JP3429069B2 - プロジエクタ装置 - Google Patents

プロジエクタ装置

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JP3429069B2
JP3429069B2 JP17016594A JP17016594A JP3429069B2 JP 3429069 B2 JP3429069 B2 JP 3429069B2 JP 17016594 A JP17016594 A JP 17016594A JP 17016594 A JP17016594 A JP 17016594A JP 3429069 B2 JP3429069 B2 JP 3429069B2
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美津夫 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図4〜図7) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図3) 作用(図1〜図3) 実施例 (1)第1の実施例(図1) (2)第2の実施例(図2) (3)第3の実施例(図3) (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はプロジエクタ装置に関
し、特に光空間変調素子構成の3つの表示パネルを用い
て形成した3色画像光を合成してカラー画像を拡大投影
するものに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】近年、半導体製造技術の進歩により、光
空間変調素子として液晶表示パネルを用いたプロジエク
タ装置の小型化、高性能化が進み、映像表示の大画面化
といつた要求と相まつて液晶プロジエクタ装置が注目さ
れている。また液晶表示パネルには、透過型や反射型を
はじめとする多くの種類があり、また半導体製造技術を
用いた液晶以外の光空間変調素子を用いた表示パネルも
ある。
【0004】ここで透過型や反射型の液晶表示パネルを
用いたプロジエクタ装置の光学系を、図4〜図7に示
す。まず図4は、いわゆるミラー順次式と呼ばれるフロ
ント型プロジエクタ装置1であり、楕円鏡等でなるリフ
レクタの付いたメタルハライドランプに代表される光源
2から出射される白色光が、コンデンサレンズ3によつ
て集束光Lに変換される。この集束光Lは色相分離ダイ
クロイツクミラー4Aにより、赤色光LR と緑色及び青
色光の合成光とに分離され、さらに色相分離ダイクロイ
ツクミラー4Bにより、緑色光LG と青色光LB とに分
離される。
【0005】各色分離光LR 、LG 、LB は、それぞれ
各色に応じた色画像信号で変調される透過型液晶表示パ
ネル5R、5G、5Bに照射され、変調されて透過後、
色相合成ダイクロイツクミラー6A、6Bにて合成光L
O に変換され、投影レンズ7で拡大されて、スクリーン
8に投影される。なおミラー9A、9Bは、光路折り曲
げ用である。また図中には、スクリーン8上の結像点に
対する投影レンズ7の軸上周辺光線を示す。
【0006】また図4との対応部分に同一符号を付した
図5は、SID'91 DIGEST P.423 に掲載されたリア型プロ
ジエクタ装置10であり、光学系を小型化し得るように
なされている。すなわち光源2から出射される白色光
が、フレネルレンズ構成の第1のコンデンサレンズ12
Aを通じて、色相分離ダイクロイツクミラー4A、4B
によつて赤色光LR 、緑色光LG 、青色光LB に分離さ
れる。
【0007】各色分離光LR 、LG 、LB は、それぞれ
フレネルレンズ構成の第2のコンデンサレンズ12B、
12C、12Dを通じて各色に応じた色画像信号で変調
される透過型液晶表示パネル5R、5G、5Bに照射さ
れ、変調されて透過後、色相合成クロスダイクロイツク
ミラー13にて合成光LO に変換され、投影レンズ7で
拡大されて、リアスクリーン14に投影される。なおミ
ラー11A〜11Eは、それぞれ光路折り曲げ用であ
る。また図中には、スクリーン14上の結像点に対する
投影レンズ7の軸上周辺光線を示す。
【0008】また図4との対応部分に同一符号を付した
図6は、特開平4-225388号公報に開示されたプロジエク
タ装置20であり、液晶表示パネル21R、21G、2
1Bとして、反射型の偏光性のない高分子分散型液晶が
用いられている。また色相分離部に色相分離クロスダイ
クロイツクプリズム22、色相合成部に色相合成クロス
ダイクロイツクミラー23を用い、さらに液晶表示パネ
ル21R、21G、21Bの無偏光性及び反射型といつ
た特性に対応したミラーバーシステム24R、24G、
24Bが用いられている。またミラー25は、それぞれ
光路折り曲げ用である。
【0009】さらに図4との対応部分に同一符号を付し
た図7は、特開昭64-28628号公報に開示されたプロジエ
クタ装置40であり、この光学系においては、色相合成
部に色相合成ダイクロイツクプリズム32を用いてい
る。またミラー31は、それぞれ光路折り曲げ用であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した図4
〜図7のプロジエクタ装置において、特にリア型プロジ
エクタ装置の場合、表示パネルの向きと投射レンズから
出る投射画角を投射スクリーンに合うように配置しなけ
ればならない。従つてセツト内での光学ユニツトの方向
が制限され、セツト全体の奥行きが厚くなるという問題
があつた。また投射倍率を短くするために広角の投射レ
ンズを使用すると、主光線角度が大きくなり、投射レン
ズ近傍の部品の配置が制限されるという問題があつた。
さらに投射レンズの位置を部品に影響のないように延ば
すと、バツクフオーカスが伸びるため、レンズコストが
上昇するという問題があつた。
【0011】このような問題を解決するものとして、投
射レンズにミラーを内蔵させてセツトの奥行きと高さを
同時に低減し得るリア型プロジエクタ装置がある。この
リア型プロジエクタ装置においては、セツトの高さを低
くするため投射器の底面内に光学部品を配置し、投影レ
ンズをスクリーン側に90〔°〕折り曲げている。コンデ
ンサレンズと球面鏡から構成した光源の出射光は、ダイ
クロイツクミラーで3原色に分解されてそれぞれに対応
する3枚の液晶パネルに照射される。また投射レンズは
短焦点距離化されて投射距離が短縮されているために、
液晶パネルの3原色画像はクロスダイクロイツクプリズ
ムを用いて合成されている。ところがこのようなプロジ
エクタ装置においては、照明用ランプと投射レンズ、表
示パネルの向きによつて光学ユニツトの配置が制限され
るという問題があつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、照明系と投影系が干渉することなく小型、薄型化し
得るプロジエクタ装置を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、白色光を出射する白色光源と、当
該白色光源から水平方向に入射された白色光を水平面内
において3色光にそれぞれ等角をなすように分離する色
相分離光学系と、当該色相分離光学系から得られた3色
光を各色ごとに反射して垂直方向に導光する第1の反射
手段とからなる色相分離層と、色相分離層から出射され
る3色光を各色に応じた色画像信号で変調する光空間変
調素子構成の3つの表示パネルと、第1の反射手段を介
してそれぞれ導光された3色光を反射して対応する各表
示パネル上に導光する第2の反射手段と、各表示パネル
を通じて得られる3色画像光を互いに交差するクロスダ
イクロイツク面により合成する色相合成光学系と、当該
色相合成光学系から出射される合成光を拡大投影する投
影レンズとからなる色相合成層とを設け、白色光源から
投影レンズまでの光路を、垂直方向に積層された色相分
離層と色相合成層との2層で構成し、投影レンズは、各
表示パネルと色相合成光学系との間に配置され、各色対
応の3つの表示パネル上に形成される物点からの光束を
平行光束にする正のパワーを有する3つの投影レンズリ
ア手段と、各投影レンズリア手段から出射されクロスダ
イクロイツク面を介して出射される平行光束を拡大し、
スクリーン上に投影して結像させる略アフオーカルな投
影レンズフロント手段と、色相合成光学系及び投影レン
ズフロント手段間に配置された折り曲げミラーとを有
し、当該折り曲げミラーによつて、合成光の投射方向
を、当該合成光が白色光源に干渉しない方向に所定角度
折り曲げ、スクリーンの背面より投射するように一体の
キヤビネツトによつてリア型に構成するようにした。
【0014】
【作用】白色光源から投影レンズまでの光路を、垂直方
向に積層された色相分離層と色相合成層との2層で構成
し、色相分離層で分離された3色光の光路長を、当該色
相分離層から色相合成層の各表示パネル上に至るまで等
しくすると共に、色相合成光学系から出射される平行光
束でなる合成光の投射方向を当該合成光が白色光源に干
渉しない方向に所定角度折り曲げて、スクリーンの背面
より投射するように一体のキヤビネツトによつてリア型
に構成することにより、設置面積を少なくすることがで
きると共に、白色光源を出射方向が水平方向となるよう
な平面上に配置することができる。
【0015】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0016】(1)第1の実施例 図4との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、40は全体として本発明による第1の実施例のプロ
ジエクタ装置を示し、表示パネルとして透過型液晶表示
パネルが用いられている。またこのプロジエクタ装置4
0では、光源2から投影レンズまでの光路を、光源2や
色相分離光学系よりなる色相分離層41Aと、色相合成
光学系よりなる色相合成層41Bとの2層で構造し、合
成光の投射方向を投影レンズ内で光源2と干渉しない方
向に90〔°〕折り曲げるようになされている。また表示
パネルの取り付け向き(縦又は横)に応じて光学ユニツ
ト全体をスクリーンの向きに合わせて配置している。
【0017】リフレクタの付いた光源2から出射された
白色光は、コンデンサレンズ3によつて集束光に変換さ
れる。この集束光は色相分離クロスダイクロイツクミラ
ー42によつて、赤色光、緑色光、青色光にそれぞれ90
〔°〕の角度をなして分離される。この各色光はそれぞ
れ折り曲げミラー43A〜43Cにより色相分離層41
Aから色相合成層41Bに導かれる。
【0018】この色相合成層41Bにおいて、各色光は
それぞれに対応する全反射ミラー44A〜44Cを介し
て、各色に応じた色画像信号で変調される透過型液晶表
示パネル45A〜45Cに照射されて変調されて透過
後、各色分光に対応した投影レンズリアブロツク46A
に入射する。投影レンズリアブロツク46Aは、透過型
液晶表示パネル45A〜45C上に変調によつて形成さ
れる物点を、無限遠に結像する機能を有している。投影
レンズリアブロツク46Aからの射出光は、色相合成ク
ロスダイクロイツクミラー47に入射することにより3
色が合成される。
【0019】この色相合成クロスダイクロイツクミラー
47で得られる合成光は、投影レンズフロント部46B
内に内蔵された折り曲げミラー48で90〔°〕折り曲げ
られて拡大され、スクリーン8上に物点が投影される。
すなわちこの実施例の場合、投射レンズフロント部46
B内に折り曲げミラー48が設けられており、折り曲げ
ミラー48によつて、色相合成クロスダイクロイツクミ
ラー47で得られる合成光の投射方向を光源2に干渉し
ない方向に90〔°〕折り曲げるようになされている。
【0020】以上の構成によれば、光源2から投影レン
ズまでの光路を、色相分離層41Aと色相合成層41B
との2層で構成すると共に、投影レンズフロント部46
B内に内蔵された折り曲げミラー48によつて、合成光
の投射方向を当該合成光が光源2に干渉しない方向に90
〔°〕折り曲げるようにしたことにより、光源2と投影
レンズ系とを干渉させずに、プロジエクタ装置40を小
型、薄型化し得る。
【0021】また上述の構成によれば、液晶表示パネル
45A〜45Cの取り付け向きによつて光学系を最も小
型に構成した場合、投射レンズから出る投射画角の向き
及び投射スクリーン8の向きが一致しないときでも、光
学ユニツト全体を回転させることにより、容易に投射画
角の向き及び投射スクリーン8の向きを合わせることか
できる。従つてリア型プロジエクタ装置では、セツトサ
イズを小型化し得、これにより製造コストを低減するこ
とができると共に製品を軽量化することができる。
【0022】また上述の構成によれば、プロジエクタ装
置40を色相分離層41Aと色相合成層41Bとの2層
構造に分離したことにより設置面積を少なくすることが
でき、また投射レンズフロント部46Bを光源2と干渉
しない方向に90〔°〕折り曲げたことにより、照明系
(特に光源2)を平面上に配置することができる。さら
に上述の構成によれば、投影レンズフロント部46B内
に折り曲げミラー48を設けたことにより、必要最小限
の大きさの折り曲げミラーで光路を折り曲げることがで
きる。
【0023】(2)第2の実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図2におい
て、50は全体として本発明による第2の実施例のプロ
ジエクタ装置を示し、表示パネルとして反射型液晶表示
パネルが用いられている。すわなちプロジエクタ装置5
0においては、折り曲げミラー43A〜43Cにより色
相分離層41Aから色相合成層41Bに導かれた各色光
は、全反射プリズム51A〜51Cを介して、各色に応
じた色画像信号で変調される反射型液晶表示パネル52
A〜52Cに入射し、変調された後反射される。この結
果得られる各色光は、今度は全反射プリズム51A〜5
1Cを透過して、それぞれ投影レンズリアブロツク46
Aに入射する。
【0024】投影レンズリアブロツク46Aからの射出
光は、色相合成クロスダイクロイツクミラー47に入射
することにより3色光が合成され、当該合成光は投影レ
ンズフロント部46B内に内蔵された折り曲げミラー4
8によつて、光源2と干渉しない方向に90〔°〕折り曲
げられ、拡大されてスクリーン8上に物点が結像、投影
される。
【0025】以上の構成によれば、第1の実施例と同様
の効果を得ることができると共に、表示パネルとして反
射型液晶表示パネル52A〜52Cを使用した場合でも
本発明を適用することができる。
【0026】(3)第3の実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、60は全体として本発明による第3の実施例のプロ
ジエクタ装置を示し、合成光の投射方向を折り曲げミラ
ー48によつて 120〔°〕折り曲げている。すなわちこ
の実施例の場合、色相合成クロスダイクロイツクミラー
47で得られる合成光の投射方向は、折り曲げミラー4
8によつて、光源2に干渉しない方向に 120〔°〕折り
曲げられる。
【0027】以上の構成によれば、プロジエクタ装置6
0を、色相分離層41Aと色相合成層42Bとの2層構
造に分離すると共に、投影レンズフロント部46B内に
内蔵された折り曲げミラー48によつて、合成光の投射
方向を当該合成光が光源2に干渉しない方向に 120
〔°〕折り曲げるようにしたことにより、光源2と投影
レンズ系とを干渉させずに、プロジエクタ装置60を小
型、薄型化し得る。
【0028】また上述の構成によれば、液晶表示パネル
45A〜45Cの取り付け向きによつて光学系を最も小
型に構成した場合、投射レンズから出る投射画角の向き
及び投射スクリーン8の向きが一致しないときでも、光
学ユニツト全体を回転させることにより、容易に投射画
角の向き及び投射スクリーン8の向きを合わせることか
できる。従つてリア型プロジエクタ装置では、セツトサ
イズを小型化し得、これにより製造コストを低減するこ
とができると共に製品を軽量化することができる。
【0029】また上述の構成によれば、プロジエクタ装
置60を色相分離層41Aと色相合成層41Bとの2層
構造に分離したことにより設置面積を少なくすることが
でき、また投射レンズフロント部46Bを 120〔°〕折
り曲げたことにより、照明系(特に光源2)を平面上に
配置することができる。さらに上述の構成によれば、投
影レンズフロント部46B内に折り曲げミラー48を設
けたことにより、必要最小限の大きさの折り曲げミラー
で光路を折り曲げることができる。
【0030】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、本発明を透過型や反射型
の液晶表示パネルを用いたプロジエクタ装置に適用した
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の
光空間変調素子を用いた表示パネルを用いるプロジエク
タ装置に広く適用して好適なものである。
【0031】また上述の実施例においては、色相合成ク
ロスダイクロイツクミラー47で得られる合成光の投射
方向を、投影レンズフロント部46B内に内蔵された折
り曲げミラー48によつて、当該合成光が光源2に干渉
しない方向に90〔°〕又は 120〔°〕折り曲げた場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、合成光が光源
2に干渉しなければ、当該合成光を他の角度で折り曲げ
るようにしてもよい。さらに投射レンズフロント部46
Bを回動し得るようにすれば、種々のプロジエクタ装置
に適用し得る。
【0032】また上述の実施例によれば、折り曲げミラ
ー48を投影レンズフロント部46B内に設けた場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、色相合成クロ
スダイクロイツクミラー47と投影レンズフロント部4
6Bとの間や、投影レンズフロント部46Bの後段に折
り曲げミラー48を設けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、白色光源
から投影レンズまでの光路を、垂直方向に積層された色
相分離層と色相合成層との2層で構成し、色相分離層で
分離された3色光の光路長を、当該色相分離層から色相
合成層の各表示パネル上に至るまで等しくすると共に、
色相合成光学系から出射される平行光束でなる合成光の
投射方向を当該合成光が白色光源に干渉しない方向に所
定角度折り曲げて、スクリーンの背面より投射するよう
に一体のキヤビネツトによつてリア型に構成するように
したことにより、設置面積を少なくすることができると
共に、白色光源を出射方向が水平方向となるような平面
上に配置することができ、かくして白色光源と投影レン
ズとを干渉させずに、小型、薄型化し得るプロジエクタ
装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロジエクタ装置の第1の実施例
として透過型液晶表示パネルを用いると共に、合成光を
90〔°〕折り曲げる構成のプロジエクタ装置を示す光学
系統図である。
【図2】本発明によるプロジエクタ装置の第2の実施例
として反射型液晶表示パネルを用いると共に、合成光を
90〔°〕折り曲げる構成のプロジエクタ装置を示す光学
系統図である。
【図3】本発明によるプロジエクタ装置の第3の実施例
として透過型液晶パネルを用いると共に、合成光を 120
〔°〕折り曲げる構成のプロジエクタ装置を示す光学系
統図である。
【図4】従来のプロジエクタ装置として透過型液晶表示
パネルを用いたミラー順次式のフロント型プロジエクタ
装置を示す光学系統図である。
【図5】従来のプロジエクタ装置として透過型液晶表示
パネルを用いたリア型プロジエクタ装置を示す光学系統
図である。
【図6】従来のプロジエクタ装置として反射型液晶表示
パネルを用いたプロジエクタ装置を示す光学系統図であ
る。
【図7】従来のプロジエクタ装置として透過型液晶表示
パネルを用いたプロジエクタ装置を示す光学系統図であ
る。
【符号の説明】
1、10、20、30、40、50、60……プロジエ
クタ装置、2……光源、3、12A、12B、12C、
12D……コンデンサレンズ、4A、4B……色相分離
ダイクロイツクミラー、5R、5B、5G、45A〜4
5C……透過型液晶表示パネル、6A、6B……色相合
成ダイクロイツクミラー、7……投影レンズ、8……ス
クリーン、9、11A、11B、11C、11D、11
E、25、31、43A〜43C、44A〜44C、4
8……ミラー、21R、21G、21B、52A〜52
C……反射型液晶表示パネル、22……色相分離クロス
ダイクロイツクプリズム、23、47……色相合成クロ
スダイクロイツクミラー、24R、24B、24G……
ミラーバーシステム、32……色相合成クロスダイクロ
イツクプリズム、41A……色相分離層、41B……色
相合成層、42……色相分離クロスダイクロイツクミラ
ー、46A……投影レンズリアブロツク、46B……投
影レンズフロント部、51A〜51C……全反射プリズ
ム。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−138386(JP,A) 特開 平5−257110(JP,A) 特開 平3−187696(JP,A) 実開 昭63−26833(JP,U) 実開 平5−61747(JP,U) 実開 平3−36284(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白色光を出射する白色光源と、当該白色光
    源から水平方向に入射された上記白色光を水平面内にお
    いて3色光にそれぞれ等角をなすように分離する色相分
    離光学系と、当該色相分離光学系から得られた上記3色
    光を各色ごとに反射して垂直方向に導光する第1の反射
    手段とからなる色相分離層と、 上記色相分離層から出射される上記3色光を各色に応じ
    た色画像信号で変調する光空間変調素子構成の3つの表
    示パネルと、上記第1の反射手段を介してそれぞれ導光
    された上記3色光を反射して対応する各上記表示パネル
    上に導光する第2の反射手段と、各上記表示パネルを通
    じて得られる3色画像光を互いに交差するクロスダイク
    ロイツク面により合成する色相合成光学系と、当該色相
    合成光学系から出射される合成光を拡大投影する投影レ
    ンズとからなる色相合成層とを具え、 上記白色光源から上記投影レンズまでの光路を、上記垂
    直方向に積層された上記色相分離層と上記色相合成層と
    の2層で構成し、上記投影レンズは、各上記表示パネルと上記色相合成光
    学系との間に配置され、上記各色対応の上記3つの表示
    パネル上に形成される物点からの光束を平行光束にする
    正のパワーを有する3つの投影レンズリア手段と、 各上記投影レンズリア手段から出射され上記クロスダイ
    クロイツク面を介して出射される上記平行光束を拡大
    し、スクリーン上に投影して結像させる略アフオーカル
    な投影レンズフロント手段と、上記色相合成光学系及び
    上記投影レンズフロント手段間に配置された折り曲げミ
    ラーと を具え、当該折り曲げミラーによつて、上記合成
    光の投射方向を、当該合成光が上記白色光源に干渉しな
    い方向に所定角度折り曲げ、上記スクリーンの背面より
    投射するように一体のキヤビネツトによつてリア型に構
    成するようにした ことを特徴とするプロジエクタ装置。
  2. 【請求項2】上記3つの表示パネルとして、透過型液晶
    表示パネル又は反射型液晶表示パネルを用いるようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載のプロジエクタ装
    置。
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