JP3435097B2 - 熱伝導性組成物 - Google Patents

熱伝導性組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱伝導性組成物に関
するものであり電気部品などの熱伝導部品、電気絶縁用
部品などとして用いられる熱伝導性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、トランジスタ、ダイオー
ド、変圧器などの電子部品は使用していると発熱し、そ
の熱のため電子部品の性能が低下することがある。その
ため発熱するような電子部品には放熱体が取りつけられ
る。しかし、放熱体は金属であることが多いため、電子
部品を直接取りつけると漏電などの問題があり、好まし
くなかった。そのためマイカ絶縁板、熱伝導性グリー
ス、ポリエステルなどを電気部品と放熱体の間に挟んで
使用されてきたが、取扱いがしにくかったり、熱伝導率
が低かったりして、満足のいく性能を有するものとはい
えなかった。これらを改善するため特公昭57−195
25号公報に提案されているように、ゴムに窒化硼素な
どの熱伝導性フィラーを添加して熱伝導率を向上させて
いる例がある。また最近では発熱素子と放熱体の密着性
を高めるため特開平6−155517号公報に提案され
ているような、ゴム硬度がかなり低いゲルタイプのもの
がよく使われるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、電
気回路の小型化、高集積化や発熱素子自体の高発熱化が
進んでいるため熱伝導性ゲル組成物を使用しても熱対策
ができない場合が増えてきた。そこで一昔前に逆戻りし
グリースが使用される場合がかなりある。しかし、グリ
ースが取り扱いが困難であるという問題があった。
【0004】本発明は、前記従来の課題を解決するた
め、取り扱いは現行市販されている熱伝導性ゲル程度で
熱特性はグリース並である熱伝導性組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の第1番目の熱伝導性組成物は、熱可塑性樹
脂100重量部に対してワックスまたは軟化剤1〜15
00重量部、粘着付与剤0〜1000重量部、熱伝導性
フィラー10〜1200重量部で配合した熱伝導性組成
物であり、前記熱伝導性組成物が常温では固形であり、
発熱素子が動作しているときには軟化して発熱素子と吸
熱体の間隙を隙間なく埋めることを特徴とする
【0006】また本発明の第2番目の熱伝導性組成物
は、ゴム100重量部に対してワックスまたは軟化剤1
〜1500重量部、粘着付与剤0〜1000重量部、熱
伝導性フィラー10〜1200重量部で配合した熱伝導
性組成物であり、前記熱伝導性組成物が常温では固形で
あり、発熱素子が動作しているときには軟化して発熱素
子と吸熱体の間隙を隙間なく埋めることを特徴とする
【0007】また本発明の第3番目の熱伝導性組成物
は、ワックス100重量部に対して粘着付与剤0〜10
00重量部、熱伝導性フィラー10〜1200重量部で
配合した熱伝導性組成物であり、前記熱伝導性組成物が
常温では固形であり、発熱素子が動作しているときには
軟化して発熱素子と吸熱体の間隙を隙間なく埋めること
を特徴とする
【0008】前記本発明の1〜3番目の熱伝導性組成物
においては、さらに蓄熱体を熱伝導性組成物の0〜30
重量%添加することによって固体から液体にシャープに
相変化させることができる。
【0009】前記熱伝導性組成物は編み目状織布、フィ
ルム、金属箔と二層あるいは三層のシート、フィルム状
にすることできる。
【0010】前記熱伝導性組成物は発熱素子と吸熱体の
間に挟んで使用できるようにフィルム状、シート状に加
工することができる。成型は押し出し成形、無溶剤コー
ティング、ディスパージョンコーティングで可能であ
る。
【0011】前記熱伝導性組成物は取り扱いしやすいよ
うに常温では固形であり発熱素子が動作しているときに
は軟化して発熱素子と吸熱体の間隙を隙間なく埋める。
と同時に発熱素子と吸熱体の間にある熱伝導性組成物の
厚さはかなり薄くなるため熱抵抗値はかなり低下させる
ことができる。このため、前記熱伝導性組成物の軟化温
度は35〜120℃の範囲が好ましい。また、軟化時の
粘度が50〜50,000,000cPの範囲が好まし
い。
【0012】前記熱伝導性組成物はキャリアーとして離
型紙あるいは離型フィルムを使用することができこれに
よって異形打ち抜きなどの後加工を簡単にすることがで
きる。また、離型紙あるいは離型フィルムを選択するこ
とによって離型が容易にできるため取り扱いがかなり簡
便にすることができる。
【0013】前記熱伝導性組成物はリール巻き状の製品
にすることができ組み立て工程が自動化することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0015】本発明の熱伝導性組成物は熱可塑性樹脂1
00重量部に対してワックスまたは軟化剤1〜1500
重量部、粘着付与剤0〜1000重量部、熱伝導性フィ
ラー10〜1200重量部で配合することにより構成さ
れる。
【0016】熱可塑性樹脂はホットメルト接着剤に用い
られるものがよくエチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポ
リエチレン、アタクチックポリプロピレン、エチレン−
アクリル酸エチルコポリマー、ポリアミド、ポリエステ
ルなどがあり軟化温度が45〜120℃の範囲のものが
好ましい。
【0017】ゴムにはポリイソプレンゴム、SBR、ポ
リブタジエンゴムなどがある。
【0018】ワックスにはパラフィンワックス、マイク
ロクリスタルワックス、低分子ポリエチレンワックス、
高級アルコール、高級脂肪酸エステルなどがある。ベー
スポリマーとなる熱可塑性樹脂、ゴムへのワックスの添
加量を変化させることで熱伝導性組成物の軟化温度は調
整することができる。
【0019】軟化剤には植物系軟化剤、鉱物油系軟化
剤、合成可塑剤などがある。植物系軟化剤には綿実油、
亜麻仁油、菜種油、パインタールなどがある。鉱物油系
軟化剤にはパラフィン系、ナフテン系、芳香族系などが
ある。合成可塑剤にはフタル酸ジオクチル、フタル酸ジ
ブチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸イソデシ
ル、セバシル酸ジオクチル、セバシル酸ジブチルなどが
ある。
【0020】粘着付与剤としてはロジン及びロジン誘導
体、ピネン系樹脂、ペンテン類、イソプレン、1,3−
ブタジエン、スチレン類、インデン類、クロマン−イン
デン樹脂などがあるがベースポリマーとなる熱可塑性樹
脂、ゴムとワックスと相溶性のあるものが望ましい。
【0021】添加する熱伝導性フィラーとしては窒化物
としては、窒化アルミニウム、窒化硼素、窒化珪素など
があり炭化物としては炭化珪素、炭化チタン、炭化硼素
などがありさらに塩基性金属酸化物としては酸化アルミ
ニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウ
ム、酸化ジルコニウムなどがあり一種または二種以上の
混合物が好適に用いられる。
【0022】これらの熱伝導性フィラーの粒子形状は球
状あるいはフレーク状のどちらでももよい。平均粒径は
0.5〜100μmの範囲が好ましい。特に好ましいの
は、1〜10μmの範囲である。窒化物や炭化物に対す
る塩基性金属酸化物の比率は、窒化物、炭化物1重量部
に対して0〜120重量部の範囲が好ましい。また、窒
化物や炭化物と塩基性金属酸化物の組み合わせは、窒化
硼素と酸化アルミニウムのように塩基性金属酸化物を一
種と窒化物や炭化物を一種、または窒化硼素と酸化アル
ミニウム、酸化マグネシウムのように、塩基性金属酸化
物を二種と窒化物や炭化物を一種など、あるいは窒化
物、炭化物単独などのように多様な組み合わせをしても
よい。
【0023】塩基性金属酸化物にはシランカップリング
剤処理してもよい。カップリング剤としてはシランカッ
プリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカッ
プリング剤などがありどれを用いてもよい。カップリン
グ剤の好ましい配合量は塩基性金属化合物100重量部
に対して0.05〜2重量%である。また、熱可塑性樹
脂またはゴム100重量部に対して熱伝導性フィラーの
添加量は5〜1200重量部が好ましい。
【0024】蓄熱体にはパラフィン系、硝酸塩系、酢酸
塩系、チオ硫酸塩系などがあり一種または二種以上の混
合物が好適に用いられる。
【0025】本発明は難燃性付与のため水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウムなどを添加してもよく一種ま
たは二種以上の混合物が好適に用いられる。
【0026】前記の熱伝導性組成物は発熱素子と吸熱体
の間に挟んで使用できるようにシート状、フィルム状に
加工することが好ましい。シート、フィルム成形は押し
出し成形あるいは無溶剤コーティング、ディスパージョ
ンコーティングで加工可能である。好ましいのはコーテ
ィングであり、熱を加えると液体になるのを利用して無
溶剤コーティングが特に好ましい。
【0027】前記のシート状、フィルム状の熱伝導性組
成物に付与する粘着剤はベースポリマーである熱可塑性
樹脂、ゴム自身の粘着の他にワックスの粘性を利用して
の粘着付与または粘着付与剤以外にもアクリル樹脂など
をシート状、フィルム状の熱伝導性組成物にコーティン
グしてもよい。
【0028】
【実施例】以下に本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0029】(実施例1)エチレン−酢酸ビニルコポリ
マー100重量部に軟化剤である平均分子量503のパ
ラフィンオイル100重量部、酸化アルミニウム100
重量部を添加して熱をかけながら混練りしコンパウンド
にした。この熱伝導組成物100重量部に対してキシレ
ン50重量部で溶解し、ドクタープレートによってポリ
エチレンテレフタレート(PET)に塗工した。次いで
乾燥をして、厚さ0.25mmのフィルム状の熱伝導性
シートを作成した。
【0030】(実施例2)液状ポリブテン100重量部
に軟化剤である平均分子量301のナフテンオイル10
0重量部、酸化アルミニウム100重量部を添加して熱
をかけながら混練りしコンパウンドにした。この熱伝導
組成物100重量部に対してキシレン30重量部で溶解
し、ドクタープレートによってポリエチレンテレフタレ
ート(PET)に塗工した。次いで乾燥をして、厚さ
0.25mmのフィルム状の熱伝導性シートを作成し
た。
【0031】(実施例3)パラフィンワックス100重
量部に酸化アルミニウム100重量部を添加して熱をか
けながら混練りしコンパウンドにした。この熱伝導組成
物100重量部に対してキシレン30重量部で溶解し、
ドクタープレートによってポリエチレンテレフタレート
(PET)に塗工した。次いで乾燥をして、厚さ0.2
5mmのフィルム状の熱伝導性シートを作成した。
【0032】(実施例4)エチレン−酢酸ビニルコポリ
マー100重量部に軟化剤である平均分子量503のパ
ラフィンオイル100重量部、酸化アルミニウム100
重量部、チオ硫酸ナトリウム5水和物30重量部添加し
て熱をかけながら混練りしコンパウンドにした。この熱
伝導組成物100重量部に対してキシレン50重量部で
溶解し、ドクタープレートによってポリエチレンテレフ
タレート(PET)に塗工した。次いで乾燥をして、厚
さ0.25mmのフィルム状の熱伝導性シートを作成し
た。
【0033】(実施例5)液状ポリブテン100重量部
に軟化剤である平均分子量301のナフテンオイル10
0重量部、酸化アルミニウム100重量部、チオ硫酸ナ
トリウム5水和物30重量部を添加して熱をかけながら
混練りしコンパウンドにした。この熱伝導組成物100
重量部に対してキシレン30重量部で溶解し、ドクター
プレートによってポリエチレンテレフタレート(PE
T)に塗工した。次いで乾燥をして、厚さ0.25mm
のフィルム状の熱伝導性シートを作成した。
【0034】(実施例6)パラフィンワックス100重
量部に酸化アルミニウム100重量部、チオ硫酸ナトリ
ウム5水和物30重量部を添加して熱をかけながら混練
りしコンパウンドにした。この熱伝導組成物100重量
部に対してキシレン30重量部で溶解し、ドクタープレ
ートによってポリエチレンテレフタレート(PET)に塗
工した。次いで乾燥をして、厚さ0.25mmのフィル
ム状の熱伝導性シートを作成した。
【0035】(実施例7)エチレン−酢酸ビニルコポリ
マー100重量部に軟化剤である平均分子量503のパ
ラフィンオイル100重量部、酸化アルミニウム100
重量部、チオ硫酸ナトリウム5水和物30重量部添加し
て熱をかけながら混練りしコンパウンドにした。この熱
伝導組成物100重量部に対してキシレン50重量部で
溶解し、ディッピング法によって硝子クロスに塗工し
た。次いで乾燥をして、厚さ0.25mmのフィルム状
の熱伝導性シートを作成した。
【0036】(実施例8)液状ポリブテン100重量部
に軟化剤である平均分子量301のナフテンオイル10
0重量部、酸化アルミニウム100重量部、チオ硫酸ナ
トリウム5水和物30重量部を添加して熱をかけながら
混練りしコンパウンドにした。この熱伝導組成物100
重量部に対してキシレン30重量部で溶解し、ディッピ
ング法によって硝子クロスに塗工した。次いで乾燥をし
て、厚さ0.25mmのフィルム状の熱伝導性シートを
作成した。
【0037】(実施例9) パラフィンワックス100重量部に酸化アルミニウム1
00重量部、チオ硫酸ナトリウム5水和物30重量部を
添加して熱をかけながら混練りしコンパウンドにした。
この熱伝導組成物100重量部に対してキシレン30重
量部で溶解しディッピング法によって硝子クロスに塗
工した。次いで乾燥をして、厚さ0.25mmのフィル
ム状の熱伝導性シートを作成した。
【0038】(比較例1)液状シリコーンエラストマー
SH−4(東レ・ダウコーニングシリコーン株式会社)
100重量部に酸化アルミニウム30重量部を添加して
混合することによって液状の熱伝導グリースを作成し
た。
【0039】(比較例2)液状シリコーンエラストマー
JCR6101(東レ・ダウコーニングシリコーン株式
会社)100重量部に酸化アルミニウム300重量部を
添加して混練りすることによってコンパウンドを得た。
このコンパウンドをドクタープレートによって硝子クロ
スに塗工し加硫させ熱伝導シリコーンゲルテープを作成
した。
【0040】以上の結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】これらの表から本発明の熱伝導性組成物か
ら製造されるシートは発熱素子の熱を利用して熱伝導性
組成物が軟化するため発熱素子と吸熱体の密着性がかな
り向上し熱を効率的に伝熱できることが確認できた。そ
のため熱抵抗値がかなり低下した。また、ハンドリング
性も熱を加えないときには固形であるため良好であっ
た。
【0043】これに対して比較例1では、グリースであ
るためハンドリング性が劣り、比較例2では本発明の熱
伝導性組成物から製造されるシートよりも発熱素子と吸
熱体との密着性がかなり低下し熱抵抗値は大きかった。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、高
い熱伝導性を有する組成物が得られ、これをシート状、
フィルム状等に成形した製品は取り扱い性に優れ、熱特
性もグリース並に優れる熱伝導性組成物を提供できる。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂100重量部に対してワッ
    クスまたは軟化剤1〜1500重量部、粘着付与剤0〜
    1000重量部、熱伝導性フィラー10〜1200重量
    部で配合した熱伝導性組成物であり、 前記熱伝導性組成物が常温では固形であり、発熱素子が
    動作しているときには軟化して発熱素子と吸熱体の間隙
    を隙間なく埋めることを特徴とする 熱伝導性組成物。
  2. 【請求項2】 ゴム100重量部に対してワックスまた
    は軟化剤1〜1500重量部、粘着付与剤0〜1000
    重量部、熱伝導性フィラー10〜1200重量部で配合
    した熱伝導性組成物であり、 前記熱伝導性組成物が常温では固形であり、発熱素子が
    動作しているときには軟化して発熱素子と吸熱体の間隙
    を隙間なく埋めることを特徴とする 熱伝導性組成物。
  3. 【請求項3】 ワックス100重量部に対して粘着付与
    剤0〜1000重量部、熱伝導性フィラー10〜120
    0重量部で配合した熱伝導性組成物であり、 前記熱伝導性組成物が常温では固形であり、発熱素子が
    動作しているときには軟化して発熱素子と吸熱体の間隙
    を隙間なく埋めることを特徴とする 熱伝導性組成物。
  4. 【請求項4】 さらに蓄熱体を、熱伝導性組成物の0〜
    30重量%の範囲で添加量した請求項1〜3のいずれか
    に記載の熱伝導性組成物。
  5. 【請求項5】 熱伝導性組成物がフィルムまたはシート
    状に成形されている請求項1〜3のいずれかに記載の熱
    伝導性組成物。
  6. 【請求項6】 フィルムまたはシート状に成形物が、押
    し出し成形物、無溶剤コーティング成形物およびディス
    パージョンコーティング成形物から選ばれる少なくとも
    一つである請求項5に記載の熱伝導性組成物。
  7. 【請求項7】 軟化温度が35〜120℃の範囲である
    1〜のいずれかに記載の熱伝導性組成物。
  8. 【請求項8】 軟化時の粘度が50〜50,000,0
    00cPである請求項1,2,3または7に記載の熱伝
    導性組成物。
  9. 【請求項9】 フィルム状またはシート状の成形物の表
    面に粘着層を形成した請求項4または5に記載の熱伝導
    性組成物。
  10. 【請求項10】 伝導性組成物と、編み目状織布、フィ
    ルムまたは金属箔とを積層してフィルム状またはシート
    状に加工した請求項1〜のいずれかに記載の熱伝導性
    組成物。
  11. 【請求項11】 表面にキャリアーとして離型紙あるい
    は離型フィルムが貼り付けられている請求項1〜10
    いずれかに記載の熱伝導性組成物。
  12. 【請求項12】 フィルム状またはシート状物をリール
    巻き状にした請求項4〜11のいずれかに記載の熱伝導
    性組成物。
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