JP3440058B2 - 耐食性に優れた低温材料用Fe−Ni系合金 - Google Patents
耐食性に優れた低温材料用Fe−Ni系合金Info
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Description
中での耐食性に優れたFe−Ni系合金に関するものであ
る。また、本発明は、液化天然ガス (LNG)容器、ラ
インパイプ、海上施設などの低温用材料として有用なFe
−Ni系合金を提供しようとするものである。
は、電子材料の分野で用いられる材料として一般的であ
る。一方で、36wt%のNiを含有するFe−Ni系合金は、熱
膨張が小さく、低温靱性に優れることから、LNG (液
化天然ガス) の容器、ラインパイプおよび海上施設等に
利用される材料としても使用可能である。ただし、LN
Gの容器の場合、海水や低温域での耐食性に優れること
が求められる。それは、こうした容器が運搬船 (タンカ
ー) 中に設置されると、場合によっては海水と接触する
危険性があり、そのために、こうした分野で使われる材
料については、塩水に対する耐食性が要求されることに
なる。
Ni系合金については、熱膨張特性や低温特性について検
討したものはあったが、耐食性の視点から合金の成分組
成や非金属介在物の組成等について検討した例は少なか
ったのが実情である。そこで、本発明の目的は、低温特
性に優れる他、耐食性,とりわけ海水等の塩水に対する
耐食性に優れるために、LNG容器用、ラインパイプ
用、海上施設用材料などとしても有用な低温材料用Fe−
Ni系合金を提供することにある。
述した課題を解決するために、本発明は、主として介在
物の組成に着目して研究を重ねた。とくに、Fe−Ni系合
金を精錬する時に、溶鋼の脱酸剤としてSi合金鉄を用
い、脱酸時のスラグ組成を制御することにより、脱硫、
脱酸を促進し、さらに、有害なCaO系の非金属介在物の
生成を抑制することにより、主として無害なMgO・Al2
O3あるいはMgOからなる酸化物系非金属介在物を生成
させることによって、Fe−Ni系合金の耐食性を改善する
こととした。
i:0.05〜0.4 wt%、 Mn:0.1 〜0.7 wt%、Ni:30〜5
0wt%、Ca:0.003 wt%以下、Mg:0.0001〜0.002 wt
%、Al:0.001 〜0.03wt%、O:50ppm 以下、S:0.00
5 wt%以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成
分組成の合金であって、この合金中には、MgO・Al2O3
およびMgOのいずれか1種または2種からなる非金属介
在物を、全非金属介在物量に対してAl2O3とMgOとの合
計含有量で90wt%以上含むことを特徴とする耐食性に優
れた低温材料用Fe−Ni系合金である。
成分組成に加えてさらに、Nb:0.01〜0.5 wt%を含むこ
とが好ましい。より好ましくは0.01〜0.02wt%とする。
なお、本発明の合金は、耐塩水性に優れた耐食材料とし
ての用途材となることが好ましい。
るFe−Ni系合金を実験室において溶解し、1mm厚の薄板
を作成した。これらの材料を、pH=7の塩水雰囲気に
72時間浸漬することにより、耐食性を調査した。その
結果、腐食は、基本的に介在物を中心に発生することが
判明した。そして、腐食が生じた合金は、硫黄、酸素お
よびCa濃度が高いものにおいて激しいことがわかった。
さらに、介在物の組成をEDS(エネルギー分散型分析
装置)により測定したところ、その介在物の組成が、Mg
O・Al2O3およびMgOのいずれか1種または2種から
なるものの場合、腐食が軽度であった。また、介在物中
のCaO濃度が平均で30wt%を超えたものでは、腐食の進
行が顕著になることもわかった。これは、電位−PH図
からわかるように、MgO・Al2O3およびMgOは、中性
水溶液中では比較的安定であるのに対して、CaOはイオ
ンとして溶解し、介在物の周りを腐食させるためと考え
られる。
うに、C:0.005 〜0.1 wt%、Si:0.05〜0.4 wt%、M
n:0.1 〜0.7 wt%、Ni:30〜50wt%、Ca:0.003 wt%
以下、Mg:0.0001〜0.002 wt%、Al:0.001 〜0.03wt
%、O:50ppm 以下、S:0.005wt%以下、残部がFeお
よび不可避的不純物からなる成分組成を有するものであ
る。以下に、各成分組成を上記のように限定した理由を
説明する。
満では要求される耐力を充足しない。一方、0.1 wt%を
超えると、熱膨張係数が大きくなり、上述した要求に応
えられなくなってしまう。このCの好ましい範囲は、0.
01〜0.07 wt%である。
では脱酸不足となり、介在物をMgOあるいはMgO・Al2
O3に制御できなくなり、必要な耐食性の確保が難しく
なる。一方、0.4 wt%を超えると、熱膨張係数が大きく
なり、上述した要求に応えられなくなってしまう。この
Siの好ましい範囲は、0.1 〜0.3 wt%である。
にすることが望まれる。しかし、0.1 wt%未満にするに
は精錬時間が長くなり、コスト面で問題になる。そこで
本発明では、それぞれの熱膨張率に与える影響を考慮
し、Mn含有量を0.1 〜0.7 wt%とした。このMnの好まし
い範囲は、0.2 〜0.4 wt%である。
wt%を超えると腐食性が著しくなる。したがって、Sの
許容量は0.005 wt%以下とした。このSの好ましい含有
量は0.004 wt%以下である。
の合金の特徴は、200℃では36wt%、500 ℃では42wt%
付近で熱膨張率が極小値をとる。即ち、30wt%未満また
は50wt%より多いNi含有量では、熱膨張率が大きく、イ
ンバー合金として利用できない。そこで本発明では、Ni
の含有量を30wt%以上、50wt%以下と定めた。このNiの
好ましい範囲は34〜48wt%、より好ましくは35〜38wt%
の範囲である。
3系に制御するために有用な元素である。しかし、熱膨
張係数を上げる元素でもあり、この観点からは、できる
だけ低濃度にすることが望まれる。そこで、本発明で
は、このAlの含有量を 0.001〜0.03wt%と規定した。こ
のAlの好ましい範囲は、0.002 〜0.02wt%である。
介在物組成をMgOあるいはMgO・ Al2O3に制御するこ
とができなくなるため、できるだけ低くすることが好ま
しい。このOの許容濃度は50ppm 以下とし、好ましくは
40ppm 以下とする。なお、このOの量は、上述したSiに
より調節することが可能である。
昇させて耐食性に著しく悪影響を及ぼす元素である。し
たがって、極力低減することが望ましい。このような観
点から、Caは0.003 wt%以下と規定した。好ましくは0.
002 wt%以下、より好ましくは0.001 wt%以下である。
なお、このCaの主な混入元は、脱酸に使用するSi合金鉄
中に含まれる微量Caであり、この添加時期を制御するこ
とで、Ca濃度を低減できる。
O3あるいはMgOに制御するために有用な元素である。
このMgの含有量が0.0001wt%未満ではその効果が発揮で
きない。一方、0.002 wt%を超えるとノズル閉塞等の操
業上の問題を引き起こす。したがって、Mgの含有量は0.
0001〜0.002 wt%の範囲と規定した。Mgの好ましい範囲
は、0.0001〜0.001 wt%である。
効な元素である。しかし、0.5 wt%を超えると逆に熱膨
張係数が増大する。そのため、Nbを添加するときは、0.
01〜0.5 wt%とする。好ましくは0.02〜0.2 wt%、より
好ましくは0.02〜0.05wt%の範囲とする。
ためには、合金マトリックス中に含まれる酸化物形態の
非金属介在物の組成を制御することが不可欠である。本
発明において求められている非金属介在物の形態は、主
要成分がMgO・Al2O3あるいはMgOからなるものとす
る。その理由は、これらの非金属介在物については、P
H=7の中性水溶液雰囲気中で安定だからである。ま
た、発明者らが行った種々の実験から、前記非金属か材
料中に、もしCaOが混入している場合には、腐食が著し
く進行することが明らかとなった。特に、CaOが30wt%
以上混入している場合、著しく腐食する傾向が見られ
た。そのため本発明では、CaOの許容量は30wt%を上限
とするが、好ましくは5wt%程度に抑制するか、さらに
好ましくは含有しないようにする方がよい。
の量は、合計で90wt%以上、好ましくは93wt%以上、さ
らに好ましくは95wt%以上を占めることが望ましく、そ
の他にSiO2とCaOをごく少量含有することが許容され
る。
ラップやNiなどの原料60tを、Fe−36%Niの組成に調整
して電気炉で溶解し、次いで、AOD、VODのいずれ
か少なくとも一方の処理方法により、脱炭、脱りん、脱
クロムなどの酸化精錬を行う際に、酸化期のスラグを除
滓し、石灰石、螢石、珪砂をフラックスとして、所定の
塩基度に調整して精錬した合金を用いた。なお、AOD
処理においては、主にドロマイト質れんがを用いた精錬
容器を使用し、チャージによっては、ドロマイト質れん
がに加えて、一部にマグネシアクロム質れんがを用いた
精錬容器を使用した。一方、VOD処理において真空容
器内の取鍋には、ドロマイト質れんが、マグネシアカー
ボン質れんがあるいはマグネシアアルミナカーボン質れ
んがを使用した。そして、これらAODあるいはVOD
の各処理で行う脱酸は、SiあるいはSi合金鉄を投入する
ことによって行った。そしてその取鍋にて、微量成分調
整および温度制御を行ってから、普通造塊または連続鋳
造機により鋳造したものを用いた。その後は、常法に従
う熱間圧延 (普通造塊の場合、熱間鍛造後) および冷間
圧延を経て、0.7 mm厚のFe−Ni系合金板を得た。種々の
操業条件で行った結果を表1に示す。
法によって行った。 メタル組成: 蛍光X線分析により定量分析した。 スラグ組成分析: 蛍光X線分析により定量分析し
た。 介在物組成: EDS (エネルギー分散型分析装置)
により各ロット10点ずつ定量分析した。 耐食性: 塩水溶液中(3.5%NaCl) に72時間浸漬した
後、1cm2中の錆の発生個数を、肉眼でカウントした。
なお、発生頻度が5個/cm2以下であれば、要求品質を
満足するものとした。
例 (No.1〜9) は、非金属介在物の組成がすべてMgOあ
るいはMgO・Al2O3となっており、腐食試験の結果で
は、錆発生が極めて少なく (5個/cm2以下) 、良好な
結果となった。これに対し、比較例については、No.10
、16および18はそれぞれ、本発明のものよりもC,A
l,Mnが高く、熱膨張係数が要求の範囲を超えているた
め、製品として使用できなかった。比較例No.11 および
12はスラグ塩基度が低いため、No.11 では酸素が高く、
No.12 ではSが高い。そのため、介在物組成もCaO系と
なり、錆が多数観察される結果となった。No.13 ではAl
が低く、No.14 ではCaが高いため、介在物中のCaOが高
くなり、錆の発生が顕著となった。No.15 では塩基度が
7.5と極端に高くなったため、スラグの流動性が著しく
悪くなり操業自体を失敗した。また、製品が得られなか
ったNo.17 では、スラグ中のMgO濃度が高く、その結
果、溶鋼中のMg濃度がピックアップしてしまい、ノズル
閉塞を引き起こした。
に、本発明に係るFe−Ni系合金は、優れた耐食性、とく
に塩水を含む強い腐食環境において優れた耐食性を示
す。それ故に、本発明に係る低温材料用Fe−Ni系合金
は、耐海水耐塩性に優れた電子材料のみならず、LNG
容器のような低温用の用途材として有用な合金である。
Claims (4)
- 【請求項1】 C:0.01 〜0.1 wt%、 Si:0.05〜0.4 wt%、 Mn:0.1 〜0.7 wt%、 Ni:30〜50wt%、 Ca:0.003 wt%以下、 Mg:0.0001〜0.002 wt%、Al:0.001 〜0.03wt%、 O:50ppm 以下、S:0.005 wt%以下、 残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成の合金
であって、この合金中には、MgO・Al2O3およびMgOの
いずれか1種または2種からなる非金属介在物を、全非
金属介在物量に対してAl2O3とMgOとの合計含有量で90w
t%以上含むことを特徴とする耐食性に優れた低温材料
用Fe−Ni系合金。 - 【請求項2】 請求項1に記載の合金において、前記成
分組成に加えてさらに、Nb:0.01〜0.5 wt%を含むこと
を特徴とする耐食性に優れた低温材料用Fe−Ni系合金。 - 【請求項3】 液化天然ガス容器やラインパイプなどの
低温用材料として用いられることを特徴とする請求項1
または2に記載のFe−Ni系合金。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の合金が、耐塩
水性に優れた耐食材料として用いられることを特徴とす
る耐食性に優れた低温材料用Fe−Ni系合金。
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JP2000204948A JP3440058B2 (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 耐食性に優れた低温材料用Fe−Ni系合金 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002020842A JP2002020842A (ja) | 2002-01-23 |
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---|---|---|---|---|
JP4150054B2 (ja) * | 2006-06-21 | 2008-09-17 | 株式会社神戸製鋼所 | 鍛造用鋼およびその製造方法並びに鍛造品 |
-
2000
- 2000-07-06 JP JP2000204948A patent/JP3440058B2/ja not_active Expired - Lifetime
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