JP3435740B2 - 流体減圧システム - Google Patents

流体減圧システム

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JP3435740B2 JP19745793A JP19745793A JP3435740B2 JP 3435740 B2 JP3435740 B2 JP 3435740B2 JP 19745793 A JP19745793 A JP 19745793A JP 19745793 A JP19745793 A JP 19745793A JP 3435740 B2 JP3435740 B2 JP 3435740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流体経路に設けられ
る減圧装置を使用するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の透湿膜式自然蒸発加湿
器の実施例を示すスケルトン図である。1は一次給水
管、2は給水用バルブ、3は連結管A、4は電磁弁、5
は連結管Bであり、前記1から5が一次給水経路とな
る。7は給水タンクで、前記給水タンク7内に設けられ
たフロートスイッチ6の液面検知にて直列に接続された
電磁弁がON/OFF制御されて、常時一定の水位を確
保している。8は二次給水管であり、透湿膜式自然蒸発
加湿器9と給水タンク7を連結している。
【0003】次に従来例の動作について説明する。図1
3、図14は従来装置を組み込んだ空気調和装置の側面
図と断面図である。前記透湿膜式自然蒸発加湿器9は、
熱交換器14の二次風路側に抱き合わされる構成で、前
記熱交換器14が熱媒体で加熱されるとファンケーシン
グ17とシロッコファン13からなる送風機により風が
送り込まれて透湿膜式自然蒸発加湿器9の表面が暖めら
れて、自然蒸発して加湿作用を行う。前記の動作を連続
することにより、前記給水タンク7内部の液面が低下す
ると、フロートスイッチ6がONし電磁弁4がONし
て、給水補給する動作となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
において図13に示すように、透湿膜式自然蒸発加湿器
9への給水圧力を1/100kgf/cm2 以下に保
ち、前記透湿膜式自然蒸発加湿器9の破れによる水漏れ
を防止する必要から一次給水圧力を給水タンク7で一旦
開放状態として、前記給水タンク7と透湿膜式自然蒸発
加湿器9の自然落差(200〜300mm程度で圧力換
算で0.03kgf/cm2 前後)にて供給する方式と
なる。以上から給水タンク7が自然落差を確保する必要
から、室内機10の製品高さにプラスして給水タンク7
の高さを必要とすることから現在の建築コスト面から天
井面11から内部の天井ふところ高さが低くなる傾向に
相反する方式が据付け上問題を持つ結果となっていた。
【0005】また、従来装置においては給水タンク7と
一次・二次を接続する部分が外部取付となることから、
接続部の不良などによる水漏れを起こす要因を抱える装
置であった。
【0006】さらに二次圧力が1/100の微圧調整の
ために、給水タンク7の高さ調整が難しい欠点も合わせ
持っていた。
【0007】この発明は、係る問題点を解決するために
なされたものであり、従来の欠点を排除して、常に良い
条件で加湿器等のスローリーク機器を使用できるように
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流体減圧
システムは、流体のスローリークを利用する加湿器等の
スローリーク機器と、このスローリーク機器に流体を供
給する供給装置に接続する一次流体経路とスローリーク
機器に接続する二次流体経路の間に配置され、この二次
流体経路を流れる流体圧力を、減圧弁を用いて一次流体
経路の流体圧力より減圧してほぼ一定の圧力に調整する
減圧装置を有し、この減圧弁のオリフィス流路におい
て、減圧弁の主軸とオリフィス流路外壁から構成される
二重円筒状の流路断面積が1.7mm 程度であり、か
つオリフェス流路の一端となる弁体接触先端に0.2程
度のRを設けたものである。
【0009】この減圧装置は並列給水可能としたもので
ある。
【0010】この流体減圧システムは、供給された流体
圧力を遮断する開閉弁と一次圧力が変わっても二次圧力
の一定な減圧装置を同一給水系等に使用する。
【0011】この流体圧縮システムは、給水装置と、こ
の給水装置に接続された一次流体経路を開閉する開閉弁
と、この開閉弁を介して一次流体経路に接続され二次流
体経路の流体圧力を、減圧弁を用いて一次流体経路の流
体圧力より減圧する減圧装置と、減圧装置に二次流体経
路を介して接続され給水装置からの給水が供給される複
数の透湿膜式自然蒸発加湿器とを備え、減圧弁のオリフ
ィス流路において、減圧弁の主軸とオリフィス流路外壁
から構成される二重円筒状の流路断面積が1.7mm
程度であり、かつオリフェス流路の一端となる弁体接触
先端に0.2程度のRを設けたものである。
【0012】この流体減圧システムの二次経路に排水弁
を設ける。
【0013】
【作用】この流体減圧システムは、スローリーク機器に
一定圧力の流体を供給する。
【0014】この流体減圧システムは、複数の機器に一
定圧力の流体を供給する。
【0015】この流体減圧システムは一次圧力開閉時の
液圧によるバックラッシュを防止できる。
【0016】この流体減圧システムは、多くの加湿器に
安定した給水が行える。
【0017】また、この発明は排水弁により二次圧力の
上昇を規定値以下に抑えることができ、透湿膜式自然蒸
発加湿器の圧力破壊を防止できる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例である透湿膜式自然蒸
発加湿器の給水側に減圧装置を設けたもので、1は一次
給水管、2は給水用バルブ、50は減圧装置、8は二次
給水管である。
【0019】図2は本発明の減圧弁の断面図である。1
8はボディ本体、19は一次流入接続口、20は一次流
入孔、23は減圧弁弁体サポートで上部に弾性体の弁体
Aを保持しサポート孔22に挿入されている。33はダ
イヤフラム28を座37とナット31でプレートをサン
ドイッチ状に上下から締め付ける主軸である。21はサ
ポートスプリングで調圧スプリング29との相互作用で
減圧圧力を自動制御する構成である。減圧圧力の調整は
ボディ本体18の上部より覆う本体カバー32と調圧ス
プリング29の上部に位置する調圧カバー30のねじ込
み量により調整が可能である。34は弁体接触突起部で
ある。また26は二次流出接続口であり二次流出孔25
によりダイヤフラム28と連通している。24は減圧弁
本体、23は減圧スプリング受板である。
【0020】図3は減圧弁のダイヤフラム部の拡大図で
ある。弁体接触突起部34の先端微小曲面部35は全周
に(例えばR0.2)曲面を施している。36は二重円
筒連通孔で、主軸33とボディ本体18からなる外壁か
らなる。(例えば実施例での断面積は1.7mm2
【0021】図4は前記減圧弁に開閉弁を設けた実施例
の断面図である。40はボビンであり外周に電磁コイル
42を巻き付けている。38はポストでありスプリング
41のストッパと直流プランジャの吸引時の衝撃を緩和
するダンパーゴム39を支持している。43は水密シー
ルのためのOリングである。45は前記直流プランジャ
44の先端に保持された弁体である。48は一次流入孔
20の先端突起部である。47は開閉弁へ一次液体を流
入させるための一次接続口であり、46は前記一次接続
口47と先端突起部48を連通する構成となっている。
【0022】図5は、減圧弁に二次流出接続口26の間
に排水弁を設けた断面図である。前記25の二次流出孔
を二分し一方は二次流出接続口26と第二流出接続口6
7に接続されている。前記二分した他方は、59の排水
流路から排水用ダイヤフラム57に流入し調整スプリン
グ56の設定圧力より液圧力が高くなると前記排水用ダ
イヤフラム57が押し上げられて排水孔60から排水口
16に接続構成とされている。58は前記排水用ダイヤ
フラム57と接触する排水突起部である。55は前記調
整スプリング56の上部に配置された排水調圧カバーで
ある。
【0023】図6は開閉弁・減圧弁・排水弁を一体成形
した減圧装置62と透湿膜式自然蒸発加湿器9の配置関
係を現したスケルトン図である。一次側給水バルブ2か
ら開閉弁49を通り減圧弁50を通り53の二次連通管
53を経由して透湿膜式自然蒸発加湿器9に接続されて
いる。前記二次連通管53は分岐して、排水弁51を経
由して排水口16に至る構成となっている。
【0024】図7は本発明の実施例である前記減圧装置
62から複数個の透湿膜式自然蒸発加湿器9を連結した
接続スケルトン図である。実施例では二次流出接続口2
6と第二流出接続口67にそれぞれ前記透湿膜式自然蒸
発加湿器9を接続したスケルトン図となっているが、二
次吐出流量の制御範囲であれば、2個以上の接続も可能
である。
【0025】図8,9は本発明の実施例の特性を示す説
明図である。
【0026】図10,11は本発明の減圧装置62を組
み込んだ室内機の取付図と室内機を設置したビルのスケ
ルトン図である。12は室内機10内部に設けられたド
レンパンであり、前記減圧装置62及び透湿膜式自然蒸
発加湿器9は、前記ドレンパン12上に設置されてお
り、室内機10の外形寸法変えない構成である。63は
シスターンタンクであり、市水配管64からボールタン
プ65を経由して一次給水管1から分岐配管67により
各室内機へ供給する経路となる。その一つを例にとると
天井ふところ66内部で、前記室内機10に給水用バル
ブ2を経由して接続されている。また、70は水抜き
弁、72はバルブ76、逆止弁71を介して給水されヒ
ータ73により加熱される温水器、74,75は給湯を
使用する蛇口である。
【0027】次に減圧装置である減圧弁の動作について
説明する。先端突起部に減圧弁体がダイヤフラム28の
内圧力が29のスプリングのバネ圧力と一致した状態で
減圧弁体が先端突起部に密着し水の流れを停止させる位
置関係になるように調整する。常時圧力は微妙に変動し
ているので、減圧弁部の設定圧力と一次流入圧力の差に
より先端突起部と減圧弁体の隙間を変化させながら連続
運動しており、設定圧力以下の場合は常時開いているの
で、密着する動作は瞬間的な動作のみとなる。サポート
スプリングは先端突起部に密着させるための機能で圧力
調整には直接関係はない。
【0028】先端突起部はジュラコン製であり、弾性体
である弁体はEPDM(合成ゴム)のような材料を使用
し先端突起部と弁体との当接状態では若干食い込む程度
である。一方、主軸と減圧弁体との状態について、この
実施例は当接しているが、ただし一体成形も可能であ
る。この構造によりスプリング29のバネ圧力と流入口
19からの一次流入圧力によるダイヤフラム弁を押し上
げる圧力との関係で自動調節している。なお、この実施
例でのバネ圧比率は調圧スプリング29:サポートスプ
リング21=1.75:1程度である。
【0029】図8に一次圧力と二次圧力の関係を示す。
オリフィス断面積が大きく(例えば3.5m2 以上)あ
るいは、弁体接触面先端がシャープエッジでなく先端R
でかつRが大きい(R0.5以上)場合は、二重円筒の
オリフィス断面積が大きくなると流路圧損が低下して流
れ易くなる。また弁体接触面先端のRが大きくなると表
面が親水化してくるとリーク量が多くなり一次圧力の変
動に二次圧力が変動しやすく全体として、バラツキの大
きい二次圧力となる。以上からオリフィス断面積を絞り
(例えば1.7mm2 )一次高圧力域での流路圧損を増
加させ、かつ弁体接触面先端Rを小さく(例えばR0.
2)することで一次低圧力域でのスローリーク量を抑制
する作用により、一次水道圧範囲とされる0.5kgf
/cm2 〜7.0kgf/cm2 の広範囲において、二
次圧力を一定範囲内に抑えることが可能となっている。
【0030】図9は本発明の減圧弁の主軸とオリフィス
流路外壁から構成される二重円筒状の流路断面積と弁体
接触部の微小曲面のRを変化させた場合の流量特性線図
である。この流量特性から、主軸とオリフィス流路外壁
から構成される二重円筒状の流路断面積が大きい場合
は、一次圧力の変化による流量の最大値の変化が大きく
且つ二次圧力が大きく変化する傾向にある。また弁体接
触部の微小曲面のRが大きくなると低流量域では二次圧
力の安定しない傾向にあり、且つ一次圧力の変化による
二次圧力の変化バラツキも大きい傾向である。以上の傾
向を組み合わせて減圧弁の主軸とオリフィス流路外壁か
ら構成される二重円筒状の流路断面積を1.7mm2
し弁体接触部の微小曲面のRを0.2程度にして組み合
わせることにより、二次流量が0〜200cc/min
程度の範囲で安定した流量特性を確保することができ、
且つ二次圧力を基準値に対して±0.015kgf/c
2程度の精度が確保できる減圧弁となる。
【0031】このように減圧装置は流量変化、例えばこ
の実施例では0〜300cc/min程度に関係なく二
次圧力の変化量が最小限となるヒステリシス特性を得る
ことができる。これによって例えば1台20cc/mi
nの加湿器を複数、この減圧装置に接続しても、どの加
湿器にも一定の安定した給水が可能となる。
【0032】電磁弁等のように電磁コイルへの通電を繰
り返して急速な開閉により給水のON,OFFを行う場
合の流路の仕切部はシャープをエッジにより完全なO
N,OFFを行うのに対し、上述のようなR形状の突起
を使用し、圧力を自動調節することにより一定のスロー
リークが可能となるものである。
【0033】また、ダイヤフラムの内圧力にも関係する
二重円筒状の流路断面積は流量に応じて選択すればよい
が、上記のように面積を小さくすることが特性の安定に
有効である。しかしながら、狭すぎる場合はごみづまり
の問題が発生する。本実施例では常にスローリークが存
在するため0.3mm2 まではごみづまりがなく良好で
あった。
【0034】図10,11の如く天井ふところ60内に
設けた空気調和機の室内機10の高さは天井面11から
余計な寸法が加わることがなくなる。
【0035】室内機10への給水は、通常開放形の給水
タンクで建屋の最上部に位置したシスターンタンク63
より落差圧力(落差10mで1kgf/cm2 )により
水の流れを起こしている。このために電磁弁等の開閉弁
を急激に閉路することにより、開閉弁部にバックラッシ
ュを発生させて、弁シールを変形させるなどの悪影響を
与えて、完全に閉路できなくなる不具合を発生させるこ
とがある。以上の影響度合いは、前記シスターンタンク
63と給水の末端である室内機などとの高低差が大きい
ほど影響があり、ビルの高層化が進む現状では急務な改
善課題である。本発明では、電磁弁による急激な開閉制
御を避けて、減圧弁による制御を実施することにより、
ダイヤフラム弁での常時微小の水を流しながら制御する
ことにより、急激な閉路による圧力の逃げ道がなくなる
ことを防止できる動作を繰り返す。また以上により近傍
に設けられた他の給水経路の水抜き弁あるいは温水器な
どの末端に設けられた蛇口部分のウォーターハンマー現
象もスローリークを発生する回路が存在するため、やは
り同様に防止し得る効果がある。
【0036】なお、この実施例ではシスターンタンク6
3、すなわち外部から給水された水を一時的に貯えると
ともに、パイプ内の空気を逃がすエア抜きが可能な開放
形給水タンクの例を説明したが、ウォーターハンマー現
象は圧力のある給水を急速に開閉させることにより発生
するものであり、他の外部給水系統であっても同様な効
果がある。
【0037】また、加湿器の例を取り上げたが常にスロ
ーリークが必要な、例えば植物散水のような機器を使用
してもよいことや、使用水量の異なる機器を組み合わせ
て使用してもよいことは当然である。
【0038】上記のように構成されているために、一定
範囲内の流量変化(0〜300cc/min程度)に関
係なく二次圧力の変化量が最小限となるヒステリシス特
性となるために、安定した二次出力を供給できる。また
減圧弁内のダイヤフラム弁は、常時スローリーク状態で
作動しているために、一次側を開閉した場合に一時液力
により発生するバックラッシュを緩和し、開閉弁部など
のシール不良を防止する効果がある。さらに排水弁によ
り二次圧力の上昇を規定値、例えば3kgf/cm2
下に抑えることができ、透湿膜式自然蒸発加湿器のシー
ル不良や圧力破壊を防止し、室内機の水漏れ不良を防止
できる。
【0039】さらに透湿膜式自然蒸発加湿器の給水用と
して減圧装置を使用するために、タンク方式のように流
入圧力を確保するためのヘッドを必要とせず、室内機内
部に設置できることから、水漏れ等の不良発生要因を削
除して、据付時制約条件を緩和する効果がある。
【0040】また、例えば、左右2個からなる分離型の
熱交換器からなる室内空気調和装置において、加湿器の
容量変更に対応して片側あるいは両側の熱交換器面に透
湿膜式加湿器を設けられる構成を特徴とした空気調和機
の加湿ユニットも可能であり、これによって加湿量変更
が容易となるし、1台の減圧装置を設けておくだけで多
数のスローリーク機器の追設も容易となり、しかも機器
内の圧力も一定に保つことができ最適条件で使用が可能
となる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ス
ローリーク機器は常によい条件での使用が可能となる。
また、この発明は給水経路のウォーターハンマー現象を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例である透湿膜式自然蒸発
加湿器の一次側に減圧装置を設けた流体減圧システムの
スケルトン図。
【図2】図2は本発明の実施例の減圧弁の断面図。
【図3】図3は減圧弁のダイヤフラム部の拡大図。
【図4】図4は減圧弁に開閉弁を設けた実施例の断面
図。
【図5】図5は、減圧弁の二次流出接続口の間に排水弁
を設けた断面図。
【図6】図6は開閉弁・減圧弁・排水弁を一体成形した
減圧装置と透湿膜式自然蒸発加湿器の配置関係を現した
スケルトン図。
【図7】図7は本発明の実施例である。前記減圧装置か
ら複数個の透湿膜式自然蒸発加湿器を連結した接続スケ
ルトン図。
【図8】図8は本発明の実施例における特性を示す図
面。
【図9】図9は本発明の実施例における流量特性線図。
【図10】図10は本発明の減圧装置を組み込んだ室内
機の取付図。
【図11】図11は本発明の流体減圧システムを設置し
たビルのスケルトン図。
【図12】図12は従来の透湿膜式自然蒸発加湿器を使
用したスケルトン図。
【図13】図13は従来装置を組み込んだ空気調和装置
の側面図。
【図14】図14は従来装置を組み込んだ空気調和装置
図13のA−A断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−136641(JP,A) 実開 昭53−7733(JP,U) 実開 昭62−28210(JP,U) 実公 昭50−21133(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 16/06 F24F 6/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体のスローリークを利用する加湿器等
    のスローリーク機器と、このスローリーク機器に流体を
    供給する供給装置に接続する一次流体経路と前記スロー
    リーク機器に接続する二次流体経路の間に配置され、
    の二次流体経路を流れる流体圧力を、減圧弁を用いて一
    次流体経路の流体圧力より減圧する減圧装置を有し、 前記減圧弁のオリフィス流路において、前記減圧弁の主
    軸と前記オリフィス流路外壁から構成される二重円筒状
    の流路断面積が1.7mm 程度であり、かつ前記オリ
    フェス流路の一端となる弁体接触先端に0.2程度のR
    を設けたことを特徴とする流体減圧システム。
  2. 【請求項2】 前記減圧装置は、複数のスローリーク機
    器に並列給水可能に設けられたことを特徴とする請求項
    1記載の流体減圧システム。
  3. 【請求項3】 前記供給装置は、流路を急速に開閉可能
    な開閉弁を介して他の流体機器に流体を供給するととも
    に、この開閉弁により流体圧力を遮断するシステムであ
    ることを特徴とする請求項1記載の流体減圧システム。
  4. 【請求項4】 給水装置と、この給水装置に接続された
    一次流体経路を開閉する開閉弁と、この開閉弁を介して
    一次流体経路に接続され二次流体経路の流体圧力を、減
    圧弁を用いて前記一次流体経路の流体圧力より減圧する
    減圧装置と、前記減圧装置に前記二次流体経路を介して
    接続され前記給水装置からの給水が供給される複数の透
    湿膜式自然蒸発加湿器とを備え、 前記減圧弁のオリフィス流路において、前記減圧弁の主
    軸と前記オリフィス流路外壁から構成される二重円筒状
    の流路断面積が1.7mm 程度であり、かつ前記オリ
    フェス流路の一端となる弁体接触先端に0.2程度のR
    を設けたことを特徴とする流体減圧システム。
  5. 【請求項5】 二次流体経路に一定圧力以上に流体圧力
    が上昇した場合に開放されて排水する排水弁を設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載の流体減圧システム。
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