JP3441600B2 - プリント方法およびプリントシステム - Google Patents

プリント方法およびプリントシステム

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JP3441600B2 JP15682096A JP15682096A JP3441600B2 JP 3441600 B2 JP3441600 B2 JP 3441600B2 JP 15682096 A JP15682096 A JP 15682096A JP 15682096 A JP15682096 A JP 15682096A JP 3441600 B2 JP3441600 B2 JP 3441600B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置によっ
て、それに選択的に接続されるプリンタを制御して、プ
リント媒体に画像をプリントするプリント方法およびプ
リントシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数個のノズルを形成するイン
ク流路からインクを吐出するプリントヘッドを用いたプ
リント装置においては、ノズルを形成するインク流路の
形状の微妙なばらつきによる影響と、記録剤としてのイ
ンクの吐出量の変化等の原因により、印字等のプリント
結果に濃度斑が現れることがある。このような濃度斑を
目立たなくさせる補正方法はヘッドシェーディング(H
S)と称されている。
【0003】図10は、実際にヘッドシェーディングを
行っている装置の概略的なブロック図を示し、以下にお
いては、まず、読み取り、画像処理、プリントの3つの
系が1つの装置内で構成されている場合における従来の
ヘッドシェーディング技術について説明する。
【0004】図10において、原稿露光系801は原稿
の読み取りを行う部分であり、ヘッドシェーディングを
行う際に必要な印字等のプリント濃度パターンのプリン
ト結果を読み取る部分に当たる。画像処理部802は、
原稿露光系801によって読み取られた画像に対しての
演算等を行う部分にあたり、色処理、二値化処理、ヘッ
ドシェーディングの機能も含まれる。作像部803は、
原稿露光系801によって読み取られかつ画像処理部8
02によって処理された画像をプリントする部分であ
り、画像をプリントするためのプリントヘッド804〜
807を有する。804はブラックインク吐出用のヘッ
ド、805はシアンインク吐出用のヘッド、806はマ
ゼンタインク吐出用のヘッド、807はイエローインク
吐出用のヘッドである。
【0005】このような構成のプリント装置において
は、作像部803の各プリントヘッド804〜807の
出力特性を調べるために、まず、各プリントヘッド80
4〜807が一定濃度で画像を形成するように、それら
を用いて所定のテストパターン画像をプリントし、その
プリント結果を原稿露光系801で読み取る。その原稿
露光系801で読み取った読み取りデータは、画像処理
部802にて、HSデータ808を作成するために用い
られる。そのHSデータ808は、各プリントヘッド8
04〜807のそれぞれにおいて複数個のノズルを形成
するインク流路からのインクの出力濃度を補正するため
のデータである。そして、このHSデータ808は、以
後、前述した濃度斑を目立たなくすべく、原稿露光系8
01から入力される画像データに対する補正データとし
て用いられ、その濃度斑が解消された画像を作像部80
3がプリントすることになる。
【0006】このような構成のプリント装置内において
は、原稿露光系801、画像処理部802、作像部80
3は個々に分離されることはなく、作像部803のプリ
ントヘッド804〜807の特性と、HSデータ808
との間には、後述するような矛盾が生じることがない。
【0007】一方、図1に示すように、読み取り装置3
と、画像処理、転送が行えるコンピュータ端末装置2
と、プリント装置1が独立し、これらが接続ケーブル5
で接続されたプリントシステム構成においては、プリン
ト装置1が交換して接続されることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図1に示す
ようなシステム構成において、ヘッドシェーディングを
行う場合には、コンピュータ端末装置2に接続されるプ
リント装置1が変更されると、そのプリント装置1の特
性と、コンピュータ端末装置2で管理しているHSデー
タの間に矛盾が生じ、適正なデータ補正ができなくなっ
てしまう。しかも、プリントヘッドの経時的変化によっ
て前述した濃度斑が変化する場合に、古いHSデータを
用いたために適正なデータ補正ができなくなるおそれも
ある。そのため、従来では、図1のようなプリントシス
テムにおいてはヘッドシェーディングを行うことができ
なかった。
【0009】本発明の目的は、制御装置に選択的に接続
されるプリンタを識別し、そのプリンタを専用の補正デ
ータを用いて制御することによって、プリント画像の品
位を向上させることができるプリント方法およびプリン
トシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント方法の
第1形態は、制御装置に、プリント素子を複数備えるプ
リンタを接続し、前記制御装置によって、該制御装置に
接続されるプリンタを識別してプリント媒体に画像をプ
リントするプリント方法において、前記制御装置に接続
されるプリンタの制御に関する補正データ、および該補
正データを記憶した記憶日時を記憶装置に記憶してお
き、前記プリンタに付された識別コードから前記制御装
置に接続された制御対象のプリンタを識別し、前記識別
した制御対象のプリンタに対応する補正データを前記記
憶装置から読み出し、前記補正データを用いて前記制御
対象のプリンタでプリントすべき画像を補正する際に、
前記補正データが前記記憶日時から所定期間以上経過し
ていた場合には、前記制御対象のプリンタでプリントす
べき画像のプリント補正及びプリントを中断することを
特徴とする。
【0011】本発明のプリント方法の第2形態は、制御
装置に、プリント素子を複数備えるプリンタを接続し、
前記制御装置によって、該制御装置に接続されるプリン
タを識別してプリント媒体に画像をプリントするプリン
ト方法において、前記制御装置に接続されるプリンタの
制御に関する補正データ、および該補正データを記憶し
た記憶日時を記憶装置に記憶しておき、前記プリンタに
付された識別コードから前記制御装置に接続された制御
対象のプリンタを識別し、前記補正データを用いて前記
制御対象のプリンタでプリントすべき画像を補正する際
に、前記補正データが前記記憶日時から所定期間以上経
過していた場合には、前記補正データを用いることな
く、前記制御対象のプリンタでプリントすべき画像のプ
リント制御を継続することを特徴とする。
【0012】本発明のプリントシステムの第1形態は、
制御装置に、プリント素子を複数備えるプリンタを接続
し、前記制御装置によって、該制御装置に接続されるプ
リンタを制御してプリント媒体に画像をプリントするプ
リントシステムにおいて、前記制御装置に接続されるプ
リンタの制御に関する補正データ、および該補正データ
を記憶した記憶日時を記憶する記憶装置と、前記プリン
タに付された識別コードから前記制御装置に接続された
制御対象のプリンタを識別する識別手段と、前記識別し
た制御対象のプリンタに対応する補正データを前記記憶
装置から検索して読み出す検索手段と、前記補正データ
を用いて前記制御対象のプリンタを制御する際に、前記
補正データが前記記憶日時から所定期間以上経過してい
た場合には、前記補正データが古い旨を表示する表示手
段と、前記補正データを用いて前記制御対象のプリンタ
のプリント制御する際に、前記記憶日時から所定期間以
上経過していた場合には、前記制御対象のプリンタでプ
リントすべき画像のプリント補正及びプリント制御を中
断する手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】本発明のプリントシステムの第2形態は、
制御装置に、プリント素子を複数備えるプリンタを選択
的に接続し、前記制御装置によって、該制御装置に接続
されるプリンタを制御してプリント媒体に画像をプリン
トするプリントシステムにおいて、前記制御装置に接続
されるプリンタの制御に関する補正データ、および該補
正データを記憶した記憶日時を記憶する記憶装置と、前
記プリンタに付された識別コードから前記制御装置に接
続された制御対象のプリンタを識別する識別手段と、前
記識別した制御対象のプリンタに対応する補正データを
前記記憶装置から検索して読み出す検索手段と、前記補
正データを用いて前記制御対象のプリンタを制御する際
に、前記補正データが前記記憶日時から所定期間以上経
過していた場合には、前記補正データを用いることなく
前記制御対象のプリンタでプリントすべき画像のプリン
制御を継続する手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、制御装置に選択的に接続
されるプリンタを識別して、そのプリンタの制御に関す
る補正データを読み出し、そして、その補正データと、
プリンタ毎に設定されたプリント条件の設定に関する設
定データとを用いて対応するプリンタを制御すると共
に、その補正データが古いデータであった場合の制御上
の不具合をも回避する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】(第1の実施形態)図1は、本発明が適用
可能なプリンタシステムの概略斜視図であり、本システ
ムで使用するプリント装置としてのカラーバーコードプ
リンタ1は、複数個のノズルを形成するインク流路を有
するプリントヘッドを用いており、その構成を図9
(a),(b)に示す。そのプリントヘッドとしては、
ブラックインク吐出用のヘッド704、シアンインク吐
出用のヘッド703、マゼンタインク吐出用のヘッド7
02、イエローインク吐出用のヘッド701の4種類が
備えられている。図9(b)に、ヘッド701の斜視図
を代表して示す。同図9(b)中の706は、インクを
吐出するための複数の吐出口である。
【0017】図1において、バーコードプリンタ1と、
画像処理、転送を行えるコンピュータ端末装置2と、読
み取り装置としてのイメージスキャナー3と、出力画像
を補正するための前述した補正用のHSデータを記憶す
る記憶装置4が接続ケーブル5によって接続されてい
る。
【0018】図3は、プリント装置としてのバーコード
プリンタ1のプリントヘッドの出力特性を測定して、画
像補正を行うために必要なHSデータを作成するまでの
動作を説明するためのフローチャートであり、まず、プ
リント画像の濃度斑を検知するために、所定の濃度パタ
ーンを各プリントヘッド701〜704によってプリン
トする(ステップS301)。
【0019】その濃度パターンとは、印字等のプリント
領域に対して、各プリントヘッド701〜704が単位
面積当たり一定濃度の画像を形成するプリントパターン
であり、本例においては、各プリントヘッド701〜7
04によるプリントの濃度を50%とするパターンを使
用した。その後、その濃度パターンのプリント結果を、
コンピュータ端末装置2に接続されている読み取り装置
3によって読み取り(ステップS302)、各プリント
ヘッド701〜704によるプリント画像の濃度斑を検
知し、そのデータに基づいてHSデータを作成する(ス
テップS303)。
【0020】図2(a),(b)は、プリンタ1と記憶
装置4の記憶内容との関係の説明図である。ここで、プ
リンタ1としては、バーコードプリンタの他、種々の形
式のものが接続可能となっており、図2(a)では、そ
れらのプリンタをプリンタ1,2,…nとして表し、ま
た、それらのシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックイ
ンク用のプリントヘッドをHC,HM,HY,HBと表
している。
【0021】記憶装置4には、コンピュータ端末装置2
に接続されるプリンタ1,2…n毎の各プリントヘッド
HC,HM,HY,HB用のHSデータ207,20
8,209,210を格納するHSデータ部204と、
コンピュータ端末装置2に接続されているプリンタ1,
2…nを識別するための記号や数字で構成された情報を
格納するプリンタ識別部206を設ける。プリンタ認識
部206には、プリンタ1,2…n毎に登録されたプリ
ンタIDに対応するプリンタIDが登録されており、こ
れらのプリンタIDを照合することにより、コンピュー
タ端末装置2に接続されているプリンタ1,2…nを識
別する。また、プリンタ認識部206には、HSデータ
を取得した日時が日時データ211として格納されてい
る。データ部204とプリンタ識別部206を総称して
HSテーブルと称する。また図2(b)は、同図(a)
のプリンタ識別部206、データ部204の1つを代表
して表わしている。
【0022】前述したように、各プリントヘッドHC,
HM,HY,HBは、複数個のノズルを形成するインク
流路が設けられていることから、各ノズル毎に対応する
プリント濃度の程度を知る必要がある。そのため、読み
取り装置3から取得した読み取りデータ、つまり前述し
た所定の濃度パターンのプリント結果の読み取りデータ
を解析し、一定濃度でプリントされるべき所定の濃度パ
ターンに対して、実際のプリント濃度にどの程度の変化
があるかを検知する。
【0023】次に、図4のフローチャートを用いて、H
Sデータ及びHSテーブルの作成動作について説明す
る。
【0024】まず、読み取り装置3から得られた読み取
りデータ、つまり前述した所定の濃度パターンのプリン
ト結果の読み取り濃度データを各プリントヘッドのノズ
ル毎に対応付けるためには、その読み取り濃度データの
解像度と、プリンタの解像度とを同等にしなければなら
ない。そこで、その読み取り濃度データの解像度をプリ
ンタの解像度に変換する。ここでは、読み取り装置3の
1ライン分の読み取り濃度データを各プリントヘッドの
ノズルと対応付けることとする。
【0025】そこで、各プリントヘッドのノズルに対応
するプリント濃度と、読み取り装置3の読み取り濃度デ
ータとを対応付けるために、ノズル位置の切り出し(ス
テップS401)処理を行う。ここで、読み取り装置3
から得られた読み取り濃度データは、印字等のプリント
領域と非プリント領域の境界における読み取り濃度変化
の立ち上がりと立ち下がりがなだらかになるため、各プ
リントヘッドの1ノズル目から最終ノズルまでの間隔を
読み取り濃度データに割り当てることは困難である。よ
って、そのような読み取り濃度変化の立ち上がりと、立
ち下がりの部分に注目し、統計的に、その読み取り濃度
データから1ノズル目を検出し、それを基準として他の
ノズルを順次対応させるようにする。
【0026】次に、各プリントヘッド単位において、各
ノズルに対応する読み取り濃度データの平均値を求め
(ステップS402)、それを後における補正値の算出
時に使用する。次のデータシフト処理(ステップS40
3)は、各プリントヘッドから吐出される記録剤の異差
によって、読み取り装置3からの読み取り濃度データが
変化することに対応する処理である。すなわち、プリン
トヘッド毎における読み込み濃度データの平均値に大き
な差があった場合には、後述するような補正効果がプリ
ントヘッド毎に大きく変化してしまうことから、各プリ
ントヘッドの読み取り濃度データの平均値を同じ値に変
更する。これにより、補正効果が各プリントヘッドによ
って変化することを抑えることができる。
【0027】次の重み付け処理(ステップS404)で
は、先の切り出し処理(ステップS401)で行ったデ
ータ、つまり各ノズルとの対応付けした読み取り濃度デ
ータに対して、そのデータの値自体の信頼度を向上させ
るための処理であり、注目データ値に対して前後にある
周囲データ値にウエイト付けを行うことによって、各ノ
ズルに対応するデータ値のより正確な処理を可能とす
る。このようにして得られた各ノズル毎の読み取り濃度
データは、先に求めたプリントヘッド毎の読み取り濃度
データの平均値と比較され、それらの差が演算される。
そして、その結果から各プリントヘッド毎のHSデータ
を作成する(ステップS406)。
【0028】さらに、そのHSデータに、そのHSデー
タがどのプリンタのものであるのかを判別するためのプ
リンタIDを付加し(ステップS407)、さらに、そ
のHSデータを取得した日時を日時データ211として
識別部206に登録して(ステップS408)、HSテ
ーブルを作成する(ステップS409)。このHSテー
ブルは、コンピュータ端末装置2に接続された記憶装置
4内に格納され、そして、そのプリンタ認識部206を
参照、検索を行うことによりヘッドシェーディングを実
行する。
【0029】次に、このようなHSテーブルを用いての
ヘッドシェーディング処理動作の一例を図5により説明
する。
【0030】まず、コンピュータ端末装置2から出力要
求の出た画像データをヘッドシェーディングが実行でき
る形態の画像データに変換し(ステップS501)、次
に、現在コンピュータ端末装置2に接続されているプリ
ンタのプリンタIDを調べる(ステップS502)。そ
れから、そのプリンタIDを記憶装置4内に登録されて
いる全てのHSテーブル内のプリンタ認識部206から
検索する(ステップS503)。そして、そのプリンタ
IDが検索できた場合には、さらに、プリンタ認識部2
06に登録されている日時データ211を参照し(ステ
ップS505)、現在検索されたプリンタIDに対応す
るHSデータが取得されてから、予め設定されている経
過時間よりも長く経過している場合には、HSデータの
再設定要求を行い(ステップS509,S516)、処
理を終了する(ステップS517)。これは、各プリン
トヘッドの経時的な変化によって、プリント結果に現わ
れる濃度斑が変化する場合に、取得してからある時間以
上が経過したHSデータを用いてヘッドシェーディング
を行うことによる不具合、つまり濃度斑の位置が変化し
たりして、補正が逆効果になるという不具合を防止する
ためである。
【0031】そのHSデータが取得されてから、所定の
経過時間が経過していない場合には、そのデータを用い
てヘッドシェーディングを実行する(ステップS51
1)。一方、プリンタIDが検索できない場合には、そ
の検索を繰り返し、記憶装置4内に格納されているHS
テーブルを全て確認してもプリンタIDが検索できなか
った場合には、現在コンピュータ端末装置2に接続され
ているプリンタに関するHSデータ等の情報は存在しな
いと判断し、警告を発してエラー処理(ステップS50
6)を行い、一連の処理を中断する(ステップS50
7)。
【0032】ヘッドシェーディング(ステップS51
1)の実行に際しては、各プリントヘッド毎に分割され
た画像データに対して、それらに対応する画像のプリン
ト濃度を均一化させるため演算処理を行う。つまり、H
Sデータ内の各プリントヘッド毎の濃度データの平均値
と各ノズルの濃度データとの差を求め、それらの差に基
づいてヘッドシェーディングを実行し、注目ノズルの濃
度データが平均値よりも薄かった場合にはそのノズルの
プリント濃度を濃くし、一方、それが平均値よりも濃い
場合にはそのノズルのプリント濃度を薄くする処理を行
う。
【0033】以上のような、ヘッドシェーディング処理
(ステップS505)の後に、色処理部にて出力γ補
正、マスキング処理、グレー処理等の処理を加え(ステ
ップS509)、さらに現在接続されているプリンタが
二値プリンタである場合には、ディザ法、誤差拡散法に
代表される二値化処理(ステップS510)を行ってか
ら、プリンタにデータを転送し(ステップS511)、
プリントを行う(ステップS512)。
【0034】(第2の実施形態)次に、図6により、H
Sテーブルを用いてのヘッドシェーディング処理動作の
他の例について説明する。
【0035】まず、コンピュータ端末装置2から出力要
求の出た画像をヘッドシェーディングが実行できる画像
形態に変換し(ステップS601)、次に、現在コンピ
ュータ端末装置2に接続されているプリント装置のプリ
ンタIDを調べる(ステップS602)。それから、そ
のプリンタIDを記憶装置4内に登録されている全ての
HSテーブル内のプリンタ認識部206から検索する
(ステップS603)。そして、そのプリンタIDが検
索できた場合には、さらに、プリンタ認識部206に登
録されている日時データ211を参照し(ステップS6
05)、現在検索されたプリンタIDに対応するHSデ
ータが取得されてから、予め設定されている経過時間よ
りも長く経過している場合には、HSデータの再設定要
求を行い(ステップS608,S616)、処理を終了
する(ステップS616)。これは、各プリントヘッド
の経時的な変化によって、プリント結果に現われる濃度
斑が変化する場合に、取得してからある時間以上が経過
したHSデータを用いてヘッドシェーディングを行うこ
とによる不具合、つまり濃度斑の位置が変化したりし
て、補正が逆効果になるという不具合を防止するためで
ある。
【0036】そのHSデータが取得されてから、所定の
経過時間が経過していない場合には、そのデータを用い
てヘッドシェーディングを実行する(ステップS61
0)。一方、プリンタIDが検索できない場合には、そ
の検索を繰り返し(ステップS603,S604)、記
憶装置4内に格納されているHSテーブルを全て確認し
てもプリンタIDが検索できなかった場合には、ヘッド
シェーディング処理を省略し、後述する色処理(ステッ
プS611)に進む。
【0037】ヘッドシェーディング(ステップS61
0)の実行に際しては、各プリントヘッド毎に分割され
た画像データに対して、それらに対応する画像のプリン
ト濃度を均一化させるための演算処理を行う。つまり、
HSデータ内のプリントヘッド毎の濃度データの平均値
と各ノズルの濃度データとの差を求め、それらの差に基
づいてヘッドシェーディングを実行し、注目ノズルの濃
度データが平均値よりも薄かった場合にはそのノズルの
プリント濃度を濃くし、一方、それが平均値よりも濃い
場合にはそのノズルのプリント濃度を薄くする処理を行
う。
【0038】以上のような、ヘッドシェーディング処理
(ステップS610)の後に、色処理部にて出力γ補
正、マスキング処理、グレー処理等の処理を加え(ステ
ップS611)、さらに現在接続されているプリンタが
二値プリンタである場合には、ディザ法、誤差拡散法に
代表される二値化処理(ステップS612)を行ってか
ら、プリンタにデータを転送し(ステップS613)、
プリントを行う(ステップS614)。
【0039】(第3の実施形態)次に、図7により、H
Sテーブルを用いてのヘッドシェーディング処理のさら
に他の例について説明する。
【0040】本例の場合は、コンピュータ端末装置2か
らプリント装置に対して、画像プリントの要求が生じて
プリントを行うまでにおいて、コンピュータ端末装置2
に接続されている記憶装置4内に一致するプリンタID
が検索できない場合にはヘッドシェーディング処理を中
断し、また、そのプリンタIDが検索されかつ日時デー
タから所定時間以上経過している時には、ヘッドシェー
ディング処理を省略して通常処理を継続する。
【0041】まず、コンピュータ端末装置2から出力要
求の出た画像をヘッドシェーディングが実行できる画像
形態に変換し(ステップS701)、次に、現在コンピ
ュータ端末装置2に接続されているプリント装置のプリ
ンタIDを調べる(ステップS702)。それから、そ
のプリンタIDを記憶装置4内に登録されている全ての
HSテーブル内のプリンタ認識部206から検索する
(ステップS703)。そして、そのプリンタIDが検
索できた場合には、さらにプリンタ認識部206に登録
されている日時データ211を参照し(ステップS70
5)、現在検索されたプリンタIDに対応するHSデー
タが取得されてから、予め設定されている経過時間より
も長く経過している場合には、ヘッドシェーディング処
理(ステップS712)を省略して、後述するステップ
S713に進む。これは、各プリントヘッドの経時的な
変化によって、プリント結果に現われる濃度斑が変化す
る場合に、取得してからある時間以上が経過したHSデ
ータを用いてヘッドシェーディングを行うことによる不
具合、つまり濃度斑の位置が変化したりして、補正が逆
効果になるという不具合を防止するためである。
【0042】そのHSデータが取得されてから、所定の
経過時間が経過していない場合には、そのデータを用い
てヘッドシェーディングを実行する(ステップS71
2)。一方、プリンタIDが検索できない場合には、そ
の検索を繰り返し(ステップS703,S704)、記
憶装置4内に格納されているHSテーブルを全て確認し
てもプリンタIDが検索できなかった場合には、エラー
処理及び表示を行い(ステップS706)、処理を終了
する(ステップS707)。
【0043】ヘッドシェーディング(ステップS71
2)の実行に際しては、各プリントヘッド毎に分割され
た画像データに対して、それらに対応する画像のプリン
ト濃度を均一化させるための演算処理を行う。つまり、
HSデータ内のプリントヘッド毎の濃度データの平均値
と各ノズルの濃度データとの差を求め、それらの差に基
づいてヘッドシェーディングを実行し、注目ノズルの濃
度データが平均値よりも薄かった場合にはそのノズルの
プリント濃度を濃くし、一方、それが平均値よりも濃い
場合にはそのノズルのプリント濃度を薄くする処理を行
う。
【0044】以上のような、ヘッドシェーディング処理
(ステップS712)の後に、色処理部にて出力γ補
正、マスキング処理、グレー処理等の処理を加え(ステ
ップS713)、さらに現在接続されているプリンタが
二値プリンタである場合には、ディザ法、誤差拡散法に
代表される二値化処理(ステップS714)を行ってか
ら、プリンタ装置にデータを転送し(ステップS71
5)、プリントを行う(ステップS716)。
【0045】(第4の実施形態)次に、図8により、H
Sテーブルを用いてのヘッドシェーディング処理のさら
に他の例について説明する。
【0046】本例の場合は、コンピュータ端末装置2か
らプリント装置に対して、画像プリントの要求が生じて
プリントを行うまでにおいて、コンピュータ端末装置2
に接続されている記憶装置4内に一致するプリンタID
が検索できない場合、または日時データから所定時間以
上経過している場合に、ヘッドシェーディング処理を省
略して通常処理を継続する。
【0047】まず、コンピュータ端末装置2から出力要
求の出た画像をヘッドシェーディングが実行できる画像
形態に変換し(ステップS801)、次に、現在コンピ
ュータ端末装置2に接続されているプリント装置のプリ
ンタIDを調べる(ステップS802)。それから、そ
のプリンタIDを記憶装置4内に登録されている全ての
HSテーブル内のプリンタ認識部206から検索する
(ステップS803)。そして、そのプリンタIDが検
索できた場合には、さらにプリンタ認識部206に登録
されている日時データ211を参照し(ステップS80
5)、現在検索されたプリンタIDに対応するHSデー
タが取得されてから、予め設定されている経過時間より
も長く経過している場合には、ヘッドシェーディング処
理(ステップS810)を省略して、後述する色処理
(ステップS812)に進む。これは、各プリントヘッ
ドの経時的な変化によって、プリント結果に現われる濃
度斑が変化する場合に、取得してからある時間以上が経
過したHSデータを用いてヘッドシェーディングを行う
ことによる不具合、つまり濃度斑の位置が変化したりし
て、補正が逆効果になるという不具合を防止するためで
ある。
【0048】そのHSデータが取得されてから、所定の
経過時間が経過していない場合には、そのデータを用い
てヘッドシェーディングを実行する(ステップS81
0)。一方、プリンタIDが検索できない場合には、そ
の検索を繰り返し(ステップS803,S804)、記
憶装置4内に格納されているHSテーブルを全て確認し
てもプリンタIDが検索できなかった場合においては、
ヘッドシェーディング処理(ステップS810)を省略
し、後述する色処理(ステップS812)に進む。
【0049】ヘッドシェーディング(ステップS81
0)の実行に際しては、各プリントヘッド毎に分割され
た画像データに対して、それらに対応する画像のプリン
ト濃度を均一化させるための演算処理を行う。つまり、
HSデータ内のプリントヘッド毎の濃度データの平均値
と各ノズルの濃度データとの差を求め、それらの差に基
づいてヘッドシェーディングを実行し、注目ノズルの濃
度データが平均値よりも薄かった場合にはそのノズルの
プリント濃度を濃くし、一方、これが平均値よりも濃い
場合にはそのノズルのプリント濃度を薄くする処理を行
う。
【0050】以上のような、ヘッドシェーディング処理
(ステップS810)の後に、色処理部にて出力γ補
正、マスキング処理、グレー処理等の処理を加え(ステ
ップS812)、さらに現在接続されているプリンタが
二値プリンタである場合には、ディザ法、誤差拡散法に
代表される二値化処理(ステップS813)を行ってか
ら、プリンタ装置にデータを転送し(ステップS81
4)、プリントを行う(ステップS815)。
【0051】なお、図2のような接続可能なプリンタ
1,2…nとしては、カラーバーコードプリンタのみに
限定されることはなく、複数個のノズルが形成されたプ
リントヘッドを備えた種々のプリンタを用いることがで
きる。また、本発明は、プリンタに転送されるプリント
データを編集可能なコンピュータ端末装置2を備えたプ
リントシステムに対して広く適用することができ、プリ
ンタ、コンピュータ端末装置2、および読み取り装置3
に関しては特に限定されるものではない。
【0052】また、HSデータの決定方法、コンピュー
タ端末装置2によってプリンタにプリント動作させる過
程における色処理や二値化処理としては、従来から公知
の手法を用いることができるため、それらの詳細な説明
は省略した。勿論、それらの処理に関しての手法や手順
は何ら限定されるものではない。
【0053】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0054】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0055】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0056】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0057】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0058】また、記録ヘッドの吐出回復手段、予備的
な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定
できるので、好ましいものである。これらを具体的に挙
げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリ
ーニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこ
れとは別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加
熱を行う予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備
吐出手段を挙げることができる。
【0059】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0060】さらに加えて、以上説明した本発明の実施
形態においては、インクを液体として説明しているが、
室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化
もしくは液化するものを用いてもよく、あるいはインク
ジェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の
範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲
にあるように温度制御するものが一般的であるから、使
用記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いても
よい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せ
しめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸
発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化
するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
の記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状
インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付
与によって初めて液化する性質のインクを使用する場合
も本発明は適用可能である。このような場合のインク
は、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60
−71260号公報に記載されるような、多孔質シート
凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状
態で、電気熱変換体に対して対向するような形態として
もよい。本発明においては、上述した各インクに対して
最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもの
である。
【0061】さらに加えて、本発明の実施形態として
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、
さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を
採るもの等であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、制御装
置に選択的に接続されるプリンタを識別して、そのプリ
ンタの制御に関する補正データを読み出し、そして、そ
の補正データを用いて対応するプリンタを制御するた
め、制御装置に選択的に接続されるプリンタを専用の補
正データを用いて適確に制御し、濃度斑等のない高品位
の画像をプリントすることができる。しかも、補正デー
タを取得した日時をも記憶するため、その日時が所定時
間以上経過しているときに、その補正データを用いるこ
とによる制御の不具合を回避することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリントシステムの概略斜
視図である。
【図2】(a)は、本発明の第1の実施形態の概略構成
図、(b)は、そのHSテーブルの説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるHSデータの
作成動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるHSテーブル
の作成動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるプリント動作
を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態におけるプリント動作
を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態におけるプリント動作
を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施形態におけるプリント動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】(a)は、本発明に適用可能なプリンタの側面
図、(b)は、そのプリントヘッドの拡大斜視図であ
る。
【図10】従来のプリントシステムを説明するための概
略構成図である。
【符号の説明】
1 バーコードプリンタ 2 コンピュータ端末装置 3 イメージスキャナー 4 記憶装置 5 接続ケーブル 204 HSテーブル 206 プリンタID(識別データ) 207 補正用HSデータ(シアン) 208 補正用HSデータ(マゼンタ) 209 補正用HSデータ(イエロー) 210 補正用HSデータ(ブラック) 211 日時データ 701 プリントヘッド(イエロー) 702 プリントヘッド(マゼンタ) 703 プリントヘッド(シアン) 704 プリントヘッド(ブラック)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 2/01 B41J 5/30 B41J 29/38 H04N 1/40

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置に、プリント素子を複数備える
    プリンタを接続し、前記制御装置によって、該制御装置
    に接続されるプリンタを識別してプリント媒体に画像を
    プリントするプリント方法において、 前記制御装置に接続されるプリンタの制御に関する補正
    データ、および該補正データを記憶した記憶日時を記憶
    装置に記憶しておき、 前記プリンタに付された識別コードから前記制御装置に
    接続された制御対象のプリンタを識別し、 前記識別した制御対象のプリンタに対応する補正データ
    を前記記憶装置から読み出し、 前記補正データを用いて前記制御対象のプリンタでプリ
    ントすべき画像を補正する際に、前記補正データが前記
    記憶日時から所定期間以上経過していた場合には、前記
    制御対象のプリンタでプリントすべき画像のプリント補
    正及びプリントを中断することを特徴とするプリント方
    法。
  2. 【請求項2】 制御装置に、プリント素子を複数備える
    プリンタを接続し、前記制御装置によって、該制御装置
    に接続されるプリンタを識別してプリント媒体に画像を
    プリントするプリント方法において、 前記制御装置に接続されるプリンタの制御に関する補正
    データ、および該補正データを記憶した記憶日時を記憶
    装置に記憶しておき、 前記プリンタに付された識別コードから前記制御装置に
    接続された制御対象のプリンタを識別し、 前記補正データを用いて前記制御対象のプリンタでプリ
    ントすべき画像を補正する際に、前記補正データが前記
    記憶日時から所定期間以上経過していた場合には、前記
    補正データを用いることなく、前記制御対象のプリンタ
    でプリントすべき画像のプリント制御を継続することを
    特徴とするプリント方法。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置から前記識別コードが検索
    できなかったときに、補正データが無い旨を表示すると
    共に、前記制御装置に接続された制御対象のプリンタの
    プリント制御を中断することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のプリント方法。
  4. 【請求項4】 前記記憶装置から前記識別コードが検索
    できなかったときに、前記補正データを用いることな
    く、前記制御装置に接続された制御対象のプリンタでプ
    リントすべき画像のプリント制御を継続することを特徴
    とする請求項1または2に記載のプリント方法。
  5. 【請求項5】 前記補正データは、前記プリンタのプリ
    ント素子毎の制御に関する補正データであることを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載のプリント方
    法。
  6. 【請求項6】 前記補正データは、前記プリンタのプリ
    ント素子毎のプリント濃度に関する補正データであるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のプリ
    ント方法。
  7. 【請求項7】 前記補正データは、前記プリンタのプリ
    ント素子毎のプリント濃度に関する補正データであり、 前記補正データは、前記プリンタがプリント媒体に所定
    の濃度パターンの画像をプリントしたときのプリント結
    果の読み取りデータに基づいて求めることを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のプリント方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置に、前記補正データを前記
    識別コードと対応付けて記憶し、 前記識別コードを検索することによって、該識別コード
    に対応する前記補正データを前記記憶装置から読み出す
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のプ
    リント方法。
  9. 【請求項9】 前記プリンタの複数のプリント素子はイ
    ンクを吐出するインクジェットヘッドを構成することを
    特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプリント
    方法。
  10. 【請求項10】 前記インクジェットヘッドは、インク
    を吐出させるために該インクに膜沸騰を生じさせる電気
    熱変換体を有することを特徴とする請求項9に記載のプ
    リント方法。
  11. 【請求項11】 制御装置に、プリント素子を複数備え
    るプリンタを選択的に接続し、前記制御装置によって、
    該制御装置に接続されるプリンタを制御してプリント媒
    体に画像をプリントするプリントシステムにおいて、 前記制御装置に接続されるプリンタの制御に関する補正
    データ、および該補正データを記憶した記憶日時を記憶
    する記憶装置と、 前記プリンタに付された識別コードから前記制御装置に
    接続された制御対象のプリンタを識別する識別手段と、 前記識別した制御対象のプリンタに対応する補正データ
    を前記記憶装置から検索して読み出す検索手段と、 前記補正データを用いて前記制御対象のプリンタを制御
    する際に、前記補正データが前記記憶日時から所定期間
    以上経過していた場合には、前記補正データが古い旨を
    表示する表示手段と、 前記補正データを用いて前記制御対象のプリンタのプリ
    ント制御する際に、前記記憶日時から所定期間以上経過
    していた場合には、前記制御対象のプリンタでプリント
    すべき画像のプリント補正及びプリント制御を中断する
    手段とを備えたことを特徴とするプリントシステム。
  12. 【請求項12】 制御装置に、プリント素子を複数備え
    るプリンタを選択的に接続し、前記制御装置によって、
    該制御装置に接続されるプリンタを制御してプリント媒
    体に画像をプリントするプリントシステムにおいて、 前記制御装置に接続されるプリンタの制御に関する補正
    データ、および該補正データを記憶した記憶日時を記憶
    する記憶装置と、 前記プリンタに付された識別コードから前記制御装置に
    接続された制御対象のプリンタを識別する識別手段と、 前記識別した制御対象のプリンタに対応する補正データ
    を前記記憶装置から検索して読み出す検索手段と、 前記補正データを用いて前記制御対象のプリンタを制御
    する際に、前記補正データが前記記憶日時から所定期間
    以上経過していた場合には、前記補正データを用いるこ
    となく前記制御対象のプリンタでプリントすべき画像の
    プリント制御を継続する手段とを備えたことを特徴とす
    るプリントシステム。
  13. 【請求項13】 前記検索手段が前記記憶装置から前記
    識別コードを検索できなかったときに、前記識別コード
    が無い旨を表示する表示手段と、 前記検索手段が前記記憶装置から前記識別コードを検索
    できなかったときに、前記制御装置に接続された制御対
    象のプリンタのプリント制御を中断する手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項11または12に記載のプリン
    トシステム。
  14. 【請求項14】 前記検索手段が前記記憶装置から前記
    識別コードを検索できなかったときに、前記補正データ
    を用いることなく、前記制御装置に接続された制御対象
    のプリンタのプリント制御を継続する手段を備えたこと
    を特徴とする請求項11または12に記載のプリントシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記記憶装置は、前記補正データとし
    て、前記プリンタのプリント素子毎の制御に関する補正
    データを記憶することを特徴とする請求項11から14
    のいずれかに記載のプリントシステム。
  16. 【請求項16】 前記記憶装置は、前記補正データとし
    て、前記プリンタのプリント素子毎のプリント濃度に関
    する補正データを記憶することを特徴とする請求項11
    から14のいずれかに記載のプリントシステム。
  17. 【請求項17】 前記記憶装置は、前記補正データとし
    て、前記プリンタのプリント素子毎のプリント濃度に関
    する補正データを記憶し、かつ前記プリンタがプリント
    媒体に所定の濃度パターンの画像をプリントしたときの
    プリント結果を読み取る読み取り装置と、 前記読み取り装置の読み取りデータに基づいて、前記補
    正データを求める手段とを備えたことを特徴とする請求
    項11から14のいずれかに記載のプリントシステム。
  18. 【請求項18】 前記記憶装置は、前記補正データを前
    記識別コードと対応付けて記憶し、 前記検索手段は、前記識別コードを検索することによっ
    て、該識別コードに対応する前記補正データを前記記憶
    装置から読み出すことを特徴とする請求項11から17
    のいずれかに記載のプリントシステム。
  19. 【請求項19】 前記プリンタの複数のプリント素子は
    インクを吐出するインクジェットヘッドを構成すること
    を特徴とする請求項11から18のいずれかに記載のプ
    リントシステム。
  20. 【請求項20】 前記インクジェットヘッドは、インク
    を吐出させるために該インクに膜沸騰を生じさせる電気
    熱変換体を有することを特徴とする請求項19に記載の
    プリントシステム。
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