JP3439223B2 - ケラチン繊維の酸化染色用組成物と該組成物を使用する染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の酸化染色用組成物と該組成物を使用する染色方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、染色に適した媒体に、少なくとも1種の酸
化染料前駆物質、サルコシンオキシダーゼ、及び該サル
コシンオキシダーゼの少なくとも1種の供与体を含有す
る、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を
酸化染色するための組成物、並びにこの組成物を使用す
る染色方法に関する。
ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料前駆物
質、特にオルト−又はパラ−フェニレンジアミン類、オ
ルト−又はパラ−アミノフェノール類及び複素環ベース
を含有する染色用組成物で染色することが知られてい
る。酸化染料前駆物質は、酸化物質と組み合わされて、
酸化縮合により、着色した化合物及び染料を生じる無色
かわずかに着色した化合物である。
また、これらの酸化染料前駆物質をカップラー又は調
色剤と組み合わせることにより、酸化染料前駆物質によ
り得られる色調を変化させることができることも知られ
ており、このカップラーは芳香族のメタ−ジアミン類、
メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類及び
ある種の複素環化合物から特に選択される。
酸化染料前駆物質及びカップラーとして使用される様
々な化合物により、幅広い色調を得ることが可能にな
る。
これら酸化染料により得られる、いわゆる「永久的」
な着色は、いくつかの要求をさらに満足させるものでな
くてはならない。例えば、毒物学的な欠点がなく、所望
の強度の色調が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、
パーマネントウエーブ処理、発汗、摩擦)に対し、耐性
があるものでなくてはならない。
また、染料は白髪をカバーするものでなければなら
ず、最後に、可能な限り非選択的、すなわち、実際には
髪の先端と末端との間で敏感度(すなわち傷み具合)が
異なりうる、同じケラチン繊維の長さに沿って可能な限
り色差が小さくなるようにしなければならない。
ケラチン繊維の酸化染色は、過酸化水素の存在下でア
ルカリ性媒体中において一般的に行われる。しかし、過
酸化水素の存在下でアルカリ性媒体を使用すると、繊維
が目に見えるほど劣化してしまう上、必ずしも望ましく
ないケラチン繊維の脱色がかなり生じてしまうという欠
点がある。
さらに、ケラチン繊維の酸化染色は、過酸化水素以外
の酸化系、例えば、酵素系を使用して行うこともでき
る。例えば、ベンゼン型の酸化染料前駆物質を、酵素の
供与体の存在下でピラノースオキシダーゼ、グルコース
オキシダーゼ又はウリカーゼ等の酵素と組合せて含有す
る組成物を用いてケラチン繊維を染色することが、特に
欧州特許公開第0310675号において既に提案されてい
る。過酸化水素の存在下で使用された染料により引起さ
れる劣化に匹敵する程にはケラチン繊維の劣化は生じな
い条件下で使用しても、これらの染色方法は完全には満
足のできるものではなく、特に得られた色調の強さに関
してはしかりであった。
しかして、本出願人は、少なくとも1種の酸化染料前
駆物質、少なくとも1種のサルコシンオキシダーゼ型の
酵素、及び少なくとも1種の該酵素の供与体を組合せる
ことにより、従来の酵素系を使用するものよりも強い着
色が得られる新規の染料を得ることができることを見出
した。
この発見が本発明の基礎をなすものである。
よって、本発明の第1の主題は、染色に適した媒体
に: − 少なくとも1種の酸化染料前駆物質、 − サルコシンオキシダーゼ、 − 及び上記サルコシンオキシダーゼの少なくとも1種
の供与体、 を含有することを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪
等のヒトのケラチン繊維を酸化染色するための使用準備
が整った組成物にある。
本発明の染色用組成物により、例えば尿酸/ウリカー
ゼ酸化系のような酵素的酸化系を使用する従来の組成物
で得られるものよりも強い着色を得ることができる。
さらに、本発明の染色用組成物により得られる着色
は、比較的非選択的であり、毛髪が受けるであろう種々
の攻撃要因(光、悪天候、洗浄、パーマネントウエーブ
処理等)に対し優れた耐性を示す。
また、本発明の主題は、この使用準備が整った染色用
組成物を使用するケラチン繊維の酸化染色方法にある。
使用準備が整った染色用組成物に使用される酸化染料
前駆物質の性質は重要な要素ではない。酸化染料前駆物
質は、特に、パラ−フェニレンジアミン類、複塩基、パ
ラ−アミノフェノール類、オルト−アミノフェノール類
及び複素環酸化染料前駆物質から選択される。
本発明の染色用組成物における酸化染料前駆物質とし
て使用可能なパラ−フェニレンジアミン類としては、特
に、次の式(I): [− R1は、4'−アミノフェニル基、フェニル基、窒素
含有基で置換されたC1−C4アルキル基、(C1−C4)アル
コキシ(C1−C4)アルキル基、C2−C4ポリヒドロキシア
ルキル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4
ルキル基又は水素原子を表し; − R2は、窒素含有基で置換されたC1−C4アルキル基、
(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基、C2−C4
リヒドロキシアルキル基、C1−C4モノヒドロキシアルキ
ル基、C1−C4アルキル基又は水素原子を表し; − R3は、カルバモイルアミノ(C1−C4)アルコキシ
基、C1−C4メシルアミノアルコキシ基、アセチルアミノ
(C1−C4)アルコキシ基、C1−C4ヒドロキシアルコキシ
基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4アルキル
基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原
子又は水素原子を表し; − R4は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキル基
を表す] で示される化合物及びそれらの酸付加塩を挙げることが
できる。
上述した式(I)の窒素含有基として、特に、アミ
ノ、モノ(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アル
キルアミノ、トリ(C1−C4)アルキルアミノ、モノヒド
ロキシ(C1−C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及
びアンモニウム基を挙げることができる。
上述した(I)のパラ−フェニレンジアミン類として
は、特に、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレ
ンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン、
2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメ
チル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パ
ラ−フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェ
ニレンジアミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジ
アミン、N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、
N,N−ジプロピル−パラ−フェニレンジアミン、4−ア
ミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミ
ン、4−アミノ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)
−2−メチルアニリン、4−アミノ−2−クロロ−N,N
−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン、2−β−ヒ
ドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−フル
オロ−パラ−フェニレンジアミン、2−イソプロピル−
パラ−フェニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロ
ピル)−パラ−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメ
チル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3
−メチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−(エチル
−β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミ
ン、N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フ
ェニレンジアミン、N−(4'−アミノフェニル)−パラ
−フェニレンジアミン、N−フェニル−パラ−フェニレ
ンジアミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−
フェニレンジアミン、2−β−アセチルアミノエチルオ
キシ−パラ−フェニレンジアミン及びN−(β−メトキ
シエチル)−パラ−フェニレンジアミン、及びそれらの
酸付加塩を挙げることができる。
上述した式(I)のパラ−フェニレンジアミン類の中
でも、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレンジ
アミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミ
ン、2−β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジア
ミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニ
レンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジア
ミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,3
−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミ
ン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン及び2−β
−アセチルアミノエチルオキシ−パラ−フェニレンジア
ミン及びそれらの酸付加塩が特に好ましい。
本発明において、「複塩基」という用語は、アミノ及
び/又はヒドロキシ基を担持した、少なくとも2つの芳
香核を有する化合物を称すると理解されるものである。
本発明の染色用組成物における酸化染料前駆物質とし
て使用可能な複塩基としては、特に、次の式(II): [− Z1及びZ2は、同一でも異なっていてもよく、結合
手Y又はC1−C4アルキル基で置換可能なヒドロキシル又
は−NH2基を表し; − 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC1−C6
アルコキシ基で置換されていてもよく、一又は複数のヘ
テロ原子、例えば酸素、硫黄又は窒素原子及び/又は一
又は複数の窒素含有基が挿入されるか又は末端に有して
いてもよい、1〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝
状のアルキレン鎖を表し; − R5及びR6は、水素又はハロゲン原子、C1−C4アルキ
ル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C2−C4ポリヒ
ドロキシアルキル基、C1−C4アミノアルキル基又は結合
手Yを表し; − R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、同一でも異なっ
ていてもよく、水素原子、結合手Y又はC1−C4アルキル
基を表し; 分子当りただ一の結合手Yを有すると理解されるもの] に相当する化合物及びそれらの酸付加塩を挙げることが
できる。
上述した式(II)の窒素含有基として、特に、アミ
ノ、モノ(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アル
キルアミノ、トリ(C1−C4)アルキルアミノ、モノヒド
ロキシ(C1−C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及
びアンモニウム基を挙げることができる。
上述した式(II)の複塩基としては、特に、N,N'−ビ
ス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノ
フェニル)−1,3−ジアミノプロパノール、N,N'−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフ
ェニル)エチレンジアミン、N,N'−ビス(4−アミノフ
ェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(β−ヒ
ドロキシエチル)−N,N'−ビス(4−アミノフェニル)
テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(4−メチルアミ
ノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(エ
チル)−N,N'−ビス(4'−アミノ−3'−メチルフェニ
ル)エチレンジアミン及び1,8−ビス(2,5−ジアミノフ
ェノキシ)−3,5−ジオキサオクタン、及びそれらの酸
付加塩を挙げることができる。
これら式(II)の複塩基の中でも、N,N'−ビス(β−
ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニ
ル)−1,3−ジアミノプロパノール及び1,8−ビス(2,5
−ジアミノフェノキシ)−3,5−ジオキサオクタン、又
はそれらの酸付加塩の一つが特に好ましい。
本発明の染色用組成物における酸化染料前駆物質とし
て使用可能なパラ−アミノフェノール類としては、特
に、次の式(III): [− R13は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキ
ル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、(C1−C4)アルコ
キシ(C1−C4)アルキル、C1−C4アミノアルキル又はヒ
ドロキシ(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル
基を表し、 − R14は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキ
ル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、C2−C4ポリヒドロ
キシアルキル、C1−C4アミノアルキル、C1−C4シアノア
ルキル又は(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基
を表し、 R13又はR14基の少なくとも一方は水素原子を表すと理
解されるもの] に相当する化合物及びそれらの酸付加塩を挙げることが
できる。
上述した式(III)のパラ−アミノフェノール類とし
ては、特に、パラ−アミノフェノール、4−アミノ−3
−メチルフェノール、4−アミノ−3−フルオロフェノ
ール、4−アミノ−3−ヒドロキシメチルフェノール、
4−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−
ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メトキ
シメチルフェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフ
ェノール、4−アミノ−2−(β−ヒドロキシエチルア
ミノメチル)フェノール及び4−アミノ−2−フルオロ
フェノール、及びそれらの酸付加塩を挙げることができ
る。
本発明の染色用組成物における酸化染料前駆物質とし
て使用可能なオルト−アミノフェノール類としては、特
に、2−アミノフェノール、2−アミノ−5−メチルフ
ェノール、2−アミノ−6−メチルフェノール及び5−
アセトアミド−2−アミノフェノール、及びそれらの酸
付加塩を挙げることができる。
本発明の染色用組成物における酸化染料前駆物質とし
て使用可能な複素環ベースとしては、特に、ピリジン誘
導体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体及びピラゾ
ロピリミジン誘導体、及びそれらの酸付加塩を挙げるこ
とができる。
ピリジン誘導体としては、特に、例えば英国特許第10
26978号及び英国特許第1153196号に記載されている化合
物、例えば2,5−ジアミノピリジン、2−(4−メトキ
シフェニル)アミノ−3−アミノピリジン、2,3−ジア
ミノ−6−メトキシピリジン、2−(β−メトキシエチ
ル)アミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン及び3,
4−ジアミノピリジン、及びそれらの酸付加塩を挙げる
ことができる。
ピリミジン誘導体としては、特に、例えば独国特許第
2359399号又は日本国特許第88−169571号及び日本国特
許第91−333495号、又は国際特許出願公開第96/15765号
に記載されている化合物、例えば2,4,5,6−テトラアミ
ノピリミジン、4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノピ
リミジン、2−ヒドロキシ−4,5,6−トリアミノピリミ
ジン、2,4−ジヒドロキシ−5,6−ジアミノピリミジン及
び2,5,6−トリアミノピリミジン、及びそれらの酸付加
塩を挙げることができる。
ピラゾール誘導体としては、特に、独国特許第384389
2号、独国特許第4133957号及び国際特許出願公開第94/0
8969号、国際特許出願公開第94/08970号、仏国特許公開
第2733749号及び独国特許第19543988号に記載されてい
る化合物、例えば4,5−ジアミノ−1−メチルピラゾー
ル、3,4−ジアミノピラゾール、4,5−ジアミノ−1−
(4'−クロロベンジル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−
1,3−ジメチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル
−1−フェニルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−メチ
ル−3−フェニルピラゾール、4−アミノ−1,3−ジメ
チル−5−ヒドラジノピラゾール、1−ベンジル−4,5
−ジアミノ−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−
3−tert−ブチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジア
ミノ−1−tert−ブチル−3−メチルピラゾール、4,5
−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチル)−3−メチ
ルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−メチ
ルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−(4'
−メトキシフェニル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1
−エチル−3−ヒドロキシメチルピラゾール、4,5−ジ
アミノ−3−ヒドロキシメチル−1−メチルピラゾー
ル、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−イソ
プロピルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1
−イソプロピルピラゾール、4−アミノ−5−(2'−ア
ミノエチル)アミノ−1,3−ジメチルピラゾール、3,4,5
−トリアミノピラゾール、1−メチル−3,4,5−トリア
ミノピラゾール、3,5−ジアミノ−1−メチル−4−メ
チルアミノピラゾール及び3,5−ジアミノ−4−(β−
ヒドロキシエチル)アミノ−1−メチルピラゾール、及
びそれらの酸付加塩を挙げることができる。
ピラゾロピリミジン誘導体としては、特に、次の式
(IV): {− R15、R16、R17及びR18は、同一でも異なっていて
もよく、水素原子、C1−C4アルキル基、アリール基、C1
−C4ヒドロキシアルキル基、C2−C4ポリヒドロキシアル
キル基、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基、
C1−C4アミノアルキル基(アミンがアセチル、ウレイド
又はスルホニル基で保護されたものであってもよい)、
(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル基、ジ
[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル基
(ジアルキル基は5又は6員の炭素ベースの環又は複素
環を形成可能である)、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル
−もしくはジ[ヒドロキシ(C1−C4)アルキル]アミノ
(C1−C4)アルキル基を表し; − X基は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、
C1−C4アルキル基、アリール基、C1−C4ヒドロキシアル
キル基、C2−C4ポリヒドロキシアルキル基、C1−C4アミ
ノアルキル基、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)ア
ルキル基、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4
アルキル基(ジアルキルは5又は6員の炭素ベースの環
又は複素環を形成可能である)、ヒドロキシ(C1−C4
アルキル−もしくはジ[ヒドロキシ(C1−C4)アルキ
ル]アミノ(C1−C4)アルキル基、アミノ基、(C1
C4)アルキル−もしくはジ[(C1−C4)アルキル]アミ
ノ基;ハロゲン原子、カルボン酸基又はスルホン酸基を
表し; − iは0、1、2又は3であり; − pは0又は1であり; − qは0又は1であり; − nは0又は1であり; − p+qの合計は0ではなく; − p+qが2である場合、nは0であり、NR15R16
びNR17R18基は(2,3);(5,6);(6,7);(3,5)又
は(3,7)位を占め、 − p+qが1である場合、nは1であり、NR15R
16(又はNR17R18)基及びOH基は(2,3);(5,6);
(6,7);(3,5)又は(3,7)位を占める} で示されるピラゾロ[1,5−a]ピリミジン類、それら
の酸又は塩基との付加塩及び互換異性平衡が存在する場
合にはそれらの互換異性体を挙げることができる。
上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
類が、窒素原子に対して2、5又は7のα位の一つにヒ
ドロキシル基を含有している場合、例えば次の式: で示されるような互変異性平衡が存在する。
上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
類としては、特に: − ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン; − 2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,
7−ジアミン; − ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン; − 2,7−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,
5−ジアミン; − 3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−
オール; − 3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−
オール; − 2−(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
−7−イルアミノ)エタノール; − 2−(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
−3−イルアミノ)エタノール; − 2−[(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジ
ン−7−イル)−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エ
タノール; − 2−[(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジ
ン−3−イル)−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エ
タノール; − 5,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,
7−ジアミン; − 2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,
7−ジアミン; − 2,5,N7,N7−テトラメチルピラゾロ[1,5−a]ピリ
ミジン−3,7−ジアミン; 及びそれらの付加塩及び互変異性平衡が存在する場合に
はそれらの互変異性体を挙げることができる。
上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
類は次の参考文献: − Beiersdorf−Lilly社の欧州特許第628559号、 − R.Vishdu、H.NavedulのIndian J.Chem.、第34b巻
(6)、514頁、1995年、 − N.S.Ibrahim、K.U.Sadek、F.A.Abdel−AlのArch.Ph
arm.、第320巻、240頁、1987年、 − R.H.Springer、M.B.Scholten、D.E.O'Brien、T.Nov
inson、J.P.Miller、R.K.RobinsのJ.Med.Chem.、第25
巻、235頁、1982年、 − T.Novinson、R.K.Robins、T.R.MatthewsのJ.Med.Ch
em.、第20巻、296頁、1977年、 − ICN・Pharmaceuticalsの米国特許第3907799号、に
記載されている合成法に従い、アミノピラゾールから出
発して環化することにより調製することができる。
また上述した式(IV)のピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン類は、次の参考文献: − A.McKillop及びR.J.Kobileckiの複素環、第6巻
(9)、1355頁、1977年、 − E.Alcade、J.De Mendoza、J.M.Marcia−Marquina、
C.Almera、J.ElgueroのJ.Heterocyclic Chem.、第11巻
(3)、423頁、1974年、 − K.Saito、I.Hori、M.Higarashi、H.MidorikawaのBu
ll.Chem.Soc.Japan、第47巻(2)、476頁、1974年、 に記載されている合成法に従い、ヒドラジンから出発し
て環化することにより調製することもできる。
本発明の酸化染料前駆物質は、使用準備が整った染色
用組成物の全重量に対して好ましくは約0.0005〜12重量
%、より好ましくはこの重量に対して約0.005〜6重量
%である。
本発明の使用準備が整った染色用組成物に使用される
サルコシンオキシダーゼは、動物、微生物(細菌、真菌
又はウイルス)又は合成(化学的又は生物工学的合成方
法により得られるもの)由来のものであってよい。
サルコシンオキシダーゼの供給源の例として、特に細
菌、例えばアルスロバクター(Arthrobacter)、なかで
もアルスロバクター・ウレファシエンス(Arthrobacter
ureafaciens)及びアルスロバクター・グロビフォルミ
ス(Arthrobacter globiformis)、ストレプトマイセス
属、バシラス属、シュードモナス属、コリネバクテリウ
ム又はアルカリジェネス(Alcaligenes)、例えばアル
カリジェネス・デントリフィキャンス(Alcaligenes de
ntrificans)、及び真菌、例えばシリンドロカルポン・
ジディナム(Cylindrocarpon didynum)を挙げることが
できる。
本発明の使用準備が整った染色用組成物に使用される
サルコシンオキシダーゼは、使用準備が整った染色用組
成物の全重量に対して、好ましくは約0.01〜20重量%、
さらに好ましくはこの重量に対して約0.1〜5重量%で
ある。
本発明において「供与体」という用語は、サルコシン
オキシダーゼを機能させるために必要とされる様々な基
質を意味する。
サルコシンオキシダーゼの供与体としては、サルコシ
ン、N−メチル−L−ロイシン、N−メチル−DL−アラ
ニン及びN−メチル−DL−バリンを挙げることができ
る。
本発明で使用される供与体(すなわち基質)は、本発
明の使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して好
ましくは約0.01〜20重量%、さらに好ましくはこの重量
に対して約0.1〜5重量%である。
また、本発明の使用準備が整った染色用組成物は、特
に、色調を変化させたり、その光沢を富ませたりするた
めに、一又は複数のカップラー及び/又は一又は複数の
直接染料をさらに含有してもよい。
本発明の使用準備が整った染色用組成物に使用可能な
カップラーとしては、特にメタ−フェニレンジアミン
類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類
及び複素環カップラー、例えばインドール誘導体、イン
ドリン誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ベンゾモル
ホリン誘導体、セサモール誘導体及びピリジン、ピリミ
ジン及びピラゾール誘導体、及びそれらの酸付加塩を挙
げることができる。
これらのカップラーは、特に、2−メチル−5−アミ
ノフェノール、5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミ
ノ−2−メチルフェノール、3−アミノフェノール、1,
3−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒドロキシ−2−メ
チルベンゼン、4−クロロ−1,3−ジヒドロキシベンゼ
ン、2,4−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチルオキ
シ)ベンゼン、2−アミノ−4−(β−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−1−メトキシベンゼン、1,3−ジアミノベ
ンゼン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパ
ン、セサモール、α−ナフトール、6−ヒドロキシイン
ドール、4−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシ−
N−メチルインドール、6−ヒドロキシインドリン、2,
6−ジヒドロキシ−4−メチルピリジン、1H−3−メチ
ルピラゾール−5−オン及び1−フェニル−3−メチル
ピラゾール−5−オン、及びそれらの酸付加塩から選択
することができる。
これらのカップラーが存在する場合、それらは、使用
準備が整った染色用組成物の全重量に対して、好ましく
は約0.0001〜10重量%、さらに好ましくはこの重量に対
して約0.005〜5重量%である。
本発明の染色用組成物に使用可能な(酸化染料前駆物
質及びカップラーの)酸付加塩は、特に、塩酸塩、臭化
水素酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、乳酸塩及び酢酸塩から一
般的に選択される。
本発明の使用準備が整った染色用組成物において、染
色に適した媒体(又は支持体)は、一般的に、水、又は
水に十分に溶解しない化合物を溶解させるための少なく
とも1種の有機溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒
の例としては、例えば、C1−C4アルカノール類、例えば
エタノール及びイソプロパノール;グリセロール;グリ
コール類及びグリコールエーテル類、例えば2−ブトキ
シエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル及びモノメチルエーテル、及び芳香族ア
ルコール類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシ
エタノール、それらの類似物及び混合物を挙げることが
できる。
溶媒は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは
約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%の割
合で存在し得る。
本発明の使用準備が整った組成物のpHは、サルコシン
オキシダーゼの酵素活性が十分になるように選択され
る。一般的には約5〜11、好ましくは約6.5〜10であ
る。それは、ケラチン繊維の染色で通常使用される酸性
化剤又は塩基性化剤を使用して、所望の値に調節するこ
とができる。
酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有機酸、例え
ば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸類、例え
ば、酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスルホン酸
類を挙げることができる。
塩基性化剤としては、例えば、アンモニア水、アルカ
リ性の炭酸塩、アルカノールアミン類、例えばモノ−、
ジ−及びトリエタノールアミン、2−メチル−2−アミ
ノプロパノールとそれらの誘導体、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、及び次の式(V): [Wは、C1−C4アルキル基又はヒドロキシル基で置換さ
れていてもよいプロピレン残基であり;R19、R20、R21
びR22は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC
1−C4アルキル又はC1−C4ヒドロキシアルキル基を表
す] で示される化合物を挙げることができる。
また、本発明の使用準備が整った染色用組成物は、従
来より毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジ
ュバント、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン
性、両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、ア
ニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性のポ
リマー又はそれらの混合物、無機又は有機の増粘剤、酸
化防止剤、本発明で使用されるサルコシンオキシダーゼ
以外の酵素、例えばペルオキシダーゼ、浸透剤、金属イ
オン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディショ
ナー、例えば揮発性又は非揮発性で、変性又は未変性の
シリコーン、皮膜形成剤、セラミド、防腐剤及び乳白剤
を含有してもよい。
言うまでもなく、当業者であれば、本発明の使用準備
が整った染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられ
る添加により悪影響を全く受けないか、実質的には受け
ないように、留意してこれらの任意の補足的な化合物を
選択するであろう。
本発明の使用準備が整った染色用組成物は、種々の形
態、例えば、加圧されていてもよい液体、クリーム又は
ゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色
するのに適した任意の他の形態にすることができる。使
用準備が整った染色用組成物の場合、酸化染料及びサル
コシンオキシダーゼは同一の使用準備が整った組成物中
に存在しており、従って酸化染料の酸化が決して早まら
ないようにするため、組成物が酸素ガスを含まないよう
にしておかなければならない。
また、本発明の主題は、上述した使用準備が整った染
色用組成物を使用する、ケラチン繊維、特に、毛髪等の
ヒトのケラチン繊維の染色方法にある。
この方法は、上述した少なくとも1種の使用準備が整
った染色用組成物を、所望の発色がなされるのに十分な
時間繊維に適用し、繊維をすすぎ、場合によってはシャ
ンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥させるものである。
ケラチン繊維の発色に必要な時間は一般的に3〜60
分、より厳密には5〜40分である。
本発明の特定に一実施態様において、前記方法は、染
色に適した媒体中に少なくとも1種の酸化染料前駆物質
を含有する組成物(A)と、染色に適した媒体にサルコ
シンオキシダーゼを、該サルコシンオキシダーゼの少な
くとも1種の供与体の存在下で含有する組成物(B)と
を別個に貯蔵しておき、ケラチン繊維に適用する前の使
用時に、それらを互いに混合する第1工程を含む。
本発明の他の主題は、上述した組成物(A)を収容す
る第1の区分と、上述した組成物(B)を収容する第2
の区分を有する「キット」にある。これらには、毛髪に
所望の混合物を適用する手段を備えることができ、この
ようなものとしては、例えば、本出願人の仏国特許第25
86913号に記載されているものが挙げられる。
以下の実施例は本発明を例証するためのものであり、
本発明の範囲を限定するものではない。
実施例 比較実施例1及び2 上述した各々の使用準備が整った染色用組成物が同量
の酵素、すなわち20000I.U.の酵素を含有していること
は重要なことである。
上述した各々の使用準備が整った染色用組成物を、白
髪を90%含有するパーマネントウエーブ処理が施された
グレイの髪の束に30分間適用した。ついで、髪をすす
ぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行い、乾燥した。
そして、髪の束の色調を、染色前と染色24時間後にお
ける、上述した各々の組成物で得られる着色の強さを測
定するため、ミノルタCM2002(登録商標)色差計を使用
しマンセル系にて評価した。
染色前の髪の束の色と染色後の髪の束の色の違いは、
例えば、「色彩、工業及び技術(Couleur,Industrie et
Technique)」(第5巻、14−17頁、1978年)に記載さ
れている、ニッカーソン(Nickerson)の式: ΔE=0.4Co△H+6△V+3△C を適用して算出した。
この式において、ΔEは2つの髪の束の色差を表し、
△H、△V及び△Cは、H、V及びCのパラメータの絶
対値の変動を表し、Coは色差の算出を所望している髪の
束の純度を表す。
着色強度(△E)は示された数字が高くなれば、それ
に比例して大きくなる。
結果を次の表Iに示す: これらの結果には、本発明の実施例1の使用準備が整
った染色用組成物、すなわち酸化系としてサルコシンオ
キシダーゼとサルコシンの組合せを含有する組成物によ
り、酸化系としてウリカーゼと尿酸の組合せを含有して
いるために、本発明の一部とならない実施例2の使用準
備が整った染色用組成物で得られるものよりも、強く着
色されることが示されている。ウリカーゼ/尿酸の酸化
系の使用については、特に欧州特許公開第0310675号に
記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D06P 1/645 D06P 1/645 3/08 3/08 5/22 5/22 F (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/13 C09B 57/00 C09B 67/22 C09B 67/44 D06P 1/32 D06P 1/645 D06P 3/08 D06P 5/22

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】染色に適した媒体に: − 少なくとも1種の酸化染料前駆物質、 − サルコシンオキシダーゼ、 − 及び該サルコシンオキシダーゼの少なくとも1種の
    供与体、 を含有してなることを特徴とする、ケラチン繊維を酸化
    染色するための使用準備が整った組成物。
  2. 【請求項2】酸化染料前駆物質が、パラ−フェニレンジ
    アミン類、複塩基、パラ−アミノフェノール類、オルト
    −アミノフェノール類及び複素環酸化染料前駆物質から
    選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】パラ−フェニレンジアミン類が、次の式
    (I): [− R1は、4'−アミノフェニル基、フェニル基、窒素
    含有基で置換されたC1−C4アルキル基、(C1−C4)アル
    コキシ(C1−C4)アルキル基、C2−C4ポリヒドロキシア
    ルキル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4
    ルキル基又は水素原子を表し; − R2は、窒素含有基で置換されたC1−C4アルキル基又
    は(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基、C2−C4
    ポリヒドロキシアルキル基、C1−C4モノヒドロキシアル
    キル基、C1−C4アルキル基又は水素原子を表し; − R3は、カルバモイルアミノ(C1−C4)アルコキシ基
    又はC1−C4メシルアミノアルコキシ基、アセチルアミノ
    (C1−C4)アルコキシ基、C1−C4ヒドロキシアルコキシ
    基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C1−C4アルキル
    基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原
    子又は水素原子を表し; − R4は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキル基
    を表す] で示される化合物及びそれらの酸付加塩から選択される
    ことを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】式(I)のパラ−フェニレンジアミン類
    が、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレンジア
    ミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン、2,3−
    ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル
    −パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−
    フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレ
    ンジアミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミ
    ン、N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−
    ジプロピル−パラ−フェニレンジアミン、4−アミノ−
    N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−ビス(β−
    ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−
    アミノ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−2−メ
    チルアニリン、4−アミノ−2−クロロ−N,N−ビス
    (β−ヒドロキシエチル)アニリン、2−β−ヒドロキ
    シエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−フルオロ−
    パラ−フェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−
    フェニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロピル)
    −パラ−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメチル−
    パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3−メチ
    ル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−(エチル−β−
    ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、N−
    (β,γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレン
    ジアミン、N−(4'−アミノフェニル)−パラ−フェニ
    レンジアミン、N−フェニル−パラ−フェニレンジアミ
    ン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニレ
    ンジアミン、2−β−アセチルアミノエチルオキシ−パ
    ラ−フェニレンジアミン及びN−(β−メトキシエチ
    ル)−パラ−フェニレンジアミン、及びそれらの酸付加
    塩から選択されることを特徴とする請求項3に記載の組
    成物。
  5. 【請求項5】複塩基が、次の式(II): [− Z1及びZ2は、同一でも異なっていてもよく、結合
    手Y又はC1−C4アルキル基で置換可能なヒドロキシル又
    は−NH2基を表し; − 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC1−C6
    アルコキシ基で置換されていてもよく、一又は複数の酸
    素、硫黄又は窒素原子等のヘテロ原子及び/又は一又は
    複数の窒素含有基が挿入されるか又は末端に有していて
    もよい、1〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の
    アルキレン鎖を表し; − R5及びR6は、水素又はハロゲン原子、C1−C4アルキ
    ル基、C1−C4モノヒドロキシアルキル基、C2−C4ポリヒ
    ドロキシアルキル基、C1−C4アミノアルキル基又は結合
    手Yを表し; − R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、同一でも異なっ
    ていてもよく、水素原子、結合手Y又はC1−C4アルキル
    基を表し; 分子当りただ一の結合手Yを有すると理解されるもの] で示される化合物及びそれらの酸付加塩から選択される
    ことを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  6. 【請求項6】式(II)の化合物が、N,N'−ビス(β−ヒ
    ドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)
    −1,3−ジアミノプロパノール、N,N'−ビス(β−ヒド
    ロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)エ
    チレンジアミン、N,N'−ビス(4−アミノフェニル)テ
    トラメチレンジアミン、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエ
    チル)−N,N'−ビス(4−アミノフェニル)テトラメチ
    レンジアミン、N,N'−ビス(4−メチルアミノフェニ
    ル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(エチル)−
    N,N'−ビス(4'−アミノ−3'−メチルフェニル)エチレ
    ンジアミン及び1,8−ビス(2,5−ジアミノフェノキシ)
    −3,5−ジオキサオクタン、及びそれらの酸付加塩から
    選択されることを特徴とする請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】パラ−アミノフェノール類が、次の式(II
    I): [− R13は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキ
    ル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、(C1−C4)アルコ
    キシ(C1−C4)アルキル、C1−C4アミノアルキル又はヒ
    ドロキシ(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル
    基を表し、 − R14は、水素又はハロゲン原子又はC1−C4アルキ
    ル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、C2−C4ポリヒドロ
    キシアルキル、C1−C4アミノアルキル、C1−C4シアノア
    ルキル又は(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基
    を表し、 R13又はR14基の少なくとも1種は水素原子を表すと理解
    されるもの] で示される化合物及びそれらの酸付加塩から選択される
    ことを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  8. 【請求項8】式(III)のパラ−アミノフェノール類
    が、パラ−アミノフェノール、4−アミノ−3−メチル
    フェノール、4−アミノ−3−フルオロフェノール、4
    −アミノ−3−ヒドロキシメチルフェノール、4−アミ
    ノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−ヒドロキ
    シメチルフェノール、4−アミノ−2−メトキシメチル
    フェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフェノー
    ル、4−アミノ−2−(β−ヒドロキシエチルアミノメ
    チル)フェノール及び4−アミノ−2−フルオロフェノ
    ール、及びそれらの酸付加塩から選択されることを特徴
    とする請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】オルト−アミノフェノール類が、2−アミ
    ノフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、2
    −アミノ−6−メチルフェノール及び5−アセトアミド
    −2−アミノフェノール、及びそれらの酸付加塩から選
    択されることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  10. 【請求項10】複素環酸化染料前駆物質が、ピリジン誘
    導体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体及びピラゾ
    ロピリミジン誘導体、及びそれらの酸付加塩から選択さ
    れることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  11. 【請求項11】酸化染料前駆物質が、使用準備が整った
    染色用組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%である
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記
    載の組成物。
  12. 【請求項12】複素環酸化染料前駆物質が、使用準備が
    整った染色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量%
    であることを特徴とする請求項11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】サルコシンオキシダーゼが、使用準備が
    整った染色用組成物の全重量に対して0.01〜20重量%で
    あることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項
    に記載の組成物。
  14. 【請求項14】サルコシンオキシダーゼが、使用準備が
    整った染色用組成物の全重量に対して0.1〜5重量%で
    あることを特徴とする請求項12に記載の組成物。
  15. 【請求項15】前記サルコシンオキシダーゼの供与体
    が、サルコシン、N−メチル−L−ロイシン、N−メチ
    ル−DL−アラニン及びN−メチル−DL−バリンから選択
    されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1
    項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】供与体が、使用準備が整った染色用組成
    物の全重量に対して0.01〜20重量%であることを特徴と
    する請求項1ないし15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】供与体が、使用準備が整った染色用組成
    物の全重量に対して0.1〜5重量%であることを特徴と
    する請求項16に記載の組成物。
  18. 【請求項18】一又は複数のカップラー及び/又は一又
    は複数の直接染料を含有することを特徴とする請求項1
    ないし17のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】カップラーが、メタ−フェニレンジアミ
    ン類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール
    類、及びインドール誘導体、インドリン誘導体、ベンゾ
    イミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサモ
    ール誘導体及びピリジン、ピリミジン及びピラゾール誘
    導体等の複素環カップラー、及びそれらの酸付加塩から
    選択されることを特徴とする請求項18に記載の組成物。
  20. 【請求項20】カップラーが、使用準備が整った染色用
    組成物の全重量に対して0.0001〜10重量%であることを
    特徴とする請求項18又は19に記載の組成物。
  21. 【請求項21】カップラーが、使用準備が整った染色用
    組成物の全重量に対して0.005〜5重量%であることを
    特徴とする請求項20に記載の組成物。
  22. 【請求項22】酸付加塩が、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫
    酸塩、酒石酸塩、乳酸塩及び酢酸塩から選択されること
    を特徴とする請求項3ないし21のいずれか1項に記載の
    組成物。
  23. 【請求項23】染色に適した媒体が、水、又は少なくと
    も1種の有機溶媒との混合物からなることを特徴とする
    請求項1ないし22いずれか1項に記載の組成物。
  24. 【請求項24】5〜11のpHであることを特徴とする請求
    項1ないし23のいずれか1項に記載の組成物。
  25. 【請求項25】請求項1ないし24のいずれか1項に記載
    の少なくとも1種の使用準備が整った染色用組成物を、
    所望の発色がなされるのに十分な時間ケラチン繊維に適
    用することを特徴とする、ケラチン繊維の染色方法。
  26. 【請求項26】染色に適した媒体中に少なくとも1種の
    酸化染料前駆物質を含有する組成物(A)と、染色に適
    した媒体にサルコシンオキシダーゼを該サルコシンオキ
    シダーゼの少なくとも1種の供与体の存在下で含有する
    組成物(B)とを別個に貯蔵しておき、ついでケラチン
    繊維に適用する前の使用時に、それらを互いに混合する
    第1工程を含むことを特徴とする請求項25に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】請求項26記載の方法において使用される
    組成物(A)を収容する第1の区分と、請求項26記載の
    方法において使用される組成物(B)を収容する第2の
    区分とを含むことを特徴とする染色用キット。
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