JP2003152579A - 移動受信機及び地上デジタル放送送信システム - Google Patents

移動受信機及び地上デジタル放送送信システム

Info

Publication number
JP2003152579A
JP2003152579A JP2001349199A JP2001349199A JP2003152579A JP 2003152579 A JP2003152579 A JP 2003152579A JP 2001349199 A JP2001349199 A JP 2001349199A JP 2001349199 A JP2001349199 A JP 2001349199A JP 2003152579 A JP2003152579 A JP 2003152579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcasting
broadcast
terrestrial digital
receiving
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001349199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3752443B2 (ja
Inventor
Sadahiro Sako
禎裕 酒匂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001349199A priority Critical patent/JP3752443B2/ja
Publication of JP2003152579A publication Critical patent/JP2003152579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3752443B2 publication Critical patent/JP3752443B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相関のある複数の放送を送信する地上デジタ
ル放送送信システム及び該放送を同時に受信可能な移動
受信機を提供する。 【解決手段】 デジタル放送受信機100は、放送受信
用チューナを複数備え、複数のチューナ103,104
のうち少なくとも1つは地上デジタル放送受信可能なチ
ューナ104により構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動受信機及び地
上デジタル放送送信システムに関し、特に、地上デジタ
ル放送を行う送信側のシステム,さらには車載端末や携
帯電話,PDA(Personal Digital Assistants)等の
携帯端末に用いられる地上デジタル放送用移動受信機及
び地上デジタル放送送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、全国で視聴されているアナログ地
上放送に代わる新しい地上デジタル放送の準備が進んで
いる。この地上デジタル放送は、2003年に関東、近
畿、東海の3大都市圏で開始され、2006年には全国
へ拡大させる計画である。これにともない、現行のアナ
ログ放送も2011年には廃止される予定である。
【0003】ISDB(Integrated Services Digital
Broadcasting)は、映像、音声、データなどのあらゆる
情報をデジタル・データとして扱う次世代の統合デジタ
ル放送のコンセプトである。ISDBの具体的なサービ
スとして、デジタル・テレビジョン放送、デジタル音声
放送、ファクシミリ放送、マルチメディア放送などが研
究されている。ISDBの伝送路としては、衛星放送
波、地上放送波、同軸ケーブルや光ファイバの有線伝送
路の利用が考えられている。
【0004】この地上デジタル放送の技術規格ISDB
−T(Terrestrial)では、変調方式に多数の搬送波
(キャリア)を使うOFDM(Orthogonal Frequency D
ivision Multiplexing)が採用され、ビルによる反射な
ど複数の伝播経路(マルチパス)によるゴースト妨害も
抑制が可能となる。また、ISDB−Tではキャリア間
隔を規定する伝送モードやキャリア毎の変調方式、有効
シンボル長毎に設ける時間軸方向のガードインターバル
がそれぞれ複数規定されており、極めて多数の信号形式
が規格の上では許容されている。実際にはこれらの中か
ら、固定受信や移動受信などのサービスに応じて最適な
形式が選択されることになる。
【0005】また、ISDB−Tでは1つのチャンネル
(帯域約5.6MHz)を、13セグメント(1セグメ
ント=約430kHz)に分割し、これを単位に変調方
式を変えることになる。これによって、1つのチャンネ
ルで音声放送とハイビジョン放送、標準固定放送と移動
体放送といったように、放送局は任意に信号構成を決定
することができる。
【0006】さらに、ISDB−Tは時間軸方向のイン
ターリーブを取り入れており、利用する電波も移動体へ
の伝送に適していることから、車載テレビなどの移動体
受信機やPDAや携帯電話などの携帯端末でも安定した
受信が可能となることが大きな特徴の一つとして挙げら
れる。今後、このような移動受信を想定したサービスも
大いに期待されている。
【0007】車載テレビ等の移動体受信機においては、
ある程度表示容量の大きなディスプレイを搭載可能であ
り、とりたてて小型軽量化の必要もなく、十分な電力供
給源も備わっていることから、広帯域の受信に対応可能
である。
【0008】図9は、地上デジタル放送サービスの一例
を示す図である。図9に示すように、データセグメント
901において1セグメントの音声受信903,6セグ
メントの移動体受信904,残り6セグメントのSDT
V(標準テレビ)905というように13セグメントを
割り当てるサービスを想定することができ、車載テレビ
では十分な情報量を得ることができる。ここで、データ
セグメント901は、周波数軸の伝送スペクトル(OF
DMセグメント)902へと変換され、1セグメント受
信906の部分(A階層)は13セグメントの中央のセ
グメントヘ配置される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の移動受信機にあっては、以下のような問題点
があった。移動端末機とりわけ携帯電話受信用放送を想
定した場合、その大きさや重量、消費電力といった端末
機器自体に要求される制限が厳しいことから、13セグ
メントのうちの1セグメントだけを携帯受信用に割り当
てる方式が現実的である。
【0010】すなわち、ISDB−Tの規格によって、
2セグメント以上の受信においては13セグメント全て
受信する必要があるのに対し、この中央の1セグメント
を利用した部分受信(狭帯域OFDM)においてはその
必要がなく、1セグメントのみの受信形態が可能とな
り、格段に低い消費電力となるためである。また大きさ
や重量の点でも1セグメントのみの受信であれば小型・
軽量化が可能で携帯端末内部に納めるには好ましい。
【0011】図10は、地上デジタル放送サービスの一
例を示す図である。図10に示す放送形態では、データ
セグメント1001のうち1セグメントを携帯受信10
03に、残りの12セグメントすべてをハイビジョンT
V受信1004に割り当てている。同様に、データセグ
メント1001は周波数軸の伝送スペクトル(OFDM
セグメント)1002へと変換され、1セグメント受信
1005の部分(A階層)は13セグメントの中央のセ
グメントへ配置される。なお、ここでは残りの12セグ
メントすべてをハイビジョンTV受信に割り当てている
が、SDTV2チャンネル分に分割して割り当てる等そ
の形態は任意に選定し得る。しかし、携帯端末での放送
受信に際し、画面の解像度が低いためそれほど大きな伝
送容量を必要としないとはいっても、1セグメントの帯
城では300kbps程度の伝送量しかなく、ユーザが
テレビを見るのに十分な情報量とは言い難い。
【0012】例えば、1セグメント受信による多重化さ
れた放送として、MPEG−4ビデオTS(Transport
Stream):290kbps(15フレーム/s、SIF
画面)、AAC(Advanced Audio Coding)音声TS:
53kbps(音声サンプリング24kbps)、デー
タ放送17kbps、が典型的な容量として挙げられ
る。この映像信号の290kbps(15フレーム/
s、SIF画面)は、ユーザが携帯端末でテレビを見る
のには何とか満足できる程度の動画像である。しかし、
この場合、変調方式をDQPSK(Differential Quadr
ature Phase ShiftKeying)、誤り訂正1/2、ガード
インターバル1/8、所要C/N6.7dBとしても情
報量は312kbpsとなり、上記合計の360kbp
sは収まらないことになってしまう。そのため、実際は
より映像の伝送容量を下げる必要があり、結局ユーザは
不十分なテレビ放送しか視聴できないという問題点があ
る。
【0013】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、相関のある複数の放送を送信する地上
デジタル放送送信システム及び該放送を同時に受信可能
な移動受信機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の移動受信機は、
デジタル放送を受信する移動受信機において、放送受信
用チューナを複数備え、前記複数のチューナのうち少な
くとも1つは、地上デジタル放送を受信可能なチューナ
であることで、移動受信機において地上デジタル放送の
1チャンネルと、それ以外のチャンネルからの情報を同
時に得ることができる。例えば、1つのチャンネルには
デジタル映像放送専用、もう1つのチャンネルには音声
又はデータ放送専用、もしくは音声とデータ放送の多重
化放送専用というように情報の性質に特化した放送受信
形態を簡易に実現することができる。
【0015】前記複数のチューナで受信した信号を同時
に再生する再生手段を備えることで、受信した複数の情
報をそのまま再生可能であれば、特に放送の送り手側で
もともと同期の取られた複数の放送を行う場合に有用で
ある。例えば、1つのチャンネルで野球中継をテレビ放
送として受信し、もう1つのチャンネルで選手情報やチ
ーム情報をデータ放送として受信するような形態があ
る。
【0016】本発明の移動受信機は、デジタル放送を受
信する移動受信機において、地上デジタル放送受信用チ
ューナを複数備え、前記複数の地上デジタル放送受信用
チューナの出力信号を合成して再生する合成再生手段を
備えることで、地上デジタル放送用受信機において、大
きな情報量を受信することが可能となる。また、前記合
成再生手段は、OFDM復調部から出力された信号を合
成することで、TS(Transport Stream)の規格の枠組
みの中で容易に合成を行うことができる。
【0017】前記地上デジタル放送受信可能なチューナ
は、1セグメントの部分放送を受信することで、地上デ
ジタル放送用移動受信機における小型化、軽量化、低消
費電力化を実現しつつ、移動受信機による十分な情報量
のテレビ放送受信が実現される。
【0018】また、前記地上デジタル放送受信可能なチ
ューナからの出力信号を分析して前記合成再生を行うか
否かを判定する判定手段をさらに備えることで、受信し
ている地上デジタル放送に相関のある他チャンネルの有
無を自動的に検出でき、ユーザ自身が複数受信を行うか
否かを決定することができる。
【0019】前記複数のチューナにより受信する信号
は、独立に再生可能な信号であることで、例えば、映像
は低画質でも長時間放送番組を視聴したい場合は1つの
チューナのみを利用した1セグメント受信、短時間でい
いからとにかく高画質の映像を視聴したい場合は2つの
受信系統を利用した2セグメント受信というように、放
送番組の性質、ユーザの嗜好、携帯端末のバッテリ残量
に応じてユーザが受信形態を選択することが可能とな
る。
【0020】本発明の地上デジタル放送送信システム
は、地上デジタル放送を行う放送システムにおいて、1
つの放送コンテンツを分割して複数の1セグメント部分
放送として送信することを特徴としている。このような
放送送信システムが適用されることによって、前述した
ような様々な利用形態が実現可能となる。前記分割され
た1セグメント部分放送のうち、少なくとも1つは独立
に再生可能であることで、放送番組の性質、ユーザの嗜
好、携帯端末のバッテリ残量に応じてユーザが受信形態
を選択することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な移動受信機の実施の形態について詳細に説
明する。
【0022】第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。本実施の形態の移動
受信機として、デジタル放送受信機に適用した例であ
る。本移動受信機は、地上デジタル放送とそれ以外の、
例えばFM多重放送を同時に受信・再生可能な仕様を想
定している。
【0023】図1において、デジタル放送受信機100
は、アンテナ101,102、チューナ103,10
4、OFDM復調器105、デコーダ106,107、
メモリ108、タイマ109、制御部110、音声信号
処理部111、データ信号処理部112、映像信号処理
部113、表示制御部114、スピーカ115、及びデ
ィスプレイ116を備えて構成される。
【0024】デジタル放送受信機100は、放送受信用
チューナを複数(ここでは2台)備え、複数のチューナ
103,104のうち少なくとも1つは地上デジタル放
送受信可能なチューナ104により構成される。以下、
上述のように構成されたデジタル放送受信機の動作を説
明する。
【0025】地上デジタル放送信号は、アンテナ101
及びチューナ103により受信され、受信された信号は
OFDM復調器105及びデコーダ106を経由して映
像信号が復元され、映像信号処理部113へと入力され
る。一方、もともと地上デジタル放送と関連して同期の
とれたFM多重放送信号は、別のアンテナ102、チュ
ーナ104、及びデコーダ107を経由して音声信号と
文字放送が復元される。デコーダ107によりデコード
された音声信号は、音声信号処理部111を経由してス
ピーカ115で再生され、文字放送はデータ信号処理部
112へ入力される。地上デジタル放送からの映像とF
M多重放送からの文字情報は、同一ディスプレイ116
で表示される場合は表示制御部114で処理され同時に
再生される。
【0026】このように別種の放送(例えば、地上デジ
タル放送とFM多重放送の2つの放送)を同時に再生す
る場合は、もともと同期の取れた放送であれば基本的に
はそのまま再生を行えばよいが、伝送路に基づく受信の
遅延や、復調器やデコーダで費やす時間によっては同期
が取れない場合があるので、その場合はデータを一時保
存できるメモリ108や同期の基準を与えるタイマ10
9を利用して同期をとることができる。全体のシステム
は、制御部110で制御される。
【0027】このような構成は、地上デジタル放送の1
セグメントの部分放送を受信する移動受信機に有用で、
もともと提供される大容量の情報・サービスを受けるこ
とができる固定受信機(13セグメント受信機)には必
ずしも必要はないと考えられるが、適用することも可能
であり、バラエティーに富んだ放送を受信できると言う
点で有用である。
【0028】これによって、移動体受信機において地上
デジタル放送の1チャンネルと、それ以外のチャンネル
からの情報を同時に得ることができる。すなわち、1つ
のチャンネルにはデジタル映像放送専用、もう1つのチ
ャンネルには音声又はデータ放送専用、もしくは音声と
データ放送の多重化放送専用というように情報の性質に
特化した放送受信形態を簡易に実現することができる。
【0029】以上説明したように、本実施の形態に係る
デジタル放送受信機100は、放送受信用チューナを複
数備え、複数のチューナ103,104のうち少なくと
も1つは地上デジタル放送受信可能なチューナ104に
より構成されているので、特に相関のある複数の放送を
送信するシステムと該放送を同時に受信可能な移動受信
機を実現することができ、地上デジタル放送用移動受信
機における小型化、軽量化、低消費電力化を実現しつ
つ、移動受信機による十分な情報量のテレビ放送受信が
可能になる。なお、別種の放送として、地上デジタル放
送とFM多重放送の2つの放送を例に挙げているが放送
の種類や数はこれに限定されるものではない。
【0030】第2の実施の形態 図2は、本発明の第2の実施の形態のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。本実施の形態の移動
受信機は、2つのチャンネルの地上デジタル放送を同時
に受信・再生可能な仕様を想定している。
【0031】図2において、デジタル放送受信機200
は、アンテナ201、チューナ202,203、OFD
M復調器204,205、デコーダ206,207、メ
モリ208、タイマ209、制御部210、音声信号処
理部211、映像信号処理部212、データ信号処理部
213、表示制御部214、スピーカ215、及びディ
スプレイ216を備えて構成される。
【0032】デジタル放送受信機200は、複数(ここ
では2台)の放送受信用チューナ202,203と、複
数のチューナ202,203で受信した信号をそれぞれ
復調する複数(2台)のOFDM復調器204,205
とを備えて構成され、複数のチューナ202,203で
受信した信号を同時に再生することが可能である。以
下、上述のように構成されたデジタル放送受信機の動作
を説明する。
【0033】一方の地上デジタル放送信号は、アンテナ
201、チューナ202、OFDM復調器204及びデ
コーダ206を経由してデータ信号が復元され、データ
信号処理部213へと入力される。他方の地上デジタル
放送信号は、同一のアンテナ201、チューナ202と
は異なるチューナ203、OFDM復調器205及びデ
コーダ207を経由して音声信号と映像信号が復元され
る。デコーダ207によりデコードされた音声信号は、
音声信号処理部211を経由してスピーカ215で再生
され、映像信号は映像信号処理部212へ入力される。
データ情報と映像は、同一ディスプレイ216で表示さ
れる場合は表示制御部214で処理され同時に再生され
る。
【0034】このように地上デジタル放送という同種の
放送(例えば、2つの地上デジタル放送)を同時に再生
する場合は、もともと同期の取れた放送であれば基本的
にはそのまま再生を行えばよいが、伝送路に基づく受信
の遅延や、復調器やデコーダで費やす時間によっては同
期が取れない場合があるので、その場合はデータを一時
保存できるメモリ208や同期の基準を与えてくれるタ
イマ209を利用して同期をとることができる。全体の
システムは制御部210で制御される。
【0035】このような構成は、地上デジタル放送の1
セグメントの部分放送を受信する移動受信機に有用で、
もともと提供される大容量の情報・サービスを受けるこ
とができる固定受信機(13セグメント受信機)には必
ずしも必要はないと考えられるが、適用することも可能
であり、バラエティーに富んだ放送を受信できると言う
点で有用である。
【0036】受信した複数の情報をそのまま再生可能で
あれば、特に放送の送り手側でもともと同期の取られた
複数の放送を行う場合に有用である。例えば、1つのチ
ャンネルで野球中継をテレビ放送として受信し、もう1
つのチャンネルで選手情報やチーム情報をデータ放送と
して受信するような形態がある。但し、1つのチャンネ
ルでテレビ放送としてサッカー中継、もう1つのチャン
ネルでデータ放送として気象情報を同時に視聴するとい
ったそれぞれが相関を持たないような放送の受信形態も
考えられる。
【0037】これは何も地上デジタル放送の1セグメン
ト受信を複数系統必ずしも必要とするわけではなく、テ
レビ映像は地上デジタル放送,音声放送はFM・AMラ
ジオ放送とすることも可能である。なお、この場合移動
受信機には複数の受信用アンテナが必要となる。なお、
地上デジタル放送という同種の放送として、2つの地上
デジタル放送を例に挙げているが、受信する放送の数は
これに限定されるものではない。
【0038】第3の実施の形態 図3は、本発明の第3の実施の形態のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。本実施の形態の移動
受信機は、2つのチャンネルの地上デジタル放送を受信
・合成・再生可能な仕様を想定している。
【0039】図3において、デジタル放送受信機300
は、アンテナ301、地上デジタル放送受信可能なチュ
ーナ302,303、OFDM復調器304,305、
TS(Transport Stream)合成部306、デコーダ31
0、メモリ307、タイマ308、制御部309、音声
信号処理部311、スピーカ312、映像信号処理部3
13、及びディスプレイ314を備えて構成される。
【0040】地上デジタル放送受信用チューナ302,
303は、1セグメントの部分放送を受信することが可
能である。デジタル放送受信機300は、複数(ここで
は2台)の地上デジタル放送受信用チューナ302,3
03と、複数のチューナ302,303で受信した信号
をそれぞれ復調する複数(2台)のOFDM復調器30
4,305と、2つのチューナの出力信号を合成するT
S合成部306とを備えて構成され、複数のチューナ3
02,303で受信し、TS合成部306で合成した信
号を同時に再生することが可能である。以下、上述のよ
うに構成されたデジタル放送受信機の動作を説明する。
【0041】2つの1セグメント地上デジタル放送信号
に対し、一方の地上デジタル放送信号は、アンテナ30
1、チューナ302、OFDM復調器304を経由して
TS合成部306へ、他方の地上デジタル放送信号は、
同一のアンテナ301、チューナ302とは異なるチュ
ーナ303、OFDM復調器305を経由してTS合成
部306へ入力される。後述するように、TSはパケッ
ト形式のストリームであるため、ヘッダ情報を用いて容
易に所望のパケット配列を得ることができる。
【0042】合成されたTS信号は、デコーダ310で
映像信号と音声信号に分離され、音声信号は音声信号処
理部311を経由してスピーカ312で再生され、映像
信号は映像信号処理部313へ入力されディスプレイ3
14で再生される。ここで、再生される情報はこの2つ
に限らず、受信する放送の性質に応じた出力部で再生さ
れることになる。
【0043】また、伝送路に基づく受信の遅延や、復調
器で費やす時間によってはデータの合成が困難となる場
合があるので、その場合はデータを一時保存できるメモ
リ307や同期の基準を与えてくれるタイマ308を利
用して同期をとることができる。全体のシステムは制御
部309で制御される。本実施の形態では、OFDM復
調器を2つ用いているが、合成部をチューナの直後に配
置して、処理能力の高い復調器をその後ろに1つ配置す
る構成も可能である。
【0044】以上のような構成は、地上デジタル放送の
1セグメントの部分放送を受信する移動受信機のみなら
ず、13セグメントすべてを受信することができる一般
の受信機にも有用でもある。これは前述したように、膨
大な情報量を必要とする場合、例えば3D表示を行う場
合で、右目用の映像データと左目用の映像データを別チ
ャンネルで放送することによって、より大画面で高画質
な3D表示を行うことも可能となるからである。
【0045】また、地上デジタル放送受信可能なチュー
ナ302,303は、1セグメントの部分放送を受信す
るので、地上デジタル放送用移動受信機における小型
化、軽量化、低消費電力化を実現しつつ、移動受信機に
よる十分な情報量のテレビ放送受信が実現できる。
【0046】例えば、地上デジタル放送用受信機が2つ
の地上デジタル放送用チューナ302,303を搭載し
ている場合、13セグメントすべてを受信することな
く、2セグメントの伝送容量を得ることができる。この
場合、2つの個別のチャンネルから1つの映像情報が配
信されているとすると、分割された各TSパケットに配
列情報を書き込んであれば、2つのチャンネルから分割
されて送信されても受信機側でそれぞれのパケットデー
タをつなぎ合せて元の映像が再生可能となる。チューナ
が2つの場合、600〜700kbpsの情報量を受信
することができることになり、より高画質なテレビ放送
受信が可能である。
【0047】次に、信号の合成に関わる具体例を図4及
び図5により説明する。図4は、実際に通信,放送メデ
ィア用の映像・音声多重化信号として用いられるMPE
G−TSの構成図である。図4において、401はPE
S(Packetized Elementary Stream)Packet、4
02はPL(Payload)、403はTS Packet、
404はMPEG−TS、405はHD(Header)、4
06はFiller、407はPAT(Program Associ
ation Table)、408はPMT(Program Map Tabl
e)、409は映像(V)、410は音声(A)、41
1はクロック(C)、412はデータ(D)である。
【0048】TS Packet403は、HD405
とPL402からなり、188バイトに固定されている
ため、場合によってはFiller406が挿入され
る。PL402は、PES Packet401を分離
したものである。PES Packet401は、映像
・音声の符号化データやプライベートデータ等を可変長
の長さでパケット化したもので上位レイヤに位置する。
伝送する場合には、PES Packet401はさら
にパケット分割されてMPEG−TS Packetに
乗せられて伝送される。すなわち、1つのPES Pa
cketは、同じPID(Packet Identifier:パケッ
ト識別子)をもつ複数のMPEG−TS Packet
のPLに分割されて伝送されることになる。
【0049】TS Packet403の種類として
は、PAT407、PMT408、映像(V)409、
音声(A)410、クロック(C)411及びデータ
(D)412のパケットがある。これらは識別子である
PIDによってその内容が識別される。
【0050】図5は、データ合成を説明する模式図であ
る。図5において、501はチャンネル1によるデー
タ、502はチャンネル2によるデータ、503はデー
タを合成する合成部、504は合成されたデータ例1、
505は合成されたデータ例2である。
【0051】いま、A−1,A−2,…のTS Pac
ketから構成されるチャンネル1によるデータ501
と、B−1,B−2,…のTS Packetから構成
されるチャンネル2による送信データ502を同一の受
信機で同時に受信した場合を考える。
【0052】チャンネル1とチャンネル2のデータはお
互い相関があるので、それぞれのパケットのHD情報に
従って合成部603により合成を行う。例えば、A−1
とB−1というように番号に対応した相関があるとする
と合成されたデータは模式的にデータ例504,505
のように表すことができる。
【0053】合成されたデータ例1(504)は、任意
の時間に対して常に両チャンネルからのデータを使用す
る場合であり、例えばチャンネル1は映像の輝度に関す
る情報(白黒映像),チャンネル2は映像の色に関する
情報というような場合や、オブジェクト映像(切り出し
映像)とシーン映像(背景の映像),3D表示の際の右
目の映像と左目の映像等の場合がある。
【0054】また、合成されたデータ例2(505)
は、任意の時間に対してどちらかのチャンネルからのデ
ータのみを使用する場合であり、例えば単純に映像のフ
レームレートを倍にする場合がある。ここで、上記合成
されたデータ例1(504)、合成されたデータ例2
(505)のどちらの例でも、いずれか一方もしくは両
方が独立に再生であり、ユーザが単独受信か複数受信か
を選択することができる。
【0055】ところで、この構成においては、受信して
いる地上デジタル放送と相関のある他チャンネルの有無
を自動的に検出でき、ユーザ自身が複数受信を行うか否
かを決定することができるような機能が求められる。具
体的には、1チャンネルのデータに相関のある他チャン
ネルの情報を付加しておけばよい。例えば相関チャンネ
ルを他方のチューナで自動的に受信するようなリクエス
トを制御部へ送るようなシステムも考えられる。
【0056】図6は、上記各実施の形態で示したデジタ
ル放送受信機のディスプレイ上での表示イメージを示す
図である。図6において、全体の表示画面601は、メ
イン画面602、文字情報部603、アイコン604〜
607からなり、アイコン604〜607には、TVア
イコン604,HP(Homepage)アイコン605,メー
ルアイコン606,データベースアイコン607等が一
般的に考えられる。それぞれのアイコンを選択すること
によってメイン画面に各々の表示が行われる。
【0057】利用サービスイメージとしては、地上デジ
タルで放送される映画番組に対して所望する吹き替え言
語及び字幕スーパーを他の放送で同期させるものや、ス
ポーツ番組に対して所望する解説者の音声放送と選手の
データを同期させるもの,緊急災害時の臨時放送に対し
て身近な地域の文字放送を同期させる等様々なものが考
えられる。
【0058】このように、1つのチューナからの出力信
号を分析して前記合成再生を行うか否かを決定し、チャ
ンネル1によるデータ501とチャンネル2によるデー
タ502を合成する合成部503を備えることで、受信
している地上デジタル放送に相関のある他チャンネルの
有無を自動的に検出でき、ユーザ自身が複数受信を行う
か否かを決定することができるとともに、相関のある複
数の放送信号を受信・同時再生、若しくは受信・合成す
ることによって、前述したような様々なサービス形態が
可能となる。
【0059】ところで、上記各実施の形態において、受
信する複数の信号の少なくとも1つの信号は独立に再生
可能であるものでもよい。これによって、映像は低画質
でも長時間放送番組を視聴したい場合は1つのチューナ
のみを利用した1セグメント受信を、また、短時間でい
いからとにかく高画質の映像を視聴したい場合は2つの
受信系統を利用した2セグメント受信というように、放
送番組の性質、ユーザの嗜好、携帯端末のバッテリ残量
に応じてユーザが受信形態を選択することが可能とな
る。これは、複数の信号がそれぞれ独立に再生可能であ
る場合も含まれる。
【0060】第4の実施の形態 図7は、本発明の第4の実施の形態の地上デジタル放送
を行う送信側のシステムを表す模式図である。本実施の
形態の地上デジタル放送システムは、上記第1乃至第3
の実施の形態で示した移動信機が想定している放送送信
システムである。
【0061】図7において、701はコンテンツ作成プ
ロジェクト、702は放送局A、703は放送局B、7
04は電波塔、705は携帯受信機、706はオリジナ
ルのコンテンツデータ、707はチャンネルAデータ、
708はチャンネルBデータ、709はチャンネルA、
710はチャンネルB、711復元されたオリジナルコ
ンテンツのデータである。コンテンツ作成プロジェクト
701は、オリジナルコンテンツを作成する本体であ
り、複数又は単独の放送局を中心に形成されるチーム
や、放送局とは独立した法人の場合も考えられる。
【0062】コンテンツ作成プロジェクト701で作成
されたオリジナルコンテンツのデータ706は、その一
部であるチャンネルA用のデータ707を放送局A70
2へ、チャンネルB用のデータ708を放送局B703
へ提供する。放送局A702と放送局B703は、この
オリジナルコンテンツ706に関して業務提携している
場合が一般的である。また、オリジナルコンテンツ70
6は、直接各放送局へ提供して、放送局側で放送用デー
タを抽出するシステムも可能である。
【0063】以上の構成において、各放送局は、オリジ
ナルコンテンツの部分放送用に獲得した各データ70
7,708を電波塔704へ送信し、電波塔704は地
上デジタル1セグメント部分放送のチャンネルA70
9,チャンネルB710として周辺地域へ放送する。
【0064】これらの放送を受ける携帯受信機705
は、例えば図3の構成のデジタル放送受信機300であ
り、内部でチャンネルAとチャンネルBの信号を合成す
ることによって復元されたオリジナルコンテンツのデー
タ711を再生することができる。このようなシステム
は、特に各放送局がチャンネルを1つしか持たない場合
に有用である。
【0065】第5の実施の形態 図8は、本発明の第5の実施の形態の地上デジタル放送
を行う送信側のシステムを表す模式図である。本実施の
形態の地上デジタル放送システムは、上記第1乃至第3
の実施の形態で示した移動信機が想定している放送送信
システムである。
【0066】図8において、801は放送局、802は
電波塔、803は携帯受信機、804はオリジナルのコ
ンテンツデータ、805はチャンネルAデータ、806
はチャンネルBデータ、807はチャンネルA、808
はチャンネルB、809は復元されたオリジナルコンテ
ンツのデータである。
【0067】放送局801は、オリジナルコンテンツを
作成する本体であり、2つの放送チャンネルを保有して
いるとする。放送局801で作成されたオリジナルコン
テンツのデータ804は、その一部であるチャンネルA
用のデータ805,チャンネルB用のデータ806を電
波塔802へ送信し、電波塔802は地上デジタル1セ
グメント部分放送のチャンネルA807,チャンネルB
808として周辺地域へ放送する。
【0068】これの放送を受ける携帯受信機803は、
例えば図3の構成のデジタル放送受信機300であり、
内部でチャンネルAとチャンネルBの信号を合成するこ
とによって復元されたオリジナルコンテンツのデータ8
09を再生することができる。このようなシステムは特
に放送局がチャンネルを2つ以上もつ場合に有用であ
る。
【0069】このように、1つの放送コンテンツを分割
して複数の1セグメント部分放送として送信する放送送
信システムが適用されることによって、前述したような
様々な利用形態が実現可能となる。また、分割された1
セグメント部分放送のうち、少なくとも1つは独立に再
生可能である放送送信システムが適用されることによっ
て、放送番組の性質、ユーザの嗜好、携帯端末のバッテ
リ残量に応じてユーザが受信形態を選択することが可能
となる。
【0070】なお、本発明の地上デジタル放送送信シス
テムは、上述の実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。例えば、上述したような家庭
にデジタル放送対応ホームサーバに適用することもでき
るが、これには限定されず、全てのシステムに適用可能
である。特に、CDMA、OFDM等の同一時刻に広帯
域の周波数帯城を使用して通信を行う無線通信装置に適
用して好適である。
【0071】また、上記各実施の形態では、移動受信機
及び地上デジタル放送送信システムの名称を用いている
が、これは説明の便宜上であり、例えば放送システム、
テレビ受信機、放送局選局装置等でもよい。また、移動
受信機をデジタル放送受信機に適用した例について述べ
たが、放送を受信する端末はどのようなものであっても
よい。PDA等の携帯情報端末やパーソナルコンピュー
タのデータ通信機能として組み込まれたものでもよく、
また、コンテンツ情報の種類はどのようなものでもよ
い。さらに、上記地上デジタル放送送信システム及び移
動受信機を構成する各回路部等の種類、記憶部に記憶さ
れるデータの種類などは前述した実施形態に限られな
い。
【0072】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、地上デジタル放送用移動受信機における小型化、軽
量化、低消費電力化を実現しつつ、移動受信機による十
分な情報量のテレビ放送受信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の通信,放送メディア用の映像・
音声多重化信号として用いられるMPEG−TSの構成
図である。
【図5】本実施の形態のデジタル放送受信機のデータ合
成を説明する模式図である。
【図6】上記各実施の形態で示したデジタル放送受信機
のディスプレイ上での表示イメージを示す図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の地上デジタル放送
を行う送信側のシステムを表す模式図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の地上デジタル放送
を行う送信側のシステムを表す模式図である。
【図9】地上デジタル放送サービスの一例を示す図であ
る。
【図10】地上デジタル放送サービスの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
100,200,300 デジタル放送受信機 101,102,201,301 アンテナ 103,104,202,203,302,303 チ
ューナ 105,204,205,304,305 OFDM復
調器 106,107,206,207,310 デコーダ 108,208,307 メモリ 109,209,308 タイマ 110,210,309 制御部 111,211,311 音声信号処理部 112,213 データ信号処理部 113,212,313 映像信号処理部 114,214 表示制御部 115,215,312 スピーカ 116,216,314 ディスプレイ 306 TS合成部 401 PES Packet 402 PL(Payload) 403 TS Packet 404 MPEG−TS 405 HD(Header) 406 Filler 407 PAT 408 PMT 409 映像(V) 410 音声(A) 411 クロック(C) 412 データ(D) 501 チャンネル1によるデータ 502 チャンネル2によるデータ 503 合成部 504 合成されたデータ例1 505 合成されたデータ例2 601 全体の表示画面 602 メイン画面 603 文字情報部 604 TVアイコン 605 HPアイコン 606 メールアイコン 607 データベースアイコン 701 コンテンツ作成プロジェクト 702 放送局A 703 放送局B 704,802 電波塔 705,803 携帯受信機 706,804 オリジナルのコンテンツデータ 707,805 チャンネルAデータ 708,806 チャンネルBデータ 709,807 チャンネルA 710,808 チャンネルB 711,809 復元されたオリジナルコンテンツのデ
ータ 801 放送局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 Fターム(参考) 5C025 AA01 AA23 BA25 BA27 CA06 CA09 DA01 DA07 DA10 5C063 AA01 AA11 AB03 AB07 AB15 AC01 AC02 AC05 CA12 CA31 CA33 DA03 DA05 DB10 5K061 AA01 AA02 BB07 FF11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送を受信する移動受信機にお
    いて、 放送受信用チューナを複数備え、前記複数のチューナの
    うち少なくとも1つは、地上デジタル放送を受信可能な
    チューナであることを特徴とする移動受信機。
  2. 【請求項2】 前記複数のチューナで受信した信号を同
    時に再生する再生手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載の移動受信機。
  3. 【請求項3】 デジタル放送を受信する移動受信機にお
    いて、 地上デジタル放送受信用チューナを複数備え、前記複数
    の地上デジタル放送受信用チューナの出力信号を合成し
    て再生する合成再生手段を備えることを特徴とする移動
    受信機。
  4. 【請求項4】 前記合成再生手段は、OFDM復調部か
    ら出力された信号を合成することを特徴とする請求項3
    記載の移動受信機。
  5. 【請求項5】 前記地上デジタル放送受信可能なチュー
    ナは、1セグメントの部分放送を受信することを特徴と
    する請求項1又は3に記載の移動受信機。
  6. 【請求項6】 前記地上デジタル放送受信可能なチュー
    ナからの出力信号を分析して前記合成再生を行うか否か
    を判定する判定手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項3記載の移動受信機。
  7. 【請求項7】 前記複数のチューナにより受信する信号
    は、独立に再生可能な信号であることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか一項に記載の移動受信機。
  8. 【請求項8】 地上デジタル放送を行う放送システムに
    おいて、 1つの放送コンテンツを分割して複数の1セグメント部
    分放送として送信することを特徴とする地上デジタル放
    送送信システム。
  9. 【請求項9】 前記分割された1セグメント部分放送の
    うち、少なくとも1つは独立に再生可能であることを特
    徴とする請求項8記載の地上デジタル放送送信システ
    ム。
JP2001349199A 2001-11-14 2001-11-14 移動受信機 Expired - Fee Related JP3752443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001349199A JP3752443B2 (ja) 2001-11-14 2001-11-14 移動受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001349199A JP3752443B2 (ja) 2001-11-14 2001-11-14 移動受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003152579A true JP2003152579A (ja) 2003-05-23
JP3752443B2 JP3752443B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=19161904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001349199A Expired - Fee Related JP3752443B2 (ja) 2001-11-14 2001-11-14 移動受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3752443B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005071952A1 (ja) * 2003-12-24 2005-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 放送受信端末及び放送装置
JP2005311582A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Casio Comput Co Ltd 端末装置および端末処理プログラム
JP2006270250A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fujitsu Ten Ltd デジタルデータ受信機
KR100757231B1 (ko) 2006-06-08 2007-09-10 삼성전자주식회사 Dmb 휴대단말기에 있어 복수의 채널 동시 다중화면시청 방법 및 장치
US7289166B2 (en) 2003-08-29 2007-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method of displaying remaining battery capacity of the information processing apparatus
JP2008034898A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Kansai Multimedia Service Co ワンセグメント放送システム
WO2008047913A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Nippon Hoso Kyokai Dispositif de retransmission de signal de radiodiffusion numérique de terre
JP2009044345A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Toshiba Corp Ofdm受信装置
JP2009540740A (ja) * 2006-06-16 2009-11-19 トムソン ライセンシング 複数分解能モードの直交周波数分割多重化システム及び方法
JP2009545906A (ja) * 2006-08-01 2009-12-24 エイティーアイ・テクノロジーズ・ユーエルシー マルチメディア信号を表示するためにコンピュータシステムに転送するための方法及び装置
US7692725B2 (en) 2005-01-11 2010-04-06 Casio Computer Co., Ltd. Television receiver and control program for the television receiver
JP2010525706A (ja) * 2007-04-24 2010-07-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ブロードキャストシステムにおいて移動通信デバイス内でデータを受信するための方法およびデバイス
JP2013513280A (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート モバイル放送が結合された放送システムでの3次元放送サービス装置及び方法
US8929959B2 (en) 2007-04-24 2015-01-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and a device for receiving data in a mobile communication device in a broadcast system

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7289166B2 (en) 2003-08-29 2007-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method of displaying remaining battery capacity of the information processing apparatus
CN100411429C (zh) * 2003-12-24 2008-08-13 松下电器产业株式会社 广播接收终端和广播装置
JP4597869B2 (ja) * 2003-12-24 2010-12-15 パナソニック株式会社 放送受信端末
JPWO2005071952A1 (ja) * 2003-12-24 2007-07-26 松下電器産業株式会社 放送受信端末及び放送装置
WO2005071952A1 (ja) * 2003-12-24 2005-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 放送受信端末及び放送装置
JP2005311582A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Casio Comput Co Ltd 端末装置および端末処理プログラム
JP4505728B2 (ja) * 2004-04-20 2010-07-21 カシオ計算機株式会社 端末装置および端末処理プログラム
US7692725B2 (en) 2005-01-11 2010-04-06 Casio Computer Co., Ltd. Television receiver and control program for the television receiver
JP4578297B2 (ja) * 2005-03-22 2010-11-10 富士通テン株式会社 デジタルデータ受信機
JP2006270250A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fujitsu Ten Ltd デジタルデータ受信機
KR100757231B1 (ko) 2006-06-08 2007-09-10 삼성전자주식회사 Dmb 휴대단말기에 있어 복수의 채널 동시 다중화면시청 방법 및 장치
JP2009540740A (ja) * 2006-06-16 2009-11-19 トムソン ライセンシング 複数分解能モードの直交周波数分割多重化システム及び方法
JP2008034898A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Kansai Multimedia Service Co ワンセグメント放送システム
JP2009545906A (ja) * 2006-08-01 2009-12-24 エイティーアイ・テクノロジーズ・ユーエルシー マルチメディア信号を表示するためにコンピュータシステムに転送するための方法及び装置
WO2008047913A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Nippon Hoso Kyokai Dispositif de retransmission de signal de radiodiffusion numérique de terre
JP2010525706A (ja) * 2007-04-24 2010-07-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ブロードキャストシステムにおいて移動通信デバイス内でデータを受信するための方法およびデバイス
US8929959B2 (en) 2007-04-24 2015-01-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and a device for receiving data in a mobile communication device in a broadcast system
JP2009044345A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Toshiba Corp Ofdm受信装置
US8132067B2 (en) 2007-08-07 2012-03-06 Kabushiki Kaisha Toshiba OFDM receiving apparatus and OFDM receiving method
JP2013513280A (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート モバイル放送が結合された放送システムでの3次元放送サービス装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3752443B2 (ja) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8949924B2 (en) Multi-screen display apparatus and method for digital broadcast receiver
EP2051523B1 (en) Receiver with means for switching without discontinuity between the audio-video signals from two transport streams
US7747214B2 (en) Mobile terminal and method for providing user interface using received terrestrial digital broadcasting data
KR100566269B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송시스템에서 광역방송과 지역방송을 동시에 서비스하는 장치 및 방법과 그 방송 수신 단말기
US7778276B2 (en) Mobile communication terminal, mobile communication method, and information recording medium
KR100724980B1 (ko) 위성 dmb와 지상파 dmb를 동시에 수신할 수 있는듀얼 모드 dmb 단말기
US20070089148A1 (en) Apparatus for providing supplementary function of digital multimedia broadcasting and method of the same
JP3752443B2 (ja) 移動受信機
JP4938484B2 (ja) デジタル放送受信システム
JP4329551B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP2005117226A (ja) デジタル放送受信装置及びチャネル情報取得方法
JP4902937B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP4277270B2 (ja) 放送受信装置、表示制御方法、および、表示制御プログラム
JP5394248B2 (ja) デジタル放送受信装置
KR100772652B1 (ko) 이동 디지털 방송 수신기의 고속 채널 전환 장치 및 방법
KR100883101B1 (ko) 디지털 방송수신기의 채널 전환속도 향상 방법 및 장치
EP1553765A1 (en) Digital television broadcast receiver
KR19990032224A (ko) 위성 방송 수신기의 채널 정보 표시 방법
KR101304888B1 (ko) 다중 주파수 채널을 사용하는 디지털 방송수신기의서비스채널 변경 장치 및 방법
JPWO2006006219A1 (ja) コンテンツ送信装置およびコンテンツ配信システム
KR101229896B1 (ko) 다중 주파수 채널을 사용하는 디지털 방송수신기의서비스채널 변경 장치 및 방법
JP3469837B2 (ja) ディジタル放送受信装置の階調変調音声自動切換装置
KR20080005815A (ko) 디지털 방송수신기의 다중화면 표시장치 및 방법
US20070076248A1 (en) Printing apparatus having broadcast receiver and operating method thereof
JPH10150644A (ja) 放送データ送受信システム及びこれに使用する送信装置と受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees