JP3428099B2 - 車両用エアバッグの製造方法 - Google Patents
車両用エアバッグの製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用エアバッグの製造
方法に係り、特にこのエアバッグとインフレータの取付
部の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】エアバッグ装置は、車両が衝突した時、
衝撃が所定以上である場合に、シートベルトの補助とし
て瞬時にバッグが膨張し、乗員を保護する安全装置であ
り、通常、ガス発生器であるインフレータと、インフレ
ータのガスにより膨張するエアバッグとを備えている。 【0003】上記エアバッグは、運転席用のものでは、
図6に示すようにエアバッグ袋体の一部にインフレータ
の頭部が嵌挿される円形の取付穴4′が形成され、この
取付穴周囲にボルトやリベットを貫通させる挿入孔8′
が形成されている。そして、この取付穴周囲を、インフ
レータ周面のフランジ部に重合すると共に、押さえリン
グ部材のリテーナーを介してボルトやリベットで挟着し
て、エアバッグを上記インフレータに固定している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアバッグにおいては、エアバッグの上記取付穴の
大きさはインフレータ頭部の外径とはほぼ同じであるこ
とから、前記ボルトやリベットの挿入孔と上記取付穴縁
部の間隔が制限され、今後にインフレータや取付部品の
小型化を図るときには、更に上記間隔が小さくなるとの
問題がある。 【0005】本発明は叙上の如き実状に対処し、上記イ
ンフレータや取付部品の小型化の際にも、上記ボルト・
リベット挿入孔とエアバッグの取付穴縁部との距離を一
定以上に保持し、あるいは増大させるエアバッグの構成
を見出し、その製造方法を提供することを目的とするも
のである。 【0006】 【課題を解決するための手段】即ち、本発明の意図する
エアバッグの構成は、袋体の一部に、インフレータの円
筒状の頭部が嵌挿される取付穴を形成し、この取付穴周
囲をインフレータ周面のフランジ部に固定する車両用エ
アバッグにおいて、上記取付穴の周縁部を半径内方向に
所要長さ延出すると共に、この延出部に概略V字状の複
数の切り込みを設けて分割し、これら延出部分割片の外
周側に上記フランジ部固定用のボルトまたはリベットの
挿入孔を形成したものである。 【0007】そして、本発明は上記構成のエアバッグの
製造方法であり、上記延出部が形成されるエアバッグ用
布と、このエアバッグ用布に重合される補強布とに夫
々、上記切り込みの形状を含む複数の切り込み用穴を所
定位置に穿設し、上記エアバッグ用布と補強布とを重合
・一体化した後に前記取付穴を穿設し、上記切り込み用
穴を上記切り込みとして形成せしめることを特徴とす
る。 【0008】 【作用】上記本発明方法で製造されるエアバッグでは、
前記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部との間に上
記の如く延出部が形成されることから、前記インフレー
タ等の小型化にも対応して、この挿入孔と取付穴周縁部
との距離を必要長さに保持あるいは増大させることが可
能となる。そして、上記延出部は、上記概略V字状の切
り込みスリットにより複数の分割片に形成されているた
め、インフレータ頭部の嵌挿や挿入時の作業性を妨げる
こともない。 【0009】本発明製造方法では上記エアバッグを製造
するに際し、補強布をエアバッグ用布に重合・一体化し
た後に前記切り込みを形成する方法では、複数枚の布の
重ね抜きが必要となって複雑な形状の裁断が難しくなる
が、切り込み用穴と取付穴とを穿設することによって上
記切り込みを形成し、しかもシンプルな打ち抜き型のみ
で裁断しうることから、上記切り込み形成を容易に行な
うことが可能となる。 【0010】 【実施例】以下、さらに添付図面を参照して、本発明の
具体的な実施態様を説明する。 【0011】図1は本発明方法で製造される運転席用エ
アバッグの取付穴周辺を示す正面図、図2は同エアバッ
グをインフレータに取付けた状態を示す断面図、図3は
同エアバッグの全体図である。 【0012】このエアバッグは、ハンドル側に位置する
下側布1と、乗員側に位置する上側布2の外周縁部同士
を縫合してエアバッグ全体が形成されており、上記下側
布1の略中心部に、図2に示すインフレータ3の円筒状
の頭部3aが嵌挿される取付穴4が形成され、この取付
穴4の周囲がインフレータ周面のフランジ部3bに、押
さえリング金具であるリテーナー9と上記フランジ部3
bとで挟着するようにボルトやリベットによって固定さ
れる。 【0013】そして、上記エアバッグでは図1に示すよ
うに上記取付穴4の周縁部4aが半径内方向に所要長さ
Dにわたって延出されると共に、この延出部5が4つの
概略V字状の切り込み6によって4分割され、これらの
延出部分割片7の外周側に、前記インフレータのフラン
ジ部3bに固定するためのボルトあるいはリベットの挿
入孔8が形成されている。 【0014】上記延出部5の延出長さDは、図2に示す
ようにインフレータ3のガス噴出口3cの位置によって
決められるが、通常、延出部5は、このガス噴出口3c
の下端までとされることから、約1〜10mmの間で選
択される。また、上記切り込みは、上記延出部5の延出
長さDいっぱいに亘って設定することが好適であるが、
例えば斜めに形成する等、きっちりと半径方向に合わせ
て形成する必要はなく、さらにその数や形状も適宜選択
することが可能である。 【0015】そして、上記の如きエアバッグを作製する
本発明実施例の製造方法は、先ず図4に示すように、前
記延出部5が形成されるエアバッグ用下側布1と、この
下側布1に重合される補強布10とを原反11から裁断
する際に、図示の如くこれら下側布1と補強布10とに
夫々、前記切り込み6の形状を外側の縁部12aに含む
4つの切り込み用穴12を所定位置に穿設する。 【0016】そして図5に示すように、上記裁断後の下
側布1と補強布10とを重合縫着して一体化した後に、
前述のインフレータ用の取付穴4を穿設し、上記切り込
み用穴12の内側の縁部12bを取り去って、この切り
込み用穴12を図1に示す如く上記切り込み6として形
成する。 【0017】しかして、上記本発明方法で作製される前
記エアバッグでは、上記ボルト・リベット挿入孔8と取
付穴周縁部4aとの間に上記の如く延出部5が形成され
ることから、今後、インフレータやフランジ部あるいは
取付部品の小型化が進んだとしても、上記ボルト・リベ
ット挿入孔8と取付穴周縁部4aとの距離を必要長さ確
保することが可能である。 【0018】また、上記エアバッグの構成を現行のエア
バッグに取り入れた場合は、上記ボルト・リベット挿入
孔8と取付穴周縁部4aとの距離を増大させることによ
り挿入孔8の強度を今まで以上に向上させ、これによっ
て、従来要したリベット等の数を減じ、エアバッグ装置
の組立工数やコストの削減を図ることが可能となる。 【0019】またさらに、上記エアバッグを製造するに
際して、補強布10を下側布1に重合・一体化した後に
前記切り込み6を形成する方法では、複数枚の布の重ね
抜きが必要となって複雑な形状の裁断が難しくなるが、
前記本発明の方法では、切り込み用穴12と取付穴4と
を穿設することによって上記切り込み6を形成し、しか
もシンプルな打ち抜き型のみで裁断しうることから、上
記切り込み形成を容易に行なうことが可能となる。 【0020】以上、本発明方法により作製するエアバッ
グと、その製造方法を説明したが、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において適宜改変することが可能である。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明方法で得ら
れる車両用エアバッグは、インフレータ上部を嵌挿する
取付穴の周縁部を半径内方向に所要長さ延出すると共
に、この延出部に複数の概略V字状の切り込みを設けて
分割し、これら延出部分割片の外周側にインフレータフ
ランジ部固定用のボルト・リベット挿入孔を形成したも
のであり、上記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部
との間に上記の如く延出部が形成されることから、今後
のインフレータやフランジ部あるいは取付部品の小型化
に対応して上記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部
との距離を必要長さ確保することが可能で、またさら
に、上記本発明の構成を現行のエアバッグに取り入れた
場合は、上記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部と
の距離を増大させ、これによって、従来要したリベット
等の数を減じ、エアバッグ装置の組立工数やコストの削
減を図れるとの効果を奏するものである。 【0022】そして、上記エアバッグを製造する際し、
補強布をエアバッグ用布に重合・一体化した後に前記切
り込みを形成する方法では、複数枚の布の重ね抜きが必
要となって複雑な形状の裁断が難しくなるが、前記本発
明のエアバッグを製造する方法では、切り込み用穴と取
付穴とを穿設することによって上記切り込みを形成し、
しかもシンプルな打ち抜き型のみで裁断しうることか
ら、上記切り込み形成を容易に行なうことが可能であ
る。
方法に係り、特にこのエアバッグとインフレータの取付
部の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】エアバッグ装置は、車両が衝突した時、
衝撃が所定以上である場合に、シートベルトの補助とし
て瞬時にバッグが膨張し、乗員を保護する安全装置であ
り、通常、ガス発生器であるインフレータと、インフレ
ータのガスにより膨張するエアバッグとを備えている。 【0003】上記エアバッグは、運転席用のものでは、
図6に示すようにエアバッグ袋体の一部にインフレータ
の頭部が嵌挿される円形の取付穴4′が形成され、この
取付穴周囲にボルトやリベットを貫通させる挿入孔8′
が形成されている。そして、この取付穴周囲を、インフ
レータ周面のフランジ部に重合すると共に、押さえリン
グ部材のリテーナーを介してボルトやリベットで挟着し
て、エアバッグを上記インフレータに固定している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアバッグにおいては、エアバッグの上記取付穴の
大きさはインフレータ頭部の外径とはほぼ同じであるこ
とから、前記ボルトやリベットの挿入孔と上記取付穴縁
部の間隔が制限され、今後にインフレータや取付部品の
小型化を図るときには、更に上記間隔が小さくなるとの
問題がある。 【0005】本発明は叙上の如き実状に対処し、上記イ
ンフレータや取付部品の小型化の際にも、上記ボルト・
リベット挿入孔とエアバッグの取付穴縁部との距離を一
定以上に保持し、あるいは増大させるエアバッグの構成
を見出し、その製造方法を提供することを目的とするも
のである。 【0006】 【課題を解決するための手段】即ち、本発明の意図する
エアバッグの構成は、袋体の一部に、インフレータの円
筒状の頭部が嵌挿される取付穴を形成し、この取付穴周
囲をインフレータ周面のフランジ部に固定する車両用エ
アバッグにおいて、上記取付穴の周縁部を半径内方向に
所要長さ延出すると共に、この延出部に概略V字状の複
数の切り込みを設けて分割し、これら延出部分割片の外
周側に上記フランジ部固定用のボルトまたはリベットの
挿入孔を形成したものである。 【0007】そして、本発明は上記構成のエアバッグの
製造方法であり、上記延出部が形成されるエアバッグ用
布と、このエアバッグ用布に重合される補強布とに夫
々、上記切り込みの形状を含む複数の切り込み用穴を所
定位置に穿設し、上記エアバッグ用布と補強布とを重合
・一体化した後に前記取付穴を穿設し、上記切り込み用
穴を上記切り込みとして形成せしめることを特徴とす
る。 【0008】 【作用】上記本発明方法で製造されるエアバッグでは、
前記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部との間に上
記の如く延出部が形成されることから、前記インフレー
タ等の小型化にも対応して、この挿入孔と取付穴周縁部
との距離を必要長さに保持あるいは増大させることが可
能となる。そして、上記延出部は、上記概略V字状の切
り込みスリットにより複数の分割片に形成されているた
め、インフレータ頭部の嵌挿や挿入時の作業性を妨げる
こともない。 【0009】本発明製造方法では上記エアバッグを製造
するに際し、補強布をエアバッグ用布に重合・一体化し
た後に前記切り込みを形成する方法では、複数枚の布の
重ね抜きが必要となって複雑な形状の裁断が難しくなる
が、切り込み用穴と取付穴とを穿設することによって上
記切り込みを形成し、しかもシンプルな打ち抜き型のみ
で裁断しうることから、上記切り込み形成を容易に行な
うことが可能となる。 【0010】 【実施例】以下、さらに添付図面を参照して、本発明の
具体的な実施態様を説明する。 【0011】図1は本発明方法で製造される運転席用エ
アバッグの取付穴周辺を示す正面図、図2は同エアバッ
グをインフレータに取付けた状態を示す断面図、図3は
同エアバッグの全体図である。 【0012】このエアバッグは、ハンドル側に位置する
下側布1と、乗員側に位置する上側布2の外周縁部同士
を縫合してエアバッグ全体が形成されており、上記下側
布1の略中心部に、図2に示すインフレータ3の円筒状
の頭部3aが嵌挿される取付穴4が形成され、この取付
穴4の周囲がインフレータ周面のフランジ部3bに、押
さえリング金具であるリテーナー9と上記フランジ部3
bとで挟着するようにボルトやリベットによって固定さ
れる。 【0013】そして、上記エアバッグでは図1に示すよ
うに上記取付穴4の周縁部4aが半径内方向に所要長さ
Dにわたって延出されると共に、この延出部5が4つの
概略V字状の切り込み6によって4分割され、これらの
延出部分割片7の外周側に、前記インフレータのフラン
ジ部3bに固定するためのボルトあるいはリベットの挿
入孔8が形成されている。 【0014】上記延出部5の延出長さDは、図2に示す
ようにインフレータ3のガス噴出口3cの位置によって
決められるが、通常、延出部5は、このガス噴出口3c
の下端までとされることから、約1〜10mmの間で選
択される。また、上記切り込みは、上記延出部5の延出
長さDいっぱいに亘って設定することが好適であるが、
例えば斜めに形成する等、きっちりと半径方向に合わせ
て形成する必要はなく、さらにその数や形状も適宜選択
することが可能である。 【0015】そして、上記の如きエアバッグを作製する
本発明実施例の製造方法は、先ず図4に示すように、前
記延出部5が形成されるエアバッグ用下側布1と、この
下側布1に重合される補強布10とを原反11から裁断
する際に、図示の如くこれら下側布1と補強布10とに
夫々、前記切り込み6の形状を外側の縁部12aに含む
4つの切り込み用穴12を所定位置に穿設する。 【0016】そして図5に示すように、上記裁断後の下
側布1と補強布10とを重合縫着して一体化した後に、
前述のインフレータ用の取付穴4を穿設し、上記切り込
み用穴12の内側の縁部12bを取り去って、この切り
込み用穴12を図1に示す如く上記切り込み6として形
成する。 【0017】しかして、上記本発明方法で作製される前
記エアバッグでは、上記ボルト・リベット挿入孔8と取
付穴周縁部4aとの間に上記の如く延出部5が形成され
ることから、今後、インフレータやフランジ部あるいは
取付部品の小型化が進んだとしても、上記ボルト・リベ
ット挿入孔8と取付穴周縁部4aとの距離を必要長さ確
保することが可能である。 【0018】また、上記エアバッグの構成を現行のエア
バッグに取り入れた場合は、上記ボルト・リベット挿入
孔8と取付穴周縁部4aとの距離を増大させることによ
り挿入孔8の強度を今まで以上に向上させ、これによっ
て、従来要したリベット等の数を減じ、エアバッグ装置
の組立工数やコストの削減を図ることが可能となる。 【0019】またさらに、上記エアバッグを製造するに
際して、補強布10を下側布1に重合・一体化した後に
前記切り込み6を形成する方法では、複数枚の布の重ね
抜きが必要となって複雑な形状の裁断が難しくなるが、
前記本発明の方法では、切り込み用穴12と取付穴4と
を穿設することによって上記切り込み6を形成し、しか
もシンプルな打ち抜き型のみで裁断しうることから、上
記切り込み形成を容易に行なうことが可能となる。 【0020】以上、本発明方法により作製するエアバッ
グと、その製造方法を説明したが、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において適宜改変することが可能である。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明方法で得ら
れる車両用エアバッグは、インフレータ上部を嵌挿する
取付穴の周縁部を半径内方向に所要長さ延出すると共
に、この延出部に複数の概略V字状の切り込みを設けて
分割し、これら延出部分割片の外周側にインフレータフ
ランジ部固定用のボルト・リベット挿入孔を形成したも
のであり、上記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部
との間に上記の如く延出部が形成されることから、今後
のインフレータやフランジ部あるいは取付部品の小型化
に対応して上記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部
との距離を必要長さ確保することが可能で、またさら
に、上記本発明の構成を現行のエアバッグに取り入れた
場合は、上記ボルト・リベット挿入孔と取付穴周縁部と
の距離を増大させ、これによって、従来要したリベット
等の数を減じ、エアバッグ装置の組立工数やコストの削
減を図れるとの効果を奏するものである。 【0022】そして、上記エアバッグを製造する際し、
補強布をエアバッグ用布に重合・一体化した後に前記切
り込みを形成する方法では、複数枚の布の重ね抜きが必
要となって複雑な形状の裁断が難しくなるが、前記本発
明のエアバッグを製造する方法では、切り込み用穴と取
付穴とを穿設することによって上記切り込みを形成し、
しかもシンプルな打ち抜き型のみで裁断しうることか
ら、上記切り込み形成を容易に行なうことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の車両用エアバッグの取付穴周辺
を示す正面図である。 【図2】同実施例をインフレータに取付けた状態を示す
断面図である。 【図3】同実施例の全体図である。 【図4】本発明実施例のエアバッグの製造方法を示す第
一工程図である。 【図5】同、第2工程図である。 【図6】従来のエアバッグを示す全体図である。 【符号の説明】 1 下側布 2 上側布 3 インフレータ 3a インフレータ頭部 3b フランジ部 3c ガス噴出口 4 取付穴 4a 取付穴周縁部 5 延出部 6 概略V字状の切り込み 7 延出部分割片 8 ボルト・リベット挿入孔 9 リテーナー 10 補強布 11 原反 12 切り込み用穴 12a 切り込み用穴の外側の縁部 12b 切り込み用穴の内側の縁部
を示す正面図である。 【図2】同実施例をインフレータに取付けた状態を示す
断面図である。 【図3】同実施例の全体図である。 【図4】本発明実施例のエアバッグの製造方法を示す第
一工程図である。 【図5】同、第2工程図である。 【図6】従来のエアバッグを示す全体図である。 【符号の説明】 1 下側布 2 上側布 3 インフレータ 3a インフレータ頭部 3b フランジ部 3c ガス噴出口 4 取付穴 4a 取付穴周縁部 5 延出部 6 概略V字状の切り込み 7 延出部分割片 8 ボルト・リベット挿入孔 9 リテーナー 10 補強布 11 原反 12 切り込み用穴 12a 切り込み用穴の外側の縁部 12b 切り込み用穴の内側の縁部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−167045(JP,A)
特開 昭50−95926(JP,A)
実開 平2−97149(JP,U)
特公 昭57−60166(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60R 21/16 - 21/32
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】インフレータ頭部が嵌挿する取付穴の周縁
部を半径内方向に所要長さ延出すると共に、この延出部
を概略V字状の複数の切り込みにより分割せしめたエア
バッグの製造方法であって、上記延出部が形成されるエ
アバッグ用布と、このエアバッグ用布に重合される補強
布とに夫々、上記切り込みの形状を含む複数の切り込み
用穴を所定位置に穿設し、上記エアバッグ用布と補強布
とを重合・一体化した後に前記取付穴を穿設し、上記切
り込み用穴を上記切り込みとして形成せしめることを特
徴とする車両用エアバッグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29723493A JP3428099B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 車両用エアバッグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29723493A JP3428099B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 車両用エアバッグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125595A JPH07125595A (ja) | 1995-05-16 |
JP3428099B2 true JP3428099B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=17843908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29723493A Expired - Fee Related JP3428099B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 車両用エアバッグの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3428099B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8746738B2 (en) | 2011-12-15 | 2014-06-10 | Takata Corporation | Airbag folding method and airbag apparatus |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07215152A (ja) * | 1994-01-28 | 1995-08-15 | Ikeda Bussan Co Ltd | エアバッグ本体の基布の裁断方法 |
US7823909B2 (en) * | 2007-10-15 | 2010-11-02 | Autoliv Asp, Inc. | High strength airbag attachment for use with flanged inflators |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP29723493A patent/JP3428099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8746738B2 (en) | 2011-12-15 | 2014-06-10 | Takata Corporation | Airbag folding method and airbag apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07125595A (ja) | 1995-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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