JP3440532B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP3440532B2
JP3440532B2 JP03065394A JP3065394A JP3440532B2 JP 3440532 B2 JP3440532 B2 JP 3440532B2 JP 03065394 A JP03065394 A JP 03065394A JP 3065394 A JP3065394 A JP 3065394A JP 3440532 B2 JP3440532 B2 JP 3440532B2
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治 露峰
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分電盤の第1例として、
上下方向に互いに平行に配設されたアルミニウム材から
なる一対の側方部材と、内方表面に電気機器が配設され
た基板を側方部材間に螺着する基板用ねじと、閉じた状
態で基板に対峙する蓋体を開閉自在に支持した支持部材
を側方部材間に螺着する支持部材用ねじと、を備えて構
成されたものがある。
【0003】また、この種の分電盤の第2例として、互
いに平行に配設された一対の側方部材と、その側方部材
間に取着されて内方表面に電気機器を配設する基板と、
閉じた状態で基板に対峙して開閉自在に支持される蓋体
と、側方部材と基板と蓋体とにより包囲される包囲空間
を上方から覆うよう被冠される被冠部材と、側方部材間
に取着されて被冠部材を支持する支持部材と、を備えて
構成されたものがある。
【0004】また、この種の分電盤の第3例として、上
下方向互いに平行に配設された一対の側方部材と、その
側方部材間に取着されて内方表面に電気機器を配設する
基板と、閉じた状態で基板に対峙するよう側方部材間に
開閉自在に支持されて側方部材に係止する係止部を設け
た蓋体と、を備えて構成されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した第1従来例の
分電盤にあっては、予め側方部材に、基板用ねじ及び支
持部材用ねじのねじ孔を所定の位置に穿孔しなければな
らず、製作にかかる手間が多くなってしまう。
【0006】また、第2従来例の分電盤にあっては、被
冠部材を支持部材に一本一本ねじ止め等で支持させねば
ならず、製作にかかる手間が多くなってしまう。
【0007】また、第3従来例の分電盤にあっては、側
方部材において係止部材に係止される被係止部分を一つ
一つ設けなければならず、製作にかかる手間が多くなっ
てしまう。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、製作にかかる手間を少な
くすることができる分電盤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、上下方向に互いに平行
に配設されたアルミニウム材からなる一対の側方部材
と、内方表面に電気機器が配設された基板を側方部材間
に螺着する基板用ねじと、閉じた状態で基板に対峙する
蓋体を開閉自在に支持した支持部材を側方部材間に螺着
する支持部材用ねじと、を備えた分電盤において、前記
基板用ねじ又は前記支持部材用ねじの少なくとも一方
は、それ自体が螺着のときに側方部材を穿孔する穿孔ね
じで構成としている。
【0010】また、請求項記載のものは、上記のもの
において、前記側方部材は、前記穿孔ねじにより螺着さ
れる部分を通る螺着溝が上下方向に沿って設けられた構
成としている。
【0011】また、請求項記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記螺着溝は、開口部が内部よりも
広く形成されてなる構成としている。また、上記のもの
において、互いに平行に配設された一対の側方部材と、
その側方部材間に取着されて内方表面に電気機器を配設
する基板と、閉じた状態で基板に対峙して開閉自在に支
持される蓋体と、側方部材と基板と蓋体とにより包囲さ
れる包囲空間を上方から覆うよう被冠される被冠部材
と、側方部材間に取着されて被冠部材を支持する支持部
材と、を備えた分電盤として、前記支持部材は、前記被
冠部材の端部を係合する係合部が設けられた構成とする
こともできる。
【0012】また、上記のものにおいて、上下方向に互
いに平行に配設された一対の側方部材と、その側方部材
間に取着されて内方表面に電気機器を配設する基板と、
閉じた状態で基板に対峙するよう側方部材間に開閉自在
に支持されて側方部材に係止する係止部を設けた蓋体
と、を備えた分電盤として、前記側方部材は、前記係止
部に係止される部分を通る係止溝が上下方向に沿って設
けられた構成とすることもできる。
【0013】
【作用】請求項1記載のものによれば、穿孔ねじは、そ
れ自体が、アルミニウム材からなる比較的軟らかくて穿
孔しやすい側方部材を螺着のときに穿孔するので、予め
側方部材に、基板用ねじ又は支持部材用ねじの少なくと
も一方のねじ孔を所定の位置に穿孔しなくてもすむ。
【0014】この場合に、穿孔ねじは、その先端部が側
方部材の上下方向に沿って設けられた螺着溝に容易に位
置決めされる。
【0015】請求項記載のものによれば、穿孔ねじの
細くなっている先端部は、螺着溝において狭くなってい
る内部に沿うようにして位置決めされる。
【0016】また、支持部材を、被冠部材の端部を係合
する係合部が設けられた構成としてやると、被冠部材
は、一本一本ねじ止めで支持部材に支持されるのではな
く、その端部を支持部材の係合部に係合して支持され
る。
【0017】また、側方部材を、蓋体の係止部に係止さ
れる部分を通る係止溝が上下方向に沿って設けられた構
成としてやると、係止部は、側方部材の上下方向に沿っ
て設けられた係止溝に係止するから、側方部材において
係止部に係止される被係止部分を一つ一つ設けなくても
すむ。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
以下に説明する。
【0019】この分電盤は、側方部材1,1 、基板2 、蓋
体3 、支持部材4 、被冠部材5 、L字金具6 、基板用ね
じ7 、支持部材用ねじ8 、金具用ねじ9 で構成されてい
る。
【0020】側方部材1,1 は、それぞれアルミニウム材
により、その一方面から第1凸部11及び第2凸部12が突
き出して、内部が空洞になった筒体状に形成されてい
る。詳しくは、第1凸部11は、第2凸部12と対峙してい
ない一方側面及び先端面で形成される一端角部から凸方
向へ延設されており、その一方側面には軸方向、つまり
組み立てられたときの上下方向に沿って螺着溝11a が設
けられている。その螺着溝11a は、開口部が内部よりも
広くなるよう底に向かって幅が狭くなっており、断面が
三角になっている。第2凸部12は、第1凸部11と対峙し
ていない一方側面には軸方向に沿って螺着溝12a が螺着
溝11a と同様に設けられている。また、側方部材1,1
は、その第1凸部11の一方側面に隣接している平坦部分
には軸方向に沿って係止溝13が設けられている。さら
に、側方部材1,1 は、その第1凸部11及び第2凸部12の
間には軸方向に沿って螺着溝14,14 が螺着溝11a と同様
に設けられている。 基板2
は、金属材料により、長方形状に形成され、その長手方
向の両端には、ねじ孔2a,2a が穿孔されている。
【0021】蓋体3 は、金属材料により、略正方形の底
板の四周縁に、係止部31a が突出し得る係止部突出壁板
31を含む4つの壁板を有した箱状に形成されている。ま
た、蓋体3 は、その底板において係止部突出壁板31側の
一端角部に、係止部31a を操作する操作ハンドル3aが設
けられている。また、蓋体3 は、係止部突出壁板31の両
側に位置する壁板の内の一方の壁板の一端、つまり底板
の他端に隣接した端部には、円柱状の突起3bが設けら
れ、他方の壁板の一端には、支持孔3cが穿孔されてい
る。
【0022】支持部材4 は、4つの支持材41,42,43,44
によりなっている。支持材41及び42は、蓋体3 を側方部
材1,1 間に開閉自在に支持するものである。また、支持
材43及び44は、基板2 が側方部材1,1 間に螺着されるよ
う基板2 を支持するものである。さらに、支持材41及び
43は、後述する被冠部材5 を支持するものでもある。次
に、支持材41乃至44について詳しく述べる。
【0023】支持材41は、金属材料により、長方形の中
央片及び両対向片を有した断面略コ字状に形成されてい
る。詳しくは、一方対向片及び中央片により形成される
一端角部から、一方対向片と直交する方向に係合片41a
が延設されている。その係合片41a は、さらに先端が一
方対向片と平行な方向へ屈曲されて、一方対向片との間
に断面コ字状の係合部41b が形成されている。他方対向
片は、蓋体3 の突起3bに対峙する位置に、内径が突起3b
の外径よりも若干大きい支持孔41c が穿孔されている。
その他方対向片の短手方向の先端から一方対向片より遠
ざかる方向へ延設片が延設され、その延設片は、長手方
向の両端にねじ孔41d,41d が穿孔されている。
【0024】支持材42は、金属材料により、長方形の中
央片及び両対向片を有した断面略コ字状に形成されてい
る。詳しくは、支持材42は、その一方対向片の長手方向
の一端に、外径が蓋体3 の支持孔3cの内径よりも若干小
さい円柱状の突起42a が設けられている。また、一方対
向片は、その短手方向の先端から他方対向片より遠ざか
る方向へ延設片が延設されている。その延設片は、長手
方向の両端にねじ孔42b,42b が穿孔されている。
【0025】支持材43は、金属材料により、長方形の一
方及び他方片により断面L字状に形成されている。ま
た、支持材43は、その一方片には長手方向の両端にねじ
孔43a,43a が穿孔されて中央付近にねじ孔43b が穿孔さ
れており、その他方片には中央付近にねじ孔43c が穿孔
されている。
【0026】支持材44は、金属材料により、長方形の一
方及び他方片により断面L字状に形成され、その一方片
において、その長手方向の両端にはねじ孔44a,44a が穿
孔され、その中央付近にはねじ孔44b が穿孔されてい
る。
【0027】被冠部材5 は、金属材料により、長方形状
に形成され、短手方向の一端にはねじ孔5aが穿孔されて
いる。孔51a は、蓋体3 の突起3bの外径よりも若干大き
く形成されている。
【0028】L字金具6 は、長方形の一方及び他方片に
より断面L字状に形成され、その一方片には長手方向の
両端にねじ孔6a,6a が穿孔されている。
【0029】基板用ねじ7 は、ねじ溝を切られて、先端
が細く形成され、螺着のときに螺着部分を穿孔し得る穿
孔ねじとなっている。
【0030】支持部材用ねじ8 は、ねじ溝を切られて、
先端が細く形成され、螺着のときに螺着部分を穿孔し得
る穿孔ねじとなっている。
【0031】金具用ねじ9 は、ねじ溝を切られて、先端
が細く形成され、螺着のときに螺着部分を穿孔し得る穿
孔ねじとなっている。
【0032】次に、この分電盤を組み立てる手順につい
て説明する。まず、支持材41を側方部材1,1 間に螺着す
る。詳しくは、支持材41のねじ孔41d,41d を側方部材1,
1 の螺着溝11a,11a に重ねて、支持部材用ねじ8 の先端
を螺着溝11a,11a の断面が三角の底に位置決めしてか
ら、螺着溝11a,11a に穿孔しながら螺着する。
【0033】次に、支持材42を側方部材1,1 間に螺着す
る。詳しくは、支持材42のねじ孔42b,42b を側方部材1,
1 の螺着溝11a,11a に重ねて、支持部材用ねじ8 の先端
を螺着溝11a,11a の断面が三角の底に位置決めしてか
ら、螺着溝11a,11a に穿孔しながら螺着する。
【0034】次に、支持材43を側方部材1,1 間に螺着す
る。詳しくは、支持材43のねじ孔43a,43a を側方部材1,
1 の螺着溝12a,12a に重ねて、基板用ねじ7 の先端を螺
着溝12a,12a の断面が三角の底に位置決めしてから、螺
着溝12a,12a に穿孔しながら螺着する。
【0035】次に、支持材44を側方部材1,1 間に螺着す
る。詳しくは、支持材44のねじ孔44a,44a を側方部材1,
1 の螺着溝12a,12a に重ねて、基板用ねじ7 の先端を螺
着溝12a,12a の断面が三角の底に位置決めしてから、螺
着溝12a,12a に穿孔しながら螺着する。
【0036】次に、基板2 を支持材43及び44にねじ止め
する。詳しくは、基板2 のねじ孔2a,2a 及び支持材43の
ねじ孔43a,43a 及び支持材44のねじ孔44a,44a を重ねて
ねじ止めする。こうすることにより、基板2 は、側方部
材1,1 間に支持材43及び44を介して基板用ねじ7 により
螺着されたこととなる。
【0037】次に、蓋体3 を支持部材4 に開閉自在に支
持させる。詳しくは、蓋体3 の突起3bを支持材41の支持
孔41c に挿入するとともに、蓋体3 の支持孔3bを支持材
42の突起42a に挿入させる。
【0038】次に、被冠部材5 を支持部材4 に支持す
る。詳しくは、被冠部材5 の短手方向の他端を支持材41
の係合部41b に係合させた状態で、その一端のねじ孔5a
及び支持材43のねじ孔43c を重ねてねじ止めする。
【0039】次に、L字金具6 を側方部材1,1 に螺着す
る。詳しくは、取付金具6 のねじ孔6a,6a を側方部材1,
1 の螺着溝14に重ねて、金具用ねじ9 の先端を螺着溝1
4,14の断面が三角の底に位置決めしてから、螺着溝14a,
14a に穿孔しながら螺着する。
【0040】最後に、基板2 の内方表面に電気機器を配
設する。そして、その電気機器は、に電線等により適宜
配線される。
【0041】次に、このものの蓋体3 の開閉手順につい
て説明する。蓋体3 を開くときは、操作ハンドル3aをつ
かんで係止部突出壁板31から遠ざかる方向に向かって移
動させると、蓋体3 は、係止部31a の側方部材1,1 との
係止が外れて蓋体3 が開き得る状態になり、操作ハンド
ル3aを外方へ向かって引っ張ると、蓋体3 の突起3b及び
支持材42の突起42a を軸として回動して開く。蓋体3 を
閉じるときは、操作ハンドル3aをつかんで蓋体3 を開く
ときと逆方向に回動させる。蓋体3 が閉まり切った後に
操作ハンドル3aを係止部突出壁板31に近づく方向に向か
って移動させると、蓋体3 の係止部31a が側方部材1,1
の係止溝13に係止する。
【0042】かかる分電盤にあっては、上記したよう
に、基板用ねじ7 と支持部材用ねじ8と金具用ねじ9 と
は穿孔ねじであるから、それ自体が、アルミニウム材か
らなる比較的軟らかくて穿孔しやすい側方部材を螺着の
ときに穿孔するので、予め側方部材1,1 に、基板用ねじ
7 と支持部材用ねじ8 と金具用ねじ9 とのねじ孔を所定
の位置に穿孔しなくてもすむので、製作にかかる手間を
少なくすることができる。
【0043】また、基板用ねじ7 と支持部材用ねじ8 と
金具用ねじ9 は、側方部材1,1 のそれぞれの螺着溝11a,
12a,14により、その先端が容易に位置決めされるので、
一本一本位置決めしなくてもよくなるから、螺着しやす
くなって、製作にかかる手間を少なくすることができ
る。
【0044】また、基板用ねじ7 と支持部材用ねじ8 と
金具用ねじ9 は、その細くなっている先端が、螺着溝11
a,12a,14の断面が三角の底に沿うようにして位置決めさ
れるので、位置決めが容易になって製作にかかる手間を
少なくすることができる。
【0045】また、被冠部材5 は、その他端が支持材41
の係合部41に係合することによって支持されているの
で、その一端だけを一本一本ねじ止めすればよいことに
なり、製作にかかる手間を少なくすることができる。
【0046】また、係止部31a は、側方部材1,1 の係止
溝13に係止するから、側方部材1,1において係止部31a
に係止される部分を一つ一つ設けなくてもよくなるの
で、製作にかかる手間を少なくすることができる。
【0047】なお、本実施例では、基板用ねじ7 と支持
部材用ねじ8 と金具用ねじ9 とは、それ自体が、螺着の
ときに螺着される部分を穿孔する穿孔ねじでなっている
が、製作にかかる手間をそれ程少なくしなくてもよいと
きは、基板用ねじ7 又は支持部材用ねじ8 のいずれか一
方のみ穿孔ねじにして、その他は予めねじ孔を穿孔しな
ければならないねじにしてもよい。
【0048】また、本実施例では、基板用ねじ7 に穿孔
される螺着溝12a と支持部材用ねじ8 に穿孔される螺着
溝11a と金具用ねじ9 に穿孔される螺着溝14とが設けら
れているが、製作にかかる手間をそれ程少なくしなくて
もよいときは、螺着溝12a 又は螺着溝11a のいずれか一
方のみ設けて、その他は設けなくてもよい。
【0049】また、本実施例では、螺着溝12a と螺着溝
11a と螺着溝14は、断面が三角になって開口部が内部よ
りも広くなったものであるが、製作にかかる手間をそれ
程少なくしなくてもよいときは、開口部が内部よりも広
くなくてもよい。
【0050】また、本実施例では、螺着溝12a 及び螺着
溝11a 螺着溝14は、開口部が内部よりも広くなるよう断
面が三角になっているが、開口部が内部よりも広いなら
ば断面が三角に限らず丸でも四角でもなんでもよい。
【0051】また、本実施例では、基板2 は、支持材4
3,44 を介して側方部材1,1 間に螺着されているが、直
接、側方部材1,1 間に螺着されてもよく、そのときは支
持材43のねじ孔43a,43b を穿孔しなくてもよく、また支
持材44を設けなくてもすむ。
【0052】また、本実施例では、係合部41b は、蓋体
3 も支持する支持材41に設けているが、基板2 を支持す
る支持材42に設けても同様な効果を得ることができる。
【0053】また、本実施例では、係合部41b は、支持
材41にのみ設けているが、被冠部材5 の短手方向の両端
ともねじ止めではなく係合のみの支持でよいときは、支
持材41,43 の両方に設けてもよく、そのときは、ねじ止
めを全くしなくてもよくなるので、さらに製作にかかる
手間を少なくすることができる。
【0054】また、本実施例では、蓋体3 は、支持材41
及び42に開閉自在に支持されているが、蝶番等を用いて
側方部材1,1 に開閉自在に支持されてもよい。
【0055】また、本実施例の組み立て手順は、上記し
たものに限るものではない。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載のものは、穿孔ねじは、そ
れ自体が、アルミニウム材からなる比較的軟らかくて穿
孔しやすい側方部材を螺着のときに穿孔するので、予め
側方部材に、基板用ねじ又は支持部材用ねじの少なくと
も一方のねじ孔を所定の位置に穿孔しなくてもすむの
で、製作にかかる手間を少なくすることができる。
【0057】この場合に、穿孔ねじは、その先端部が側
方部材の上下方向に沿って設けられた螺着溝に容易に位
置決めされるのでさらに製作にかかる手間を少なくす
ることができる。
【0058】請求項記載のものは、穿孔ねじの細くな
っている先端部は、螺着溝において狭くなっている内部
に沿うようにして位置決めされるので、さらに位置決め
が容易になり、請求項記載のものよりもさらに製作に
かかる手間を少なくすることができる。
【0059】また、支持部材を、被冠部材の端部を係合
する係合部が設けられた構成としてやると、被冠部材
は、一本一本ねじ止めで支持部材に支持されるのではな
く、その端部を支持部材の係合部に係合して支持される
ので、製作にかかる手間を少なくすることができる。
【0060】また、側方部材を、蓋体の係止部に係止さ
れる部分を通る係止溝が上下方向に沿って設けられた構
成としてやると、係止部は、側方部材の上下方向に沿っ
て設けられた係止溝に係止するから、側方部材において
係止部に係止される被係止部分を一つ一つ設けなくても
すむので、製作にかかる手間を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上のものの組み立てられた後の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1 側方部材 11a,12a 螺着溝 13 係止溝 2 基板 3 蓋体 31a 係止部 4 支持部材 41b 係合部 5 被冠部材 7 支持部材用ねじ 8 基板用ねじ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/30 H02B 1/38 - 1/40 H02B 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に互いに平行に配設されたアル
    ミニウム材からなる一対の側方部材と、内方表面に電気
    機器が配設された基板を側方部材間に螺着する基板用ね
    じと、閉じた状態で基板に対峙する蓋体を開閉自在に支
    持した支持部材を側方部材間に螺着する支持部材用ねじ
    と、を備えた分電盤において、 前記基板用ねじ又は前記支持部材用ねじの少なくとも一
    方は、それ自体が螺着のときに側方部材を穿孔する穿孔
    ねじでなり、 前記側方部材は、前記穿孔ねじにより螺着される部分を
    通る螺着溝が上下方向に沿って設けられた ことを特徴と
    する分電盤。
  2. 【請求項2】 前記螺着溝は、開口部が内部よりも広く
    形成されてなることを特徴とする請求項1記載の分電
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