JP3421924B2 - 餅搗方法及び餅搗機 - Google Patents
餅搗方法及び餅搗機Info
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Description
軽減させること及び杵による餅への衝撃力を調整できる
ようにしたことを目的とする餅搗方法及び餅搗機に関す
る。
受板を回転カムで持ち上げ、ついで自然落下させこれを
繰り返して、杵と餅材との衝撃により餅搗する方法が最
も多く使用され、構造上カムによる杵のリフトが一定で
あるから、衝撃力もほぼ一定であった。
は、杵杆が最高位置まで上昇されると、杵杆のカム受板
と、回転カムとの掛合が離れて、杵杆は自然落下して餅
を搗くが、次に杵杆を上昇させる際に、杵杆のカム受板
にカムが衝突して掛合し、これを繰り返して、杵杆が上
昇・落下するので、騒音が発生する問題点があり、前記
自然落下方式では杵と餅材との衝撃力を変えることは困
難であったので、餅材の状況、品質又は量に適合して変
化する衝撃力を付与できない問題点があった。
させる時は強制的に持ち上げ、下降させる時は、強制又
は自重落下させ、強制落下させる時には、杵と餅材との
間に緩衝手段又は衝撃力調整手段を設け、かつ杵のリフ
トを可変にすることにより、前記従来の問題点を解決し
たのである。また杵杆を強制的に回転させることによ
り、杵により餅にひねり作用を付与して、両者の相乗作
用で餅搗効果を向上させることができる。
上昇させて落下させる餅搗方法において、縦に移動する
ベルトに固定した鉄片と、杵を固定した杵杆支持部材の
電磁石との磁着又は解除により、前記杵杆支持部材の上
昇高さを調節して、杵のリフトを可変にし、杵に回転力
を付与すると共に、杵を強制落下又は自動落下させ、シ
ーケンスにより前記動作を繰り返して自動的に餅搗する
ことを特徴とした餅搗方法である。
昇手段により上昇させ、前記杵に回転手段を付与すると
共に、杵に落下手段を付与した餅搗機において、強制上
昇手段は、縦に移動するベルトに鉄片を取り付けると共
に、杵杆支持部材に、前記鉄片を磁着する電磁石を固定
し、前記杵杆支持部材の掛脱装置を固定し、前記 杵杆に
回転手段を設置し、前記ベルトの移動、鉄片の磁着と解
除、前記杵杆支持部材の掛脱装置及び杵杆の回転手段を
制御する電気回路を設けたことを特徴とする餅搗機であ
り、電気回路は手動スイッチ14、タイマー15a及び
サーボモータ17の直列回路に、タイマー15とソレノ
イド47の直列回路及び電磁石13と、リミットスイッ
チ55の直列回路を夫々並列に接続したことを特徴とす
るものである。
させ、自重落下又は調節付勢落下させると共に、杵杆を
軸として杵を回転させる餅搗方法及び餅搗機である。
を可変とし、又は杵の衝撃力(餅材に対する)を調整で
きるようにしたものである。
下条件を調節し、最良の品質の餅を得ることができるよ
うにしたものである。またこの発明は、杵杆を上昇させ
る際に、振動・騒音を発生しないようにしたものであ
る。
明する。支柱1に上下枠板2、3を横方向に固定し、下
端部に杵4を有する杵杆5の中間部は、前記上下枠板
2、3の間の取付け板6に貫通固定し、前記杵杆5はモ
ータ7の軸により回転されるようにし、モータ7を前記
取付け板6へ固定する。前記上下枠板2、3へ案内杆8
を縦設固定し、案内杆8は前記取付け板6を貫通してい
るので、取付け板6を昇降案内できる。
グローラ9、10を回転自在に架設して、該タイミング
ローラ9、10へ鋼線入りのタイミングベルト11を装
着し、該タイミングベルト11へ鉄片12を固定する。
前記取付け板6のタイミングベルト11側には、鉄片1
2を吸着させる為の電磁石13を固着し、電磁石13の
入力回路16に手動スイッチ14が介装してある。また
サーボモータ17の回路にタイマー15aを介装してあ
る(図3)。
入れて、手動スイッチ14をONにすると、電磁石13
の入力回路16がONとなる。
は、リミットスイッチ55が介装され、タイマー15の
回路16bにはソレノイド47も介装されているので、
ソレノイド47が矢示48の方向へロックアーム49の
上部を引張るので、ロックアーム49は上枠板2のピン
50を中心として、矢示51の方向へ回転する。前記ロ
ックアーム49が矢示51の方向へ回転すると、ロック
アーム49の下端部に設けた掛止片49aが、取付け板
6から外れるので、杵杆5と杵4は自重により矢示52
の方向へ落下し、同時にサーボモーター17の回路がO
Nとなり正転してタイミングベルト11が矢示18aの
方向に降下し、餅搗きを開始する(図1(a)、
(b)、(c)、(d))。
に、サーボモータ17を逆転させ、その回路がONとな
り、タイミングベルト11が矢示18の方向へ上昇す
る。この場合に電磁石13が、タイミングベルト11に
固着した鉄片12を吸着するので、取付け板6も前記タ
イミングベルト11と共に、矢示18の方向へ上昇する
(図2(b))。前記取付け板6が、所定の高さに達し
た時(この高さはサーボモータの回転数により異なるの
で、サーボモータの回転数を可変にすればこれに対応し
て杵のリフトも可変となる)、電磁石13をOFFにす
れば電磁石13は鉄片12への吸着力を失い、取付け板
6、杵杆5、杵4は自重落下となる。これに対し電磁石
をONのままにすれば、速度制御落下乃至調整付勢落下
となり、再び餅材21を搗くことになる。この間に、サ
ーボモータ17は逆転し、鉄片12はタイミングベルト
11と共に矢示18、18aのように上昇・下降し(図
1(b)、図2(b))、杵4が上昇・落下を繰り返
し、餅搗を継続する。前記タイミングベルト11が矢示
18の方向へ上昇する時は、鉄片12が電磁石13に吸
着されているので、取付け板6も同方向へ上昇し、杵4
も上昇する。
あるが、手動スイッチ14をONにしてから、総ての動
作は、予め組込まれた自動制御装置のシーケンスによっ
て、各部は自動的に動き、餅搗は進行する。この場合の
杵のリフトは、サーボモータの回転により規制する。従
って、サーボモータの回転を適宜にプログラムを変化さ
せて入力すれば、杵のリフトも可変となる。
ば、手動スイッチ14又は予め所定時間に設定したタイ
マー15又はシーケンスにより、杵杆の再上昇点までサ
ーボモータの運転とベルトの上昇が続き、その高さに相
応する位置に設置したリミットスイッチ55が動作し
て、ソレノイド47の回路16bがOFFとなるので、
ロックアーム49はスプリング53によりピン50を中
心して矢示54の方向へ回動する。そこでロックアーム
49の掛止片49aが取付け板6を掛止できる位置まで
移動し、取付け板6の最上昇位置でロックするので、餅
搗開始前の停止状態に戻る。前記サーボモータ17はス
イッチ56によって通電方向を切替え、正逆回転させる
ことができる。
る鉄片12の昇降と、電磁石13のON、OFFによっ
て杵4を自重落下と上昇の繰り返しを制御し、餅搗終了
時には、取付け板6を最上昇位置でロックすることによ
り餅搗を完了する。またサーボモータ17の回転によ
り、杵のリフトを制御する。
往復昇降により、杵4は昇降を繰り返し餅を搗くことが
できる。前記餅材21が餅になったならば、サーボモー
タ17の回路16に介装したタイマー15aが切れる
(予め搗上り時間を設定しておく)。ついで取付け板6
の最高位置をセンサー57で検出し、その出力によって
センサースイッチ22をOFFにすれば、サーボモータ
17が停止する。前記においてタイマー15が切れる
と、タイマー15aも切れ、ソレノイド47もOFFに
なるので、ロックアーム49はスプリング53に引かれ
て、ピン50を中心にして矢示54のように回動し、掛
止片49aが取付け板6を掛止する。そこで杵杆5は最
高位置で支えられたまま停止することになり、餅の取出
し、餅材の供給に杵が邪魔になるおそれはない。前記に
おいて、センサー57は取付け板6が最高位置に達する
ごとに検出されて、センサースイッチ22が切れるが、
タイマー15と連動したタイマー15aが、サーボモー
タ17の回転を確保するので、サーボモータ17の回転
は保たれ、スイッチ56のみが切換えられる。
制的に上昇し、下降時は自重落下となり、停止時は最上
部で停止することになる。
落下、強制落下、杵の強制回転又は杵の緩衝手段を設け
たので、餅材の品質・量に応じて餅搗条件を定め、良好
な餅を得ることができる効果がある。
なる効果がある。
って、 (a)取付け板をロックした図。 (b)取付け板のロックを解いた図。 (c)杵が下降を開始した図。
Claims (3)
- 【請求項1】 餅搗機の杵を強制的に上昇させて落下さ
せる餅搗方法において、縦に移動するベルトに固定した
鉄片と、杵を固定した杵杆支持部材の電磁石との磁着又
は解除により、前記杵杆支持部材の上昇高さを調節し
て、杵のリフトを可変にし、杵に回転力を付与すると共
に、杵を強制落下又は自動落下させ、シーケンスにより
前記動作を繰り返して自動的に餅搗することを特徴とし
た餅搗方法。 - 【請求項2】 餅搗機の杵を強制上昇手段により上昇さ
せ、前記杵に回転手段を付与すると共に、杵に落下手段
を付与した餅搗機において、強制上昇手段は、縦に移動
するベルトに鉄片を取り付けると共に、杵杆支持部材
に、前記鉄片を磁着する電磁石を固定し、前記杵杆支持
部材の掛脱装置を固定し、前記杵杆に回転手段を設置
し、前記ベルトの移動、鉄片の磁着と解除、前記杵杆支
持部材の掛脱装置及び杵杆の回転手段を制御する電気回
路を設けたことを特徴とする餅搗機。 - 【請求項3】 電気回路は、手動スイッチ14、タイマ
ー15a及びサーボモータ17の直列回路に、タイマー
15とソレノイド47の直列回路及び電磁石13と、リ
ミットスイッチ55の直列回路を夫々並列に接続したこ
とを特徴とする請求項2記載の餅搗機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000207207A JP3421924B2 (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 餅搗方法及び餅搗機 |
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JP2002017280A JP2002017280A (ja) | 2002-01-22 |
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Family
ID=18704007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105557796A (zh) * | 2015-12-23 | 2016-05-11 | 温岭市创嘉信息科技有限公司 | 一种麻糍击打加工装置 |
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