JP3440276B2 - 電線間の止水方法及び止水用治具 - Google Patents

電線間の止水方法及び止水用治具

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wire
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブチルゴムの内部
に複数の電線を埋め込み、各電線間にブチルゴムを充填
させることで、各電線間の止水を図った電線間の止水方
法及びそれに用いる止水用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は、弾性グロメット41内を挿通
したワイヤハーネス42の各電線間の防水を行うための
一手段を示すものである。すなわち、グロメット41内
に樹脂シール材44を充填して固化させることで、電線
43,43間の隙間をシール材44で埋めて、グロメッ
ト41の外部から各電線間を通って車室側45に水が浸
入するのを防止したものである。
【0003】しかしながら、この止水手段にあっては、
シール材44の充填に大がかりな装置が必要な上に、シ
ール材44が流れ落ちないように作業をするのが困難で
あり、さらに、電線43間が完全にシールされたか否か
を確認することができないといった問題があった。
【0004】そこで、図20に示す如く、グロメットを
装着する前に、U字状の布線具46に複数本の電線(被
覆電線)47を配索した状態で、電線47の外周にブチ
ルゴムシート48を巻き付けて、治具等で径方向に圧縮
し、図21の如くブチルゴム48aの内部に電線47を
埋め込むという手法が採用された。電線47,47間に
ブチルゴム48aを充填した後、図22の如くグロメッ
ト41に電線47を挿通し、止水部49を小径部50内
に位置させるのである。
【0005】この手段によれば、グロメット41のない
状態でブチルゴム48aの外観状態を目視確認できる
上、ブチルゴム48aがシール材44のように流れ落ち
ないので作業性がよいという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この止
水手段にあっても、ワイヤハーネス内部(各電線47
間)へのブチルゴム48aの充填状態は確認しにくく、
また、電線47間へのブチルゴム48aの充填状態がば
らつきやすく、特に電線本数が多くて電線束径が太い場
合には、電線47間にブチルゴム48aが充填されにく
く、止水性が落ちるという問題があった。
【0007】本発明は、上記した点に鑑み、各電線間に
防水用のブチルゴムを確実に充填できて、止水性を向上
させ得る電線間の止水方法及び止水用治具を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、水平な基板部に複数本の電線位置決めピ
ンを等ピッチで並列に且つ前後二列に立設し、並列に隣
接する各電線位置決めピンの間に電線を挿通させた後、
前後二列の電線位置決めピンの間で該電線の上に電線横
断方向にブチルゴムシートを配置し、あるいは、前後二
列の電線位置決めピンの間にブチルゴムシートを配置し
た後、並列に隣接する各電線位置決めピンの間に該ブチ
ルゴムシートの上で電線を挿通させ、該前後二列の電線
位置決めピンの間にクランプの押圧ヘッドを進入させて
該ブチルゴムシート又は該電線を押圧し、該電線を該ブ
チルゴムシート内に埋め込むことを特徴とする電線間の
止水方法(請求項1)を採用する。前記複数本の電線と
前記ブチルゴムシートとを互い違いに二層ないしそれ以
に重ね合わせた後、前記押圧ヘッドによる押圧操作を
行うことも有効である(請求項2)。前記電線の埋め込
み後に前記ブチルゴムシートを略柱状に丸めて止水部を
構成する(請求項3)。また、基板部上で電線径方向に
等ピッチで並列に且つ電線長手方向の前後二列に立設さ
れた複数本の電線位置決めピンと、該二列の電線位置決
めピンの間に進入可能なブチルゴム押圧用のクランプの
押圧ヘッドとを備え、隣接する各電線位置決めピンの間
に挿通させた電線を、該二列の電線位置決めピンの間で
ブチルゴムシート内に埋め込み可能としたことを特徴と
する止水用治具(請求項)を採用する。前記クランプ
の高さ方向位置を調整可能としたり(請求項)、ある
いは、前記ブチルゴムシートの積層最大高さに合わせて
前記クランプを固定し、該ブチルゴムシートの積層高さ
の違いを吸収するスペーサを前記二列の電線位置決めピ
ンの間にセットする(請求項)ことも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図4は、本発
明に係る電線間の止水方法の概念とも言える一実施例を
示すものである。
【0010】この方法は、先ず図1(a)(b)の如く、一枚
のブチルゴムシート1を平面的にセットした状態で、ブ
チルゴムシート1上に複数本の電線2をほぼ均一なピッ
チで並列に載置し、次いで図2の如く、各電線2を押圧
してブチルゴムシート1内に埋入させる。
【0011】一枚のブチルゴムシート1上に配置される
電線2の本数は10本程度を限度とする。ブチルゴムシ
ート1を一枚のみ使用する場合は、電線2の埋入量は図
2の如く少なくとも電線径の半分以上、好ましくは図2
の状態よりもさらに深く、電線径と同程度にする。当
然、ブチルゴムシート1の板厚は電線2の外径よりも厚
く設定することが好ましい。電線2を埋入した後、ブチ
ルゴムシート1を例えば寿司巻き状に丸めることで、ワ
イヤハーネスの形態を得る。ブチルゴム1aは各電線
2,2間に隙間なく充填されることになる。
【0012】それ以上の電線本数に対しては図3〜図4
に示す方法を用いる。すなわち、先ず一層目のブチルゴ
ムシート1上に10本程度を限度として電線2を載置す
る。次いで、その電線2の上に二層目のブチルゴムシー
ト3を載置し、そのブチルゴムシート3の上に10本程
度を限度として電線4を載置する。その電線4の上に三
層目のブチルゴムシート5を載置する。
【0013】ここで、少なくとも二層目のブチルゴムシ
ート3の板厚は電線径よりも厚いことが必要である。ま
た、一段目の電線2と二段目の電線4とは同一のもので
も径の異なるものであっても構わない。電線2同士ある
いは電線4同士の間では電線径は同一であることが好ま
しい。
【0014】次いで図4の如く三層目のブチルゴムシー
ト5の上から図示しない治具で各ブチルゴムシート5,
3,1を圧縮する。これにより、一段目の電線2が一層
目と二層目の各ブチルゴムシート1,3にほぼ半径分ず
つ埋め込まれ、同様に二段目の電線4が二層目と三層目
の各ブチルゴムシート3,5にほぼ半径分ずつ埋め込ま
れる。各電線2,4はブチルゴムシート1,3,5内に
隙間なく埋め込まれる。
【0015】そして、ブチルゴムシート1,3,5を例
えば断面円形状に丸めることで、ワイヤハーネスの形態
を得る。なお、ブチルゴムシート1,3,5は三層に限
らず、電線2,4の本数によってそれ以上に多層化する
ことができる。また、図2の如く電線2を一段にした場
合でも、電線2の上に二層目のブチルゴムシート3を載
置して圧縮することで、一段目の電線2を上下のブチル
ゴムシート1,3でサンドイッチ状に挟み込むことが可
能である。
【0016】図5〜図17は、本発明に係る止水用治具
を含む電線間の止水方法の詳細を示すものである。この
止水用治具7は、水平な基板部8上に複数本の垂直な電
線位置決めピン9,10を等間隔で且つ電線長手方向の
前後二列に配設し、前後二列の電線位置決めピン9,1
0の間において、クランプ11でブチルゴムシート1
2,13(図11)を圧縮可能としたものである。
【0017】図5の如く、基板部8は長方形状に形成さ
れ、略L字型の治具フレーム14の垂直壁15の上部に
おいて底板部16と対向する如く水平に突設されてい
る。垂直壁15の上部には、基板部8に隣接して電線挿
通用の矩形状の切欠部17が形成されている。基板部8
の一側にクランプ11が固定され、クランプ固定部18
から基板部8の他側にかけて電線横断方向に二列に位置
決めピン9,10が立設されている。
【0018】位置決めピン9,10は一例としてピン径
が2mm、ピン長さが40mmのものを使用し、ピンピッチ
が3mm、二列のピン間距離が20mmに設定される。これ
らの数値は使用する電線19の径に応じて変更される。
位置決めピン9又は10の本数は片側で12本程度(前
後両側で24本程度)あれば十分である。
【0019】クランプ11は市販品に少し手を加えたも
のであり、図6にも示す如く、固定部18に立設された
支持板20と、支持板20の一側において下軸21で回
動自在に支持された押圧リンク22と、支持板20の他
側において下軸23で回動自在に支持された中間リンク
24と、押圧リンク22と中間リンク24の各上軸2
5,26で連結された操作レバー27と、押圧リンク2
2にボルト28とナット29で固定された長方形板状の
押圧ヘッド30(本実施例のために付加したもの)とで
構成されている。
【0020】押圧ヘッド30とレバー27とはゴム等の
引張部材31(図5)で連結してもよい。押圧ヘッド3
0の前後幅寸法は、前記位置決めピン9,10間の距離
20mmに対応して15mmに設定される。クランプ11の
締圧能力は280Kg程度である。押圧ヘッド30に弾性
圧縮作用及び離型作用を持たせるためにゴム部材を被着
させてもよい。
【0021】上記クランプ11においてレバー27を起
立方向に回動させることで、押圧リンク22が押圧ヘッ
ド30と一体に起立方向に回動する。引張部材31はこ
の状態を保持し、位置決めピン9,10間への電線19
のセットを行い易くする。レバー27を水平方向に回動
させることで、押圧リンク22は押圧ヘッド30と一体
に水平方向に回動する。これによりブチルゴムシート1
2,13の圧縮が可能となる。
【0022】以下に電線間の止水方法を説明する。先
ず、図5,図7の如く、隣接する各位置決めピン9,1
0の間に一段目の電線19を配索(配線)する。ここで
電線19の弛みや重なり及びクロス配索がないように注
意する。これにより、複数本の電線19が等間隔に離間
した状態にセットされる。なお、前後二列の位置決めピ
ン9,10の間において基板部8には離型紙37を敷い
て、ブチルゴムシート12(図8)が基板部8に貼り付
くのを防止する。
【0023】次いで、図8,図9の如く、電線19の上
に一層目のブチルゴムシート12を載置する。ブチルゴ
ムシート12の板厚は電線19の径よりも厚いことが好
ましい。
【0024】さらに、図10の如く、一層目のブチルゴ
ムシート12の上に二段目の電線32を配索する。各電
線32は各位置決めピン9,10の間に挿通させること
は言うまでもない。本例で電線19,32は同一径のも
のである。
【0025】さらに、図11,図12の如く、前後二列
の位置決めピン9,10の間において、二段目の電線3
2の上に二層目のブチルゴムシート13を載置する。こ
の際、ブチルゴムシート13の折れや著しい変形がない
ように注意する。ブチルゴムシート13の上に離型紙を
載せてもよい。
【0026】この状態で、図13,図14の如く、クラ
ンプ11のレバー27を水平方向に押圧して、押圧ヘッ
ド30で二層のブチルゴムシート12,13を基板部8
に向けて矢印イの如く押圧圧縮する。これにより、図1
4,図15の如く各ブチルゴムシート12,13の内部
に各電線19,32が埋め込まれる。すなわち、一段目
の電線19は全径に渡り一層目のブチルゴムシート12
内に埋め込まれ、二段目の電線32は二層目のブチルゴ
ムシート13内に外径の半分以上が埋め込まれ、残りの
外径部分32aが一層目のブチルゴムシート12の上部
に埋め込まれる。
【0027】この状態で、ブチルゴムシート12,13
を例えば図14の矢印ロの如く一層目のブチルゴムシー
ト12を内側にして寿司巻き状(のり巻き状)に丸める
か、あるいは螺旋状に巻くことで、一層目のブチルゴム
シート12における電線19の埋め込み隙間33にブチ
ルゴム12aが完全に充填され、図16のような短円柱
状の止水部34が完成する。外側に二層目のブチルゴム
シート13が位置している。
【0028】なお、電線19,32の本数(回路数)に
応じて電線を三段ないしそれ以上に配索し、ブチルゴム
シート12,13もそれに応じて三層ないしそれ以上に
重合させる。
【0029】最後に、図17の如く、止水部34及びそ
の前後にビニルテープ35をハーフラップにて固く巻き
付ける。この状態で、ゴム製の防水グロメット(図示せ
ず)の内部に止水部34を挿着固定する。上記止水作業
はワイヤハーネス製造工程で行うことができる。
【0030】また、ブチルゴムシート12,13を二
層、三層と重ねていくのに応じて、クランプ11(図
5)の高さをねじ軸等の高さ調整機構(図示せず)で変
化させる必要があるが、むしろクランプ11を、例えば
図18(a) の三層のブチルゴムシート12,13,36
の高さH1 (積層最大高さ)に位置決め固定し、図18
(b) の一層のブチルゴムシート12を圧縮する場合に
は、図18(c) の如くスペーサ38を用いて、スペーサ
38上に電線19とブチルゴムシート12をセットする
ことで、クランプ11の高さはそのままで、電線19と
ブチルゴムシート12を嵩上げする方が作業的には楽で
ある。
【0031】図18(a) と図18(c) における全高H1
は同一であり、スペーサ38の高さH3 は全高H1 から
一層目の高さH2 を引いた値である。ブチルゴムシート
12,13を二層に重ねる場合は、H1 −2H2 の高さ
のスペーサを用いる。なお、スペーサ38をブチルゴム
シート12の上に置いてもよい。また、クランプ11の
押圧ヘッド30を押圧リンク22に揺動自在に設けるこ
とで、ある程度の積層高さの違いは吸収できる。
【0032】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、ブチルゴムシート内に電線が間隔を空けて埋め込
まれ、各電線間にブチルゴムが隙間なく充填される。そ
れにより、請求項の丸め作業で、各電線間が確実に止
水される。また、電線がブチルゴムシート上に展開され
た状態で埋め込まれるから、ブチルゴムの充填状態を容
易且つ確実に目視確認できる。また、請求項記載の発
明によれば、請求項1の効果に加えて、電線が上下のブ
チルゴムシートの間に挟まれて完全に外部から遮断され
るから、請求項の丸め作業で、各電線が確実に離間
し、一層隙間ができにくくなる。また、電線本数が多い
場合でも、電線間にブチルゴムが確実に充填され、確実
に止水が行われる。また、請求項記載の発明によれ
ば、防水グロメットの内部に止水部を嵌合配置すること
で、ワイヤハーネスにおける確実な止水が達成される。
【0033】また、請求項記載の発明によれば、電線
位置決めピンで各電線が等ピッチに離間され、且つ前後
二列の電線位置決めピンの間で電線が平行に位置するか
ら、各電線間にブチルゴムがばらつきなく安定して充填
される。また、止水用治具を用いることで、電線のばら
し・ブチルゴムの充填が効率良く行われ、作業時間が短
縮される。また、請求項5,6記載の発明によれば、ブ
チルゴムシートを多層化した際に、クランプでブチルゴ
ムシートを確実に押圧(圧縮)できる。特に請求項
載の発明によれば、請求項におけるクランプの高さ調
整に較べて、スペーサのセットの方が作業が楽であり、
電線及びブチルゴムシートの正確なセット高さを簡単に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の電線間の止水方法における電線
セット状態を示す斜視図、(b)は同じく縦断面図であ
る。
【図2】電線をブチルゴムシートに埋め込んだ状態を示
す縦断面図である。
【図3】電線とブチルゴムシートを多層にセットした状
態を示す縦断面図である。
【図4】同じく電線をブチルゴムシートに埋め込んだ状
態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の止水用治具に電線をセットした状態を
示す斜視図である。
【図6】クランプを示す側面図である。
【図7】電線位置決めピンの間に電線をセットした状態
を示す平面図である。
【図8】電線の上にブチルゴムシートをセットした状態
を示す斜視図である。
【図9】同じく電線の上にブチルゴムシートをセットし
た状態を示す縦断面図である。
【図10】ブチルゴムシートの上に二段目の電線をセッ
トした状態を示す斜視図である。
【図11】電線の上に二層目のブチルゴムシートをセッ
トした状態の斜視図である。
【図12】同じく二層目のブチルゴムシートをセットし
た状態の縦断面図である。
【図13】ブチルゴムシートをクランプで圧縮した状態
を示す斜視図である。
【図14】同じくブチルゴムシートを圧縮した状態を示
す縦断面図である。
【図15】ブチルゴムシートの圧縮を完了した状態を示
す平面図である。
【図16】ブチルゴムシートを丸めて止水部を構成した
状態を示す平面図である。
【図17】止水部にテープを巻き付けた状態を示す平面
図である。
【図18】(a) は電線とブチルゴムシートを三層にセッ
トした状態の縦断面図、(b) は一層にセットした状態の
縦断面図、(c) はスペーサでセット位置を嵩上げした状
態の縦断面図である。
【図19】一従来例を示す縦断面図である。
【図20】他の従来例の止水方法を示す斜視図である。
【図21】同じく従来の止水構造を示す縦断面図であ
る。
【図22】同じく止水部をグロメット内に挿着した状態
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,3,5,12,13,36 ブチルゴムシート 2,4,19,32 電線 7 止水用治具 9,10 電線位置決めピン 11 クランプ 30 押圧ヘッド 34 止水部 38 スペーサ H1 積層最大高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/22 H01B 7/282 H01B 7/00 301 H01B 13/00 513 H01B 17/58

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平な基板部に複数本の電線位置決めピ
    ンを等ピッチで並列に且つ前後二列に立設し、 並列に隣接する各電線位置決めピンの間に電線を挿通さ
    せた後、前後二列の電線位置決めピンの間で該電線の上
    に電線横断方向にブチルゴムシートを配置し、 あるいは、前後二列の電線位置決めピンの間にブチルゴ
    ムシートを配置した後、並列に隣接する各電線位置決め
    ピンの間に該ブチルゴムシートの上で電線を挿通させ、 該前後二列の電線位置決めピンの間にクランプの押圧ヘ
    ッドを進入させて該ブチルゴムシート又は該電線を押圧
    し、 該電線を該ブチルゴムシート内に埋め込むことを特
    徴とする電線間の止水方法。
  2. 【請求項2】 前記複数本の電線と前記ブチルゴムシー
    トとを互い違いに二層ないしそれ以上に重ね合わせた
    後、前記押圧ヘッドによる押圧操作を行うことを特徴と
    する請求項1記載の電線間の止水方法。
  3. 【請求項3】 前記電線の埋め込み後に前記ブチルゴム
    シートを略柱状に丸めて止水部を構成することを特徴と
    する請求項1又は2記載の電線間の止水方法。
  4. 【請求項4】 基板部上で電線径方向に等ピッチで並列
    に且つ電線長手方向の前後二列に立設された複数本の電
    線位置決めピンと、該二列の電線位置決めピンの間に進
    入可能なブチルゴム押圧用のクランプの押圧ヘッドとを
    備え、 隣接する各電線位置決めピンの間に挿通させた電線を、
    該二列の電線位置決めピンの間でブチルゴムシート内に
    埋め込み可能としたことを特徴とする止水用治具。
  5. 【請求項5】 前記クランプの高さ方向位置を調整可能
    としたことを特徴とする請求項4記載の止水用治具。
  6. 【請求項6】 前記ブチルゴムシートの積層最大高さに
    合わせて前記クランプを固定し、該ブチルゴムシートの
    積層高さの違いを吸収するスペーサを前記二列の電線位
    置決めピンの間にセットすることを特徴とする請求項5
    記載の止水用治具。
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