JP3440136B2 - 集合電子部品 - Google Patents

集合電子部品

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、たとえばハイブリッ
ドICやマルチチップモジュール等、基板上に複数種
類、複数個の電子部品を搭載して一定の機能を達成する
ように構成される集合電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】たと
えば、電界効果トランジスタ(FET)を搭載部品の一
部に採用してハイブリッドICを構成する場合がある。
この場合、FETは気密封止する必要があることから、
あらかじめチップがセラミックパッケージ内に封止され
ている。したがって、ハイブリッドICとしての基板上
には、セラミックパッケージされたFETがそのリード
を基板上の配線パターンにハンダ付けすることによって
搭載されることになる。
【0003】ところで、セラミックパッケージ型FET
とこれを用いたハイブリッドICの双方を製造する能力
をもつ製造者にとっては、FETチップをいったんセラ
ミックパッケージ内に封止する工程と、こうして得られ
たFETをハイブリッドIC基板上にハンダ付けすると
いう工程を経て上記ハイブリッドICを製造していたの
であり、工程が複雑であるとともに、FETに関して電
気的接続部分が増えてこれがハイブリッドICの信頼性
の向上を阻害する要因となっていた。また、セラミック
パッケージ型のFETにはリードが必然的に付属してお
り、これをハンダを用いてハイブリッドIC基板に固定
した状態において、FETの周波数特性が悪化する問題
もあった。
【0004】また、GaAs半導体素子等、気密封止が
必要な素子を含む複数個の電子部品が搭載される、特に
高周波型の回路を構成するマルチチップモジュールにお
いては、図7に示すように、周囲が一定高さの凸壁aで
囲まれたセラミックパッケージ基板b上に所定の半導体
素子cをボンディングするとともに必要なワイヤボンデ
ィングを行い、このセラミックパッケージ基板bの上面
開口を同じくセラミック製の蓋部材dで封止した形態を
もつものがある。
【0005】しかしながら、上記の構成をもつマルチチ
ップモジュールは、パッケージ基板が比較的大きいため
に上記蓋部材で封止するべき周囲長さが長いため、完全
な密封が困難であるという問題がある。また、ワイヤボ
ンディングの品質に悪影響を及ぼすことになる等の理由
により、同一のパッケージ基板上にチップ抵抗器等の他
のチップ部品をハンダ付けによって搭載することが不適
となる。そのため、使用しうる電子部品の種類が限ら
れ、マルチチップモジュールとしての構成の自由度が制
限されてしまうという問題もある。
【0006】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、気密封止するべき電子部品が搭載
される集合電子部品において、その気密封止をより確実
に達成することができるとともに、他のチップ部品をハ
ンダ付けによっても問題なく搭載することができ、しか
も、工程の簡略化および信頼性の向上をも達成できるよ
うにすることをその課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の各技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願の請求項1に記載した発明
は、基板上に複数種類の電子部品または電子素子が搭載
されてなる集合電子部品であって、上記基板上にチップ
ボンディングおよびワイヤボンディングを施すことによ
って搭載された特定の電子素子のみをカバー体を用いて
気密封止している一方、上記特定電子素子は上記基板上
の上記カバー体で囲まれた領域に形成されたパッドに対
してワイヤボンディングによって結線されるとともに、
上記パッドはスルーホールを介して上記基板の裏面に形
成された配線パターンに導通させられており、かつ、上
記カバー体は、導電性材料で形成されるとともに、基板
表面に形成されたグランドパターンに接続されているこ
とを特徴としている。
【0009】好ましい実施例において上記カバー体は、
上記基板上の上記特定電子素子を所定高さで取り囲む直
立壁部と、この直立壁部の上部開口を塞ぐ蓋部とを有し
た形態をもっており(請求項2)、かつ、このカバー体
の上記直立壁部と上記蓋部とは、一体であっても、別体
のものを組立て段階において接合するようにしたもので
あってもよい(請求項3)。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の作用および効果】本願発明の集合電子部品にお
いては、基板上に搭載される複数種類、複数個の電子部
品のうち、気密封止をするべき特定の電子素子のみを、
カバー体を用いて封止している。したがって、気密封止
するべき範囲が限定されているために上記カバー体も小
型軽量のものでよく、また、カバー体と基板との間を気
密接続する長さも短くなり、封止の完全性を図ることが
できるようになる。
【0013】たとえば、上記特定電子素子がFET素子
である場合、本願発明によれば、このFET素子を基板
上の特定領域にボンディングするとともに所定のワイヤ
ボンディングを施すことによって集合電子部品としての
基板上に搭載することができるので、従来のように、F
ET素子をまずセラミックパッケージ内に封止し、そう
してさらにこのセラミックパッケージ型FETをそのリ
ードを基板にハンダ付けすることにより搭載することに
比較し、工程が簡略化されるし、基板に対する電気的導
通の確実性が向上する。
【0014】そして、上記特定電子素子に限定してその
周囲がカバー体によって気密封止されているので、基板
上のその他の領域には何ら問題なく、他のチップ部品等
をハンダ付けによって簡便に搭載することができる。し
たがって、集合電子部品を構成するために用いる電子部
品の形態および種類が増大し、集合電子部品の構成の自
由度が従来に比較して飛躍的に向上する。
【0015】上記カバー体は、基板上の上記特定電子素
子を所定高さで囲む直立壁部と、この直立壁部の上部開
口を塞ぐ蓋部を有する形態のものが好適に用いられ(請
求項2)、上記直立壁部と上記蓋部とが一体に形成され
る場合には、部品点数が削減されて組立てがさらに簡便
に行えるし、上記直立壁部と上記蓋部とが別体に形成さ
れる場合には、直立壁部の内部に上記特定電子素子をボ
ンディングするとともに所定のワイヤボンディングをし
て状態において検査をした後、蓋部材によって開口を封
止するという組立て手順を採用して、信頼性の向上に資
することもできる。
【0016】上記カバー体の材質、および、このカバー
体を基板上に気密接続するための手段は問わない。カバ
ー体は、セラミック等の絶縁性材料のほか、アルミニウ
ム等の導電性金属を必要に応じて選択して用いることが
でき、このようなカバー体は、導電性または絶縁性接着
材等を必要に応じて選択して用いて基板上に気密接続さ
れる。
【0017】さらに、本願発明においては、カバー体内
に配置される特定電子素子を電磁シールドするべく上記
カバー体を導電性材料で形成するとともに、このカバー
体を基板表面に形成したグランドパターンに接続してい
る。そして、上記特定電子素子は、カバー体で囲まれる
領域に形成したパッドに対してワイヤボンディングによ
り結線されるとともに、このパッドは、スルーホールを
介して基板裏面に形成された配線パターンに導通させら
れている。このように上記パッドをスルーホールを介し
て基板裏面に導通させる理由は、カバー体が載る基板面
に環状のグランドパターンを形成してこれに対して上記
カバー体を接続することにより、カバー体を基板に対し
て適正に気密接続できるようにするためである。
【0018】このように構成することにより、上述した
作用効果に加えて、上記特定電子素子としてFET等、
外部磁気に敏感な素子が選択される場合に、その性能特
性を保証することができる効果を奏する。すなわち、電
磁気の存在に左右されずに一定の特性を発揮しうる集合
電子部品を都合よく提供することが可能となるのであ
る。
【0019】
【0020】
【実施例の説明】以下、本願発明の実施例を、図面を参
照しつつ具体的に説明する。
【0021】図1および図2は、本願発明の集合電子部
品1の第1の実施例を示す。セラミック等でできた所定
の大きさの基板2上には、種々の電子部品または電子素
子3が搭載される。そのうち、たとえば、FETやGa
As半導体素子等、気密封止が必要な高周波型の特定の
素子3aのみが、カバー体4によって封止される。
【0022】上記基板2上には、これに搭載される電子
部品等が協働して一定の機能を達成する回路が形成され
るように、所定の配線パターン(図示略)が形成されて
いる。そして、その所定の部位を囲むようにして、上記
カバー体4の一部を形成する所定高さの枠状の直立壁部
4aが形成される。
【0023】上記直立壁部4aは、上記基板2をアルミ
ナセラミック等のセラミックによって形成する場合、次
のようにして形成される。すなわち、グリーンシートの
状態において、タングステンペーストを用いた印刷法に
より、配線パターンが形成される。そして、その所定の
部位に、焼成前の半乾き状のセラミック材料でできた枠
状の直立壁部4aが上記グリーンシート上に搭載され
る。そうして、この基板半製品を焼成固化することによ
り、上記直立壁部4aが一体に搭載されるとともに、こ
の直立壁部4aと基板上面との間に配線パターンが適正
に引き回されたものができあがる。タングステンペース
トが固化して形成された配線パターンの所定部位には、
後述のワイヤボンディングを適正に行うべく、たとえば
金メッキが施される。
【0024】そして、上記直立壁部4aの内部におい
て、上記特定素子3aがボンディングされるとともに、
その上面パッドと基板上の配線パターン6間がワイヤボ
ンディング7によって結線される。ついで、上記直立壁
部4aの上部開口が、蓋部材4bによって気密状に封鎖
される。それには、たとえばAu・Snハンダが好適に
用いられる。なお、この実施例の場合、上記カバー体4
の材質としては、上記基板2および上記直立壁部4aと
同じアルミナセラミック等の絶縁性材料が好適である。
【0025】上記Au・Snハンダは、融点が約280
ないし300℃であり、密着性に優れるとともに、酸化
防止機能を持つという特性をもっている。したがって、
本願発明のように、カバー体4によって内部にチップ状
の電子素子を信頼性をもって気密封止するにはきわめて
好適である。
【0026】上記のようにして、特定電子素子3aがカ
バー体4内に気密封止されるため、基板2上の他の領域
には、チップ抵抗器等の他のチップ部品3を問題なくハ
ンダ付けによって搭載可能である。ハンダ付け時の熱が
上記特定電子素子のワイヤボンディング部に悪影響を及
ぼしたり、ハンダがワイヤボンディング部に付着すると
いう不具合が生じないからである。また、ハンダの融点
は、上記Au・Sn合金よりも低いため、上記電子部品
のハンダ付けは、問題なく行える。これにより、集合電
子部品1の構成要素として選択できる電子部品あるいは
電子素子の範囲が広がり、集合電子部品1の構成の自由
度が飛躍的に高まる。
【0027】図1および図2に示す第1の実施例では、
上記カバー体4は、直立壁部4aと蓋部材4bとの2部
材構成としているが、図3および図4に示す第2の実施
例のように、直立壁部4aと蓋部材4bとを一体化した
ものとすることもできる。このようにすると、部品点数
が減じられ、組立て工数もそれだけ簡略化される。
【0028】図5は、本願発明の集合電子部品1の第3
の実施例の要部断面を示す。基板2上には、特定電子素
子である半導体チップ3aがボンディングされている。
この半導体チップ3aの近傍には、ワイヤボンディング
用パッド6aが形成されており、このパッド6aと上記
チップ3a上のパッド間がワイヤボンディング7によっ
て結線される。上記パッド6aは、スルーホール8を介
して基板2の裏面に形成された配線パターン6に導通さ
せられている。なお、このスルーホール8は、基板の表
裏間の空気流通を阻止しうるように、たとえば樹脂等で
埋められる。
【0029】一方、上記半導体チップ3aがボンディン
グされ、かつ上記ワイヤボンディング7がなされる領域
を囲むようにして、閉じたグランドパターン9が形成さ
れている。このグランドパターン9は、基板2の上記領
域を除く全面に形成される場合、この基板は、高周波特
性に優れたマイクロストリップ基板と同等の機能を発揮
するようになる。しかしながら、このクランドパターン
9は、後述するカバー体4の下面と基板2との間に挟ま
れる環状に形成してももちろんよい。
【0030】上記グランドパターン9に載せるようにし
て、たとえば、コバール等の導電性材料でできたカバー
体4が導電性をもつ接合剤10を用いることによって接
続される。このような接合剤10としては、第1の実施
例において説明したAu・Snハンダを好適に用いるこ
とができる。このAu・Snハンダは、良好な導電性を
もっているとともに、前述したように、密着性に優れ、
しかも酸化防止機能に優れているからである。上記グラ
ンドパターン9は、基板上適宜引き回された後、グラン
ド用端子等に接続される。
【0031】上記から明らかなように、図5に示す第3
の実施例においては、特定電子素子3aが導電性材料で
できたカバー体4によって適正に電磁気シールドされる
ことになる。したがって、このように気密封止されると
ともに電磁気シールドされた特定電子素子3aを搭載す
る集合電子部品1は、上記第1の実施例について述べた
作用効果に加えて、電磁気の存在にかかわらず所定の機
能・性能を達成することができるという、きわめて優れ
た作用効果を発揮する。
【0032】図6は本願発明の集合電子部品1の第4の
実施例の要部断面を示す。基板2には、所定の窓孔11
が形成されている。そしてこの窓孔11の下面側開口を
塞ぐようにして、銅等の放熱性をもつ材料でできた付加
基板12が、上記基板2の裏面側に接続されている。な
おこの付加基板12は、上記窓孔11を気密状に塞ぐこ
とが好ましく、上記窓孔11の裏面側周囲にたとえば銀
ロウ13を連続状に介在させることにより、接続され
る。なお、この付加基板12と上記基板2との間を接続
するのに銀ロウを用いる理由は、融点が600ないし9
00℃と高く、こうして形成された基板上に、後述する
ようにAu・Snハンダを用いてカバー体4(4b)を
配置する操作が都合よく行えるようにするためである。
【0033】上記基板2は、第1の実施例と同様、アル
ミナセラミック等の絶縁性の基板であり、その上面に所
定の配線パターン6が引き回されるとともに、上記カバ
ー体4の一部を形成する枠状の直立壁部4aがあらかじ
め設けられる。このように枠状の直立壁部4aを設ける
ための手法は、すでに第1の実施例について述べたのと
同様に手法を採用することができる。
【0034】上記付加基板12の上面には、上記基板2
の窓孔11に臨ませるようにして、所定の特定電子素子
3aがボンディングされる。そして、この特定の電子素
子3aの上面と上記基板2上の配線パターン6との間
が、ワイヤボンディング7によって結線される。最後
に、上記直立壁部4aの上部開口を気密状に塞ぐように
して、蓋部材4bが接続される。直立壁部4aと蓋部材
4bとの間の気密状接続は、前述したように、たとえば
Au・Snハンダ5を用いて行うのが都合がよい。
【0035】上記特定電子素子3aが高周波特定をもっ
ている場合、上記基板2の裏面一面にグランドパターン
9を形成しておくことが、周波数特定を維持する上で都
合がよい。すなわちこのようにすると、上記基板2が、
いわゆるマイクロストリップ基板としての機能を発揮す
ることになるからである。
【0036】上記基板2の上面には、前述した各実施例
と同様、気密封止する必要のない電子部品が、たとえば
ハンダ付け等によって搭載可能である。
【0037】この第4の実施例においては、特定素3a
が、発熱性をもつ高出力の素子であったとしても、その
作動時に発生する熱を、放熱性をもつ付加基板12を介
して適正に外部に放散させることができる。したがっ
て、高周波送信用回路を小型モジュールとして構成する
ような場合、放熱特性が優れて、回路機能を適正に発揮
できるようになる。もちろん、基板2上にハンダ付けし
うる多種類の電子部品を搭載可能であるので、この集合
電子部品の構成要素として選択しうる部品の幅が拡が
り、集合電子部品としての構成の自由度が飛躍的に高ま
るという前述の各実施例と同様の作用効果を発揮する。
【0038】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
例に限定されるものではない。基板材料としては、セラ
ミック基板、樹脂基板等、種々のものが選択可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】第1の実施例の断面図である。
【図3】本願発明の第2の実施例を示す概略斜視図であ
る。
【図4】第2の実施例の断面図である。
【図5】本願発明の第3の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図6】本願発明の第4の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 集合電子部品 2 基板 3 電子部品(または電子素子) 3a 特定電子部品 4 カバー体 4a 直立壁部 4b 蓋部(材) 5 接着材 6 配線パターン 6a ワイヤボンディング用パッド 7 ワイヤボンディング 8 スルーホール 9 グランドパターン 10 導電性接着材 11 窓孔 12 付加基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/00 - 23/10,21/60 H05K 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に複数種類の電子部品または電子
    素子が搭載されてなる集合電子部品であって、 上記基板上にチップボンディングおよびワイヤボンディ
    ングを施すことによって搭載された特定の電子素子のみ
    をカバー体を用いて気密封止している一方、上記特定電
    子素子は上記基板上の上記カバー体で囲まれた領域に形
    成されたパッドに対してワイヤボンディングによって結
    線されるとともに、上記パッドはスルーホールを介して
    上記基板の裏面に形成された配線パターンに導通させら
    れており、かつ、上記カバー体は、導電性材料で形成さ
    れるとともに、基板表面に形成されたグランドパターン
    に接続されていることを特徴とする、集合電子部品。
  2. 【請求項2】 上記カバー体は、上記基板上の上記特定
    電子素子を所定高さで取り囲む直立壁部と、この直立壁
    部の上部開口を塞ぐ蓋部とを有した形態をもっている、
    請求項1の集合電子部品。
  3. 【請求項3】 上記カバー体の上記直立壁部と上記蓋部
    とは、一体または別体である、請求項2の集合電子部
    品。
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JPH0817955A (ja) 1996-01-19

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