JP3439634B2 - ウインドウ画面の表示方法及び記録媒体 - Google Patents

ウインドウ画面の表示方法及び記録媒体

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JP3439634B2
JP3439634B2 JP20559597A JP20559597A JP3439634B2 JP 3439634 B2 JP3439634 B2 JP 3439634B2 JP 20559597 A JP20559597 A JP 20559597A JP 20559597 A JP20559597 A JP 20559597A JP 3439634 B2 JP3439634 B2 JP 3439634B2
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敬子 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチウインドウ
におけるウインドウ画面の表示方法に関し、特にウイン
ドウ画面におけるボタンの表示方法に関する。
【0002】パーソナルコンピュータの普及にともなっ
て、コンピュータの操作は初めてという初心者が急激に
増加している。また、コンピュータの操作にマウスなど
のポインティングデバイスを用いることが一般化してい
るが、マウスの操作に慣れない人も多い。したがって、
マウスの操作の一層の容易化が望まれる。
【0003】
【従来の技術】従来より、コンピュータの操作に当たっ
て、立ち上げ時に表示される初期画面から業務や処理内
容を選択していくことによって次々とウインドウ画面を
開いて表示させ、目的のウインドウ画面を表示させた状
態で必要な情報の入力を行うことがしばしば行われてい
る。
【0004】また、目的のウインドウ画面において必要
な入力を終えた後、開いたウインドウ画面を次々と閉じ
ていって元の初期画面又は適当な処理画面まで戻ること
もしばしば行われている。
【0005】従来において、ウインドウ画面において表
示される種々のボタンは、各ウインドウ画面の相互間に
おいて位置の関連性がなかった。したがって、例えば次
のウインドウ画面を開いて表示するための「実行ボタ
ン」、開いたウインドウ画面を閉じるための「取消ボタ
ン」などが、各ウインドウ画面毎に表示位置がそれぞれ
異なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ウインド
ウ画面を次々と開くためには、各ウインドウ画面が表示
される度毎にそこに表示された「実行ボタン」の位置ま
でマウスカーソル(又はポインタ)を移動させる必要が
あり、そのためのマウスの操作が必要となる。
【0007】また、開いたウインドウ画面を次々と閉じ
ていく場合においても、各ウインドウ画面毎に各「取消
ボタン」の位置までマウスカーソルを移動させる必要が
ある。
【0008】したがって、ウインドウ画面における処理
又は操作において、特に多数のウインドウ画面を次々に
開いたり又は閉じたりするときの操作において、「実行
ボタン」又は「取消ボタン」の位置の確認とマウスカー
ソルの移動とを行わなければならず、その操作が面倒で
煩わしいという問題があった。しかも、マウスカーソル
の移動距離を誤ってクリックミスを起こす可能性が高
く、その操作には時間がかかって非能率的であった。
【0009】また、各個人の事務机の上にパーソナルコ
ンピュータを設置した場合などにおいては、パーソナル
コンピュータによって机上が占領されマウスの移動範囲
が極めて限定されることがある。このような場合には、
マウスの操作が容易ではなく、ウインドウ画面の処理又
は操作のために多くの時間と労力を要することとなって
いた。
【0010】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、開いた複数のウインドウ画面を閉じていく場合に
マウスカーソルを移動させることなくクリックを行うこ
とができ、操作の容易なウインドウ画面の表示方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、マルチウインドウの表示を行うにあたり、ウイン
ドウ画面の中に表示され且つ当該ウインドウ画面を閉じ
るためのボタンである取消ボタンを、前記ウインドウ画
面を閉じたときに表示される別のウインドウ画面におけ
る取消ボタンと同じ位置に表示する方法である。
【0012】請求項2の発明に係る方法は、前記各ウイ
ンドウ画面における前記取消ボタンの隣に、次のウイン
ドウ画面を開いて表示するための実行ボタンを表示す
る。請求項3の発明に係る方法は、前記ウインドウ画面
を閉じていったときに表示される初期画面において表示
され且つ当該初期画面を閉じるためのボタンである終了
ボタンを、前記取消ボタンとは異なる位置に表示する。
【0013】請求項4の発明に係る方法は、識別記号又
はパスワードを入力するためのウインドウ画面の取消ボ
タンの色を、他のウインドウ画面の取消ボタンの色と異
ならせて表示する。
【0014】請求項5の発明に係る方法は、前記ウイン
ドウ画面に表示された取消ボタンを押下したときに、当
該ウインドウ画面を閉じることを確認する確認画面を表
示し、前記確認画面に表示されるボタンを前記ウインド
ウ画面の取消ボタンと異なる位置に表示する。
【0015】請求項6の発明に係る方法は、前記ウイン
ドウ画面に表示されるボタンに対応するキーボード上の
キー名を、各ボタンの周辺に表示する。請求項7の発明
に係る記録媒体は、マルチウインドウの表示を行うにあ
たり、ウインドウ画面の中に表示され且つ当該ウインド
ウ画面を閉じるためのボタンである取消ボタンを、前記
ウインドウ画面を閉じたときに表示される別のウインド
ウ画面における取消ボタンと同じ位置に表示するように
処理を行うプログラムを記録したものである。
【0016】本発明の方法を図1によって説明する。図
1(A)に示すように、ディスプレイ装置の画面HGに
はウインドウWDAが表示されている。ウインドウWD
Aには、「取消ボタン」及び「実行ボタン」であるボタ
ンBT1,2が表示されている。これらのボタンの押下
(選択又は入力)は、マウスなどのポインティングデバ
イスによってカーソルを合わせ、クリックなどによって
行われる。「実行ボタン」を押下すると図1(B)に示
すウインドウWDBが表示される。
【0017】ウインドウWDBには、「取消ボタン」及
び「実行ボタン」であるボタンBT5,6が表示されて
いる。ウインドウWDBにおいて「取消ボタン」を押下
すると、ウインドウWDBが閉じられ、図1(A)に示
す元のウインドウWDAが表示される。
【0018】ウインドウWDA,WDBとにおいて、
「実行ボタン」及び「取消ボタン」は、それぞれ互いに
同一の位置に表示されている。したがって、ウインドウ
WDを│々に開いていくときには、「実行ボタン」の位
置にマウスカーソルを置いた状│でマウスのクリックな
どを次々と行うだけでよく、マウスカーソルを移動させ
る必要はない。また、これと逆に、ウインドウWDを次
々に閉じていくときにも、「取消ボタン」の位置にマウ
スカーソルを置いた状態でマウスのクリックを次々と行
うだけでよく、マウスカーソルを移動させる必要はな
い。
【0019】「取消ボタン」「実行ボタン」の表示位置
の制御、機能の制御などは、適当なハードウエアによ
り、ワークステーション又はパーソナルコンピュータな
どの適当な処理装置にインストールされたプログラムを
実行することにより、又はそれらの併用により実現する
ことができる。
【0020】そのようなプログラム、又はそのようなプ
ログラムを含んだアプリケーションプログラムは、RA
M、ROM、ハードディスク装置などに格納され、又は
CD−ROM装置、光磁気ディスク装置、フロッピィデ
ィスク装置などによってそれぞれ対応する記録媒体から
読み出され、又は通信回線を介してホストからダウンロ
ードされる。プログラムは、種々のOS、システム環
境、プラットホーム、システム環境、又はネットワーク
環境の下で動作するように供給可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る表示方法を説
明するためのディスプレイ装置の画面HGを示す図であ
る。
【0022】図1(A)に示すように、ディスプレイ装
置の画面HGにはウインドウWDAが表示されている。
ウインドウWDAには、その下方に各種のボタンBT1
〜4が、例えば黒色で表示されている。ボタンBT1,
2はそれぞれ「取消ボタン」「実行ボタン」である。
「実行ボタン」は、ウインドウWDAの次のウインドウ
WDBを開いて表示するためのボタンである。「取消ボ
タン」は、当該ウインドウWDAを閉じるためのボタン
である。これらのボタンの押下は、図示しないマウスカ
ーソルをそのボタン上に移動させ、マウスの左スイッチ
を1回クリックすることによって行われる。「実行ボタ
ン」を押下すると、画面HGの上に図1(B)に示すウ
インドウWDBが表示される。
【0023】ウインドウWDBには、その下方にボタン
BT5,6が黒色で表示されている。ボタンBT5,6
はそれぞれ「取消ボタン」「実行ボタン」である。この
とき、ウインドウWDAに表示されていたボタンBT1
〜4は灰色(ハーフトーン)に変化し、クリックしても
押下することはできない。
【0024】ウインドウWDBにおいて「取消ボタン」
を押下すると、ウインドウWDBが閉じられ、図1
(A)に示す元のウインドウWDAが表示される。この
とき、ボタンBT1〜4は黒色に戻り、押下が可能とな
る。
【0025】ウインドウWDAにおいて「取消ボタン」
を押下すると、ウインドウWDAが閉じられ、図示しな
い元の別のウインドウWDが表示される。また、ウイン
ドウWDBにおいて「実行ボタン」を押下すると、ウイ
ンドウWDBの上にさらに次の別のウインドウWDが表
示される。
【0026】ウインドウWDAとウインドウWDBとに
おいて、「実行ボタン」及び「取消ボタン」は、それぞ
れ互いに同一の形状寸法で同一の位置に表示されてい
る。したがって、ウインドウWDを次々に開いていくと
きには、「実行ボタン」の位置にマウスカーソルを置い
た状態でマウスのクリックを次々と行うだけでよく、マ
ウスカーソルを移動させる必要はない。また、これと逆
に、ウインドウWDを次々に閉じていくときにも、「取
消ボタン」の位置にマウスカーソルを置いた状態でマウ
スのクリックを次々と行うだけでよく、マウスカーソル
を移動させる必要はない。
【0027】したがって、ウインドウWDの操作が極め
て容易であり、マウスカーソルの移動距離を誤ってクリ
ックミスを起こすおそれがなく、その操作に時間を要せ
ず迅速に行うことができ能率的である。特に、目的のウ
インドウWDにおいて必要な入力を終えた後、開いたウ
インドウWDを次々と閉じていって元の初期画面又は適
当なウインドウWDまで戻る場合には、閉じるウインド
ウWDの数と同じ数だけマウスをクリックすればよいの
で、極めて操作が楽である。
【0028】図1に示すように、ディスプレイ装置の画
面HGは、左上端を原点Ps(0,0)とし、水平方向
にX軸、垂直方向にY軸をとったXY座標平面で表され
る。画面HGの右下端は端点Pe(Xe,Ye)であ
る。
【0029】ウインドウWDAは、画面HGと同じ大き
さであり、その左上端が表示のための基準位置である。
ウインドウWDAの「取消ボタン」は、ウインドウWD
Aにおけるローカル座標で点P1(X1,Y1)の位置
にある。ウインドウWDAは、画面HGの原点Psに表
示され、ウインドウWDAの右下端は端点Peと一致す
る。したがって、ウインドウWDAの「取消ボタン」
は、画面HGの座標で点P1(X1,Y1)の位置に表
示される。
【0030】ウインドウWDBは、画面HGよりも小さ
く、その左上端が表示のための基準位置である。ウイン
ドウWDBの「取消ボタン」は、ウインドウWDBにお
けるローカル座標で点P3(X3,Y3)の位置にあ
る。ウインドウWDBは、画面HGの点P2(X2,Y
2)に表示されるが、これはウインドウWDBの右下端
が端点Peに一致する位置である。したがって、ウイン
ドウWDBの「取消ボタン」は、画面HGの座標で点P
1(X1,Y1)の位置に表示される。
【0031】つまり、各ウインドウWDA,Bは、右下
端が画面HGの端点Peと一致するように表示され、そ
のときに各「取消ボタン」が画面HGの同じ位置に表示
される。
【0032】例えば、画面HGの縦方向が1825画
素、横方向が2817画素から構成されている場合に
は、端点PeはXe=2817、Ye=1825であ
る。ウインドウWDAにおける「取消ボタン」の位置で
ある点P1の座標を、例えば、X1=2570、Y1=
1750とする。そうすると、画面HGにおける「取消
ボタン」の表示位置は点P1(2570,1750)と
なる。
【0033】ウインドウWDBの大きさが縦817×横
1525であるとすると、ウインドウWDBにおける
「取消ボタン」の位置である点P3は、X3=570、
Y3=1450となる。ウインドウWDBを画面HGに
おける点P2(2000,300)の位置に表示する
と、ウインドウWDBの右下端が端点Peと一致し、ウ
インドウWDBの「取消ボタン」は画面HGにおける点
P1(2570,1750)に表示され、ウインドウW
DAの「取消ボタン」と表示位置が一致する。
【0034】次に、画面HGに表示されるウインドウW
Dの例を示す図2及び図3を参照して、ディスプレイ装
置に表示された初期画面HG1から順次ウインドウWD
を開いていき、また開いたウインドウWDを順次閉じて
いくときの操作及び画面HGの状態について説明する。
【0035】図2(A)は、パーソナルコンピュータに
おいてあるアプリケーションを立ち上げたときにディス
プレイ装置に表示される初期画面HG1を示す。画面H
G1にはウインドウWD1が表示されている。ウインド
ウWD1には、例えばオペレータのID番号及びパスワ
ードなどを入力するボックスBX1が表示され、処理業
務を選択するボタンBT11〜14、及びウインドウW
D1を閉じてアプリケーションを終了するボタンBT1
5が表示される。ここで、例えば「業務A」のボタンB
T11を押下すると、図2(B)に示す画面HG2とな
る。
【0036】画面HG2には、ウインドウWD1の上に
ウインドウWD2が重畳して表示されている。ウインド
ウWD2には、種々のデータを入力するためのボックス
BX21,22…が表示され、ボタンBT21,22が
表示されている。ボタンBT21は、ボックスBX2
1,22…にデータを入力した後で次のウインドウWD
3を開けるための「実行ボタン」であり、ボタンBT2
2は、このウインドウWD2を閉じるための「取消ボタ
ン」である。「実行ボタン」であるボタンBT21を1
回クリックすると、図2(C)に示す画面HG3とな
る。
【0037】画面HG3には、ウインドウWD2の上に
ウインドウWD3が重畳して表示されている。ウインド
ウWD3には、種々のデータを入力するためのボックス
BX31,32…が表示され、ボタンBT31,32…
が表示されている。ボタンBT31は「実行ボタン」で
ありボタンBT32は「取消ボタン」である。「実行ボ
タン」であるボタンBT31を押下すると、図3(D)
に示す画面HG4となる。
【0038】画面HG4には、ウインドウWD3の上に
ウインドウWD4が重畳して表示されている。ウインド
ウWD4には、種々のデータを入力するためのボックス
BX41,42…が表示され、ボタンBT41,42が
表示されている。ボタンBT41,42はそれぞれ「実
行ボタン」「取消ボタン」である。ウインドウWD4に
よっては隠れなかったウインドウWD3のボタンBT3
3…は、灰色に変化し、クリックすることはできない。
「実行ボタン」であるボタンBT41を押下すると、図
3(E)に示す画面HG5となる。
【0039】画面HG5には、ウインドウWD3,4の
上にウインドウWD5が重畳して表示されている。ウイ
ンドウWD5には、データを入力し又は選択するための
ボックスBX51…が表示され、ボタンBT51,52
…が表示されている。ボタンBT51,52はそれぞれ
「実行ボタン」「取消ボタン」である。
【0040】これらの画面HG2〜5において、各ウイ
ンドウWD2〜5の「実行ボタン」及び「取消ボタン」
はそれぞれ互いに同じ位置に表示されている。画面HG
5において、ボックスBX51…にデータを入力し又は
選択し、その他の必要な処理を終えたので、ウインドウ
WD5を閉じるために「取消ボタン」であるボタンBT
52を1回クリックすると、図3(F)に示す画面HG
6となる。
【0041】画面HG6には、さらにウインドウWD6
が表示される。ウインドウWD6は、ウインドウWD5
を閉じてもよいか否かを確認するためのものである。こ
のウインドウWD6は、画面HG6の中央に表示されて
おり、確認のためのボタンBT61は、ウインドウWD
5の「取消ボタン」とは異なる位置に表示されている。
したがって、ボタンBT52をクリックした後にボタン
BT61をクリックするためには、マウスカーソルを移
動させる必要があり、ボタンBT52の位置で誤ってク
リックを複数回行ってしまうことによって不測にボタン
BT61をクリックしてしまうといった操作ミスが生じ
ない。ボタンBT61をクリックすると、ウインドウW
D6,5が閉じて画面HG4となる。
【0042】画面HG4において、ボタンBT42をク
リックすると、ウインドウWD4が閉じて画面HG3と
なる。画面HG3においてボタンBT32をクリックす
ると、ウインドウWD3が閉じて画面HG2となる。画
面HG2においてボタンBT22をクリックすると、ウ
インドウWD2が閉じて画面HG1となる。
【0043】ウインドウWD4,3,2を次々と閉じて
いくときには、各ウインドウWDの「取消ボタン」が同
じ位置にあるので、マウスカーソルを最初にボタンBT
42の位置に置いた状態で次々とクリックするだけでよ
いので、操作が極めて容易であり、操作を迅速に行うこ
とができる。
【0044】また、初期画面HG1の「終了ボタン」を
誤って押下するとアプリケーションが終了してしまい、
再度アプリケーションを立ち上げてID番号などを入力
しなければならないが、「終了ボタン」であるボタンB
T15の位置は「取消ボタン」の位置と異なっているの
で、ウインドウWD4,3,2を閉じる際に「取消ボタ
ン」の位置でクリックを多く行い過ぎても、誤ってアプ
リケーションを終了させてしまうということがない。
【0045】また、例えば画面HG2から一気に画面H
G5に到達したい場合には、いずれの画面HG2〜4に
おいても「実行ボタン」の位置は同じであるから、最初
に画面HG2のウインドウWD2の「実行ボタン」にマ
ウスカーソルをおいてクリックを連続して3回行うこと
により、ウインドウWD3,4,5が次々と開いて画面
HG5の状態になる。したがって、ウインドウWDを開
けるときにおいても、操作が極めて容易であり、操作を
迅速に行うことができる。
【0046】上述の実施形態において、初期画面HG1
の「終了ボタン」の位置を「取消ボタン」の位置と異な
らせたが、それらを同じ位置にしておき、「終了ボタ
ン」の色を「取消ボタン」の色と異ならせることによっ
て注意を促すようにしてもよい。例えば、「取消ボタ
ン」が黒色である場合に、「終了ボタン」を赤色とす
る。また、ウインドウWDを閉じる場合の初期画面HG
1の1つ手前の画面HG2の「取消ボタン」の色を他の
「取消ボタン」の色と異ならせておいてもよい。また、
色を異ならせることに代えて、又はそれとともに、各種
ボタンを2回のクリック(ダブルクリック)によって行
うこととしてもよい。
【0047】上述の実施形態において、各ウインドウW
Dにおける「実行ボタン」「取消ボタン」の形状を全て
矩形とし、寸法を同一としたが、ウインドウWDによっ
て形状を変えたり寸法を変えてもよい。例えば、丸形、
六角形、三角形、又はアイコンなどとしてもよい。
【0048】また、「取消ボタン」の大きさをウインド
ウWDによって異ならせておくことにより、マウスカー
ソルの位置によって特定のウインドウWDの「取消ボタ
ン」をクリックしないようにすることもできる。
【0049】例えば、図4に示すように、特定のウイン
ドウWDの「取消ボタン」であるボタンBTb,cの大
きさを他の「取消ボタン」であるボタンBTaの大きさ
の半分とする。マウスカーソルがボタンBTaの上であ
っても、その位置が右寄りか左寄りかによって、ボタン
BTb,cをクリックすることができない。このように
すると、オペレータがマウスカーソルの位置を微妙に調
整することにより、意図的に特定のウインドウWDの
「取消ボタン」がクリックされないような操作を行うこ
とができる。すなわち、オペレータが習熟した場合に、
オペレータがマウスカーソルの位置を選んでおくことに
よって特定のウインドウWDに到達することが極めて容
易となり、操作性の優れたものとなる。なお、図4
(A)に示すボタンBTaを図4(D)に示すボタンB
Tdのように色分けしておくと、マウスカーソルの位置
の調整が容易である。
【0050】ところで、画面HGに表示されるボタンB
Tの上方には、各ボタンBTに対応するキー名NKがそ
れぞれ表示されている。図5は画面HG3のウインドウ
WD3で表示されるボタンBT31〜36を拡大して示
す図である。
【0051】図5において、各ボタンBT31〜36の
上方には、「F1」「F2」「F3」「F4」「EN
T」「ESC」というキー名NKが表示されている。つ
まり、これらのボタンBT31〜36をマウスでクリッ
クする代わりに、キー名NKで示された図示しないキー
ボードのキーを押下することによって、同じ指示をコン
ピュータに与えることができる。
【0052】キー名NKの表示位置は、各ボタンBTの
上方、下方、右方、左方など、ボタンBTの配列状態や
他のボックスBXなどの表示状態に応じて適宜決められ
る。このように、ボタンBTの近辺にキー名NKが表示
されているので、マウスの操作に慣れない人であって
も、又はキーボードの操作に熟達した人であればブライ
ンドタッチによって、容易にキーボードを操作してアプ
リケーションによる処理を行うことができる。
【0053】上述の実施形態において、ボタンの名称は
適宜変更することができる。例えば、「取消ボタン」の
「取消」に代えて、「閉じる」「終了」「出口」「キャ
ンセル」「戻る」「前画面」「NO」「Cancel」
又はアイコンなどであってもよく、また、「実行ボタ
ン」の「実行」に代えて、「開く」「開始」「入口」
「エンター」「進む」「次画面」「TES」「Ente
r」「了解」「OK」「更新」「印刷」又はアイコンな
どであってもよい。
【0054】なお、上述したディスプレイ装置は処理装
置本体と接続されている。処理装置本体には、CD−R
OMドライブ、フロッピーディスクドライブの他、CP
U(中央処理装置)、メモリ、ハードディスク、モデ
ム、音源、種々のインタフェース回路、及びその他の周
辺回路などが内蔵されている。メモリとして、BIOS
などを格納したROM、メインメモリ又はキャッシュメ
モリとして用いられるRAM、及びビデオRAMなどが
含まれる。ハードディスクには、各種OS、各種デバイ
ス・ドライバー、種々のアプリケーションプログラム、
本発明に係る方法を実行するためのプログラム、及びそ
の他の種々のプログラム及びデータが格納されている。
それらのプログラム又はデータは適時メインメモリにロ
ードされる。処理装置本体には光磁気ディスクドライブ
又はDVD装置などが外付けで接続されることもある。
【0055】図6は本発明に係る方法を実行するための
プログラムの記録媒体STの形態の例を示す図である。
図6に示すように、処理装置PSに設けられた主メモ
リ、RAM、ROM、若しくはハードディスクなどの記
憶装置STA、CD−ROM、フロッピーディスク、若
しくは光磁気ディスクなどの可搬媒体STB、ネットワ
ーク若しくは通信回線STDで結ばれたサーバ若しくは
DASDなどの回線先媒体STC、又は通信回線STD
それ自体が、記録媒体STとして利用可能である。
【0056】その他、画面HGの内容、ウインドウWD
の内容、大きさ、色、形状、操作の手順などは、本発明
の主旨に沿って適宜変更することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1乃至請求項6の発明によると、
開いた複数のウインドウ画面を閉じていく場合にマウス
カーソルを移動させることなくクリックを行うことがで
き、操作が容易且つ迅速に行える。
【0058】請求項2の発明によると、複数のウインド
ウ画面を次々と開いていく場合にもマウスカーソルを移
動させることなくクリックを行うことができ、操作が容
易且つ迅速に行える。
【0059】請求項3の発明によると、クリックし過ぎ
ることによって不測に他のボタンを押下してしまうとい
った操作ミスが生じない。請求項4の発明によると、オ
ペレータに注意を促すことができ、必要でないボタンを
不用意に押下してしまうことが防げる。
【0060】請求項5の発明によると、誤ってクリック
を行ってしまうことによってウインドウ画面を閉じてし
まうことがなく、確認を確実に行うことができる。請求
項6の発明によると、マウスの操作に慣れない人であっ
ても、又はキーボードの操作に熟達した人であればブラ
インドタッチによって、容易にキーボードを操作して処
理を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示方法を説明するためのディス
プレイ装置の画面を示す図である。
【図2】画面に表示されるウインドウの例を示す図であ
る。
【図3】画面に表示されるウインドウの例を示す図であ
る。
【図4】取消ボタンの大きさの例を示す図である。
【図5】画面のウインドウで表示されるボタンを拡大し
て示す図である。
【図6】プログラムの記録媒体の形態の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
HG,HG1〜6 画面 WDA,WDB,WD1〜6 ウインドウ(ウインドウ
画面) WD6 ウインドウ(確認画面) BT2,6,21,31,41,51 ボタン(実行ボ
タン) BT1,5,22,32,42,52 ボタン(取消ボ
タン) BT15 ボタン(終了ボタン) BT61 ボタン(確認画面に表示されるボタン) NK キー名 STA,STB,STC,STD 記録媒体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−40590(JP,A) 特開 平6−149519(JP,A) 特開 平3−263089(JP,A) 特開 平6−214546(JP,A) 特開 平9−146748(JP,A) 特開 平9−167057(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/033 - 3/037 G06F 3/14 - 3/153

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチウインドウの表示を行うにあたり、
    ウインドウ画面の中に表示され且つ当該ウインドウ画面
    を閉じるためのボタンである取消ボタンを、前記ウイン
    ドウ画面を閉じたときに表示される別のウインドウ画面
    における取消ボタンと同じ位置に表示する、 ことを特徴とするウインドウ画面の表示方法。
  2. 【請求項2】前記各ウインドウ画面における前記取消ボ
    タンの隣に、次のウインドウ画面を開いて表示するため
    の実行ボタンを表示する、 請求項1記載のウインドウ画面の表示方法。
  3. 【請求項3】前記ウインドウ画面を閉じていったときに
    表示される初期画面において表示され且つ当該初期画面
    を閉じるためのボタンである終了ボタンを、前記取消ボ
    タンとは異なる位置に表示する、 請求項1又は請求項2記載のウインドウ画面の表示方
    法。
  4. 【請求項4】識別記号又はパスワードを入力するための
    ウインドウ画面の取消ボタンの色を、他のウインドウ画
    面の取消ボタンの色と異ならせて表示する、 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のウインドウ画
    面の表示方法。
  5. 【請求項5】前記ウインドウ画面に表示された取消ボタ
    ンを押下したときに、当該ウインドウ画面を閉じること
    を確認する確認画面を表示し、前記確認画面に表示され
    るボタンを前記ウインドウ画面の取消ボタンと異なる位
    置に表示する、 請求項1乃至請求項4記載のいずれかに記載のウインド
    ウ画面の表示方法。
  6. 【請求項6】前記ウインドウ画面に表示されるボタンに
    対応するキーボード上のキー名を、各ボタンの周辺に表
    示する、 請求項1乃至請求項5記載のいずれかに記載のウインド
    ウ画面の表示方法。
  7. 【請求項7】マルチウインドウの表示を行うにあたり、
    ウインドウ画面の中に表示され且つ当該ウインドウ画面
    を閉じるためのボタンである取消ボタンを、前記ウイン
    ドウ画面を閉じたときに表示される別のウインドウ画面
    における取消ボタンと同じ位置に表示するように処理を
    行うプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可
    能な記録媒体。
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