JP3430967B2 - サーボ制御装置 - Google Patents

サーボ制御装置

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JP3430967B2
JP3430967B2 JP11433799A JP11433799A JP3430967B2 JP 3430967 B2 JP3430967 B2 JP 3430967B2 JP 11433799 A JP11433799 A JP 11433799A JP 11433799 A JP11433799 A JP 11433799A JP 3430967 B2 JP3430967 B2 JP 3430967B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機、ロボット等
を駆動するサーボモータで、所定のトルク量によりクラ
ンプを行なうサーボ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサーボ制御装置においては、タレ
ットなどのクランプを行う際、一定トルク量でタレット
をクランプする。この一定トルク量を制御するサーボ制
御装置において、停止時の出力トルク指令は図9のよう
に位置指令と位置フィードバックにより作成される位置
ドループに関係なく、常に設定された一定のトルク指令
が出力される。また、一定トルク量を制御するトルク一
定制御時に、位置指令が与えられた場合は図10、図1
1のように位置ドループに比例したトルク量に、一定ト
ルク量を加算したトルク量が出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のサ
ーボ制御装置では、サーボ制御装置にてサーボモータを
駆動することによって、タレットなどのクランプ/アン
クランプ動作を行う。上述の一定トルク量を制御するサ
ーボ制御装置にて、タレットのクランプを行った場合、
クランプのみをすることは可能であるが、タレットなど
のクランプの場合はクランプした状態で切削などが行わ
れ、クランプのための押し付ける力と反対方向の反力が
加えられる。この反力がタレットのためにクランプを押
し付けるトルク量よりも小さいうちは、一定トルク量を
制御するサーボ制御装置によってタレットをクランプす
ることが可能であるが、切削中に何らかの原因によっ
て、設定された押し付けトルク量以上の反力が加わった
場合は、タレットはクランプが不可能なアンクランプ位
置まで押し戻されてしまう。また、この押し付けトルク
量を上回る反力が加わっている間は、タレットは元の位
置に戻ることができず、アンクランプ状態が続いてしま
うという問題があった。また、一定トルク量を制御する
トルク一定制御時に、位置指令が与えられた場合には、
位置ドループがマイナス方向に行くとトルクが弱まり、
安定したクランプを行うことはできなかった。この発明
は、かかる問題点を解決するためになされたもので、安
定したクランプを行うことができるサーボ制御装置を得
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるサーボ
制御装置においては、サーボモータによって駆動される
制御対象のクランプ位置からの押し戻しの発生を検知す
る押し戻し検出手段と、前記押し戻し検出手段の検出結
果に基づき、押し戻しが発生していない場合に予め定め
られたトルク量を出力し、前記押し戻し検出手段が押し
戻しを検出した場合に、前記予め定められたトルク量か
らさらに押し戻し量に応じてトルク量を増加させたトル
ク量を出力するトルク量指令手段と、前記トルク量指令
手段によって出力されたトルク量に基づいて、前記サー
ボモータを駆動する駆動手段と、を備えたものである。
【0005】また、前記制御対象の位置を検出する位置
検出器と、前記制御対象のクランプ位置を指令する位置
指令生成部と、を備え、前記押し戻し検出手段は、前記
位置検出器によって検出された位置と前記クランプ位置
との差を示す位置ドループの符号を検出し、前記位置ド
ループの符号と前記サーボモータに基づいて、押し戻し
の発生を検知し、制御対象を押し付ける方向と前記位置
ドループの符号とが反対となったことを検出した場合
に、押し戻しが発生したことを検知するものである。
【0006】また、前記位置ドループに基づいて、前記
制御対象を動かす速度を指示する速度指令を作成する速
度指令作成手段と、前記速度指令作成手段が作成した速
度指令を、前記押し戻し検出手段が押し戻しの発生を検
出した場合に、前記押し戻し検出手段が押し戻しの発生
を検出しなかった場合と比べて増加させて出力する速度
制御部を備え、前記トルク量指令手段は、前記速度制御
部が出力した速度指令に基づき、この速度指令が増加す
るに従い前記トルク量をさらに増加させて出力するもの
である。
【0007】また、前記制御対象の位置を検出する位置
検出器と、前記制御対象のクランプ位置を指令する位置
指令生成部と、を備え、前記押し戻し検出手段は、前記
位置検出器によって検出された位置と前記クランプ位置
との差を示す位置ドループの符号に基づいて、押し戻し
の発生を検知し、前記トルク量指令手段は、前記位置ド
ループに基づいて前記位置ドループに比例したトルク量
を算出するトルク量算出手段と、押し戻しが発生した時
に前記トルク量算出手段が算出したトルク量を保持する
ホールディング手段と、前記予め定められたトルク量を
記憶するトルクオフセット補正量記憶手段と、前記押し
戻し検出手段が押し戻しの発生を検知した場合に、前記
トルク量算出手段によって算出されたトルク量と前記ホ
ールディング手段に保持されたトルク量との差を、前記
予め定められたトルク量に加えて出力し、前記押し戻し
検出手段が押し戻しの発生を検知しなかった場合に、前
記予め定められたトルク量を出力するトルク量補正手段
と、を備えたものである。
【0008】また、前記制御対象が複数ある場合に、そ
れら複数の制御対象の切り替えを指示する切り替え指示
手段と、前記トルク量算出手段は、前記切り替え指示手
段からの指示に基づいて、切り替え時に出力するトルク
量を抑制し、切り替え時から予め定められた時間を掛け
て徐々に、抑制したトルク量から前記位置ドループに比
例したトルク量にまで、出力するトルク量を増加させて
行くものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1であるサーボ制御装置の機能ブロック図で
ある。図1において、11はクランプ位置として位置指
令101を出力する位置指令生成部、AD1は位置指令
101から位置フィードバック102を減算した値を位
置ドループとして出力する加算器、12は速度偏差信号
106に位置ループゲインKp係数を掛けることにより速
度指令104を求め、この速度指令104を出力する速
度指令作成手段、AD2は速度指令104から速度フィ
ードバック105を減算し、速度偏差信号106として
出力する加算器、13は速度偏差信号106に速度ルー
プゲインKvpの係数を掛けて出力するトルク指令算出手
段である。14は速度偏差信号106を積分して出力す
る速度積分手段、AD3は速度積分手段14によって積
分された値とトルク指令算出手段13の出力値を加算し
トルク指令値107として出力する加算器である。15
は速度積分項を有効、無効にするスイッチ回路、16は
トルク指令算出手段13、速度積分手段14、及びスイ
ッチ回路15からなり、速度偏差信号106に基づいた
トルク指令107を出力する速度制御部である。
【0010】17はトルク指令107のサンプリングを
行うサンプリング回路、18は、スイッチ回路19によ
りトルク指令値107が入力された瞬間のトルク指令値
107を持続的に記憶し、出力するホールディング回路
である。ここで、サンプル回路17及びホールディング
回路18は、スイッチ回路19により選択されていない
ときは、値を出力せず、選択されているときにのみ加算
器AD4に値を出力する。19はセレクタ21からの切
替え制御信号に基づいて、サンプリング回路17又はホ
ールディング回路18のいずれかを選択し、選択した回
路にトルク指令107を出力するスイッチ回路、AD4
はトルク指令107からサンプル回路17若しくはホー
ルド回路18から出力されたトルク指令を減算する加算
器、20は、サンプル回路17、ホールディング回路1
8、及びスイッチ回路19を含み、速度制御部16から
受け取ったトルク指令107を補正するトルク指令補正
回路である。21は位置ドループ103の符号に応じ
て、スイッチ18を切り替える切替え信号を出力するセ
レクタ回路である。
【0011】22はクランプに必要な押し付けトルク量
が予め設定されたトルクオフセット補正量記憶回路、A
D5はトルク指令補正回路20から出力された補正後の
トルク指令108とトルクオフセット補正量記憶回路2
2に記憶されたトルク量とを加算し、加算後のトルク量
を出力する加算回路、23は加算回路AD5から出力さ
れた加算後のトルク量に基づいて、この加算後のトルク
量に基づいた電圧指令を出力する電流制御部、24は電
流制御部23が出力した電圧指令に基づいて、サーボモ
ータ25へ供給する電力を制御する電力増幅回路、25
はこの電力増幅回路24からの電力によって駆動されク
ランプ動作を行うサーボモータ、26はサーボモータに
よって動かされた制御対象物の位置を検出し、位置フィ
ードバック102として出力する位置検出器、27は位
置フィードバック102を微分し、速度フィードバック
105として出力する微分器である。30は、速度指令
作成手段12、速度制御部16、トルク指令補正回路、
セレクタ21、トルクオフセット量記憶回路24、電流
制御部23、電力増幅回路24、位置検出器26、微分
器27、及び、加算器AD1〜AD5を含むサーボ制御
装置である。
【0012】この実施の形態において、セレクタ回路2
1は押し戻し検出手段であり、トルク指令算出手段1
3、トルク指令補正回路20、トルクオフセット補正量
記憶回路22、及び加算器AD5は、トルク量指令手段
である。ここで、トルク指令算出手段13はトルク量算
出手段であり、ホールディング回路18はホールディン
グ手段であり、トルクオフセット補正量記憶回路22は
トルクオフセット補正量記憶手段、スイッチ回路19及
び加算器AD4はトルク量補正手段である。電流制御部
23及び電力増幅回路24は駆動手段である。
【0013】次に、動作について説明する。まず、通常
の位置制御について説明する。加算器AD1が位置指令
生成部11から出力される位置指令101から位置フィ
ードバック102を減算して、位置ドループ103を作
成する。速度指令作成手段12は、位置ドループ103
を元に速度指令104を作成する。加算器AD2は、速
度指令104から速度フィードバック105を減算し
て、速度偏差信号106を作成する。速度制御部16
は、速度偏差信号106を元にトルク指令107を作成
する。ここで通常の位置制御の場合には、セレクタ回路
21は、スイッチ回路19をサンプル回路17及びホー
ルディング回路18のいずれにもトルク指令107が入
力されないように切替え信号を出力する。
【0014】従って、加算器AD4のマイナス極側には
0が入力される。そのため、トルク指令補正回路20は
トルク指令107を補正せず、補正後のトルク指令10
8として、トルク指令107の値をそのまま出力する。
電流制御部23は、補正後のトルク指令108から電圧
指令を作成し、電力増幅回路24でこの電圧指令よりモ
ータを制御するのに適した形態の電力に変換する。最終
的に、電力増幅回路24は出力された電力にてサーボモ
ータ25を駆動する。
【0015】以上のように位置制御では位置指令101
と位置フィードバック102より位置ドループ103を
作成し、位置ドループ103を0に収束させるようなト
ルク指令107を速度制御部16が作成している。
【0016】また、サーボモータ25の駆動においては
図示していない電流ループにより出力電流をフィードバ
ックして、電流制御部23でモータ出力トルクを内部ク
ランプ値以下のレベルに制御する。
【0017】また、従来の一定トルク量を制御するため
のサーボ制御装置では、位置指令が0である停止時に
は、サンプリング回路17にてサンプリングされたトル
ク指令をトルク指令補正回路にて補正し、その後トルク
オフセット補正量を加算することによって一定のトルク
指令を出力する。
【0018】次に、この実施の形態におけるクランプを
行うためのサーボ制御装置の動作について説明する。速
度偏差信号106を基にトルク指令107を作成する速
度制御部16では、クランプを行うためのサーボ制御時
には、スイッチ15にて速度積分項14を無効にする。
これにより、外乱などによって位置ドループ103が変
動した場合に、速度積分項14によりトルク指令107
が急激に変動することを防ぎ、安定した押し付けトルク
量を出力することが可能となる。ここで、速度積分項が
無効である場合には、加算器AD3は、トルク指令算出
手段13が出力した値をそのままトルク指令107とし
て出力する。
【0019】制御対象物がクランプ位置で停止した状態
であり、かつ、位置ドループ103の符号が制御対象物
の押し付ける方向と一致している場合、セレクタ回路2
1は、切替え信号を出力し、この切替え信号を受けたス
イッチ回路19は、スイッチをサンプリング回路17側
に切り替える。すると、サンプリング回路17によって
サンプリングされたトルク指令107がそのまま加算器
AD4に出力され、加算器AD4には、プラス端子とマイ
ナス端子に同じ値、すなわちトルク指令107が入力さ
れるため、加算器AD4は補正後のトルク指令として0
を出力する。
【0020】従って、加算器AD5からは、トルクオフ
セット補正量記憶回路22に記憶されたトルクオフセッ
ト補正量そのものが電流制御部23へ出力される。すな
わち、トルク指令補正回路20にて補正された補正後の
トルク指令108にトルクオフセット補正量を加算する
ことにより、電流制御部23に入力されるトルク指令は
トルクオフセット補正量分のみとなり、任意に設定した
一定トルク量にてクランプすることが可能となる。ここ
で、クランプに必要なトルク量は、トルクオフセット補
正量として任意に設定可能である。
【0021】次に、クランプ位置からアンクランプ位置
に押し戻された場合の動作について説明する。トルクオ
フセット補正量記憶回路22に設定したトルク量以上の
反力が何らかの外乱によって与えられ、クランプ位置か
らアンクランプ位置に押し戻された場合は、位置ドルー
プ103の符号が押し付ける方向と反対となる。位置ド
ループ103の符号が押し付ける方向と反対となったこ
とを検出したセレクタ回路21は切替え信号を出力し、
スイッチ回路19をホールディング回路18側へ切り換
える。すると、ホールディング回路18は、位置ドルー
プ103の符号が反転した瞬間のトルク指令107をホ
ールディングし、ホールディングしたトルク指令を出力
する。
【0022】従って、加算器AD4は、現在のトルク指
令107から位置ドループ103の符号が反転した瞬間
のトルク指令を減算するため、クランプ動作が指令され
たクランプ位置から押し戻された位置量に比例して増加
する補正後のトルク指令値108を出力する。従って、
外力によってアンクランプ位置に戻された場合、アンク
ランプ位置へ戻された分の位置ドループ量に比例した補
正後のトルク指令108が発生する。このとき、トルク
指令補正回路20は位置ドループ103の符号が反転し
た瞬間のトルク指令をホールドしており、その値のみを
減算するため、トルク指令補正回路20によって位置ド
ループ103に比例したトルク指令108が作成され、
その後、加算器AD5によりトルクオフセット補正量が
加算されトルク指令として電流制御部23へ出力され
る。
【0023】以上の動作によりクランプを行うためのサ
ーボ制御部より作成されるトルク指令と位置ドループ1
03の関係を、図2、図3に示す。図2及び図3におい
て、縦軸はサーボモータ25に発生する発生トルクを表
し、横軸は位置ドループ103を表している。ここで、
図2及び図3に示された次元(a)は、上述の位置ドル
ープ103の符号が制御対象物の押し付ける方向と一致
している場合の状態を示しており、次元(b)は上述の
位置ドループ103の符号が押し付ける方向と反対とな
った場合の状態を表している。なお、この実施の形態1
のクランプを行うためのサーボ制御装置において、設定
によって、トルク指令と位置ドループの関係は図2、図
3のどちらかを選択することが可能である。
【0024】上述のクランプを行うためのサーボ制御装
置を用いたタレットクランプのシステム構成を図4に示
す。油圧シリンダをクランプを行うためのサーボ制御装
置30に置き換えた実施形態である。図4において、図
1と同一の符号は同一又は相当の部分を表しており、5
1は刃物台、55はクランプを行うためのサーボ制御装
置30を制御する数値制御装置、56はボールネジ、5
7a、57bはタレットをクランプするためのクラッチ
である。
【0025】このシステム構成では、クランプを行うた
めのサーボ制御装置30はその上位コントローラである
数値制御装置55に制御されており、位置指令101は
数値制御装置55からサーボ制御装置30へ与えられ
る。クランプを行うためのサーボ制御装置30はサーボ
モータ25を制御する。サーボモータ25は回転動力を
ボールネジ56に伝達し、ボールネジ56にギヤで連結
されたクラッチ57aを57bに移動させることによっ
て、タレットをクランプする。
【0026】この実施の形態1によれば、クランプ動作
時に、正常にクランプしている場合には一定のトルクで
クランプし、異常が発生した場合に、クランプが押し戻
された量に比例してトルクが増加するため、アンクラン
プになることを抑制し、安定したクランプを実現するこ
とができる。
【0027】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるサーボ制御装置の機能ブロック図である。図
5において図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表
す。15aは、セレクタ回路21の切替え信号に基づい
て、速度積分回路14の有効無効を切り換えるスイッチ
回路である。
【0028】次にこの実施の形態2の動作について説明
する。外乱によってアンクランプ位置に押し戻されたと
き、クランプ対象によってはより俊敏にクランプ位置に
戻る必要がある。本実施の形態2ではそのような場合
に、セレクタ回路21によって速度積分回路14の有
効、無効を切り替えるスイッチ15aを切り替えること
によって、アンクランプ位置に押しやられ位置ドループ
103の符号が反転した場合に、速度積分回路14を有
効にする。この切替えは、スイッチ回路19と同じ切り
替え信号を使用しているため、スイッチ回路19と同様
に行われ、位置ドループ103の符号が制御対象物の押
し付ける方向と一致している場合に速度積分回路14が
無効になり、位置ドループ103の符号が押し付ける方
向と反対となった場合に、速度積分手段14が有効にな
る。
【0029】この実施の形態2によれば、トルク指令1
07は速度偏差信号106にトルク指令算出手段13の
出力値と、速度積分手段14が作用した積分値信号の和
となり、クランプ位置への収束が早くなる。
【0030】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3であるサーボ制御装置の機能ブロック図である。図
6において図1と同一の符号は、同一又は相当の部分を
表している。
【0031】28は、図7の数値制御装置55からの制
御対象切り替え信号に基づいて、制御対象切り替え信号
を受けた時点のトルク指令107を保持するとともに、
保持したトルク指令107を設定した時間T0で、徐々
に0に収束させる収束回路である。この実施の形態にお
いて、収束回路28はトルク量算出手段の一部を構成し
ている。また、数値制御装置55は切り替え指示手段で
ある。図7にこの実施の形態3によるクランプを行うた
めのサーボ制御装置30を用いた、タレットを有する刃
物台のシステムの構成を示す。図7において図4と同一
の符号は同一又は相当の部分を表している。58a、5
8bはサーボモータ25の駆動力をボールネジ56に伝
達する歯車機構、59はタレットを回転させるための歯
車、60a、60bはサーボモータ25の駆動力をタレ
ット回転歯車59に伝達するための歯車機構、61はサ
ーボモータ25の駆動力をボールネジ56に伝達する
か、タレット回転歯車59に伝達するかを切り替える駆
動力切り替え機構である。
【0032】図7に示されるシステムは、駆動力切り替
え機構61によって1つのサーボモータ25でタレット
のクランプと回転を行なう。この場合、駆動力切り替え
機構61が図7の実線の位置にあるときは、サーボモー
タ25の駆動力はボールネジ56に伝達され、タレット
のクランプ動作を行なう。駆動力切り替え機構61が図
の点線の位置にあるときはサーボモータ25の駆動力は
タレット回転歯車59に伝達され、タレットの回転動作
を行なう。
【0033】このように、サーボモータ25を駆動する
駆動制御装置はタレットのクランプ時にはクランプを行
うためのサーボ制御、タレットの回転時には位置制御を
行なわなければならない。したがって、機構が切り替わ
る時にクランプを行うためのサーボ制御と位置制御のモ
ードを切り替える必要がある。
【0034】ここで、問題になるのはクランプを行うた
めのサーボ制御から位置制御に切り替わるときで、クラ
ンプを行うためのサーボ制御時には通常一定のトルクで
タレットをクランプすることになるが、機構のガタ、ギ
ヤのバックラッシュなどによって、位置ドループ103
が生じている場合がある。このような状態でクランプを
行うためのサーボ制御から位置制御へモードを切り替え
た場合、クランプを行うためのサーボ制御時に生じてい
た位置ドループ103を0にするためのトルク指令が急
峻に働き、機構に負荷をかけたり、振動を生じさせたり
する。
【0035】この実施の形態3では制御モードが切り替
わる瞬間に、スイッチ回路19によってホールディング
回路18に切り替えられる。このホールディング回路1
8にホールドされたトルク指令はクランプを行うための
サーボ制御時に生じていた位置ドループ103により生
じたトルク指令値107を含んでいる。また、零収束回
路28は、制御モードが切り替わる瞬間、数値制御装置
55から制御対象切り替え信号を受け取る。そして、ホ
ールディング回路18がホールドしたトルク指令を記憶
し、この記憶したトルク指令を図8に示す収束時間t=0
のときのホールド値Tholdとして出力する。このホ
ールド値Tholdによってトルク指令補正回路20は
クランプを行うためのサーボ制御時の位置ドループ10
3によるトルク指令を一時無効にする。すなわち、加算
器AD4で、トルク指令107がホールド値Thold
によって相殺されるので、補正後のトルク指令108が
0になる。
【0036】その後、図8に示したように、零収束回路
28は出力する値を次第に0に近づけていく。そのた
め、加算器AD4でトルク指令107から減算される値
が減り、補正後のトルク指令108は、収束時間がT=0
からT=T0に成るまで次第に増加していく。従って、制御
モードを切り替えるとき、例えば、ボールネジ56の回
転制御からタレットの回転制御に移るとき、補正後のト
ルク指令108の急激な変化を抑制することができ、機
構に負荷をかけたり、振動を生じさせたりすることや、
故障を抑制することができる。
【0037】ここで、零収束回路28は、2つの記憶手
段を有している。一つは、制御モードが切り替わったと
きのトルク指令107をホールド値Tholdとして記
憶するホールド値記憶手段、もう一つは、ホールド値T
holdを零に収束するまでに要する時間T0を外部か
ら任意に設定可能に記憶する収束時間記憶手段である。
これらの手段は、例えば、一般的な記憶メモリによって
実現することができる。零収束回路28は図9に示すよ
うに、ホールドしたトルク指令値Tholdを収束時間
T0で0にするようホールド値を収束させる。この関数
の傾きThold/T0を設定することによって、零収
束回路28の収束動作時間を任意に設定することが可能
である。特に、制御対象、制御内容により、許容される
トルクは変わるため、制御対象、若しくは制御内容に応
じて、ホールド値Tholdを零に収束するまでに要す
る時間T0をホールド値記憶手段に記憶することがで
き、良好な制御を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0039】サーボモータによって駆動される制御対象
のクランプ位置からの押し戻しの発生を検知する押し戻
し検出手段と、前記押し戻し検出手段の検出結果に基づ
き、押し戻しが発生していない場合に予め定められたト
ルク量を出力し、前記押し戻し検出手段が押し戻しを検
出した場合に、前記予め定められたトルク量からさらに
押し戻し量に応じてトルク量を増加させたトルク量を出
力するトルク量指令手段と、前記トルク量指令手段によ
って出力されたトルク量に基づいて、前記サーボモータ
を駆動する駆動手段と、を備えたため、安定したクラン
プを行うことができる。
【0040】また、前記制御対象の位置を検出する位置
検出器と、前記制御対象のクランプ位置を指令する位置
指令生成部と、を備え、前記押し戻し検出手段は、前記
位置検出器によって検出された位置と前記クランプ位置
との差を示す位置ドループの符号を検出し、前記位置ド
ループの符号と前記サーボモータに基づいて、押し戻し
の発生を検知し、制御対象を押し付ける方向と前記位置
ドループの符号とが反対となったことを検出した場合
に、押し戻しが発生したことを検知するため、安定した
クランプを行うことができる。
【0041】また、前記位置ドループに基づいて、前記
制御対象を動かす速度を指示する速度指令を作成する速
度指令作成手段と、前記速度指令作成手段が作成した速
度指令を、前記押し戻し検出手段が押し戻しの発生を検
出した場合に、前記押し戻し検出手段が押し戻しの発生
を検出しなかった場合と比べて増加させて出力する速度
制御部を備え、前記トルク量指令手段は、前記速度制御
部が出力した速度指令に基づき、この速度指令が増加す
るに従い前記トルク量をさらに増加させて出力するた
め、強い保持力を発揮し、アンクランプをより抑制する
ことができる。
【0042】また、前記制御対象の位置を検出する位置
検出器と、前記制御対象のクランプ位置を指令する位置
指令生成部と、を備え、前記押し戻し検出手段は、前記
位置検出器によって検出された位置と前記クランプ位置
との差を示す位置ドループの符号に基づいて、押し戻し
の発生を検知し、前記トルク量指令手段は、前記位置ド
ループに基づいて前記位置ドループに比例したトルク量
を算出するトルク量算出手段と、押し戻しが発生した時
に前記トルク量算出手段が算出したトルク量を保持する
ホールディング手段と、前記予め定められたトルク量を
記憶するトルクオフセット補正量記憶手段と、前記押し
戻し検出手段が押し戻しの発生を検知した場合に、前記
トルク量算出手段によって算出されたトルク量と前記ホ
ールディング手段に保持されたトルク量との差を、前記
予め定められたトルク量に加えて出力し、前記押し戻し
検出手段が押し戻しの発生を検知しなかった場合に、前
記予め定められたトルク量を出力するトルク量補正手段
と、を備えたため、安定したクランプを行うことができ
る。
【0043】また、前記制御対象が複数ある場合に、そ
れら複数の制御対象の切り替えを指示する切り替え指示
手段と、前記トルク量算出手段は、前記切り替え指示手
段からの指示に基づいて、切り替え時に出力するトルク
量を抑制し、切り替え時から予め定められた時間を掛け
て徐々に、抑制したトルク量から前記位置ドループに比
例したトルク量にまで、出力するトルク量を増加させて
行くため、切り替え時に急激なトルクがかかることを抑
制し、動作が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるサーボ制御
装置の機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における位置ドルー
プと発生トルクの関係を示すグラフである。
【図3】 この発明の実施の形態1における位置ドルー
プと発生トルクの関係を示すグラフである。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるタレットク
ランプシステムの機能ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるサーボ制御
装置の機能ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3におけるサーボ制御
装置の機能ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるタレットク
ランプシステムの機能ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における収束時間と
ホールド値の関係を示すグラフである。
【図9】 従来の技術における位置ドループと発生トル
クの関係を示すグラフである。
【図10】 従来の技術における位置ドループと発生ト
ルクの関係を示すグラフである。
【図11】 従来の技術における位置ドループと発生ト
ルクの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 位置指令生成部、 12 速度指令作成手段、
13 トルク指令算出手段、 15 スイッチ回路、
16 速度制御部、 サンプリング回路、 18 ホー
ルディング回路、 19 スイッチ回路、 20 トル
ク指令補正回路、 21 セレクタ回路、 22 トル
クオフセット補正量記憶回路、 23電流制御部、 2
4 電力増幅回路、 25 サーボモータ、 26 位
置検出器、 30 サーボ制御装置、 51 刃物台、
56 ボールネジ、 57a、b クラッチ、 58
a,b 歯車機構、 59 歯車、60 切り替え機
構、 60a,b 歯車機構

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータによって駆動されクランプ
    動作を行うクラッチと、 切削中に加わった反力による、上記クラッチ のクランプ
    位置からの押し戻しの発生を検知する押し戻し検出手段
    と、前記クラッチによりクランプ動作が行われている場合
    に、 前記押し戻し検出手段の検出結果に基づき、押し戻
    しが発生していない場合に予め定められたトルク量を出
    力し、前記押し戻し検出手段が押し戻しを検出した場合
    に、前記予め定められたトルク量からさらに押し戻し量
    に応じてトルク量を増加させたトルク量を出力するトル
    ク量指令手段と、 前記トルク量指令手段によって出力されたトルク量に基
    づいて、前記サーボモータを駆動する駆動手段と、 を備えたサーボ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御対象の位置を検出する位置検出
    器と、 前記クラッチのクランプ位置を指令する位置指令生成部
    と、 を備え、 前記押し戻し検出手段は、前記位置検出器によって検出
    された位置と前記クランプ位置との差を示す位置ドルー
    プの符号を検出し、前記位置ドループの符号と前記サー
    ボモータに基づいて、押し戻しの発生を検知し、制御対
    象を押し付ける方向と前記位置ドループの符号とが反対
    となったことを検出した場合に、押し戻しが発生したこ
    とを検知する請求項1に記載のサーボ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記クラッチのクラン
    プ動作と回転動作とを行うとともに、前記クランプ動作
    時のサーボ制御の駆動モードと回転時の位置制御の駆動
    モードとを切り替えて駆動することを特徴とする請求項
    1に記載のサーボ制御装置。
  4. 【請求項4】 サーボモータによって駆動される制御対
    象のクランプ位置からの押し戻しの発生を検知する押し
    戻し検出手段と、 前記押し戻し検出手段の検出結果に基づき、押し戻しが
    発生していない場合に予め定められたトルク量を出力
    し、前記押し戻し検出手段が押し戻しを検出した 場合
    に、前記予め定められたトルク量からさらに押し戻し量
    に応じてトルク量を増加させたトルク量を出力するトル
    ク量指令手段と、 前記トルク量指令手段によって出力されたトルク量に基
    づいて、前記サーボモータを駆動する駆動手段と、 前記位置ドループに基づいて、前記制御対象を動かす速
    度を指示する速度指令を作成する速度指令作成手段と、 前記速度指令作成手段が作成した速度指令を、前記押し
    戻し検出手段が押し戻しの発生を検出した場合に、前記
    押し戻し検出手段が押し戻しの発生を検出しなかった場
    合と比べて増加させて出力する速度制御部を備え、 前記トルク量指令手段は、前記速度制御部が出力した速
    度指令に基づき、この速度指令が増加するに従い前記ト
    ルク量をさらに増加させて出力することを特徴とするサ
    ーボ制御装置。
  5. 【請求項5】 サーボモータによって駆動される制御対
    象のクランプ位置からの押し戻しの発生を検知する押し
    戻し検出手段と、 前記押し戻し検出手段の検出結果に基づき、押し戻しが
    発生していない場合に予め定められたトルク量を出力
    し、前記押し戻し検出手段が押し戻しを検出した場合
    に、前記予め定められたトルク量からさらに押し戻し量
    に応じてトルク量を増加させたトルク量を出力するトル
    ク量指令手段と、 前記トルク量指令手段によって出力されたトルク量に基
    づいて、前記サーボモータを駆動する駆動手段と、 前記制御対象の位置を検出する位置検出器と、 前記制御対象のクランプ位置を指令する位置指令生成部
    と、 を備え、 前記押し戻し検出手段は、前記位置検出器によって検出
    された位置と前記クランプ位置との差を示す位置ドルー
    プの符号に基づいて、押し戻しの発生を検知し、 前記トルク量指令手段は、 前記位置ドループに基づいて前記位置ドループに比例し
    たトルク量を算出するトルク量算出手段と、 押し戻しが発生した時に前記トルク量算出手段が算出し
    たトルク量を保持するホールディング手段と、 前記予め定められたトルク量を記憶するトルクオフセッ
    ト補正量記憶手段と、 前記押し戻し検出手段が押し戻しの発生を検知した場合
    に、前記トルク量算出手段によって算出されたトルク量
    と前記ホールディング手段に保持されたトルク量との差
    を、前記予め定められたトルク量に加えて出力し、前記
    押し戻し検出手段が押し戻しの発生を検知しなかった場
    合に、前記予め定められたトルク量を出力するトルク量
    補正手段と、を備えたことを特徴とするサーボ制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御対象が複数ある場合に、それら
    複数の制御対象の切り替えを指示する切り替え指示手段
    と、 前記トルク量算出手段は、前記切り替え指示手段からの
    指示に基づいて、切り替え時に出力するトルク量を抑制
    し、切り替え時から予め定められた時間を掛けて徐々
    に、抑制したトルク量から前記位置ドループに比例した
    トルク量にまで、出力するトルク量を増加させて行くこ
    とを特徴とする請求項に記載のサーボ制御装置。
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