JP3438873B2 - 車両用座席の荷物保持具 - Google Patents

車両用座席の荷物保持具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状部材により車
両用座席の荷物が落下することを防止する車両用座席の
荷物保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の座席に単に荷物を置くだけ
では、ブレーキ操作や急カーブなどでによって座席シー
トから落下することとなるために、シート状部材により
車両用座席の荷物が落下することを防止する車両用座席
の荷物保持具が知られている。例えば、特開平09−1
18165号公報には、自動車の助手席の前方に三角形
状のネットを所定箇所に固定して荷物を固定するものが
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両の
座席に置かれる荷物の種類には種々のものがあることか
ら、これらの大きさの異なるものに対処できない問題を
有していた。すなわち、高速での通行券、ガソリンスタ
ンドのスタンプや引換券(チケット類)や、地図、ガイ
ドブック、菓子類、ジュース類、化粧用具等の小物類を
入れておきたい場合と、買い物袋等のような大きな荷物
を固定したい場合に大きく分けられるが、従来の車両用
座席の荷物保持具では、このような要求に応えるもので
はなかった。特に、従来のものに小物を入れると、取り
出しにくいと言う問題を有していた。
【0004】また、上記従来の車両用座席の荷物保持具
は、主に自動車の助手席に取り付けられて使用される
が、この自動車の助手席に座る人がいる場合には、この
車両用座席の荷物保持具が邪魔になる問題を有してい
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、大きな荷物であ
っても小物類であっても固定や保管が可能であり、しか
も、人が座る場合にも邪魔にならない車両用座席の荷物
保持具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の車両用座席の荷物保持
は、シート状部材により車両用座席の荷物が落下するこ
とを防止する車両用座席の荷物保持具において、上記シ
ート状部材は、一方の面となる表面側シートと他方の面
となる裏面側シートからなり、これら両シートの外周端
側が縫合されて、二枚重ねで一枚のシート状部材が構成
されるとともに、上記一方の面又は他方の面にスライド
式のファスナが取り付けられ、上記二枚重ねで一枚の
ート状部材の上下端側に第1の紐状部材と第2の紐状部
材が各々取付けられるととも、上記二枚重ねで一枚の
ート状部材の左右端側に面ファスナが各々配され、その
中央から折り返すと、その折り返しにより対向する面フ
ァスナが重ね合わされて上方側が開口部とされ小物類が
入れられる小物入れとなり、上記面ファスナの重ね合わ
せを解除すると、上記二枚重ねで一枚のシート状部材に
なることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、上記二枚重ねで一枚の
ート状部材を折り返して互いの面ファスナを重ね合わせ
ると、上方側が開口部とされた小物入れ袋となり、互い
の面ファスナの重ね合わせ状態を解除すると、一枚の大
きなシート状部材を呈する。他方、第1の紐状部材と第
2の紐状部材を介して一枚の大きなシート状部材広げ
た状態では、大きな荷物を車両用座席に固定することが
できる。そして、二枚重ねで一枚のシート状部材が構成
されるために、上記一方の面又は他方の面に取り付けら
れたライド式のファスナを開いて菓子類等の小物類を入
れることができる。
【0008】本発明の請求項2記載の車両用座席の荷物
保持具は、前記請求項1記載の車両用座席の荷物保持具
を第1及び第2の紐状部材を介して車両座席の背面側に
向けた状態で取り付けて使用することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、車両用座席に人が腰掛け
る場合は、シート状部材を車両用座席の後方に配するこ
とにより、車両用座席に人が腰掛けてもシート状部材が
邪魔になるようなことがなく使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面にも
とづいて説明する。
【0011】本実施の形態は、図1に示すように、自動
車の助手席に配設されるもので、展開した状態が四角形
状のシート状部材2と第1及び第2の紐状部材3A,3
Bとからなる車両用座席の荷物保持具1である。このシ
ート状部材2は、図2及び図3に示すように、ポリエス
テルやナイロン糸を高通気性に編み上げた編み地からな
る可撓性に富み耐水性に優れたメッシュ材からなり、こ
のメッシュ材を2枚重ねで構成されている。すなわち、
一方の面となる表面側シート2Aと他方の面となる裏面
側シート2Bからなり、これら両シート2A,2Bの外
周端側が縫合されて、2枚重ねで一枚の四角形状のシー
ト状部材2が構成されている。なお、メッシュ材からな
ることから、外部から内部を視認できる視認性と通気性
とが確保されている。第1の紐状部材3Aは、2枚重ね
で一枚の四角形状のシート状部材2の上下端部の一方に
設けられ、第2の紐状部材3A,3Bは、シート状部材
2の上下端部の他方に設けられている。第1及び第2の
紐状部材3A,3Bとしては、紐やゴムバンドや鎖の
他、上記面ファスナ面4A,4Bを長尺なもの等が使用
可能である。なお、第1及び第2の紐状部材3A,3B
は、各々車両用座席Sの背もたれ部に巻き回す輪状(ワ
ッカ)に形成しても良い。
【0012】四角形状のシート状部材2の左右両端側に
は、面ファスナ(商品名としてマジックテープとも呼ば
れる)4A,4Bが各々複数個配され、四角形状のシー
ト状部材2の中央2cから折り返すと、その折り返しに
よる対向する面ファスナ4A,4Bが重ね合わされて、
上方側に開口部9が形成される。面ファスナ4A,4B
としては、二本の帯状のものをシート状部材2の左右両
端側に取り付けても良い。四角形状のシート状部材2の
上下両端側には、第1の紐状部材3Aと第2の紐状部材
3Bが筒状の締め金具5を介して取り付けられている。
第1の紐状部材3Aと第2の紐状部材3Bの一方先端に
はフック6が設けられている。
【0013】一方の面となる表面側シート2Aには、ス
ライド式のファスナ8が設けられている。このスライド
式のファスナ8は、高速での通行券、ガソリンスタンド
のスタンプや引換券(チケット類)や菓子類等の小物類
を入れるためのものであるが、これらの小物類を入れる
ための専用のポケットは形成させず、2枚重ねで1枚構
成となるシート状部材2を中央2cから折り返すことに
よって形成される。このため、スライド式のファスナ8
を開いて、菓子類等の小物類を入れても、シート状部材
2を中央2cから折り返されて使用される場合には、専
用のポケットに小物類が保管されることになる。すなわ
ち、一方の面となる表面側シート2Aにスライド式のフ
ァスナ8を取り付けるだけで、その収納ポケットが形成
される利点を有する。なお、スライド式のファスナ8
は、他方の面となる裏面側シート2Bに設けても同じ利
点がある。
【0014】したがって、本実施の形態の車両用座席の
荷物保持具1は、図3に示すように、四角形状のシート
状部材2を中央2cから折り返して、面ファスナ4A,
4Bを介して左右両側を接着させて、四角形状の小物の
入れ袋を形成し、かかる状態で第1及び第2の紐状部材
3A,3Bを介して車両用座席Sの正面側に向けた状態
で取り付ける。ここでは、第1及び第2の紐状部材3
A,3Bは、車両用座席Sの上方側に巻き回されて取り
付けられたり、上記フック6を介して取り付けられる
が、ほぼ同じ高さ位置で取り付けられる。しかし、上記
フック6を有するので、このフック6を座席の頭部固定
部材10との連結部11や自動車の安全ベルト(シート
ベルト)の係止具(図示せず)に係止させることも可能
である。このようにして、シート状部材2を中央2cか
ら折り返して形成された小物入れ袋を呈するので、開口
部9から、チケット類や菓子類、化粧用具や書類等の小
物類を入れて一時的に保管することができる。四角形状
の小物の入れ袋を形成するので、書類入れとしての使用
も可能である。また、スライド式のファスナ8が設けら
れていることから、ここにも小物類を入れることがで
き、しかも落下することがない。
【0015】他方、スーパーでの買い物袋等のような大
きな荷物Bの場合は、図4に示すように、面ファスナー
4A,4Bの重ね合わせ状態を解除して、第1の紐状部
材3Aを車両用座席Sの上方側に架け回して固定する一
方、第2の紐状部材3Bを車両用座席Sの下方側に架け
回して固定する。すると、一枚の大きなシート状部材2
として展開状態で使用可能である。
【0016】また、車両用座席Sに人が腰掛ける場合
は、図5に示すように、第1及び第2の紐状部材3A,
3Bを介してシート状部材2を車両用座席Sの後方に回
すことができる。第1及び第2の紐状部材3A,3Bを
図5の実線のように巻き回して良く、二点鎖線のように
取り付けても良い。本実施の形態では、第1及び第2の
紐状部材3A,3Bのフック6を座席の頭部固定部材
(ヘッドレスト)10との連結部11に係止させたが、
輪状の第1及び第2の紐状部材3A,3Bを車両用座席
Sの背もたれ部に巻き架けてシート状部材2を取り付け
ても良い。このようにシート状部材2を後方に回した場
合は、後部席に座る人が小物類を入れるのに利用できる
のみならず、車両用座席Sに人が腰掛ける場合にも邪魔
にならない。なお、本実施の形態の車両用座席の荷物保
持具1は、薄いシート状部材2により構成されているの
で、車両用座席Sの前方に取り付けた状態で、小物類を
入れない場合は、その取り付け状態のまま腰掛けても特
に問題はない。この場合は、小物類の代わりに、上記開
口部9からクッションを入れると、弾性力のある背もた
れ(背もたれクッションシート)としての使用が可能で
ある。
【0017】以上、本実施の形態では、自動車の助手席
に取り付ける場合で説明したが、本発明は助手席以外の
車両用座席に使用することが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の車両用座席の荷
物保持具は、二枚重ねで一枚のシート状部材を折り返し
て互いの面ファスナを重ね合わせると、上方側が開口部
とされた小物入れ袋となり、互いの面ファスナの重ね合
わせ状態を解除すると、一枚の大きなシート状を呈すの
で、固定する荷物が小物でも大型のものでも種類に応じ
て車両用座席に固定することができる。そして、二枚重
ねで一枚のシート状部材が構成されるために、上記一方
の面又は他方の面に取り付けられたライド式のファスナ
を開いて菓子類等の小物類を入れることができる。
【0019】本発明の請求項2記載の車両用座席の荷物
保持具は、車両用座席に人が腰掛ける場合は、第1及び
第2の紐状部材を介して車両座席の背面側に向けた状態
で取り付けて使用することにより、車両用座席に人が腰
掛けても邪魔になる事態も防止することができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車両用座席の荷物
保持具を示す斜視図である。
【図2】上記車両用座席の荷物保持構造具の展開状態を
示す斜視図である。
【図3】上記車両用座席の荷物保持構造具のシート状部
材を折り返した状態を示す斜視図である。
【図4】上記シート状部材を展開して使用する状態を示
す斜視図である。
【図5】上記車両用座席の荷物保持具を車両用座席の後
方に取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用座席の荷物保持具、 2 シート状部材、 2A 表面側シート、 2B 裏面側シート、 2c シート状部材の中央、 3A 第1の紐状部材、 3B 第2の紐状部材、 4A,4B 面ファスナ、 8 スライド式のファスナ、 9 開口部、 B 大きな荷物、 S 車両用座席

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状部材により車両用座席の荷物が
    落下することを防止する車両用座席の荷物保持具におい
    て、 上記シート状部材は、一方の面となる表面側シートと他
    方の面となる裏面側シートからなり、これら両シートの
    外周端側が縫合されて、二枚重ねで一枚のシート状部材
    が構成されるとともに、上記一方の面又は他方の面にス
    ライド式のファスナが取り付けられ、 上記二枚重ねで一枚のシート状部材の上下端側に第1の
    紐状部材と第2の紐状部材が各々取付けられるととも、
    上記二枚重ねで一枚のシート状部材の左右端側に面ファ
    スナが各々配され、 その中央から折り返すと、その折り返しにより対向する
    面ファスナが重ね合わされて上方側が開口部とされ小物
    類が入れられる小物入れとなり、上記面ファスナの重ね
    合わせを解除すると、上記二枚重ねで一枚のシート状部
    材になることを特徴とする車両用座席の荷物保持具。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の車両用座席の荷物保
    持具を、第1及び第2の紐状部材を介して車両座席の背
    面側に向けた状態で取り付けて使用することを特徴とす
    る車両用座席の荷物保持具。
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