JP3429677B2 - 光ケーブル固定装置 - Google Patents

光ケーブル固定装置

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JP3429677B2
JP3429677B2 JP16825098A JP16825098A JP3429677B2 JP 3429677 B2 JP3429677 B2 JP 3429677B2 JP 16825098 A JP16825098 A JP 16825098A JP 16825098 A JP16825098 A JP 16825098A JP 3429677 B2 JP3429677 B2 JP 3429677B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器に接続さ
れる光ケーブルを固定するための光ケーブル固定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、光通信網の発展により、光ケーブ
ルを使用して情報の伝達を行う通信機器が増大してきて
いる。また、デジタル技術の発展により、通信機器が小
型化され、一つの装置架に多数の通信機器が収容される
ようになってきており、これに伴い、装置架に導入され
る光ケーブルの本数が、従来に比べ大幅に増加してい
る。
【0003】一方では、装置架の設置面積を小さくする
ため、幅の狭い装置架が開発されており、回線数の増加
に対応して、順次装置架を増設することにより、常に、
装置架の設置面積を最小にすることが行われている。図
16は、このような従来の装置架1を示しており、装置
架1の上部には、光ケーブル3を上部から導入するため
の導入ユニット5が収容されている。
【0004】導入ユニット5の下方には、複数の収容ユ
ニット7が配置されており、各収容ユニット7には、複
数の通信機器9が収容されている。導入ユニット5の内
部には、図17に示すように、光ケーブル3を固定する
固定部11と、光ケーブル3のテンションメンバ3aを
固定するメンバ固定部13とが形成されている。
【0005】固定部11には、図18に示すように、断
面半円筒形状の固定金具15a、15bが、相互に対向
して配置されている。光ケーブル3は、固定金具15
a、15bの間に形成される円筒状の空間に抱持されて
いる。そして、光ケーブル3は、固定金具15a、15
bを介して、ねじ17により固定部11に固定されてい
る。
【0006】また、図19に示すように、光ケーブル3
のテンションメンバ3aは、板状の固定金具15cによ
りメンバ固定部13にねじ止めされている。光ケーブル
3の先端から延びる光ファイバコード3bは、余長処理
された後に、接続中継板19のアダプタ19aの一端に
接続されている。アダプタ19aの他端には、中継用の
光ケーブル20が接続され、光ケーブル20は、下方の
通信機器9に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置架1では、光ケーブル3の導入ユニット
5への固定は、固定金具15a、15bおよびねじ17
を用いて、光ケーブル3毎に行われているため、指先お
よび工具を使った細かい作業になり、光ケーブル3の取
付作業が非常に行いにくく、作業時間を多大に要すると
いう問題があった。
【0008】特に、光ケーブル3は、光ファイバコード
3bおよびテンションメンバ3aを被覆して硬く形成さ
れているため、光ケーブル3の固定作業の際に、様々な
方向に垂れ下がっている他の光ケーブル3がある場合に
は、これ等の光ケーブル3が邪魔になり、作業性が悪く
なるという問題があった。また、回線を増設する際に
は、通信機器9の通信機能を一時停止する場合が多く、
増設作業が長時間になるほど、装置の信頼性が低下する
という問題があった。
【0009】また、従来の固定金具15a、15bは、
導入する光ケーブル3毎に導入ユニット5内に配置しな
くてはならないため、幅の狭い装置架1に多数の光ケー
ブル3を導入する場合には、図17に示したように、固
定金具15a、15bを千鳥状に配置しなくてはなら
ず、導入ユニット5の高さが大きくなるという問題があ
った。
【0010】さらに、固定金具15a、15bを千鳥状
に配置した場合には、奥側の固定金具15b上に、手前
側の光ケーブル3が配置されるため、奥側の光ケーブル
3を取り外す際には、手前側の光ケーブル3を外さなく
てはならないという問題があった。本発明は、かかる従
来の問題点を解決するためになされたもので、機器に接
続される光ケーブルを、容易かつ確実に固定することが
できる光ケーブル固定装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の光ケーブル固
定装置は、取付部と、前記取付部に固定され、光ケーブ
ルを固定する固定部とを備えてなる光ケーブル固定装置
において、前記取付部の前記光ケーブルの導入側には、
複数の前記光ケーブルをそれぞれ着脱自在に支持し、前
記固定部に導く案内部材が配置され、前記案内部材に
は、前記光ケーブルの外径より狭い開口部を有し、前記
光ケーブルを抱持する複数の凹部が、間隔を置いて形成
され、前記凹部の間には、前記開口部を広げるためのス
リットが形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項2の光ケーブル固定装置は、請求項
記載の光ケーブル固定装置において、前記固定部は、
前記取付部に固定され、前記各光ケーブルを間隔を置い
て当接する固定台と、前記固定台に着脱自在に固定さ
れ、前記光ケーブルを固定台に向けて押圧する押圧部材
とを備えていることを特徴とする。
【0013】請求項3の光ケーブル固定装置は、請求項
記載の光ケーブル固定装置において、前記固定台に
は、前記光ケーブルを当接する複数の第1の凹溝が、間
隔を置いて形成されていることを特徴とする。請求項4
の光ケーブル固定装置は、請求項3記載の光ケーブル固
定装置において、前記固定台には、前記第1の凹溝の配
置方向の両端に、ねじ穴が形成され、前記押圧部材に
は、前記ねじ穴に対応する位置に、ねじ部材を挿入し前
記固定台と前記押圧部材とを固定する貫通穴が形成され
ていることを特徴とする。
【0014】請求項5の光ケーブル固定装置は、請求項
3または請求項4記載の光ケーブル固定装置において、
前記押圧部材には、前記固定台の第1の凹溝に対向する
位置に、第2の凹溝が形成されていることを特徴とす
る。請求項6の光ケーブル固定装置は、請求項5記載の
光ケーブル固定装置において、前記第1および第2の凹
溝の少なくとも一方には、前記第1または第2の凹溝の
内周形状に対応する板状のスペーサが、着脱自在に配置
されていることを特徴とする。
【0015】請求項7の光ケーブル固定装置は、請求項
2ないし請求項6のいずれか1項記載の光ケーブル固定
装置において、前記押圧部材は、前記固定台と反対側に
突出する突出部を備えていることを特徴とする。
【0016】(作用)請求項1の光ケーブル固定装置で
は、複数の光ケーブルが、案内部材により着脱自在にそ
れぞれ支持され、固定台に向けて整然と配列されるた
め、複数の光ケーブルが相互に干渉することなく、固定
部に固定される。
【0017】また、光ケーブルを固定部から取り外す際
には、取り外した光ケーブルは案内部材により所定の位
置に支持されているため、光ケーブルの入替作業が容易
に行われる。
【0018】さらに、光ケーブルを案内部材の凹部に抱
持する際に、凹部の開口部が光ケーブルに押圧され、ス
リットに向けて広がるため、光ケーブルが凹部に容易に
抱持される。また、凹部に光ケーブルを抱持した後は、
開口部が元の形状に戻り、光ケーブルの外径より狭くな
るため、光ケーブルが案内部材から外れることが防止さ
れる。
【0019】請求項2の光ケーブル固定装置では、案内
部材により導かれ整然と配列される各光ケーブルが固定
台に当接され、この後に、押圧部材が光ケーブルを押圧
しながら固定台に固定されるため、一度の操作で、複数
の光ケーブルが固定部に固定される。請求項3の光ケー
ブル固定装置では、案内部材により固定台に導かれる各
光ケーブルが、それぞれ固定台の第1の凹溝に当接され
るため、光ケーブルが固定台の所定の位置に整然と配列
され、より容易に、光ケーブルの固定作業および取り外
し作業が行われる。
【0020】請求項4の光ケーブル固定装置では、押圧
部材の貫通穴にねじ部材を挿入し、固定台の両端のねじ
穴に螺合することで、押圧部材が固定台に容易に着脱さ
れる。請求項5の光ケーブル固定装置では、光ケーブル
の周囲が、固定台の第1の凹溝と押圧部材の第2の凹溝
とにより挟まれて、均等に押圧されるため、より確実
に、光ケーブルが固定台および押圧部材に固定される。
【0021】請求項6の光ケーブル固定装置では、第1
および第2の凹溝の少なくとも一方に、内周形状に対応
する板状のスペーサが配置されるため、外径の小さい光
ケーブルが、確実に固定される。請求項7の光ケーブル
固定装置では、押圧部材の固定台への固定を緩めること
により、突出部の重量で押圧部材が固定台の反対側に傾
き、固定台と押圧部材の間に間隙が形成されるため、押
圧部材を固定台から取り外すことなく、光ケーブルの固
定および取り外しが行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の光ケーブル固
定装置の第1の実施形態(請求項1ないし請求項5に対
応する)を示している。図において、装置架21には、
光ケーブル23を導入するための導入ユニット25が収
容されている。
【0023】導入ユニット25の上部25aには、光ケ
ーブル23を導入するための導入口25bが形成されて
いる。導入ユニット25の前面25cには、開口部25
dが形成されている。導入ユニット25内の背面25e
側には、取付部の一形態である取付板27が、背面25
eに平行に固定されている。
【0024】この取付板27は、板金等を折曲すること
により形成されている。取付板27の上端27aには、
背面25eに向けて折曲する突出部27bが形成されて
いる。この突出部27bには、幅方向(図の手前方向)
に間隔を置いてねじ穴27cが形成されている。
【0025】取付板27には、導入口25b側の上部2
7dに、幅方向に間隔を置いて取付穴27eが形成され
ている。取付板27には、導入口25bと反対側の下部
27fに、幅方向に間隔を置いて取付穴27gが形成さ
れている。また、取付板27の突出部27bの上面に
は、案内部材の一実施形態であるケーブル案内板101
が、前面25c側に突出して配置されている。
【0026】ケーブル案内板101は、図2に示すよう
に、ナイロン樹脂等の長尺状の板材からなり、厚さ3m
mに形成されている。ケーブル案内板101には、長手
方向に間隔を置いて、肉厚方向に貫通する円弧状の凹部
29が、6箇所に形成されている。凹部29の形成間隔
W1は、24mmにされており、凹部29の内径D1
は、光ケーブル23の外径D2と同一の16mmに形成
されている。
【0027】また、凹部29の開口部31は、開口幅W
2が13mmに形成されている。開口部31の端部31
aから凹部29の中心A1までの距離L1は、光ケーブ
ル23の半径より0.5mm大きい8.5mmにされて
いる。このため、凹部29は、光ケーブル23をケーブ
ル案内板101からはみ出すことなく、完全に抱持する
ことができる。
【0028】ケーブル案内板101には、凹部29の間
に、内側に向けて延在するスリット33が形成されてい
る。このスリット33は、長さL2が8.5mmに、幅
W3が1.6mmに形成されている。そして、このスリ
ット33により、スリット33と開口部31との間に
は、長手方向に可撓性を有する支持部35が形成されて
いる。
【0029】ここで、開口部31の両側の支持部35
が、それぞれスリット33に向けて撓むことにより、開
口部31は、スリット33の2本分の幅の3.2mmだ
け広がることができる。すなわち、開口部31の開口幅
W2は、最大16.2mmまで広がることができる。
【0030】このため、光ケーブル23を凹部29に向
けて横から押圧し、開口部31を広げることにより、光
ケーブル23が凹部29に容易に抱持される。また、ケ
ーブル案内板101には、長手方向の両端に位置する凹
部29の外側に、幅W4が6.5mmの端部37、37
が形成されている。
【0031】端部37は、それ自体が外側に撓むことが
できるため、この端部37には、スリット33は形成さ
れていない。また、ケーブル案内板101には、開口部
31と反対側に、長手方向に間隔を置いて、取付穴39
が3箇所に形成されている。そして、図1に示したよう
に、ケーブル案内板101の取付穴39と取付板27の
ねじ穴27cとを合わせて、ねじ41により、ケーブル
案内板101が取付板27に固定されている。
【0032】また、取付板27には、ケーブル案内板1
01の下方に、固定台103が配置されている。固定台
103の前面25c側には、押圧部材105が対向して
配置されている。固定台103および押圧部材105
は、図3に示すように、アルミニウム合金等からなり、
長尺の直方体形状に形成されている。
【0033】固定台103には、長手方向に沿った前面
103aに、半円筒形状の第1の凹溝43が、間隔を置
いて6箇所に形成されている。第1の凹溝43の形成間
隔は、ケーブル案内板101の凹部29の形成間隔と同
一にされている。第1の凹溝43の内径D3は、光ケー
ブル23の外径D2より1mm小さい15mmにされて
いる。
【0034】固定台103の前面103aには、長手方
向の両側にねじ穴45が形成されている。固定台103
の前面103aと反対側の背面103bには、長手方向
に間隔を置いてねじ穴47が3箇所に形成されている。
一方、押圧部材105には、長手方向に沿った前面10
5aに、半円筒形状の第2の凹溝49が、間隔を置いて
6箇所に形成されている。
【0035】第2の凹溝49の形成間隔は、第1の凹溝
43の形成間隔と同一の間隔にされている。第2の凹溝
49の内径D4は、第1の凹溝43の内径D3と同一の
15mmにされている。押圧部材105の前面105a
には、長手方向の両側に、前面105aから反対側の背
面105bに貫通する貫通穴51が形成されている。
【0036】貫通穴51は、固定台103のねじ穴45
に対応する位置に形成されている。この貫通穴51の前
面105a側は、固定台103のねじ穴45より大きく
形成されており、背面105b側は、固定台103のね
じ穴45と同径のねじ穴51aが形成されている。な
お、この実施形態では、固定台103および押圧部材1
05は、第1および第2の凹溝49の長さL3を14m
mにして形成されている。
【0037】そして、図1に示したように、固定台10
3のねじ穴47と取付板27の取付穴27eとを合わせ
て、ねじ53により、固定台103が取付板27に固定
されている。ここで、固定台103は、第1の凹溝43
の軸A2を、ケーブル案内板101の凹部29の中心A
1に一致させて、取付板27に固定されている。
【0038】また、首付きねじ55を押圧部材105の
ねじ穴51aを通して貫通穴51に挿入し、固定台10
3のねじ穴45に螺合することにより、第1の凹溝43
と第2の凹溝49とを相互に対向させて、固定台103
と押圧部材105とが、着脱自在に固定されている。ま
た、取付板27には、固定台103の下方に、メンバ固
定台57が配置されている。
【0039】そして、取付板27の取付穴27gと、メ
ンバ固定台57のねじ穴57aとを合わせて、ねじ59
により、メンバ固定台57が取付板27に固定されてい
る。また、メンバ固定台57には、光ケーブル23のテ
ンションメンバ23aを固定する固定金具61が、ねじ
63により、着脱自在に固定されている。
【0040】上述した光ケーブル固定装置では、以下示
すようにして、光ケーブル23が導入ユニット25内に
固定される。すなわち、先ず、図4に示すように、導入
ユニット25の上部25bから光ケーブル23が導入さ
れ、ケーブル案内板101の凹部29に抱持される。こ
の際、光ケーブル23を片手で凹部29に押し込むこと
で、支持部35が変形して開口部31が広がるため、光
ケーブル23は容易に抱持される。
【0041】光ケーブル23が凹部29に抱持された後
は、支持部35の復元力により、開口部31が元の形状
に戻る。そして、支持部31により、光ケーブル23が
支持され、光ケーブル23が凹部29から外れることが
防止される。同様にして、複数の光ケーブル23が、順
次、ケーブル案内板101の凹部29に抱持され、導入
ユニット25内で整然と配列される。
【0042】ここで、ケーブル案内板101の凹部29
の中心A1と、固定台103の第1の凹溝43の軸A2
とは、相互に一致しているため、光ケーブル23は、凹
部29に抱持されると同時に、固定台103の第1の凹
溝43内に導かれる。次に、図5に示すように、首付き
ねじ55が押圧部材105に取り付けられた後、押圧部
材105が、第2の凹溝49を第1の凹溝43に対向し
て配置され、押圧部材105と固定台103とが固定さ
れる。
【0043】そして、光ケーブル23が、第1および第
2の凹溝43、49に挟持されて締め付けられ、固定台
103および押圧部材105に固定される。さらに、光
ケーブル23のテンションメンバ23aが、ねじ63と
固定金具61とにより、メンバ固定台57に固定され
る。次に、光ファイバコード23bが下方のケーブル接
続板65に接続され、図6に示すように、光ケーブル2
3が、導入ユニット25内に固定される。
【0044】一方、固定台103および押圧部材105
に固定されている光ケーブル23を、取り外す場合に
は、先ず、首付きねじ55が固定台103から取り外さ
れる。次に、押圧部材105が固定台103から取り外
される。押圧部材105が取り外された後にも、光ケー
ブル23は、ケーブル案内板101の支持部35に支持
され、凹部29に抱持されており、導入ユニット25内
で整然と配列された状態が保持されている。
【0045】そして、所定の光ケーブル23を、導入ユ
ニット25の前面25c側に引っ張ることにより、光ケ
ーブル23が凹部29から外され、ケーブル案内板10
1から取り外される。以上のように構成された光ケーブ
ル固定装置では、光ケーブル23をケーブル案内板10
1に抱持し、抱持した光ケーブル23を固定台103の
第1の凹溝43と押圧部材105の第2の凹溝49とで
挟持したので、光ケーブル23を固定する前に、先ず、
ケーブル案内板101の凹部29に抱持することで、光
ケーブル23を整然と配列することができ、光ケーブル
23を他の光ケーブル23に干渉されることなく、固定
台103および押圧部材105で容易に固定することが
できる。
【0046】また、押圧部材105を固定台103から
取り外しても、ケーブル案内板101により、光ケーブ
ル23を抱持した状態を保持することができ、光ケーブ
ル23の固定のみでなく、光ケーブル23を取り外し
も、容易に行うことができる。そして、固定台103お
よび押圧部材105の長手方向の両側に、首付きねじ5
5を着脱自在に配置し、固定台103と押圧部材105
との間に光ケーブル23を押圧状態で挟持したので、2
本の首付きねじ55を締め付けるだけで、複数の光ケー
ブル23を一度に固定することができる。
【0047】さらに、固定台103と押圧部材105と
の固定を、長手方向の両側に配置される首付きねじ55
で行う構造にしたので、第1の凹溝43の形成間隔およ
び第2の凹溝49の形成間隔を最小にすることができ、
限られた長さの固定台103および押圧部材105に、
多数の光ケーブル23を固定することができる。そし
て、ケーブル案内板101の凹部29の開口幅W2を光
ケーブル23の外径D2より狭めて形成し、凹部29の
間にスリット33を形成したので、光ケーブル23を凹
部29に向けて押圧することで、開口部31の両側の支
持部35がスリット33に向けて撓んで開口部31が広
がり、光ケーブル23を凹部29に容易に抱持すること
ができる。
【0048】また、凹部29に光ケーブル23を抱持し
た後は、支持部35の復元力により、開口部31が元の
形状に戻り、開口幅W2が光ケーブル23の外径D2よ
り小さくなるため、光ケーブル23を支持部35により
確実に支持することができ、光ケーブル23がケーブル
案内板101から外れることを防止することができる。
そして、固定台103の第1の凹溝43の内径D3およ
び押圧部材105の第2の凹溝49の内径D4を、光ケ
ーブル23の外径D2より小さく形成したので、押圧部
材105を固定台103に押圧することで、光ケーブル
23を確実に固定することができる。
【0049】また、第1の凹溝43の内径D3および第
2の凹溝49の内径D4を同一にしたので、光ケーブル
23を、第1および第2の凹溝43、49の間に均等に
押圧して挟持することができる。さらに、ケーブル案内
板101をナイロン樹脂からなる板材により形成したの
で、凹部29の開口部31の両側の支持部35を柔軟に
変形させることができ、抱持時の光ケーブル23の損傷
を防止することができる。
【0050】また、ケーブル案内板101を、厚さ3m
mの板材により形成したので、凹部29、スリット33
等を、打ち抜き型を用いて容易に形成することができ
る。図7は、本発明の光ケーブル固定装置の第2の実施
形態(請求項6に対応する)を示している。
【0051】図において、固定台203および押圧部材
205は、第1の実施形態とほぼ同一の形状に形成され
ている。固定台203の第1の凹溝43のほぼ中央に
は、背面203bに向けて係止穴43aが形成されてい
る。押圧部材205の第2の凹溝49のほぼ中央には、
背面205bに向けて係止穴49aが形成されている。
【0052】また、本実施形態の光ケーブル固定装置
は、第1および第2の凹溝43、49の内周形状に対応
する円弧状のスペーサ67を備えている。このスペーサ
67は、ナイロン樹脂等により形成されており、スペー
サ67の凸面67aには、係止突起67bが形成されて
いる。そして、係止突起67bを係止穴43a、49a
に係止することにより、スペーサ67が、第1および第
2の凹溝43、49に、着脱自在に配置されている。
【0053】この実施形態の光ケーブル固定装置におい
ても、上述した第1の実施形態と同様に効果を得ること
ができるが、この実施形態では、第1および第2の凹溝
43、49の内周形状に対応するスペーサ67を備えた
ので、光ケーブル23の外形寸法に応じて、スペーサ6
7を第1および第2の凹溝43、49に配置することに
より、外形寸法の小さい光ケーブル23を、確実に固定
することができる。
【0054】また、スペーサ67に係止突起67bを形
成し、第1および第2の凹溝43、49に、係止突起6
7bを係止する係止穴43a、49aを形成したので、
スペーサ67を、第1および第2の凹溝43、49に容
易に着脱することができる。さらに、肉厚の異なるスペ
ーサ67を複数種類用意しておくことで、様々な外形寸
法の光ケーブルを、確実に固定することができる。
【0055】図8および図9は、本発明の光ケーブル固
定装置の第3の実施形態(請求項7に対応する)を示し
ている。図において、押圧部材305は、長尺状に形成
されており、第1の実施形態と同一形状の第2の凹溝4
9が形成されている。
【0056】押圧部材305には、上部305bから前
面305aに向けて斜めに切り取られる傾斜部71が、
長手方向に沿って形成されている。押圧部材305の上
部305bには、前面305aと反対側に突出する突出
部73が長手方向に沿って形成されている。押圧部材3
05の横断面の重心は、傾斜部71および突出部73に
より、突出部73側に偏っている。
【0057】また、押圧部材305の長手方向の両側に
は、前面305aから背面305cに貫通する貫通穴7
5が形成されている。貫通穴75は、前面305a側ほ
ど上下の長さが徐々に大きくされており、貫通穴75内
には、下側に向けて傾斜する傾斜部75aが形成されて
いる。一方、固定台303は、長尺状に形成されてお
り、前面303aには、第1の実施形態と同一形状の第
1の凹溝43が形成されている。
【0058】固定台303には、長手方向の両側に、前
面303aから背面303bに貫通する貫通穴77が形
成されている。貫通穴77は、長手方向に向く長円形状
に形成されている。固定台303の背面303bには、
貫通穴77の上下方向の両側に、ねじ穴79が形成され
ている。
【0059】また、固定台303の背面303bには、
長手方向に間隔を置いて、ねじ穴81が3箇所に形成さ
れている。固定台303の背面303bには、板金から
なる袋金具83が配置されている。この袋金具83は、
ビス85をねじ穴79に螺合することで、固定台303
に固定されている。
【0060】袋金具83の内部の袋部83aには、六角
ナット87が収納されている。また、袋部83aには、
固定台303と反対側に、挿通穴83bが形成されてい
る。ここで、図10に示すように、袋金具83の袋部8
3aの高さHは、六角ナット87の外径D5より小さく
形成されており、六角ナット87が袋部83a内で回転
することを防止している。
【0061】上述した光ケーブル固定装置では、以下示
すように、光ケーブル23が、固定台303と押圧部材
305に固定される。この実施形態では、図11に示す
ように、予め、光ケーブル23が導入される装置内に取
付板27が固定され、この取付板27に、第1の実施形
態と同一のケーブル案内板101および固定台303が
固定されている。
【0062】また、取付板27には、袋金具83を突出
させるための開口部27hが形成されている。そして、
先ず、ねじ89が、押圧部材305の貫通穴75に挿通
される。次に、ねじ89を挿通した状態で、押圧部材3
05が固定台303に対向して配置され、ねじ89の先
端が固定台303の貫通穴77に挿入される。
【0063】そして、ねじ89が、袋部83a内の六角
ナット87に螺合される。この際、固定台303の貫通
穴77は長円形状に形成されているため、ねじ89は、
貫通穴77内を長手方向に動くことができる。このた
め、袋部83a内に収納され直接見ることができない六
角ナット87に、ねじ89を容易に螺合することができ
る。
【0064】そして、ねじ89の六角ナット87への螺
合により、押圧部材305は固定台303に仮固定され
る。仮固定した状態では、ねじ89の首下長さのうち、
固定台303からの突出する長さL3が、押圧部材30
5の貫通穴75の長さL4より大きくされている。
【0065】このため、押圧部材305は、突出部73
の重量により固定台303と反対側に傾き、ねじ89は
傾斜部75aにほぼ平行にされている。そして、固定台
303と押圧部材305の間には、上側に開く間隙91
が形成されている。この後、図12に示すように、光ケ
ーブル23の先端が、ケーブル案内板101の凹部29
に抱持される。
【0066】そして、光ケーブル23が凹部29内を下
側に向けて摺動され、固定台303と押圧部材305の
間の間隙91に挿入される。次に、図13に示すよう
に、ねじ89を六角ナット87に締め付けていくことに
より、傾いている押圧部材305が回動して、間隙91
が徐々に狭くされる。また、ねじ89の先端は、袋金具
83の挿通穴83bから突出し、袋部83a内に衝突す
ることが防止される。
【0067】そして、光ケーブル23が、固定台303
の第1の凹溝43と押圧部材305の第2の凹溝49と
により押圧状態で固定される。一方、光ケーブル23を
取り外す場合には、先ず、ねじ89が弛緩される。ねじ
89の弛緩により、押圧部材305の上部305bは、
固定台303と反対側に傾き、間隙91が形成される。
【0068】次に、光ケーブル23を持って、押圧部材
305側に引っ張ることにより、光ケーブル23がケー
ブル案内板101の凹部29から外される。この後、光
ケーブル23が、間隙91から引き抜かれ、取り外され
る。以上のように構成された光ケーブル固定装置では、
押圧部材305の固定台303と反対側の上部305b
に突出部73を形成し、貫通穴75に固定台303に向
けて下側に傾斜する傾斜部75a形成したので、ねじ8
9を弛緩することで、押圧部材305が固定台303と
反対側に傾き、間隙91を形成することができる。
【0069】このため、この間隙91から光ケーブル2
3を出し入れすることにより、光ケーブル23を、固定
台303および押圧部材305に容易に固定することが
できる。また、ねじ89を弛緩した状態で、押圧部材3
05を取り外すことなく、光ケーブル23の着脱ができ
るため、光ケーブル23の固定および取り外しを、作業
性良く行うことができる。
【0070】さらに、固定台303に長円形状の貫通穴
75を形成し、固定台303の背面303bに六角ナッ
ト87を収納した袋金具83を固定したので、押圧部材
305を固定台303に取り付ける際に、ねじ89を六
角ナット87に容易に螺合することができる。なお、上
述した第1の実施形態では、装置架21の導入ユニット
25内に取付板27を配置し、この取付板27に、ケー
ブル案内板101、固定台103を固定した例について
述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるもので
はなく、例えば、通信機器が収容される筐体の内部に、
直接、ケーブル案内板101、固定台103を固定して
も良い。
【0071】また、上述した第1の実施形態では、固定
台103の長手方向の両側にねじ穴45を形成し、押圧
部材105の長手方向の両側に貫通穴51を形成した例
について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定され
るものではなく、例えば、図14に示すように、ねじ穴
45以外に、第1の凹溝43の間にねじ穴93を形成
し、貫通穴51以外に、第2の凹溝49の間に貫通穴9
5を形成しても良く、この場合には、より確実に、光ケ
ーブル23を固定することができる。
【0072】そして、上述した第1の実施形態では、固
定台103および押圧部材105を、アルミニウム合金
により形成した例について述べたが、本発明はかかる実
施形態に限定されるものではなく、例えば、ナイロン樹
脂等により形成しても良い。この場合には、樹脂の撓み
および成形精度を考慮して、図14に示したように、ね
じ穴93および貫通穴95を複数箇所に形成した方が良
い。
【0073】また、上述した第1の実施形態では、固定
台103に第1の凹溝43を形成し、押圧部材105に
第2の凹溝49を形成し、第1および第2の凹溝43、
49の間に光ケーブル23を挟持した例について述べた
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、固定台103および押圧部材105に、第
1および第2の凹溝43、49を形成せずに、固定台1
03の前面103aおよび押圧部材105の前面105
aの平坦面で、直接、光ケーブル23を挟持しても良
い。
【0074】さらに、上述した第2の実施形態では、ス
ペーサ67を、第1および第2の凹溝43、49に着脱
自在に配置した例について述べたが、本発明はかかる実
施形態に限定されるものではなく、例えば、スペーサ6
7を、第1および第2の凹溝43、49のどちらか一方
に着脱自在に配置しても良い。そして、上述した第2の
実施形態では、第1および第2の凹溝43、49の内周
形状に対応する形状のスペーサ67を形成した例につい
て述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、図15に示すように、スペーサ67
の内側に、円弧状の突起67cを形成しても良く、この
場合には、光ケーブル23の滑りを確実に防止すること
ができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1の光ケーブル固定装置では、取
付部の光ケーブルの導入側に、光ケーブルを着脱自在に
支持し固定台に導く案内部材を配置したので、光ケーブ
ルを、案内部材に支持し、固定台に向けて整然と配列す
ることができ、複数の光ケーブルを相互に干渉すること
なく、容易かつ確実に、固定部に固定することができ
る。
【0076】また、押圧部材を固定台から取り外した際
にも、各光ケーブルを案内部材により支持し、整然と配
列した状態を保持することができ、光ケーブルの入替作
業を容易に行うことができる。
【0077】さらに、案内部材に光ケーブルを抱持する
複数の凹部を形成し、これ等凹部の間にスリットを形成
したので、光ケーブルを凹部に向けて押圧することで、
凹部の開口部がスリットに向けて広がり、光ケーブルを
凹部に容易に抱持することができる。また、凹部の開口
部を光ケーブルの外径より狭めて形成したので、凹部に
光ケーブルを抱持した後は、開口部が元の形状に戻り、
光ケーブルが案内部材から外れることを防止することが
できる。
【0078】請求項2の光ケーブル固定装置では、固定
部に、取付部に固定される固定台と、固定台に着脱自在
に固定され、光ケーブルを押圧して固定する押圧部材と
を備えたので、案内部材により導かれる光ケーブルを固
定台に当接した後に、光ケーブルを、押圧部材により押
圧しながら固定台に固定することができ、一度の操作
で、複数の光ケーブルを固定部に固定することができ
る。
【0079】請求項3の光ケーブル固定装置では、固定
台に、複数の第1の凹溝を形成したので、案内部材によ
り導かれる光ケーブルを、第1の凹溝に当接し、光ケー
ブルを固定台の所定の位置に整然と配列することがで
き、より容易に、光ケーブルの固定作業および取り外し
作業を行うことができる。請求項4の光ケーブル固定装
置では、固定台の両側にねじ穴を形成し、押圧部材にね
じ穴に対応する貫通穴を形成したので、押圧部材の両側
にねじ部材を挿入し、固定台のねじ穴に螺合することに
より、固定台に押圧部材を容易に固定することができ
る。
【0080】請求項5の光ケーブル固定装置では、押圧
部材に、固定台の第1の凹溝に対向する第2の凹溝を形
成したので、光ケーブルを固定する際に、光ケーブルの
周囲を、第1の凹溝と第2の凹溝とにより挟持し、均等
に押圧することができ、より確実に、光ケーブルを固定
部に固定することができる。請求項6の光ケーブル固定
装置では、第1および第2の凹溝の少なくとも一方に、
第1または第2の凹溝の内周形状に対応するスペーサを
配置したので、外径の小さい光ケーブルを固定する際に
も、光ケーブルを確実に固定することができる。
【0081】請求項7の光ケーブル固定装置では、押圧
部材の固定台と反対側に突出部を形成したので、押圧部
材の固定台への固定を緩めることにより、突出部の重量
で押圧部材が固定台と反対側に傾いて、固定台と押圧部
材の間に間隙を形成することができ、押圧部材を固定台
に取り付けたまま、光ケーブルの固定および取り外しを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ケーブル固定装置の第1の実施形態
を示す断面図である。
【図2】本発明の光ケーブル固定装置の第1の実施形態
におけるケーブル案内板を示す斜視図である。
【図3】本発明の光ケーブル固定装置の第1の実施形態
における固定台および押圧部材を示す斜視図である。
【図4】光ケーブルをケーブル案内板に抱持させる状態
を示す断面図である。
【図5】光ケーブルを、固定台および押圧部材に固定す
る状態を示す断面図である。
【図6】光ケーブルを、固定台および押圧部材に固定し
た状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の光ケーブル固定装置の第2の実施形態
を示す斜視図である。
【図8】本発明の光ケーブル固定装置の第3の実施形態
を示す斜視図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】袋金具の詳細を示す断面図である。
【図11】ねじを弛緩して押圧部材を傾けた状態を示す
断面図である。
【図12】光ケーブルをケーブル案内板の凹部に抱持し
た状態を示す断面図である。
【図13】光ケーブルを固定台および押圧部材に固定し
た状態を示す断面図である。
【図14】固定台の第1の凹溝の間にねじ穴を形成し、
押圧部材の第2の凹溝の間に貫通穴を形成した例を示す
斜視図である。
【図15】スペーサに円弧状の突起を形成した例を示す
斜視図である。
【図16】従来の光ケーブル固定装置が使用される装置
架を示す正面図である。
【図17】図16のケーブル導入ユニットの詳細を示す
正面図である。
【図18】図16のケーブル導入ユニットの詳細を示す
上断面図である。
【図19】図16のケーブル導入ユニットの詳細を示す
側断面図である。
【符号の説明】
21 装置架 23 光ケーブル 23a テンションメンバ 23b 光ケーブルコード 25 導入ユニット 25a 上部 25b 導入口 25c 前面 25d 開口部 25e 背面 27 取付板(取付部) 27a 上端 27b 突出部 27c ねじ穴 27d 上部 27e 取付穴 27f 下部 27g 取付穴 27h 開口部 29 凹部 31 開口部 31a 端部 33 スリット 35 支持部 37 端部 39 取付穴 41 ねじ 43 第1の凹溝 43a 係止穴 45 ねじ穴 47 ねじ穴 49 第2の凹溝 49a 係止穴 51 貫通穴 51a ねじ穴 53 ねじ 55 首付きねじ 57 メンバ固定台 57a ねじ穴 59 ねじ 61 固定金具 63 ねじ 65 ケーブル接続板 67 スペーサ 67a 凸面 67b 係止突起 67c 突起 71 傾斜部 73 突出部 75 貫通穴 75a 傾斜部 77 貫通穴 79 ねじ穴 81 ねじ穴 83 袋金具 83a 袋部 83b 挿通穴 85 ビス 87 六角ナット 89 ねじ 91 間隙 93 ねじ穴 95 貫通穴 101 ケーブル案内板(案内部材) 103 固定台(固定部) 103a 前面 103b 背面 105 押圧部材(固定部) 105a 前面 105b 背面 203 固定台(固定部) 203b 背面 205 押圧部材(固定部) 205b 背面 303 固定台(固定部) 303a 前面 303b 背面 305 押圧部材(固定部) 305a 前面 305b 上部 305c 背面 A1 中心 A2 軸 D1 内径 D2 外径 D3 内径 D4 内径 D5 外径 H 高さ L1 距離 L2 長さ L3 長さ L4 長さ W1 形成間隔 W2 開口幅 W3 幅 W4 幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−174922(JP,A) 実開 平5−66604(JP,U) 実開 昭59−101203(JP,U) 実開 平5−33631(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/44 - 6/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部と、 前記取付部に固定され、光ケーブルを固定する固定部と
    を備えてなる光ケーブル固定装置において、 前記取付部の前記光ケーブルの導入側には、複数の前記
    光ケーブルをそれぞれ着脱自在に支持し、前記固定部に
    導く案内部材が配置され 前記案内部材には、前記光ケーブルの外径より狭い開口
    部を有し、前記光ケーブルを抱持する複数の凹部が、間
    隔を置いて形成され、 前記凹部の間には、前記開口部を広げるためのスリット
    が形成され ていることを特徴とする光ケーブル固定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1 記載の光ケーブル固定装置にお
    いて、 前記固定部は、 前記取付部に固定され、前記各光ケーブルを間隔を置い
    て当接する固定台と、 前記固定台に着脱自在に固定され、前記光ケーブルを固
    定台に向けて押圧する押圧部材とを備えていることを特
    徴とする光ケーブル固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2 記載の光ケーブル固定装置にお
    いて、 前記固定台には、前記光ケーブルを当接する複数の第1
    の凹溝が、間隔を置いて形成されていることを特徴とす
    る光ケーブル固定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3 記載の光ケーブル固定装置にお
    いて、 前記固定台には、前記第1の凹溝の配置方向の両端に、
    ねじ穴が形成され、 前記押圧部材には、前記ねじ穴に対応する位置に、ねじ
    部材を挿入し前記固定台と前記押圧部材とを固定する貫
    通穴が形成されていることを特徴とする光ケーブル固定
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4 記載の光ケーブ
    ル固定装置において、 前記押圧部材には、前記固定台の第1の凹溝に対向する
    位置に、第2の凹溝が形成されていることを特徴とする
    光ケーブル固定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5 記載の光ケーブル固定装置にお
    いて、 前記第1および第2の凹溝の少なくとも一方には、前記
    第1または第2の凹溝の内周形状に対応する板状のスペ
    ーサが、着脱自在に配置されていることを特徴とする光
    ケーブル固定装置。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし請求項6 のいずれか1項
    記載の光ケーブル固定装置において、 前記押圧部材は、前記固定台と反対側に突出する突出部
    を備えていることを特徴とする光ケーブル固定装置。
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