JP3432488B2 - 摩擦係合装置のスプリングリテーナ取付構造 - Google Patents

摩擦係合装置のスプリングリテーナ取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動変速機な
どに用いられる摩擦係合装置、特にピストンを付勢する
ためのリターンスプリングを支えるスプリングリテーナ
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、湿式多板クラッチやブレーキ
は、ドラムの内周面にスプライン溝を形成し、スプライ
ン溝に複数枚の摩擦プレートの外スプライン歯を係合さ
せ、ドラム内に摩擦プレートを押しつけるピストンを軸
方向に移動自在に配置するとともに、ピストンを付勢す
るリターンスプリングを支えるスプリングリテーナを、
ピストンと摩擦プレートとの間に配置した構造となって
いる。上記スプリングリテーナをハブやドラムに対して
抜け止めするため、一般にスナップリングが用いられて
いる。ところが、スプリングリテーナをドラムに組み込
む際、スプリングリテーナの外周部がスナップリングの
係合溝に落ち込んでしまい、組み付け不良となったり、
スプリングリテーナが変形してしまうという問題があ
る。特に、径寸法の大きなスプリングリテーナの場合、
機械的強度が低いので、簡単に変形してしまう。
【0003】特開平9−14294号公報には、スプリ
ングリテーナの外周部に、スナップリング係合溝の軸方
向寸法より長い爪部を軸方向へ折り曲げたものが開示さ
れている。この場合には、スプリングリテーナの組付時
に爪部が係合溝に跨がって乗り越すので、スプリングリ
テーナが係合溝に落ち込むのを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の場合には、爪部がスプリングリテーナの軸方向に延
びているので、スプリングリテーナに隣接してシリンダ
などの別部材が配置される場合には、爪部と別部材とが
干渉してしまう。そのため、スプリングリテーナと別部
材との距離を開けなければならず、摩擦係合装置の軸方
向寸法が長くなるという欠点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、組み付け時にス
プリングリテーナがスナップリング係合溝に落ち込むの
を防止するとともに、軸方向寸法を短縮できる摩擦係合
装置のスプリングリテーナ取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、内周面に軸方向のスプラ
イン溝が形成されるとともに、スプライン溝の途中に円
周方向のスナップリング係合溝が形成されたドラム部材
と、上記ドラム部材の内周面に嵌合され、内部にピスト
ンが配置されたシリンダと上記ドラム部材の内周面に
上記シリンダと隣接して配置され、上記ピストンとの間
に配置されたリターンスプリングの一端側を内側面で支
持するスプリングリテーナと、上記スナップリング係合
溝に係合され、スプリングリテーナの外側面を支持する
スナップリングと、を備えた摩擦係合装置において、上
記スプリングリテーナの外周部には、上記シリンダ方向
に向かって軸方向に折り曲げられ、上記スナップリング
係合溝の軸方向寸法より長く、かつ上記シリンダの外周
または内周に摺接する爪部が、上記スプライン溝に嵌合
するよう少なくとも円周方向3箇所に所定の間隔で設け
られ、上記爪部の長さLは、スナップリング係合溝の外
側面からシリンダの先端面までの距離Sより大きいこと
を特徴とする摩擦係合装置のスプリングリテーナ取付構
造を提供する。
【0007】ドラム部材の内側にシリンダ、リターンス
プリング、スプリングリテーナを順に組み込む。スプリ
ングリテーナの爪部はシリンダの外周または内周に摺接
するので、シリンダと爪部とが軸方向にオーバーラップ
し、軸方向寸法を短縮できる。スプリングリテーナをス
プリングに抗して押しつけた状態で、スナップリングを
係合溝に係合させることにより、摩擦係合装置の組み付
けが完了する。
【0008】本発明では、ドラム部材の内周にスプライ
ン溝が形成され、スプリングリテーナの爪部はスプライ
ン溝に嵌合するよう少なくとも円周方向3箇所に所定の
間隔で設けられている。爪部の長さLは、スナップリン
グ係合溝の外側面からシリンダの先端面までの距離Sよ
り大きい。そのため、スプリングリテーナをドラム部材
に組み付ける際、スプリングリテーナの本体部がスナッ
プリング係合溝に到達する前に爪部がシリンダの外周ま
たは内周に摺接してセンタリングされるように構成され
ている。すなわち、爪部がドラム部材のスプライン溝に
係合する場合には、爪部をスナップリング係合溝の軸方
向寸法より長くしても、スプリングリテーナの本体部が
スナップリング係合溝に落ち込むことがある。しかし、
本発明では、スプリングリテーナの本体部がスナップリ
ング係合溝に到達する以前に爪部が嵌合部材の外周また
は内周に摺接してセンタリングされるので、スプリング
リテーナの本体部がスナップリング係合溝に落ち込むこ
とがない。ドラム部材の内周に形成されるスプライン溝
は、例えば摩擦係合要素の摩擦プレートと係合するスプ
ライン溝であってもよい。特開平9−14294号公報
に記載のスプリングリテーナの場合には、爪部の円周方
向の幅寸法がスプライン溝より幅広に形成されているの
で、爪部がスプライン溝に落ち込むことはないが、スプ
リングリテーナに幅広な爪部を形成する必要上、加工が
難しく、スプリングリテーナに歪みが発生しやすい。こ
れに対し、本発明のようにスプライン溝に係合する爪部
を形成すると、爪部の円周方向の幅が狭くて済むので、
爪部の加工が容易であり、スプリングリテーナに歪みが
発生しにくい。
【0009】請求項のように、爪部はシリンダの外周
面に摺接するのが望ましい。シリンダの内周面にはピス
トンの摺動面が形成されるが、請求項のようにシリン
ダの外周面に爪部を摺接させることにより、爪部をピス
トン摺動面とは異なる面と摺接させることができ、ピス
トンと爪部とが干渉することがない。そのため、ピスト
ンと爪部とを軸方向にオーバーラップさせることがで
き、軸方向寸法を一層短縮することができる。
【0010】なお、本発明において摩擦係合装置とは、
ドラムが回転するクラッチであってもよいし、ドラムが
変速機ケースなどのハウジングで構成されるブレーキで
あってもよい。本発明のスプリングリテーナ取付構造
は、外径寸法の大きな摩擦係合装置に用いるのが望まし
い。すなわち、外径寸法が大きなドラムの内周部に取り
付けられるスプリングリテーナは、外径寸法が大きいの
で曲げ強度が小さく、誤ってスナップリング係合溝に落
ち込んだ状態で無理に押し込むと、変形しやすく、組み
付け不良になりやすいからである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる摩擦係合装
置を用いた自動変速機の一例の概略構成を示す。この自
動変速機は、FF横置き式の変速機であり、トルクコン
バータ1、トルクコンバータ1を介してエンジン動力が
伝達される入力軸2、3個の多板クラッチC1〜C3、
2個の多板ブレーキB1,B2、ワンウエイクラッチ
F、ラビニヨウ型遊星歯車装置4、出力ギヤ5、出力軸
7、差動装置8などを備えている。
【0012】遊星歯車装置4のフォワードサンギヤ4a
はC1クラッチを介して入力軸2と連結されており、フ
ォワードサンギヤ4aはB1ブレーキを介して変速機ケ
ース6とも連結されている。また、リヤサンギヤ4bは
C2クラッチを介して入力軸2と連結されている。キャ
リヤ4cは中間軸3およびC3クラッチを介して入力軸
2と連結されている。また、キャリヤ4cはB2ブレー
キを介して変速機ケース6に連結されるとともに、キャ
リヤ4cの正転(エンジン回転方向)のみを許容するワ
ンウェイクラッチFを介して変速機ケース6に連結され
ている。キャリヤ4cは2種類のピニオンギヤ4d,4
eを支持しており、フォワードサンギヤ4aは軸長の長
いロングピニオン4dと噛み合い、リヤサンギヤ4bは
軸長の短いショートピニオン4eを介してロングピニオ
ン4dと噛み合っている。ロングピニオン4dのみと噛
み合うリングギヤ4fは出力ギヤ5に結合されている。
出力ギヤ5は出力軸7を介して差動装置8と接続されて
いる。
【0013】上記自動変速機は、クラッチC1,C2,
C3、ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチF
の作動によって、図2のように前進4段、後退1段の変
速段を実現している。図2はDレンジおよびRレンジの
各係合要素の作動を示し、○は係合状態を示している。
すなわち、C1クラッチは後退時に係合される後退用ク
ラッチ、C2クラッチは1速〜3速において係合される
前進低速段用クラッチ、C3クラッチは3速および4速
時に係合される前進高速段用クラッチ、B1ブレーキは
2速および4速時に係合される前進用ブレーキ、B2ブ
レーキは後退時に係合される後退用ブレーキである。な
お、B2ブレーキは後退時だけでなく1速時にも係合す
るが、1速時に係合するのはLレンジ時のみであるた
め、破線○印で示してある。
【0014】図3〜図7は上記自動変速機の変速機構の
具体的構造を示す。このうち、本発明の摩擦係合装置で
あるB1ブレーキの構成について、以下に詳述する。ド
ラム部材を構成する変速機ケース6の内周には軸方向の
スプライン溝6aが形成され、ケース6の内側にはシリ
ンダ(嵌合部材)10が嵌合されている。このシリンダ
10の外周部には、スプライン溝6aに係合する突起部
(図示せず)が設けられ、シリンダ10は変速機ケース
6に対して回り止めされている。シリンダ10の内側に
はピストン11が軸方向に摺動自在に配置され、シリン
ダ10とピストン11との間に油圧室12が形成されて
いる。油圧室12には、変速機ケース6に設けられた油
路13(図3参照)を介して油圧が供給される。シリン
ダ10の背面は変速機ケース6の内面に形成された段差
面6b(図4参照)で位置規制されている。シリンダ1
0の背後には、変速機ケース6のスプライン溝6aに嵌
合されたワンウエイクラッチFのアウタレース14が配
置され、その背後にはB2ブレーキが配置されている。
ピストン11の図4の右側部には、ピストン11を左方
へ付勢するリターンスプリング15が配置され、リター
ンスプリング15の右端面はスプリングリテーナ16で
支持されている。
【0015】スプリングリテーナ16は、図6に示すよ
うに、リターンスプリング15を支持するリング状の本
体部16aと、その外周部に軸方向へ延びる3本の爪部
16bとで構成されている。なお、この実施例では3本
の爪部16bを約120度間隔で設けたが、本数は限定
されない。爪部16bは、図4に示すようにドラム6の
スプライン溝6aに挿入され、かつシリンダ10の外周
面に摺接する。シリンダ10の外周面に円滑に摺接でき
るように、爪部16bの先端はやや外向きに傾斜してい
る。スプリングリテーナ16の背面(図4の右側面)
は、変速機ケース6の内周面に形成されたスナップリン
グ係合溝6cに係合されるスナップリング17によって
係止されている。
【0016】上記スプリングリテーナ16の爪部16b
の長さLは、スナップリング係合溝6cの外側面からシ
リンダ10の先端面までの距離Sより大きい(図7参
照)。そのため、後述するように、スプリングリテーナ
16を変速機ケース6に組み込む際、スプリングリテー
ナ16の本体部16aがスナップリング係合溝6cに到
達する前に爪部16bがシリンダ10の外周面に摺接
し、スプリングリテーナ16はセンタリングされる。
【0017】変速機ケース6のスプライン溝6aには、
B1ブレーキを構成する複数枚の摩擦プレート18がス
プライン係合している。摩擦プレート18の終端側に配
置されたエンドプレート18aは、変速機ケース6の内
周面に嵌着されたスナップリング19で抜け止めされて
いる。各摩擦プレート18の間には、摩擦ディスク20
が配置され、摩擦ディスク20の内径部は、遊星歯車装
置4のフォワードサンギヤ4aと連結されたハブ21と
スプライン係合している。
【0018】次に、B1ブレーキの組み立て方法につい
て、図7を参照して説明する。まず図7の(a)のよう
に、変速機ケース6の内側にシリンダ10、ピストン1
1、リターンスプリング15を一体的あるいは個別に挿
入する。シリンダ10の背面は、変速機ケース6の段差
面6bに当接して位置決めされる。次に、図7の(b)
のようにスプリングリテーナ16を変速機ケース6の内
側へ挿入すると、スプリングリテーナ16の本体部16
aの外周面は変速機ケース6の内周面とほぼ同一径であ
り、しかもスプリングリテーナ16の爪部16bは変速
機ケース6のスプライン溝6aに係合するので、円滑に
案内される。スプリングリテーナ16を奥まで挿入する
と、爪部16bの長さLがスナップリング係合溝6cの
外側面からシリンダ10の先端面までの距離Sより大き
いので、図7の(c)のように、スプリングリテーナ1
6の本体部16aがスナップリング係合溝6cに到達す
る前に、爪部16bがシリンダ10の外周面に摺接し、
スプリングリテーナ16はセンタリングされる。そのた
め、本体部16aが係合溝6cの上を通過する際に、本
体部16aが係合溝6cに落ち込むことがない。スプリ
ングリテーナ16でリターンスプリング15を押し込ん
だ状態で、スナップリング係合溝6cにスナップリング
17を係合させることで、スプリングリテーナ16の背
面が支持される。その後、スプライン溝6aに摩擦プレ
ート18を係合させ、スナップリング19で抜け止めす
ることで、B1ブレーキの組み付けを終了する。
【0019】上記のようにスプリングリテーナ16およ
びスナップリング17はシリンダ10ではなく、変速機
ケース6の内面に取り付けられる。そのため、一端側を
スプリングリテーナ16を介してスナップリング17で
支持されるリターンスプリング15は、ピストン11を
図4の左方向へ復帰付勢するだけでなく、シリンダ10
を段差面6bに押しつけて位置決めする機能も有する。
したがって、部品数が少なく、かつ安定にB1ブレーキ
を組み付けることができる。
【0020】上記実施例では、本発明のスプリングリテ
ーナをB1ブレーキに用いた例を示したが、B2ブレー
キにも同様に適用できる。さらに、ブレーキ以外にクラ
ッチにも適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、スプリングリテーナの外周部に、スナップリン
グ係合溝の軸方向寸法より長く、かつスナップリング係
合溝の外側面からシリンダの先端面までの距離Sより長
い3個以上の爪部をシリンダ方向に向かって軸方向に折
曲形成したので、スプリングリテーナの組み付け時に
プリングリテーナの本体部がスナップリング係合溝に到
達する前に爪部がシリンダの外周または内周に摺接して
センタリングされる。そのため、スプリングリテーナが
スナップリング係合溝に落ち込むのを防止できる。ま
た、爪部はシリンダの外周または内周に摺接するので、
シリンダと爪部とが軸方向にオーバーラップし、軸方向
寸法を短縮できる。したがって、組み付けが簡単で、小
型の摩擦係合装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる摩擦係合装置を用いた車両用自
動変速機の一例の概略機構図である。
【図2】図1に示す自動変速機の各係合要素の作動表で
ある。
【図3】図1に示す自動変速機の一部の詳細断面図であ
る。
【図4】図3の一部の拡大図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】スプリングリテーナの斜視図である。
【図7】B1ブレーキの組み付け方法を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
B1 B1ブレーキ(摩擦係合装置) 6 変速機ケース(ドラム部材) 6a スプライン溝 6c スナップリング係合溝 10 シリンダ(嵌合部材) 11 ピストン 15 リターンスプリング 16 スプリングリテーナ 17 スナップリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面に軸方向のスプライン溝が形成され
    るとともに、スプライン溝の途中に円周方向のスナップ
    リング係合溝が形成されたドラム部材と、上記 ドラム部材の内周面に嵌合され、内部にピストンが
    配置されたシリンダと上記ドラム部材の内周面に上記
    シリンダと隣接して配置され、上記ピストンとの間に配
    置されたリターンスプリングの一端側を内側面で支持す
    るスプリングリテーナと、 上記スナップリング係合溝に係合され、スプリングリテ
    ーナの外側面を支持するスナップリングと、を備えた摩
    擦係合装置において、 上記スプリングリテーナの外周部には、上記シリンダ方
    向に向かって軸方向に折り曲げられ、上記スナップリン
    グ係合溝の軸方向寸法より長く、かつ上記シリンダの外
    周または内周に摺接する爪部が、上記スプライン溝に嵌
    合するよう少なくとも円周方向3箇所に所定の間隔で設
    けられ、 上記爪部の長さLは、スナップリング係合溝の外側面か
    らシリンダの先端面までの距離Sより大きい ことを特徴
    とする摩擦係合装置のスプリングリテーナ取付構造。
  2. 【請求項2】上記爪部は上記シリンダの外周面に摺接す
    ることを特徴とする請求項1に記載の摩擦係合装置のス
    プリングリテーナ取付構造。
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