JP3425654B2 - 側方拡張型移動間仕切の遮音装置 - Google Patents
側方拡張型移動間仕切の遮音装置Info
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Description
用いる移動間仕切の遮音装置、特に側方拡張型移動間仕
切の遮音装置に関する。
切るのに、複数の移動間仕切を一列に整列させて、小さ
な部屋に区分し、行事等の終了後には、移動間仕切を移
動させて元の大きな部屋に戻すことが行われている。
の側部を左右方向に伸長可能な側方拡張型のものとし、
これにより、間口全体を完全に閉塞できるようにするこ
とが多い。
れを設置位置に配置した後、その上部及び下部に設けた
移動部材を、上下方向に伸長させて、天井面及び床面に
密着させることにより、遮音性を高めるようにしてい
る。
おいては、一方の側部を左右方向に拡張させるために、
移動部材を上下方向に伸長させても、拡張させた側部の
上方に隙間が生じ、この隙間から音が漏れるおそれがあ
る。
する手段としては、例えば実公昭55−31195号公
報に開示されているように、上下部の移動部材の一側部
に、側部移動部材と連動して左右方向に移動する側部摺
動部材を、左右方向に摺動可能として装着したものがあ
る。
コーナー部の隙間閉塞手段を備えた従来の側方拡張型の
移動間仕切においては、側部摺動部材が、側部移動部材
とともに外側方に延出したとき、その側部摺動部材と上
下部の移動部材との間に、側部摺動部材の移動量に比例
する隙間が生じ、この隙間を通して音が漏れるという問
題がある。
な問題点に鑑み、側部移動部材が間仕切本体から側方に
延出した場合に生じる隙間を完全に閉塞し、もって間仕
切の遮音性、気密性等を向上しうるようにした側方拡張
型移動間仕切の遮音装置を提供することを目的としてい
る。
題は次のようにして解決される。
または下端に形成された左右方向を向く凹溝内に、上下
方向に移動可能として嵌合され、間仕切本体と天井また
は床との間の隙間を閉塞する上下移動部材と、前記間仕
切本体の一方の側部に、左右方向に摺動可能として嵌合
された側部移動部材とを有する側方拡張型移動間仕切に
おいて、前記上下移動部材を、間仕切本体内に設けられ
た駆動手段により上下動させられる内側部材と、該内側
部材と前記凹溝の内側面との間に配設され、内側部材と
ともに上下動する左右の第1及び第2の外側部材とによ
り構成し、第1の外側部材を内側部材に固定し、かつ第
2の外側部材を、内側部材に左右方向に摺動可能として
装着するとともに、前記側部移動部材と同期して左右方
向に移動するように側部移動部材に連係し、第1及び第
2の外側部材における天井または床面と接する部分と前
記凹溝の内側面と接する部分とのほぼ全長に、第1の端
部シール材及び側部シール材を設け、かつ前記内側部材
における天井または床面と接する部分と前記凹溝の内側
面と接する部分とに、前記第1及び第2の外側部材の最
大離間範囲より長い範囲に亘って、少なくとも両端部が
前記第1の端部シール材及び側部シール材と接する第2
の端部シール材及び側部シール材を設ける。
水平の上片と、その前後の縁に設けられた前後の側片と
からなり、第1及び第2の外側部材のそれぞれが、前記
内側部材の両側片の外側に設けられた前後1対の側片を
備え、第1または第2の外側部材における前後の側片の
凹溝の底部寄りの縁部に、第1の側部シール材を設け、
かつ内側部材における前後の側片を、第1及び第2の外
側部材の前後の側片より凹溝内に深く延出させ、その延
出部分の外側面に、第2の側部シール材を設ける。
態を示す。間仕切本体(1)は、天井(2)の下面に固着し
たレール(3)に沿って走行する1対の走行体(4)(4)よ
り垂下する2本の吊りボルト(5)(5)により吊支され、
走行体(4)(4)とともに、レール(3)に沿って移動する
ことができる。
は、上下方向を向く凹溝(6)が形成されており、また同
じく上下の端部には、凹溝(6)と連設する左右方向を向
く凹溝(7)(8)がそれぞれ形成されている。
における角筒部(10)が、上下1対の案内支持手段(12)に
より、左右方向に移動可能として、すなわち凹溝(6)よ
り右側方に進退しうるようにして支持されている。
して、間仕切本体(1)の右端部に外嵌する外装部(11)が
固着されている。
動させられることにより、間仕切本体(1)と天井(2)ま
たは床(13)との間の隙間(14)(15)を閉塞する上下移動部
材(16)(17)が嵌合されている。
の構造をなしているので、上方のもののみについて説明
し、下方のものについては、上方のものと同一の部材に
同一の符号を付して図示するに止め、詳細な説明は省略
する。
設けられた後述する駆動手段(18)により上下動させられ
るようにしたほぼ下向きコ字状をなす内側部材(19)と、
この内側部材(19)と凹溝(7)の内側面との間に配設さ
れ、内側部材(19)とともに上下動する左右の第1及び第
2の外側部材(20)(21)とをもって構成されている。
の前後の縁より垂下する前後の側片(19b)(19b)とからな
り、両側片(19b)(19b)の上部には、外側部材(20)(21)を
案内するレール部(19c)(19c)が形成されている。
レール部(19c)(19c)に外嵌する薄いコ字状をなす前後1
対の側片(20a)(20a)(21a)(21a)と、両側片(20a)(20a)(2
1a)(21a)の外側の端部同士を結合する結合部(20b)(21b)
とからなっている。
2)をもって内側部材(19)に固定されており、右方の第2
の外側部材(21)は、内側部材(19)に、左右方向に摺動可
能として装着されている。
より垂下させた下方を向くロッド(23)を、側部移動部材
(9)の角筒部(10)の上端に形成した受け孔(24)に摺動自
在に嵌合することにより、側部移動部材(9)に対して上
下動できるが、側部移動部材(9)とともに左右方向に移
動するようになっている。
各側片(20a)(21a)の上端面と下端部外側面との全長に
は、レール(3)の下面(天井(2)としてもよい)と凹溝
(7)の内側面とに接する第1の端部シール材(25)及び側
部シール材(26)が設けられている。
端部上面と、前後の側片(19b)(19b)の下端部外側面とに
は、上記の第1の端部シール材(25)及び側部シール材(2
6)と平行をなして接する第2の端部シール材(27)及び側
部シール材(28)が設けられている。
ル材(28)の長さは、内側部材(19)の全長と同一とするの
が好ましいが、少なくとも、第1及び第2の外側部材(2
0)(21)が最大に離れた場合に、両端部が第1の端部シー
ル材(25)及び側部シール材(26)と接するような長さとし
てもよい。
における前後の側片(19b)(19b)を、第1及び第2の外側
部材(20)(21)の前後の側片(20a)(21a)の下端より下方に
長く延出させることにより、その延出部分の外側面に設
けることができる。
また上下移動部材(16)(17)を上下方向に移動させる駆動
手段で、その構造は、上掲の実公昭55−31195号
公報に開示されている公知のものと同一である。また、
この駆動手段(18)の構造は、本発明に直接関係するもの
ではないので、その作用のみを、本実施形態の全体の作
用とともに以下に説明する。
中央部に設けられたギヤボックス(30)に、図示を省略し
た操作のハンドルを装着して、その操作ハンドルを回転
させると、上下1対の伸縮杆(31)(31)が互いに同期し
て、伸長または収縮し、その伸長時には、その先端部に
連結された三角片(32)が所要方向に回動させられ、三角
片(32)の別の頂点に連結された上下1対の押し出しリン
ク(33)を介して、側部移動部材(9)を、図1の右方に押
し出し、部屋の側壁または柱に押しつける。このとき、
第2の外側部材(21)は、側部移動部材(19)とともに、図
1の右方に移動する。
ると、上下の三角片(32)(32)が、圧縮ばね(34)(34)の付
勢力に抗して、上下方向に移動させられ、三角片(32)(3
2)の残りの頂点に連結された押し出しリンク(35)(35)を
介して、上下移動部材(16)、特にその内側部材(19)をレ
ール(3)の下面(または天井(2)の下面)に圧接するよ
うに上方に、また上下移動部材(17)、特にその内側部材
(19)を床(13)に圧接するように下方に、それぞれ移動す
る。
にねじ止めされた第1の外側部材(20)と、内側部材(19)
のレール部(19c)に接合している第2の外側部材(21)と
が同時に上昇する。
そのロッド(23)が受け孔(24)から上方に摺動することに
より許容される。
レール(3)の下面に圧接したとき、第1及び第2の外側
部材(20)(21)の第1の端部シール材(25)もレール(3)の
下面に圧接し、しかも第2の外側部材(21)が最大に右方
に移動した場合でも、第2の端部シール材(27)の両端は
第1の端部シール材(25)に接しているので、レール(3)
の下面に沿って前後方向に空隙が形成されることはな
い。
(9)とともに右方に移動したことにより形成される第1
及び第2の外側部材(20)(21)間における第1の側部シー
ル材(26)(26)の欠落部の直下には、内側部材(19)に設け
た第2の側部シール材(28)が位置し、その両端部が、左
右の第1の側部シール材(26)(26)と接しているので、上
記のシール材の欠落部は実質的に閉塞され、この部分か
ら音が洩れることはない。
壁、天井及び床との隙間は、側部移動部材(9)と上下移
動部材(16)(17)とにより完全に閉塞され、遮音性及び気
密性が向上する。
右方向に妄りに移動しないよう規制する支持リンクであ
る。
と、上述の場合と逆の作用で、上下移動部材(16)(17)が
上下内向きに移動させられて、凹溝(7)(8)内に収容さ
れ、次いで側部移動部材(9)が図1の左方に移動させら
れて、凹溝(6)内に収容される。
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、第2の外側部材
が、側部移動部材とともに側方に移動することにより形
成される第1の端部シール材及び側部シール材の欠落部
を、内側部材に設けた第2の端部シール材及び側部シー
ル材により閉塞するようにしたので、間仕切本体と、部
屋の側壁、天井、及び床面との間に形成される隙間を完
全に閉塞することができ、遮音性、及び機密性を向上す
ることができる。
動部材とともに左右方向に移動し、第1の外側部材は、
振動やその他の外力を受けても、内側部材に対して妄り
に移動することはなくなる。したがって、第1の外側部
材が内側部材に対して移動することによる誤作動を防止
することができる。
の側部シール材を第1の側部シール材に接するように設
けることができ、実質的に、請求項1記載のような構成
を採用することが可能になる。
を破断して示す正面図である。
大正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 間仕切本体と、該間仕切本体の上端また
は下端に形成された左右方向を向く凹溝内に、上下方向
に移動可能として嵌合され、間仕切本体と天井または床
との間の隙間を閉塞する上下移動部材と、前記間仕切本
体の一方の側部に、左右方向に摺動可能として嵌合され
た側部移動部材とを有する側方拡張型移動間仕切におい
て、前記上下移動部材を、間仕切本体内に設けられた駆
動手段により上下動させられる内側部材と、該内側部材
と前記凹溝の内側面との間に配設され、内側部材ととも
に上下動する左右の第1及び第2の外側部材とにより構
成し、第1の外側部材を内側部材に固定し、かつ第2の
外側部材を、内側部材に左右方向に摺動可能として装着
するとともに、前記側部移動部材と同期して左右方向に
移動するように側部移動部材に連係し、第1及び第2の
外側部材における天井または床面と接する部分と前記凹
溝の内側面と接する部分とのほぼ全長に、第1の端部シ
ール材及び側部シール材を設け、かつ前記内側部材にお
ける天井または床面と接する部分と前記凹溝の内側面と
接する部分とに、前記第1及び第2の外側部材の最大離
間範囲より長い範囲に亘って、少なくとも両端部が前記
第1の端部シール材及び側部シール材と接する第2の端
部シール材及び側部シール材を設けたことを特徴とする
側方拡張型移動間仕切の遮音装置。 - 【請求項2】 内側部材が、水平の上片と、その前後の
縁に設けられた前後の側片とからなり、第1及び第2の
外側部材のそれぞれが、前記内側部材の両側片の外側に
設けられた前後1対の側片を備え、第1または第2の外
側部材における前後の側片の凹溝の底部寄りの縁部に、
第1の側部シール材を設け、かつ内側部材における前後
の側片を、第1及び第2の外側部材の前後の側片より凹
溝内に深く延出させ、その延出部分の外側面に、第2の
側部シール材を設けた請求項1記載の側方拡張型移動間
仕切の遮音装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP01653098A JP3425654B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 側方拡張型移動間仕切の遮音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01653098A JP3425654B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 側方拡張型移動間仕切の遮音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11210343A JPH11210343A (ja) | 1999-08-03 |
JP3425654B2 true JP3425654B2 (ja) | 2003-07-14 |
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ID=11918833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP01653098A Expired - Fee Related JP3425654B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 側方拡張型移動間仕切の遮音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3425654B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101367480B1 (ko) * | 2010-03-31 | 2014-02-25 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터의 엘리베이터칸 도어장치 |
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1998
- 1998-01-29 JP JP01653098A patent/JP3425654B2/ja not_active Expired - Fee Related
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