JP3425450B2 - 給水ユニット - Google Patents

給水ユニット

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JP3425450B2
JP3425450B2 JP12779893A JP12779893A JP3425450B2 JP 3425450 B2 JP3425450 B2 JP 3425450B2 JP 12779893 A JP12779893 A JP 12779893A JP 12779893 A JP12779893 A JP 12779893A JP 3425450 B2 JP3425450 B2 JP 3425450B2
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岩作 佐山
友山 丹治
盛行 佐藤
章 大林
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株式会社佐山製作所
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受水槽に貯留した水
を水使用個所に制御装置でブースタを駆動制御して給水
する給水ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記したような給水ユニットは、ブース
タとして水中ポンプまたは陸上ポンプが使用されてい
る。そして、ブースタとして水中ポンプを使用した給水
ユニットは、制御装置、検知部、弁類を含む配管部が受
水槽の下部や側面近傍の床面に、平面的に設置されてい
る。また、ブースタとして陸上ポンプを使用した給水ユ
ニットは、陸上ポンプも含めて同様に、受水槽の下部や
側面近傍の床面に、平面的に設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の給水ユニット
は、各構成要素が平面的に設置されているので、広い設
置スペースが必要になる。なお、水中ポンプを使用した
場合、水中ポンプが動作することによってモータ部から
発生する熱は受水槽の水に放熱されるので、受水槽の水
でモータ部を効率よく冷却することができる。
【0004】しかし、陸上ポンプを使用した場合、陸上
ポンプが動作することによってモータ部から発生する熱
を効率よく大気に放熱させるため、モータケーシングを
熱良導体で構成するとともに、モータケーシングに冷却
フィンを取り付けたり、モータケーシングに放熱用の換
気孔を多数設けている。したがって、陸上ポンプの周囲
に空気を流通させてモータ部の熱を強制的に放熱させる
ための放熱用スペースを確保する必要があるため、さら
に広い設置スペースが必要になり、スペースを有効に利
用することができなくなる。
【0005】また、ブースタを駆動制御する制御装置
は、動作することによって熱を発生する熱発生部品を用
いて構成されている。したがって、熱発生部品を正常に
動作させるため、熱発生部品の周囲の大気を、例えばフ
ァンで強制的に流通させて熱発生部品の熱を効率よく放
熱させる冷却機構が必要になる。
【0006】なお、近年、給水ユニットを平面的に、コ
ンパクトにまとめ、受水槽の下部に収納する提案がなさ
れている。しかし、受水槽の下部は狭隘であるため、給
水ユニットの保守・点検が行いにくいという不都合があ
る。
【0007】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、少ない設置スペースで済
み、保守・点検が行い易く、制御装置の熱発生部品を受
水槽の水で冷却することのできる給水ユニットを提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、受水槽に貯
留した水を水使用個所に制御装置でブースタを駆動制御
して給水する給水ユニットにおいて、受水槽の側壁が熱
良導体で構成されている場合、制御装置の熱発生部品、
例えば運転指令制御部分やインバータを、受水槽の側壁
の一部に直接または熱良導体で構成した台座を介して接
触させて取り付ける。しかし、受水槽の側壁が熱不良導
体で構成されている場合、熱発生部品を取り付ける受水
槽の側壁の一部を、熱良導体で構成され、受水槽の側壁
に設けた開口部に水密に取り付けられた側板とする。
【0009】
【作用】この発明における熱発生部品の熱は、側壁また
は側板を介して受水槽の水に伝導し、放熱される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の第1実施例である給水ユニット
の概略構成を示す分解斜視図である。図1において、1
は受水槽の側壁の一部を示し、周回した垂直フランジ部
1afを有するプラスチックで構成した方形パネル1a
を多数枚組み合わせて構成されている。なお、1枚の方
形パネル1aの垂直な上方部分に、開口部1ahが設け
られている。
【0011】2は熱良導体で構成した側板を示し、嵌合
凸部2aを方形パネル1aの開口部1ahに内側から嵌
合させた状態で取り付けられる。4A,4Bは取付フラ
ンジを示し、開口部1ahを設けた方形パネル1aの垂
直な下方部分に取り付けられている。なお、取付フラン
ジ4A,4Bで閉塞した開口部(図示は省略されてい
る。)は水中ポンプ(図示は省略されている。)を受水
槽内に挿入するためのものであり、取付フランジ4A,
4Bの受水槽の内側には、水中ポンプがそれぞれ接続さ
れている。
【0012】10Aは一端を取付フランジ4Aに接続し
た出水管、10Bは一端を取付フランジ4Bに接続した
出水管を示す。11は仕切弁を示し、2つの接続部分に
出水管10A,10Bの他端が接続されている。12は
定圧弁を示し、一端が仕切弁11の残りの接続部分に接
続され、他端が出水管10Cの一端に接続されている。
【0013】13は出水管10Cに接続された圧力タン
ク、14は圧力センサを示し、この圧力センサ14は出
水管10Cの水圧を検出した水圧検出信号を出力するも
のである。15は制御装置を示し、圧力センサ14から
の圧力検出信号に基づいて水中ポンプを駆動制御する運
転指令制御部分15aで構成され、運転指令制御部分1
5aの背面部分は、側板2の嵌合凸部2aに接触させて
取り付けられている。なお、各部分は、水が漏れないよ
うに水密とされている。
【0014】次に、動作について説明する。まず、水使
用個所が水使用状態になると、制御装置15は圧力セン
サ14からの圧力検出信号に基づいて一方、例えば取付
フランジ4Aに取り付けた水中ポンプを駆動制御する。
そして、一方の水中ポンプが動作すると、水中ポンプか
ら出水管10Aに送出された水は、仕切弁11、定圧弁
12および出水管10Cを介して出水管10Cに接続さ
れた他の出水管に流出する。
【0015】したがって、水不使用状態になるまでは、
水中ポンプによって受水槽の水が水使用個所に送水され
る。このようにして送水を行うとき、制御装置15は圧
力検出信号に基づいて水中ポンプを駆動制御し、水圧を
一定に制御する。そして、制御装置15が動作すること
によって発生する熱は、側板2を介して受水槽の水に伝
導し、搬送されて放熱される。
【0016】上述したように、この発明の第1実施例に
よれば、受水槽の側壁1に、受水槽の外に位置する制御
装置15などを立体的、かつ、平に取り付けたので、
設置スペースを少なくすることができるとともに、制御
装置15などの保守・点検が容易に行える。そして、制
御装置15が動作することによって発生する熱は側板2
を介して受水槽の水に伝導し、搬送されて放熱されるの
で、運転指令制御部分15aは、熱による機能低下をき
たすことなく正常に動作する。
【0017】図2はこの発明の第2実施例である給水ユ
ニットの概略構成を示す分解斜視図であり、図1と同一
または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。図
2において、3は熱良導体で構成した冷却台座を示し、
一方の面が側壁1に接触させて取り付けられ、他方の面
に運転指令制御部分15aおよびインバータ15bの背
面部分が接触させて取り付けられている。5Aは一端を
取付フランジ4Aに接続した入水管、5Bは一端を取付
フランジ4Bに接続した入水管を示す。
【0018】6Aは一端を入水管5Aの他端に接続した
仕切弁、6Bは一端を入水管5Bの他端に接続した仕切
弁、7Aは一端を仕切弁6Aの流入口に接続した陸上ポ
ンプ、7Bは一端を仕切弁6Bの流入口に接続した陸上
ポンプを示す。8Aは一端を陸上ポンプ7Aの流出口に
接続した仕切弁、8Bは一端を陸上ポンプ7Bの流出口
に接続した仕切弁、9Aは一端を仕切弁8Aの他端に接
続した逆止弁、9Bは一端を仕切弁8Bの他端に接続し
た逆止弁を示す。10は熱良導体で構成した出水管を示
し、一端部分が逆止弁9A,9Bに接続されている。
【0019】なお、この第2実施例の方形パネル1a
は、熱良導体で構成されている。そして、制御装置15
は、運転指令制御部分15aおよびインバータ15bで
構成されている。さらに、陸上ポンプ7A,7Bは、本
出願人が特願平5−47104号および特願平5−47
105号で提案した、棒形状で、モータ部の周囲に扱う
液体を流通させてモータ部を冷却する構成のものであ
る。
【0020】この第2実施例の動作も、第1実施例と同
様になるので、動作の説明は省略する。しかし、インバ
ータ15bの発熱部に冷却フィンや冷却ファンなどを取
り付けることなく、インバータ15bを冷却することが
できるので、インバータ15bのコストダウンと小形化
を図ることができる。
【0021】図3は第1実施例の給水ユニットを収容す
る給水ユニット収納ボックスの概略構成を示す分解斜視
図である。図3において、10Dは一端を出水管10C
の他端に接続した出水管を示す。16はほぼ密閉状態と
なる給水ユニット収納ボックスを示し、開口部16hを
設けた前側上面パネル16Aと、開口部16hを閉塞し
て点検窓16wを形成する閉塞板16Bと、左右に開閉
できる扉16dl,16drを有する前側下面パネル1
6Cと、方形パネル1aである背面パネル16Dとで構
成されている。
【0022】なお、出水管10Dは前側上面パネル16
Aの左側を貫通している。また、給水ユニット収納ボッ
クス16は、出水管10Dを取り外さなくとも、背面パ
ネル16Dを除いた部分が受水槽の側壁1(方形パネル
1aの垂直フランジ部1af)から取り外すことができ
るように、着脱可能とされている。
【0023】このようにほぼ密閉状態の給水ユニット収
納ボックス16内に各構成要素を収納することにより、
制御装置15が動作することによってブースタから発生
する動作音は外部に漏れなくなり、防音効果および防塵
効果を得ることができる。また、点検窓16w、扉16
dl,16drが設けられ、側壁1に対して給水ユニッ
ト収納ボックス16が着脱可能とされているので、扉1
6dl,16drを開放することにより、または前側上
面パネル16Aおよび前側下面パネル16Cを側壁1か
ら取り外すことにより、制御装置15などの保守・点検
が容易に行える。
【0024】なお、第1実施例において、側板2と制御
装置15との間に冷却台座3を介在させてもよい。ま
た、第2実施例に給水ユニット収納ボックス16を適用
させた場合、陸上ポンプ7A,7Bが水冷式であるの
で、特別な冷却措置を施すことなく、陸上ポンプ7A,
7Bのモータ部の熱を効果的に放熱させることができる
とともに、陸上ポンプ7A,7Bの周囲に放熱用スペー
スを設ける必要がなくなる。この場合、給水ユニット収
納ボックス16は陸上ポンプ7A,7Bなどの動作音が
外部に漏れるのを遮蔽するが、給水ユニット収納ボック
ス16の内側に防音材を配設することにより、コンパク
トで効果的な防音措置を容易に施すことができる。そし
て、第2実施例では、陸上ポンプ7A,7Bが空冷式で
あってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、制御
装置の熱発生部品を、受水槽の側壁の一部に直接接触さ
せて取り付けたので、または受水槽の側壁に設けた開口
部を水密に閉塞するように取り付けた熱良導体の側板に
直接接触させて取り付けたので、給水ユニットの設置ス
ペースを少なくすることができるとともに、制御装置な
どの保守・点検が容易に行えるようになる。そして、制
御装置が動作することによって熱発生部品から発生する
熱は、受水槽内の水に伝導し、搬送されて放熱されるの
で、制御装置は熱による機能低下をきたすことなく正常
に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である給水ユニットの概
略構成を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の第2実施例である給水ユニットの概
略構成を示す分解斜視図である。
【図3】第1実施例の給水ユニットを収容する給水ユニ
ット収納ボックスの概略構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 側壁 1a 方形パネル 1ah 開口部 2 側板 3 冷却台座 7A,7B 陸上ポンプ 10,10A〜10D 出水管 15 制御装置 15a 運転指令制御部分 15b インバータ
フロントページの続き (72)発明者 大林 章 東京都足立区綾瀬3−24−6 株式会社 佐山製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−164986(JP,A) 実開 平1−78090(JP,U) 実開 昭52−123309(JP,U) 実開 平5−16858(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03B 7/07

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受水槽に貯留した水を水使用個所に制御
    装置でブースタを駆動制御して給水する給水ユニットに
    おいて、 前記受水槽の側壁の少なくとも一部を熱良導体で構成
    し、 前記制御装置の熱発生部品を、前記受水槽の側壁の一部
    に直接または熱良導体で構成した台座を介して接触させ
    て取り付け、前記受水槽内の水で冷却する、 ことを特徴とする給水ユニット。
  2. 【請求項2】 受水槽に貯留した水を水使用個所に制御
    装置でブースタを駆動制御して給水する給水ユニットに
    おいて、 前記受水槽の側壁に開口部を設け、 この開口部に、熱良導体で構成された側板を水密に取り
    付け、 前記制御装置の熱発生部品を、前記側板に直接または熱
    良導体で構成した台座を介して接触させて取り付け、前
    記受水槽内の水で冷却する、 ことを特徴とする給水ユニット。
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