JP3439671B2 - 高精度時計 - Google Patents

高精度時計

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JP3439671B2
JP3439671B2 JP31048998A JP31048998A JP3439671B2 JP 3439671 B2 JP3439671 B2 JP 3439671B2 JP 31048998 A JP31048998 A JP 31048998A JP 31048998 A JP31048998 A JP 31048998A JP 3439671 B2 JP3439671 B2 JP 3439671B2
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広幸 政木
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    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G3/00Producing timing pulses
    • G04G3/02Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
    • G04G3/022Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency the desired number of pulses per unit of time being obtained by adding to or substracting from a pulse train one or more pulses

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンプリート状態
で精度の調整ができ、かつ、電源の一時除去後も精度の
再調整が不要な高精度時計に関し、より詳細には、竜頭
その他の外部入力手段の操作によって精度の調整ができ
る安価な高精度時計に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、月間±15秒の精度を保証する通
常の精度の時計と共に、年間±10秒の精度を保証する
高精度時計が販売されている。高精度時計では、ムーブ
メント状態からコンプリート状態に組み立てる際に、水
晶振動子にかかる圧力や、部品間変動する浮遊容量等に
よる精度のずれが無視できないため、コンプリート状態
で精度の調整を行う必要があった。従来、コンプリート
状態で精度の調整を行う時計としては、オフラインで一
定時間の基準信号を入力し、内部の信号と比較すること
により、基準からの歩度のずれを測定し、歩度緩急デー
タ(歩度のずれを補正する論理緩急のためのデータ)を
EEPROMその他の書込み可能な不揮発性メモリ記憶するこ
とにより、精度の調整を行う高精度時計や、特開昭56
−168187号公報に開示された、ボタン操作により
歩度緩急データを設定し、揮発性メモリに記憶すること
により、精度の調整を行うデジタル時計がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来の技術で
は、時計内部に受信回路の追加や、基準信号を出力する
新たな製造設備が必要で、また、EEPROMその他の書込み
可能な不揮発性メモリは構成部品の中で比較的高価なた
め、時計のコストアップにつながるという問題点があっ
た。一方、後者の従来技術では、電源交換の際、設定し
た歩度緩急データが消えてしまうため、歩度の再調整を
行う必要があり、また、歩度緩急データの入力にボタン
と液晶画面が必要なため、ボタンや液晶画面の無いアナ
ログ時計では高精度時計への応用ができないという問題
点があった。
【0004】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、コンプリート状態で歩度緩急データを入力すること
ができ、電源交換の際も歩度緩急データが消える事が無
く、安価な高精度時計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高精度時計
では、受信回路やボタンが無くてもコンプリート状態で
歩度緩急データの入力を可能にするため、すでに備わっ
ている竜頭から歩度緩急データを入力できる様にした。
また、この高精度時計では、電源交換の際も歩度緩急デ
ータその他のデータが消える事が無いように、書込み可
能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記憶したデ
ータが変化しないEEPROMその他のデータ記憶手段を備え
ることにした。
【0006】ここで、歩度緩急データ入力にあたり、外
部からどの様なタイミングでどの様な操作が行われたか
を判定したり、歩度緩急データ入力のための表示および
記憶されている歩度緩急データを確認するための表示
を、日車で行うようにした。また、日車以外の秒針,分
針または時針により行うこともできる。さらに、日車を
別のモータで駆動してもよいし、揺動機構を用いて同一
モータで駆動するようにしてもよい。
【0007】また、粗調整用と微調整用の2つの歩度緩
急データを別々の手段に記憶することによって、微調整
用の歩度緩急データが消えてしまった場合でも精度が大
きく狂わないようにした。つぎに、データ記憶手段とし
て、高価な書きこみ可能な不揮発性メモリの代わりに揮
発性メモリ及び電力バックアップ用コンデンサを併用
し、コストを低減するようにした。さらに、電源が抜き
取られたことを検出する電源抜き取り検出手段と、発振
手段の発振を停止もしくは再開させるをように制御する
発振制御手段とによって、電源の消耗を抑えるようにし
た。
【0008】また、データ保持判定手段によって、前記
データ記憶手段のデータが保持されているか否かを判定
するようにし、その判定結果を、表示手段に表示するよ
うにした。ここで、前記発振制御手段が電源が抜き取ら
れたと判定した場合、まず、前記データ記憶手段は、歩
度緩急データなどの複数の複製データを記憶する。つぎ
に、新しい電源を挿入して発振再開の操作が行われた
ら、前記データ保持判定手段が、前記記憶した複数の複
製データを取得して相互に比較判定する。この判定結果
は表示手段に表示される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の高精度時計につい
て、[実施の形態1]乃至[実施の形態5]の順で、添付の
図面を参照して詳細に説明する。 [実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に係る
高精度時計の構成と信号の流れを示すブロック図であ
る。実施の形態1の高精度時計は、約32kHzの計時基準
信号を出力する発振部101と、発振部101から計時
基準信号を入力して分周する分周部102と、分周部1
02から分周信号を入力し、モータを制御する表示制御
部103と、第2歩度緩急データ(コンプリート状態で
の最終的な精度微調整のための歩度緩急データ)その他
のデータを記憶する書込み可能な不揮発性メモリを有す
るデータ記憶部104と、分周部102を制御して論理
緩急を行う歩度緩急部105と、竜頭がどの様な状態か
を検出し、竜頭状態検出信号を出力する竜頭状態検出部
106と、竜頭状態検出部106から竜頭状態検出信号
を入力すると共に分周部102から分周信号を入力し、
第2歩度緩急データをデータ記憶部104に出力するデ
ータ入力制御部107と、を有する。
【0010】ここで、歩度緩急部105は、基板パター
ン切断回路(ICの内部でプルダウンされていて、IC外部
の電源ラインにつながっている幾つかのデータラインの
うち任意のラインを切断することによりデータを記録す
る回路)を有し、この基板パターン切断回路によって第
1歩度緩急データ(精度粗調整用の歩度緩急データ)を
保持し、データ記憶部104から第2歩度緩急データを
入力し、第1歩度緩急データ及び第2歩度緩急データか
ら論理緩急の量を計算する。
【0011】なお、実施の形態1の高精度時計は、工場
でコンプリート状態での歩度検査が行われた後、作業者
が竜頭を操作することによって、歩度検査の結果から計
算された適切な第2歩度緩急データがデータ記憶部10
4に入力される。次に図2を参照して、モータによる秒
針,分針,時針及び日車の駆動方法について説明する。
図2は、秒針201,分針202,時針203及び日車
204の駆動方法を示す系統図である。実施の形態1の
高精度時計は、秒針201,分針202,時針203お
よび日車204と、これら秒針201,分針202及び
時針203を駆動する第1のモータ205と、日車20
4を駆動する第2のモータ206と、を有する。ここ
で、第2のモータ206が日車204を駆動して第2歩
度緩急データの入力のための表示を行う。
【0012】次に、第2歩度緩急データの入力につい
て、図3を参照して概略を説明し、図4を参照して詳細
に説明する。図3は、第2歩度緩急データの入力のモー
ドに切り替える操作及び第2歩度緩急データを入力する
操作の方法を示す説明図である。まず作業者が、竜頭を
2段の位置に引き(ステップS301)、竜頭を1段の位置
に押しこみ(ステップS302)、4乃至6秒待ち(ステッ
プS303)、再び竜頭を2段の位置に引く(ステップS30
4)という操作によって、実施の形態1の高精度時計
は、第2歩度緩急データの入力のモードに切り替わる。
【0013】つづいて、日車204が、この時点の第2
歩度緩急データ(この時点までに第2歩度緩急データの
入力を1度も行っていない場合は、初期値1が第2歩度
緩急データ。)の位置に移動する(ステップS305)。続
いて、"1"の位置に移動し(ステップS306)、さらに、"
2"から"17"の位置まで順次移動する(ステップS307)。
ここで、日車によって表示される"1"から"17"までの値
は、第2歩度緩急データの値を表す。最後にステップS3
07において、作業者が適切な第2歩度緩急データの表示
中に竜頭を0段に押しこむと(ステップS308)、第2歩
度緩急データの入力操作が完了する。
【0014】ここで第2歩度緩急データの入力のモード
に切り替える操作は、ユーザが偶然に第2歩度緩急デー
タの入力のモードに切り替える操作をしてしまい、適切
な第2歩度緩急データを変えてしまう事を防ぐために、
竜頭を2段から1段に押し込むという熟練が必要な操作
(ステップS302)を含む等の工夫がなされている。図4
は、実施の形態1のデータ入力制御部107の第2歩度
緩急データ入力処理のフローチャートである。まず、ス
テップS401において、竜頭状態検出部106から、竜頭
が2段の位置にあるという竜頭状態検出信号があるまで
待機状態となり、竜頭が2段の位置にあるという竜頭状
態検出信号があるとステップS402に進む。ステップS402
において、竜頭の位置が変化するまで待機状態となり、
竜頭の位置が変化した場合、ステップS403に進む。
【0015】ステップS403において、竜頭が1段の位置
にあるか否かを判定し、竜頭が1段の位置に無い場合ス
テップS401に戻り、竜頭が1段の位置にある場合、分周
部からの分周信号のカウントを開始し(ステップS40
4)、ステップS405に進む。ステップS405において、竜
頭が2段の位置にあるか否かを判定し、竜頭が2段の位
置に無い場合、ステップS406に進む。ステップS406にお
いて、分周信号のカウントの開始から6秒以上経過した
か否かを判定し、分周信号のカウントの開始から6秒以
上経過していた場合、分周信号のカウントを終了しステ
ップS401に戻り、分周信号のカウントの開始から6秒以
上経過していなかった場合、ステップS405に戻る。ステ
ップS405において、竜頭が2段の位置にある場合、ステ
ップS407に進む。
【0016】ステップS407において、分周信号のカウン
トの開始から4秒以上かつ6秒未満の経過時間であるか
否かを判定し、分周信号のカウントの開始から4秒以上
かつ6秒未満の経過時間で無い場合は、分周信号のカウ
ントを終了し、ステップS401にもどり、分周信号のカウ
ントの開始から4秒以上かつ6秒未満の経過時間である
場合は、分周信号のカウントを終了し、データ記憶部1
04に記憶されている第2歩度緩急データ(この時点ま
でに第2歩度緩急データの入力を1度も行っていない場
合は、初期値1が第2歩度緩急データとして記憶されて
いる。)を入力し、表示制御部103を介し、第2のモ
ータ206を制御して日車204を第2歩度緩急データ
の値の位置に移動させ(ステップS408)、日車204を"
1"の位置に移動させ(ステップS409)、分周信号を2秒
カウントし(ステップS410)、ステップS411に進む。
【0017】ステップS411において、竜頭が0段の位置
にあるか否かを判定し、竜頭が0段の位置に無い場合、
日車204の表示している値に1を足した値の位置に日
車204を移動させ(ステップS412)、ステップS413に
進む。ステップS413において日車204が"17"を表示し
ているか否かを判定し、日車204が"17"を表示してい
ない場合ステップS410に戻り、ステップS413において日
車204が"17"を表示している場合、通常のモードへの
復帰処理を行い(ステップS414)、ステップS401に戻
る。ステップS411において、竜頭が0段の位置にある場
合、ステップS415に進む。ステップS415において、この
時点で日車204が表示している値を第2歩度緩急デー
タとしてデータ記憶部104に出力し、ステップS414に
進み、ステップS401に戻る。
【0018】前述した様に実施の形態1によれば、作業
者が竜頭を操作することによってコンプリート状態で第
2歩度緩急データを入力できるため、高精度時計内部に
受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製造設備
が不要で、高精度時計のコストを低くおさえることがで
きる。また、記憶されている第2歩度緩急データを表示
するため、記憶されている第2歩度緩急データを確認で
きる。
【0019】また、実施の形態1は、16通りの第2歩
度緩急データの入力が可能なものであるが、17乃至3
1通りの第2歩度緩急データの入力が可能なものにして
もよい。 [実施の形態2]前述した実施の形態1の高精度時計は、
秒針,分針,時針を駆動する第1のモータと日車を駆動
する第2のモータとの2つのモータを有し、第2歩度緩
急データ入力処理の際、第1のモータが日車を駆動して
第2歩度緩急データの入力のための表示をおこなってい
たが、1つのモータで、同様の効果を奏することも可能
である。
【0020】ここで実施の形態2の高精度時計は、ただ
1つのモータを有し、コンプリート状態で外部からの竜
頭の操作によって第2歩度緩急データの入力ができるも
のである。実施の形態2の基本的な構成は実施の形態1
と同じなので、ここでは異なる部分である秒針,分針,
時針及び日車の駆動方法についてのみ説明する。
【0021】図5は、この発明の実施の形態2に係る高
精度時計の秒針501,分針502,時針503及び日
車504の駆動方法を示す系統図である。実施の形態2
の高精度時計は、秒針501,分針502,時針50
3,日車504,揺動歯車および第1のモータ505を
有する。ここで、第1のモータ505が正転の場合は、
前記揺動歯車が秒針車の輪列とかみ合い、第1のモータ
505が前記揺動歯車を介して秒針501,分針502
及び時針503を駆動し、第1のモータ505が逆転の
場合は、前記揺動歯車が揺動して日車の輪列とかみ合
い、第1のモータ505が前記揺動歯車を介して日車5
04を駆動する。第2歩度緩急データの入力のための表
示の際は、第1のモータ505が逆転して揺動歯車を介
して日車504を駆動する。
【0022】前述した様に実施の形態2によれば、作業
者が竜頭を操作することによってコンプリート状態で第
2歩度緩急データを入力できるため、高精度時計内部に
受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製造設備
が不要で、高精度時計のコストを低くおさえることがで
きる。また、記憶されている第2歩度緩急データを表示
するため、記憶されている第2歩度緩急データを確認で
きる。
【0023】[実施の形態3]実施の形態1及び2では、
第2歩度緩急データの入力のための表示に日車が使われ
ていたが、日車が無い場合でも同様の効果を奏すること
も可能である。ここで実施の形態3の高精度時計は、秒
針,分針,時針を有し、コンプリート状態で外部からの
竜頭の操作によって第2歩度緩急データの入力ができる
ものである。
【0024】実施の形態3の基本的な構成は実施の形態
1と同じなので、ここでは異なる部分である秒針,分針
及び時針の駆動方法についてのみ説明する。図6は、こ
の発明の実施の形態3に係る高精度時計の秒針601,
分針602及び時針603の駆動方法を示す図である。
実施の形態3の高精度時計は、秒針601,分針602
および時針603と、これら秒針601,分針602及
び時針603を駆動する第1のモータ604と、を有す
る。ここで、第1のモータ604が秒針601を駆動し
て第2歩度緩急データの入力のための表示を行う。した
がって歩度緩急データの入力処理の際に、日車が1乃至
17の数値の表示を行う代わりに、秒針601が1乃至
17の数値を指し示す。
【0025】前述した様に実施の形態3によれば、作業
者が竜頭を操作することによってコンプリート状態で第
2歩度緩急データを入力できるため、高精度時計内部に
受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製造設備
が不要で、高精度時計のコストを低くおさえることがで
きる。また、記憶されている第2歩度緩急データを表示
するため、記憶されている第2歩度緩急データを確認で
きる。
【0026】また実施の形態3は、16通りの第2歩度
緩急データの入力が可能なものであるが、17乃至60
通りの第2歩度緩急データの入力が可能なものにしても
よい。 [実施の形態4]実施の形態4の基本的な構成は実施の形
態1と同じなので、ここでは異なる部分である秒針,分
針,時針及び日車の駆動方法についてのみ説明する。
【0027】図7は、この発明の実施の形態4に係る高
精度時計の秒針701,分針702,時針703及び日
車704の駆動方法を示す図である。実施の形態4の高
精度時計は、秒針701,分針702,時針703およ
び日車704と、秒針701を駆動駆動する第1のモー
タ705と、分針702,時針703及び日車704を
駆動する第2のモータ706を有する。ここで、第2の
モータ706が分針702を駆動して第2歩度緩急デー
タの入力のための表示を行う。したがって、第2歩度緩
急データの入力処理の際に、日車が1乃至17の数値を
表示する代わりに、分針702が1乃至17の数値を指
し示す。
【0028】前述した様に実施の形態4によれば、作業
者が竜頭を操作することによってコンプリート状態で第
2歩度緩急データを入力できるため、高精度時計内部に
受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製造設備
が不要で、高精度時計のコストを低くおさえることがで
きる。また、記憶されている第2歩度緩急データを表示
するため、記憶されている第2歩度緩急データを確認で
きる。
【0029】また実施の形態4は、16通りの第2歩度
緩急データの入力が可能なものであるが、17乃至60
通りの第2歩度緩急データの入力が可能なものにしても
よい。 [実施の形態5]前述した実施の形態1乃至実施の形態4
では、第2歩度緩急データを記憶するために書込み可能
な不揮発性メモリを有していたが、書込み可能な不揮発
性メモリがなくても同様の効果を奏することも可能であ
る。
【0030】ここで実施の形態5の高精度時計はデータ
記憶部に揮発性メモリと電力バックアップ用コンデンサ
を有し、コンプリート状態で外部からの竜頭の操作によ
って第2歩度緩急データの入力ができるものである。図
8はこの発明の実施の形態5に係る高精度時計の構成と
信号の流れを示すブロック図である。実施の形態5の基
本的な構成は実施の形態1と同じなので、同じ部分は図
1と同じ符号を付けて説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ説明する。
【0031】実施の形態5の高精度時計は、図1で示し
た実施の形態1の構成に加えて、電源が抜き取られたこ
とを検出し、電源抜き取り検出信号を出力する電源抜き
取り検出部801と、データ記憶部804から第2歩度
緩急データその他のデータの複数の複写データを入力
し、データ記憶部804のデータが保持されているか否
かを判定するデータ保持判定部802と、発振部805
に、発振の停止を指示する強制発振停止信号を出力する
発振制御部803と、を有している。
【0032】また、データ記憶部804は、書込み可能
な不揮発性メモリの代わりに、揮発性メモリと、電源の
一時除去時に揮発性メモリに電力を供給する電力バック
アップ用コンデンサを有している。なお、データ保持判
定部802は、データ保持に失敗したと判定した場合、
表示制御部103にデータ保持失敗の表示を指示するデ
ータ保持失敗信号を出力する。
【0033】図9は、実施の形態5の発振部805の発
振回路を示す回路図である。実施の形態5の発振回路
は、水晶振動子901と、NAND回路902と、抵抗器9
03と、コンデンサ904,905から構成され、負論
理の信号を入力した場合、発振を停止し、正論理の信号
を入力した場合、発振を行う。図10は、電源抜き取り
検出部801の概略構成図であり、図11は電源抜き取
り検出時のタイミング図ある。実施の形態5の電源抜き
取り検出部801は、金属端子1001と、電源が抜き
取られた場合に移動して金属端子1001に接触する、
電位がVDDの金属板1002と、を有するものである。
また、発振制御部803はIC1003を有しており、IC
1003は、片端の電位がVSSの抵抗1004及びNOT回
路1005を内部に有し、電源抜き取り検出信号(金属
端子1001の電位)を監視する。電源が入っている場
合は、金属板1002と端子1001が離れているの
で、電源抜き取り検出信号がVSSレベルとなり、電源が
抜き取られている場合は、金属板1002と端子100
1が接触しているので、電源抜き取り検出信号がVDDレ
ベルとなる。
【0034】上記の構成において、電源の一時除去時と
電源の一時除去後の発振制御部803による処理につい
て説明する。図12は発振制御部803の動作のフロー
チャートである。まず、電源抜き取り検出部801か
ら、電源が抜き取られたという電源抜き取り検出信号が
あるまで待機状態となる(ステップS1201)。ステップS1
201において、電源が抜き取られたという電源抜き取り
検出信号が電源抜き取り検出部801からあると、デー
タ記憶部104に、第2歩度緩急データその他のデータ
の複数の複製データを記憶することを指示するデータ保
持信号を出力し(ステップS1202)、一定時間ウエイトし
(ステップS1203)、発振部101に強制発振停止信号を
出力し、発振を停止させる(ステップS1204)。
【0035】次に、竜頭状態検出部106から竜頭状態
検出信号を入力して竜頭にどのような操作がなされたか
を判定し、竜頭に対し発振再開のための操作がなされる
まで待機状態となる(ステップS1205)。ステップS1205
において、竜頭に対し発振再開の操作がなされた場合、
発振部101に対する強制発振停止信号を解除し、発振
を再開させ(ステップS1206)、一定時間ウエイトし(ス
テップS1207)、データ保持判定部802にデータ保持
判定信号を出力してステップS1201に戻る(ステップS120
8)。
【0036】前述した様に実施の形態5によれば、作業
者が竜頭を操作することによってコンプリート状態で第
2歩度緩急データを入力できるため、高精度時計内部に
受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製造設備
が不要で、高精度時計のコストを低くおさえることがで
き、さらに、高価な書込み可能な不揮発性メモリの代わ
りに安価な揮発性メモリと電力バックアップ用コンデン
サを有しているため、高精度時計のコストを低くおさえ
ることができる。また、記憶されている第2歩度緩急デ
ータを表示するため、記憶されている第2歩度緩急デー
タを確認できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高精度時
計は、作業者が竜頭を操作することによってコンプリー
ト状態で歩度緩急データを入力できるため、高精度時計
内部に受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製
造設備が不要で、高精度時計のコストを低くおさえるこ
とができる。また、竜頭の操作で歩度緩急データの入力
が行われるため、ボタンを有する必要がない。
【0038】また、本発明の高精度時計は、作業者がボ
タン等の外部入力手段を操作することによってコンプリ
ート状態で歩度緩急データを入力できるため、高精度時
計内部に受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな
製造設備が不要で、高精度時計のコストを低くおさえる
ことができる。また、書込み可能な不揮発性メモリその
他のデータ記憶手段に歩度緩急データその他のデータを
記憶するため、電源交換後もデータの再設定の必要が無
い。
【0039】また、本発明の高精度時計は、竜頭の操作
で歩度緩急データの入力が行われるため、ボタンを有す
る必要がない。また、本発明の高精度時計は、作業者が
外部入力手段を操作することによってコンプリート状態
で歩度緩急データを入力できるため、高精度時計内部に
受信回路の追加や、基準信号を出力する新たな製造設備
が不要で、高精度時計のコストを低くおさえることがで
きる。
【0040】また、本発明の高精度時計は、どの様なタ
イミングで、どの様な操作が外部から行われたかを判定
するため、歩度緩急データの入力のモードに切り替える
操作がタイミングも含む複雑なものになり、ユーザが偶
然歩度緩急データの入力のモードに切り替えてしまう確
率を低くする。また、本発明の高精度時計は、記憶して
いる歩度緩急データを表示するため、作業者に記憶され
ている歩度緩急データを知らせることができる。
【0041】また、本発明の高精度時計は、粗調整用の
第1歩度緩急データを、微調整用の第2歩度緩急データ
とは別に保持するため、万が一、第2歩度緩急データが
失われても、精度が大きく狂うことが無い。また、本発
明の高精度時計は、歩度緩急データ入力のための表示を
行うため、容易に歩度緩急データの入力ができる。
【0042】また、本発明の高精度時計は、日車で歩度
緩急データ入力のための表示を行うため、液晶画面を有
する必要が無い。また、本発明の高精度時計は、秒針で
歩度緩急データ入力のための表示を行うため、液晶画面
を有する必要が無い。また、本発明の高精度時計は、分
針で歩度緩急データ入力のための表示を行うため、液晶
画面を有する必要が無い。
【0043】また、本発明の高精度時計は、時針で歩度
緩急データ入力のための表示を行うため、液晶画面を有
する必要が無い。また、本発明の高精度時計は、秒針,
分針及び時針を駆動する第1のモータの他に、日車を駆
動する第2のモータを有しているため、日車で歩度緩急
データ入力のための表示を行うことができる。
【0044】また、本発明の高精度時計は、揺動歯車に
よって、正転の場合は秒針,分針及び時針を駆動し、逆
転の場合は日車を駆動する1つのモータを有しているた
め、日車で歩度緩急データ入力のための表示を行うこと
ができる。また、本発明の高精度時計は、秒針,分針及
び時針を駆動する1つのモータを有しているため、秒針
で歩度緩急データ入力のための表示を行うことができ
る。
【0045】また、本発明の高精度時計は、秒針を駆動
する第1のモータと、分針,時針及び日車を駆動する第
2のモータを有しているため、分針で歩度緩急データ入
力のための表示を行うことができる。また、本発明の高
精度時計は、秒針及び分針を駆動する第1のモータと、
時針及び日車を駆動する第2のモータを有しているた
め、時針で歩度緩急データ入力のための表示を行うこと
ができる。
【0046】また、本発明の高精度時計は、高価な書込
み可能な不揮発性メモリの代わりに安価な揮発性メモリ
と電力バックアップ用コンデンサを有しているため、高
精度時計のコストを低くおさえることができる。また、
本発明の高精度時計は、データ記憶手段のデータが保持
されたか否かを判定し、この判定結果を表示するため、
データが保持されたか否かが確認できる。
【0047】また、本発明の高精度時計は、データ記憶
手段のデータが保持されたか否かを適切な方法で判定
し、この判定結果を表示するため、データが保持された
か否かが確認できる。また、本発明の高精度時計は、外
部操作によって発振を再開するため、電源挿入を検出し
て発振を再開する場合の電源チャタリングの問題を回避
できる。
【0048】また、本発明の高精度時計は、高価な書込
み可能な不揮発性メモリの代わりに安価な揮発性メモリ
と電力バックアップ用コンデンサを有しているため、高
精度時計のコストを低くおさえることができる。また、
本発明の高精度時計は、データ記憶手段のデータが保持
されたか否かを判定し、この判定結果を表示するため、
データが保持されたか否かが確認できる。
【0049】また、本発明の高精度時計は、データ記憶
手段のデータが保持されたか否かを適切な方法で判定
し、この判定結果を表示するため、データが保持された
か否かが確認できる。また、本発明の高精度時計は、外
部操作によって発振を再開するため、電源挿入を検出し
て発振を再開する場合の電源チャタリングの問題を回避
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る高精度時計の構
成と信号の流れを示すブロック図である。
【図2】秒針,分針,時針及び日車の駆動方法を示す系
統図である。
【図3】第2歩度緩急データの入力のモードに切り替え
る操作及び第2歩度緩急データを入力する操作の方法を
示す説明図である。
【図4】データ入力制御部の第2歩度緩急データ入力処
理のフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態2に係る高精度時計の秒
針,分針,時針及び日車の駆動方法を示す系統図であ
る。
【図6】この発明の実施の形態3に係る高精度時計の秒
針,分針及び時針の駆動方法を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態4に係る高精度時計の秒
針,分針,時針及び日車の駆動方法を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態5に係る高精度時計の構
成と信号の流れを示すブロック図である。
【図9】図8に示した発振部の発振回路を示す回路図で
ある。
【図10】電源抜き取り検出部の概略構成図である。
【図11】電源抜き取り検出時のタイミング図である。
【図12】発振制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101、805 発振部 102 分周部 103 表示制御部 104、804 データ記憶部 105 歩度緩急部 106 竜頭状態検出部 107 データ入力制御部 801 電源抜き取り検出部 802 データ保持判定部 803 発振制御部 804 データ記憶部 805 発振部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 3/00 - 3/02 G04C 9/00 G04G 1/00

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、コ
    ンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度時
    計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 を有し、 前記データ入力制御手段が、前記状態検出手段から状態
    検出信号を入力すると共に前記分周手段から分周信号を
    入力し、外部からどの様な操作がどのようなタイミング
    で行われたかを判定することを特徴とする高精度時計。
  2. 【請求項2】 コンプリート状態で歩度緩急データの入
    力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 を有し、 前記データ入力制御手段が、前記状態検出手段から状態
    検出信号を入力すると共に前記分周手段から分周信号を
    入力し、外部からどの様な操作がどのようなタイミング
    で行われたかを判定することを特徴とする高精度時計。
  3. 【請求項3】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、コ
    ンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度時
    計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 を有し、前記データ入力制御手段が、前記状態検出手段から状態
    検出信号を入力すると共に前記分周手段から分周信号を
    入力し、外部からどの様な操作がどのようなタイミング
    で行われたかを判定し、 前記表示手段が、前記データ記憶手段に記憶されている
    歩度緩急データを表示することを特徴とする高精度時
    計。
  4. 【請求項4】 コンプリート状態で歩度緩急データの入
    力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 を有し、前記データ入力制御手段が、前記状態検出手段から状態
    検出信号を入力すると共に前記分周手段から分周信号を
    入力し、外部からどの様な操作がどのようなタイミング
    で行われたかを判定し、 前記表示手段が、前記データ記憶手段に記憶されている
    歩度緩急データを表示することを特徴とする高精度時
    計。
  5. 【請求項5】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、コ
    ンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度時
    計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 少なくとも分針か時針のいずれかを有し、歩度緩急デー
    タを入力する操作の際、歩度緩急データ入力のための表
    示を前記分針あるいは前記時針で行い、 前記データ入力制御手段が、前記状態検出手段から状態
    検出信号を入力すると共に前記分周手段から分周信号を
    入力し、外部からどの様な操作がどのようなタイミング
    で行われたかを判定する ことを特徴とする高精度時計。
  6. 【請求項6】 コンプリート状態で歩度緩急データの入
    力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 少なくとも分針か時針のいずれかを有し、歩度緩急デー
    タを入力する操作の際、歩度緩急データ入力のための表
    示を前記分針あるいは前記時針で行い、 前記データ入力制御手段が、前記状態検出手段から状態
    検出信号を入力すると共に前記分周手段から分周信号を
    入力し、外部からどの様な操作がどのようなタイミング
    で行われたかを判定する ことを特徴とする高精度時計。
  7. 【請求項7】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、コ
    ンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度時
    計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針,分針,時針および日車と、 前記秒針,前記分針および前記時針を駆動する第1のモ
    ータと、 前記日車を駆動する第2のモータとを有し、 前記第2のモータが前記日車を駆動することにより、歩
    度緩急データ入力のための表示を前記日車で行うことを
    特徴とする高精度時計。
  8. 【請求項8】 コンプリート状態で歩度緩急データの入
    力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針,分針,時針および日車と、 前記秒針,前記分針および前記時針を駆動する第1のモ
    ータと、 前記日車を駆動する第2のモータとを有し、 前記第2のモータが前記日車を駆動することにより、歩
    度緩急データ入力のための表示を前記日車で行うことを
    特徴とする高精度時計。
  9. 【請求項9】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、コ
    ンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度時
    計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、日車と、モータの回転方向に
    より秒針車の輪列と日車の輪列のどちらか一方とかみ合
    うように揺動する揺動歯車と、前記揺動歯車を駆動する
    1つのモータを有し、 前記モータが正転の場合は、前記揺動歯車が秒針車の輪
    列とかみ合い、前記モータが前記揺動歯車を介して前記
    秒針,前記分針及び前記時針を駆動し、 前記モータが逆転の場合は、前記揺動歯車が揺動して前
    記日車の輪列とかみ合い、前記モータが前記揺動歯車を
    介して前記日車を駆動し、 前記モータが逆転し、前記揺動歯車を介して前記日車を
    駆動することにより、歩度緩急データ入力のための表示
    を前記日車で行うことを特徴とする高精度時計。
  10. 【請求項10】 コンプリート状態で歩度緩急データの
    入力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、日車と、モータの回転方向に
    より秒針車の輪列と日車の輪列のどちらか一方とかみ合
    うように揺動する揺動歯車と、前記揺動歯車を駆動する
    1つのモータを有し、 前記モータが正転の場合は、前記揺動歯車が秒針車の輪
    列とかみ合い、前記モータが前記揺動歯車を介して前記
    秒針,前記分針及び前記時針を駆動し、 前記モータが逆転の場合は、前記揺動歯車が揺動して前
    記日車の輪列とかみ合い、前記モータが前記揺動歯車を
    介して前記日車を駆動し、 前記モータが逆転し、前記揺動歯車を介して前記日車を
    駆動することにより、歩度緩急データ入力のための表示
    を前記日車で行うことを特徴とする高精度時計。
  11. 【請求項11】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、
    コンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度
    時計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、 前記秒針と前記分針と前記時針を駆動する1つのモータ
    とを有し、 前記モータが前記秒針を駆動することにより、歩度緩急
    データ入力のための表示を前記秒針で行うことを特徴と
    する高精度時計。
  12. 【請求項12】 コンプリート状態で歩度緩急データの
    入力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、 前記秒針と前記分針と前記時針を駆動する1つのモータ
    とを有し、 前記モータが前記秒針を駆動することにより、歩度緩急
    データ入力のための表示を前記秒針で行うことを特徴と
    する高精度時計。
  13. 【請求項13】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、
    コンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度
    時計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、日車と、 前記秒針を駆動する第1のモータと、 前記分針と前記時針と前記日車を駆動する第2のモータ
    とを有し、 前記第2のモータが前記分針を駆動することにより、歩
    度緩急データ入力のための表示を前記分針で行うことを
    特徴とする高精度時計。
  14. 【請求項14】 コンプリート状態で歩度緩急データの
    入力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、日車と、 前記秒針を駆動する第1のモータと、 前記分針と前記時針と前記日車を駆動する第2のモータ
    とを有し、 前記第2のモータが前記分針を駆動することにより、歩
    度緩急データ入力のための表示を前記分針で行うことを
    特徴とする高精度時計。
  15. 【請求項15】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、
    コンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度
    時計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、日車と、 前記秒針と前記分針を駆動する第1のモータと、 前記時針と前記日車を駆動する第2のモータとを有し、 前記第2のモータが前記時針を駆動することにより、歩
    度緩急データ入力のための表示を前記時針で行うことを
    特徴とする高精度時計。
  16. 【請求項16】 コンプリート状態で歩度緩急データの
    入力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 秒針と、分針と、時針と、日車と、 前記秒針と前記分針を駆動する第1のモータと、 前記時針と前記日車を駆動する第2のモータとを有し、 前記第2のモータが前記時針を駆動することにより、歩
    度緩急データ入力のための表示を前記時針で行うことを
    特徴とする高精度時計。
  17. 【請求項17】 書込み可能なデータ記憶手段を有し、
    コンプリート状態で歩度緩急データの入力を行う高精度
    時計において、 竜頭と、 前記竜頭の状態を検出し、状態検出信号を出力する状態
    検出手段と、 前記状態検出手段から前記状態検出信号を入力し、外部
    からどの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急デー
    タを入力する操作が行われた場合、この操作で指定され
    た歩度緩急データを前記データ記憶手段に記憶させるデ
    ータ入力制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 電源が抜き取られたことを検出する電源抜き取り検出手
    段と、 前記発振手段の発振を停止もしくは再開させるように制
    御する発振制御手段と、を有し、 前記データ記憶手段が、メモリと前記メモリの内容を保
    持するための電力装置を有することを特徴とする高精度
    時計。
  18. 【請求項18】 コンプリート状態で歩度緩急データの
    入力を行う高精度時計において、 書込み可能で電源の一時除去後も電源の一時除去前に記
    憶したデータを保持するデータ記憶手段と、 歩度緩急データの入力を外部から操作する外部入力手段
    と、 前記外部入力手段の状態を検出し、状態検出信号を出力
    する状態検出手段と、 前記状態検出手段から状態検出信号を入力し、外部から
    どの様な操作が行われたかを判定し、歩度緩急データを
    入力する操作が行われた場合、操作で指定された歩度緩
    急データを前記データ記憶手段に記憶させるデータ入力
    制御手段と、 計時基準信号を出力する発振手段と、 前記発振手段から前記計時基準信号を入力し、前記計時
    基準信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の出力に応じた計時情報を表示する表示手
    段と、 前記データ記憶手段から歩度緩急データを入力し、論理
    緩急の量を計算し、前記分周手段に論理緩急を行うよう
    に制御する歩度緩急手段と、 電源が抜き取られたことを検出する電源抜き取り検出手
    段と、 前記発振手段の発振を停止もしくは再開させるように制
    御する発振制御手段と、を有し、 前記データ記憶手段が、メモリと前記メモリの内容を保
    持するための電力装置を有することを特徴とする高精度
    時計。
  19. 【請求項19】 前記データ記憶手段のデータが保持さ
    れているか否かを判定するデータ保持判定手段を有し、
    前記表示手段が前記判定の結果を表示することを特徴と
    する請求項18記載の高精度時計。
  20. 【請求項20】 前記発振制御手段が、前記電源抜き取
    り検出手段から電源抜き取り検出信号を入力し、電源が
    抜き取られたか否かを判定し、電源が抜き取られたこと
    を判定した場合、 前記データ記憶手段に歩度緩急データの複数の複製デー
    タを記憶させ、 前記データ保持判定手段が、前記データ記憶手段に記憶
    されている前記複数の複製データを入力し、前記複数の
    複製データが同一であるか否か、前記複数の複製データ
    の値が一定の範囲内であるか否かか、前記複数の複製デ
    ータの値が全て0または1の値であるか否か、という条
    件の何れかの条件から前記データ記憶手段のデータが保
    持されたか否かを判定することを特徴とする請求項19
    に記載の高精度時計。
  21. 【請求項21】 前記発振制御手段が、前記状態検出手
    段から状態検出信号を入力し、外部からどの様な操作が
    おこなわれたかを判定し、発振再開の操作が行われた場
    合、前記発振手段に発振を再開させるように制御して、
    データ保持判定をおこなわせるようにデータ保持判定手
    段を制御することを特徴とする請求項19または20記
    載の高精度時計。
  22. 【請求項22】計時基準信号を出力する発振手段を有す
    る高精度時計において、 歩度緩急データを記憶するメモリと前記メモリの内容を
    保持するために電力を供給するバックアップ用電源を有
    するデータ記憶手段と、 電源が抜き取られたことを検出する電源抜き取り検出手
    段と、 前記発振手段の発振を停止もしくは再開させるように制
    御する発振制御手段と、 を有することを特徴とする高精度時計。
  23. 【請求項23】 前記データ記憶手段のデータが保持さ
    れているか否かを判定するデータ保持判定手段と、 データ保持判定手段の判定結果を表示する表示手段を有
    することを特徴とする請求項22記載の高精度時計。
  24. 【請求項24】 前記発振制御手段が、前記電源抜き取
    り検出手段から電源抜き取り検出信号を入力し、電源が
    抜き取られたか否かを判定し、電源が抜き取られたこと
    を判定した場合、 前記データ記憶手段に歩度緩急データの複数の複製デー
    タを記憶させ、 前記データ保持判定手段が、前記データ記憶手段に記憶
    されている前記複数の複製データを入力し、前記複数の
    複製データが同一であるか否か、前記複数の複製データ
    の値が一定の範囲内であるか否かか、前記複数の複製デ
    ータの値が全て0または1の値であるか否か、という条
    件の何れかの条件から前記データ記憶手段のデータが保
    持されたか否かを判定することを特徴とする請求項23
    に記載の高精度時計。
  25. 【請求項25】 歩度緩急データの入力を外部から操作
    する外部手段の状態を検出し、状態検出信号を出力する
    状態検出手段を有し、 前記発振制御手段が、前記状態検出手段から状態検出信
    号を入力し、外部からどの様な操作がおこなわれたかを
    判定し、発振再開の操作が行われた場合、前記発振手段
    の発振を再開させるように制御して、データ保持判定を
    おこなわせるようにデータ保持判定手段を制御すること
    を特徴とする請求項23または24記載の高精度時計。
  26. 【請求項26】 前記歩度緩急手段が、コンプリート状
    態になる前の状態においてもデータ入力が可能であっ
    て、電源の一時除去後も記憶したデータを保持する保持
    手段を有して、粗調整用の歩度緩急データである第1歩
    度緩急データを保持し、 前記データ記憶手段が、最終的な精度微調整のための歩
    度緩急データである第2歩度緩急データを記憶し、 前記歩度緩急手段が、前記データ記憶手段から前記第2
    歩度緩急データを取得し、前記第1歩度緩急データ及び
    前記第2歩度緩急データから論理緩急の量を計算し、 前記論理緩急の量に基づいて前記分周手段に論理緩急を
    行うように制御する請求項5乃至22の何れか1つに記
    載の高精度時計。
  27. 【請求項27】 歩度緩急データを入力する操作の際、
    前記表示手段が歩度緩急データ入力のための表示を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至21の何れか1つに記載
    の高精度時計。
  28. 【請求項28】 日車を有し、歩度緩急データを入力す
    る操作の際、歩度緩急データ入力のための表示を前記日
    車で行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つ
    に記載の高精度時計。
  29. 【請求項29】 秒針を有し、歩度緩急データを入力す
    る操作の際、歩度緩急データ入力のための表示を前記秒
    針で行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つ
    に記載の高精度時計。
  30. 【請求項30】 前記データ入力制御手段が、前記状態
    検出手段から状態検出信号を入力すると共に前記分周手
    段から分周信号を入力し、外部からどの様な操作がどの
    ようなタイミングで行われたかを判定することを特徴と
    する請求項5乃至21の何れか1つに記載の高精度時
    計。
  31. 【請求項31】 前記表示手段が、前記データ記憶手段
    に記憶されている歩度緩急データを表示することを特徴
    とする請求項3乃至21の何れか1つに記載の高精度時
    計。
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