JP3427368B2 - 袋物用止め金 - Google Patents

袋物用止め金

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JP3427368B2 JP09084498A JP9084498A JP3427368B2 JP 3427368 B2 JP3427368 B2 JP 3427368B2 JP 09084498 A JP09084498 A JP 09084498A JP 9084498 A JP9084498 A JP 9084498A JP 3427368 B2 JP3427368 B2 JP 3427368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドバッグなど
の袋物の開口部を止着する袋物用止め金の改良に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の止め金具は、ハンドバッ
グ等の本体がわに止め具本体を固定し、この止め具本体
に係合する係止具をハンドバッグ等の蓋がわに固定した
ものが使用されている。この止め金具の係止手段は、止
め具本体の係止部分を回転させる、いわゆる、ひねりと
称されるものや、止め具本体の係止部分を上下に屈曲さ
せる折り曲げタイプのもの、更に、止め具本体の係止部
分をスライドさせるスライドタイプのものなど、その係
止手段は種々のタイプから選択されている。 【0003】これらハンドバッグ等の止め金具は、蓋と
本体とを固定する外に、ハンドバッグのデザインにも大
きな影響を与えている。すなわち、このハンドバッグ等
の止め金具は、ハンドバッグ全体のデザインを形成する
のに最も重要なアクセントになっているので、この種の
袋物の制作においても装飾的な効果が極めて重要視され
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが従来の止め金
具は、製造の過程において止め金具のデザインを選択す
ることは可能でも、完成した製品では、この止め金具の
デザインを選択することは不可能であった。これは、製
作者やユーザーが、ハンドバッグのデザインは変えるこ
とができないといった固定観念にとらわれていることが
原因である。その為、従来の技術では、その日の気分に
よってハンドバッグ等のデザインを変更したり、フォー
マルな使用からカジュアルな使用にデザインを変更する
ことなどは到底不可能であった。 【0005】そこで当発明者は、ひねりと称される止め
金具のデザインを変更することで、ハンドバッグ全体の
印象が大きく変化することに着目し、完成した製品の止
め金具のデザインを、ユーザー自身が選択できるように
することで、使用目的に適したデザインや、その日の気
分によってデザインを選択することができる袋物用止め
金具の提供を目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明の第1の手段は、袋物Pの本体P1がわに固定さ
れる止め具本体10と、この袋物Pの蓋P2がわに固定
されて止め具本体10に係止する係止具20とからなる
袋物用止め金において、袋物Pの蓋P2に固定する固定
体21を係止具20の一端に設け、止め具本体10の突
起部11に着脱自在に係止する係止体22を係止具20
の他端に設け、一方、係止具20の固定体21に連結片
23を設け、この連結片23を貫通する連結ピン24を
係止体22に設け、連結片23から連結ピン24の端部
を押圧付勢することで係止体22 と連結片23とを強制
的に圧着するコイルスプリング25を設けて連結片23
に係止体22を回転自在に連結し、これら係止体22と
連結片23との接合面に、係止体22の回転位置を固定
する凹凸状の嵌合体26を設け、係止体22の表面22
Aと裏面22Bとに異なった装飾を施すと共に、これら
表面22Aと裏面22Bとが反転するように、係止体2
2を固定体21に回転自在に連結し、止め具本体10の
先端に回転自在に設けた突起部11を係止体22の略中
央部に開穿された挿通孔22Cに挿通係止することを課
題解消のための手段とする。 【0007】本発明によると、係止具20の係止体22
を反転させて表面22Aと裏面22Bとの装飾を選択
し、この止め金のデザインを変更することで、ひねりと
称される止め金具を使用した袋物P全体の印象を変える
ものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。本発明止め金は、止め具本体1
0と係止具20とからなる(図1参照)。 【0009】止め具本体10は、袋物Pの本体P1がわ
に固定するもので、先端に突起部11を設けて係止具2
0と連結する。突起部11は、突起部11の係止部分を
回転させる、いわゆる、ひねりと称される形状を成して
いる。 【0010】係止具20は、袋物Pの蓋P2がわに固定
して、前述の止め具本体10に着脱自在に連結するもの
である。係止具20の一端には固定体21が設けられ、
この固定体21を袋物Pの蓋P2に固定している(図1
参照)。 【0011】一方、係止具20の他端に係止体22を設
け、この係止体22を止め具本体10の突起部11に着
脱自在に係止する。そして、この係止体22の表面22
Aと裏面22Bとに異なった装飾を施し、これら表面2
2Aと裏面22Bとが反転するように、係止体22を固
定体21に回転自在に連結している(図3参照)。 【0012】固定体21と係止体22との連結手段は、
係止具20の固定体21に設けた連結片23と、係止体
22に設けた連結ピン24を使用する(図3乃至図5参
照)。この連結ピン24は、連結片23を貫通支持して
係止体22を回転自在に連結する。 【0013】連結ピン24の周囲にコイルスプリング2
5を配設する。このコイルスプリング25は、連結片2
3から連結ピン24の端部を押圧付勢する。コイルスプ
リング25の押圧付勢力が、係止体22と連結片23と
を強制的に圧着する。図示例では、連結ピン24の端部
に係止凸部24Aを設け、この係止凸部24Aにコイル
スプリング25の端部を係止するようにしている。 【0014】係止体22と連結片23との接合面に、係
止体22の回転位置を固定する凹凸状の嵌合体26を設
ける(図5参照)。図示の嵌合体26は、断面略V字形
状の凸部26Aと凹部26Bとをそれぞれ係止体22と
連結片23との接合面に設けたもので、回転自在な係止
体22の表面22Aまたは裏面22Bが所定位置で固定
するようにしている。図3及び図4に示す嵌合体26
は、係止体22を90度回転させた状態を示している。こ
のように係止体22を強制的に回転させると、嵌合体2
6の凹部26Bに沿って凸部26Aが持ち上がり、係止
体22が反転した位置で再び凸部26Aと凹部26Bと
が嵌合状態になり、係止体22が固定される(図5参
照)。 【0015】係止具20は、前述の如く、通称ひねりと
称する形状の止め具本体10に係止するタイプである
(図2参照)。この係止具20は、板体状を成した係止
体22の略中央部に挿通孔22Cを開穿し、この挿通孔
22Cに止め具本体10の突起部11を挿通係止する。
そして、この係止体22の表面22Aと裏面22Bと
に、印象が異なるように、それぞれ異なった装飾を施し
ている(図2、図4参照)。図示例では、係止体22の
表面22Aと裏面22Bとに模様的な装飾を施している
が、この装飾は、図示例に限定されるものではなく、係
止体22の輪郭や形状、あるいは宝石や貴金属を係止体
22に装着するなど、自由な装飾を施すことが可能であ
る。また、止め具本体10の形状を変更する場合は、係
止具20の係止体22の形状も、この止め具本体10の
変更に伴って任意に変更できるものである。 【0016】 【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。 【0017】すなわち、袋物Pの蓋P2に固定する固定
体21を係止具20の一端に設け、止め具本体10の突
起部11に着脱自在に係止する係止体22を係止具20
の他端に設け、一方、係止具20の固定体21に連結片
23を設け、この連結片23を貫通する連結ピン24を
係止体22に設け、連結片23から連結ピン24の端部
を押圧付勢することで係止体22と連結片23とを強制
的に圧着するコイルスプリング25を設けて連結片23
に係止体22を回転自在に連結し、これら係止体22と
連結片23との接合面に、係止体22の回転位置を固定
する凹凸状の嵌合体26を設け、係止体22の表面22
Aと裏面22Bとに異なった装飾を施すと共に、これら
表面22Aと裏面22Bとが反転するように、係止体2
2を固定体21に回転自在に連結し、止め具本体10の
先端に回転自在に設けた突起部11を係止体22の略中
央部に開穿された挿通孔22Cに挿通係止することで、
係止体22を反転させて表面22Aと裏面22Bとの装
飾を選択し、この止め金のデザインを変更することで、
袋物P全体の印象を変えることができる。 【0018】この結果、いわゆる、ひねりと称される
め金具のデザインを、ユーザー自身が選択できるように
することで、目的別の使用や、その日の気分によってデ
ザインを選択することなどが可能になった。 【0019】また、係止体22の変更操作が容易に行な
うことができる。しかも、一旦変更した係止体22を再
び安定した状態に固定することが可能で、ひねりと称さ
れる止め金であっても、使用時に係止体22がぐらつく
おそれもない。 【0020】このように、本発明によると、ひねりと称
される止め金具のデザインを、ユーザー自身が自由に選
択できるようにすることで、使用目的に適したデザイン
や、その日の気分によってデザインを選択することがで
きるなどといった従来では得られない効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の使用状態を示す斜視図。 【図2】本発明の係止具の一実施例を示す斜視図。 【図3】本発明の係止具を90度回転させた状態を示す正
面図。 【図4】本発明の係止具を90度回転させた状態を示す一
部切欠側面図。 【図5】本発明の係止具と嵌合体との嵌合体を示す一部
切欠側面図。 【符号の説明】 P 袋物 P1 本体 P2 蓋 10 止め具本体 11 突起部 20 係止具 21 固定体 22 係止体 22A 表面 22B 裏面 22C 挿通孔 23 連結片 24 連結ピン 24A 係止凸部 25 コイルスプリング 26 嵌合体 26A 凸部 26B 嵌合体

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 袋物の本体がわに固定される止め具本体
    と、この袋物の蓋がわに固定されて止め具本体に係止す
    る係止具とからなる袋物用止め金において、袋物の蓋に
    固定する固定体を係止具の一端に設け、止め具本体の突
    起部に着脱自在に係止する係止体を係止具の他端に設
    け、一方、係止具の固定体に連結片を設け、この連結片
    を貫通する連結ピンを係止体に設け、連結片から連結ピ
    ンの端部を押圧付勢することで係止体と連結片とを強制
    的に圧着するコイルスプリングを設けて連結片に係止体
    を回転自在に連結し、これら係止体と連結片との接合面
    に、係止体の回転位置を固定する凹凸状の嵌合体を設
    け、係止体の表面と裏面とに異なった装飾を施すと共
    に、これら表面と裏面とが反転するように、係止体を固
    定体に回転自在に連結し、止め具本体の先端に回転自在
    に設けた突起部を係止体の略中央部に開穿された挿通孔
    に挿通係止することを特徴とする袋物用止め金。
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