JP3426875B2 - 低歪みパワーシェアリング増幅器網 - Google Patents
低歪みパワーシェアリング増幅器網Info
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Description
網、より詳細には、特に無線通信において有効な低歪み
パワー共有型増幅器網に関する。
的には、基地局の所で使用される各送信アンテナを励起
するために、別個の高パワー無線周波数(RF)増幅器
を採用する。典型的には、各パワー増幅器は、移動ユー
ザおよび/あるいは固定位置に送信するために複数の周
波数チャネルの変調されたRF信号を増幅する。マルチ
セクタシステムは、複数の指向性アンテナを採用するこ
とによって、あらかじめ定められた方位セクタを通じて
の指向性ビームを提供し、これによって改善されたレン
ジを持つ360°のカバレージを達成する。ある与えら
れたアンテナと関連する各パワー増幅器は、従って、そ
れと関連する角度セクタ内で送信されるべき信号のみを
増幅するために専用化される。
技術による基地局送信機構成の略ブロック図である。ア
ンテナAT1 −AT3 が、おのおの、ある与えられた1
20°方位セクタ内で送受信し、これによって、基地局
の与えられた半径範囲内の360°のカバレッジが達成
される。パワー増幅器P1 −P3 は、おのおの、対応す
る多重化された信号SMUX1−SMUX3を増幅するが、この
多重化された信号は、典型的には、周波数分割多重化
(FDM)信号である。N−チャネル結合器CN1 −C
N3 は、おのおの、多重化された信号を提供するため
に、最高N個までの入力信号を結合する。パワー増幅器
P1 −P3 は、通常、ピークトラヒック負荷を扱うこと
ができるようなサイズにされるが、これは、トラヒック
負荷が分ごとに変動するために、統計量、あるいはそれ
と関連するセクタ内の無線の最大数、に基づいて決定さ
れる。
幅器がマルチキャリア信号を増幅すると、必ず、望まし
くない変調間歪み(intermodulation distortion、IM
D)生成物が生成され、結果として、出力信号の歪み
と、チャネル間の干渉が生じる。増幅器入力パワーが増
加すると、IMD生成物も増加する。従って、基地局送
信機が、単一の方位セクタ内で多数の加入者に向けて送
信すると、そのセクタと関連するパワー増幅器P1 −P
3 が飽和し、IDM生成物が高くなる。一方で、他の方
位セクタを扱う他のパワー増幅器が、十分に利用されな
い状態が発生する。このために、RFパワーが効率的に
利用されず、これによって、統計ベースにてそのシステ
ム上で使用することができる加入者の数が制限される。
増幅器がそれらの間でパワーを共有する低歪み増幅器網
を採用することによって歪みを低減する。これは、十分
に利用されてない増幅器からのパワーを、高い信号負荷
を持つ増幅器に振り向けることを可能にする。
キャリア周波数および/あるいはパワーレベルを持つ複
数のRF入力信号を増幅する能力を持つ低歪みパワーシ
ェアリング増幅器網に関する。網内の各増幅器は、実質
的に同量の信号パワーを増幅し、このために、単一の増
幅器が他の増幅器よりも深く飽和されることはない。こ
の増幅器網は、好ましくは、複数のRF入力信号のおの
おのを複数の第一の出力ポート間に分割するための第一
の分配網を含み、これによって第一の出力ポートのおの
おのの所にコンポジット信号が提供される。各コンポジ
ット信号は、全ての入力信号の信号パワーを含む。複数
のRF増幅器がこれら複数のコンポジット信号をパワー
シェアリング構成内で増幅し、これによってセットの増
幅されたコンポジット信号が提供される。第二の分配網
によって、これら増幅されたコンポジット信号が再生さ
れ、おのおのが入力信号の関連する一つを表すセットの
RF出力信号が提供される。
因するRF出力信号内の歪みが、各出力信号と関連する
フィードフォワードループを採用することによって低減
される。これは、パワーシェアリング構成内により効率
的な増幅器を使用し、しかも、各出力信号に対して与え
られた歪みレベルを達成することを可能にする。
発明の一例としての実施例を、付属の図面と共に参照さ
れるべきである。図面中、同一の参照番号は、同一の要
素あるいは機能を示す。
みパワーシェアリング増幅器網の略ブロック図を示す。
増幅器網20は、おのおのの入力ポートSP1 −SPN
に加えられた複数のN個の入力信号S1 −SN を線形的
に増幅する機能を持つ。各入力信号S1 −SN は、RF
変調されたマルチキャリア信号、例えば、FDM信号で
ある。N個の対応する増幅された出力信号S1 ″−S
N ″がおのおのの出力ポートY1 −YN の所に生成され
る。
器網22を含むが、これは、おのおのの入力ポートIP
1 −IPN の所に現われる入力信号S1 −SN を増幅し
て、こうして、おのおのの出力ポートOP1 −OPN の
所に出力信号S1 ′−SN ′を生成する。増幅器網22
は、パワーシェアリング構成に構成された複数の増幅器
(図2には図示なし)を採用し、各増幅器は、信号S1
−SN の全てからの実質的に同量の信号パワーを増幅す
る。網22に対する詳細な構成は、後に説明される。
物は、おのおのが信号S1 ′−SN′の一つと関連する
フィードフォワードループF1 −FN を採用すること
によって低減される。結果として、出力信号S1 ″−S
N ″は、信号S1 ′−SN ′よりも低い歪みを示す。好
ましくは、フィードフォワードループF1 −FN の数
は、信号S1 ′−SN ′と同数にされる。出力信号の選
択された幾つかのみの歪みを低減することが要求される
場合は、N個より少数のフィードフォワードループが採
用されることを理解できるものである。
力ポートSP1 −SPN の一つあるいはそれ以上が使用
されず、これら使用されない一つあるいはそれ以上のポ
ートには、信号は加えられないことに注意する。この場
合は、対応する出力ポートY1 −YN 上には信号は存在
しない。
例である一例としてのパワーシェアリング増幅器網22
aの略ブロック図を示す。解説の目的上、増幅器22a
は、3つの入力信号S1 −S3 のおのおのを増幅する増
幅器であるものとして説明される。ただし、これ以上あ
るいはこれ以下の入力信号を、後に説明されるように、
網22aの類似する実施例によって増幅できることを理
解されるべきである。第一の分配網36は、第一の入力
ポートIP1 −IP3 のおのおのの所で入力信号S1 −
S3 を受信する。この例においては、使用されていな入
力ポートIP4 には信号は加えられないられない。第一
の分配網36は、各信号S1 −SN からの信号パワー
を、第一の出力ポート31−1から31−4の間に分割
し、その上に、コンポジット信号SM1 −SM4 を生成
する。各コンポジット信号SM1−SM4 は、こうし
て、入力信号S1 、S2 およびS3 の全ての信号パワー
から構成される。好ましくは、各入力信号S1 −S3
は、出力ポート31−1から31−4の間で等しく分割
される。こうして、コンポジット信号SM1 −SM4
は、信号S1 −S3 のパワーが大きく変動する場合で
も、実質的に等しい平均パワーを持つ。こうして、この
実施例においては、各コンポジット信号SM1 −SM4
は、各入力信号S1 −S3 の約1/4の信号パワーを含
む。
するパワー増幅器A1 −A4 に加えられるが、これら
は、好ましくは、実質的に同一の性能仕様、例えば、利
得、挿入位相、出力パワー、対周波数および温度利得特
性、動作バイアス電圧、等を持つ。増幅器A1 −A4
は、実際には、完全に線形ではなく、典型的には、信号
SM1 −SM4 が複数のキャリアを含む場合は、有限量
のIDM生成物を生成する。入力位相がランダムに変化
する条件に対しては、コンポジット信号SM1 −SM4
は、多数のエンベロップサイクルを通じて平均された場
合、実質的に等しいパワーを持つ。こうして、増幅器A
1 −A4 は、おのおの、典型的には、任意の時間におい
て他の増幅器と同一量の出力パワーを提供する。こうし
て、入力信号S1 −S3 のパワーが変動した場合でも、
一つの増幅器が他の増幅器よりもより深く飽和されるこ
とはない。
力信号S1 −S3 は、おのおのが、ある与えられた角度
セクタ内の無線端末に向けられた通信信号を運ぶマルチ
キャリア信号であり得る。この場合は、通信トラヒック
がそれら角度セクタ内に不平等に分配されたときでも、
増幅器A1 −A4 は、これにもかかわらず、実質的に同
一量の信号パワーを増幅する。本発明のこの特徴は、上
に説明された従来の技術によるシステムと比較して顕著
な長所を提供する。各基地局の所に必要とされるハード
ウエアの対応する低減が、このパワーシェアリング構成
の自然な結果として、同一の閉塞率を維持しながら、実
現される。このようなパワーシェアリングの大きな長所
は、パワーが共有され、基地局の所の総パワー要件の削
減が実現できることである。例えば、パワーは、一つの
セクタに、その入力が多数の無線によって駆動されてい
る場合、逸らすことができる。このパワーは、より多く
の無線を、このセンタに向けて切り換えることによっ
て、このセクタ内に加えることができる。別の方法とし
て、一つのセクタ上のある与えられた無線あるいは無線
グループのパワーを、他のセクタからのパワーが利用可
能なときに、増加させることも可能である。
されたコンポジット信号は、それぞれ、第二の分配網3
8の、第二の入力ポート33−4から33−1に加えら
れる。網38は、これら増幅されたコンポジット信号を
再結合(recombine) して、それぞれ、第二の出力ポー
トOP1 −OP3 の所に増幅され再生(reconstructe
d)された出力信号を提供する。各出力信号S1 ′−S3
′は、従って、対応する入力信号S1 −S3 の増幅さ
れたバージョンである。理想的なケースにおいては、ポ
ートIP4 に入力信号が加えられない場合は、出力ポー
トOP4 の所には信号パワーは出現しない。ただし、実
際には、ポートOP4 の所に、低レベルの信号が、増幅
器および分配網の製造誤差に起因して出現する。もし入
力信号が第一の入力ポートIP4 の所に加えられた場合
は、その信号の増幅されたバージョンは、ポートOP4
の所に出現することに注意する。
のおのに対して使用することが可能な一例としての分配
網40の回路図を示す。分配網40は、図示されるよう
に相互接続された4つのクアドラチュアハイブリッド結
合器Hの組合せである。クアドラチュアハイブリッド結
合器、例えば、3dBブランチライン結合器は、当分野
において周知であり、様々な伝送ライン媒体、例えば、
マイクロストリップにて製造することができる。
器Hの略図である。−3dBの結合値(coupling value
s) を想定して、入力ポートE1 に加えられたRFパワ
ーが、出力ポートB1 とB2 の間で均一に分割される。
出力ポートB2 の所に出力される信号あるいは信号部分
は、B1 の所の信号部分に対して−90°位相がずれ
る。同様に、入力ポートE2 に加えられた信号は、B1
およびB2 の所に信号を生成するが、ポートB1 の所の
信号は、ポートB2 の所の信号よりも90°だけ遅れ
る。−3dBの結合を想定し、しかも、こけら結合器が
理想的なものであり、全てのポートの所でマッチングさ
れているものと想定すると、これら結合器ポートの所の
反射は、ゼロであるものと想定することができる。この
場合は、従って、伝達関数を、2−ポートS−パラメー
タではなく、伝達係数を使用して計算することができ
る。
つの所に存在する入力信号あるいは信号部分は、4つの
信号部分に分割され、結合器経路を介して、出力ポート
G1、G2 、G3 およびG4 のおのおのに分配される。
従って、出力ポートG1 −G4 のおのおのは、入力信号
の個々の要素を、ただし、異なる位相にて、含む。より
詳細には、ポートV1 −V4 の任意の一つの所の任意の
入力信号に起因する各出力ポートG1 −G4 の所に存在
する各出力信号の電圧レベルは、入力信号の電圧レベル
に比例する。X個の出力ポートが存在する場合は、出力
ポートの任意の一つの所の信号の電圧レベルの、入力ポ
ートに加えられた信号の電圧レベルに対する割合は、1
/√xあるいはX-0/00 となる。この平方根関係は、パ
ワーが保存するために維持されることに注意する。
位相移動特性を示す。例えば、網40の入力V1 の所に
存在する信号は、出力ポートG1 の所に、ゼロ度の位相
移動を持ち、出力ポートG2 およびG3 の所に−90°
の位相移動を持ち、そして、出力ポートG4 の所に−1
80°の位相移動を持つ(これら位相移動は、互いに、
相対的なものである)。さらに、各対応する入力ポート
V1 −V4 と、出力ポートG1 −G4 の間に起因する信
号グループの遅延は、16個の経路の全てに対して同一
である。上に説明の、網40に加えられた信号に対す
る、パワー分配、電圧レベル、位相移動、および遅延
は、当業者においては、周知なものであることに注意す
る。
の一つの実施例においては、第一の分配網36の代わり
に(対して)分配網40が使用され、第二の分配網38
の代わりに(対して)もう一つの分配網40が使用され
る。つまり、このペアの分配網40を、第一および第二
の分配網36および38に対して、以下のオリエンテー
ションを使用することによって使用することができる:
つまり、網36に対しては、それぞれ、第一の入力ポー
トIP1 −IP4 が、網40の対応する入力ポートV1
−V4 と置換され;さらに、第一の出力ポート31−1
から31−4が、出力ポートG1 −G4 と置換される。
網38に対しては、それぞれ、第二の出力ポート33−
4から33−1が、出力ポートG1 −G4 と置換され;
さらに、第二の出力ポートOP4 −OP1 が、入力ポー
トV1 −V4 と置換される。こうして、網36および3
8に対して、同一のパーツを、ただし、入力および出力
ポートを逆転して使用することができる。これらオリエ
ンテーションを使用すると、増幅器A1 −A4 からの増
幅されたコンポジット信号が、第二の分配網38内に、
対応する入力信号S1 −S3 を表す増幅され再生された
信号S1 ′−S3 ′が、対応する出力ポートOP1 −O
P3 に出現するように、再分配される。再生(reconstr
uction)は、増幅されたコンポジット信号の対応する信
号部分の間の振幅と位相の関係のために可能であり、こ
のために、増幅器A1 −A4 が、それぞれ、同一の挿入
位相遅延を持ち、第二の分配網38の入力ポート33−
4から33−1の所に正しい位相関係が維持されること
が望まれる。当業者においては、第二の分配網38内で
信号S1 ′−S3 ′がどのように再生されるべきかは、
テーブル1から容易に導けるものであり、ここでは、こ
の導き方については説明されない。
のおのに対して使用可能な代替分配網の略図である。分
配網60は、図示されるように相互接続された、上に説
明された機能特性を持つ、4つのハイブリッド結合器H
を採用する。テーブル2は、網60の入力ポートV1 −
V4 に個々の信号が加えられた結果としての網60の出
力ポートG1 −G4 上の信号の相対的な位相関係を示
す。例えば、入力ポートV2 に加えられた信号は、各出
力ポートG1 、G2 、G3 およびG4 上の信号を生成す
るが、ここで、ポートG1上の信号は、−90°の相対
位相を持ち、ポートG2 上の信号は、−180°の相対
位相を持ち、以下、示されるような相対位相を持つ。
のもう一つの実施例においては、第一および第二の分配
網36および38に対して、ペアの分配網60が、分配
網40の使用に対して上に説明されたのと同一のポート
オリエンテーションを使用して使用される。これらオリ
エンテーションが使用された場合、対応する入力信号S
1 −S3 を表す増幅され再生された信号S1 ′−S3 ′
が、対応する出力ポートOP1 −OP3 の所に出現す
る。当業者においては、信号S1 ′−S3 ′がどのよう
に再生されるかは、テーブル2から明らかであり、従っ
て、ここでは、この導き方については説明されない。
るいはより少数の増幅器A1 −ANおよび入力信号S1
−SN との関連で使用するために簡単に修正することが
できる。より詳細には、分配網40あるいは60のいず
れも、2M 個の増幅器A1 −AK との関連で使用できる
ように、K=2M の出力ポートG1 −GK 、および2M
M個の入力ポートV1 −VK が提供されるように修正す
ることができる。ここで、Mは、整数である。分配網3
6および38に対してどのような構成が使用されるとし
ても、入力信号の数が、入力ポートおよび出力ポートの
数よりも少ない場合が考えられることに注意する。この
場合でも、各入力信号の、これら増幅器間での、パワー
シェアリングを達成することが可能である。ただし、こ
の場合は、網36に使用されない入力ポートが存在し、
網38に使用されない出力ポートが存在することにな
る。
グを達成するために分配網36および38に対するさら
に別の構成を使用することもできることに注意する。例
えば、第一の分配網36に対して、入力信号S1−SNを
受信するための入力ポートを持つ第一のバトラーマトリ
ックスを使用し、第二の分配網38に対して、第一のバ
トラーマトリックスと同一の第二のバトラーマトリック
スを使用することも可能である。この構成においては、
出力信号S1 ′−SN ′の再生は、第二のバトラーマト
リックスの出力ポートを、第二のバトラーマトリックス
の入力ポート上に信号S1 ′−SN ′が出現するよう
に、増幅器A1 −AN からの増幅されたコンポジット信
号を受信するために使用することによって達成される。
発明に従う低歪み増幅器網のブロック図である。増幅器
網70は、図2の増幅器網20の、増幅器網70が最大
でもたった4つの入力信号を増幅するように構成されて
いる点で、特別なケースである。解説の目的上、増幅器
網70は、3つの入力信号S1−S3を増幅して3つの対
応する出力信号S1 ″−S3 ″信号を生成する機能を持
つものとして説明される。このケースにおいては、各出
力信号は、次に、関連する120°の方位角セクタ内に
送信する指向性アンテナ(図示なし)内に加えることが
でき、これによって、無線通信システム内の完全な方位
角カバーを達成することができる。
ェアリング増幅器網22aを含む。3つのフィードフォ
ワードループF1 −F3 が、対応する出力信号S1 ′−
S3′内の歪みを低減し、それぞれ、低歪みの出力信号
S1 ″−S3 ″を提供するために採用される。採用され
るフィードフォワード経路の数は、一般には、さらに歪
みを低減するために選択されたRF出力信号の数に対応
すると理解されるべきである。こうして、幾つかの修正
構成では、4つ以上のあるいは以下の入力ポートおよび
4つ以上のあるいは以下の出力ポートが、それらの上に
RF信号が存在するあるいは存在しない状態で採用さ
れ、これに対応する数のフィードフォワードループが採
用される。
れ、第一、第二および第三のサンプリング結合器C1 、
C1 ′およびC1 ″;遅延ラインDL1 およびDL
1 ′;タップ結合器T1 ;伝送ラインTR1 およびL
1 ;並びに修正増幅器A1 ′を含む。フィードフォワー
ドループF2 およびF3 も、類似する記号を持つ要素を
持つ。例えば、フィードフォワードループF3 は、第
一、第二および第三のサンプリング結合器C3 、C3 ′
およびC3 ″;修正増幅器A3 ′を含む。
対応する入力信号S1 −S3 の信号パワーを、関連する
遅延ラインDL1 −DL3 を介して、対応するタップ結
合器T1 −T3 に向けて結合する。これらRF入力信号
はまだ増幅されていないために、これらは、基本周波数
パワーのみを、歪み成分なしに、含む。タップ結合器T
1 −T3 は、さらに、それぞれ、対応する伝送ラインT
R1 −TR3 を介して、第二のサンプリング結合器C
1 ′−C3 ′に結合される。第二のサンプリング結合器
C1 ′−C3 ′は、増幅器網22aの出力ポートOP1
−OP3 の所に存在する増幅され再生されたRF出力信
号S1 ′−S3 ′からの信号パワーを結合する。これら
RF出力信号は、基本周波数パワーに加えて、主として
増幅器網22a内のIMD生成物の生成に起因する歪み
パワーを含む。第二のサンプリング結合器C1 ′−C
3 ′によって結合されたRF信号パワーは、タップ結合
器T1−T3 内で、それぞれ、第一のサンプリング結合
器C1 −C3 によって結合された信号と負の加算が行な
われるように結合される。タップ結合器T1 −T3 は、
こうして、ベクトル結合を介して、第一のサンプリング
結合器から提供された基本周波数パワーから第二のサン
プリング結合器によって提供された基本周波数および歪
みパワーを引く(あるいはこの逆を行なう)減算器とし
て機能する。各タップ結合器に加えられた基本周波数
は、こうして、相殺され、それらの内部抵抗体(図示な
し)内で消散される。結果として、フィードフォワード
信号は、実質的に、対応するタップ結合器T1 −T3 の
出力ポート171−173上に提供される歪みパワーか
らなる。
して使用できる適当な結合器は、当分野において周知で
あり、ハイブリッド、例えば、ブランチライン結合器あ
るいは“ラットレース(rat races )”結合器、並び
に、“インフェーズ(in-phase)”結合器、例えば、ウ
イルキンソン結合器が含まれる。これらの全てはマイク
ロストリップあるいはストリップライン媒体の形式にて
簡単に製造できるものであり、様々な製造業者から提供
されている。
する結合値、並びにタップ結合器に対する結合値は、タ
ップ結合器内において適当なパワーレベルが負に加算さ
れ、その中で信号の相殺が起こるように選択されるべき
である。さらに、各タップ結合器内で相殺されるべきこ
れら二つの信号は、基本周波数の所で相殺が起こるよう
に適当な位相関係にて加えられるべきであるが、これ
は、使用されるタップ結合器のタイプに依存する。基本
周波数の全レンジを通じて信号の相殺を達成するために
は、各遅延ラインDL1 −DL3 の位相遅延と、1)対
応する伝送ラインTR1 −TR3 、および2)増幅器網
22aを通じての電気経路長の結合された電気経路長内
の位相遅延とを、マッチングすることが望ましい。
ード信号が、それぞれ、最終的な修正増幅器A1 ′、A
2 ′およびA3 ′内で増幅され、それぞれ、修正信号C
S1−CS3 が生成される。修正信号CS1 −CS3
は、対応する伝送ラインL1 ′、L2 ′およびL3 ′を
介して第三のサンプリング結合器C1 ″、C2 ″および
C3 ″に提供される。これら修正信号が、第三のサンプ
リング結合器内で、出力信号S1 ′−S3 ′と、破壊的
に加算され、そこに存在する望ましくない歪み生成物が
除去される。第三のサンプリング結合器は、こうして、
(ベクトル結合を介して)、関連するRF出力信号S
1 ′−S3 ′から修正信号を引く減算器として機能す
る。
の相殺は、各修正信号を、対応する第三のサンプリング
結合器C1 ″−C3 ″に、それに加えられた再生RF出
力信号S1 ′−S3 ′に対して定められた振幅および位
相関係にて供給することによって達成される。振幅関係
は、第三のサンプリング結合器C1 ″−C3 ″に対して
使用される結合値と矛盾のないように選択されるべきで
ある。位相関係は、使用される第三のサンプリング結合
器のタイプに従って選択される。例えば、ウイルキンソ
ン結合器の場合は、相殺を達成するために、180°ず
れた位相が選択される。要求される周波数レンジを通じ
て適当な位相関係を提供するために、第二のサンプリン
グ結合器から出る二つの電気経路の間に、つまり、直接
経路とフィードフォワード経路との間に、位相マッチン
グが提供されるべきである。従って、例えば、各遅延ラ
インDL1 ′−DL3 ′の電気経路長は:関連する伝送
ラインR1 −TR3 ;タップ結合器T1 −T3 ;増幅器
A1 ′−A3 ′;および伝送ラインL1 −L3 の結合さ
れた電気経路長と、実質的に等しくされるべきである。
ンプリング結合器とタップ結合器に対する結合値、およ
び増幅器網の利得との関連で選択される必要があること
に注意する。例えば、結合器C1 および結合器C1 ″に
対して10dBの結合値;タップ結合器T1 および第二
のサンプリング結合器C1 ′に対して20dB;そして
増幅器網22aに対して30dBの利得を使用する場合
は、修正増幅器A1 ″の利得は、歪み成分の実質的な相
殺を達成するために、50dBのオーダであることが必
要とされる。
的な出力信号S1 ″−S3 ″は、パワーシェアリング網
22a内での低歪みの増幅、および、歪み生成物がフィ
ードフォワードループF1 −R3 を介してその後の実質
的に除去されために、ほぼ線形的な信号となる。(出力
ポートY4 は、この例においては、端子Rによって終端
される)。各出力信号は、その後さらに処理されるか、
あるいは、無線端末に伝送するためにアンテナに加えら
れる。例えば、増幅器網70が、基地局送信機の最終的
な増幅器段として採用される場合は、各出力ラインY1
−Y3 は、与えられた120°方位セクタを通じて伝送
するための専用の指向性アンテナに接続され、結果とし
て、360°の完全なカバーレッジが達成される。
セクタ間で平均パワーが共有され、結果として、無線通
信システム内の閉塞効率を向上させることである。閉塞
効率は、どれだけ多くの同時呼がそれらの宛先に到達で
きるかの尺度であり、一般的には、統計的に決定され
る。通信システムは、ある与えられた閉塞率、例えば、
1%に対して、設計される。ここで、1%は、平均し
て、1%の呼が話中回路に遭遇し、閉塞されることを意
味し、一方、ゼロの閉塞率を持つシステムは、全てのユ
ーザを同時に扱うことができることを意味する。閉塞効
率を向上させることによって、増幅の総ワット量を各基
地局位置において、ある与えられた閉塞率に対して、低
減することができる。
従来の技術によるシステムは、各セクタ内に12個の無
線を使用し、各無線が、一度に単一の通信チャネルに対
して使用される。このために、ある与えられたセクタの
12個の全ての無線が同時に使用される場合、そのセク
タと関連する多重化された信号、例えば、SMUX1は、1
2個のチャネルのFDM信号から成ることとなる。関連
するパワー増幅器、例えば、P1 の増幅されたRF出力
が、例えば、240ワットであるものとすると、各チャ
ネルは、240/12=20ワットのRF出力を持つこ
ととなる。各セクタが、例えば、220の加入者を扱う
ものとすると、任意の時間において、12/220、つ
まり、約5.5%の加入者が彼らの無線端末を同時に使
用できることとなる。周知のErlangテーブルによると、
これら220の加入者が平均で3%の使用率を有する場
合、閉塞率は、2%となる。一方、図7の低歪み増幅器
網70が、同数の加入者、つまり、3セクタシステムに
対する3×220=660の加入者を扱うために、この
従来のシステムの代わりに使用された場合は、たった2
8個の無線を使用して同一の2%の閉塞率が達成できる
こととなる。この無線数の低減は、Erlangテーブルに基
づき、660の加入者に対して同一の3%の平均使用率
を想定する。たった28個の無線が使用されるために、
生成することを必要とされる総RFパワーは、28×2
0ワット=560ワットとなり、これは、従来の技術に
よるシステムによって要求される720ワット(つま
り、3×240ワット)に対する22%の低減となる。
幅器網22(図2)とともに使用することの長所は、よ
り効率的な(線形性は劣るが)増幅器、例えば、クラス
ABの増幅器を、増幅器網22内で使用して、同一レベ
ルの出力歪みを達成できることである。例えば、フィー
ドフォワードループを使用しない増幅器網22内で、効
率は落ちるが、より線形性の高い増幅器、例えば、クラ
スAの増幅器を使用して、“P”dBの歪みレベルが達
成できるものと想定すると、増幅器網22にフィードフ
ォワードループF1 −FN を追加し、クラスAの増幅器
の代わりに、より効率的な、ただし、線形性の劣る増幅
器、例えば、クラスABの増幅器を使用することによっ
て、これと同一レベルの出力歪みPdBを、より効率的
に達成することが可能である。
発明による無線通信システムの実施例を示す。システム
80は、低歪みのパワーシェアリング網20を含むが、
これは、システム80の基地局の所の複数のN個の指向
性送信アンテナ120−1から120−Nを励起する。
各アンテナ120−1から120−Nは、そのアンテナ
と関連する指定される角度セクタ内に位置する複数の無
線端末TI間で信号を送受信する。
N は、関連する角度セクタ内の無線端末Ti に向けられ
た通信情報を運ぶ。増幅器網20は、パワーシェアリン
グ構成内でこれら信号を増幅し、対応する増幅された出
力信号S1 ″−SN ″を生成し、これら信号は、対応す
るアンテナ120−1から120−Nを介して放射され
る。この実施例においては、網22は、第一の分配網1
12と第二の分配網114との間に結合されたN個の増
幅器PA1 −PAN を含む。網112および114は、
上に説明された分配網60あるいは40と類似するが、
ただし、N個の入力ポートとN個の出力ポートを持つよ
うに修正されたハイブリッド結合器を持つ。フィードフ
ォワードループF1 −F2 が、対応する出力信号S1 ″
−SN ″内の歪みを低減するために採用される。
原理の適用を解説するためのものであり、当業者におい
ては、本発明の、特許請求の範囲によって定義される、
精神および範囲から逸脱することなく、他の構成および
方法を実現できるものである。
信機構成の略図である。
網の一つの実施例の略ブロック図である。
アリング増幅器網の略ブロック図である。
ができる分配網の略図である。
リッド結合器の略図である。
ができる代替分配網の略図である。
網の実施例の略ブロック図である。
ック図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 複数の入力信号を増幅するための装置で
あって、 複数の第一の入力ポートのそれぞれのものにて該複数の
入力信号を受信する第一の分配網であって、該入力信号
の各々の信号パワーを分割して分割により得られた複数
の信号パワー要素を複数の第一の出力ポートにそれぞれ
分配し、これにより、該複数の入力信号のすべてのもの
の分割信号パワー要素を含む合成信号が該第一の出力ポ
ートの各々に存在するように、一組の合成信号を提供す
るよう機能する第一の分配網と、 パワーシェアリング構成内において該一組の合成信号を
増幅して、一組の増幅された合成信号を提供する複数の
増幅器と、 複数の第二の入力ポートのそれぞれのものにて該一組の
増幅された合成信号を受信し、および該一組の増幅され
た合成信号の各々を分解して、複数の第二の出力ポート
のそれぞれのものにて複数の増幅され、再構成された出
力信号であって、その各々が該入力信号のうちの一つを
示すものである出力信号を生成するよう機能する第二の
分配網と、 該入力信号の各々を該出力信号の対応する1つと結合す
ることにより修正信号を生成し、およびこの修正信号を
該1つの対応する出力信号とベクトル的に結合すること
により該出力信号内の歪みを低減するためのフィードフ
ォワードループと、を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記フィードフォワードループが、 前記対応する入力信号の結合された部分を前記対応する
出力信号とベクトル的に結合してフィードフォワード信
号を提供する第一の減算器と、 該フィードフォワード信号を増幅して該修正信号を提供
する修正増幅器と、 前記修正信号を前記対応する出力信号とベクトル的に結
合して、前記出力信号内の歪みを低減する第二の減算器
とを含む装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、 おのおのが前記複数の出力信号の対応する一つ内の歪み
を低減する機能を持つ複数の前記フィードフォワードル
ープがさらに含まれ、これら複数のフィードフォワード
ループのおのおのが、対応する前記第一の減算器、前記
修正増幅器および前記第二の減算器を含む装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、 前記第一の分配網が4つの第一の入力ポートを有し、 前記第二の分配網の前記複数の第二の入力ポートが、4
つの第二の入力ポートから成り、 前記複数の入力信号が、3つの入力信号から成り、そし
て前記複数の再生された出力信号が、3つの対応する第
二の出力ポートの一つ所の3つの出力信号から成る装
置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、 前記第一および第二の分配網が、おのおの、複数の直交
位相ハイブリッド結合器から成る装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、 前記第一および第二の分配網が、各々、バトラーマトリ
ックスから成る装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の装置において、 前記修正信号が、実質的に、前記再生された出力信号の
変調間歪み(IMD)の積の対応する周波数の歪みパワ
ーから成る装置。 - 【請求項8】 請求項2に記載の装置において、前記フ
ィードフォワードループが、さらに前記入力信号を受信
し、前記入力信号の前記結合された部分を提供するため
の第一のサンプリング結合器と、 前記第一のサンプリング結合器と前記第一の減算器との
間に接続された第一の遅延ラインと、 前記第二の分配網に結合されると共に前記出力信号の前
記結合された部分を提供するための第二のサンプリング
結合器と、 前記第二のサンプリング結合器と前記第一減算器との間
に結合された第一の送信ラインとを含む装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、 前記第一の遅延ラインの電気経路長が、実質的に、前記
第一の分配網、前記複数の増幅器、前記第二の分配網、
および前記第一の伝送ラインを通じての電気経路から成
る結合された電気経路長に等しく、前記第一の減算器
が、実質的に前記入力信号の周波数レンジにわたって基
本周波数パワーを有しない歪みパワーを含む前記フィー
ドフォワード信号を提供する機能を持つ装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、さら
に前記修正増幅器と前記第二の減算器の間に結合された
第二の伝送ラインと、 前記第二のサンプリング結合器と前記第二の減算器との
間に結合された第二の遅延ラインであって、実質的に、
前記第一の減算器を通じての前記第一の伝送ライン、前
記修正増幅器および前記第二の伝送ラインによって定義
される電気経路長から成る電気経路長に等しく、これに
よって、前記出力信号内の歪みパワーがある周波数レン
ジを通じて前記第二の減算器内で低減されるようになっ
ている第二の遅延ラインとを含む装置。 - 【請求項11】 無線通信システムであって、 A)複数の指向性送信アンテナと、 B)該複数のアンテナに結合された低歪みパワーシェア
リング増幅器網を含む送信器セクションとを含み、該増
幅器網が i)複数の無線周波数(RF)入力信号を受信し、これ
から各コンポジット信号が該RF入力信号のおのおのの
信号パワーを持つ一組のRFコンポジット信号を生成す
るための第一の分配網と、 ii)該第一の分配網に結合された、該一組の第一のRF
コンポジット信号をパワーシェアリング構成内で増幅
し、一組の増幅された信号を提供するための複数のRF
増幅器と、 iii) 該複数のRF増幅器に結合された、該一組の増幅
された信号を受信し、これから、おのおのが該複数のR
F入力信号の対応する一つを表す複数の増幅され再生さ
れた出力信号を生成するための第二の分配網と、 iv)該RF入力信号の各々を該再生されたRF出力信号
の対応する1つと結合することにより修正信号を生成
し、該修正信号を該対応するRF出力信号とベクトル的
に結合することによって、該対応するRF出力信号内の
歪みを低減するためのフィードフォワードループとを含
むことを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項12】 請求項11に記載の無線通信システム
において、 前記フィードフォワードループが前記RF入力信号の対
応する一つの結合された部分を前記対応するRF出力信
号の結合された部分とベクトル的に結合することによっ
てフィードフォワード信号を提供するための第一の減算
器と、 前記フィードフォワード信号を増幅することによって修
正信号を提供するための修正増幅器と、 前記修正信号を前記対応するRF出力信号とベクトル的
に結合することによって、前記対応するRF出力信号内
の歪みを低減するための第二の減算器とを含む無線通信
システム。 - 【請求項13】 請求項12に記載の無線通信システム
において、 複数のフィードフォワードループがさらに含まれ、各ル
ープが、前記複数の出力信号の対応する一つ内の歪みを
低減する機能を持ち、前記複数のフィードフォワードル
ープのおのおのが、対応する前記第一の減算器、前記修
正増幅器および前記第二の減算器を含むものである無線
通信システム。 - 【請求項14】 複数の入力信号を低歪みにて増幅する
ための方法であって、 該入力信号のおのおのを、複数の第一の回路ポート上の
信号部分に、ある与えられた入力信号の信号部分の間に
所定の振幅および位相関係が保たれるような方法にて分
割するステップであって、これによって、おのおのの該
第一の回路ポート上に該入力信号のおのおのの信号パワ
ーを持つコンポジット信号が形成されるようにするステ
ップと、 該各コンポジット信号を別個に増幅することによって増
幅されたコンポジット信号を生成するステップと、 該増幅されたコンポジット信号を再結合することによっ
て、おのおのが該入力信号の1つに対応する複数の増幅
され再生された出力信号を形成するステップと、 該入力信号の一つの結合された部分と該出力信号の一つ
の結合された部分をベクトル的に結合することによっ
て、フィードフォワード信号を形成するステップと、 該フィードフォワード信号を増幅することによって歪み
パワーを持つ修正信号を形成するステップと、 該修正信号を該出力信号とベクトル的に結合することに
よって該出力信号内の歪みを低減するステップとを含む
ことを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、さ
らに各出力信号を前記各出力信号と対応する角度セクタ
内に位置された無線端末に向けて放射するステップを含
む方法。 - 【請求項16】 請求項1に記載の装置において、前記
複数の増幅器のおのおのが実質的に同一の利得および挿
入位相遅延を持つ装置。 - 【請求項17】 請求項2に記載の装置において、前記
第一および第二の分配網が、実質的に同一の回路構成を
持つ装置。 - 【請求項18】 請求項3に記載の装置において、前記
複数の入力信号の少なくとも一つが、変調されたマルチ
キャリア無線周波数(RF)信号から成るものである装
置。 - 【請求項19】 複数の入力信号を増幅するための装置
であって、 複数の第一の入力ポートのそれぞれのものにて該複数の
入力信号を受信する第一の分配網であって、該入力信号
の各々の信号パワーを分割して分割により得られた複数
の信号パワー要素を複数の第一の出力ポートにそれぞれ
分配し、これにより、該複数の入力信号のすべてのもの
の分割信号パワー要素を含む合成信号が該第一の出力ポ
ートの各々に存在するように、一組の合成信号を提供す
るよう機能する第一の分配網と、 パワーシェアリング構成において該一組の合成信号を増
幅して、一組の増幅された合成信号を提供する増幅手段
と、 複数の第二の入力ポートのそれぞれのものにて該一組の
増幅された合成信号を受信し、および該一組の増幅され
た合成信号の各々を分解して、各々が該入力信号のうち
の1つを示すような複数の増幅された、再構成された出
力信号を生成するよう機能する第二の分配網と、 該入力信号の各々を該出力信号の対応する1つと結合す
ることにより修正信号を生成し、およびこの修正信号を
該対応する出力信号とベクトル的に結合して該出力信号
内の歪を低減するフィードフォワードループ手段とを含
むことを特徴とする装置。
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