JP3424198B2 - ダイレクト・デジタル・シンセサイザ - Google Patents

ダイレクト・デジタル・シンセサイザ

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JP3424198B2 JP27673596A JP27673596A JP3424198B2 JP 3424198 B2 JP3424198 B2 JP 3424198B2 JP 27673596 A JP27673596 A JP 27673596A JP 27673596 A JP27673596 A JP 27673596A JP 3424198 B2 JP3424198 B2 JP 3424198B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の周波数を発
生することができるダイレクト・デジタル・シンセサイ
ザに関し、特に、消費電力が少なく、スプリアス特性が
良好で、高周波数を容易に得ることができる周波数シン
セサイザにかかる。
【0002】
【従来の技術】従来のダイレクト・デジタル・シンセサ
イザ(DDS)の例が、例えば文献1「V. Reinhardt,
K. Gould, K. McNab, and M. Bustamante, "A short su
rvey of frequency synthesizer techniques", in Pro
c. 40th Annual Frequency Control Symp., May 1986,
pp.355-365.」や文献2「E. McCune Jr, "Create signa
ls having optimum resolution, response, and nois
e", EDN, vol.36, no.6, pp.95-108, March 1991.」等
に記載されている。この構成を図8に示す。この図にお
いて、数字符号1はアキュムレータ、15はROM(リ
ード・オンリー・メモリ)、16はD/A変換器、17
はローパスフィルタ、9はデータ入力端子、10はクロ
ック入力端子、11は出力端子を表している。
【0003】アキュムレータ1には周波数設定用のデー
タが入力されており、クロック信号の入力毎に累積加算
する。アキュムレータ1のビット数をnとすると、アキ
ュムレータの累積値が2n 以上になると、その超過分を
初期値として累積動作を継続する。このアキュムレータ
1の累積値をROM15のアドレス指定に用いる。RO
M15には正弦波のデジタル・データが書き込まれてお
り、アドレス指定に応じた正弦波データを出力する。こ
の正弦波データはD/A変換器16によりアナログ信号
に変換される。このアナログ信号はクロック周波数で変
化する段階波形であり、ローパスフィルタ17により平
滑化してシンセサイザ出力を得る。クロック周波数をf
CLK 、入力データをKとすると出力周波数fOUT は、
【0004】
【数1】
【0005】となる。このようなダイレクト・デジタル
・シンセサイザは、PLL(位相同期ループ)のように
フィードバックループを用いないため、周波数分解能を
高くでき、また出力周波数を高速に切り換えることがで
きる。
【0006】従来の他のダイレクト・デジタル・シンセ
サイザの例としては、アキュムレータ1の最上位ビット
(MSB)から出力を取り出す構成のものがあり、上述
の文献1および文献2に記載されている。このような構
成のものは(1)式で示される周波数の方形波信号が得
られる。これを正弦波に変換するにはローパスフィルタ
が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のROMを用いるダイレクト・デジタル・
シンセサイザでは、ROMのデータのアクセスに時間が
かかり、シンセサイザの高周波化の妨げとなるという問
題があった。また回路規模も大きく、消費電力が大きい
という問題点もあった。
【0008】一方、アキュムレータの最上位ビットから
出力を取り出すダイレクト・デジタル・シンセサイザで
は、周波数設定データKが2m (mは整数)以外の時に
は、出力パルス幅が周期的に変わり、原理的に大きなス
プリアス(不要波)が発生するという問題点があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、ROMを用いることなく、かつ周
期的な周波数変動を原理的に0にすることができるダイ
レクト・デジタル・シンセサイザを提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、クロック信号が入力される毎に周波数
設定データKを累積し、累積値が計数限界以上になる
と、その超過分を初期値として周波数設定データKの累
積を継続するnビットのアキュムレータと、切換制御信
号がローの時にKに比例した電流を出力し、切換制御信
号がハイの時に2−Kに比例し、流れる向きが前記K
に比例した電流と反対の電流を出力する電流切換回路
と、この電流切換回路の出力電流を充放電するコンデン
サと、前記コンデンサに発生する電圧と予め定められた
基準電圧とを比較するコンパレータと、前記アキュムレ
ータの累積値が増加している時に、前記コンパレータの
出力パルスの立ち上りまたは立ち下りに同期してパルス
を発生するパルス発生手段とを備え、前記アキュムレー
タの累積値が計数限界以上になった時にローからハイに
なり、次のクロック信号が入力されるとハイからローに
なるオーバーフロー信号を前記切換制御信号とすること
を特徴とする。
【0011】本発明では、電流切換回路の出力電流をコ
ンデンサで充放電した信号は、アキュムレータの累積値
が増加している時には、周波数変動のない鋸歯状波に一
致するという原理を用いている。このため、周期的な周
波数変動に起因するスプリアスを発生させない効果が得
られる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるダイレクト・
デジタル・シンセサイザの第1実施形態を示す図であ
る。この図において、数字符号1はアキュムレータ、2
は第1の電流源、3は第2の電流源、4はスイッチ、5
は電流切換回路、6はコンデンサ、7はコンパレータ、
8はトグル・フリップフロップ(T−FF)、9は周波
数設定データ入力端子、10はクロック入力端子、11
は出力端子、12はコンパレータへの基準電圧入力端子
を表している。
【0013】図2、図3は、この実施形態の動作を示す
タイムチャートである。以下これらの図を参照して第1
実施形態の動作を説明する。
【0014】今、アキュムレータ1のビット数nを3と
するとオーバーフローは23 =8で起こる。また周波数
設定データKを3とすると、クロックの入力毎にアキュ
ムレータ2の内容は3、6と累算される。次のクロック
入力で9となるが、オーバーフローを起こし、8を引い
た残りの1を初期値として累算動作を継続する。このア
キュムレータ1の内容は図2(a)に示す階段状に変化
する。図2(a)では、横軸の刻みはクロックの周期を
表し、縦軸はアキュムレータ1の内容を10進数で表し
ている。この階段波形は横軸の時間軸上のパルス幅が周
期的に変化し、大きなスプリアス成分を持っている。
【0015】この階段波形は図2(b)の実線に示す仮
想的な鋸歯状波に沿って変化している。この鋸歯状波
は、階段波形のクロック入力時の値を直線で結ぶと共
に、直線を外挿し、23 =8に対応する電圧と交差する
時間で0にしたものである。鋸歯状波はクロックの8周
期に3個存在し、また時間軸上の幅も等しいことから、
周波数成分は(1)式で示される周波数の基本波とその
高調波のみからなり、その他のスプリアスは含まないこ
とがわかる。
【0016】アキュムレータ1のオーバーフロー信号
(O.F.)を図2(c)の実線を示す。アキュムレー
タの累積値が計数限界以上になった時にローからハイに
なり、次のクロック信号が入力されるとローに戻る。
【0017】このオーバーフロー信号によって、電流切
換回路5を制御する。電流切換回路5は、第1の電流源
2、第2の電流源3、スイッチ4から構成される。電流
切換回路5の後段にはコンデンサ6が接続される。第1
の電流源2は、周波数設定データKに比例した電流K・
Iをコンデンサ6に流し出す。これに対して第2の電流
源3は、(2n −K)に比例する電流(2n −K)・I
をコンデンサ6から吸い込む。今、K=3、n=3であ
るので、2n −Kは5である。スイッチ4は、アキュム
レータ1のオーバーフロー信号がローの時に第1の電流
源2と導通し、ハイの時に第2の電流源3と導通すると
する。
【0018】コンデンサ6に発生する電圧を図3(a)
に示す。コンデンサ6の容量をC、クロックの周期をT
CLK とすると、アキュムレータ1のオーバーフロー信号
がローである時刻1から時刻3までの2TCLK の時間
に、第1の電流源2からコンデンサ6に3Iの電流が流
れ込んで充電され、時刻3において電圧6.ITCLK
Cとなる。時刻3においてアキュムレータ1のオーバー
フロー信号はハイとなり、次の時刻4までTCLK の時間
にコンデンサ6から第2の電流源3に5Iの電流が放電
されて、電圧1・ITCLK /Cとなる。
【0019】図3(a)の出力と図2(b)の仮想的な
鋸歯状波とを比べると、アキュムレータの累算値が増加
している時には両者が一致していることがわかる。この
原理を利用してスプリアス成分のない信号を得る。この
ために、図1に示す実施形態ではコンパレータ7および
T−FF8を用いている。コンパレータ7の基準電圧
を、例えば図3(a)中の電圧4・ITCLK /Cに設定
した時のコンパレータ7の出力を図3(b)に示す。こ
のコンパレータ7の出力は、コンデンサ6に発生する電
圧が基準電圧を越えたときにハイ、基準電圧以下の時に
はローになるとしている。この信号はパルス幅が周期的
に変化し、スプリアス成分を含んでいるが、立ち上がり
のタイミングは等時間間隔である。なぜならば、この立
ち上がりのタイミングは、図2(b)の仮想的な鋸歯状
波をコンパレータ7に入力し、電圧4・ITCLK /Cで
比較した時に得られる立ち上がりのタイミングと等しい
からである。
【0020】T−FFは入力パルスの立ち上がりまたは
立ち下がり毎に出力のハイ・ローを反転させる論理回路
であり、従ってT−FF8を立ち上がり動作とすると、
図1の出力端子11に出力される信号は図3(c)とな
る。この出力はデューティ比50%の方形波であり、周
波数成分は(1)式で示される周波数の1/2の周波数
の基本波とその奇数次高調波のみからなり、その他のス
プリアスは含まない。出力端子11に接続される回路が
デジタル回路であるならばこの方形波をそのまま使用で
きる。必要とあらばローパスフィルタで基本波成分を取
り出すか、またはバンドパスフィルタで高調波成分を取
り出せば良い。
【0021】第1の電流源2と第2の電流源3の設定値
Kおよび(2n −K)とは、入れ替わっても良い。この
場合スイッチ4は、アキュムレータ1のオーバーフロー
信号がローの時に第2の電流源3と導通し、ハイの時に
第1の電流源2と導通するとする。すなわち電流切換回
路5は、アキュムレータ1のオーバーフロー信号がロー
の時に、周波数設定データKに比例した電流を出力し、
アキュムレータ1のオーバーフロー信号がハイの時に、
n −Kに比例し流れる向きが反対の電流を出力する。
【0022】コンパレータ7の出力のハイとローが図3
(b)と反転している場合、T−FF8には立ち下がり
動作のものを用いる。すなわちアキュムレータの累積値
が増加している時に、コンデンサに発生する電圧と基準
電圧とが等しくなるタイミングでT−FF8のハイ・ロ
ーを反転するようにする。
【0023】以上説明したように本発明により、ROM
を用いることなく任意の周波数を発生することができ、
かつ周期的な周波数変動を原理的に0にすることができ
る。
【0024】図4は本発明によるダイレクト・デジタル
・シンセサイザの第2実施形態を示す図である。第2実
施形態が第1実施形態と異なる点は、図1のT−FF8
に代えてワンショット・マルチバイブレータ13を用い
ている点であり、他の符号は図1と同一である。この実
施形態の動作を示すタイムチャートを図5に示す。図5
(a)はコンパレータ7の出力であり、図3(b)と同
様であるので、立ち上がりのタイミングは等時間間隔で
ある。ワンショット・マルチバイブレータは入力パルス
の立ち上がりまたは立ち下がり毎に一定の幅パルスが1
個出力される論理回路であり、ワンショット・マルチバ
イブレータ13を立ち上がり動作とすると、図4の出力
端子11に出力される信号は図5(b)となる。従って
この出力はワンショット・マルチバイブレータの設定で
決定されるパルス幅を持った方形波であり、周波数成分
は(1)式で示される周波数の基本波とその奇数次高調
波のみからなり、その他のスプリアスは含まない。出力
端子11に接続される回路がデジタル回路であるならば
この方形波をそのまま使用できる。必要とあらばローパ
スフィルタで基本波成分を取り出すか、またはバンドパ
スフィルタで高調波成分を取り出せば良い。図1に示し
た第1実施形態と比較すると、出力周波数が2倍高くな
る。
【0025】コンパレータ7の出力が図5(a)と反転
している場合は、ワンショット・マルチバイブレータ1
3に立ち下がり動作のものを用いる。すなわちアキュム
レータの累算値が増加している時にコンデンサに発生す
る電圧と基準電圧とが等しくなるタイミングで、ワンシ
ョット・マルチバイブレータ13がパルスを1個出力す
るようにする。
【0026】図6は本発明によるダイレクト・デジタル
・シンセサイザの第3実施形態を示す図である。第3実
施形態が第1実施形態と異なる点は、電流切換回路5を
構成する第1の電流源2を複数のPNP形バイポーラト
ランジスタ、第2の電流源3を複数のNPN形バイポー
ラトランジスタとして、スイッチ4を省いている点であ
る。数字符号14は電源端子である。PNP形バイポー
ラトランジスタのコレクタ(C)とNPN形バイポーラ
トランジスタのコレクタ(C)とは接続されて、コンデ
ンサ6に接続される。またPNP形バイポーラトランジ
スタのエミッタ(E)と電源端子14との間にスイッチ
が設けられて、周波数設定データKの数だけ導通にす
る。一方、NPN形バイポーラトランジスタのエミッタ
とグランドとの間にスイッチが設けられて、(2n
K)の数だけ導通にする。
【0027】PNP形バイポーラトランジスタはエミッ
タに対してベース(B)の電位が低くなると電流が流
れ、高くなると流れない。反対にNPN形バイポーラト
ランジスタはエミッタに対してベースの電位が高くなる
と電流が流れ、低くなると流れない。このため、PNP
およびNPNのバイポーラトランジスタ1個当たりに流
れる電流をIとすると、アキュムレータ1のオーバーフ
ロー信号がローの時にはK個のPNP形バイポーラトラ
ンジスタがコンデンサ6にK・Iの電流を流し出し、ア
キュムレータ1のオーバーフロー信号がハイの時には
(2n −K)個のNPN形バイポーラトランジスタがコ
ンデンサ(2n −K)・Iの電流を吸い込む。従って図
1に示す第1実施形態と同様に、出力端子11から周期
的な周波数変動のないシンセサイザ出力が得られる。
【0028】本実施例ではトランジスタ1個当たりに流
れる電流をすべて等しくIとしているが、流れる電流を
重み付けした構成も可能である。例えば1個当たりに流
れる電流をI,2I,4I,8I…と2進に重み付けし
たトランジスタを用いる場合、Kおよび(2n −K)を
共に2進数に変換してスイッチを設定すれば良い。
【0029】図7は本発明によるダイレクト・デジタル
・シンセサイザの第4実施形態を示す図である。第4実
施形態が第3実施形態と異なる点は、電流切換回路5を
構成する複数のPNP形バイポーラトランジスタをPチ
ャネルMOS形FET、複数のNPN形バイポーラトラ
ンジスタをNチャネルMOS形FETとしている点であ
る。
【0030】PチャネルMOS形FETは入力がローの
時に電流が流れ、ハイの時に電流が流れない。反対にN
チャネルMOS形FETの入力がハイの時に電流が流
れ、ローの時に電流が流れない。このため、Pチャネル
およびNチャネルのMOS形FET1個当たりに流れる
電流をIとすると、アキュムレータ1のオーバーフロー
信号がローの時にはK個のPチャネルMOS形FETが
コンデンサ6にK・Iの電流を流し出し、アキュムレー
タ1のオーバーフロー信号がハイの時には(2n−K)
個のNチャネルMOS形FETがコンデンサ6から(2
n −K)・Iの電流を吸い込む。従って図1に示す第1
実施形態と同様に、出力端子11から周期的な周波数変
動のないシンセサイザ出力が得られる。
【0031】なお、図6および図7において、T−FF
8の代りにワンショット・マルチバイブレータ13を用
いることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来のダ
イレクト・デジタル・シンセサイザで必要であったRO
Mを用いることなく任意の周波数を発生することができ
るため、ダイレクト・デジタル・シンセサイザの高周波
化が可能となり、消費電力が小さくなる効果を有する。
また、周期的な周波数変動を原理的に0にすることがで
きるから、この周期的な周波数変動に起因するスプリア
スをなくすことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】第1実施形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】第1実施形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図5】第2実施形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図6】本発明の第3実施形態を示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態を示す図である。
【図8】従来のダイレクト・デジタル・シンセサイザの
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 アキュムレータ 2 第1の電流源 3 第2の電流源 4 スイッチ 5 電流切換回路 6 コンデンサ 7 コンパレータ 8 トグル・フリップ・フロップ(T−FF) 9 データ入力端子 10 クロック入力端子 11 出力端子 12 基準電圧入力端子 13 ワンショット・マルチバイブレータ 14 電源端子 15 ROM 16 D/A変換器 17 ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−40112(JP,A) 特開 平1−99433(JP,A) 特開 昭57−62621(JP,A) 中川匡夫、野坂秀之著,波形処理型D DSの検討,1996年電子情報通信学会総 合大会講演論文集 エレクトロニクス 2,日本,電子情報通信学会,1996年 3月11日,p.306 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 28/00 H03K 3/00 - 4/94

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号が入力される毎に周波数設
    定データKを累積し、累積値が計数限界以上になると、
    その超過分を初期値として周波数設定データKの累積を
    継続するnビットのアキュムレータと、 切換制御信号がローの時にKに比例した電流を出力し、
    切換制御信号がハイの時に2−Kに比例し、流れる向
    きが前記Kに比例した電流と反対の電流を出力する電流
    切換回路と、 この電流切換回路の出力電流を充放電するコンデンサ
    と、前記コンデンサに発生する電圧と予め定められた基準電
    圧とを比較するコンパレータと、 前記アキュムレータの累積値が増加している時に、前記
    コンパレータの出力パルスの立ち上りまたは立ち下りに
    同期してパルスを発生するパルス発生手段とを備え、 前記アキュムレータの累積値が計数限界以上になった時
    にローからハイになり、次のクロック信号が入力される
    とハイからローになるオーバーフロー信号を前記切換制
    御信号とすることを特徴とするダイレクト・デジタル・
    シンセサイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイレクト・デジタル
    ・シンセサイザにおいて、前記電流切換回路は、 PNP形バイポーラトランジスタとNPN形バイポーラ
    トランジスタの直列回路であることを特徴とするダイレ
    クト・デジタル・シンセサイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダイレクト・デジタル
    ・シンセサイザにおいて、前記電流切換回路は、 PチャネルMOS形FETとNチャネルMOS形FET
    の直列回路であることを特徴とするダイレクト・デジタ
    ル・シンセサイザ。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの項に記載の
    ダイレクト・デジタル・シンセサイザにおいて、前記パ
    ルス発生手段は、トグル・フリップ・フロップであるこ
    とを特徴とするダイレクト・デジタル・シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれかの項に記載の
    ダイレクト・デジタル・シンセサイザにおいて、前記パ
    ルス発生手段は、ワンショット・マルチバイブレータで
    あることを特徴とするダイレクト・デジタル・シンセサ
    イザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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中川匡夫、野坂秀之著,波形処理型DDSの検討,1996年電子情報通信学会総合大会講演論文集 エレクトロニクス2,日本,電子情報通信学会,1996年 3月11日,p.306

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