JP3426721B2 - ラック移送装置 - Google Patents

ラック移送装置

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JP3426721B2
JP3426721B2 JP18421294A JP18421294A JP3426721B2 JP 3426721 B2 JP3426721 B2 JP 3426721B2 JP 18421294 A JP18421294 A JP 18421294A JP 18421294 A JP18421294 A JP 18421294A JP 3426721 B2 JP3426721 B2 JP 3426721B2
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JP
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rack
rod
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extruding
rail
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JP18421294A
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JPH0815271A (ja
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幸慶 泉
利晃 松岡
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Sysmex Corp
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Sysmex Corp
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば臨床検査におけ
る血液検査装置や尿検査装置等の試料分析装置に試料を
自動供給する際に使用されるもので、試料が収納されて
いる検体容器が複数本搭載されているラックを前記試料
分析装置に移送するための、ラック移送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のラック移送装置は、例えば実公平
2−49570号公報に記載されているように、研磨さ
れた円柱状のレールが平行に2本1組となって、2組設
けられており、各1組のレールに1個のステージが摺動
自在に装着されており、各ステージにラックを押し出す
ための爪が装着されていた。また、各1組のレールにつ
き1本のタイミングベルトが平行併設されており、各タ
イミングベルトに回転力が付与される構成となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来のラ
ック移送装置においては、円柱状のレールが平行に4本
も使用され、各レールは研磨されたものであるため非常
に高価となり、また組み立て精度も厳密に要求される。
【0004】更に、タイミングベルトも2本必要であっ
て、装置全体が複雑且つ大型となり極めて高価なものと
なっていた。
【0005】本発明は、かかる従来装置の課題に鑑みて
なされたもので、部品点数を減少させると共に、各部品
を安価なものとすることによって、装置全体を単純、小
型化しコストダウンを企図するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の検体容
器が保持されるラックを、その延在方向と交差する方向
に移送するラック移送装置において、ラックの略中心下
部を通りその移送方向に延在する1本の摺動レール上
に、前記ラックの延在方向と平行な方向に延在し当該ラ
ックを後方から押し出す押出桿が摺動自在に装着されて
いると共に、前記摺動レールの近傍に当該摺動レールの
延在方向と平行な方向に延在する駆動用エンドレスベル
トが設けられ、前記押出桿は当該駆動用エンドレスベル
トによって駆動されるように構成され、前記摺動レール
は、横断面が凹条のガイドレールと当該ガイドレールと
ボールを介して摺動自在に嵌合しているスライダによっ
て構成され、ガイドレールは装置本体に固定され、スラ
イダに押出桿が装着されていることを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】本発明では、押出桿の前方にラックが載置され
ており、駆動用エンドレスベルトが移動することによっ
て押出桿が1本の摺動レール上を前進し、それによって
検体容器も前進移送される。なお、押出桿を初期位置に
戻すには、前記駆動用エンドレスベルトを逆動させれば
よい。
【0008】
【実施例】図1は検体容器が保持されるラックを示す斜
視図である。図2はラックの移動方向を示す斜視図であ
る。図3は本発明の実施例装置が採用されている血液検
査装置の斜視図であって、図2とは逆方向から見たもの
である。、図4は本発明の実施例装置の平面図である。
図5は本発明の実施例装置の側面図である。図6は摺動
レールの横断面図である。
【0009】図1において、1・・・は試料としての血
液が収納されている透明硝子もしくは樹脂製の検体容器
で、当該検体容器1・・・は、プラスチック製のラック
2に一列に10個形成されている容器保持筒3・・・内
に保持されている。
【0010】図2において、4は検体容器1・・・内の
血液を攪拌、吸引する吸引ヘッドである。前記ラック2
・・・はA方向に移送された後、B方向に進路を90°
変更して再度移送され、その地点で前記吸引ヘッド4が
動作して、検体容器1内の血液が攪拌され吸引される。
【0011】検体容器1・・・が保持されてラック2・
・・は、予め、平板にて形成されているスタートヤード
5の上部に整列配置されており、各ラック2・・・には
検体容器1・・・が保持されている。なお、検体容器1
はその図示を一部省略している。前記各ラック2は、ス
タートヤード5の両側縁から内側に突出している一対の
押出爪6によって両端部近傍がA方向に押出されるよう
に構成されている。
【0012】図3において、7は血液検査装置本体で、
8は操作パネルである。また、9は各種のデータが出力
されるプリンタである。また、10は平板にて形成され
ているストックヤードで、検体が吸引された後のラック
2・・・が整列配置される場である。
【0013】図4、図5において、スタートヤード5の
下部には、横断面を図6に示すような1本の摺動レール
11が、ラック2・・・の移送方向に延在形成されてい
る。前記摺動レール11は、横断面が凹条のガイドレー
ル11aと当該ガイドレール11aとボール11bを介
して摺動自在に嵌合しているスライダ11cによって構
成されている。
【0014】前記スライダ11cの上面には、ラック2
の延在方向と平行な方向に延在し当該ラック2より若干
長い抽出桿12の中央部が固設されている。なお、前記
ガイドレール11aは装置本体のベース15に固定され
ている。
【0015】前記押出桿12の両端近傍には、断面コ字
状でスタートヤード5の側端縁と干渉しないように断面
がコ字状に形成されている押出爪6a、6bが揺動可能
に装着されている。
【0016】一方の押出爪6aには、図4の状態からこ
れ以上時計方向に回転しないようにストッパ13aが設
けられ、他方の押出爪6bには図4の状態からこれ以上
反時計方向に回転しないようにストッパ13bが設けら
れており、両押出爪6a、6bの間には引張コイルバネ
14、14が張架されている。
【0017】従って、一方の押出爪6aには時計方向の
回転力が付勢されるも、ストッパ13aによってこれ以
上の時計方向への回転は阻止され、他方の押出爪6bに
は反時計方向の回転力が付勢されるも、ストッパ13b
によってこれ以上の反時計方向への回転は阻止されてい
る。
【0018】そして、押出桿12が前進(図4、図5で
は右方に移動)する際には、押出爪6a、6bの前側
(図4、図5では右側)の縁部にラック2の後側面が当
接し、当該ラック2は押出桿12と共に前進する。
【0019】なお、押出桿12が後退(図4、図5では
左方に移動)する際に、押出桿12の後方(図4、図5
では左方)にラック2が存在する場合には、当該ラック
2の前側角部が押出爪6a、6bの後側の傾斜部に夫々
当接してラック2を押し、前記引張コイルバネ14、1
4を引張りつつ、一方の押出爪6aは反時計方向に回転
し、他方の押出爪6bは時計方向に回転して、両押出爪
6a、6b間のラック2の通過を許容する。従って、押
出桿12の後方にラック2が存在していても、押出桿1
2は後退しラック2の後方に位置することが可能とな
る。
【0020】前記摺動レール11の側方には、当該摺動
レール11の延在方向と平行な方向に延在し押出桿12
を駆動するためのエンドレスのタイミングベルト16
が、その両端のタイミングプーリ17、18間に張架さ
れており、当該タイミングベルト16に前記押出桿12
が接続されている。そして、前原動側のタイミングプー
リ18は、原動ベルト19を介してモータ20の回転軸
に接続されている。
【0021】前記モータ20は正逆転可能に構成されて
おり、当該モータ20が正転したとき押出桿12が前進
し、逆転したとき押出桿12が後退するように構成され
ている。より具体的には、前記モータ20は、押出桿1
2が前進する際にはラック2の厚さ分だけ間欠的に正転
し、押出桿12が後退する際には連続的に逆転する。
【0022】
【発明の効果】本発明では、1本の摺動レール上に、ラ
ックの延在方向と平行な方向に延在し当該ラックを後方
から押し出す押出桿が摺動自在に装着されていると共
に、前記摺動レールの近傍に駆動用エンドレスベルトが
設けられ、押出桿は駆動用エンドレスベルトによって駆
動されるように構成されているので、従来技術と比較し
て構成が極めて簡単で、小型化、低価格化を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検体容器が保持されるラックを示す斜視図であ
る。
【図2】ラックの移動方向を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例装置が採用されている血液検査
装置の斜視図であって、図2とは逆方向から見たもので
ある。
【図4】本発明の実施例装置の平面図である。
【図5】本発明の実施例装置の側面図である。
【図6】本発明の実施例装置に使用されている摺動レー
ルの横断面図である。
【符号の説明】
1 検体容器 2 ラック 3 容器保持筒 4 吸引ヘッド 5 スタートヤード 6 押出爪 6a 押出爪 6b 押出爪 7 血液検査装置本体 8 操作パネル 9 プリンタ 10 ストックヤード 11 摺動レール 11a ガイドレール 11b ボール 11c スライダ 12 押出桿 13a ストッパ 13b ストッパ 14 引張コイルバネ 15 ベース 16 タイミングベルト 17 タイミングプーリ 18 タイミングプーリ 19 原動ベルト 20 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−48186(JP,A) 特開 昭49−1284(JP,A) 特開 昭59−58336(JP,A) 実開 昭60−154834(JP,U) 実開 昭63−141456(JP,U) 実開 昭63−141458(JP,U) 実開 昭57−185963(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10 G01N 1/00 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の検体容器が保持されるラックを、
    その延在方向と交差する方向に移送するラック移送装置
    において、 ラックの略中心下部を通りその移送方向に延在する1本
    の摺動レール上に、前記ラックの延在方向と平行な方向
    に延在し当該ラックを後方から押し出す押出桿が摺動自
    在に装着されていると共に、前記摺動レールの近傍に当
    該摺動レールの延在方向と平行な方向に延在する駆動用
    エンドレスベルトが設けられ、前記押出桿は当該駆動用
    エンドレスベルトによって駆動されるように構成され、
    前記摺動レールは、横断面が凹条のガイドレールと当該
    ガイドレールとボールを介して摺動自在に嵌合している
    スライダによって構成され、ガイドレールは装置本体に
    固定され、スライダに押出桿が装着されていることを特
    徴とするラック移送装置。
  2. 【請求項2】 押出桿の両端部にラックを押し出すため
    の押出爪が揺動可能に装着されており、前記ラックは前
    記押出爪によって両端部近傍が押出されるように構成さ
    れている請求項1記載のラック移送装置。
JP18421294A 1994-06-30 1994-06-30 ラック移送装置 Expired - Lifetime JP3426721B2 (ja)

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