JP3436164B2 - 赤外線ラインセンサ - Google Patents
赤外線ラインセンサInfo
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Description
出素子を配列して構成される赤外線ラインセンサに関す
る。
赤外線検出素子を一列に配置して構成されるものが用い
られている。しかしこのような構成では、隣接する赤外
線検出素子の検出領域の間に不検出領域が形成される。
これは以下の理由による。
示す図である。図7は上面図で、図8は図7におけるA
−A断面の拡大図である。半導体基板1上に、熱伝導性
の低いダイアフラム3が形成されている。ダイアフラム
3上に、サーモパイルとなる8組のp型半導体4とn型
半導体5とが帯状のパターンをもって、2組ずつ並べて
十字型に配設されている。半導体基板のB辺側にある出
力端子9、10と接続される1組のn型半導体とp型半
導体から、隣接するn型半導体とp型半導体が金属電極
7、8によって順次接続されている。内側にある金属電
極7は温接点、外側にある金属電極8は冷接点となる。
度差に比例するため、温接点と冷接点の熱分離をよくす
るように、エッチング穴6からエッチングして冷接点下
方の周辺部を除いて半導体基板の一部を除去し、ダイア
フラムを半導体基板から分離する空洞部2が形成されて
いる。赤外線を吸収する赤外線吸収部26が空洞部2よ
り小さく絶縁層11、17を挟んで金属電極7による温
接点をカバーするように形成されている。なお、図7に
おいては、サーモパイルの構造を示すため、赤外線吸収
部26をとり、その位置を仮想線で示している。このよ
うに熱型赤外線検出素子は、構造上熱分離のための空洞
部を有し、赤外線を吸収する赤外線吸収部が空洞部領域
内に設けられるから、赤外線吸収部が占める領域が検出
領域となり、その周辺領域は不検出領域となる。
線検出素子を、赤外線吸収部を有する検出面を同じ面に
揃えて一列に並べ構成される赤外線ラインセンサでは、
その赤外線検出面に、図9の(a)に示すように、隣接
する各赤外線検出素子20の検出領域12の間に周辺領
域27が作る不検出領域Xが形成される。
査方向へ走査して赤外線を検出するとき、その走査領域
に、図9の(b)のように、各赤外線検出素子の検出領
域12に対応した走査領域20’からのみ出力信号が得
られ、不検出領域によって、各走査領域20’の間は出
力信号のとれないデッドエリアDとなる。このデッドエ
リアの発生によって、その間の赤外線が検出されなくな
ってしまい、従って所定の面積での検出可能な面積(検
出領域)に限界があり、検出感度を向上できないという
問題を有している。本発明は、上記従来の問題に鑑み、
デッドエリアのない赤外線ラインセンサを提供すること
を目的としている。
発明は、素子の長さよりも短い検出領域を有する複数の
赤外線検出素子を直線状に配列した赤外線検出素子列を
平行に複数列設け、前記赤外線検出素子列を走査方向か
ら見たとき、各赤外線検出素子列における赤外線検出素
子間の不検出領域に、他の赤外線検出素子列の検出領域
が位置するように、各赤外線検出素子列を順次ずらして
配置したものとした。
素子の検出領域の長さが赤外線検出素子間の不検出領域
の長さよりも小さく、その不検出領域と検出領域の大き
さに対応して2列を越える複数列設けられているもので
ある。
見たとき、前記各赤外線検出素子列の検出領域が重なら
ないように、各赤外線素子列における赤外線検出素子間
の間隔を設定したものとした。
に熱伝導性の低いダイアフラムが設けられ、該ダイアフ
ラムの表面に所定の間隔を隔てて複数列の赤外線吸収部
列を並べ、該赤外線吸収部列に対して垂直の走査方向か
ら見たとき、各赤外線吸収部列における赤外線吸収部間
の不検出領域に、他の赤外線吸収部列の赤外線吸収部が
位置し、隣接する前記赤外線吸収部の対向する辺部が同
じ直線上に来るように設定され、前記半導体基板には前
記ダイアフラムの下に前記複数列の赤外線吸収部列のす
べてを包含する空洞部が形成され、前記ダイアフラム上
には赤外線吸収部側に温接点、空洞部以外の周辺部側に
冷接点を位置させたサーモパイルが前記走査方向に形成
され、前記各赤外線吸収部の列方向両側には前記空洞部
に貫通する貫通穴が形成されて、前記赤外線吸収部とそ
の両側のサーモパイルが1つの赤外線検出素子として構
成され、赤外線吸収部が占める領域を赤外線の検出領域
とする複数の赤外線検出素子列を1つの半導体基板に集
積して、前記赤外線検出素子列を走査方向から見たと
き、各赤外線検出素子列における赤外線吸収部間の前記
不検出領域に、他の赤外線検出素子列の検出領域が位置
しているものとした。
素子列を除いて、すべての赤外線検出素子列に、出力の
時間ずれを補正する遅延手段を接続したものとした。
短い検出領域を有する複数の赤外線検出素子を配列した
赤外線検出素子列を平行に複数列設け、前記赤外線検出
素子列を走査方向から見たとき、各赤外線検出素子列に
おける赤外線検出素子間の不検出領域に、他の赤外線検
出素子列の検出領域が位置するように、各赤外線検出素
子列をずらして配置し、所定の赤外線検出素子列を除い
て、すべての赤外線検出素子列には出力の時間ずれを補
正する遅延手段を接続し、前記所定の赤外線検出素子列
にある所定の赤外線検出素子と同一走査線上に補正用赤
外線検出素子が配置され、該補正用赤外線検出素子と同
一走査線上の所定の赤外線検出素子の出力端子に時間ず
れを検出する時間ずれ演算手段を接続し、前記遅延手段
は、前記検出された時間ずれに応じて、接続する赤外線
検出素子列と前記所定の赤外線検出素子列との距離によ
り、補正時間を算出して補正を行なうものとした。
出素子間の不検出領域に他の赤外線検出素子の検出領域
が位置するように、不検出領域を補うための赤外線検出
素子列が設けられているから、走査するとき、デッドエ
リアが生じること無く、赤外線の2次元分布を検出する
ことができる。従って、これにより検出感度が向上す
る。
線検出素子の検出領域の長さが赤外線検出素子間の不検
出領域の長さよりも小さいものを、その不検出領域と検
出領域の大きさに対応して2列を越える複数列設けてい
るため、不検出領域が大きくても、列を順次ずらして重
ねることによって不検出領域を確実にカバーすることが
できる。
から見たとき、前記各赤外線検出素子列の検出領域が重
ならないように、各赤外線素子列における赤外線検出素
子間の間隔を設定したため、赤外線不検出領域をカバー
するのに、必要とする赤外線検出素子列数がもっとも少
なくなる。
が1つの半導体基板上に形成され、互いに同じ空洞部を
共有するから、各列の赤外線吸収部が走査方向に隙間な
く配列することができ、各列の検出信号の時間ずれがも
っとも少なくなり、補正時の精度が向上する。また各赤
外線吸収部の列方向両側に空洞部に貫通する貫通穴が形
成されるから、赤外線吸収部間の熱伝導が阻止され、赤
外線の検出精度が向上する。
定の赤外線検出素子列を除いて、すべての赤外線検出素
子列に、時間補正を行う遅延手段を接続し、時間ずれを
補正するようにしたので、各赤外線検出素子が同じ列か
ら赤外線を検出するのと同様の効果を得ることが可能に
なる。補正時間は例えば赤外線検出素子列間の距離と走
査速度によって算出するものを用いることができる。
外線検出素子は所定の赤外線検出素子と同一走査線上に
設けられるので、走査時、補正用赤外線検出素子から、
所定の赤外線検出素子と同じ出力信号が得られる。この
両出力信号を比較することによって、信号の時間ずれを
検出することができる。信号の時間ずれは両素子間の距
離に対応しているので、その検出された時間ずれと素子
間の距離を用いて、補正したい赤外線検出素子列と所定
の赤外線検出素子列との距離によって、時間ずれを算出
することができる。遅延手段はその時間ずれによって、
赤外線検出素子列間の時間ずれを補正することが可能に
なる。これにより、請求項4の発明と同様の効果に加え
てさらに、走査速度が予め分からなくても、時間ずれを
補正することが可能になる。
実施例により説明する。図1は第1の実施例を示す。従
来と同じ構成をもった複数の熱型赤外線検出素子を、所
定の間隔を隔てて2列に並べて、同一基板上に半導体プ
ロセスにより作成する。これを赤外線検出面から見たと
き、図1の(a)に示すように赤外線検出素子列1Aと
2Aは隙間なく隣接し、各列において隣接する赤外線検
出素子20の検出領域12の間に検出領域12の長さと
同じ間隔が形成され、その間隔に隣りの列の検出領域1
2が位置するようになっている。ここで赤外線検出素子
は、列方向長さLの外形を有し、検出領域12の列方向
長さMはLの半分以上になっている。赤外線検出素子列
1Aと2Aの中心間の距離はLである。これによって各
赤外線検出素子は列方向において、検出領域12が重な
ることなく連続する。列に対して垂直方向へ走査させる
とき、図1の(b)に示すように、各赤外線検出素子の
走査領域20’が隙間なく隣接し、デッドエリアのない
走査領域を形成する。
査方向に異なる位置を占めているので、信号出力の時間
ずれが生じる。これを補正するため、前に進む赤外線検
出素子列2Aの各赤外線検出素子の出力端子に遅延手段
としての遅延回路21を接続する。赤外線検出素子列1
Aと列2Aの中心間の距離はLになっているから、この
距離Lと走査速度によって、出力信号の時間ずれの量が
決定される。その計算方法は、走査速度をv[m/se
c]、赤外線吸収部間の距離をL[μm]とすると、時間
ずれt[sec]を下式によって算出する。 t=L×10−6/v この時間ずれtを遅延回路21に設定すれば、前に進む
赤外線検出素子の信号出力が遅延するように補正され
る。
うに構成され、赤外線検出素子間の不検出領域が他の赤
外線検出素子列の検出領域によって補われる。これによ
り赤外線ラインセンサが走査して、赤外線の2次元分布
を検出するとき、デッドエリアのない検出が可能にな
る。また不検出領域が補われることによって、検出感度
も向上する。
の長さLの半分以上になっているので、1列の赤外線検
出素子を設けることで、完全に補間することができる
が、外形の長さの半分以下になる場合は、1列では、完
全に補間することができなくなる。このような場合は、
図2に示すように、不検出領域と検出領域の大きさに対
応して、例えば列を3列に増やし、列方向に順次ずらし
て配置し不検出領域を補うことができる。各列における
赤外線検出素子間の距離は、実施例と同じように走査方
向に見たときに不検出領域の範囲内に他の列の検出領域
が位置するよう調整する。
Aにも各赤外線検出素子に遅延回路31が接続される。
この列の遅延時間は、赤外線検出素子列2Aと同じよう
に、赤外線検出素子列1Aとの距離に応じて算出する。
ここでは、赤外線検出素子が同じ寸法を有するので、赤
外線検出素子列1Aとの距離は2Lになるため、補正時
間を遅延回路21の2倍にすればよい。
る。この実施例では、図1に示す第1の実施例の赤外線
検出素子の配列を用い、赤外線検出素子列2Aの外方に
ある赤外線検出素子20Bと同一走査線K上に、赤外線
検出素子列1Aを挟んで反対側に補正用赤外線検出素子
20Cを設ける。補正用赤外線検出素子20Cは赤外線
検出素子列1Aと密着し、その検出領域12と赤外線検
出素子列1A、2Aの各検出領域12との距離がそれぞ
れL、2Lとなっている。
素子20Bに時間ずれ演算手段としての時間ずれ演算装
置50を接続する。赤外線検出素子列2Aの各赤外線検
出素子に、補正時間可変の遅延回路22が接続される。
遅延回路22は時間ずれ演算装置50と接続される。赤
外線検出素子列が走査方向へ走査するとき、赤外線検出
素子20Bと補正用赤外線検出素子20Cが同一走査線
上にあるので、波形の同じ信号を出力する。時間ずれ演
算装置50は、その信号を分析することによって、時間
ずれを検出する。例えば図4に示す信号が得られる場合
は、周囲の成分が同じで強度Eが一致するピーク信号か
ら時間ずれt2を検出することができる。遅延回路22
は、検出された時間ずれt2と、接続する赤外線検出列
2Aと赤外線検出素子1Aの距離に応じて、補正時間を
設定し補正を行う。ここでは、赤外線検出素子1Aに対
する赤外線検出素子列2Aの距離は、補正用赤外線検出
素子20Cの半分のLとなっているから、補正時間をt
2/2に設定すればよい。
検出素子列にある1つの赤外線検出素子と同一の走査線
上に補正用赤外線検出素子を設け、この両素子の検出信
号から、時間ずれ演算装置が時間ずれを検出し、遅延回
路が検出された時間ずれに応じて補正時間を設定するよ
うにしたので、走査速度が不明でも、補正が可能であ
る。なお、上記各実施例では、サーモパイルの熱型赤外
線検出素子を用いたが、これに限らず、例えばポロメー
タ型の赤外線検出素子など、検出領域が素子(外形)よ
り小さいものはすべて適用することができる。
板上に形成し、時間ずれを最小に抑えたものを第3の実
施例により説明する。図5、図6は、各赤外線検出素子
を集積して構成される赤外線ラインセンサの構造を示す
図である。図5は上面図で、図6は図5におけるB−B
断面図である。半導体基板41の表面に熱伝導性の低い
ダイアフラム43が設けられ、ダイアフラム43の表面
に、赤外線検出素子を形成する領域が設定され、赤外線
吸収部26が図5に示すように2列に並べられている。
赤外線吸収部26の列方向に赤外線吸収部と同じ大きさ
の間隔が形成され、その列と垂直の走査方向に見たとき
その間隔にもう1列の赤外線吸収部が位置し、図上、左
列の各赤外線吸収部26の右辺と右列の各赤外線吸収部
26の左辺が一直線S上にくるようになっている。
こでは4組のp型半導体44、n型半導体45が2組ず
つ設定された赤外線吸収部の走査方向両側に配置され
る。各組のp型半導体44、n型半導体45は各々、一
端を金属電極7により接続される。また1組の他端は出
力端子9、10と接続されるとともに、他の組のp型半
導体44、n型半導体45の他端は金属電極8により接
続される。金属電極7は温接点、金属電極8は冷接点と
なり、4組のp型半導体44、n型半導体45はサーモ
パイルを構成する。なお、左右両側の半導体長が異なる
ことにより生じる熱の伝播速度の違いは、短い方の半導
体組数を少なくすることによって調整することができ
る。
3が形成された後、赤外線吸収部26が所定の位置に形
成される。半導体基板41の4隅には、エッチングする
ための穴13、14、が形成されるとともに、列方向に
対して各赤外線吸収部26の間にも赤外線吸収部26に
隣接して直線Sの近くまで、エッチング穴15が形成さ
れている。これらのエッチング穴から、マイクロマシニ
ング技術により、冷接点が位置する周辺部を除いて、各
赤外線吸収部26を包含するように、熱分離するための
空洞部42が形成される。
線検出素子は、同じ半導体基板に形成され、共通の空洞
部をもっているので、形成される赤外線検出素子列と列
の間における赤外線吸収部間の距離がもっとも小さくな
り、走査時の出力信号の時間ずれが少なく、高い補正精
度が得られる。また、エッチング穴が赤外線吸収部の両
側に設けられるから、赤外線吸収部の熱伝導を阻止する
ようになっている。これにより素子間の熱伝導で、影響
しあうことが防止される。
出領域および走査時の走査領域を示す図である。
を示す説明図である。
素子の検出信号を示す図である。
図である。
る。
査時の走査領域を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 素子の長さよりも短い検出領域を有する
複数の赤外線検出素子が直線状に配列され、検出領域の
長さが赤外線検出素子間の不検出領域の長さよりも小さ
い赤外線検出素子列を、その不検出領域と検出領域の大
きさに対応して平行に2列を越える複数列設け、 前記赤外線検出素子列を走査方向から見たとき、各赤外
線検出素子列における赤外線検出素子間の不検出領域
に、他の赤外線検出素子列の検出領域が位置するよう
に、各赤外線検出素子列を順次ずらして配置したことを
特徴とする赤外線ラインセンサ。 - 【請求項2】 前記走査方向から見たとき、前記各赤外
線検出素子列の検出領域が重ならないように、各赤外線
素子列における赤外線検出素子間の間隔を設定したこと
を特徴とする請求項1記載の赤外線ラインセンサ。 - 【請求項3】 半導体基板の表面に熱伝導性の低いダイ
アフラムが設けられ、該ダイアフラムの表面に所定の間
隔を隔てて複数列の赤外線吸収部列を並べ、該赤外線吸
収部列に対して垂直の走査方向から見たとき、各赤外線
吸収部列における赤外線吸収部間の不検出領域に、他の
赤外線吸収部列の赤外線吸収部が位置し、隣接する前記
赤外線吸収部の対向する辺部が同じ直線上に来るように
設定され、 前記半導体基板には前記ダイアフラムの下に前記複数列
の赤外線吸収部列のすべてを包含する空洞部が形成さ
れ、 前記ダイアフラム上には赤外線吸収部側に温接点、空洞
部以外の周辺部側に冷接点を位置させたサーモパイルが
前記走査方向に形成され、 前記各赤外線吸収部の列方向両側には前記空洞部に貫通
する貫通穴が形成されて、前記赤外線吸収部とその両側
のサーモパイルが1つの赤外線検出素子として構成さ
れ、 赤外線吸収部が占める領域を赤外線の検出領域とする複
数の赤外線検出素子列を1つの半導体基板に集積して、 前記赤外線検出素子列を走査方向から見たとき、各赤外
線検出素子列における赤外線吸収部間の前記不検出領域
に、他の赤外線検出素子列の検出領域が位置して いるこ
とを特徴とする 赤外線ラインセンサ。 - 【請求項4】 所定の赤外線検出素子列を除いて、すべ
ての赤外線検出素子列に、出力の時間ずれを補正する遅
延手段を接続したことを特徴とする請求項1から3のい
ずれか1に記載の赤外線ラインセンサ。 - 【請求項5】 素子の長さよりも短い検出領域を有する
複数の赤外線検出素子を配列した赤外線検出素子列を平
行に複数列設け、 前記赤外線検出素子列を走査方向から見たとき、各赤外
線検出素子列における赤外線検出素子間の不検出領域
に、他の赤外線検出素子列の検出領域が位置するよう
に、各赤外線検出素子列をずらして配置し、 所定の赤外線検出素子列を除いて、すべての赤外線検出
素子列には出力の時間ずれを補正する遅延手段を接続
し、 前記所定の赤外線検出素子列にある所定の赤外線検出素
子と同一走査線上に補正用赤外線検出素子が配置され、 該補正用赤外線検出素子と同一走査線上の所定の赤外線
検出素子の出力端子に時間ずれを検出する時間ずれ演算
手段を接続し、 前記遅延手段は、前記検出された時間ずれに応じて、接
続する赤外線検出素子列と前記所定の赤外線検出素子列
との距離により、補正時間を算出して補正を行なうこと
を特徴とする 赤外線ラインセンサ。
Priority Applications (1)
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