JP3434227B2 - 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置

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JP3434227B2 JP37205398A JP37205398A JP3434227B2 JP 3434227 B2 JP3434227 B2 JP 3434227B2 JP 37205398 A JP37205398 A JP 37205398A JP 37205398 A JP37205398 A JP 37205398A JP 3434227 B2 JP3434227 B2 JP 3434227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透過型の表示装置に
使用される照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
やワードプロセッサ等の情報機器の表示装置、あるいは
携帯型テレビやビデオムービー、カーナビゲーションシ
ステム等の映像機器の表示装置において、軽量、薄型、
低消費電力という特徴を生かして液晶表示装置が多く用
いられるようになっている。また、これらの液晶表示装
置には明るい表示画面を実現するために、内蔵した照明
ユニットにより表示素子の背後から照明光を当てるとい
う構成を有するものが多い。
【0003】当該照明ユニットは、導光板を表示体の裏
面に設置し、その導光板の端面に蛍光放電管等の線光源
を配置するエッジライト方式と、光源を表示体の裏面に
設ける直下型方式に大きく分類される。この両者を比較
した場合、一般に、直下型方式は比較的高輝度を得られ
るが薄型化には適さず、エッジライト方式は薄型化が容
易であり、かつ発光面の輝度均一性に優れるが高輝度化
の面で不利であると考えることができる。ノート型パー
ソナルコンピュータ等に使用される液晶表示装置の照明
ユニットの方式としては、薄型化の実現性を優先してエ
ッジライト方式を採用することが多い。また、ビデオム
ービーやカーナビゲーションシステム等に使用される液
晶表示装置においても、薄型化と輝度均一性を両立させ
るために、二本以上の蛍光放電管を使用したエッジライ
ト方式、あるいはL字型蛍光放電管やコの字型蛍光放電
管を使用したエッジライト方式が採用されるケースが多
いことも事実である。
【0004】ここで、従来のコの字型蛍光放電管を使っ
たエッジライト方式の照明ユニットについて説明する。
図7は、従来のコの字型蛍光放電管を使ったエッジライ
ト方式の照明ユニットの構成平面図、図8は、従来のコ
の字型蛍光放電管を使ったエッジライト方式の照明ユニ
ットの III−III における構成断面図である。
【0005】従来の照明ユニットは、光を伝達する平板
状の透明な導光板1の四辺のうち三辺に近接して設けら
れたコの字字型蛍光放電管2から発せられた光を導光板
1の入射側端面Dに導くように、反射フィルム3が貼り
付けられている。
【0006】一方、導光板1の裏面には反射シート4が
取り付けられており、導光板1の裏面から外へ出ようと
する光を再度導光板1の中へ戻し、出射面から出る照明
光を増大させるという役割を果たしている。導光板1の
出射面側には一枚あるいは複数の光学フィルムが設置さ
れている。かかる光学フィルムとしては、導光板1の出
射面から出る光の輝度の均一性を高めるために用いる拡
散フィルム5や、導光板1の出射面から出た光を出射面
の鉛直方向へ集光して輝度を高める役割を果たすレンズ
フィルム6等が良く用いられている。
【0007】また、コの字型蛍光放電管2の両端は、高
周波の交流を発生するインバータ等の電源ユニット部に
接続されるリード線7に半田付け等により接続され、蛍
光放電管2を点灯させるために必要な電圧が印加され
る。一般的に蛍光放電管2を駆動するためには高い電圧
が必要であり、安全性確保のためリード線7の露出部を
覆うために、ゴム等の絶縁体で円筒状に形成されたゴム
ホルダー8が取り付けられている。
【0008】導光板1、蛍光放電管2等は筐体9により
狭持されている。すなわち、導光板1の四隅にあるコー
ナー部には切り欠き部Aが設けられており、切り欠き部
Aに筐体9に形成されているリブRがはめ込まれること
で、筐体9に対する導光板1の位置が固定されている。
導光板1にこの切り欠き部Aを形成することにより、蛍
光放電管2及びゴムホルダー8の障害とならないように
筐体9のリブRを設けることができ、このリブRを使っ
て導光板1を所定の位置に固定することにより有効発光
領域Mの位置を精度良く保持することが可能となる。
【0009】また、拡散フィルム5及びレンズフィルム
6もまた、筐体9のリブRによって位置が固定されてお
り、照明ユニットを組み立てた後で拡散シート5及びレ
ンズフィルム6の位置がずれないように構成されてい
る。
【0010】こうして筐体9に導光板1、蛍光放電管
2、拡散フィルム5,レンズフィルム6等を組み込んだ
後、バックカバー10を取り付けることで照明ユニット
として完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように導光板1および拡散フィルム5及びレンズフィル
ム6の位置を筐体9に設けたリブRによって固定した場
合、導光板1の切り欠き部Aを形成するために、切り欠
き部Aが有効発光領域Mに入り込まないように導光板1
のサイズを十分大きくする必要が生じ、照明ユニット全
体のサイズが有効発光領域Mとの相対的比較において大
きくなってしまうという課題が発生する。
【0012】すなわち、導光板及び各種光学フィルムの
位置を固定するリブRは、蛍光放電管のない一辺におい
ては、照明ユニット全体のサイズに影響を及ぼすことな
く比較的容易に設けることができる。しかし、コの字型
蛍光放電管のように導光板の三辺に蛍光放電管が位置す
るような場合、導光板と各種光学フィルムの位置を固定
するためには、有効発光領域Mと蛍光放電管2の間にリ
ブRを設けざるを得ず、有効発光領域Mの外にリブRを
設けるスペースが必要となり、照明ユニット全体のサイ
ズが大きくなってしまう。
【0013】逆に、かかるリブRを筐体に設けない場合
には、照明ユニットに外部から振動や衝撃が加わると、
筐体や蛍光放電管が導光板の荷重を受けてダメージを受
けてしまうという問題が新たに発生する。
【0014】あるいはリブRを設けない場合には、導光
板や拡散フィルムを筐体に両面テープ等の接着手段によ
って固定するという方法を取ることも可能であるが、接
着することで導光板、拡散フィルム及び筐体の熱膨張率
の差と吸水率の差により、高温高湿環境下で導光板が変
形したり、フィルムにしわが入って表示ムラとなる問題
が生じるという課題がある。さらに、接着剤等を使用す
ることで組み立てコストも増大するという問題が生じ
る。
【0015】また、拡散フィルムについてもリブRで位
置を固定した場合、拡散フィルムは筐体と導光板に挟ま
れているため、照明ユニットを組み立てて完成させた後
においては、拡散フィルムがリブRに乗り上げたりする
ことなく確実に所定の位置に納まっているか否か確認す
る方法がなく、組立不良を検知することができないとい
う課題もある。
【0016】本発明は、上記課題を解決すべく、照明ユ
ニット全体のサイズを極力コンパクトに形成するととも
に、温湿度変化や振動、衝撃に対して信頼性が高く、か
つ組み立て性の良い照明ユニットを提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる照明ユニットは、導光板の入射側端面
に近接して配置されたL字型又はコ字型の蛍光放電管
と、蛍光放電管の周囲を覆い蛍光放電管を固着するゴム
ホルダーと、導光板上に設置され光学フィルムと、光
学フィルムと導光板ゴムホルダー保持する筐体
で構成され照明ユニットであって、導光板のコー
ナー部分にゴムホルダーを配置し、ゴムホルダーに形成
された突起部の位置に対応させて光学フィルムに切り欠
き部を設け、突起部を切り欠き部にはめ込むことによ
光学フィルムの位置を固定したことを特徴とする。
【0018】かかる構成により、有効発光領域Mと蛍光
放電管2の間にリブRを設ける必要がなくなり、有効発
光領域Mの外にリブRを設けるスペースを必要としない
ことから、照明ユニット全体のサイズをコンパクトにす
ることができる。
【0019】また、両面テープ等の接着手段によって固
定するという方法でもないので、接着することで導光
板、拡散フィルム及び筐体の熱膨張率の差と吸水率の差
により、高温高湿環境下で導光板が変形したり、フィル
ムにしわが入って表示ムラとなるといった問題も生じな
い。
【0020】さらに、組み立てて完成させた後におい
て、各種光学フィルムが確実に所定の位置に納まってい
るか否かを容易に確認することも可能となり、組み立て
性の良い照明ユニットを実現することができる。
【0021】また、本発明にかかる照明ユニットは、筐
体において、ゴムホルダーの突起部に対応する位置に孔
を形成し、ゴムホルダーの突起部と筐体の孔が嵌合す
ることが好ましい。ゴムホルダーの突起部と筐体の孔が
嵌合することで、ゴムホルダー自身も固定することがで
き、導光板や各種光学フィルム等を精度良く固定するこ
とができるからである。
【0022】また、本発明にかかる照明ユニットは、蛍
光放電管のコーナー曲げ部分にゴムホルダーが配置され
ることが好ましい。蛍光放電管を確実に固定するととも
に、外部からの衝撃が蛍光放電管に直接伝わらないよう
にする緩衝材としても有効だからである。
【0023】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる液晶表示装置は、導光板の入射側端面に近接して
配置されたL字型又はコ字型の蛍光放電管と、蛍光放電
管の周囲を覆い蛍光放電管を固着するゴムホルダーと、
導光板上に設置される光学フィルムと、光学フィルムと
導光板ゴムホルダー保持する筐体とで構成さ
れ、導光板のコーナー部分にゴムホルダーを配置し、ゴ
ムホルダーに形成された突起部の位置に対応させて光学
フィルムに切り欠き部を設け、突起部を切り欠き部には
め込むことにより光学フィルムの位置を固定した照明
ユニットを用いことを特徴とする。
【0024】かかる構成により、形状がコンパクトな照
明ユニットを用いることで全体としてコンパクトな液晶
表示装置を提供することができる。また、かかる照明ユ
ニットは、温湿度変化や振動、衝撃に対して信頼性が高
いので、完成精度の高い液晶表示装置を提供することが
可能となる。さらに、組み立て性も良いので、液晶表示
装置の製造コストを削減することも期待できる。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態にかかる照明ユニットについて、図1から図
6を参照しながら説明する。図1は本発明にかかる照明
ユニットの構成平面図である。図1において、1は導光
板を、1aは導光板の切り欠き部を、2は蛍光放電管
を、5は拡散フィルムを、6はレンズフィルムを、7は
リード線を、8aは蛍光放電管2端部におけるゴムホル
ダーを、8bは蛍光放電管2の曲げコーナー部における
ゴムホルダーを、9は筐体を、10はバックカバーを、
10aはバックカバー10の突出部を、Hは開口部を、
Sは蛍光放電管2の曲げコーナー部を、Vは蛍光放電管
2の曲げコーナー部におけるゴムホルダー8bにおける
突起部を、それぞれ示す。
【0026】図1において、蛍光放電管2の両端に位置
するリード線7の接続部分を覆うようにゴムホルダー8
aが取り付けられている。ゴムホルダー8aはゴム等の
絶縁体で形成されており、内部に蛍光放電管2およびリ
ード線7が入るように中空になっている。このゴムホル
ダー8aにより電極露出部を絶縁して装置としての安全
性を確保している。
【0027】筐体9は樹脂成形材料から形成されてお
り、導光板1、蛍光放電管2等の部材を保持するように
箱形の形状をしている。筐体9の中央部には照明光を取
り出すための開口部Hが設けられている。
【0028】さらに、コの字型蛍光放電管2の曲げコー
ナー部Sにはゴムホルダー8bが設置されている。ゴム
ホルダー8bはゴム等の弾性体で形成されており、蛍光
放電管の周囲を覆うような形状に成形されている。ま
た、ゴムホルダー8bの上面には突起部Vが形成されて
いる。
【0029】導光板1にある4つのコーナーのうちコの
字型蛍光放電管2の曲げコーナー部Sに対応する2つの
コーナーは図1に示すような形状でカットされ、前記ゴ
ムホルダー8bが取り付けられる。残り2つのコーナ
ー、すなわち蛍光放電管2の両端部にはあらかじめ蛍光
放電管2に取り付けられているL型状のゴムホルダー8
aが取り付けられている。さらに、反射フィルム3が導
光板1の裏面に取り付けられ、反射フィルム3の一部は
導光板1の四辺のうち蛍光放電管2が位置する三辺にお
いて蛍光放電管2を巻き込んだ後、導光板1の出射面に
て接着され固定されている。
【0030】図2は、コの字型蛍光放電管2の曲げコー
ナー部Sに対応する2つのコーナーについての詳細図で
ある。まず(a)に示すようにコの字型蛍光放電管2の
曲げコーナー部Sにはゴムホルダー8bが取り付けら
れ、これに隣接する形で(b)に示すような導光板1が
取り付けられる。
【0031】導光板1の上面に配置される各種光学フィ
ルムは(c)に示すような形状で取り付けられる。すな
わち、ゴムホルダー8bに形成される突起部Vの位置に
合わせた大きさの切り欠き部Lを有し、光学フィルムで
ある拡散フィルム5やレンズフィルム6の位置がずれな
いように固定するだけでなく、組立完了後に当該フィル
ムの張り付け状態が確認できるようになっている。
【0032】次に、図3は本発明にかかる照明ユニット
のI―Iにおける構成断面図、図4は本発明にかかる照
明ユニットのII―IIにおける構成断面図である。図3及
び図4において、3は反射フィルムを、Dは入射側端面
を、それぞれ示す。
【0033】図3において、光を伝達する平板上の透明
な導光板1の入射側端面Dに沿って設けられたコの字型
をした蛍光放電管2から発せられた光を、導光板1の入
射側端面Dに集めて中へ導くように反射フィルム3が取
り付けられている。導光板1は、光伝達に必要な透過率
及び屈折率で代表される光学特性が最適なアクリル等の
材料で形成される。
【0034】導光板1の裏面にも同様の反射フィルム3
が配置されており、導光板1の裏面から外へ出ようとす
る光を再度導光板1の中へ戻し、出射する照明光を増大
させる役割を果たしている。また、導光板1には、蛍光
放電管2からの距離に応じて形状を変化させたドットパ
ターンあるいは溝パターン(図示せず)等が裏面に施さ
れると共に、出射面側に設置された拡散フィルム5によ
り、照明ユニットの出射光における輝度の均一化が図ら
れている。さらに、拡散フィルム5の出射面側には、集
光効果による高輝度化を図るためのレンズフィルム6が
設置されている。
【0035】このようにして、導光板1、蛍光放電管
2、ゴムホルダー8及び反射フィルム3が一体となった
状態で、バックカバー10に組み込まれる。バックカバ
ー10には突出部10aが設けられ、これに導光板1の
切り欠き部1aが嵌合する。また、4つのゴムホルダー
8は導光板1とバックカバー10の間に隙間無く嵌合し
た状態で組み立てられる。
【0036】また、拡散フィルム5及びレンズフィルム
6は、導光板1の出射面に取り付けられる。拡散フィル
ム5及びレンズフィルム6には、バックカバー10の突
出部10aに対応する位置に導光板1と同様に切り欠き
部Kが設けられており、さらにゴムホルダー8bの突起
Vに対応する位置に切り欠き部Lが設けられている。こ
れらの切り欠き部の位置を合わせて導光板1の出射面へ
取り付けることで、図1の平面図上において拡散フィル
ム5及びレンズフィルム6は左右上下どの方向において
も位置を固定することができる。
【0037】次に筐体9が導光板1の出射面側から取り
付けられる。図4に示すように筐体9は、筐体9自身に
よって光学フィルムが押さえつけられないように、導光
板1との間に所定の空間を保って取り付けられるととも
に、ゴムホルダー8bに設けられた突起部Vに対応する
位置に孔9aを設け、それらを嵌合させて組み立てら
れ、照明ユニットが完成する。
【0038】以上のように、本実施の形態によれば、導
光板1と光学フィルム5、6の位置を固定する部材が入
るスペースが導光板1の周辺になくとも、導光板1に最
小限の切り欠き部を設けて、ゴムホルダー8bを導光板
1と蛍光放電管2及び蛍光放電管2とバックカバー10
の間に挿入することで、バックカバー10に対する導光
板1及び蛍光放電管2の位置を精度良く固定された状態
にすることが可能となる。弾性体で形成されたゴムホル
ダー8は緩衝剤の役目も果たすため、照明ユニットに外
部から衝撃や振動が加わった場合においても、導光板1
が蛍光放電管2と衝突したり、あるいは蛍光放電管2に
局部的に負荷がかかってしまうことにより、蛍光放電管
2が破損することを防止することが可能となる。
【0039】さらに、照明ユニットが完成した後でも筐
体9の孔9aから光学フィルムがずれていないか確認す
ることが可能となる。すなわち、光学フィルムが所定の
位置にない場合は、光学フィルムがゴムホルダー8bの
突起Vに乗り上げてしまうため、組立不良を簡単に発見
し修正することができる。
【0040】光学フィルムが正規の位置にないと、有効
発光領域の中に光学フィルムの端が入ってしまって線状
のムラとなる危険が生じたり、光学フィルムが他の構成
部材の間に挟まって固定されてしまうことにより、温度
変化及び湿度変化による光学フィルムの膨張、収縮が自
由に行われず、光学フィルムにしわが入ってしまい、ひ
いては輝度ムラとなってしまうおそれがある。
【0041】また、光学フィルムの位置を固定するため
に、接着剤等を使って光学フィルムを導光板等に固定す
る方法が採られる場合もあるが、これも同様の理由によ
り光学フィルムにしわが入ってしまうおそれがあると同
時に、組立、解体の作業性が悪いという問題も内在す
る。これらの問題についても照明ユニットが完成した後
で光学フィルムがずれていないか確認できることで回避
することが可能となる。
【0042】なお、本実施の形態においては、コの字型
の蛍光放電管2を使用した場合について説明したが、必
ずしもコの字型である必要はなく、例えばL字型の蛍光
放電管を使用した場合にも適用することが可能である。
【0043】また、図5及び図6は本発明における照明
ユニットを使用した液晶表示装置の断面図を、図3及び
図4と同様の位置について示したものである。前述した
照明ユニットが、シールドケース11と液晶パネル12
と合体することにより、液晶表示装置が完成する。かか
る液晶表示装置によって、液晶表示装置全体をコンパク
トにすることが可能となり、温湿度変化や衝撃、振動等
に対する信頼性を高く維持することができ、さらに組み
立てコストも削減できることが期待される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる照明ユニッ
トによれば、特別な部材を使用することなく、従来から
あるゴムホルダーを利用した簡単な構成で、照明ユニッ
ト全体のサイズをコンパクトにすることが可能となり、
温湿度変化や衝撃、振動等に対する信頼性が高く、組み
立て性も良い照明ユニットを実現できる。
【0045】さらに、本発明にかかる照明ユニットによ
れば、照明ユニットの出射面側を上にした状態で容易に
かつ確実に照明ユニットを組み立てることができるた
め、たとえば蛍光放電管を点灯させた状態で組立を行う
ことで、照明ユニットの異常を早く発見できるという利
点が生じ、さらにその場合の解体修正作業も容易である
という効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる照明ユニットの
構成平面図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる照明ユニットの
部分拡大平面図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる照明ユニットの
構成断面図
【図4】 本発明の実施の形態にかかる照明ユニットの
構成断面図
【図5】 本発明の実施の形態にかかる照明ユニットを
用いた液晶表示装置の構成断面図
【図6】 本発明の実施の形態にかかる照明ユニットを
用いた液晶表示装置の構成断面図
【図7】 従来の照明ユニットの構成断面図
【図8】 従来の照明ユニットの構成平面図
【符号の説明】
1 導光板 1a 切り欠き部 2 蛍光放電管 3 反射フィルム 4 反射シート 5 拡散フィルム 6 レンズフィルム 7 リード線 8 ゴムホルダー 8a ゴムホルダー(蛍光放電管端部) 8b ゴムホルダー(蛍光放電管曲げコーナー部) 9 筐体 10 バックカバー 10a 突出部 11 シールドケース 12 液晶パネル A 切り欠き部 D 入射側端面 K 切り欠き部 L 切り欠き部 M 有効発光領域 R リブ S 曲げコーナー部 V 突起部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 8/00 G02F 1/1335 - 1/13363 G09F 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光板の入射側端面に近接して配置され
    たL字型又はコ字型の蛍光放電管と、 前記蛍光放電管の周囲を覆い前記蛍光放電管を固着する
    ゴムホルダーと、 前記導光板上に設置され光学フィルムと、 前記光学フィルムと前記導光板前記ゴムホルダー
    保持する筐体とで構成され照明ユニットであって、 前記導光板のコーナー部分に前記ゴムホルダーを配置
    し、前記ゴムホルダーに形成された突起部の位置に対応
    させて前記光学フィルムに切り欠き部を設け、前記突起
    部を前記切り欠き部にはめ込むことにより前記光学フ
    ィルムの位置を固定したことを特徴とする照明ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記筐体において、前記ゴムホルダーの
    突起部に対応する位置に孔を形成し、前記ゴムホルダー
    の突起部と前記筐体の孔が嵌合する請求項1記載の照
    明ユニット。
  3. 【請求項3】 記蛍光放電管のコーナー曲げ部分に、
    前記ゴムホルダーが配置され請求項1記載の照明ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 導光板の入射側端面に近接して配置され
    たL字型又はコ字型の蛍光放電管と、 前記蛍光放電管の周囲を覆い前記蛍光放電管を固着する
    ゴムホルダーと、 前記導光板上に設置される光学フィルムと、 前記光学フィルムと前記導光板前記ゴムホルダー
    保持する筐体とで構成され、 前記導光板のコーナー部分に前記ゴムホルダーを配置
    し、前記ゴムホルダーに形成された突起部の位置に対応
    させて前記光学フィルムに切り欠き部を設け、前記突起
    部を前記切り欠き部にはめ込むことにより前記光学フ
    ィルムの位置を固定した照明ユニットを用いことを特
    徴とする液晶表示装置。
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