JP3424416B2 - 隔壁形成方法と隔壁形成装置 - Google Patents

隔壁形成方法と隔壁形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの表
示端末などに使用されるPDP(ガス放電型表示パネル
=plasma display panel)などの隔壁を形成する方法と
これに用いる装置に関する。
【0002】近年、PDPはカラー化の開発によりテレ
ビ表示が可能な薄型フルカラー表示装置として応用が広
がっており、特にハイビジョン映像用の大型フラットデ
ィスプレイとして注目されている。しかしながら、この
ような用途実現のためにはパネルの大画面化や画面の高
精細化が必要であるとともに、安定した製造プロセスを
構築する必要がある。
【0003】本発明は、放電空間を分離するための前記
隔壁などを高品質且つ効率的に形成する方法とこれを実
現するための装置を提供するものである。
【0004】
【従来の技術】図6(a) と(b) と(c) は従来の隔壁形成
方法を説明するための模式的要部側断面図であって、
(a) は第1工程を、(b) は第2工程を、そして(c) は第
3工程をそれぞれ示す。以下、従来の隔壁形成方法を工
程順序に従って説明する。
【0005】(1) 第1工程〔図6(a) 参照〕 この工程は、電極80が埋設されたPDP基板1の隔壁形
成面α上に例えば帯状またはメッシュ形状の隔壁3を形
成するためのベタ膜2を形成する工程である。前記隔壁
3は放電空間の分離と蛍光体の塗り分けを目的として設
けられるもので、このベタ膜2は例えば鉛ガラス等で構
成される。
【0006】(2) 第2工程〔図6(b) 参照〕 この工程は、ベタ膜2上にドライフィルム6で隔壁形成
用のパターンを形成する工程である。このドライフィル
ム6は、隔壁3が形成される部分のみをマスクする形で
形成される。
【0007】(3) 第3工程〔図6(c) 参照〕 この工程は、サンドブラスト法を用いて隔壁形成面α上
に隔壁3を形成する工程である。このサンドブラスト法
というのは、切削粉噴射ノズル15から切削粉5を噴射し
てベタ膜2を切削する方法であるが、該切削粉5はドラ
イフィルム6でマスクされている部分とPDP基板1は
切削しない。このため、ドライフィルム6でマスクされ
ていない部分(溝部分4)のみが切削されてそこに隔壁
3が形成される。図6(c) は切削粉噴射ノズル15が最左
端の溝部分4を切削している状態を示している。なお、
隔壁3を形成するとき、PDP基板1は矢印方向に移動
し、切削粉噴射ノズル15はPDP基板1の移動方向と直
交する方向に移動する。
【0008】サンドブラスト処理が終了するとドライフ
ィルム6を剥離し、PDP基板1を焼成する。これによ
って隔壁形成工程が完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7は従来の隔壁形成
方法の問題点を説明するための模式的要部側断面図であ
る。
【0010】従来の隔壁形成方法は、図6で説明したよ
うに、隔壁形成面αを上向けに配置し、上方より下向け
にサンドブラスト処理を行って前記隔壁形成面αに隔壁
3を形成する。このように、従来の隔壁形成方法は上か
ら下(矢印D方向)に向けて切削粉5を吹きつけるた
め、切削が進行するに従って掘られた溝部分4に切削粉
5や削り取られた隔壁材料が図7に示すように堆積す
る。溝部分4に切削粉5等が堆積すると切削速度が遅く
なるばかりでなく、堆積状態の違いにより切削量にバラ
ツキが生じてしまう。このため、各隔壁3の形状が不均
一となり、これがPDPの放電特性のバラツキを引き起
こす要因になっている。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めの手段を提供するもので、隔壁形成工程の信頼性を向
上させることをその目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による隔壁形成方
法は、図1に示すように、サンドブラスト法によって基
板の隔壁形成面に隔壁を形成する方法であって、前記基
板の隔壁形成面を下向きにして配置し、下方から噴射し
た切削粉により前記隔壁形成面を隔壁パターンに基づい
て切削するとともに、切削中に基板を振動させて、隔壁
形成面に付着している切削粉や切削除去された切削屑を
下方に振るい落とすようにし当該隔壁を形成するように
したことを特徴とする。
【0013】なお、上向きにサンドブラスト処理を行う
ために切削粉噴射ノズル15はその噴射孔15a を上方に向
ける形で配置される。従って、この噴射孔15a から上方
に向けて噴射された切削粉5は溝部分4を切削した後、
その方向を矢印D方向に転換して下方へ落下してくる。
このため、この方法を適用すると掘られた溝部分4に切
削粉5や削り取られた隔壁材料が堆積して隔壁3の形成
工程の進行を阻害するといった従来の問題点(課題)が
解決されて隔壁形成工程の効率と信頼性が格段に向上す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下実施例図に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は本発明による隔壁形成方法の第
1実施例を説明するための模式的要部側断面図、図2は
本発明による隔壁形成方法の第2実施例を説明するため
の模式的要部側断面図、図3は本発明による隔壁形成方
法の第3実施例を説明するための模式的要部側断面図、
図4(a) と(b) は本発明による隔壁形成装置の一構成例
を示す模式的要部正面図とそのイ−イ線断面図、図5は
サンドブラスト部の一構成例を示す模式的側断面図であ
る。
【0015】先ず、図1に基づいて本発明による隔壁形
成方法の第1実施例について説明する。図中、1はPD
P基板、3は帯状の隔壁、4は前記隔壁3を形成するた
めに溝状に切削される溝部分、2は前記隔壁3を形成す
るためにPDP基板1の隔壁形成面α上に設けられるベ
タ膜、6は隔壁3が形成される部分のみを特定的にマス
クするドライフィルム、15は切削粉噴射ノズル、15a は
前記切削粉噴射ノズル15に設けられた噴射孔、5は前記
切削粉噴射ノズル15から噴射される切削粉、をそれぞれ
示す。なお、前記隔壁3は幅が60〜70μm 、溝部分の幅
が 200μm 、隔壁面のピッチが 360μm である。
【0016】図1に示すように、この第1実施例に開示
した手段は、 (1) 先ず隔壁形成面αを下方に向ける形でPDP基板1
を配置する。 (2) 次に噴射孔15a を上方に向ける形で切削粉噴射ノズ
ル15を配置する。 (3) 切削粉噴射ノズル15を作動させて噴射孔15a から上
方に切削粉5を噴射して例えば 200μm 程度の幅の溝部
分4を切削する(切削粉の噴射範囲は数cmで例えば20
〜30本の隔壁3を同時に形成し得る)。このとき、溝部
分4に向かって噴射された切削粉5は重力の作用によっ
てベタ膜2の切削屑と一緒に矢印D方向に方向転換して
下方へ落下する。 (4) 溝部分4の切削に使用された切削粉5が下方へ落下
して除去された後の溝部分4を逐次新しい切削粉5が切
削する。
【0017】というものである。以上の説明から明らか
なように、この第1実施例を適用すると、隔壁3の形成
(溝部分4の切削)に使用された切削粉5が重力の作用
によって自動的に下方へ落下することから、切削粉5や
切削屑(図示せず)が溝部分4に堆積しない。このた
め、溝部分4に切削粉5や切削屑が堆積して隔壁3の形
成工程を妨害するといった現象が排除されて隔壁形成工
程が著しく効率化される。なお、図1の右側の隔壁3を
形成するために右側の溝部分4を切削する工程は既に終
了している。
【0018】次は、図2に基づいて本発明による隔壁形
成方法の第2実施例について説明する。図2に示すよう
に、この第2実施例に開示した手段は、サンドブラスト
処理を行うときにPDP基板1上に超音波振動体等から
なるバイブレータ60を取付け、切削粉噴射ノズル15から
切削粉5を噴射してPDP基板1の隔壁形成面αに隔壁
3を形成する工程を実行するときにこのバイブレータ60
を作動させるようにしたことを特徴とするものである。
図中、65はバイブレータ60を駆動するための電源であ
る。
【0019】サンドブラスト処理を行うとき、バイブレ
ータ60によってPDP基板1を振動させてやると、溝部
分4の切削に使用された切削粉5を下方へ振るい落とす
作用が活性化されることから、この第2実施例を適用す
ることによって隔壁形成工程のより高信頼性化と効率化
が実現する。なお、振動の方向は基板面に対して上下左
右の何れでも良いが、基板3を搬送しながらサンドブラ
スト処理する場合は搬送面と垂直方向つまり上下方向が
装置構成上望ましい。
【0020】次は、図3に基づいて本発明による隔壁形
成方法の第3実施例について説明する。この第3実施例
に開示した手段は、図3に示すように、下方から上方に
向かって切削粉5を噴射する切削粉噴射ノズル15の近傍
にイオンIを射出するイオナイザー20を配置し、サンド
ブラスト処理を行うときに切削粉噴射ノズル15から噴射
される切削粉5をイオナイザー20から射出されるイオン
Iによって電気的に中性化させるというものである。
【0021】この第3実施例を適用すると、切削粉噴射
ノズル15から射出された切削粉5がイオンIによって中
性化されて隔壁3から容易に落下することから、切削粉
5や切削屑が溝部分4に付着する現象が回避される。
【0022】図4(a) と(b) は本発明による隔壁形成装
置の一構成例を示す模式的要部正面図とそのイ−イ線断
面図である。本発明によるこの隔壁形成装置は、前記図
1と図2と図3に開示した隔壁形成手段を実現するため
の装置であって、PDP基板1の隔壁形成面αを下向き
に保持する基板ホルダ40と、切削粉5を射出する切削粉
噴射ノズル15及びイオンIを射出するイオナイザー20を
内蔵してなるサンドブラスト部10と、前記基板ホルダ40
上に取り付けられたバイブレータ60と、を具備する。図
中、70はPDP基板1の位置を移動させるベルト、75は
ベルト70を駆動するベルト車、76はベルト車75の車軸、
71はベルト70に固定された突起、30は基板ホルダ40を位
置移動可能に保持するガイドレール、45は基板挿抜用レ
ール、50はベルト70を矢印X−X’方向に駆動するX方
向モータ、51はサンドブラスト部10を矢印Y−Y’方向
に駆動するY方向モータをそれぞれ示す。
【0023】以下この隔壁形成装置を用いてPDPの隔
壁を形成する際の手順を説明する。 (1) 基板ホルダ40の下面側に設けられている基板挿抜用
レール45に沿ってPDP基板1を図4(a) と(b) に示す
ように挿入する。なお、PDP基板1はこのとき隔壁形
成面αを下方を向ける形で基板挿抜用レール45に挿入さ
れる。 (2) X方向モータ50を起動させて車軸76を回転させる。
これによってベルト車75が回転してベルト70を駆動し、
ベルト70に固定されている突起71の作用によってPDP
基板1を保持している基板ホルダ40は矢印X方向に搬送
される。 (3) 基板ホルダ40が所定位置まで搬送されてPDP基板
1が加工開始位置に位置決めされると、今度はサンドブ
ラスト部10に配置されている切削粉噴射ノズル15から切
削粉5が噴射されて前記溝部分4を切削する。なお、こ
のときにはイオナイザー20が同期的に作動してイオンI
を照射し、切削粉5を電気的に中和する。また、このと
きはバイブレータ60も作動して溝部分4に付着している
切削粉5や切削屑を振るい落とす。なお、サンドブラス
ト部10はこのとき溝部分4を切削しながら基板ホルダ40
の搬送方向(矢印X−X’方向)と直交する方向(矢印
Y−Y’方向)に往復移動して隔壁3を逐次形成する。
このサンドブラスト部10の矢印Y−Y’方向への移動は
Y方向モータ51が司る。
【0024】この隔壁形成装置は、隔壁形成面αを下方
に向けて配置したPDP基板1に対して上向きにサンド
ブラストを行う構成になっていることから、溝部分4を
切削した切削粉5は重力の作用によって自動的に下方へ
落下する。従って、この隔壁形成装置を用いると溝部分
4の中に切削粉5や切削屑が堆積する現象を的確に回避
することができる。
【0025】また、この隔壁形成装置は、PDP基板1
を上下方向に振動させる機能或いは切削粉5を電気的に
中和する機能が前記サンドブラスト機能と同期的に作動
する構成になっていることから、切削粉5や切削屑が溝
部分4に堆積して加工工程を阻害する現象はより効率的
に回避される。
【0026】以下図5に基づいて隔壁形成装置に装備さ
れている前記サンドブラスト部(図4参照)の構成を説
明する。図5に示すように、このサンドブラスト部10
は、噴射孔15a を上方に向けて配置された切削粉噴射ノ
ズル15と、イオン射出口20a を上方に向けて配置された
イオナイザー20を内蔵した形になっている。図中、90は
切削粉5を貯蔵する切削粉タンク、91は高圧エア9を発
生させるエアコンプレッサ、15b と15c は切削粉噴射ノ
ズル15側に設けられた切削粉取り入れ口とエア取り入れ
口である。
【0027】前記切削粉噴射ノズル15は、エアコンプレ
ッサ91から供給される高圧エア9と切削粉タンク90から
供給される切削粉5を混合してこれを噴射孔15a から矢
印方向に噴射する。また、前記イオナイザー20は、イオ
ン射出口20a から矢印方向に射出させたイオンIによっ
て切削粉噴射ノズル15から噴射された切削粉5を中和し
て静電気を除去する。
【0028】サンドブラスト部10は切削粉噴射ノズル15
とイオナイザー20が同期的に移動することができるよう
にこれらを一体的に構成したもので、切削粉噴射ノズル
15とイオナイザー20は相互間の関係位置が変化しないよ
うに連結機構(図示せず)等を介して互いに固定されて
いる。なお、イオナイザー20には全体的に(但しイオン
射出口20a を除く形で)防塵カバー25が被せてあるが、
これはイオナイザー20の内部に堆積した切削粉5や切削
屑等によってイオンIが射出されなくなるのを防ぐため
で、この防塵カバー25は例えば合成ゴム等の弾性を有す
る材料を用いて製作される。
【0029】なお、この隔壁形成装置の場合は、PDP
基板1を振動させるバイブレータ60或いは切削粉5にイ
オンIを照射するイオナイザー20の何れか一方を備える
だけでも効果が期待できる。
【0030】上記各実施例は何れもPDPの隔壁形成例
であるが、このサンドブラスト方法はガラス等の基板面
またはその上に積層した膜に電極を埋設するための溝を
形成したり、或いは蛍光体ベタ膜,電極材ベタ膜などを
所定形状にパターニングする場合にも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による隔壁形成方法は、PDP基板の隔壁形成面αに対
して上向きにサンドブラスト処理を行って隔壁を形成す
る方法を採用していることから、隔壁を形成するときに
使用される切削粉等が重力の作用で自動的に下方へ落下
して切削中の溝部分に堆積することがない。このため、
この隔壁形成方法或いは隔壁形成装置を適用すると信頼
性の高い隔壁を極めて効率的に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による隔壁形成方法の第1実施例を説
明するための図、
【図2】 本発明による隔壁形成方法の第2実施例を説
明するための図、
【図3】 本発明による隔壁形成方法の第3実施例を説
明するための図、
【図4】 本発明による隔壁形成装置の一構成例を示す
図、
【図5】 サンドブラスト部の一構成例を示す図、
【図6】 従来の隔壁形成方法を説明するための図、
【図7】 従来の隔壁形成方法の問題点を説明するため
の図、
【符号の説明】
1 PDP基板 2 ベタ膜 3 隔壁 4 溝部分 5 切削粉 6 ドライフィルム 10 サンドブラスト部 15 切削粉噴射ノズル 15a 噴射孔 15b 切削粉取り入れ口 15c エア取り入れ口 20 イオナイザー 20a イオン射出口 25 防塵カバー 30 ガイドレール 40 基板ホルダ 45 基板挿抜用レール 50 X方向モータ 51 Y方向モータ 60 バイブレータ 65 電源 70 ベルト 71 突起 75 ベルト車 76 車軸 80 電極 90 切削粉タンク 91 エアコンプレッサ I イオン α 隔壁形成面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/02 H01J 11/02 H01J 17/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンドブラスト法によって基板の隔壁形
    成面に隔壁を形成する方法であって、 前記基板の隔壁形成面を下向きにして配置し、下方から
    噴射した切削粉により前記隔壁形成面を隔壁パターンに
    基づいて切削し当該隔壁を形成するとともに、切削中に
    基板を振動させて、隔壁形成面に付着している切削粉や
    切削除去された切削屑を下方に振るい落とすようにした
    ことを特徴とする隔壁形成方法。
  2. 【請求項2】 前記隔壁形成面を切削する際に、前記噴
    射された切削粉にイオンを照射するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の隔壁形成方法。
  3. 【請求項3】 サンドブラスト法によって基板の隔壁形
    成面に隔壁を形成する隔壁形成装置であって、 前記基板を下向きに保持する基板ホルダと、 下向きに保持された前記基板の隔壁形成面よりも下方に
    配置されていて上向きに切削粉を噴射する切削粉噴射部
    と、 前記基板ホルダと該切削粉噴射部とを相対的にXおよび
    Y方向に移動させる移動機構と、 前記切削粉噴射部の切削粉噴射と同期的に前記下向きの
    基板を上下に振動させる振動手段と、を有することを特
    徴とする隔壁形成装置。
  4. 【請求項4】 前記切削粉噴射部より噴射された切削粉
    にイオンを照射するイオン照射手段をさらに有してなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の隔壁形成装置。
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