JP3427343B2 - 操作部材用受光部構造 - Google Patents
操作部材用受光部構造Info
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- JP3427343B2 JP3427343B2 JP33244297A JP33244297A JP3427343B2 JP 3427343 B2 JP3427343 B2 JP 3427343B2 JP 33244297 A JP33244297 A JP 33244297A JP 33244297 A JP33244297 A JP 33244297A JP 3427343 B2 JP3427343 B2 JP 3427343B2
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- Japan
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- receiving portion
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- operation member
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部材用受光部
構造に関し、特に実効的な受光面積を拡大する操作部材
用受光部構造に関する。
構造に関し、特に実効的な受光面積を拡大する操作部材
用受光部構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機、ビデオテー
プレコーダー、照明機器、ドア開閉装置を制御するため
にはリモコンが広く利用されている。かかるリモコン制
御は、離隔位置においてリモコンから制御態様に応じた
赤外光を発射し、被制御機器側に設けられた受光部によ
り上記赤外線受光した赤外光を電気信号に変換して、所
定の制御を行なっている。
プレコーダー、照明機器、ドア開閉装置を制御するため
にはリモコンが広く利用されている。かかるリモコン制
御は、離隔位置においてリモコンから制御態様に応じた
赤外光を発射し、被制御機器側に設けられた受光部によ
り上記赤外線受光した赤外光を電気信号に変換して、所
定の制御を行なっている。
【０００３】この種の操作部材用受光部構造の一例が実
開平３ー１１５４８４号公報に開示されている。かかる
操作部材用受光部構造においては、被制御機器の筐体前
面部に受光部が設置されており、筐体前面の操作パネル
に設けられた操作部材としてのツマミに受光部を埋め込
んだ構造が採用されている。
開平３ー１１５４８４号公報に開示されている。かかる
操作部材用受光部構造においては、被制御機器の筐体前
面部に受光部が設置されており、筐体前面の操作パネル
に設けられた操作部材としてのツマミに受光部を埋め込
んだ構造が採用されている。
【０００４】図８には、この種の従来の操作部材用受光
部構造の簡略化された斜視図が示されている。また、図
９と図１０には、図８に示す操作部材用受光部構造のツ
マミと受光部の分解斜視図が示されている。図９におい
て、箱状のツマミ１の中央部には凹部１４が設けられ、
この凹部１４に図１０に示すような受光部２０が設置さ
れる。このような受光部２０を有するツマミ１を取付部
１３を介してパネル３側に取り付けた状態が図１１に示
されている。
部構造の簡略化された斜視図が示されている。また、図
９と図１０には、図８に示す操作部材用受光部構造のツ
マミと受光部の分解斜視図が示されている。図９におい
て、箱状のツマミ１の中央部には凹部１４が設けられ、
この凹部１４に図１０に示すような受光部２０が設置さ
れる。このような受光部２０を有するツマミ１を取付部
１３を介してパネル３側に取り付けた状態が図１１に示
されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述従来の操作部材用
受光部構造においては、図１１の構造を上方から見た図
１２に示すように、ツマミ１に設けた受光部２０が光を
受けることができる受光可能範囲は、受光部２０の受光
面の露出面積に依存するものとなっている。したがっ
て、受光部２０の受光可能範囲を増大させるためには受
光面積を大きくしなければならず、そのため従来は、受
光部２０をパネル３表面から突出させざるを得ず、受光
部２０が外部からの衝撃を受けやすくなるだけでなく外
観上の問題も生じていた。
受光部構造においては、図１１の構造を上方から見た図
１２に示すように、ツマミ１に設けた受光部２０が光を
受けることができる受光可能範囲は、受光部２０の受光
面の露出面積に依存するものとなっている。したがっ
て、受光部２０の受光可能範囲を増大させるためには受
光面積を大きくしなければならず、そのため従来は、受
光部２０をパネル３表面から突出させざるを得ず、受光
部２０が外部からの衝撃を受けやすくなるだけでなく外
観上の問題も生じていた。
【０００６】そこで、本発明の目的は、受光部の突出が
ない状態で受光可能範囲の拡大を可能とする操作部材用
受光部構造を提供することにある。
ない状態で受光可能範囲の拡大を可能とする操作部材用
受光部構造を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本発明による操作部材用受光部構造は、操作部材に受
光部が設けられた操作部材用受光部構造において、前記
操作部材に凹部が形成され、前記受光部は前記操作部材
の正面と、前記操作部材の正面形状を形成する稜線を挟
んで正面と隣接する少なくとも一面に露出しかつ前記操
作部材から突出することなく前記凹部に配置されてい
る。
め本発明による操作部材用受光部構造は、操作部材に受
光部が設けられた操作部材用受光部構造において、前記
操作部材に凹部が形成され、前記受光部は前記操作部材
の正面と、前記操作部材の正面形状を形成する稜線を挟
んで正面と隣接する少なくとも一面に露出しかつ前記操
作部材から突出することなく前記凹部に配置されてい
る。
【０００８】ここで、前記操作部材は、前記操作部材の
正面側から奥側に向かって広がる縦断面においてコの字
形状に形成され、この凹部に受光部が配置されており、
前記操作部材は、前記操作部材の正面形状を形成する稜
線の一部を切り欠くように凹部が形成され、この凹部に
前記受光部が配置されている。
正面側から奥側に向かって広がる縦断面においてコの字
形状に形成され、この凹部に受光部が配置されており、
前記操作部材は、前記操作部材の正面形状を形成する稜
線の一部を切り欠くように凹部が形成され、この凹部に
前記受光部が配置されている。
【０００９】
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明による
操作部材用受光部構造の一実施形態を示す簡略化された
斜視図である。また、図２と図３には図１に示す実施形
態を説明するためのツマミと受光部の分解斜視図が示さ
れている。更に、図４には、本発明による操作部材用受
光部構造をパネル３に取り付けた後の斜視図が示されて
いる。
て図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明による
操作部材用受光部構造の一実施形態を示す簡略化された
斜視図である。また、図２と図３には図１に示す実施形
態を説明するためのツマミと受光部の分解斜視図が示さ
れている。更に、図４には、本発明による操作部材用受
光部構造をパネル３に取り付けた後の斜視図が示されて
いる。
【００１１】図２において、パネル等への取付部１３
に、図示のような側面から見た断面コの字形状のツマミ
（シーソー型ツマミ）１が固定されている。ツマミ１
は、パネル面（取付部１３）に対して突出量の小さい第
２部材１Ｃを挟んで連結された突出量の大きい第１部材
１Ａと第３部材１Ｂから成り、第２部材１Ｃには受光部
２の電気的及び機械的なインタフェース部となり得る結
合部（図３参照）が挿入される開口部１２が形成されて
いる。図示のように、突出量の大きい第１と第２部材１
Ａ，１Ｂ間には、凹部１１が形成される。
に、図示のような側面から見た断面コの字形状のツマミ
（シーソー型ツマミ）１が固定されている。ツマミ１
は、パネル面（取付部１３）に対して突出量の小さい第
２部材１Ｃを挟んで連結された突出量の大きい第１部材
１Ａと第３部材１Ｂから成り、第２部材１Ｃには受光部
２の電気的及び機械的なインタフェース部となり得る結
合部（図３参照）が挿入される開口部１２が形成されて
いる。図示のように、突出量の大きい第１と第２部材１
Ａ，１Ｂ間には、凹部１１が形成される。
【００１２】また、図３において、受光部２は、正面
（主面）の受光面２Ａの他、その左右側面に少なくとも
受光面２Ｂ，２Ｃが形成されている。受光部２には、ツ
マミ１の第３部材１Ｃの開口部１２を通って取り付ける
ための結合部２１が固定されている。
（主面）の受光面２Ａの他、その左右側面に少なくとも
受光面２Ｂ，２Ｃが形成されている。受光部２には、ツ
マミ１の第３部材１Ｃの開口部１２を通って取り付ける
ための結合部２１が固定されている。
【００１３】こうして組み立てられた操作部材用受光部
構造の斜視図を示す図１を参照すると、受光部２の正面
受光面２Ａは、ツマミ１の第１部材１Ａと第２部材１Ｂ
の正面（主面）と略同一面とされ、従来のように受光面
が突出することはないので、突出部の外力による破損等
の問題が解決されるだけでなく、外観上の問題もなくな
る。また、受光部２の正面受光面２Ａの他に側面受光面
２Ｂ、２Ｃが完全に露出しているので、受光部２の受光
可能範囲面が大幅に拡大される。
構造の斜視図を示す図１を参照すると、受光部２の正面
受光面２Ａは、ツマミ１の第１部材１Ａと第２部材１Ｂ
の正面（主面）と略同一面とされ、従来のように受光面
が突出することはないので、突出部の外力による破損等
の問題が解決されるだけでなく、外観上の問題もなくな
る。また、受光部２の正面受光面２Ａの他に側面受光面
２Ｂ、２Ｃが完全に露出しているので、受光部２の受光
可能範囲面が大幅に拡大される。
【００１４】図５には、図１や図４に示す本実施形態の
構造において上方から見た受光部２の受光可能範囲が示
されている。図５からも明らかなように、受光面が正面
だけでなく両側面にもわたっているため、受光可能領域
が、図１２に示す従来の操作部材用受光部構造と比較し
て大幅に拡大されている。
構造において上方から見た受光部２の受光可能範囲が示
されている。図５からも明らかなように、受光面が正面
だけでなく両側面にもわたっているため、受光可能領域
が、図１２に示す従来の操作部材用受光部構造と比較し
て大幅に拡大されている。
【００１５】以上の実施形態の説明では、受光部２は、
箱状ツマミの略真ん中に埋め込むような構造としている
が、図６に示すように、箱状ツマミの片隅に切り欠き部
を設け、この切り欠き部に対応する形状の受光部を当該
切り欠き部に設け、受光部の正面（主面）２Ａだけでな
く、右側面２Ｂと上面２Ｄを受光面とする構造を採用す
ることができる。また、図７に示すように、ツマミ２を
正面からみて円形形状とし、その上部を切り欠いた切り
欠き部を受光部として、その上方側面全体を受光面とす
る構造を採用することもできる。
箱状ツマミの略真ん中に埋め込むような構造としている
が、図６に示すように、箱状ツマミの片隅に切り欠き部
を設け、この切り欠き部に対応する形状の受光部を当該
切り欠き部に設け、受光部の正面（主面）２Ａだけでな
く、右側面２Ｂと上面２Ｄを受光面とする構造を採用す
ることができる。また、図７に示すように、ツマミ２を
正面からみて円形形状とし、その上部を切り欠いた切り
欠き部を受光部として、その上方側面全体を受光面とす
る構造を採用することもできる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による操作
部材用受光部構造では、ツマミ等の操作部材表面から受
光部の受光面が突出することなく、露出受光面を増大さ
せているので、受光可能領域が著しく拡大されるだけで
なく、外力による破損が少なくなり、外観上の問題もな
くなるという顕著な効果を得られる。
部材用受光部構造では、ツマミ等の操作部材表面から受
光部の受光面が突出することなく、露出受光面を増大さ
せているので、受光可能領域が著しく拡大されるだけで
なく、外力による破損が少なくなり、外観上の問題もな
くなるという顕著な効果を得られる。
【図１】図１は本発明による操作部材用受光部構造の一
実施形態を示す簡略化された斜視図である。
実施形態を示す簡略化された斜視図である。
【図２】図１に示すの操作部材用受光部構造の分解斜視
図のツマミ部を示す図である。
図のツマミ部を示す図である。
【図３】図１に示す従来の操作部材用受光部構造におけ
る分解斜視図の受光部を示す図である。
る分解斜視図の受光部を示す図である。
【図４】本実施形態による操作部材用受光部構造におけ
るパネルへの取付け後の斜視図である。
るパネルへの取付け後の斜視図である。
【図５】図１の構造を上方から見た図であり、受光可能
範囲を示す図である。
範囲を示す図である。
【図６】本発明による操作部材用受光部構造の他の実施
形態を示す簡略化された斜視図である。
形態を示す簡略化された斜視図である。
【図７】本発明による操作部材用受光部構造の更に他の
実施形態を示す簡略化された斜視図である。
実施形態を示す簡略化された斜視図である。
【図８】従来の操作部材用受光部構造の簡略化された斜
視図である。
視図である。
【図９】図８に示す従来の操作部材用受光部構造の分解
斜視図のツマミ部を示す図である。
斜視図のツマミ部を示す図である。
【図１０】図８に示す従来の操作部材用受光部構造にお
ける分解斜視図の受光部を示す図である。
ける分解斜視図の受光部を示す図である。
【図１１】図８に示すツマミをパネル３側に取り付けた
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図１２】図１１の構造を上方から見た図であり、受光
可能範囲を示す図である。
可能範囲を示す図である。
１ ツマミ
２，２０ 受光部
３ パネル
１Ａ，１Ｂ１，１Ｃ，１Ｄ 第１部材、第２部材、第３
部材 １１，１４ 凹部 １２ 開口部 １３ 取付部
部材 １１，１４ 凹部 １２ 開口部 １３ 取付部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平２−267998（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−314750（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−303081（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−54975（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−122774（ＪＰ，Ａ)
実開 平３−115484（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−76687（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04B 10/00
H01H 35/00
H04Q 9/00
Claims (3)
- 【請求項１】操作部材に受光部が設けられた操作部材用
受光部構造において、前記操作部材に凹部が形成され、 前記受光部は前記操作部材の正面と、前記操作部材の正
面形状を形成する稜線を挟んで正面と隣接する少なくと
も一面に露出しかつ前記操作部材から突出することなく
前記凹部に配置されている ことを特徴とする操作部材用
受光部構造。 - 【請求項２】前記操作部材は、前記操作部材の正面側か
ら奥側に向かって広がる縦断面においてコの字形状に形
成され、この凹部に受光部が配置されていることを特徴
とする請求項１に記載の操作部材用受光部構造。 - 【請求項３】前記操作部材は、前記操作部材の正面形状
を形成する稜線の一部を切り欠くように凹部が形成さ
れ、この凹部に前記受光部が配置されていることを特徴
とする請求項１に記載の操作部材用受光部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33244297A JP3427343B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 操作部材用受光部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33244297A JP3427343B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 操作部材用受光部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11150515A JPH11150515A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3427343B2 true JP3427343B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=18255034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33244297A Expired - Lifetime JP3427343B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 操作部材用受光部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3427343B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP33244297A patent/JP3427343B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11150515A (ja) | 1999-06-02 |
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