JP3425301B2 - 物品供給装置 - Google Patents

物品供給装置

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JP3425301B2 JP17440696A JP17440696A JP3425301B2 JP 3425301 B2 JP3425301 B2 JP 3425301B2 JP 17440696 A JP17440696 A JP 17440696A JP 17440696 A JP17440696 A JP 17440696A JP 3425301 B2 JP3425301 B2 JP 3425301B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、即席麺の麺塊等の
物品を供給コンベアの収納区画に順次供給するための物
品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】即席麺の製造工程において、製造された
麺塊は1個ごとに供給コンベアの収納区画に供給され、
これにより袋詰め工程等に送られる。上記供給コンベア
の上流側には、麺塊の製造ラインより繋がる搬送用コン
ベアが設けられ、麺塊は該搬送用コンベアから供給コン
ベアへと受け渡される。従来、上記の受け渡しに用いら
れる装置としては、搬送用コンベアの後端部の上面に所
要の間隔で対向してブラシローラーを配置し、一定速度
で回転する該ブラシローラーの回転力で、麺塊を供給コ
ンベアの収納区画に押し出して供給していた。ところ
が、上記のように、ブラシローラーの回転力で一方的に
麺塊を供給すると、麺塊が1個ごとに供給コンベアの収
納区画に収まらなかったり、麺塊が該収納区画の仕切に
当たって破損するといった問題があり、さらに、抜けた
ブラシが麺塊に付着して食品衛生上の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
がなく、物品を1個ごとに供給コンベアの収納区画に安
定して供給することができ、物品の破損等が極力抑えら
れた物品供給装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、(1)供給コン
ベアの上流側に低速コンベア、高速コンベア、案内コン
ベアを順に設け、低速コンベアで連続して搬送される物
品を高速コンベアに受け渡して、高速コンベアで一定の
間隔で搬送し、供給コンベアと同速で移動する案内コン
ベアを介して搬送することにより、物品を供給コンベア
の収納区画に安定に供給することができること、(2)
上記の場合に、低速コンベアおよび高速コンベアのそれ
ぞれ上面に搬送ベルトを配設すると、スリップ等を防
ぎ、物品をより安定な姿勢および速度で搬送できるこ
と、さらに、(3)上記(1)および(2)の場合に、
高速コンベアによって搬送される物品を検出する第1検
出器および供給コンベアの収納区画を検出する第2検出
器の検出に基づいて、絶えず案内コンベアからの供給ピ
ッチと供給コンベアの収納区画とが同期するように、高
速コンベアを加減速する制御の実施によって、収納区画
への供給安定性がさらに増すことが確認された。
【0005】本発明は、上記の知見によりなされたもの
で、物品を連続して搬送する低速コンベアに続いて、低
速コンベアより高速で移動し、低速コンベアから物品を
受けて物品を一定の間隔で搬送する高速コンベア、およ
び次の供給コンベアと同速で移動し、高速コンベアから
物品を受けて供給コンベアに搬送する高速コンベアより
高速で移動する案内コンベアを連設し、案内コンベアの
下方位置に、物品1個ごとの収納区画が形成され、案内
コンベアから収納区画に物品を受けて搬送する供給コン
ベアを設け、上記した低速コンベア、高速コンベアおよ
び案内コンベアをそれぞれの上面が同一平面になるよう
に設置するとともに、当該低速コンベアと高速コンベア
のそれぞれ上面に所要の間隔で対向して、2基のベルト
からなる搬送ベルトを備えた物品供給装置であって、高
速コンベアによって搬送される物品を所定の位置で検出
する第1検出器と、供給コンベアの収納区画を所定の位
置で供給コンベアを駆動する入力軸の回転角により検出
する第2検出器と、第1剣術器および第2検出器の検出
に基づいて、案内コンベアからの供給ピッチと供給コン
ベアの収納区画とが同期するように高速コンベアを加減
速するための第1制御手段とともに、第1制御手段によ
る高速コンベアの加減速の動作信号の度数を検出し、こ
れに基づいて上記加減速の動作信号の度数が等しくなる
ように高速コンベアの常速を調節するための第2制御手
段を備えてなることを特徴とする物品供給装置である。
【0006】また、上記物品供給装置において、案内コ
ンベアによって搬送される物品を所定の位置で検出する
第3検出器と、第3検出器の検出に基づいて、案内コン
ベアからの供給ピッチと供給コンベアの収納区画とが同
期するように、第1制御手段における高速コンベアを加
減速する制御の基礎となる設定値を調節するための第3
制御手段を備えてなる物品供給装置である。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の物品供
給装置を示す側面図である。図1において、1は物品A
を連続して搬送する低速コンベア、2は低速コンベア1
より高速で移動し、低速コンベア1から物品Aを受け
て、物品を一定の間隔で搬送する高速コンベアである
(両者はベルトコンベアである)。1’は低速コンベア
1の上面に所要の間隔をおいて対向して配置された2基
の丸ベルトからなる搬送ベルトで、各々の下面で物品A
の上面における幅方向の端部を支持しながら、低速コン
ベアの移動に合わせて物品Aを矢印で示す進行方向に送
るために自走する。2’は搬送ベルト1’と同様の構造
で、高速コンベア2の上面に、その移動に合わせて物品
を送るために設けられた丸ベルトからなる搬送ベルトで
ある。
【0009】上記の低速コンベア1、高速コンベア2お
よび搬送ベルト1’、2’は、図示のように各々プーリ
ーに無端状に張架され、各々の一方のプーリーにサーボ
モーター等の駆動源3により駆動される駆動ベルト4が
張架され、上記駆動機構によって物品Aを矢印の進行方
向に送るために移動する。なお、5、6は搬送ベルト
1’、2’を張架するために上下に設けられた回転自在
のローラーで、これらを支えるリンク板7、8の角度を
変えて、上下のローラーの間隔を調節することにより、
搬送ベルト1’、2’の張りを調節する張り調節機構で
ある。10、11は物品に合わせて搬送ベルト1’、
2’の高さを調節するための高さ調節機構である。以上
の低速コンベア1および高速コンベア2の上面に、搬送
ベルト1’、2’を具備する構成により、スリップ等を
防ぎ、物品をより安定な姿勢および速度で搬送すること
が可能となる。
【0010】13は次の供給コンベア15と同速で移動
し、高速コンベア2から物品Aを受けて供給コンベア1
5に物品を搬送する案内コンベアで、14は案内コンベ
ア13から供給コンベア15に物品Aを供給するための
シュートである。案内コンベア13を供給コンベア15
の上方に位置させ、シュート14を供給コンベア15の
平滑部分に徐々に近づくスロープをもって設けることに
よって、案内コンベア13と供給コンベア15を同速で
移動させて、物品Aを破損せず安定に供給することが可
能となる。また、供給コンベア15は仕切19により物
品1個ごとの収納区画20が形成され、案内コンベア1
3から収納区画20に物品を受けて、次工程に搬送する
供給コンベアである(案内コンベア13、供給コンベア
15はベルトコンベアである)。
【0011】次に、以上の搬送装置に具備された制御機
構について説明する。30は高速コンベア2によって搬
送される物品Aを所定の位置で検出する光電スイツチ等
の第1検出器、32は供給コンベア15の収納区画20
を所定の位置で検出するエンコーダー(アブソリュート
式)等の第2検出器である。上記第2検出器32は、供
給コンベア15を駆動する入力軸に、これと連動するよ
うに設けることができ、該入力軸の回転に合わせて所定
の角度信号を出力する。コントローラー33は前記第1
検出器30および第2検出器32の出力する信号を理論
判定するためのもので、該判定に基づいて駆動源3の駆
動速度、すなわち、高速コンベア2を含む搬送装置の移
動速度が調節される。以上により、第1制御手段が構成
される(図面の二重線で示す制御系)。なお、図示しな
いエンコーダー(インクリメント式)等の検出器が、供
給コンベア15を駆動する入力軸に、これと連動するよ
うに設けられ、供給コンベア15の速度を示すパルス信
号を出力する。
【0012】また、上記第1制御手段による高速コンベ
ア2の加減速の度数を検出し、これに基づいて高速コン
ベア2(駆動源3)の常速を調節するための第2制御手
段を備える(図面の点線で示す制御系)。さらに、案内
コンベア13によって搬送される物品Aを所定の位置で
検出する光電スイツチ等の第3検出器40と、該検出器
40の検出に基づいて、案内コンベア13からの供給ピ
ッチと供給コンベア15の収納区画20とが同期するよ
うに、前記第1制御手段における高速コンベア2を加減
速する制御の基礎となる設定値を調節するための第3制
御手段を備える(図面の一点鎖線で示す制御系)。第
2、第3いずれの制御手段においても、コントローラー
33により理論判定が行われる。
【0013】次に、以上の物品供給装置の動作について
説明する。前工程より物品Aが連続して矢印の進行方向
に低速コンベア1で運ばれ、低速コンベア1により物品
Aが密着状態で連続して搬送される。次に、低速コンベ
ア1から物品Aが高速コンベア2に移され、高速コンベ
ア2は低速コンベア1より高速度で移動し、両者の速度
差により、物品Aは一定の間隔をおいて高速コンベア2
により搬送される。この場合に、高速コンベア2の速度
(常速)および両コンベアの速度(速度差)は、案内コ
ンベア13からの供給ピッチと供給コンベア15の収納
区画20とが同期するように設定される。すなわち、低
速コンベア1、高速コンベア2および案内コンベア13
は、上記同期がとられるように各々の速度が調節され
る。低速コンベア1、高速コンベア2および案内コンベ
ア13の速度比は、例えば、5:8:10とし、案内コ
ンベア13の速度を20〜25m/分にするとよい。高
速コンベア2および案内コンベア13は同速で移動して
もよいが、前記3つのコンベアの速度を段階的に速める
と、各コンベアの間の速度差を小さくして、各コンベア
間で物品Aを受け渡す際のタイミングのバラつきを少な
くすることができる。なお、上記速度の制御は、供給コ
ンベア15を駆動する入力軸に設けられエンコーダー
(インクリメント式)等の検出器の出力信号に基づく動
作信号が、コントローラー33から駆動源3に送られる
ことによって行われる。
【0014】次に、上記の状態で高速コンベア2から物
品Aが案内コンベア13に移され、該案内コンベア13
は供給コンベア15と同速で移動し、シュート14を介
して物品Aが供給コンベア15の収納区画20に安定に
供給される。
【0015】以上の搬送動作により、物品Aを供給コン
ベア15の収納区画20に安定に供給することができる
が、動作中における種々の条件の変化、例えば、低速コ
ンベア1から高速コンベア2への受渡しタイミングのバ
ラつき、温度・湿度による摩擦抵抗の変化等に対応して
以下の制御を行う。 (第1制御手段による制御)第1検出器30および第2
検出器32の検出に基づいて、案内コンベア13からの
供給ピッチと供給コンベア15の収納区画とが同期する
ように高速コンベア2を加減速する。第1検出器30
は、高速コンベア2の所定位置を通過する物品Aを検出
し、第2検出器32は、上記第1検出器30が物品Aを
検出した際の当該物品Aが収納されるべき供給コンベア
15の収納区画20の移動状態を検出する。なお、上記
物品Aが収納されるべき収納区画以外の区画20を検出
して制御することも可能である。
【0016】すなわち、例えば、収納区画20が360
mmの場合、これを6つ(60mmごと)に区分し、こ
れらと供給コンベア15を駆動する入力軸の回転角度と
を対応させ(例えば、収納区画20の間隔:60mm×
6=360mmと、入力軸の1回転:60°×6=36
0°を対応させ)、第2検出器32(該入力軸にこれと
連動するように設けられたエンコーダー)の出力する角
度信号により、該入力軸の回転角度を検出して、これに
より収納区画20の移動状態を検出する。上記の対応を
示すと表1のようになる。
【表1】 例えば、第2検出器32が前記入力軸の回転角度121
〜180°(第3区分)を検出した場合に、高速コンベ
ア2が常速で案内コンベア13(シュート14)から物
品Aが供給コンベア15の当該収納区画20に安定に供
給されるとする。すなわち、上記第3区分が設定値とな
る。これに対して、第2検出器32の出力信号が回転角
度0〜60°(第1区分)の場合は、高速コンベア2が
常速で移動すると、当該収納区画20への供給時に、上
記第3区分の安定供給位置より61〜120mm進み、
一方、第6区分の場合は、逆に121〜180mm遅れ
ることになる。
【0017】コントローラー33には、予め表1に示す
対応に基づく、第2検出器32が検出する供給コンベア
15の入力軸の回転角度(第1〜6区分)の値と、上記
各区分に対応した高速コンベア2を加減速するための動
作値が記憶され、これに基づいて理論判定が行われる。
【0018】具体的には、前記の搬送動作において、低
速コンベア1から高速コンベア2への受渡しタイミング
がバラついた場合は、第2検出器32の出力信号が第3
区分以外のものとなり、これがコントローラー33に送
られて、コントローラー33より高速コンベア2を加減
速するための動作信号が高速コンベア2(駆動源3)に
送られる。例えば、第2検出器32の出力信号が第1区
分のものである場合は、高速コンベア2を120mm分
だけ減速し、第6区分の場合は、逆に180mm分だけ
加速する動作信号がコントローラー33より高速コンベ
ア2に送られる。上記のように所期の加減速を実施した
後、高速コンベア2は常速に戻される。
【0019】以上の第1制御手段による制御によって、
低速コンベア1から高速コンベア2への受渡しタイミン
グがバラついた場合等に、個々の物品Aの移動速度が適
正に補正され、案内コンベア13から物品Aを供給コン
ベア15の収納区画20に安定に供給することが可能と
なる。
【0020】(第2制御手段による制御)前記の第1制
御手段による高速コンベア2の加減速の度数を検出し、
これに基づいて、上記加減速の度数が等しくなるよう
に、高速コンベア2の常速を調節する。すなわち、前記
の第1制御手段による検出において、第2検出器32が
高速コンベア2の移動が速すぎる場合の信号(前記第1
〜2区分のもの)を出力した度数と、遅すぎる場合の信
号(前記第4〜6区分のもの)を出力した度数との差を
求め、以後その差がなくなるような値で高速コンベア2
の常速を調節すればよい。高速コンベア2の常速の計算
方法は特に制限されず、要は第1制御手段による加減速
の度数を傾向的に捕らえ、これらが概ね等しくなるよう
にフィードバック制御をすればよい。以上の第2制御手
段による制御によって、案内コンベア13から物品Aを
供給コンベア15の収納区画20により安定に供給する
ことが可能となる。
【0021】(第3制御手段による制御)案内コンベア
13によって搬送される物品Aを所定の位置で検出する
第3検出器40と、第3検出器40の検出に基づいて、
案内コンベア13からの供給ピッチと供給コンベア15
の収納区画20とが同期するように、上記第1制御手段
における高速コンベア2を加減速する制御の基礎となる
設定値を調節する。搬送動作を続けると、温度、湿度等
の変化により、案内コンベア13の物品Aに対するグリ
ップ度(抵抗)が変わり、該コンベア13上で物品Aが
スリップする場合があり、案内コンベア13から供給コ
ンベア15への供給タイミングがバラつく場合がある。
【0022】上記の問題に対処するため、断続的に一定
時間(あるいは継続的に)第3検出器40により、案内
コンベア13の所定の位置を通過する物品Aを検出し、
かつ、前記第2検出器32により、上記第3検出器40
が物品Aを検出した際の当該物品Aが収納されるべき供
給コンベア15の収納区画20の移動状態を検出して、
当該物品Aの収納区画20への供給タイミングを計測す
る(計測は上記検出値の平均値、頻出値等を採って行う
ことができる)。上記制御において必要となる理論判定
は、コントローラー33によって行われ、上記計測され
た供給タイミング値に応じた制御値がコントローラー3
3に記憶され、例えば、早い/標準/遅れの3段階の供
給タイミング値に基づいて、第1制御手段(前記表1の
対応表)における高速コンベア2を加減速する制御の基
礎となる設定値を、第4区分/第3区分/第2区分に変
更するように制御が行われる。
【0023】以上の第3制御手段による制御によって、
第1制御手段による案内コンベア13から供給コンベア
15の収納区画20への安定供給効果に加えて、長い周
期の搬送動作中に案内コンベア13のスリップ度が変化
した場合にも、適時第1制御手段における設定値が調節
されて、より安定に物品Aを供給コンベア15の収納区
画20に供給することが可能となる。以上の本発明の物
品供給装置により供給できる物品としては特に制限はな
く、即席麺の麺塊、チョコレート、冷凍食品、固形食品
(固形スープ)等の各種食品、電気製品、工作物あるい
はこれらの部品が例示される。本発明の物品供給装置
は、前工程からランダムに送られた物品を、ピロー包装
機等の後工程に一定のピッチで送るための供給装置とし
て広く使用することができる。本発明は、上記実施例に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々の変形、応用が行いえられることは言
うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、供給コンベアの上流側
に低速コンベア、高速コンベア、案内コンベアと順に設
けた物品供給装置において、低速コンベアおよび高速コ
ンベアの上面に搬送ベルトを設けることにより、搬送す
る物品のスリップ等を防ぎ、より安定な姿勢および速度
で物品を搬送することができる。また、高速コンベアを
加減速するための第1制御手段を配設することにより、
物品を1個ごとに供給コンベアの収納区画に安定に、か
つ、確実に供給することができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す装置の側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す装置の搬送ベルトを除い
た平面図である。
【図3】本発明の実施例を示す装置の搬送ベルトの平面
図である。
【符号の説明】
1 低速コンベア 1’ 搬送ベルト 2 高速コンベア 2’ 搬送ベルト 3 駆動源 4 駆動ベルト 5 搬送ベルト1’を張架するローラー 6 搬送ベルト2’を張架するローラー 7 ローラー5を支えるリンク板 8 ローラー6を支えるリンク板 10 搬送ベルト1’の高さ調節機構 11 搬送ベルト2’の高さ調節機構 13 案内コンベア 14 シュート 15 供給コンベア 19 供給コンベアの仕切 20 収納区画 30 第1検出器 32 第2検出器 33 コントローラー 40 第3検出器 A 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/52 B65G 43/08 B65G 47/22 - 47/32 B65B 35/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を連続して搬送する低速コンベアに
    続いて、低速コンベアより高速で移動し、低速コンベア
    から物品を受けて物品を一定の間隔で搬送する高速コン
    ベア、および次の供給コンベアと同速で移動し、高速コ
    ンベアから物品を受けて供給コンベアに搬送する高速コ
    ンベアより高速で移動する案内コンベアを連設し、案内
    コンベアの下方位置に、物品1個ごとの収納区画が形成
    され、案内コンベアから収納区画に物品を受けて搬送す
    る供給コンベアを設け、上記した低速コンベア、高速コ
    ンベアおよび案内コンベアをそれぞれの上面が同一平面
    になるように設置するとともに、当該低速コンベアと高
    速コンベアのそれぞれ上面に所要の間隔で対向して、
    基のベルトからなる搬送ベルトを備えた物品供給装置
    あって、高速コンベアによって搬送される物品を所定の
    位置で検出する第1検出器と、供給コンベアの収納区画
    を所定の位置で供給コンベアを駆動する入力軸の回転角
    により検出する第2検出器と、第1検出器および第2検
    出器の検出に基づいて、案内コンベアからの供給ピッチ
    と供給コンベアの収納区画とが同期するように高速コン
    ベアを加減速するための第1制御手段とともに、第1制
    御手段による高速コンベアの加減速の動作信号の度数を
    検出し、これに基づいて上記加減速の動作信号の度数が
    等しくなるように高速コンベアの常速を調節するための
    第2制御手段を備えてなることを特徴とする物品供給装
    置。
  2. 【請求項2】 案内コンベアによって搬送される物品を
    所定の位置で検出する第3検出器と、第3検出器の検出
    に基づいて、案内コンベアからの供給ピッチと供給コン
    ベアの収納区画とが同期するように、第1制御手段にお
    ける高速コンベアを加減速する制御の基礎となる設定値
    を調節するための第3制御手段を備えてなる請求項1
    載の物品供給装置。
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