号
と同期される、及びマイクロエレクトロニクスに基づく
計算ユニット乃至は制御ユニット、及び不揮発性メモリ
内容を有する少なくとも1つの電子メモリユニット、及
びエネルギ供給ユニット及びアキュムレータ又はコンデ
ンサの形のエネルギ蓄積ユニット、ならびに走行データ
記録装置の内部及び外部で生成される信号を、この走行
データ記録装置の入力特性値及び出力特性値及びこの走
行データ記録装置に接続される光学的又は電気的線路を
考慮しつつ変換する整合電子装置を含む。
この走行データ記録装置の多様な機能は以下において
個々の内部に配置されるシステムコンポーネントの動作
方法に基づいて説明する。この走行データ記録装置の中
心的な構成部分は前述した制御ユニットである。この制
御ユニットはこのシステムのセンサによって供給される
有効データを検出し記録し、制御データを割り当てそし
て計算し、データを格納又は出力し、データ記録システ
ムも自分自身も監視し、全ての内部で発生されたデータ
のデータフローの協調(coordination)を実施し、外部
から受信されるデータ乃至は外部へ送出されるデータの
データ転送の協調を実施する。
本発明の走行データ記録装置の基本的な機能は距離パ
ルス及び所属の正確な時間データを検出することにある
ので、これら両方のシステムコンポーネントに信頼性及
び正確さの点で高い要求を突きつける。
本発明の個々のシステムコンポーネントに関連して説
明されるその他の態様は次に有利な本発明の実施例に対
して図面に基づいて記述される。
図1は本発明の走行データ記録装置の中心的なコンポ
ーネント及びこれらに接続される周辺機器を概略的に示
すためのブロック図である。
図2は本発明の走行データ記録装置のより詳細なブロ
ック回路図である。
図3は本発明の走行データ記録装置の最重要の内部デ
ータフローの第1のブローチャートである。
図4は走行データ記録装置のさらに別のブローチャー
トである。
図5は走行データ記録装置のさらに別のブローチャー
トである。
図6は走行データ記録装置のさらに別のブローチャー
トである。
図1に示されているように本発明の走行データ記録装
置は全システムの部分と見なすことができる。この全シ
ステムは記録部分及び表示部分及びプログラミング部分
から成り立っている。
図式的に示されているギア装置歯車1に対して所定の
比較的僅かな間隔をおいて、コンパクトかつ実質的に統
合された構造の本来の走行データ記録装置2がある。こ
の走行データ記録装置2は、内部に取り付けられた少な
くとも1つのセンサによって、このセンサの前方正面近
くを通過するギア装置歯車の歯の有無を識別することが
できる。走行データ記録装置2は、技術的に簡略化され
てはいるが必然的にコスト安な実施形態において給電線
路3を介して常に電気エネルギを供給される。このユニ
ットのエネルギ必要量は比較的少なく、統合された構造
のために数百ミリワットより下の範囲にある。走行デー
タ記録装置2は全電子装置、所要の電圧バッファリング
部ならびに出力信号線路6及び双方向に作用する入力/
出力信号線路5に対して設けられているような所要の線
路整合段乃至は線路整合装置を内蔵している。4によっ
て金属製基準電位接続路が示されている。
すでに前述したように、ここに示された線路はコスト
安な実施形態ではワイヤ結合された線路である。他方
で、これら線路は障害及び不正操作に対する防護を向上
するための実施形態では光ファイバとして構成されてい
る。エネルギ供給線路3も特別な実施形態では光ファイ
バとして構成され、光の形で供給エネルギを走行データ
記録装置2に供給する。線路3、5、6及び7のワイヤ
結合された実施形態においては、本発明の特別な実施形
態では特に接続線路の本数が最小限の本数に限定され
る。このため最大の場合でもほんの数本の線路しかな
い。これらほんの数本の線路が電圧供給及び信号伝送の
機能を引き受けなければならない。
図1に図示された実施例では信号データを車両速度及
び走行した距離の表示装置8(タコメータ)に伝送する
ための一方向性信号線路6が設けられている。さらに、
図1には双方向性信号線路5が固定設置されるデータデ
ィスプレイ装置(ディスプレイ)9に接続されている。
このデータディスプレイ装置9は過去の期間にわたって
格納された速度経過の表示のために使用されが、例えば
走行データ記録装置2のエラーメッセージの表示のため
にも使用される。さらにデータディスプレイ装置9は走
行データ記録装置2の同期化のために設けられている。
このデータディスプレイ装置9から分離ポイントを介し
て受信される走行データが直接的な又は処理された形で
選択的に自動車の付加的装置に供給される。この結果、
例えば全記録システムの監視は、上位のオンボードコン
ピュータによって可能になるか又は必要な場合には無線
接続路を介して自動車に接続される固定されたマスター
コンピュータによって可能になる。さらに走行データ記
録装置2に移動式データディスプレイ装置(端末)10を
接続することが可能である。このような端末11は例えば
ヒストグラムや万一発生する障害についての概観のよう
な特別な情報の閲覧及び表示に使用され、さらにとりわ
け走行データ記録装置2の最初の始動時にこの走行デー
タ記録装置2をプログラミング及び同期化するために使
用される。このために移動式データディスプレイ装置10
は表示ユニット11ならびにキーボード12を有する。この
移動式データディスプレイ装置10は信号線路7を介して
信号線路5に接続されている。
すでに言及したように、非常に有利な場合には信号線
路の本数は1本の電気的接続線路にまで低減される。こ
の場合、普通のように帰線導体として自動車のシャシが
乃至はこのシャシに電気的に接続されるケーシング部分
が使用される。光ファイバ接続路の場合には接続線路の
本数は1本の給電線路、1本の信号入力線路及び1本の
信号出力線路にまで低減される。
図2は本発明の走行データ記録装置2の詳細なブロッ
ク回路図を示す。この走行データ記録装置2は本発明に
よれば有利には自動車のギア装置ケーシングの孔部の中
にねじ止めされるか押し込まれる。このため走行データ
記録装置2はこのギア装置ケーシングの解体なしには取
り外せない。規定及び本発明の走行データ記録装置2の
構造に従って、歯車1の歯の運動はこれらの歯の近傍に
配置される適当なセンサによって走査される。このよう
なセンサの小さな規模も温度安定性も重要である。この
センサに対しては従来技術によって様々な実施形態が利
用できる。このため、例えばCMOS技術で製造されその限
界障壁層温度が−40℃〜150℃までの範囲に特定化され
ているような高温用ホールセンサが有利である(例えば
ITT社のHall−Sensor Typ HAL 300)。このセンサの近
傍を通過する歯車の歯の検出には一般的にはホールセン
サに永久磁石の付加的磁場を配属させる必要がある。こ
のセンサ201はすでに低い車両速度の際にこの歯車の歯
の運動に基づいてパルス列を供給する。このパルス列は
この自動車の走行した距離に対する直接的な尺度であ
る。このセンサはさらに所定の車両速度より上になると
利用可能な電気的出力の信号を供給する。この利用可能
な電気的出力の信号は、本発明によれば必要な場合には
同時に装置内部バッテリの再充電を引き起こす。外部給
電線路3を介して電力供給されない場合には、このやり
方で走行データ記録装置2の整然とした動作が完全にも
しくは少なくとも一定時間維持される。
センサ201から送出される有効信号は場合によっては
信号成形段を介して適当な形に、有利にはパルス状の形
に変えられ、線路231を介して制御ユニット202の複数の
インタラプト入力側のうちの1つに供給される。この制
御ユニット202には従来技術に従ってマイクロプロセッ
サ、マイクロコントローラ又は別の適当なデジタル作動
するマイクロ電子回路が設けられている。これによっ
て、制御ユニット202は、、実施されるプログラムに応
じてこれらの距離に依存するデータ及び格納される情報
のこのようなパルス状信号の正の各立ち上がりエッジで
作動する。これらの距離に依存するデータ及び格納され
る情報は後で距離−時間経過曲線乃至は速度−時間経過
曲線の再構成に使用される。この制御ユニット202は走
行データ記録装置2の中央コントロール部と見なされ
る。というのも、この制御ユニット202はデータの全体
的管理及び処理を調整するからである。センサ201から
送出される信号は同時に駆動段210に供給される。この
駆動段210は、信号線路6でこの信号が十分大きな信号
/雑音比を有するようにこの信号を増幅乃至は変換し、
さらにこの駆動段210は通常は偶然に又は意図的に発生
される信号線路6の外部ノイズ電圧が走行データ記録装
置2のデータ記録に悪影響を与えないようにする。
制御ユニット202に印加されるインタラプト信号は通
常このユニットの正常に経過しているプログラムへの特
別な優先的な介入動作を引き起こすか又はこのユニット
を休止状態から活動状態に変える。これはとりわけ時間
発生器203から送出されるインタラプト信号に当てはま
る。この時間発生器203は一定のクロックで、有利には
秒単位のリズムでパルスをインタラプト線路230に送出
する。そしてこのインタラプト線路230は、後ほど説明
するように、予め設定された一定の順番の課題を比較的
高速に(数10分の1秒内で)処理し、その後再び最小の
活動性の状態(休止状態)に戻る。この時間発生器の他
の機能は、制御ユニット202による試問の際に瞬時の時
刻及び正確な日付を供給すること(リアルタイムクロッ
ク、RTC)であり、場合によっては特別に符号化された
形で通例の一致調整に従って例えば01.01.1990.の中央
ヨーロッパ時間の基準時点00:00を基準にして瞬時の時
刻及び正確な日付を供給することである。有利には、こ
の時間発生器に新たに設置する際に瞬時の日付及び正確
な時刻を記憶させることができる実施形態をこの時間発
生器に対して選択する。実際の時刻からこの時間発生器
の時刻が万一偏差したことが検出された場合、この偏差
は再同期化によって除去される。このためにデータ線路
220が使用される。このデータ線路220は双方向性データ
転送に適しており、作業メモリ(RAM)205、インターフ
ェース204及びデータメモリ206などのシステムコンポー
ネントにも導かれており、これらのコンポーネントに接
続されている。211は時間発生器203に配属される水晶発
振器である。
制御ユニット202を作動させ線路232で伝達されるさら
に別のインタラプト信号は電圧監視信号である。この電
圧監視信号は電圧監視回路から発生され、この電圧監視
回路は電源部及び充電回路208と共働する。外部から供
される電圧供給及び内部で電圧発生器209によって発生
される電圧ではもはや走行データ記録装置の正常動作を
維持することができない場合に限って警報信号が生成さ
れる。この警報信号によってランダムアクセスメモリと
して構成されている作業メモリ205の(通常は揮発性
の)データがデータメモリ206に転送される。このデー
タメモリ206は同様にランダムアクセスメモリとして構
成されているが、このメモリのメモリ内容は不揮発性で
ある。つまり、このメモリはそのデータを電流供給なし
でも長時間保存する。データ転送の目的のために非常事
態の場合にはエネルギーリザーブを使用する。このエネ
ルギーリザーブはこの目的のために設けられる数アンペ
ア秒の容量を有するアキュムレータ212又はコンデンサ
に蓄積されている。重要データの転送後、次いで制御ユ
ニット202は停止状態に移行する。この制御ユニット
は、供給電圧が安定し十分な大きさに復旧した時にはじ
めてこの停止状態から離れることができる。
このようにして、記録装置は故意に又は故意にではな
く発生される電圧カットオフから幾重にも防護されてい
る。供給電圧が電圧供給線路3に供給されるか又は走査
されるギア装置歯車が運動しているかのいずれかの場合
に、アキュムレータ212は充電回路208によって充電保持
される。
図3では、フローチャートを用いて走行データ記録装
置2及びその制御ユニット202の中にあるプログラムの
論理オペレーションを説明する。スタートステップS300
から開始し、次のステップS301では制御ユニット202に
よって車両が走行しているか否かが求められる。ノーの
場合すなわちほぼ15秒間ギア装置歯車の運動が検出され
ない場合、ステップS302で制御ユニット202の個々のマ
ーカービットがリセット(消去)され改めてプロセスが
スタートステップS300から開始する。しかし、車両が走
行している場合には、適当なサブルーチンの上記のマー
カービットがステップS303で試問される。車両が設定さ
れた活動性を示す状態に有る場合、次のステップに移行
しステップS306が実施される。さもなければ、後続ステ
ップS304で時間発生器203が制御ユニット202によって読
み取られ、この読み取られた時刻情報及び日付情報が作
業メモリ205の相応のメモリ領域乃至はマーク領域に伝
送される。次いで、ステップS305で走行ビットがその事
前の状態とは無関係に1にセットされ、これによってこ
の車両の状態すなわち走行が記録される。続いて制御ユ
ニット202によって同様にステップS306が処理される。
このステップS306では車両の瞬時の速度値が求められ作
業メモリ205に格納される。この目的のために、高い精
度で、歯車1の2つの歯がセンサ201に接近する間に経
過する時間が求められる。この時間は車両の速度に反比
例する正確な尺度である。プロセッサがステップS306の
処理後にステップS307を処理する。このステップS307で
は作業メモリ205が完全に時間データ及び速度データで
満たされたか否かが試問される。ノーの場合には、この
プログラムは改めてスタートステップS300へと分岐し、
イエスの場合には、作業メモリのデータがプログラムス
テップS308の間に不揮発性データメモリ206に伝送され
る。このイエスの場合のデータ伝送は、走行中の車両の
場合にはほぼ8.5分毎に行われる。場合によっては、デ
ータメモリ206はリングメモリの形式に従って構成され
ているので、データメモリの時間の順番において最も古
い情報が消去されて上書きされる。これはその都度ブロ
ック毎に行われ、1つのブロックは典型的には512バイ
ト(情報単位)を有する。プログラムステップS308の終
了後、再びスタートステップS300からこのプログラムは
開始する。ステップS301は、選択的に、車両が走行して
いることがインタラプト線路231を介して信号で知らさ
れることによっても開始される。
図4には瞬時の速度を検出するためのプログラムの論
理オペレーションが図示されている。このプログラムは
スタートステップS400から開始して上述の速度算出に代
わる方法を示している。ここではほぼ1秒のリズムでま
ずプログラムステップS401において制御ユニットに実装
されている2つの電子的計数ユニット、イベントカウン
タ及びタイムカウンタがリセットされ、それぞれ値“0"
が書き込まれる。後続ステップS402では先行する観察時
間の間にセンサ201から送出されるセンサ信号の立ち上
がりエッジが観察されたか否かが試問される。イエスの
場合には、ステップS403でイベントカウンタが値1だけ
高められる、すなわちインクリメントされる。次いで、
プログラムはステップS404に進む。ステップS404は、セ
ンサ信号の立ち上がりエッジが観察されない限りステッ
プS402の次に実施される。ステップS404ではタイムカウ
ンタが既に1秒より大きい経過時間を検出したか否かが
試問される。ノーの場合、ステップS402に戻る。イエス
の場合、ステップS405に進む。このステップではイベン
トカウンタがまだゼロであるか否かが試問される。イエ
スの場合、車両は走行しておらず、プログラムはステッ
プS406に分岐する。このステップS406ではステップS302
から既知の走行ビットがリセットされる(消去され
る)。ノーの場合、瞬時の車両の走行が結論され走行ビ
ットがステップS407でマーカーとしてセットされる。こ
のステップの後でプログラムはステップS408に進み、こ
のステップS408でイベントカウンタに記録された値が車
両に固有の定数及び経過時間の尺度を用いて速度値に計
算し直される。このように計算された数字の速度値は作
業メモリ205の速度メモリセグメントに格納される。相
応するデータはデータ線路220を介して転送される。次
のステップS409では制御ユニット202に設置されている
走行カウンタがインクリメントされる、すなわち1だけ
高められる。このプログラムの終了後に制御ユニット20
2は他の正規の活動又はインタラプト信号によってトリ
ガされた活動を行う。図5は以下の時間制御されるルー
チンのようなさらに別のフローチャートを説明する。こ
のルーチンは5分毎に新たに行われる。走行カウンタは
ステップS501でこのカウンタのカウンタ状態は例えば15
0の値をすでに越えたか否かを試問される。イエスの場
合、ステップS502では前述のリングメモリ形成で構成さ
れたメモリ206にルーブリック(rubric)「車両使用」
の下に相応の記録ノートがこのために割り当てられたメ
モリビットをセットすることによって挿入される。ノー
の場合には、ステップS503に分岐し、メモリ206の同じ
箇所に相応する正反対の言葉の挿入が行われる。続いて
両方の場合においてステップS504に分岐し、このステッ
プS504で走行カウンタはゼロにすなわちリセットされ
る。ステップS504の処理後にステップS500で開始したこ
のインタラプトルーチンは終了され、制御ユニット202
はさらに別のインタラプトに起因するデータ処理又は一
定の順番で行われるデータ処理を行う。
図6は走行データ記録装置の供給電圧の監視された低
減を行う場合のプログラム経過を説明している。この電
圧を所定の限界値より下に低減させることが、インタラ
プト線路232を介してインタラプトルーチンをトリガす
る(S600)。このインタラプトルーチンは第1のプログ
ラムステップS601でこの供給電圧がさらに最小限値の下
方にあるか否か、従って供給電圧のカットオフを行うべ
きか否かを試問する。ノーの場合、このテストステップ
は、この供給電圧が再び許容値を有するようになるまで
さらに何回も繰り返される。イエスの場合(あまりにも
供給電圧が小さい場合)、プログラムステップS602でバ
ッテリ毎に発生される補充供給電圧を使用して(揮発性
の)作業メモリ(RAM)205のデータが固定値メモリ、す
なわちデータメモリ206に伝送される。制御ユニット202
は、供給電圧が所定の最小限値より大きくなった場合に
ようやくその正規の活動を再開する。
完全を期するために、さらに走行データの格納のため
のメモリ必要量の低減に使用される手段を説明する。停
止状態の車両では連続的なデータ格納は必要ないので、
走行終了時にまず停止状態開始時点のみを記録する。改
めて走行開始する際に標準表示方法で速度−時間履歴が
記録される。このために日付及び時刻に対して4バイト
符号化を使用する。この4バイト符号化は1990年度開始
時点と比較した秒単位の差値を示す。その都度後続する
速度値は所属の速度メモリに格納される。速度は完全に
符号化された値で格納されるのではなく微分形式で格納
される。これは加速度の記録に相当する。普通の自動車
ではその質量のために加速度値には限界があるので、毎
秒符号化された形で加速度の正負の符号及び所属の絶対
値を(比較的粗く段階化して)格納すれば十分である。
この結果、メモリ値あたり2ビット値で十分である。こ
のようにして例えば適当な符号化取り決めを利用して、
数百キロバイトのメモリ容量を有するメモリモジュール
によってほぼ500時間までの経過時間を有する走行経過
を再構成することが可能である。
要約としてさらにもう一度次のことを強調しておく。
すなわち、不正操作を困難にするために又はこの不正操
作が行われた後でこの不正操作の証拠を示すために、普
通のトリップレコーダでは乃至はギア装置側に配置され
るセンサを有しそしてこのセンサから離れて通常は運転
席に配置される測定手段、表示手段及び記録手段を内蔵
するトリップレコーダを有する普通のトリップレコーダ
システムでは、多数の必要な封印、接続線路及びその接
続部の機械的な保護手段、センサ信号の同時逆方向伝送
のための手段及び不正操作を示す記録を発生させる安全
措置によって相当大きなコストが必要となる。
操作に関わる走行データ記録を走行情報源のできるだ
け近くに設置するという技術思想に基づく本発明によっ
て、このコストは基本的に回避される。すなわち、EMC
(電磁適合性)問題も問題にはならないので、全システ
ムは非常にコスト安になる。センサ線路及び記録装置へ
の不正操作ならびにこのセンサ線路への送信入射(Send
ereinstrahlung)も最初から不可能になる。さらに、走
行データ記録装置に配属される表示装置及び問い合わせ
装置、すなわち言い換えれば全システムの配置の際によ
り大きな柔軟性が得られ、従来の構成形式の記録装置を
省略することによって、いずれにせよびっしりと計器の
装備されたダッシュボードにこの表示装置及び問い合わ
せ装置のためのより大きな空間が得られる。この走行デ
ータ記録装置乃至は本発明のセンサ・記録ユニットはさ
らに簡単なやり方で取り付け可能である、つまりギア装
置ケーシングに結合可能である。そして簡単な手段によ
って取り替え可能性を実現することができる。この装置
自体は後から増備するのに適しており、またすでに車両
に装備されている計器と両立可能であるように考案され
ている。この比較的低い製造及び組立コストによって、
車両の故障、ギア装置の交換又は後輪軸トランスミッシ
ョンの変更の場合には、この走行データ記録装置を完全
に取り替えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−92992(JP,A) 特開 昭62−144295(JP,A) 特開 平7−198416(JP,A) 実開 昭62−24358(JP,U) 実開 平5−40969(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 5/00 G01P 1/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間に依存する走行データ及び/又は速度
    に依存する走行データ検出のための自動車用走行データ
    記録装置(2)において、 該走行データ記録装置(2)は、小型化された構造形態
    において、センサ(201)と、少なくとも1つの制御ユ
    ニット(202)及び作業メモリ(205)及びデータメモリ
    (205)を含む温度不感応性のプロセッサ及びメモリ電
    子装置と、整合電子装置(204、210)とを有し、 さらに、前記走行データ記録装置(2)は、車両ギア装
    置のケーシングシェルに又は該車両ギア装置のケーシン
    グシェル中に直接的に設けられていることを特徴とす
    る、時間に依存する走行データ及び/又は速度に依存す
    る走行データ検出のための自動車用走行データ記録装
    置。
  2. 【請求項2】走行データ記録装置はバッテリ(212)又
    はコンデンサの形式のエネルギ蓄積装置を有し、 該エネルギ蓄積装置の蓄積される電気エネルギは少なく
    とも次のような大きさである、すなわち、前記走行デー
    タ記録装置(2)の外部電圧供給カットオフの際にこの
    ような場合のために瞬時の走行データを前記走行データ
    記録装置(2)の不揮発性データメモリ(206)に安全
    のために格納することが、前記エネルギ蓄積装置に蓄積
    されるエネルギを独占的に使用することによって完全に
    実施可能であるような大きさであることを特徴とする請
    求項第1項記載の走行データ記録装置。
  3. 【請求項3】走行データ記録装置のケーシングは自動車
    のシャシと導電接続されており、 前記走行データ記録装置の付加的な接続線路の数は少な
    くとも1つであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の走行データ記録装置。
  4. 【請求項4】走行データ記録装置の接続線路のうちの少
    なくとも1つは光ファイバから成ることを特徴とする請
    求項1〜3までのうちの1項記載の走行データ記録装
    置。
  5. 【請求項5】格納される走行データは高い時間的せな正
    確さで日付及び時刻に従って格納され、さらに外部に接
    続されるデータディスプレイ装置を用いて読み出され再
    構成されることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項
    記載の走行データ記録装置。
  6. 【請求項6】走行データ記録装置(2)は内部時間発生
    器(203)及び同期装置を有し、 該同期装置は、外部の正確な時間発生器の時刻信号及び
    日付信号を識別し、前記内部時間発生器(203)の時刻
    信号及び日付信号が前記外部時間発生器の正確な信号と
    一致していないならば、前記内部時間発生器(203)を
    正確な日付及び時刻に調整することを特徴とする請求項
    1〜5いずれか1項記載の走行データ記録装置。
  7. 【請求項7】比較的小さな構造形態の電気発生器(20
    9)が走行データ記録装置(2)の中にあり、 前記電気発生器(209)は前記走行データ記録装置
    (2)に完全に又は少なくとも必要とされる電力の一部
    分を供給することを特徴とする請求項1〜6いずれか1
    項記載の走行データ記録装置。
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