JP3440476B2 - 遠隔監視制御システム用表示端末器 - Google Patents
遠隔監視制御システム用表示端末器Info
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Description
荷の状態を表示する遠隔監視制御システム用表示端末器
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、建物の各所に配置された照明器具
等の負荷を遠隔制御するシステムとしては図9に示すよ
うに中央制御装置60と、固有アドレスが設定され、操
作スイッチS1…を監視する監視用端末器61と、負荷
L1…を制御する制御用端末器62とが信号線63に接
続されて構成された時分割多重伝送系の遠隔監視制御シ
ステムがある。 【0003】この遠隔監視制御システムは中央制御装置
60から、図10(a)に示すようにスタートパルスS
T、信号モードを示すモードデータMD、端末器61、
62を呼び出す8ビットのアドレスデータAD、負荷L
1…を制御する制御データCD、チェックサムデータC
S及び端末器61、62からの返信期間を設定する返信
待機期間WTよりなる多重伝送信号Vsを図10(b)
に示すようにベースバンド方式による複極信号で伝送す
るようになっており、各端末器61、62では信号線6
3を介して受信された多重伝送信号Vsのアドレスデー
タADと自己の固有アドレスとが一致したとき、制御デ
ータCDを取り込むとともに、返信待機期間WTに同期
して監視データ信号(操作スイッチS1…の操作状態監
視データ、負荷L1…の動作状態監視データ)を返信す
るようになっている。 【0004】そして中央制御装置60は通常時において
はモードデータMDをダミーモードとしたダミー多重伝
送信号を送出し、操作スイッチS1…の操作に対応して
いずれかの監視用端末器61からスタートパルス信号S
Pの送信期間に同期して図10(c)に示すように割り
込み信号Viが返信されると、グループアドレスにより
各グループをアクセスし、このアクセス時に割り込みを
行った端末器61より固有アドレスを上記返信待機期間
WTで返信させ、この返信された固有アドレスにより割
り込み発生端末器61を検出し、この検出後当該固有ア
ドレスをアクセスする多重伝送信号Vsを伝送して当該
端末器61をアクセスし、操作スイッチS1…の操作状
態の監視入力データを返信させ、当該端末器61に予め
対応させている制御用端末器62に伝送する制御データ
CDを上記操作状態監視データに基づいて作成し、制御
データCDを持つ多重伝送信号Vsを信号線63を介し
て当該制御用端末器62に伝送して負荷L1…を制御
し、該制御用端末器62から返信される負荷L1…の動
作状態監視データに基づいて監視用端末器61の動作表
示素子(図示せず)を点滅制御する制御データCDを持
つ多重伝送信号Vsを伝送するようになっている。 【0005】ところで上記制御用端末器62では負荷L
1…の制御動作状態を監視データとして取り込み、返信
待機期間WTに中央制御装置60に返信し、この返信に
基づいて中央制御装置60から、対応する監視用端末器
61に対して操作スイッチS1…に対応して設けてある
表示ランプを点灯させる制御データCDを持つ多重伝送
信号Vsを伝送するようになっている。この表示ランプ
の点灯により監視用端末器61側で対応する負荷の状態
が分かることになる。 【0006】このような表示を監視用端末器61で行な
うのでなく、専用に行なうものが表示端末器である。こ
の表示端末器は対応する監視用端末器61のアドレスに
設定され、中央制御装置1から、上記表示ランプを点灯
させるための制御データCDを持つ多重伝送信号Vsが
伝送されると、内蔵している表示ランプを点灯させ、負
荷の状態を表示するのである。 【0007】この表示端末器は、上記のような監視用端
末器61の操作スイッチS1…の操作に対応した負荷状
態表示を行なうだけでなく、例えば在室表示システムの
制御用端末器として用いられることもある。 【0008】つまり、各部屋毎に対応して設けた監視用
端末器61と一対一で対応させて表示端末器を設け、監
視用端末器61の操作スイッチを外出時或いは帰室時に
住人が操作すると、この操作に応じた制御データCDを
持つ多重伝送信号Vsを中央制御装置1は当該表示端末
器に対して伝送し、当該表示端末器ではこの多重伝送信
号Vsの制御データCDを読み取って表示ランプを点灯
又は消灯するのである。この表示ランプの状態により在
室しているかどうかが分かることになるのである。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで通常上記の表
示端末器は複数個集中配置するものであるが、従来の表
示端末器8’は、図11に示すように器体の大きさを一
般配線器具の1個モジュールの寸法に形成していたため
形状が大きく、しかも盤取付け時にも配線器具用の取付
枠が必要であった。また6ビットのアドレス設定用スイ
ッチSW1と2ビットの負荷番号設定用スイッチSW2
とを設けているが、アドレス設定用スイッチSW1のビ
ット数が6ビットで、アドレス設定範囲が個別制御用の
監視用端末器に割り当てたアドレスに対応する範囲と限
定されていた。そのためパターン制御用の監視用端末器
に対応させることができなかった。 【0010】本発明は上記の点に鑑みて為されたもの
で、請求項1記載の発明の目的とするところは配線器具
用の取付枠を用いることなく取付けることができ、小型
化も容易な遠隔監視制御システム用表示端末器を提供
し、さらに遠隔監視制御システムに用いられる各種の監
視入力用の端末器のアドレス設定範囲に対応したアドレ
ス設定が行なえる遠隔監視制御システム用表示端末器を
提供するにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、個別にアドレスが設定さ
れた複数個の端末器を一対の線路よりなる信号線を介し
て中央制御装置に接続し、中央制御装置から各端末器に
対して、端末器を各別に指定するアドレスデータと、各
端末器への送信データと、端末器から中央制御装置への
返信データを受信する期間を設定する返信待機期間とを
含む多重伝送信号を伝送するようにし、アドレスによっ
て対応関係が設定されて組になっている端末器の一方に
入力された監視入力に応じて他方に接続された負荷を制
御するようにした遠隔監視制御システムに用いられ、前
面に区分エリア地図を描いたレイアウトシートが重ねら
れて覆着される集中配置用のフレームユニットにマトリ
ックス状に多数穿設した端末器挿着用孔に着脱自在に挿
入可能な形状に形成された器体に、中央制御装置からの
多重伝送信号を受信する端末器回路部と、中央制御装置
からのアクセス時に多重伝送信号から読み取った制御デ
ータに基づく端末器回路部からの制御信号で駆動される
表示ランプとを内蔵し、負荷操作を行なうための監視入
力を取り込む端末器がアドレス設定できる範囲に対応
し、該範囲内で設定される監視入力を取り込む端末器の
アドレスと対応関係を持って当該端末器と組となるアド
レスが設定できるアドレス設定手段を備えて、器体の前
部には内部の表示ランプの発光によって照光される光透
過性ランプカバーを被着して成り、器体の後部には端末
器回路部に一端を接続して信号を入力するリード線を収
める溝を形成し、リード線の他端にはフレームユニット
に設けた端子台に接続するコネクタを設けたものであ
る。 【0012】 【作用】而して請求項1記載の発明は、フレームユニッ
トの挿着用孔に挿入するだけで、取付けることができる
ため、従来のような配線器具用の取付枠を必要とせず、
しかも小型に製作することも可能である。また端末器回
路部を内蔵しているため、監視入力用の端末器との組み
合わせで在室表示等のシステムの構築も容易に行なえ、
さらに負荷操作を行なうための監視入力を取り込む端末
器に割り当てられるアドレス範囲に全て対応関係を持た
せることが可能なアドレス設定手段を備えているため、
個別操作に用いる監視入力用の端末器以外に、パターン
制御や、グループ制御等複数の負荷を一度に操作する監
視入力用の端末器にも対応させることが可能となる。 【0013】 【実施例】以下本発明を実施例図により説明する。図2
は本発明一実施例を集中配置して表示装置を示すもの
で、図示するように本発明の一実施例の表示端末器8を
挿着するフレームユニットAは、板金製で略コ字状に折
り曲げ形成され、中央片に複数の挿着用孔1をマトリッ
クス状に穿設した取付枠2と、取付枠2の中央片中央片
表面に取り付けられる合成樹脂製プレート枠5と、取付
枠2の後方を被蔽する背板6と、この背板6の前面に取
り付けられた図3に示す端子台7とで構成される。取付
枠2の端末器挿着用孔1には、表示端末器8と、ブラン
クチップ9とが任意の位置に着脱自在に挿着される。こ
のフレームユニットAは本発明者らが既に特願平3−1
52849号として出願している監視用端末器たるスイ
ッチユニットを取付けるものと同じもので、部材の共用
化を図っている。 【0014】表示端末器8は取付枠2の端末器挿着用孔
1に挿入自在な外形寸法に形成された図1に示す器体3
0に、制御用端末器としての端末器回路部、アドレス設
定用スイッチSW1及び負荷番号設定用スイッチSW2
を実装するとともに前端に発光ダイオードからなる表示
ランプLaを実装したプリント基板31を内蔵し、器体
30の側面に設けた窓孔33、34よりアドレス設定用
スイッチSW1及び負荷番号設定用スイッチSW2の操
作部位を夫々露出させている。また上記プリント基板3
1に接続した信号線接続用リード線35を溝36を介し
て器体30の後部より導出している。 【0015】器体30の前面開口部にはカバー41を被
着し、このカバー41の前面中央に設けた窓孔42に嵌
着した光透過性の樹脂からなるランプカバー37が内部
の表示ランプLaの光で照光されるようになっている。
またカバー41は係止突起43を形成した弾性片44を
両側側面に一体に設けており、端末器挿着用孔1に表示
端末器8を挿入した際に弾性片44が内側にたわんで端
末器挿着用孔1内を係止突起43が通過し、この通過後
係止突起43と前面周縁に設けた鍔片41aの後面周辺
部とが端末器挿着用孔1の開口周辺の取付枠2を挟持し
て、表示端末器8を着脱自在に端末器挿着用孔1に固定
するようになっている。弾性片44を設けた両側側面に
直交する側の両側側面には、器体30の側面に設けた係
止凸部45を係止して器体30にカバー41を固定する
ための係止孔46を有する弾性片47を設けている。尚
器体30の側面には銘板48、48を貼りつけている。 【0016】さて、上記フレームユニットAの取付枠2
はスイッチボックス10の固定ねじ孔(図示せず)に固
定ねじ(図示せず)で取り付けるための取付孔20及び
壁プレートに穿孔した取付け穴に配設する際に用いる挟
み金具用の係止孔等を夫々穿設しており、これら孔20
や係止孔に対応してプレート枠5の枠片にはプレート枠
5側から取付けができるように凸状の孔24を穿設して
ある。また取付枠2は両側片の下端部の中央に高さ方向
に長い長孔49を夫々穿設しており、この長孔49に回
動自在で且つ該長孔49の長手方向に移動自在に挿通さ
れたねじからなる軸50を螺入支持するねじ孔を穿孔し
た図3に示す支持片6bを背板6の上記平片6aの両側
前端に設けている。更に取付枠2の両側片2aの後端縁
の中央には相対する方向に係止片53を折り曲げ突設
し、一方該係止片53に対応するように背板6の両側縁
の中央には上記係止片53が出入り自在な切欠54を形
成するとともに、該切欠54内に入った上記係止片53
を上記背板6の下方向の移動により係止して上記背板6
の後方への回動を規制するL状の係止受け片55を背板
6に切り起こしにより形成している。 【0017】図2に示すレイアウトシート11はプレー
ト枠5の開口5aを被蔽するようにプレート枠5の前面
側に嵌められて開口5aを介して取付枠2の前面側に覆
着される透明樹脂からなるもので、オーバヘッドプロジ
ェクタ用透明フィルムシートのような印字又は複写がで
きる透明フィルムシートを用いており、ワープロ等で作
成された区分エリア地図が直接プリンタで印字されるか
或は一旦用紙に印字された区分エリア地図や場所の名前
をペンで記入したり、複写機により複写されるかによ
り、表面に描かれたり、あるいは表示端末器8及びブラ
ンクチップ9の表面に夫々に対応して形成しているカラ
ーチップ27a,27bを貼り付けてカラーチップ27
a,27bの色で区分エリアを設定する場合には透明無
地のままで使用され、各区分エリアに対応した部屋の負
荷(対応する監視用端末器で操作される負荷)或いは在
室システムでは部屋そのものに対応する表示端末器8の
位置と、動作表示素子Laの光の視認とがレイアウトシ
ート11の光透過性によりできるとともに、表示端末器
8の対応範囲を明確に表示することができる。 【0018】表示端末器8用のカラーチップ27aは表
面に丸印が記され、ブランクチップ9用のカラーチップ
27bは無地となっている。化粧シ−ト25は格子状に
ラインが記された半透明のもので、レイアウトシート1
1の前面に重ねられてレイアウトシート11とともに覆
着されるものである。上記ブランクチップ9は外形が表
示端末器8のカバー41と略同形に形成され、端末器挿
着用孔1に着脱自在に挿着ができるようになっている。 【0019】上記端子台7は図4に示すように表示端末
器8から導出されている信号線接続用リード線35の先
端に設けた雌コネクタ12を着脱自在に接続するポスト
13を図5に示すように横一列に複数列設したプリント
基板14からなり、プリント基板14は背板6の上端部
から前方へ折り曲げた折り曲げ片6cに固定され、同極
のポスト13を共通接続する対の回路パターン39、3
9に接続された各リード線15は図6に示すように背板
6の窓孔16に臨むように背板6の下部前面に取付台1
7に取り付けた端子板18の端子金具19に接続されて
いる。 【0020】而して上記背板6を取付枠2に対して90
度回動させた状態では平片6aが取付枠2の下端後面に
当接して開いた状態が保持されており、この状態で取付
枠2の端末器挿着用孔1に表示端末器8及びブランクチ
ップ9を図7に示すように挿着するとともに、各表示端
末器8の信号線接続用リード線35の先端の雌コネクタ
12を端子台7の対のポスト13に対して挿着接続す
る。 【0021】この作業が終了した状態で軸50を中心と
して背板6を垂直方向に回動させると、上記切欠54に
取付枠2の係止片53が入り、この状態で長孔49に沿
って軸50を下方向に移動させると、つまり背板6を下
方向に移動させる、係止片53が係止受け片55の横片
を係止して背板6を支持することになる。この状態で背
板6を軸50を中心として回動させようとしても、係止
片3に係止受け片55の縦片が当たって、回動が規制さ
れるのである。このようにして背板6は取付枠2の後方
を被蔽した状態で取付枠2に支持される。勿論背板6を
倒す場合には上記の操作と逆の操作を行えば良い。 【0022】表示端末器8の挿着はレイアウトシート1
1に描いた区分エリア地図の対応する区分の適所に位置
する端末器挿着用孔1に対して行い、表示端末器8を挿
着しない端末器挿着用孔1にはブランクチップ9を挿着
する。レイアウトシート11はプレート枠5に前面側に
覆着し、最後にプレート51をプレート枠5に嵌め込ん
でレイアウトシート11を押え固定することにより取り
付けが完了する。 【0023】表示端末器8やブランクチップ9を取外す
場合にはスイッチ外し器28を用いる。この端末外し器
28は両側片28a間に表示端末器8やブランクチップ
9の後部を嵌めて両側片28aで弾性片44や56を押
さえて、端末器挿着用孔1に対する係止状態を解除する
ようになっているもので、背板6の前面側に着脱自在に
取り付けられており、必要に応じて背板6から取り外
す。 【0024】なお、表示端末器8のアドレス変更及び負
荷番号の変更を伴う場合には、アドレス設定用スイッチ
SW1及び負荷番号設定用スイッチSW2によって固有
アドレス及び負荷番号の変更を行う必要がある。このよ
うに構成した遠隔監視制御システム用表示装置はスイッ
チボックス10に収納固定されるのである。スイッチボ
ックス10にはノックアウトにより信号線等を導入する
ための孔を形成するための切り込み26を形成してい
る。 【0025】ところで各表示端末器8に内蔵される端末
器回路は、図7に示すように多重伝送信号Vsを全波整
流器DBで整流した後安定化した直流電圧を得るための
定電圧回路70と、多重伝送信号VsをトランジスタQ
1のスイッチングにより抽出する受信回路71と、トラ
ンジスタQ2のスイッチングにより抵抗R1と全波整流
器DBとを介して信号線63を短絡して電流モードの返
信信号を中央制御装置60へ返信するための送信回路7
2とからなる信号送受信部73、上記トランジスタQ1
により抽出された多重伝送信号Vsを入力して、多重伝
送信号Vsのデータを読み取り、アドレス設定用スイッ
チSW1及び負荷番号設定用スイッチSW2の設定値と
アドレスデータADとの比較判定や、制御データCDの
判定等を行って表示ランプLaを点灯/消灯させる制御
を行う制御回路74、制御回路74に基本クロックを与
える発振回路75、システムスタート時に制御回路74
にリセット信号を与えるリセット回路76、端末器の機
能をジャンパー線J1…により設定する機能設定回路7
7を備えている。 【0026】ここでアドレス設定用スイッチSW1は8
ビット構成となっており、この8ビット構成によって、
本発明表示端末器は遠隔監視制御システムとして予め個
別負荷の制御、複数の負荷をパターンで制御するパター
ン制御、更にグループ等で一斉制御を行なうグループ制
御等に割り当てているアドレス範囲を全てカバーでき、
これらの操作を行なう各種監視用端末器に対応させるア
ドレスを設定することが可能となる。 【0027】負荷番号設定用スイッチSW2は2ビット
構成で、負荷番号設定用スイッチSW2を設定すること
により通常制御用端末器3は同一アドレスで4つの負荷
の制御が行なえるようになっており、個別制御ではそれ
ぞれの負荷に対して負荷番号を割り付け、パターン制御
やグループ制御に対してはアドレスとともに組み合わせ
てパターン番号やグループ番号を設定することができ
る。 【0028】 【発明の効果】請求項1記載の発明は、個別にアドレス
が設定された複数個の端末器を一対の線路よりなる信号
線を介して中央制御装置に接続し、中央制御装置から各
端末器に対して、端末器を各別に指定するアドレスデー
タと、各端末器への送信データと、端末器から中央制御
装置への返信データを受信する期間を設定する返信待機
期間とを含む多重伝送信号を伝送するようにし、アドレ
スによって対応関係が設定されて組になっている端末器
の一方に入力された監視入力に応じて他方に接続された
負荷を制御するようにした遠隔監視制御システムに用い
られ、前面に区分エリア地図を描いたレイアウトシート
が重ねられて覆着される集中配置用のフレームユニット
にマトリックス状に多数穿設した端末器挿着用孔に着脱
自在に挿入可能な形状に形成された器体に、中央制御装
置からの多重伝送信号を受信する端末器回路部と、中央
制御装置からのアクセス時に多重伝送信号から読み取っ
た制御データに基づく端末器回路部からの制御信号で駆
動される表示ランプとを内蔵し、負荷操作を行なうため
の監視入力を取り込む端末器がアドレス設定できる範囲
に対応し、該範囲内で設定される監視入力を取り込む端
末器のアドレスと対応 関係を持って当該端末器と組とな
るアドレスが設定できるアドレス設定手段を備えて、器
体の前部には内部の表示ランプの発光によって照光され
る光透過性ランプカバーを被着して成り、器体の後部に
は端末器回路部に一端を接続して信号を入力するリード
線を収める溝を形成し、リード線の他端にはフレームユ
ニットに設けた端子台に接続するコネクタを設けたの
で、フレームユニットの挿着用孔に挿入するだけで、取
付けることができるため、従来のような配線器具用の取
付枠を必要とせず、盤等の表面パネルに挿着用孔を穿設
すれば、盤の表面パネルにも取付けることが可能とな
り、しかも配線器具用取付枠によって大きさが限定され
ることがないから、小型に製作することも可能で、また
端末器回路部を内蔵しているため、監視入力用の端末器
との組み合わせで在室表示等のシステムの構築も容易に
行なえるという効果がある。さらに、負荷操作を行なう
ための監視入力を取り込む端末器に割り当てられるアド
レス範囲に全て対応関係を持たせることが可能なアドレ
ス設定手段を備えたものであるため個別操作に用いる監
視入力用の端末器以外に、パターン制御や、グループ制
御等複数の負荷を一度に操作する監視入力用の端末器の
アドレスにも対応させることが可能となるという効果が
ある。
図である。 【図2】同上のフレームユニットへの取付けを示す分解
斜視図である。 【図3】同上のフレームユニットの背板の開成状態を示
す斜視図である。 【図4】同上のフレームユニットの端子台の使用説明図
である。 【図5】同上のフレームユニットの端子台の一部省略せ
る正面図である。 【図6】同上のフレームユニットの信号線接続用の端子
板の取付け状態を示す一部省略せる拡大斜視図である。 【図7】同上の表示端末器とブランクチップの挿着説明
図である。 【図8】同上の端末器回路部の回路構成図である。 【図9】遠隔監視制御システムの構成図である。 【図10】遠隔監視制御システムの多重伝送信号の説明
図である。 【図11】(a)は従来例の正面図である。 (b)は同上の側面図である。 (c)は同上の下面図である。 【符号の説明】 8 表示端末器 30 器体 31 プリント基板 37 ランプカバー 42 窓孔 43 係止突起 44 弾性片 La 表示ランプ SW1 アドレス設定用スイッチ SW2 負荷番号設定用スイッチ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 個別にアドレスが設定された複数個の端
末器を一対の線路よりなる信号線を介して中央制御装置
に接続し、中央制御装置から各端末器に対して、端末器
を各別に指定するアドレスデータと、各端末器への送信
データと、端末器から中央制御装置への返信データを受
信する期間を設定する返信待機期間とを含む多重伝送信
号を伝送するようにし、アドレスによって対応関係が設
定されて組になっている端末器の一方に入力された監視
入力に応じて他方に接続された負荷を制御するようにし
た遠隔監視制御システムに用いられ、前面に区分エリア
地図を描いたレイアウトシートが重ねられて覆着される
集中配置用のフレームユニットにマトリックス状に多数
穿設した端末器挿着用孔に着脱自在に挿入可能な形状に
形成された器体に、中央制御装置からの多重伝送信号を
受信する端末器回路部と、中央制御装置からのアクセス
時に多重伝送信号から読み取った制御データに基づく端
末器回路部からの制御信号で駆動される表示ランプとを
内蔵し、負荷操作を行なうための監視入力を取り込む端
末器がアドレス設定できる範囲に対応し、該範囲内で設
定される監視入力を取り込む端末器のアドレスと対応関
係を持って当該端末器と組となるアドレスが設定できる
アドレス設定手段を備えて、器体の前部には内部の表示
ランプの発光によって照光される光透過性ランプカバー
を被着して成り、器体の後部には端末器回路部に一端を
接続して信号を入力するリード線を収める溝を形成し、
リード線の他端にはフレームユニットに設けた端子台に
接続するコネクタを設けたことを特徴とする遠隔監視制
御システム用表示端末器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20088792A JP3440476B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 遠隔監視制御システム用表示端末器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20088792A JP3440476B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 遠隔監視制御システム用表示端末器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0654377A JPH0654377A (ja) | 1994-02-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3440476B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3662972B2 (ja) | 1994-06-27 | 2005-06-22 | 株式会社林原生物化学研究所 | 非還元性糖質とその製造方法並びに用途 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20088792A patent/JP3440476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0654377A (ja) | 1994-02-25 |
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