JP3430213B2 - ソフトクリーナ及びクリーニング方法 - Google Patents
ソフトクリーナ及びクリーニング方法Info
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- JP3430213B2 JP3430213B2 JP02770698A JP2770698A JP3430213B2 JP 3430213 B2 JP3430213 B2 JP 3430213B2 JP 02770698 A JP02770698 A JP 02770698A JP 2770698 A JP2770698 A JP 2770698A JP 3430213 B2 JP3430213 B2 JP 3430213B2
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- probe
- needle
- soft
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトクリーナ及
びクリーニング方法に関し、更に詳しくは半導体ウエハ
(以下、単に「ウエハ」と称す。)等の被検査体の電気
的特性検査を行う際に用いられる探針の針先の付着物を
除去するソフトクリーナ及びクリーニング方法に関す
る。
びクリーニング方法に関し、更に詳しくは半導体ウエハ
(以下、単に「ウエハ」と称す。)等の被検査体の電気
的特性検査を行う際に用いられる探針の針先の付着物を
除去するソフトクリーナ及びクリーニング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ウエハの電気的特性検査を行う場合に、
検査装置として例えばプローブ装置が用いられる。プロ
ーブ装置10は、例えばウエハに形成された個々のチッ
プの電気的検査を行う際に用いられる検査装置で、例え
ば図3に示すように構成されている。このプローブ装置
10は、同図に示すように、カセットC内に収納された
ウエハWを搬送するローダ部11と、このローダ部11
内に配設された搬送機構(図示せず)を介して搬送され
たウエハWを検査するプローバ部12と、このプローバ
部12及びローダ部11を制御するコントローラ13
と、このコントローラ13を操作する操作パネルを兼ね
る表示装置14とを備えて構成されている。
検査装置として例えばプローブ装置が用いられる。プロ
ーブ装置10は、例えばウエハに形成された個々のチッ
プの電気的検査を行う際に用いられる検査装置で、例え
ば図3に示すように構成されている。このプローブ装置
10は、同図に示すように、カセットC内に収納された
ウエハWを搬送するローダ部11と、このローダ部11
内に配設された搬送機構(図示せず)を介して搬送され
たウエハWを検査するプローバ部12と、このプローバ
部12及びローダ部11を制御するコントローラ13
と、このコントローラ13を操作する操作パネルを兼ね
る表示装置14とを備えて構成されている。
【0003】また、上記ローダ部11にはサブチャック
(図示せず)が配設され、このサブチャックを介してオ
リエンテーションフラットを基準にしたウエハWのプリ
アライメントを行い、搬送機構を介してプリアライメン
ト後のウエハWをプローバ部12へ搬送するようになっ
ている。
(図示せず)が配設され、このサブチャックを介してオ
リエンテーションフラットを基準にしたウエハWのプリ
アライメントを行い、搬送機構を介してプリアライメン
ト後のウエハWをプローバ部12へ搬送するようになっ
ている。
【0004】また、プローバ部12には、ウエハWを載
置するX、Y、Z及びθ方向に移動可能なメインチャッ
ク15と、このメインチャック15上に載置されたウエ
ハWを検査位置に正確にアライメントするアライメント
ブリッジ16A等を有するアライメント機構16と、ア
ライメント機構16によりアライメントされたウエハW
の電気的検査を行うためのプローブ針17Aを有するプ
ローブカード17とが配設されている。そして、プロー
ブカード17はプローバ部12の天面に対して開閉可能
なヘッドプレート18の中央の開口部にインサートリン
グ18Aを介して固定されている。また、プローバ部1
2にはテストヘッド19が旋回可能に配設され、プロー
バ部12上に旋回したテストヘッド19を介してプロー
ブカード17とテスタ(図示せず)間を電気的に接続
し、テスタからの所定の信号をプローブカード17を介
してメインチャック15上のウエハWにおいて授受し、
ウエハWに形成された複数のチップの電気的検査をテス
タによって順次行うようにしている。
置するX、Y、Z及びθ方向に移動可能なメインチャッ
ク15と、このメインチャック15上に載置されたウエ
ハWを検査位置に正確にアライメントするアライメント
ブリッジ16A等を有するアライメント機構16と、ア
ライメント機構16によりアライメントされたウエハW
の電気的検査を行うためのプローブ針17Aを有するプ
ローブカード17とが配設されている。そして、プロー
ブカード17はプローバ部12の天面に対して開閉可能
なヘッドプレート18の中央の開口部にインサートリン
グ18Aを介して固定されている。また、プローバ部1
2にはテストヘッド19が旋回可能に配設され、プロー
バ部12上に旋回したテストヘッド19を介してプロー
ブカード17とテスタ(図示せず)間を電気的に接続
し、テスタからの所定の信号をプローブカード17を介
してメインチャック15上のウエハWにおいて授受し、
ウエハWに形成された複数のチップの電気的検査をテス
タによって順次行うようにしている。
【0005】ところで、ウエハWの検査を行う時には、
例えば駆動機構を介してメインチャック15を移動させ
メインチャック15上のウエハWとプローブ針17Aと
のアライメントを行った後、メインチャック15を上方
へオーバドライブさせ、ウエハWの電極パッド(例えば
アルミニウムによって形成されている)表面に形成され
た自然酸化膜(酸化アルミニウムからなる)等をプロー
ブ針17Aによって削り取り、プローブ針17Aと電極
パッドとを確実に電気的に接触させてウエハWの検査を
行うようにしている。そして、図4に示すようにプロー
ブ針17Aによる電極パッドPの接触繰り返して検査し
ていると、プローブ針17Aには絶縁性を有する酸化ア
ルミニウムOが付着し、その後の検査に支障を来すこと
がある。
例えば駆動機構を介してメインチャック15を移動させ
メインチャック15上のウエハWとプローブ針17Aと
のアライメントを行った後、メインチャック15を上方
へオーバドライブさせ、ウエハWの電極パッド(例えば
アルミニウムによって形成されている)表面に形成され
た自然酸化膜(酸化アルミニウムからなる)等をプロー
ブ針17Aによって削り取り、プローブ針17Aと電極
パッドとを確実に電気的に接触させてウエハWの検査を
行うようにしている。そして、図4に示すようにプロー
ブ針17Aによる電極パッドPの接触繰り返して検査し
ていると、プローブ針17Aには絶縁性を有する酸化ア
ルミニウムOが付着し、その後の検査に支障を来すこと
がある。
【0006】そこで、例えば図5に示すようにメインチ
ャック15から側方に突出させた取付台15Aに研磨板
20を取り付け、この研磨板20によりプローブ針17
Aの針先をクリーニングしている。即ち、プローブ針1
7Aの針先と研磨板20とを接触させ、メインチャック
15を上下動させてプローブ針17Aを研磨することに
より針先の付着物を除去している。
ャック15から側方に突出させた取付台15Aに研磨板
20を取り付け、この研磨板20によりプローブ針17
Aの針先をクリーニングしている。即ち、プローブ針1
7Aの針先と研磨板20とを接触させ、メインチャック
15を上下動させてプローブ針17Aを研磨することに
より針先の付着物を除去している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クリーニング方法の場合には、研磨板20によりプロー
ブ針17Aを圧接、研磨し、針先の付着物(電極パッド
の削り屑等)を除去しても、必ずしも針先全体を研磨で
きるとは限らず、針先に削り屑等が却って剥離し易い状
態で残り、ひいては針先の残留物が検査時に針先から剥
離し、チップを汚染する虞があった。また、針先の研磨
後に削り屑等が研磨板20上に残り、あるいは研磨板2
0の砥粒が研磨板20から剥離し、これらがパーティク
ルの発生源になるという課題があった。しかも、今後、
チップが益々超微細化すると、僅かとは云え上述のパー
ティクルのチップに対する影響が益々大きくなる。
クリーニング方法の場合には、研磨板20によりプロー
ブ針17Aを圧接、研磨し、針先の付着物(電極パッド
の削り屑等)を除去しても、必ずしも針先全体を研磨で
きるとは限らず、針先に削り屑等が却って剥離し易い状
態で残り、ひいては針先の残留物が検査時に針先から剥
離し、チップを汚染する虞があった。また、針先の研磨
後に削り屑等が研磨板20上に残り、あるいは研磨板2
0の砥粒が研磨板20から剥離し、これらがパーティク
ルの発生源になるという課題があった。しかも、今後、
チップが益々超微細化すると、僅かとは云え上述のパー
ティクルのチップに対する影響が益々大きくなる。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、プローブ針等の探針の針先の付着物を簡単
且つ確実に除去することができ、しかも、付着物に起因
したパーティクルの発生を防止することができるソフト
クリーナ及びクリーニング方法を提供することを目的と
している。
れたもので、プローブ針等の探針の針先の付着物を簡単
且つ確実に除去することができ、しかも、付着物に起因
したパーティクルの発生を防止することができるソフト
クリーナ及びクリーニング方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のソフトクリーナは、探針を突き刺して針先の付着物を
除去するクリーナ層を有するソフトクリーナであって、
上記クリーナ層は、ゴムからなる基剤と、この基剤中に
分散する砥粒とからなることを特徴とするものである。
のソフトクリーナは、探針を突き刺して針先の付着物を
除去するクリーナ層を有するソフトクリーナであって、
上記クリーナ層は、ゴムからなる基剤と、この基剤中に
分散する砥粒とからなることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項2に記載のソフトク
リーナは、探針を突き刺して針先の付着物を除去するク
リーナ層を有するソフトクリーナであって、上記クリー
ナ層は、ゴムからなる基剤と、この基剤中に分散する砥
粒とからなり、上記クリーナ層上にゴム薄膜を設けたこ
とを特徴とするものである。
リーナは、探針を突き刺して針先の付着物を除去するク
リーナ層を有するソフトクリーナであって、上記クリー
ナ層は、ゴムからなる基剤と、この基剤中に分散する砥
粒とからなり、上記クリーナ層上にゴム薄膜を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項3に記載のソフトク
リーナは、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記クリーナ層を基板表面に設けたことを特徴とす
るものである。
リーナは、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記クリーナ層を基板表面に設けたことを特徴とす
るものである。
【0012】また、本発明の請求項4に記載のソフトク
リーナは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
発明において、上記基剤と上記砥粒との配合比(基剤/
充填剤)が4/6〜3/7であることを特徴とするもの
である。また、本発明の請求項5に記載のソフトクリー
ナは、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明
において、上記砥粒は、3〜15μmの粒径を有するこ
とを特徴とするものである。
リーナは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
発明において、上記基剤と上記砥粒との配合比(基剤/
充填剤)が4/6〜3/7であることを特徴とするもの
である。また、本発明の請求項5に記載のソフトクリー
ナは、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明
において、上記砥粒は、3〜15μmの粒径を有するこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項6に記載のクリーニ
ング方法は、ゴムからなる基剤中に砥粒を分散させたク
リーナ層に探針を突き刺して探針の針先の付着物を除去
することを特徴とするものである。
ング方法は、ゴムからなる基剤中に砥粒を分散させたク
リーナ層に探針を突き刺して探針の針先の付着物を除去
することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2に示す実施形
態に基づいて本発明を説明する。まず、本実施形態のソ
フトクリーナ1は、図1の(a)、(b)に示すよう
に、ゴムからなる基剤2と、この基剤2中に分散する充
填剤3とからなるクリーナ層4と、このクリーナ層4に
より表面が被覆された基板4とを有し、全体として板状
に形成されている。そこで、以下ではソフトクリーナ1
は例えばプローブ装置のプローブ針17Aをクリーニン
グする場合に用いられる。
態に基づいて本発明を説明する。まず、本実施形態のソ
フトクリーナ1は、図1の(a)、(b)に示すよう
に、ゴムからなる基剤2と、この基剤2中に分散する充
填剤3とからなるクリーナ層4と、このクリーナ層4に
より表面が被覆された基板4とを有し、全体として板状
に形成されている。そこで、以下ではソフトクリーナ1
は例えばプローブ装置のプローブ針17Aをクリーニン
グする場合に用いられる。
【0015】上記ゴム2としては、例えば天然ゴム、合
成ゴムのいずれも用いることができ、中でも合成ゴムで
あるシリコンゴムが好ましく用いられる。また、上記充
填剤3は探針を研磨する砥粒となるもので、このような
充填剤3としては、例えばけい砂、ガラスや、アルミ
ナ、カーボランダム(商品名)等のセラミックス等の粉
粒体を好ましく用いることができ、これらの粉粒体はそ
れぞれ単独であるいは二種類以上を混練して用いること
ができる。尚、以下では充填剤3を粉粒体3とも云う。
また、粉粒体3は、例えば3〜15μmの粒径に調整さ
れたものが好ましく、5〜10μmの粒径に調整された
ものがより好ましい。粒径が3μm未満では充填剤3が
砥粒として機能し難くなり、15μmを超えると基剤2
充填剤3との馴染みが悪く、しかも針先を損なう虞があ
る。一方、基板5はゴムとの親和性に優れ、基板から剥
離し難いものが好ましく、例えばシリコンゴムの場合で
あればシリコン基板が好ましい。
成ゴムのいずれも用いることができ、中でも合成ゴムで
あるシリコンゴムが好ましく用いられる。また、上記充
填剤3は探針を研磨する砥粒となるもので、このような
充填剤3としては、例えばけい砂、ガラスや、アルミ
ナ、カーボランダム(商品名)等のセラミックス等の粉
粒体を好ましく用いることができ、これらの粉粒体はそ
れぞれ単独であるいは二種類以上を混練して用いること
ができる。尚、以下では充填剤3を粉粒体3とも云う。
また、粉粒体3は、例えば3〜15μmの粒径に調整さ
れたものが好ましく、5〜10μmの粒径に調整された
ものがより好ましい。粒径が3μm未満では充填剤3が
砥粒として機能し難くなり、15μmを超えると基剤2
充填剤3との馴染みが悪く、しかも針先を損なう虞があ
る。一方、基板5はゴムとの親和性に優れ、基板から剥
離し難いものが好ましく、例えばシリコンゴムの場合で
あればシリコン基板が好ましい。
【0016】上記クリーナ層4におけるゴム2と上記充
填剤3の配合比(ゴム/充填剤)は、例えば5/5〜3
/7が好ましく、4/6〜3/7がより好ましい。配合
比が5/5未満では充填剤を分散させる意義が失われ、
3/7を超えると基剤2と充填剤3との馴染みが悪く、
しかも針先を損なう虞がある。ゴムと充填剤の配合比
は、プローブ針17Aの材質によって変わるため、プロ
ーブ針17Aの材質に適した配合比を適宜選択する必要
がある。例えば、プローブ針17Aの材質がタングステ
ンである場合には、上記配合比は4/6が好ましい。
尚、プローブ針17Aの材質としては、タングステンの
他、例えばパラジウム、ベリリウム等の合金が用いられ
る。また、基板5上に被覆されたクリーナ層4の被膜厚
tは、プローブ針17Aを突き刺して針先の付着物を除
去できる厚さであれば特に制限されないが、一般的には
例えば500〜1000μmが好ましい。
填剤3の配合比(ゴム/充填剤)は、例えば5/5〜3
/7が好ましく、4/6〜3/7がより好ましい。配合
比が5/5未満では充填剤を分散させる意義が失われ、
3/7を超えると基剤2と充填剤3との馴染みが悪く、
しかも針先を損なう虞がある。ゴムと充填剤の配合比
は、プローブ針17Aの材質によって変わるため、プロ
ーブ針17Aの材質に適した配合比を適宜選択する必要
がある。例えば、プローブ針17Aの材質がタングステ
ンである場合には、上記配合比は4/6が好ましい。
尚、プローブ針17Aの材質としては、タングステンの
他、例えばパラジウム、ベリリウム等の合金が用いられ
る。また、基板5上に被覆されたクリーナ層4の被膜厚
tは、プローブ針17Aを突き刺して針先の付着物を除
去できる厚さであれば特に制限されないが、一般的には
例えば500〜1000μmが好ましい。
【0017】上記ソフトクリーナ1を作製する場合に
は、まず、基剤2と充填剤3とを従来公知の方法で混練
してクリーナ層4となる材料を調製する。それには例え
ばシリコンゴムの生ゴムに充填剤3を所定の配合比にな
るまで徐々に添加し、次いで、重合開始剤(例えば、過
酸化ベンゾイル)を触媒として所定量(例えば、生ゴム
に対して1.5〜4%)添加し、充填剤3を十分に分散
させる。そして、充填剤3が十分に馴染むまで熟成期間
をおいてコンパウンドとする。その後、このコンパウン
ドをシリコン基板5上に塗布した後、所定の温度(例え
ば、120℃程度)下でシリコン基板5上のコンパウン
ドに所定の圧力(例えば、70kg/cm2)を10数
分程度加圧成形した後、温度を下げて加圧操作を止め
る。この一連の操作により、コンパウンドの生ゴムが重
合、硬化してシリコンゴムとなり、基剤2であるシリコ
ンゴム中に充填剤3が分散したクリーナ層4がシリコン
基板5の表面を被膜してシリコン基板5と一体化する。
そして、シリコンゴム2の表面には表面が極めて平滑な
スキン被膜2Aが形成される。このスキン被膜2Aは多
少粘着性があり、上述のように付着物を捕捉する機能を
有する。
は、まず、基剤2と充填剤3とを従来公知の方法で混練
してクリーナ層4となる材料を調製する。それには例え
ばシリコンゴムの生ゴムに充填剤3を所定の配合比にな
るまで徐々に添加し、次いで、重合開始剤(例えば、過
酸化ベンゾイル)を触媒として所定量(例えば、生ゴム
に対して1.5〜4%)添加し、充填剤3を十分に分散
させる。そして、充填剤3が十分に馴染むまで熟成期間
をおいてコンパウンドとする。その後、このコンパウン
ドをシリコン基板5上に塗布した後、所定の温度(例え
ば、120℃程度)下でシリコン基板5上のコンパウン
ドに所定の圧力(例えば、70kg/cm2)を10数
分程度加圧成形した後、温度を下げて加圧操作を止め
る。この一連の操作により、コンパウンドの生ゴムが重
合、硬化してシリコンゴムとなり、基剤2であるシリコ
ンゴム中に充填剤3が分散したクリーナ層4がシリコン
基板5の表面を被膜してシリコン基板5と一体化する。
そして、シリコンゴム2の表面には表面が極めて平滑な
スキン被膜2Aが形成される。このスキン被膜2Aは多
少粘着性があり、上述のように付着物を捕捉する機能を
有する。
【0018】次に、上記ソフトクリーナ1を用いた本発
明のクリーニング方法の一実施態様について説明する。
ソフトクリーナ1を例えば図5に示すメインチャック1
5の取付台15A上に取り付けて探針であるプローブ針
17Aをクリーニングする場合について説明する。
明のクリーニング方法の一実施態様について説明する。
ソフトクリーナ1を例えば図5に示すメインチャック1
5の取付台15A上に取り付けて探針であるプローブ針
17Aをクリーニングする場合について説明する。
【0019】プローブ針17Aとアルミニウムからなる
電極パッドとを所定回数繰り返し接触させて検査を行っ
ていると、図1の(a)に示したように、プローブ針1
7Aの針先に酸化アルミニウム等の付着物Oが付着し、
その後の正確な検査を行えなくなる。そこで、本実施態
様のクリーニング方法により針先をクリーニングし、針
先の付着物Oを除去する。
電極パッドとを所定回数繰り返し接触させて検査を行っ
ていると、図1の(a)に示したように、プローブ針1
7Aの針先に酸化アルミニウム等の付着物Oが付着し、
その後の正確な検査を行えなくなる。そこで、本実施態
様のクリーニング方法により針先をクリーニングし、針
先の付着物Oを除去する。
【0020】それにはまず、メインチャック15(図5
参照)を移動させて取付台15Aをプローブ針17Aの
真下にアライメントする。次いで、メインチャック15
を上昇させると取付台15A上のソフトクリーナ1のク
リーナ層4とプローブ針17Aとが接触する。更に、メ
インチャック15が例えば100μm程度オーバドライ
ブすると、プローブ針17Aが図1の(b)で示すよう
にクリーナ層4に100μm程度突き刺さる。プローブ
針17Aがクリーナ層4内に突き刺さる際に、針先に軽
く付着したゴミ等はクリーナ層4を構成するシリコンゴ
ム2によってしごき取られてスキン被膜2A及び内部に
付着、吸収される。
参照)を移動させて取付台15Aをプローブ針17Aの
真下にアライメントする。次いで、メインチャック15
を上昇させると取付台15A上のソフトクリーナ1のク
リーナ層4とプローブ針17Aとが接触する。更に、メ
インチャック15が例えば100μm程度オーバドライ
ブすると、プローブ針17Aが図1の(b)で示すよう
にクリーナ層4に100μm程度突き刺さる。プローブ
針17Aがクリーナ層4内に突き刺さる際に、針先に軽
く付着したゴミ等はクリーナ層4を構成するシリコンゴ
ム2によってしごき取られてスキン被膜2A及び内部に
付着、吸収される。
【0021】針先にこびり付いた酸化アルミニウム等の
付着物Oはそのまま針先に残りクリーナ層4内に入り込
むが、この際針先がシリコンゴム2中の粉粒体3と接触
しながら入り込み、針先の付着物Oがシリコンゴム2及
び粉粒体3によって削ぎ取られる。その後、メインチャ
ック15が下降して針先がクリーナ層4から抜け出る
と、付着物Oがシリコンゴム2及び粉粒体3によって完
全に削ぎ取られ、削ぎ取られた付着物Oをシリコンゴム
2が弾力により挟み込み、クリーナ層4から抜け出た針
先からは付着物Oが完全に除去され、除去された付着物
Oはクリーナ層4内に挟み込まれて表面には殆ど出てこ
ない。この結果、プローブ針17Aがクリーニングされ
て付着物Oが完全に除去される。
付着物Oはそのまま針先に残りクリーナ層4内に入り込
むが、この際針先がシリコンゴム2中の粉粒体3と接触
しながら入り込み、針先の付着物Oがシリコンゴム2及
び粉粒体3によって削ぎ取られる。その後、メインチャ
ック15が下降して針先がクリーナ層4から抜け出る
と、付着物Oがシリコンゴム2及び粉粒体3によって完
全に削ぎ取られ、削ぎ取られた付着物Oをシリコンゴム
2が弾力により挟み込み、クリーナ層4から抜け出た針
先からは付着物Oが完全に除去され、除去された付着物
Oはクリーナ層4内に挟み込まれて表面には殆ど出てこ
ない。この結果、プローブ針17Aがクリーニングされ
て付着物Oが完全に除去される。
【0022】以上説明したように本実施形態によれば、
シリコンゴムからなる基剤2中に充填剤(砥粒)(けい
砂、ガラスや、アルミナ、カーボランダム等のセラミッ
クス等の粉粒体をそれぞれ単独であるいは二種類以上を
混練した粉粒体からなる)3を分散させて形成されたク
リーナ層4にプローブ針17Aを突き刺し、針先の付着
物Oを除去するようにしたため、プローブ針17Aの針
先がクリーナ層4に突き刺さると、針先に軽く付着した
ゴミ等の付着物はクリーナ層4を構成するシリコンゴム
2の表面でしごき取られて表面または内部に付着し、針
先に強く付着した酸化アルミニウム等の付着物Oはクリ
ーナ層4中に入り込む途中及び抜け出る途中で充填剤3
によって針先から削ぎ取られる。そして、針先がクリー
ナ層4から抜け出る際に、針先から削ぎ取られた付着物
Oはシリコンゴム2によって挟み込まれ、針先は付着物
Oが完全に除去された状態でクリーナ層4から抜け出
る。つまり、本実施形態によれば、プローブ針17Aの
針先の付着物を確実に削ぎ取って除去することができ、
しかも研磨板を用いてプローブ針を研磨する従来のよう
に研磨板から砥粒等のパーティクルを発生させることが
ない。
シリコンゴムからなる基剤2中に充填剤(砥粒)(けい
砂、ガラスや、アルミナ、カーボランダム等のセラミッ
クス等の粉粒体をそれぞれ単独であるいは二種類以上を
混練した粉粒体からなる)3を分散させて形成されたク
リーナ層4にプローブ針17Aを突き刺し、針先の付着
物Oを除去するようにしたため、プローブ針17Aの針
先がクリーナ層4に突き刺さると、針先に軽く付着した
ゴミ等の付着物はクリーナ層4を構成するシリコンゴム
2の表面でしごき取られて表面または内部に付着し、針
先に強く付着した酸化アルミニウム等の付着物Oはクリ
ーナ層4中に入り込む途中及び抜け出る途中で充填剤3
によって針先から削ぎ取られる。そして、針先がクリー
ナ層4から抜け出る際に、針先から削ぎ取られた付着物
Oはシリコンゴム2によって挟み込まれ、針先は付着物
Oが完全に除去された状態でクリーナ層4から抜け出
る。つまり、本実施形態によれば、プローブ針17Aの
針先の付着物を確実に削ぎ取って除去することができ、
しかも研磨板を用いてプローブ針を研磨する従来のよう
に研磨板から砥粒等のパーティクルを発生させることが
ない。
【0023】上記実施形態では、プローブ装置として組
み込まれたプローブカードのプローブ針17Aをクリー
ニングする場合について説明したが、プローブカードが
プローブ装置の組み込まれる前、例えばプローブカード
の製造工程で、線材からプローブ針17Aとして切断し
た時に残る針先のバリ取りにも本実施形態のソフトクリ
ーナ1を利用することができる。現在は湿式エッチング
処理によりプローブ針17Aの針先のバリ取りを行って
いるが、本実施形態のソフトクリーナ1を使えば、極め
て簡単にバリ取りを行うことができる。また、プローブ
針17Aをソフトクリーナ1に突き刺すだけで、充填剤
3によって針先表面の目荒らし、即ち梨地処理を行うこ
ともできる。
み込まれたプローブカードのプローブ針17Aをクリー
ニングする場合について説明したが、プローブカードが
プローブ装置の組み込まれる前、例えばプローブカード
の製造工程で、線材からプローブ針17Aとして切断し
た時に残る針先のバリ取りにも本実施形態のソフトクリ
ーナ1を利用することができる。現在は湿式エッチング
処理によりプローブ針17Aの針先のバリ取りを行って
いるが、本実施形態のソフトクリーナ1を使えば、極め
て簡単にバリ取りを行うことができる。また、プローブ
針17Aをソフトクリーナ1に突き刺すだけで、充填剤
3によって針先表面の目荒らし、即ち梨地処理を行うこ
ともできる。
【0024】さて、図2は例えばメンブレンプローブカ
ード27のバンプ端子27Aをクリーニングする状態を
示す図である。メンブレンプローブカード27を用いて
ウエハの電気的特性検査を繰り返し行うと、プローブ針
の場合と同様にバンプ端子27Aに酸化アルミニウムが
付着する。この場合にも、メンブレンプローブカード2
7とソフトクリーナ1を図2に示すように圧接すれば、
バンプ端子27Aがソフトクリーナ1のクリーナ層4内
に突き刺さり、バンプ端子27Aの表面の付着物を確実
に除去することができる。
ード27のバンプ端子27Aをクリーニングする状態を
示す図である。メンブレンプローブカード27を用いて
ウエハの電気的特性検査を繰り返し行うと、プローブ針
の場合と同様にバンプ端子27Aに酸化アルミニウムが
付着する。この場合にも、メンブレンプローブカード2
7とソフトクリーナ1を図2に示すように圧接すれば、
バンプ端子27Aがソフトクリーナ1のクリーナ層4内
に突き刺さり、バンプ端子27Aの表面の付着物を確実
に除去することができる。
【0025】また、図3は本発明の更に他の実施形態の
ソフトクリーナを示す断面図である。本実施形態のソフ
トクリーナ1Aは、同図に示すように、クリーナ層4表
面がシリコンゴムからなるゴム薄膜4Aで被覆されてい
る以外は、図1に示すソフトクリーナ1と同様に構成さ
れている。このゴム薄膜4Aはシリコン基板5と一体化
したクリーナ層4の表面に重合開始剤を含む生ゴム(シ
リコンゴム)を塗布し、所定の温度で重合させてソフト
クリーナ層4と一体化することができる。このゴム薄膜
4Aは、例えばクリーナ層4Aを含めた厚さが700μ
mの場合には、20〜30μmの厚みに形成することが
好ましい。
ソフトクリーナを示す断面図である。本実施形態のソフ
トクリーナ1Aは、同図に示すように、クリーナ層4表
面がシリコンゴムからなるゴム薄膜4Aで被覆されてい
る以外は、図1に示すソフトクリーナ1と同様に構成さ
れている。このゴム薄膜4Aはシリコン基板5と一体化
したクリーナ層4の表面に重合開始剤を含む生ゴム(シ
リコンゴム)を塗布し、所定の温度で重合させてソフト
クリーナ層4と一体化することができる。このゴム薄膜
4Aは、例えばクリーナ層4Aを含めた厚さが700μ
mの場合には、20〜30μmの厚みに形成することが
好ましい。
【0026】本実施形態のソフトクリーナ1Aを用いて
プローブ針17Aをクリーニングした場合には、仮にク
リーナ層4によってプローブ針17Aの針先から付着物
を除去できないことがあっても、ゴム薄膜4Aの弾力で
針先の残留付着物を確実に除去することができる。
プローブ針17Aをクリーニングした場合には、仮にク
リーナ層4によってプローブ針17Aの針先から付着物
を除去できないことがあっても、ゴム薄膜4Aの弾力で
針先の残留付着物を確実に除去することができる。
【0027】尚、上記実施形態ではウエハの検査を行う
探針のクリーニングについてのみ説明したが、本発明は
上記各実施形態に何等制限されるものではなく、実装電
子部品の検査を行う探針についても適用することができ
る。要は、ゴムからなる基剤中に種々の無機化合物から
なる粉粒体(砥粒)を充填剤として分散させたクリーナ
であれば、全て本発明に包含される。また、上記実施形
態ではゴム薄膜4Aとしてシリコンゴムを用いた場合に
ついて説明したが、ゴム薄膜としてはシリコンゴム以外
の合成ゴムを用いることができることは云うまでもな
い。
探針のクリーニングについてのみ説明したが、本発明は
上記各実施形態に何等制限されるものではなく、実装電
子部品の検査を行う探針についても適用することができ
る。要は、ゴムからなる基剤中に種々の無機化合物から
なる粉粒体(砥粒)を充填剤として分散させたクリーナ
であれば、全て本発明に包含される。また、上記実施形
態ではゴム薄膜4Aとしてシリコンゴムを用いた場合に
ついて説明したが、ゴム薄膜としてはシリコンゴム以外
の合成ゴムを用いることができることは云うまでもな
い。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項6に記載の発
明によれば、プローブ針等の探針の針先の付着物を簡単
且つ確実に除去することができ、しかも、研磨板を用い
てプローブ針を研磨する従来のように研磨板から砥粒等
に起因したパーティクルの発生を防止することができる
ソフトクリーナ及びクリーニング方法を提供することが
できる。
明によれば、プローブ針等の探針の針先の付着物を簡単
且つ確実に除去することができ、しかも、研磨板を用い
てプローブ針を研磨する従来のように研磨板から砥粒等
に起因したパーティクルの発生を防止することができる
ソフトクリーナ及びクリーニング方法を提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施形態のソフトクリーナを用いて
プローブ針をクリーニングする状態を説明するための説
明図で、(a)は付着物を有するプローブ針をクリーナ
に突き刺す直前の状態を示す断面図、(b)はプローブ
針をクリーナに突き刺した状態を示す断面図である。
プローブ針をクリーニングする状態を説明するための説
明図で、(a)は付着物を有するプローブ針をクリーナ
に突き刺す直前の状態を示す断面図、(b)はプローブ
針をクリーナに突き刺した状態を示す断面図である。
【図2】図1に示すクリーナを用いてメンブレンカード
のバンプ端子をクリーニングする様態を説明するための
説明図で、図1の(b)に相当する断面図である。
のバンプ端子をクリーニングする様態を説明するための
説明図で、図1の(b)に相当する断面図である。
【図3】本発明のソフトクリーナの他の実施形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】プローブ装置の一例を示す図で、要部を破断し
て示す正面図である。
て示す正面図である。
【図5】プローブ針をウエハの電極パッドに繰り返し接
触させ、プローブ針の針先に酸化アルミニウム等が付着
した状態を拡大して示す断面図である。
触させ、プローブ針の針先に酸化アルミニウム等が付着
した状態を拡大して示す断面図である。
【図6】図4に示すプローブ装置のメインチャックを拡
大して示す斜視図である。
大して示す斜視図である。
1、1A ソフトクリーナ
2 基剤
3 充填剤
4 シリコン基板
4A ゴム薄膜
17A プローブ針(探針)
27A バンプ端子(探針)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01R 31/28 - 31/3193
G01R 1/06
H01L 21/304 644
H01L 21/66
Claims (6)
- 【請求項1】 探針を突き刺して針先の付着物を除去す
るクリーナ層を有するソフトクリーナであって、上記ク
リーナ層は、ゴムからなる基剤と、この基剤中に分散す
る砥粒とからなることを特徴とするソフトクリーナ。 - 【請求項2】 探針を突き刺して針先の付着物を除去す
るクリーナ層を有するソフトクリーナであって、上記ク
リーナ層は、ゴムからなる基剤と、この基剤中に分散す
る砥粒とからなり、上記クリーナ層上にゴム薄膜を設け
たことを特徴とするソフトクリーナ。 - 【請求項3】 上記クリーナ層を基板表面に設けたこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のソフトク
リーナ。 - 【請求項4】 上記基剤と上記砥粒との配合比(基剤/
充填剤)が4/6〜3/7であることを特徴とする請求
項1〜請求項3のいずれか1項に記載のソフトクリー
ナ。 - 【請求項5】 上記砥粒は、3〜15μmの粒径を有す
ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項
に記載のソフトクリーナ。 - 【請求項6】 ゴムからなる基剤中に砥粒を分散させた
クリーナ層に探針を突き刺して探針の針先の付着物を除
去することを特徴とするクリーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02770698A JP3430213B2 (ja) | 1997-04-08 | 1998-01-26 | ソフトクリーナ及びクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-106615 | 1997-04-08 | ||
JP10661597 | 1997-04-08 | ||
JP02770698A JP3430213B2 (ja) | 1997-04-08 | 1998-01-26 | ソフトクリーナ及びクリーニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339766A JPH10339766A (ja) | 1998-12-22 |
JP3430213B2 true JP3430213B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=26365666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02770698A Expired - Lifetime JP3430213B2 (ja) | 1997-04-08 | 1998-01-26 | ソフトクリーナ及びクリーニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3430213B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002307316A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-23 | Nihon Micro Coating Co Ltd | 接触子先端及び側面クリーニング用具 |
KR100857642B1 (ko) | 2001-04-09 | 2008-09-08 | 니혼 미크로 코팅 가부시끼 가이샤 | 접촉자 선단 및 측면 클리닝 용구 |
JP2002326169A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-12 | Nihon Micro Coating Co Ltd | 接触子クリーニングシート及び方法 |
JP4832664B2 (ja) | 2001-05-21 | 2011-12-07 | 日本ミクロコーティング株式会社 | 接触子クリーニングシート及び方法 |
KR100456396B1 (ko) * | 2002-09-17 | 2004-11-10 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자 테스트 장치의 프로브 팁 샌딩 제어방법 및샌딩 제어장치 |
JP2006165395A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Jsr Corp | プローブクリーニングフィルム及びプローブクリーニング部材 |
JP2006173266A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Jsr Corp | クリーニングシートおよびその製造方法 |
KR100908439B1 (ko) | 2007-10-16 | 2009-07-21 | 주식회사 퓨리텍 | 프로브용 크리닝 시트 |
US8371316B2 (en) * | 2009-12-03 | 2013-02-12 | International Test Solutions, Inc. | Apparatuses, device, and methods for cleaning tester interface contact elements and support hardware |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP02770698A patent/JP3430213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10339766A (ja) | 1998-12-22 |
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