JP3434265B2 - データの送信を時間的に対応付ける方法 - Google Patents

データの送信を時間的に対応付ける方法

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JP3434265B2
JP3434265B2 JP2000172221A JP2000172221A JP3434265B2 JP 3434265 B2 JP3434265 B2 JP 3434265B2 JP 2000172221 A JP2000172221 A JP 2000172221A JP 2000172221 A JP2000172221 A JP 2000172221A JP 3434265 B2 JP3434265 B2 JP 3434265B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/417Bus networks with decentralised control with deterministic access, e.g. token passing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前以て決められた
数のデータを循環的に繰り返し送信するデータ送信機
と、データ受信機とが接続されているバスへの循環的な
データの送信を時間的に対応付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】技術分野において、デジタル装置はデー
タのシリアル伝送のために使用される。例えば、このこ
とは自動車における並びに測定および制御技術において
測定装置(データ送信機)と制御装置(データ受信機)
との間の情報交換のためのデータ伝送に対して当てはま
る。その際使用されるバスはいわゆるCSMA/CAバ
ス、すなわち専門文献においてキャリア・センス・マル
チプル・アクセス/衝突防止バス(Carrier Sense Mult
iple Access/Collision-Avoidance-Bus)と称されるバ
スである。データのシリアル伝送のために、通例2つの
導体から成るバスが使用される。バスの典型的な作動に
おいて大きな範囲においてデータは循環的に測定装置か
ら制御装置に伝送される。測定装置のほかに、ポンプ、
弁および類似のもののようなアクチュエータも、バスに
接続されている可能性がある。今日のバス標準では、個
々のバス加入者の、バスに対するアクセスの時間制御は
ない。それぞれの加入者は最小のバス休止時間を待ちか
つこの時間の経過後にそのデータ電信符号(メッセー
ジ)を送信する。このためにいわゆる「バースト」を招
来する可能性があり、すなわち非常に短い時間において
非常に多くのメッセージが伝送される。この種のデータ
流は個々のバス加入者においてそのプロセッサモジュー
ルの過負荷を招来する可能性がある。極端な場合には、
このためにデータが消失する可能性すらある。というの
は、入力されたメッセージが受け取られないからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、それ
を用いてデータ値の伝送が時間的に対応付けられた手法
において過負荷状態を回避されるように行うことができ
るようにした方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、前以て決められた数のデータを循環的に繰り返し送
信するデータ送信機と、データ受信機とが接続されてい
るバスへの循環的なデータの送信を時間的に対応付ける
方法において、 a)それぞれのデータ送信機にサイクル時間を割り当
て、該サイクル時間において該データ送信機はそのデー
タ値を周期的に送信し、ここで該サイクル時間は最小の
サイクル時間の整数倍であり、 b)各データ値に、そのデータ送信機のサイクル時間の
始めに関連付けられている遅延時間を割り当て、 c)それぞれのデータ送信機のサイクル時間に相応する
周期を有するそれぞれのデータ送信機に同期通報をバス
を介して伝送し、該同期通報は、データ送信機にとって
固有の位相位置を前記最小のサイクル時間の始めに関し
て有しておりかつそれぞれのデータ送信機におけるその
同期通報の受信によってそのデータ値の送信をそれぞれ
の遅延時間を以てトリガし、かつ d)それぞれのデータ受信機においてサイクル時間に依
存している監視時間を固定し、該監視時間においてデー
タ受信機はバスを、送信されたデータ値を受信するため
にモニタすることによって解決される。
【0005】本発明の方法を使用すれば、データ送信機
が殆ど同時にそのデータ値の送出を始めることが回避さ
れる。バスを介するデータ値の送信は、むしろ、割り当
てられているサイクル時間および遅延時間に相応してか
つそれぞれのサイクル時間の、最小のサイクル時間に関
連した位相位置に相応して時間的にずらされて行われる
ので、現在有効な基準では確かにエラー状態と考察され
ないが、にも拘わらず過度のバス負荷を招来し、状況に
よってはデータ消失を招来するおそれすらあるいわゆる
バーストを招来する可能性はない。
【0006】本発明の有利な実施の形態は従属請求項に
記載されている。
【0007】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0008】図1にバス10の部分が示されている。こ
のバスには複数のデータ送信機12,14並びに少なく
とも1つのデータ受信機16が接続されている。更に、
バス10に、適合モジュール18が接続されている。こ
のモジュールの目的は後で説明する。定義する理由か
ら、データ送信機12,14には整理記号k=1,k=
2等々ないしk=Mまでが配属されており、その際Mは
バスに接続されているデータ送信機の数である。
【0009】データ送信機12,14はデータ値を発生
する。これら送信機はこれらデータ値を循環的にバスに
送出する。これらデータ値は、k番目のデータ送信機1
2に対してPVk,j,PVk,j+1,…で表されかつk+1
番目のデータ送信機14に対してPVk+1,j,PV
k+1,j+1,…で表されている。
【0010】データ値の送信の時間的な対応付けのため
に、まず、それぞれのデータ送信機に対して、各送信機
がどの位のデータ値PVを循環的に繰り返し送信すべき
であるかが決定される。それからそれぞれのデータ送信
機にサイクル時間TCkが割り当てられる。すなわち、第
1のデータ送信機にはサイクル時間TC1が割り当たら
れ、第2のデータ送信機にはサイクル時間TC2が割り当
たられ、という具合に続き、その際サイクル時間TCk
同じであってもよい。その際サイクル時間は、第1のデ
ータ送信機に配属されている最小のサイクル時間TCmin
の整数倍である。
【0011】その場合それぞれのデータ値に、遅延時間
Vが割り当てられる。それは、当該データ送信機に割
り当てられているサイクル時間TCkの開始からどの程度
の時間的な間隔で、それぞれのデータ値PVk,jがバス
に送出されるべきであるかというものである。すなわち
例えば、第1のデータ送信機の第1のデータ値PV1, 1
に遅延時間TV1,1が割り当てられ、第1のデータ送信機
の第2のデータ値PV1 ,2に遅延時間TV1,2が割り当て
られ、以下同様に割り当てられ、一方第2のデータ送信
機の第1のデータ値PV2,1に遅延時間TV2,1が割り当
てられ、第2のデータ送信機の第2のデータ値PV2,2
に遅延時間TV2,2が割り当てられというように、以下同
様に割り当てられる。
【0012】それぞれのデータ送信機に対して、適応モ
ジュール18から、各データ送信機に固有にアドレス指
定された同期通報がバスに加えられる。同期通報は割り
当てられているデータ送信機において受信されると、そ
れぞれのサイクル時間の開始を確定する。これら同期通
報は第1のデータ送信機に対して送信される同期通報に
関して前以て決められている位相ずれを有しているの
で、それぞれの同期通報は第1の同期通報のこの開始に
関連して所定の位相位置を有している。この結果とし
て、個々のデータ送信機のサイクル時間は第1のデータ
送信機のサイクル時間の開始に関して前以て決められた
位相ずれを以てスタートするということになる。すなわ
ち、種々異なったデータ送信機のサイクル時間は同時に
は始まらず、同期通報の位相ずれに相応して、同様に位
相がずれて始まる。サイクル時間の開始の、第1のデー
タ送信機に割り当てられているサイクル時間の開始から
の時間的な間隔は以下に、それぞれのサイクルの位相時
間tPhaseと表される。
【0013】図2には一般に、2つのデータ送信機のサ
イクル時間、遅延時間および位相時間ないしこれらデー
タ送信機のデータ値がどのように相互に相対的に時間軸
に存在しているかが時間ダイヤグラムにおいて示されて
いる。太い垂直方向の線によって、適応モジュール18
が第1のデータ送信機(K=1)に対する同期通報S1
を送出している時点がマーキングされている。送信は第
1のデータ送信機のサイクル時間TC1の間隔において周
期的に行われる。細い垂直方向の線によって、適応モジ
ュール18が第2のデータ送信機(K=2)に対する同
期通報S2を送出している時点がマーキングされてい
る。これら同期通報は第2のデータ送信機のサイクル時
間TC2の間隔において周期的に行われる。第1のデータ
送信機のサイクル時間TC1は最小のサイクル時間TCmin
であり、かつ第2のデータ送信機に対するサイクル時間
C2は最小のサイクル時間の整数倍であり、考察の例で
は次式が成り立っている: TC2=2TCmin=2TC1 図2からわかるように、第2のデータ送信機に対する同
期通報は第1のデータ送信機の最小の時間サイクルの開
始に対して時間tPhaseだけ時間的にずらされて送信さ
れる。
【0014】説明を分かり易くするために、第1のデー
タ送信機も第2のデータ送信機もそれぞれ1つのデータ
値だけをバスに送出するものと仮定する。第1のデータ
送信機のデータ値には遅延時間TV1,1が割り当てられて
おり、その結果として、このデータ値がその都度、同期
通報の受信後この時間だけ遅延されて送信されることに
なる。このことは時間軸において小さな黒点で示されて
いる。同じようにして、第2のデータ送信機のデータ値
にも遅延時間TV2,1が割り当てられており、その結果と
して、このデータ値が、時間サイクルTC2をスタートさ
せる同期通報に対して時間TV2,1だけ遅延されて送信さ
れることになる。このことは図2において時間軸におい
て大きな黒点で示されている。
【0015】サイクル時間並びにデータ値の送信時点の
時間的なずれに基づいてバス上に、多数のデータ値が殆
ど同時に送信されることに基づく過負荷を招来すること
はもはやない。
【0016】このために、説明する実施例に対して、種
々の規定が定めなれなければならない:1. サイクル時間に対する規定 最小のサイクル時間TCminは、10msである参照時間
Crefの倍数である。すなわち次式が成り立つ: TCmin=V・TCref V=自然数 その際規定されることは:50ms≦TCmin≦3s。
【0017】上限値を求めるために、プロセッサにおい
て存在している時間発生器が実現可能な間隔に関して任
意のダイナミック特性を有しておらずかつバスにおける
個々のモジュールが適応モジュールからの同期通報の欠
落の際に自立して引き続き動作しなければならないこ
と、かつ固定の帯域幅が決められている場合の最大のサ
イクルによって、伝送可能なデータ値の最大数が固定さ
れることが重要である。TCmin=3sの場合、バスの考
察のセグメントにおける伝送可能なデータ値の最大数
は、ms当たりにデータ値が基礎としている伝送レート
(帯域幅)の場合3000である。
【0018】規定されたサイクル時間はバスにおけるモ
ジュールのすべてのデータ値に対してそれぞれ当てはま
る。
【0019】この規定によって、1つのバスセグメント
において最大10個の異なったサイクル時間TCk(k=
1…10)が許容される。
【0020】モジュールのサイクル時間TCkは最小のサ
イクル時間TCminの整数倍であり、かつこれらはTCref
=10msの倍数として示されて、すなわち次式が成り
立つ: TCk=i・TCmin=i・V・TCref i=自然
数 積i・Vは同期通報によって伝送されるパラメータであ
る。
【0021】最大のサイクル時間TCk=3sおよび10
msの参照時間TCrefの場合、値i・Vは1および30
0の間にあり、すなわち原理的には300の異なったサ
イクル時間が可能である。
【0022】2. データ値の遅延時間に対する規定 サイクル時間TCkのそれぞれのデータ値jには1つの遅
延時間TVk,jが属しており、その際TVk,j<TCkが成り
立つ。遅延時間TVk,jはそれぞれの同期通報に関連付け
られておりかつ1msの整数倍とすることができる(そ
の際TCminの整数倍は許容されていない)。
【0023】その同期通報の受信後、それぞれのデータ
送信機はその内部の時間発生器をリセットしかつこれを
最初に送出すべきデータ値に対する遅延時間だけ調整す
る。この遅延時間TVk,jの経過後漸く、データ送信機は
当該のデータ値jを伝送することが許される。その後時
間発生器は、次の遅延時間に対する差だけ調整され、か
つこの差時間の経過後、次のデータ値が送信される。送
信すべき最後のデータ値では、時間発生器は、完全なサ
イクル時間TCk経過終了までの残りの時間プラス最初の
遅延時間だけ調整される。このようにして、データ送信
機は同期通報が欠落している場合にも引き続き動作する
ことができるのである。
【0024】3. データ受信機における監視時間に対
する規定 データ受信機によって受信すべきであるそれぞれのデー
タ値yに対して、監視時間がある。これは、データ送信
機からバスに印加されるべきデータ値xのサイクル時間
Ckから次のように導出される:
【0025】
【数3】
【0026】4. 同期通報の位相時間に対する規定 サイクル時間に属するそれぞれの同期通報は固定的に定
められている位相位置、ひいては最小のサイクル時間を
有するサイクルTCmin内の固定の位相時間を有してい
る。位相時間は1msの倍数として示される。時間の数
値的な分配はバスの負荷解析に基づいて行われる。デー
タ値の伝送対応付けの際の手法は、データ値の送信のた
めに、データ値が相互に分配されなければならない所定
の帯域幅Bを使用することができるというモデル表象に
基づいている。バス、例えば500Bit/sおよび循
環値(5バイトの有効データ)に対する30%の負荷を
有するCANバスでは、B=1/(データ値当たりの時
間)=約1データ値/msが生じる。
【0027】i倍の最小サイクルTCminを有するデータ
値のサイクル時間TCk=i・TCminでは、帯域幅Bにお
けるi番目の成分しか生じない。
【0028】従って、帯域幅を個々のサイクル時間TCk
に分配するために、次式が成り立たなければならない:
【0029】
【数4】
【0030】ここでMは種々様々なサイクル時間の数を
表している(k=1…M≦10)。
【0031】この条件が満たされていないと、バスは過
負荷されており、かつ負荷状況を低減するための次の可
能性がある: 1.個々のサイクル時間TCkまたは最小のサイクルT
Cminも高める 1.サイクル時間におけるデータ値の数NCkを低減す
る。
【0032】
【表1】
【0033】このことから、バスの負荷が循環的なデー
タ値によってそれ程高くはなくかつ83.83ms/1
00ms=割り当てられた大域幅の83.83%にある
ということになる。
【0034】位相および遅延時間の構想 1. 位相時間の構想 次に、同期通報の位相時間tPhase,kがどのように突き
止められるかについて説明する。この決定はバス負荷解
析と結合されて直接行われる。すなわち、同期通報の、
サイクル時間TCkに対する位相時間は、先行するサイク
ル時間のデータ値の、帯域幅に対する既に利用された分
を表すものである。
【0035】サイクル時間TCkを有するNCk個のデータ
を送出すべきであれば、送信すべきデータ値の、それぞ
れの最小サイクルTCminにおける分はちょうど、NCk
iである。この値は必ずしも整数ではないので、丸めら
れなければならず、かつ最小のサイクルにおいて送信さ
れてもよい、サイクル時間TCkを有するデータ値の数n
Ck(最小サイクルにおいて占有すべきロケーションの
数)が得られる。
【0036】
【数5】
【0037】従ってその場合位相時間に対して次のこと
が成り立つ: tPhase,1=0 tPhase,k=tPhase,k-1+nCk-1/B k=2…Mの場合であって、Mは種々異なったサイクル
時間の数である(M≦10)。
【0038】従って、位相時間tPhase,M+1は利用され
る帯域幅成分の全体を表しているので、バス負荷解析に
対して次式が成り立つ:
【0039】
【数6】
【0040】2. 遅延時間の構想 サイクル時間TCkを有するNCk個のデータ値の遅延時間
の算出は、最小サイクル内でその帯域幅成分に相応して
Ck個のデータ値しか送信することが許されないように
行われる。すなわちnCk個のデータ値はi個の最小サイ
クル時間TCminを介して分配され、かつ所属の遅延時間
はTCminの倍数だけ相異している。サイクル時間TCk
i・TCminを有するj番目のデータ値に対する、遅延時
間の算出、従って帯域幅成分の占有は、最小のサイクル
におけるtPhase,k<τk,j≦tPh ase,k+1を有するロケ
ーションτk,jの占有と理解することができる。占有す
べきロケーションは次のように突き止められる:
【0041】
【数7】
【0042】最小サイクル中に最大でB・TCmin個の占
有すべきロケーションがある。その際それぞれのロケー
ションはサイクル時間TCk=i・TCminのデータ値によ
ってしか占有されることが許されずかつこのことはi回
まで、すなわち最大でi個のデータ値によって占有され
ることが許されている。
【0043】サイクル時間TCk=i・TCminを有するj
番目のデータ値に対する遅延時間T Vk,jは同期通報に関
連付けられかつ次のように突き止められる:
【0044】
【数8】
【0045】上の式において“mod”はモジュロ演算
であり(例えば5mod3=2)、かつ“div”は整
数の除算である(例えば5div3=1)。
【0046】それぞれのロケーションτk,jは最大でi
回占有されるまたは、別様に表現すれば、利用されるロ
ケーションにおいて最大でi−1個のデータ値が占有さ
れないままであることがわかる。ここは場合によっては
バス部分の拡張の際に用いることができる。占有される
全体の帯域幅tbelegt,gesamtに対しては次式が成り立
ち: tbelegt,gesamt=maxk,j{τk,j} ただしj=1…NCk,k=1…M かつ更にバス負荷解析に対しては次式が成り立つ: tbelegt,gesamt≦TCmin
【0047】
【表2】
【0048】バス負荷解析(上記参照)に対しては次式
が成り立つ: tPhase,M+1=tbelegt,gesamt
=6ms≦TCmin=100ms 図3には、上の例に挙げられたパラメータを有するデー
タ値の伝送の時間経過が示されている。その際、最小の
サイクル時間を有する第1のサイクルTC1の開始後、
順次4つのデータ値がそれぞれ1msの遅延時間の間隔
をおいて送信されることがわかる。第2のサイクル時間
C2を有するサイクルの開始は、第1の最小サイクル
C1内でtPhaseだけ位相がすらされて、すなわ
ち4msの位相ずれを以て始まり、かつ第2のサイクル
時間TC2を有するサイクルの開始後、まず、遅延時間
1msおよび2msを有する2つのデータ値がサイクル
開始に関連付けられて送信される。サイクル時間TC2
を有するサイクルの第3のデータ値はサイクル時間T
C2の始めに関して101msの遅延時間を以て送信さ
れる。サイクル時間TC1を有する第2のサイクルの始
めに関連して、送信される第3のデータ値は、この第2
のサイクル後に送信された4つのデータ値の後ろの第5
のロケーションにある。
【0049】図3の線図においてわかるように、サイク
ル時間TC2を有するデータ送信機から送信されるデータ
値は、サイクル時間TC1を有する第1のサイクルにおい
て直接順次ではなくて、複数のこの種のサイクルを介し
て分配されて送信される。このために、バス負荷の改良
された分配が実現される。
【0050】図3の線図において、太い黒いラインはそ
れぞれ、最小のサイクル時間TC1を有するサイクルの始
めをマーキングしており、その際この始めはそれぞれ、
この最小のサイクル時間TC1が割り当てられているデー
タ送信機に対する同期通報によって固定される。垂直方
向の細い黒いラインは、第2のデータ送信機に割り当て
られているサイクル時間TC2の始めをマーキングしてお
り、その際この始めは、この第2のデータ送信機に対す
る同期通報によって固定される。
【0051】説明した方法が使用されると、複数のデー
タ送信機のデータ値の、バスを介する伝送は正確な時間
的な対応付けによって、いわゆるバーストによるバスの
過負荷がもはや発生することがないようにして行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】そこに接続されているデータ送信機およびデー
タ受信機を有するバスの概略図である。
【図2】種々異なったサイクル時間を有するデータ送信
機を説明するための時間線図である。
【図3】具体的な数値例が示されている図2の対応する
線図である。
【符号の説明】
C サイクル時間、 TCmin 最小サイクル時間、
PV データ値、 TV遅延時間、 tPhase 位相位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ボット ドイツ連邦共和国 エーティヒハイム シラーシュトラーセ 15 (56)参考文献 特開 平2−312336(JP,A) 特開 昭60−182891(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 H04Q 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前以て決められた数のデータを循環的に
    繰り返し送信するデータ送信機と、データ受信機とが接
    続されているバスへの循環的なデータの送信を時間的に
    対応付ける方法において、 a)それぞれのデータ送信機にサイクル時間(TC)を
    割り当て、該サイクル時間において該データ送信機はそ
    のデータ値(PV)を周期的に送信し、ここで該サイク
    ル時間(TC)は最小のサイクル時間(TCmin)の整数
    倍であり、 b)各データ値(PV)に、そのデータ送信機のサイク
    ル時間(TC)の始めに関連付けられている遅延時間
    (TV)を割り当て、 c)それぞれのデータ送信機のサイクル時間(TC)に
    相応する周期を有するそれぞれのデータ送信機に同期通
    報をバスを介して伝送し、該同期通報は、データ送信機
    にとって固有の位相位置(tPhase)を前記最小のサイ
    クル時間(TCmin)の始めに関して有しておりかつそれ
    ぞれのデータ送信機におけるその同期通報の受信によっ
    てそのデータ値(PV)の送信をそれぞれの遅延時間
    (TV)を以てトリガし、かつ d)それぞれのデータ受信機においてサイクル時間(T
    C)に依存している監視時間を固定し、該監視時間にお
    いてデータ受信機はバスを、送信されたデータ値(P
    V)を受信するためにモニタすることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 それぞれのデータ送信機においてその同
    期通報の受信後に時間発生器をスタートさせ、かつそれ
    ぞれのデータ送信機のデータ値(PV)を、その遅延時
    間(TV)が該時間発生器によって達成された時間値と
    一致するときにバスに送信する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 均一なバス負荷を実現するために、サイ
    クル時間 TCk=k・TCmin が割り当てられているk個のデータ送信機のデータ値
    (PV)のうち、第1のデータ送信機に割り当てられて
    いる最小のサイクル時間(TCmin)内で 【数1】 Ck:k番目のデータ送信機によって送信すべきデータ
    値(PV)の数 i:k番目のサイクル時間(TCk)の、最小サイクル時
    間(TCmin)に対する比だけのデータ値(PV)を送信
    し、一方残りのデータ値(PV)を後続のサイクル時間
    に分配する 請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 バスの過負荷を回避するために、次の条
    件を厳守する: 【数2】 ここでBはバスの帯域幅である請求項3記載の方法。
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