JP3433249B2 - 地縄作業における区画点測量方法および測量用治具 - Google Patents

地縄作業における区画点測量方法および測量用治具

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JP3433249B2 JP2000166254A JP2000166254A JP3433249B2 JP 3433249 B2 JP3433249 B2 JP 3433249B2 JP 2000166254 A JP2000166254 A JP 2000166254A JP 2000166254 A JP2000166254 A JP 2000166254A JP 3433249 B2 JP3433249 B2 JP 3433249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地縄作業における区画
点測量方法および測量用治具に係り、更に詳しくは、区
画点となる地縄杭の測量を従来より単純化した区画点測
量方法および測量用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、地鎮祭においては、土地区
画内に設計図に従って建物を建てる位置及び配置の区画
点となる位置に測量しつつ地縄杭を立てて、これらを縄
などで囲む地縄作業が行われている。
【0003】この地縄作業は、土地区画内に設計図上で
予め決められた建物の区画点となる少なくとも四方に地
縄杭を所定間隔で立設して、各地縄杭に縄を張る作業で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の地縄作業は、
土地区画内の所定位置に複数の地縄杭を設計図の寸法に
合わせて巻き尺を用いて土地区画内の四方に立設される
地縄杭の位置、配置が測量されるが、地縄杭の測量に際
し、1人が地縄杭の中心に巻き尺の基準点となるスケー
ルの0目盛りを合わせ、他の1人が次の地縄杭を立設す
るために設計図上の設定目盛りに合わせてその巻き尺の
スケールを伸長して測量する作業が少なくとも2人掛か
りで行われていた。
【0005】このような地縄作業に、複数の作業者を投
入することは、人件費が高沸する昨今にあっては大きな
経済問題となっていた。
【0006】従って、本発明の目的とする所は、土地区
画内に建物を建てる位置及び配置の区画点となる地縄杭
の測量を1人でも容易に行うことができるようにした地
縄作業における区画点測量方法および測量用治具を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明は次の技術的手段を有する。即ち、発明の実
施の形態に対応する添付図面中の符号を用いてこれを説
明すると、本発明は、土地区画A内に建物を建てる位置
及び配置の区画点とすべく少なくとも四方に配置される
地縄杭の測量方法に於いて、上記各地縄杭P1〜P4を
中心として個々に回転且つ係脱可能に所定高さ位置に保
持され、各地縄杭P1〜P4を中心とする異なる寸法で
巻き尺3のスケールSCの一部を把持すべく3方向を向
く3つのスケール把持部2を備えた測量用治具1を用
い、基準となる第1地縄杭P1に係止された測量用治具
1の各スケール把持部2に横、斜め及び縦方向測量用の
3つの巻き尺3a、3b、3cの各スケールSC1〜S
C3の一端を把持し、上記第1地縄杭P1から横方向に
伸長した横方向測量用巻き尺3aのスケールSC1上の
所定目盛りと上記区画の横辺12から縦方向に伸長した
距離との交点に第2地縄杭P2を立設し、該第2地縄杭
P2に上記測量用治具1を係止し、該測量用治具1のス
ケール把持部2に上記横方向測量用巻き尺3aのスケー
ルSC1の他端を把持すると共に、他の2つのスケール
把持部2に縦及び斜め方向測量用巻き尺3d、3eの各
スケールSC4、SC5の一部を把持し、上記第2地縄
杭P2から伸長した縦方向測量用巻き尺3dのスケール
SC4上の所定目盛りと、上記第1地縄杭P1から伸長
した斜め方向測量用巻き尺3bのスケールSC2上の所
定目盛りとの交点に第3地縄杭P3を立設し、該第3地
縄杭P3に上記測量用治具1を係止して、該測量用治具
1の2つのスケール把持部2に縦方向測量用巻き尺3d
のスケールSC4及び斜め方向測量用巻き尺3bのスケ
ールSC2の他端を把持すると共に、上記測量用治具1
の残りのスケール把持部2に横方向測量用巻き尺3fの
スケールSC6の一部を把持し、第3地縄杭P3から横
方向に伸長した上記スケールSC6上の所定目盛りと、
斜め方向測量用巻き尺3eのスケールSC5上の所定目
盛り、または縦方向測量用巻き尺3cのスケールSC3
上の所定目盛りとの何れかが交差する交点に第4の地縄
杭P4を立設するようにしたことを特徴とする地縄作業
における区画点測量方法である。従って、それぞれの地
縄杭P1〜P4の所定高さ位置に上記各地縄杭P1〜P
4を中心として個々に回転且つ係脱可能な3方向を向く
3つのスケール把持部2を備えた測量用治具1を用いる
ことにより、地縄杭P1〜P4の中心に巻き尺3の基準
点となるスケールSCの0点を合わせるための作業を省
くことが可能となることから、区画点となる地縄杭の測
量を1人でも容易に行うことができ、人件費が削減され
て経済効果が向上することは勿論、測量作業をも単純化
することができる。
【0008】また本発明は、法面上に位置する地縄杭の
測量に際し、上記測量用治具1を複数箇所から固定部に
懸吊して地上空間に略水平状態に保持し、3方向を向く
スケール把持部2の回転中心より重錘により垂下した糸
の延長線上が法面上の地縄杭の位置とするようにした地
縄杭の測量方法である。従って、測量用治具1が固定部
に複数箇所から懸吊して地上空間に略水平状態に保持さ
れるので、3方向を向くスケール把持部2の回転中心よ
り重錘により垂下した糸の延長線上を地縄杭の中心とし
て容易に求めることができる。更に本発明は、土地区画
A内に建物を建てる位置及び配置の区画点とすべく少な
くとも四方に配置される地縄杭に用いられる測量用治具
に於いて、上記測量用治具1は、上記地縄杭P1〜P4
に係脱可能に挿通保持される挿通口を有し、該挿通口に
挿通した地縄杭P1〜P4を中心として回転可能に3方
向を向く3つのスケール把持部2を備え、これらのスケ
ール把持部2は、長さの異なる帯板からなり、該帯板の
一端に巻き尺3のスケールSCの両面を把持するクラン
パーが設けられていることを特徴とする地縄杭に用いら
れる地縄作業における区画点測量用治具である。上記に
よると、基準となる地縄杭P1に、該地縄杭P1を中心
として回転可能に3方向を向く3つのスケール把持部2
を備えた測量用治具1を係脱可能に挿通保持することに
より、該各スケール把持部2に把持された巻き尺3aの
スケールSC1上の目盛りに合わせて次の地縄杭P2が
立設され、該地縄杭P2に測量用治具1を挿通保持する
ことにより、次に立設される地縄杭P3は、既に立設さ
れた地縄杭P1、P2の測量用治具1のスケール把持部
2にそれぞれ方向が示唆されて把持されたスケールSC
4及びスケールSC2上の目盛りの交点により位置が測
量され、次に立設される地縄杭P4は、既に立設された
地縄杭P1、P2または地縄杭P2、P3の測量用治具
1にそれぞれ方向が示唆されて把持されたスケールSC
3、SC5上の目盛り、またはスケールSC5、SC6
上の目盛りの交点により位置が測量される。従って、3
方向を向く3つのスケール把持部2にそれぞれ巻き尺の
スケールを把持することにより、対応する地縄杭の方向
が示唆されて少なくとも2本の地縄杭を中心として伸長
したスケール上の目盛りの交点により次に立設される地
縄杭の位置を容易に求めることができる。更に、巻き尺
のスケールはクランパーにより目盛りを表側にして帯板
上面に把持されるので、捻れることなく容易に目盛りを
読みとることができる。
【0009】また本発明は、上記測量用治具1が、長さ
の異なる3枚の帯板の他端側に形成された貫通穴に挿通
口を有するスリーブが装着されて該スリーブに回転可能
に軸支され、上記帯板の貫通穴部並びにスリーブの挿通
口に外部から連通するスリットが形成され、各帯板の他
端部には懸吊部が設けられていることを特徴とする地縄
杭に用いられる地縄作業における区画点測量用治具であ
る。上記によると、測量用治具1が挿通保持される地縄
杭を法面上に位置する場合は、長さの異なる3枚の帯板
の他端側に形成された貫通穴にスリーブが装着されて該
スリーブに3枚の帯板が回転可能に軸支され、各帯板他
端部の懸吊部を固定部に懸吊して測量用治具1を法面上
の空間に略水平状態で保持して、上記帯板の貫通穴部並
びにスリーブの挿通口に外部から連通するようにスリッ
トを一致させ、該スリットより例えば重錘により垂下さ
れた糸を挿通して地縄杭の位置を求める。従って、スリ
ットより重錘により垂下された糸を挿通して略水平に懸
吊保持された測量用治具1のスリーブの挿通口中心を求
めることにより、法面上に位置すべく地縄杭の中心に測
量用治具1の中心を正確に合致させて保持することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面、図1および図2
に従い、本発明の地縄杭に用いられる地縄作業における
区画点測量用治具に係る第1実施形態を詳細に説明す
る。図1は本発明の実施の形態における区画点測量用治
具と該治具にスケールの一端が把持される巻き尺の関係
を示す斜視図であり、図2は使用前における区画点測量
用治具の平面図、図3は区画点測量用治具の一部断面を
示す側面図であり、図4は区画点測量用治具の底面図で
ある。
【0011】図1および図2に符号1で示される区画点
測量用治具(以下治具1と称する)は、図12に示され
るように、土地区画A内に建物を建てる位置及び配置の
区画点として少なくとも四方に配置される地縄杭P1、
P2、P3及びP4を測量する際に用いられるものであ
って、例えば測量の基準となる地縄杭P1に係脱可能に
挿通保持する挿通口5を有し、この挿通口5に挿通した
地縄杭P1〜P4を中心として回転可能に3方向を向く
3つのスケール把持部2を備え、これらスケール把持部
2は、長さの異なる帯板1a、1b、1cからなり、こ
れら帯板1a、1b、1cの一端には、巻き尺3のスケ
ールSCの両面を把持する蝶ナット10と座板9から成
るクランパーと、座板9の両側に帯板1a、1b、1c
の長手方向に平行に配置された2本の位置決めピン8
a、8bが設けられている。
【0012】長さの異なる3枚の帯板1a、1b、1c
は、それらの他端側(スケール把持部2と反対側)に形
成された貫通穴3に挿通口5を有するスリーブ4が装着
される。
【0013】内部に挿通口5が形成されたスリーブ4
は、一端にフランジ4aが形成されると共に他端外周に
ネジが螺設され、挿通口5に連通するスリット6が半径
方向に形成されている。スリーブ4他端のネジに螺着す
るリング状のナット7にも半径方向のスリット6が形成
され、各帯板1a、1b、1cの貫通穴3にも外方から
連通する半径方向のスリット6が形成されている。
【0014】従って、各帯板1a、1b、1cの貫通穴
3に対しスリーブ4、ナット7をそれぞれ回転させると
全てのスリット6が一致したとき、スリーブ4内の挿通
口5がスリット6を介して外部と連通するようになる。
【0015】また、各帯板1a、1b、1cの他端には
懸吊部となるフックが設けられていて、このフックにそ
れぞれ所定長さの鎖条K1、K2、K3が係止されてい
る。
【0016】このようにして、図2〜図4に示される測
量用治具1が構成され、測量用治具1が使用される際
は、図1に示す3つのスケール把持部2である長さの異
なる帯板1a、1b、1cがスリーブ4を中心として回
転されて3方向を向くようにセットされ、ナット7を締
め付けることによりその状態が保持される。
【0017】次に、上記の測量用治具1を用いて土地区
画A内に建物を建てる位置及び配置の区画点となる各地
縄杭P1〜P4の測量方法につき説明する。図5〜図1
2は各地縄杭P1〜P4の測量方法の手順を示す説明図
である。
【0018】先ず、図5に示されるように、比較的平坦
な土地区画A内の角部から縦方向距離Y2、横方向距離
X1が測量されると、その区画点に基準となる地縄杭P
1が立設される。
【0019】次に図2〜図4に示される測量用治具1を
用意し、このスリーブ4の挿通口5を地縄杭P1に挿通
して測量用治具1を所定の高さ位置に保持し、図1に示
されるようにナット7を若干緩めて長さの異なる帯板1
a、1b、1cを縦、横、斜めの3方向に開放し、再び
ナット7でロックする。
【0020】ここで、地縄杭P1に挿通した測量用治具
1は、各帯板1a、1b、1c他端の懸吊部であるフッ
クに鎖条K1、K2、K3を図示しない固定部に係止す
ることにより地縄杭P1の所定高さ位置に保持すること
ができる(図6参照)。
【0021】次に、図1、図7に示されるように、地縄
杭P1に保持された測量用治具1の3方向を向くように
セットされた3つのスケール把持部2である各帯板1
a、1b、1c一端のクランパーに、横方向測量用巻き
尺3aのスケールSC1、斜め方向測量用巻き尺3b及
び縦方向測量用巻き尺3cを、地縄杭P1、P2及びP
3の中心からの距離L1、L2、L3に対応する目盛り
をクランパーの所定位置(例えば座板9の端部)に合わ
せるように把持する。
【0022】次に、図8では、第1地縄杭P1から横方
向に伸長した横方向測量用巻き尺3aのスケールSC1
上の所定目盛り(10.35m)と上記区画の横辺12
から縦方向に伸長した距離(1m)との交点を求め、こ
の区画点に第2地縄杭P2を立設する。
【0023】続いて、図9では第2地縄杭P2に測量用
治具1を係止し、この測量用治具1の3方向に開放され
た帯板1aのクランパーに第1地縄杭P1から横方向に
伸長した横方向測量用巻き尺3aのスケールSC1の他
端を把持すると共に、他の帯板1b、1cのクランパー
に縦及び斜め方向測量用巻き尺3d、3eの各スケール
SC4、SC5の一部を把持する。
【0024】次に、図10では第2地縄杭P2から伸長
した縦方向測量用巻き尺3dのスケールSC4上の所定
目盛り(6.6m)と、第1地縄杭P1から伸長した斜
め方向測量用巻き尺3bのスケールSC2上の所定目盛
り(12.275m)との交点に第3地縄杭P3を立設
する。
【0025】立設した第3地縄杭P3に測量用治具1を
係止し、この測量用治具1の帯板1c並びに1bのクラ
ンパーに、縦方向測量用巻き尺3dのスケールSC4及
び斜め方向測量用巻き尺3bのスケールSC2他端を把
持し、測量用治具1の残りの帯板1aに横方向測量用巻
き尺3fのスケールSC6の一部を把持する。
【0026】最後に、立設した第3地縄杭P3の中心か
ら横方向に伸長したスケールSC6上の所定目盛り(1
0.35m)と、斜め方向測量用巻き尺3eのスケール
SC5上の所定目盛り(12.275m)、または縦方
向測量用巻き尺3cのスケールSC3上の所定目盛り
(6.6m)との何れかが交差する交点に第4の地縄杭
P4を立設する。
【0027】立設された第4の地縄杭P4には測量用治
具1が挿通保持され、測量用治具1の帯板1a、1b、
1cには、それぞれ横方向測量用巻き尺3fのスケール
SC6、斜め方向測量用巻き尺3cのスケールSC3、
及び縦方向測量用巻き尺3eのスケールSC5の目盛り
の一部がそれぞれ把持される。
【0028】このようにして、図12に示されるよう
に、横方向距離X1、X2及び縦方向距離Y1、Y2並
びに斜め方向距離R1、R2が測量され、これらの測量
された寸法の交点によって求められた4箇所の区画点に
地縄杭P1、P2、P3及びP4が立設される。
【0029】このような区画点測量方法を採用すること
により、地縄杭P1〜P4の中心に巻き尺3の基準点と
なるスケールSCの0点を合わせるための作業を省くこ
とが可能となることから、人件費が削減されて経済効果
が向上することは勿論、測量作業をも単純化することが
できる。
【0030】また、3方向を向く3つのスケール把持部
2にそれぞれ巻き尺のスケールを把持することにより、
対応する地縄杭の方向が示唆されて、少なくとも2本の
地縄杭を中心として伸長したスケール上の目盛りの交点
により、次に立設される地縄杭の位置を容易に求めるこ
とができる。
【0031】更に、巻き尺のスケールはクランパーによ
り目盛りを表側にして各帯板1a、1b、1c上面に把
持されるので、捻れることなく容易に目盛りを読みとる
ことができる。
【0032】次に、本発明の第2実施形態につき説明す
る。
【0033】即ち、本実施形態は、土地区画A内の一部
または全部に法面が形成されていて、その法面上に地縄
杭を立設すべく区画点を測量する方法及び、その区画点
測量に使用される測量用治具に係る。尚、前述した構成
部分並びにその作用については同一符号を付し、詳細な
説明を省略する。
【0034】本実施形態では、区画点の基準となる地縄
杭P1の位置が法面上に位置する場合について説明す
る。この場合にも前述した測量用治具1が使用される。
【0035】すなわち、最初に図2〜図4に示される使
用前の測量用治具1において、スリーブ4のナット7を
緩めて全てのスリット6が一致した状態において、上記
スリット6を通して重錘Wに垂下された糸Vをスリーブ
4の挿通口5内に挿入する。
【0036】そこで、図1に示されるように、使用前の
測量用治具1の3つのスケール把持部2である長さの異
なる帯板1a、1b、1cを3方向に開放し、各帯板1
a、1b、1c他端の懸吊部となるフックに係止された
所定長さの鎖条K1、K2、K3を図示しない固定部に
3方向から懸吊する。
【0037】ここで、測量用治具1を水平状態に保持し
た上で、垂下した糸Vの重錘Wの中心を図5に示される
ように、測量された土地区画A内の角部から縦方向距離
Y2、横方向距離X1にセットし、糸Vをスリーブ4の
挿通口5内の中心に位置するように鎖条K1、K2、K
3の長さをそれぞれ調整する。
【0038】このようにして、水平に保持された測量用
治具1の、スケール把持部2である長さの異なる帯板1
a、1b、1cのクランパーにより横方向測量用巻き尺
3aのスケールSC1、斜め方向測量用巻き尺3b及び
縦方向測量用巻き尺3cをそれぞれ把持し、次に、前述
した方法と同じ測量方法により各地縄杭P2、P3及び
P4の測量が行われる。
【0039】このようにすることにより、法面上に位置
する地縄杭P1を測量する際には、測量用治具1が固定
部に3箇所から懸吊して地上空間に略水平状態に保持さ
れるので、3方向を向くスケール把持部2の回転中心と
なるスリーブ4の挿通口5より重錘Wにより垂下した糸
Vの延長線上を地縄杭P1の中心として容易に求めるこ
とができる。
【0040】また、測量用治具1を用いることにより、
スリット6より重錘Wにより垂下された糸Vを挿通して
略水平に懸吊保持された測量用治具1のスリーブの挿通
口5の中心を求めることにより、法面上に位置すべく地
縄杭P1の中心に測量用治具1の中心を正確に合致させ
て保持することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0042】以上詳述した如く本願の請求項1記載の発
明によると、それぞれの地縄杭の所定高さ位置に上記各
地縄杭を中心として個々に回転且つ係脱可能な3方向を
向く3つのスケール把持部を備えた測量用治具を用いる
ことにより、地縄杭の中心に巻き尺の基準点となるスケ
ールの0点を合わせるための作業を省くことが可能とな
ることから、区画点となる地縄杭の測量を1人でも容易
に行うことができ、人件費が削減されて経済効果が向上
することは勿論、測量作業をも単純化することができ
る。
【0043】本願の請求項2記載の発明によると、測量
用治具が固定部に複数箇所から懸吊して地上空間に略水
平状態に保持されるので、3方向を向くスケール把持部
の回転中心より重錘により垂下した糸の延長線上を地縄
杭の中心として容易に求めることができる。
【0044】本願の請求項3記載の発明によると、3方
向を向く3つのスケール把持部にそれぞれ巻き尺のスケ
ールを把持することにより、対応する地縄杭の方向が示
唆されて少なくとも2本の地縄杭を中心として伸長した
スケール上の目盛りの交点により次に立設される地縄杭
の位置を容易に求めることができる。更に、巻き尺のス
ケールはクランパーにより目盛りを表側にして帯板上面
に把持されるので、捻れることなく容易に目盛りを読み
とることができる。
【0045】本願の請求項4記載の発明によると、スリ
ットより重錘により垂下された糸を挿通して略水平に懸
吊保持された測量用治具のスリーブの挿通口中心を求め
ることにより、法面上に位置すべく地縄杭の中心に測量
用治具の中心を正確に合致させて保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における区画点測量用治
具と該治具にスケールの一端が把持される巻き尺の関係
を示す斜視図である。
【図2】該治具にスケールの一端が把持される巻き尺の
関係を示す斜視図である。
【図3】区画点測量用治具の一部断面を示す側面図であ
る。
【図4】区画点測量用治具の底面図である。
【図5】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図であ
る。
【図6】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図であ
る。
【図7】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図であ
る。
【図8】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図であ
る。
【図9】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図であ
る。
【図10】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図で
ある。
【図11】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図で
ある。
【図12】地縄杭P1〜P4の測量手順を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 区画点測量用治具(治具) 1a、1b、1c 帯板 2 スケール把持部 3 貫通穴 3a 横方向測量用巻き尺 3b 斜め方向測量用巻き尺 3c 縦方向測量用巻き尺 3d 縦方向測量用巻き尺 3e 斜め方向測量用巻き尺 3f 横方向測量用巻き尺 4 スリーブ 4a フランジ 5 挿通口 6 スリット 7 ナット 8a、8b 位置決めピン 9 座板 10 蝶ナット 12 横辺 A 土地区画 K1、K2、K3 鎖条 L1、L2、L3 地縄杭の中心からの距離 P1〜P4 地縄杭 R1、R2 斜め方向距離 SC1〜SC6 スケール V 糸 W 重錘 X1、X2 横方向距離 Y1、Y2 縦方向距離

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土地区画A内に建物を建てる位置及び配
    置の区画点とすべく少なくとも四方に配置される地縄杭
    の測量方法に於いて、 上記各地縄杭P1〜P4を中心として個々に回転且つ係
    脱可能に所定高さ位置に保持され、各地縄杭P1〜P4
    を中心とする異なる寸法で巻き尺3のスケールSCの一
    部を把持すべく3方向を向く3つのスケール把持部2を
    備えた測量用治具1を用い、 基準となる第1地縄杭P1に係止された測量用治具1の
    各スケール把持部2に横、斜め及び縦方向測量用の3つ
    の巻き尺3a、3b、3cの各スケールSC1〜SC3
    の一端を把持し、上記第1地縄杭P1から横方向に伸長
    した横方向測量用巻き尺3aのスケールSC1上の所定
    目盛りと上記区画の横辺12から縦方向に伸長した距離
    との交点に第2地縄杭P2を立設し、 該第2地縄杭P2に上記測量用治具1を係止し、該測量
    用治具1のスケール把持部2に上記横方向測量用巻き尺
    3aのスケールSC1の他端を把持すると共に、他の2
    つのスケール把持部2に縦及び斜め方向測量用巻き尺3
    d、3eの各スケールSC4、SC5の一部を把持し、
    上記第2地縄杭P2から伸長した縦方向測量用巻き尺3
    dのスケールSC4上の所定目盛りと、上記第1地縄杭
    P1から伸長した斜め方向測量用巻き尺3bのスケール
    SC2上の所定目盛りとの交点に第3地縄杭P3を立設
    し、 該第3地縄杭P3に上記測量用治具1を係止して、該測
    量用治具1の2つのスケール把持部2に縦方向測量用巻
    き尺3dのスケールSC4及び斜め方向測量用巻き尺3
    bのスケールSC2の他端を把持すると共に、上記測量
    用治具1の残りのスケール把持部2に横方向測量用巻き
    尺3fのスケールSC6の一部を把持し、第3地縄杭P
    3から横方向に伸長した上記スケールSC6上の所定目
    盛りと、斜め方向測量用巻き尺3eのスケールSC5上
    の所定目盛り、または縦方向測量用巻き尺3cのスケー
    ルSC3上の所定目盛りとの何れかが交差する交点に第
    4の地縄杭P4を立設するようにしたことを特徴とする
    地縄作業における区画点測量方法。
  2. 【請求項2】 法面上に位置する地縄杭の測量に際し、
    上記測量用治具1を複数箇所から固定部に懸吊して地上
    空間に略水平状態に保持し、3方向を向くスケール把持
    部2の回転中心より重錘により垂下した糸の延長線上が
    法面上の地縄杭の位置とするようにした請求項1に記載
    の地縄杭の測量方法。
  3. 【請求項3】 土地区画A内に建物を建てる位置及び配
    置の区画点とすべく少なくとも四方に配置される地縄杭
    に用いられる測量用治具に於いて、 上記測量用治具1は、上記地縄杭P1〜P4に係脱可能
    に挿通保持される挿通口を有し、該挿通口に挿通した地
    縄杭P1〜P4を中心として回転可能に3方向を向く3
    つのスケール把持部2を備え、これらのスケール把持部
    2は、長さの異なる帯板からなり、該帯板の一端に巻き
    尺3のスケールSCの両面を把持するクランパーが設け
    られていることを特徴とする地縄杭に用いられる地縄作
    業における区画点測量用治具。
  4. 【請求項4】 上記測量用治具1は、長さの異なる3枚
    の帯板が、該帯板の他端側に形成された貫通穴に挿通口
    を有するスリーブが装着されて該スリーブに回転可能に
    軸支され、上記帯板の貫通穴部並びにスリーブの挿通口
    に外部から連通するスリットが形成され、各帯板の他端
    部には懸吊部が設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の地縄杭に用いられる地縄作業における区画点
    測量用治具。
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