JP3439653B2 - アナログ/デジタル放送対応受信機 - Google Patents

アナログ/デジタル放送対応受信機

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JP3439653B2 JP09582098A JP9582098A JP3439653B2 JP 3439653 B2 JP3439653 B2 JP 3439653B2 JP 09582098 A JP09582098 A JP 09582098A JP 9582098 A JP9582098 A JP 9582098A JP 3439653 B2 JP3439653 B2 JP 3439653B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一伝送路にアナ
ログ放送とデジタル放送が混在した媒体を受信するテレ
ビジョン放送受信機に関し、より詳細には、受信チャン
ネルの設定および、選局,同調動作に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、放送方式が異なる放送サービス
は、地上波放送と衛星放送のように伝送路そのものが異
なっていたり、使用する人工衛星が異なるといった伝送
媒体自体が異なっていたため、視聴者が希望する放送サ
ービスを選択することにより、一意的に同調手段が決定
できていた。そうした中で唯一の例外として、衛星放送
におけるNTSC放送とMUSEハイビジョン放送の混
在があるが、変調方式としてアナログのFMという共通
技術が用いられていることや、1キャリアあたり1つの
ハイビジョン放送を伝送しているため映像音声表示まで
の時間が短いことから、まずその物理チャンネルに伝送
されているものをMUSE放送と仮定して同調させて同
期の成立を確認し、同期が取れない場合にNTSCへの
同調を行うといった連続動作によって処理されていた。
また、視聴者へのチャンネル番号の提示については、物
理的な伝送周波数の順番で与えることがアナログ放送受
信機では通例となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、テレビジョン放
送において従来のアナログ放送のみの放送から、変復調
や情報符号化にデジタル技術を用いたいわゆるデジタル
放送が開始されつつある。しかしながら、従来アナログ
で使用していた伝送媒体については、いきなりすべてを
デジタルに変換することは不可能で、このような伝送媒
体については、期間の長短はあってもアナログ放送とデ
ジタル放送の混在期間が発生する。
【0004】ここで、デジタル放送と従来のアナログ放
送の混在を考えると、アナログ放送と異なり、デジタル
放送が1キャリア当たりに複数の番組を伝送することが
可能なため、受信機の動作としては、視聴者による選局
の要求を受けてから、キャリア同調,同期再生,選択番
組を構成するパケット番号(以下、PIDと記す)の確
認,番組に付帯する情報の取得,番組を構成するPID
で示されるパケットの抽出、および、映像音声の復号と
いった処理が施される。このため、選択したサービスの
映像音声表示までに費やす時間が、アナログ放送に比較
して一般的に長くなる。また、異なる同調処理を連続的
に並べるような処理構成では、映像音声表示までの時間
が更に長く伸びてしまう。
【0005】また、従来アナログ放送のみ放送していた
放送局が、新たにデジタル放送実施の権利を取得して放
送を開始する場合、従来のアナログ放送を継続して放送
する限り、別の開いている伝送周波数を用いた放送とな
るため、視聴者から見ると同じ放送局による番組が、離
れたチャンネル番号にも存在することになる。仮に同じ
内容の番組を同時にアナログとデジタルで放送している
場合、視聴者にとっては、同一番組のチャンネル番号を
新たに覚えてもらうことになる。これは、従来、例え
ば、日本テレビは4ch,フジテレビは8chというよ
うに習慣的に覚えていたチャンネル番号とかけ離れたチ
ャンネル番号で新たな放送を行う場合、視聴者にとって
混乱を与えることになりかねない。
【0006】本発明は、同一伝送路にアナログとデジタ
ル放送が混在した媒体を受信するテレビジョン放送受信
機における選局及び受信情報の提示までにかかる時間を
可及的に短くし、同じ放送局による同一番組をアナログ
とデジタルで放送する場合に生じ得る上述した視聴者の
混乱を低減することを目的とする当該テレビジョン放送
受信機を提供することをその解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】アナログとデジタルが混
在した伝送形態において、映像音声の表示時間を短縮す
るためには、アナログとデジタルの各変調方式における
同調手段を別に用意し、視聴者による要求に対し即座に
変調方式に一致した同調手段を使用すれば良いことにな
る。一つ目の手段としては、同調すべき伝送周波数で伝
送される番組が、あらかじめアナログかデジタルかを判
断しておくことである。このことを解決すめため、伝送
される周波数を少なくとも1回、チャンネル割り当て
(物理的なチャンネル番号)単位ですべて同調させて、
その物理的なチャンネル番号毎にアナログかデジタル
か、または、未使用かを判断して、物理的なチャンネル
番号と共に記憶してしまえば良い。この情報を受信機内
で管理することによって、選択すべきチャンネルが視聴
者から与えられたとき、この情報から一致する同調手段
をすぐさま判定して選局することにより無駄な時間をか
けること無く選局動作を実行できる。二つ目の手段とし
ては、視聴者から選局要請があったときに、二つの同調
手段を同時に動作させ、同期が確立した同調手段の系統
のみ処理を続けることによって、処理時間の短縮を図る
ことができる。
【0008】なお、特にデジタル放送では、番組に付帯
する情報の他、番組表を構成するような各種の情報が伝
送されている。同調手段をアナログとデジタルで別に用
意することによって、一方を視聴している時に、他方の
同調手段を情報取得用に積極的に動作させることに使用
する。この取得データを受信機内に記憶しておくことに
より、視聴者の各種情報提示要求に対して迅速に情報表
示する機能をもつことも可能となる。ここで、情報取得
用の動作とは、一つ以上のキャリア周波数を移動しなが
ら情報を取ることを含むことは言うまでもない。地上波
においては、各放送局が自分の情報しか伝送しない可能
性もあり、情報を取得するためには、その放送局へ同調
し直す必要があるが、アナログ受信時に各放送局への同
調処理を繰り返すことで視聴者の要求に対する反応の速
さを増すことが可能である。
【0009】デジタル放送では、放送局名を示す情報が
テキスト情報(例えば、DVB(Digital Video Broadc
asting)規格において、SDT(Service Description
Table)内のdescriptorで伝送される)の形で伝送され
ている。また、アナログ放送に関しては、地域毎にどの
放送局がどの物理的なチャンネル番号で放送されている
かを示すリスト情報は既知事項であるため、受信機内に
あらかじめデータとして用意しておくことが可能であ
る。アナログ放送の垂直ブランキング期間に重畳されて
いる情報に、放送局名を示す情報があれば、これでリス
ト情報を更新しても良い。
【0010】一方、デジタル同調が成立したチャンネル
に対して、放送局名を示す情報を受信取得して、このリ
スト情報の中の放送局名と一致するものが無いかの判定
を行う。一致した放送局名があれば、デジタル放送をア
ナログ放送の物理的チャンネルの隣に配置するように、
選局表示の順番を変更する。例えば、A放送局のアナロ
グが物理的なチャンネル1chで放送され、デジタルが
物理的なチャンネル13chで放送される場合を仮定し
た場合、選局表示の順番を物理的なチャンネル番号順の
1→2→3→…→13→…ではなく、アナログとデジタ
ルで同一な放送局を隣接させた1→13→3→…2→…
と言った順番に配置替えを行う。このことによって、視
聴者においては、従来のアナログ放送と連続したチャン
ネル選局表示位置に同じ放送局の番組が存在することに
より、新たにチャンネル配置を設定したり、チャンネル
番号を覚え直す必要が無くなる。
【0011】本発明によれば、同一伝送路にアナログ放
送とデジタル放送が混在した媒体を受信するテレビジョ
ン放送受信機における選局および情報提示に費やす時間
が短縮でき、また、放送におけるアナログ/デジタルの
混在時期における視聴者の混乱を最小限に低減すること
ができる。
【0012】そして、各請求項の発明は、下記の技術手
段を構成する。請求項1の発明は、アナログ放送とデジ
タル放送とによる放送番組が同一伝送路上で混在し放送
されている放送信号のいずれもを受信するアナログ/デ
ジタル放送対応受信機において、受信機制御手段がアナ
ログ用の同調手段とデジタル用の同調手段を個別に制御
できる機能を有し、個別に制御できる該機能を働かせ、
伝送路上の物理チャンネルのすべてに同調させることに
より、該物理チャンネルがアナログ放送またはデジタル
放送のいずれかで使用されていることを判断し、該判断
結果を少なくとも物理的なチャンネルを示す情報と関係
付けて記憶させることを特徴としたものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記受信機制御手段が選局時に要求された選局チャ
ンネルがアナログかデジタルかをすでに記憶した前記判
断結果から知ることににより選局すべき同調手段を選択
して選局動作を行わせることを特徴としたものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記受信機制御手段が選局動作を行わせた前記同調
手段以外の他の同調手段において、伝送される情報を取
得するための同調および情報抽出,記憶の動作を行わせ
ることを特徴としたものである。
【0015】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記受信機制御手段が選局時にアナログ用及びデジ
タル用の前記同調手段の両方を同時に動作させ、動作に
より同期が成立した同調手段のみそれ以降の処理を続行
させることを特徴としたものである。
【0016】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記同調手段の動作により同期が非成立となった方
の同調手段において、伝送される情報を取得するための
同調および情報抽出,記憶の動作を行わせることを特徴
としたものである。
【0017】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの発明において、前記受信機制御手段が伝送路上
の物理チャンネルをすべて同調させる際に、同調した物
理チャンネルを使用している放送局を示す情報を抽出
し、抽出した情報を物理チャンネルに関連付けて記憶
し、記憶した物理チャンネル内の相異なる物理チャンネ
ルにおいて、アナログ放送とデジタル放送を共に使用す
る同一放送局が含まれているかを判断し、同一放送局と
判断された場合、選局用に提示するチャンネル設定の配
置に対して、同一放送局が使用するアナログ放送とデジ
タル放送のチャンネルを近接したチャンネルとして並び
替える動作を行うことを特徴としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によるアナログ/デジタル
放送対応受信機の実施の形態を添付図にもとづいて以下
に説明する。図1は、本発明によるアナログ/デジタル
放送対応受信機の実施の形態の装置構成を示すブロック
図である。図1に示す装置構成をその動作とともに説明
する。外部からの入力信号が、デジタル同調部1とアナ
ログ同調部6に入力される。これら両同調部は、CPU
4によって各々制御される。なお、同調部が各々制御さ
れることの意味は、別々な制御が可能な構成について述
べているのであり、形式として2つのチューナパックで
構成されることのみを示しているわけではない。
【0019】デジタル放送に関しては、デジタル同調部
1で復調された信号が、デジタル情報分離部2に入力さ
れる。このデジタル情報分離部2では、番組を構成する
映像や音声のパケットデータをデジタル映像音声処理部
3へ出力するための分離や、選局に必要な情報や視聴者
へ提示する番組情報等を分離する。これらの情報は、C
PU4によってメモリ5に貯えられる。
【0020】アナログ放送に関しては、アナログ同調部
6で復調された信号が、アナログ処理部7へ出力され
る。アナログ処理部7では垂直帰線期間に多重されたデ
ータ信号の分離を含み、このデータは、CPU4によっ
てメモリ5に貯えられる。デジタル映像音声処理部3と
アナログ処理部7で再生される映像と音声信号は、選択
器8によって現在受信している系統が選択されて出力さ
れるものである。
【0021】図2は、本発明による選局可能なチャンネ
ルの設定処理のフロー図を示す。この処理フローにもと
づき、選局可能なチャンネルを設定させる際の処理内容
を説明する。選局可能な物理的なチャンネル(以下、物
理チャンネルと記す)の番号と周波数は公的に定められ
ているので、これらの情報はあらかじめ受信機の中に用
意しておく。視聴者による直接的,間接的を問わず指示
によるチャンネル設定の要求があった場合(ステップS
201)、この物理チャンネルの番号に対する周波数を
受信機は確認する(ステップS203)。アナログおよ
びデジタルの同調部へ確認した周波数への同調命令を指
示し(ステップS204)、その結果をCPU4は待つ
ことになる。
【0022】結果として、同調が取れないとして少なく
とも、同調不可(放送なし)を判断したもの(ここで
は、“0”とする)、アナログ同調に成功して、アナロ
グ放送と判断するもの(ここでは、“1”とする)、デ
ジタル同調に成功して、デジタル放送と判断するもの
(ここでは、“2”とする)を示すフラグ(ここでは、
アナログ/デジタルフラグと表す)を物理チャンネル番
号に付帯させて記憶する(ステップS205)。この動
作を物理チャンネルすべて確認する(ステップS20
2)まで、順次周波数を移動させて繰り返し、物理チャ
ンネルすべて確認して処理を終了する(ステップS20
6)。この処理の中で、選局可能な物理チャンネルの設
定のみならず、その物理チャンネルがアナログ放送かデ
ジタル放送で使用されているかを物理チャンネルに関連
づけて受信機に持つことができる。
【0023】図3は、本発明による選局時の第1の処理
フロー図を示す。図3を参照して、選局時の第1の処理
手順に従いその内容を説明する。視聴者によって選局要
求があると(ステップS301)、受信機はその視聴す
べき番組が、どの物理チャンネルに属しているか、その
周波数の値とアナログ/デジタルフラグを確認する(ス
テップS302)。この時、その物理的チャンネルがア
ナログ,デジタルのいずれかを上記したアナログ/デジ
タルフラグを持って処理を分岐する(ステップS30
3)。デジタル放送で使用されている場合、即座にデジ
タル動作を行う各部においてデジタル放送の選局動作に
入り取得した情報信号を処理する(ステップS304〜
306)、デジタル放送の選局処理が終了した後、アナ
ログ放送の情報の取得,記憶動作を繰り返す(ステップ
S307〜309)。ただし、取得すべき情報が伝送さ
れていないのならば、アナログ放送の情報の取得処理は
省略できる。
【0024】一方、アナログ放送で使用されている場
合、アナログ放送の選局動作を初め、すぐさまその処理
を行う(ステップS310)。アナログ放送の選局処理
が終了したならば、デジタル放送を行っている物理チャ
ンネルに対して同調を行い、伝送されている情報を取
得,記憶する動作を繰り返す(ステップS311〜31
4)。これにより、視聴すべき番組の選局に対して、映
像音声の表示時間を最短にすることができ、さらに視聴
していない放送に対する情報を取得できるため、情報提
示に対する時間も短くすることが可能となる。
【0025】図4は、本発明による選局時の第2の処理
フロー図を示す。図4を参照して、選局時の第2の処理
内容を説明する。視聴者によって選局要求があると(ス
テップS401)、受信機はその視聴すべき番組が、ど
の物理チャンネルに属しているか、その周波数等を確認
する(ステップS402)。その物理チャンネルへの同
調処理の要求をアナログ同調部6とデジタル同調部1に
対して同時に行い(ステップS403,ステップS41
1)、各同調が成立したか否かの結果をCPU4は待つ
(ステップS404,ステップS412)。それぞれの
結果に対して、同調が成功した場合は、視聴者に放送内
容を提示するまでの各部の選局動作をそれぞれで続行し
(ステップS405,406,ステップS413)、同
調が失敗した場合は、放送実施の物理チャンネルの確認
から始まる情報取得の動作をそれぞれで繰り返す(ステ
ップS407〜410,ステップS414〜416)。
これにより、視聴すべき番組の選局に対して、映像音声
の表示時間を最短にすることができ、さらに視聴してい
ない放送に対する情報を取得できるため、情報提示に対
する時間も短くすることが可能となる。
【0026】図5は、本発明によるチャンネル配置設定
の処理のフロー図を示す。図5を参照して、選局可能な
チャンネル配置の設定について説明する。まず、受信機
には、アナログ放送に対する選局情報として少なくとも
物理チャンネルの番号,放送局名を用意しておく(図5
(B),ステップS510)。これは、既に公知の情報
であるので、受信機で用意することは容易である。さら
に、選局可能なチャンネルを設定する情報として、物理
チャンネル毎に、周波数,アナログデジタルフラグ,提
示順番号を追加し、メモリに用意する(図5(B),ス
テップS510)。ここで、提示順番号とは、チャンネ
ルアップダウン機能(順送り機能)のようなチャンネル
を順番に変更する際に、視聴者に対して提示する順番を
示す番号である。これらの情報は、上述した情報取得動
作手段により、放送される信号の中で取得できるのであ
れば、受信データで更新することになる(ステップS5
11)。
【0027】チャンネル配置の設定のフローを示す図5
(A)を参照して処理手順を説明すると、この物理チャ
ンネル毎の情報に対して、視聴者による直接的,間接的
な指示を問わずチャンネル配置設定の要求があれば(ス
テップS501)、アナログ/デジタルフラグで示され
るデジタル放送を確認し(ステップS502,ステップ
S503)確認後その放送について、その放送局名がア
ナログ放送の放送局名と一致していないかを選局可能な
全てのアナログ放送に対して比較し(ステップS504
〜506)、一致したものに対しては、デジタル放送の
提示順番号をアナログ放送の提示順番号+1として番号
の値を更新する(ステップS507)。この処理をデジ
タル放送で使用されるすべての物理チャンネルに対して
繰り返し(ステップS502〜507)、未確認の放送
がなくなれば、処理を終了する(ステップS508)。
これにより、例えば、チャンネルのアップダウンの処理
をした場合、同一の放送局の番組が連続するため、視聴
者がデジタル放送とアナログ放送が混在になっても、混
乱を和らげることが可能になる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、伝送媒体を異にして同
一伝送路にアナログ放送とデジタル放送を混在させて放
送されている放送信号を受信するテレビジョン放送等の
受信機において、選局時に選択すべき同調手段を有効に
使用できるため、選局に費やす時間を短縮することがで
きる。また、選局に使用しないもう一方の同調手段を放
送番組等の伝送される情報の取得に対して効果的に動作
させることができ、かかる情報を利用することにより結
果的に情報提示に費やす時間が短縮できる。また、放送
におけるアナログ放送/デジタル放送の混在時期におけ
る、同一放送局の無秩序なチャンネル配置に対して視聴
者の混乱を最小限に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアナログ/デジタル放送対応受信
機の実施の形態の装置構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による選局可能なチャンネル設定処理の
フロー図である。
【図3】本発明による同調手段の選局時の選択処理の第
1のフロー図である。
【図4】本発明による同調手段の選局時の選択処理の第
2のフロー図である。
【図5】本発明によるのチャンネル配置設定処理のフロ
ー図である。
【符号の説明】
1…デジタル同調部、2…デジタル情報分離部、3…デ
ジタル映像音声処理部、4…CPU、5…メモリ、6…
アナログ同調部、7…アナログ処理部、8…選択器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 7/18 H03J 5/02 H04B 1/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ放送とデジタル放送とによる放
    送番組が同一伝送路上で混在し放送されている放送信号
    のいずれもを受信するアナログ/デジタル放送対応受信
    機において、受信機制御手段がアナログ用の同調手段と
    デジタル用の同調手段を個別に制御できる機能を有し、
    個別に制御できる該機能を働かせ、伝送路上の物理チャ
    ンネルのすべてに同調させることにより、該物理チャン
    ネルがアナログ放送またはデジタル放送のいずれかで使
    用されていることを判断し、該判断結果を少なくとも物
    理的なチャンネルを示す情報と関係付けて記憶させるこ
    とを特徴とするアナログ/デジタル放送対応受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアナログ/デジタル放送
    対応受信機において、前記受信機制御手段が選局時に要
    求された選局チャンネルがアナログかデジタルかをすで
    に記憶した前記判断結果から知ることににより選局すべ
    き同調手段を選択して選局動作を行わせることを特徴と
    するアナログ/デジタル放送対応受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のアナログ/デジタル放送
    対応受信機において、前記受信機制御手段が選局動作を
    行わせた前記同調手段以外の他の同調手段において、伝
    送される情報を取得するための同調および情報抽出,記
    憶の動作を行わせることを特徴とするアナログ/デジタ
    ル放送対応受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアナログ/デジタル放送
    対応受信機において、前記受信機制御手段が選局時にア
    ナログ用及びデジタル用の前記同調手段の両方を同時に
    動作させ、動作により同期が成立した同調手段のみそれ
    以降の処理を続行させることを特徴とするアナログ/デ
    ジタル放送対応受信機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のアナログ/デジタル放送
    対応受信機において、前記同調手段の動作により同期が
    非成立となった方の同調手段において、伝送される情報
    を取得するための同調および情報抽出,記憶の動作を行
    わせることを特徴とするアナログ/デジタル放送対応受
    信機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のア
    ナログ/デジタル放送対応受信機において、前記受信機
    制御手段が伝送路上の物理チャンネルをすべて同調させ
    る際に、同調した物理チャンネルを使用している放送局
    を示す情報を抽出し、抽出した情報を物理チャンネルに
    関連付けて記憶し、記憶した物理チャンネル内の相異な
    る物理チャンネルにおいて、アナログ放送とデジタル放
    送を共に使用する同一放送局が含まれているかを判断
    し、同一放送局と判断された場合、選局用に提示するチ
    ャンネル設定の配置に対して、同一放送局が使用するア
    ナログ放送とデジタル放送のチャンネルを近接したチャ
    ンネルとして並び替える動作を行うことを特徴とするア
    ナログ/デジタル放送対応受信機。
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