JP3420509B2 - 封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法 - Google Patents

封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法

Info

Publication number
JP3420509B2
JP3420509B2 JP24493098A JP24493098A JP3420509B2 JP 3420509 B2 JP3420509 B2 JP 3420509B2 JP 24493098 A JP24493098 A JP 24493098A JP 24493098 A JP24493098 A JP 24493098A JP 3420509 B2 JP3420509 B2 JP 3420509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
circuit board
sealant
stage group
coating stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24493098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000077441A (ja
Inventor
暁子 山本
信三 江口
浩之 吉田
伸二 石野
浩平 圓地
孝文 辻澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP24493098A priority Critical patent/JP3420509B2/ja
Publication of JP2000077441A publication Critical patent/JP2000077441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3420509B2 publication Critical patent/JP3420509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ベアチップ
等の電子部品が実装された回路基板に対して、該電子部
品と回路基板との間に所定膜厚の封止剤を複数回に分け
て重ね塗りするための封止剤の塗布方法及び塗布装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やパーソナルコンピュー
タ等の種々の電子機器において、その小型化及び軽量化
が求められているが、これを推進するために、例えば、
半導体ウェハが小片に分割されてなるベアチップを回路
基板に対して直接に実装するフリップチップ実装工法が
広く用いられている。この実装工法では、ベアチップの
ケーシングを要しないため、所要実装スペースが小さ
く、また、軽量化を実現することができる。このフリッ
プチップ実装工法を用いた場合には、通常、実装されて
回路基板上で露出したベアチップを保護するために、電
子部品と回路基板との間に封止剤を塗布して、回路基板
の実装気密性を確保する必要がある。封止剤は、塗布ヘ
ッドから吐出されて塗布されるが、この封止剤塗布方法
としては、両者を封止するに必要な所定膜厚の封止剤を
複数回に分けて重ね塗りする方法が知られている。
【0003】これに関連して、図5〜図8を参照しなが
ら、従来の封止剤塗布方法について説明する。図5は、
電子部品実装済みの回路基板に封止剤が塗布される状態
を模式的に示す説明図である。この回路基板には、12
個の電子部品(以下、ICという)1〜12がフリップ
チップ実装工法を用いて実装されており、封止剤の塗布
工程に際しては、この回路基板と各電子部品IC1〜I
C12との間に、両者を封止するのに必要な所定膜厚の
封止剤が均等に複数回(この従来例ではn回)に分けて
塗布される。この場合、上記塗布ヘッドからの封止剤の
1回当たりの吐出量は、上記塗布ヘッド内の封止剤の残
量と、時間経過に伴って固くなる性質を有する封止剤の
使用経過時間とから算出された制御データに基づいて、
上記塗布ヘッドに加える吐出圧力を制御することによ
り、常に一定量になるように制御される。
【0004】図6は、従来の封止剤塗布方法の手順を示
すフローチャートである。この封止剤塗布工程では、電
子部品IC1〜IC12に対して、n回の塗布サイクル
が、図6のフローチャートに示す手順で繰り返される。
まず、1回目の塗布サイクルが、電子部品IC1から順
に、全ての電子部品IC1〜IC12に対して施され
る。1回目の塗布サイクルが終了すると、終了した塗布
サイクルの回数がn回であるか否かが判断された上で、
2回目の塗布サイクルが開始される。同様にして、各回
の塗布処理が終了する毎に、終了した塗布サイクルの回
数が確認されて、n回でない場合には、再度、電子回路
IC1から順に塗布サイクルが行われる。そして、塗布
サイクルの回数がn回であることが確認されると、その
回路基板に対する封止剤の塗布工程が終了される。尚、
図5において各電子部品IC1〜IC12の上側に付さ
れた横線は、塗布された封止剤を模式的に表し、横線の
数は、封止剤の重ね塗り回数を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、所定膜厚の封止剤を均等に複数回に分けて塗布す
る場合、重ね塗り回数を経る毎に、塗布される封止剤
は、既に浸透した封止剤が妨げとなって、上記回路基板
と電子部品IC1〜IC12との間に浸透しにくくな
り、各電子部品IC1〜IC12について封止剤が完全
に浸透するまでに要する時間(以下、浸透時間という)
が長くなっていく(図7参照)。これに対して、この従
来例では、回路基板に実装された全ての電子部品IC1
〜IC12に封止剤を1回塗布し終えるのに要する時間
(以下、塗布時間という)が、各電子部品IC1〜IC
12に対して、毎回一定量の封止剤を塗布することか
ら、重ね塗り回数にかかわらず一定である。
【0006】図8は、全ての電子部品IC1〜IC12
に対する1回の塗布サイクルに要する塗布時間と各電子
部品についての浸透時間との関係を示すタイミングチャ
ートである。このタイミングチャートから分かるよう
に、従来の方法では、上記浸透時間が、3回目の塗布サ
イクルにおいて塗布時間を上回り、4回目以降の塗布サ
イクルについては、前回塗布した封止剤が浸透し終わる
まで待って開始されることとなる。従って、その浸透待
ち時間(T1及びT2)が、設備の稼働を停止する無駄
な時間となり、それによって、生産性が低下するという
問題があった。
【0007】そこで、本発明は、封止剤の浸透待ちによ
る塗布ヘッドの停止を回避し、予め設定された重ね塗り
回数で所定膜厚の封止剤を塗布することができる封止剤
塗布装置及び塗布方法を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明(以下、第1の発明という)は、所定の電子部品が実
装された回路基板に対して、上記電子部品を封止する所
定膜厚の封止剤を複数回に分けて重ね塗りする封止剤塗
布装置において、上記回路基板が載置される複数の塗布
ステージ群と、上記各塗布ステージ群上の回路基板に封
止剤を塗布する塗布ヘッドと、上記塗布ヘッドと塗布ス
テージ群とを相対移動させ、上記塗布ヘッドが対応する
塗布ステージ群を切り換える駆動手段と、上記回路基板
に対する重ね塗り回数を設定する重ね塗り回数設定部及
び塗布ステージ群を切り換える回数を設定する塗布ステ
ージ群切換え回数設定部を有し、上記各設定部にて設定
された回数に基づいて、上記塗布ヘッド及び駆動手段を
制御する制御手段とを備えたことを特徴としたものであ
る。
【0009】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記各塗布ステージ群へ回路基
板を搬入し、各塗布ステージ群から回路基板を搬出する
搬入機構及び搬出機構を備え、上記制御手段が、更に、
上記各設定部にて設定した回数に基づいて、上記塗布ヘ
ッド及び駆動手段とともに、予め設定された重ね塗り回
数の塗布処理が済んだ回路基板を上記塗布ステージ群か
ら搬出し、封止剤が塗布されるべき回路基板を塗布ステ
ージ群へ搬入するように、上記搬入機構及び搬出機構を
制御することを特徴としたものである。
【0010】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、所定の電子部品が実装された回
路基板に対して、上記電子部品を封止する所定膜厚の封
止剤を複数回に分けて重ね塗りするための封止剤塗布方
法において、上記回路基板に対する重ね塗り回数を設定
し、上記回路基板が載置される複数の塗布ステージ群を
切り換える塗布ステージ群切換え回数を設定し、予め設
定された重ね塗り回数及び塗布ステージ切換え回数に基
づいて、塗布処理対象とする塗布ステージ群を切り換え
ながら、上記各塗布ステージ群に対して塗布処理を行う
ことを特徴としたものである。
【0011】また、更に、本願の請求項4に係る発明
(以下、第4の発明という)は、上記各塗布ステージ群
に対する塗布処理に伴って、予め設定された重ね塗り回
数の塗布処理が施された塗布ステージ群から回路基板を
搬出するとともに、塗布処理されるべき回路基板を塗布
ステージ群に搬入することを特徴としたものである。
【0012】また、本願の請求項5に係る発明(以下、
第5の発明という)は、予め設定された重ね塗り回数の
塗布処理が施された塗布ステージ群から回路基板を搬出
した後、他の塗布ステージ群についての残り重ね塗り回
数を確認し、確認された残り重ね塗り回数に基づき、即
座に、若しくは、塗布処理されるべき回路基板を搬入し
所定回数の重ね塗り処理を行なった後に、塗布処理対象
とする塗布ステージ群を切り換えるように、上記各塗布
ステージ群を切換えるタイミングを制御することを特徴
としたものである。
【0013】以上の構成を備えたことにより、新たな塗
布ステージ群に対して塗布処理を行う間に、回路基板と
電子部品の間に封止剤を浸透させるように設定して、封
止剤の浸透待ち時間のために塗布ヘッドの駆動を停止さ
せる必要をなくすることができ、設備の稼動率を上げて
生産性の向上を実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る封止剤
の塗布方法を適用する封止剤塗布装置の構成を示す斜視
図である。
【0016】この封止剤塗布装置10は、所定の電子部
品(不図示)が実装された回路基板5に対して、電子部
品と回路基板との間に所定膜厚の封止剤を複数回に分け
て重ね塗りするもので、主構成として、封止剤を塗布す
る塗布へッド2と、所定の電子部品が実装された回路基
板5が載置される塗布ステージ4A,4A(図中右上
側)及び塗布ステージ4B,4B(図中左下側)と、回
路基板5の搬送ラインを構成する2組みの基板搬送レー
ル部材8A及び8Bと、上記塗布ヘッドと塗布ステージ
4A,4A及び4B,4Bとを相対移動させるX方向駆
動部18及びY方向駆動部17とを有している。
【0017】また、この封止剤塗布装置10には、封止
剤が塗布されるべき回路基板5を収納するマガジン部1
1と、封止剤塗布処理後の回路基板5を保持して封止剤
を乾燥させるストック部19とが設けられている。尚、
この図1では、図面の明瞭化を図るために、各塗布ステ
ージ4A,4B上に載置された回路基板5については厚
みをもたさず、その存在をクロス鎖線であらわすように
した。また、以下の説明では、図中右上側の基板搬送レ
ール部材8Aに対応する塗布ステージ4A,4Aを合わ
せて「第1塗布ステージ群」、他方、図中左下側の基板
搬送レール部材8Bに対応する塗布ステージ4B,4B
を合わせて「第2塗布ステージ群」と呼ぶ。
【0018】かかる構成を備えた封止剤塗布装置10に
よる封止剤塗布処理について説明する。本実施の形態に
係る封止剤塗布装置10には、塗布ヘッド2が、第1及
び第2塗布ステージ群4A及び4Bのいずれに対して塗
布処理するかを制御する塗布処理制御部20(図2参
照)が設けられ、塗布作業に際して、上記各塗布ステー
ジ群4A及び4Bの切換えが行われるが、かかる制御動
作については、詳しくは後述し、ここでは、第1塗布ス
テージ群4Aを取り上げて、塗布処理の概要を説明す
る。
【0019】まず、塗布装置10の側部に設けられたマ
ガジン部11に上下方向に積み重ねられて収納される回
路基板5が、マガジン部11から最上側の回路基板5を
順次引き出す引出し機構部12によって取り出され、基
板搬送レール部材8Aで構成される搬送ラインに搬入さ
れる。上記基板搬送レール部材8Aには、2つの塗布ス
テージからなる第1塗布ステージ群4Aが移動自在に設
置されており、上記マガジン部11から搬入された回路
基板5は、第1塗布ステージ群4Aの一方のステージ上
に載置され、上記基板搬送レール部材8Aに沿って、図
1の矢印で示すX方向に移動することが可能となる。
【0020】上記回路基板5が、基板搬送レール部材8
Aにおける第1塗布ステージ群4A上に載置され、上記
基板搬送レール部材8Aに沿って移動して位置決めされ
ると、第1塗布ステージ群4Aは、上記Y方向駆動部1
7により、基板搬送レール部材8Aの設置方向に対して
直交するY方向に沿って装置10の後方(図1では右上
側)に移動させられる。そして、各第1塗布ステージ群
4A上の回路基板5,5が、塗布ヘッド2に対応するよ
うに、Y方向について位置決めされる。
【0021】上記塗布ヘッド2は、内部に収納されてい
る封止剤を吐出して回路基板5に塗布するシリンジ3と
回路基板5の位置を認識するための認識用カメラ13と
を有している。定位置に保持された回路基板5,5に対
して、上記塗布ヘッド2は、X方向駆動部18により、
第1塗布ステージ群4Aにおけるステージの配列方向に
移動させられる。このとき、各回路基板5に対向する位
置に順次停止する塗布ヘッド2のシリンジ3から封止剤
が吐出され、各回路基板5,5上の電子部品(不図示)
に対して塗布される。
【0022】尚、図1から分かるように、上記塗布装置
10の外側には、テレビモニタ14が取り付けられてい
る。このテレビモニタ14には、前述した封止剤塗布処
理が行われる間、上記認識用カメラ13により取り込ま
れた画像が出力される。また、塗布装置10には、塗布
ステージ用のクリーニング部16が設けられており、塗
布処理に伴って、第1塗布ステージ群4Aにおけるステ
ージに付着した封止剤は、上記クリーニング部16によ
り除去される。この除去処理に際して、上記各ステージ
は、汚損されないよう保護される。
【0023】上記第1塗布ステージ群4A上の回路基板
5に対して、所定膜厚の封止剤の塗布が終了すると、上
記Y方向駆動部17は、第1塗布ステージ群4Aを基板
搬送レール部材8Aからなる搬送ライン上に復帰させ
る。その第1塗布ステージ群4A上の回路基板5,5
は、取り出し機構部15により第1塗布ステージ群4A
から取り出されて、再び、基板搬送レール部材8Aに戻
された後、搬送ラインで搬送されてストック部19側に
押し込まれる。回路基板5は、加熱されながらストック
部19の側面に沿った矢印で示すQ方向に移動させられ
る。回路基板5に塗布された封止剤は、回路基板5が移
動する間に、加熱により硬化して、回路基板5と電子部
品との空隙が封止されることになる。
【0024】以上、第1塗布ステージ群4A上の回路基
板5に対する塗布処理について説明したが、この実施の
形態では、例えば第2塗布ステージ群4B上の回路基板
5が封止剤を塗布されている間に、第1塗布ステージ群
4A上の回路基板5が、先に塗布された封止剤が浸透す
るまで待機させるべく、上記塗布ヘッド2に対して、第
1塗布ステージ群4Aと第2塗布ステージ群4Bとを切
り換えるようにしている。かかる塗布ステージ群の切換
え動作を制御する手段として、この封止剤塗布装置10
には、塗布ステージ群切換え制御部20が設けられてい
る。
【0025】図2は、封止剤塗布装置10に設けられた
塗布ステージ群切換え制御部20のブロック構成図であ
る。この塗布ステージ群切換え制御部20は、電子部品
(不図示)と回路基板5との間を封止すべき封止剤の粘
性や電子部品のサイズに基づき、所定膜厚の封止剤を塗
布する回数を予め設定する重ね塗り回数設定部22と、
該重ね塗り回数設定部22により設定された重ね塗り回
数において、何回目の塗布サイクル後に、塗布処理対象
となる塗布ステージ群を切り換えるかを設定する塗布ス
テージ群切換え回数設定部23と、上記重ね塗り回数設
定部22により設定された全重ね塗り回数と現在行って
いる重ね塗り回数とから残り何回の塗布サイクルが残っ
ているかを算出する残り塗り回数算出部24と、該残り
塗り回数算出部24により算出された残りの塗り回数を
判断して、所定の条件を満たしている場合に、上記Y方
向駆動部17に塗布ステージ群切換え指令を送る塗布ス
テージ群切換え指令部26とを有している。尚、この塗
布ステージ群切換え制御部20は、好ましくは、塗布ス
テージ群切換えタイミング設定部(不図示)を備えてお
り、塗布ステージ群4A又は4Bの切換えタイミング
を、上記搬入/搬出機構により、予め設定された重ね塗
り回数の塗布処理が施された回路基板5が塗布ステージ
群4A又は4Bから搬出された直後に、若しくは、塗布
処理されるべき回路基板5が塗布ステージ群4A又は4
Bに搬入された直後に設定することができる。
【0026】次に、かかる塗布ステージ群切換え制御部
20による第1及び第2塗布ステージ群4A,4Bの切
換え制御方法、すなわちY方向駆動部17,X方向駆動
部18,基板搬送レール部材8A,8B及び認識用カメ
ラ13の制御方法について説明する。図3は、第1塗布
ステージ群4A及び第2塗布ステージ群4Bの切換え動
作を制御するためのタイミングチャートである。この実
施の形態では、回路基板5と電子部品との間に塗布され
る所定膜厚の封止剤を4回に分けて重ね塗りするととも
に、塗布ステージ群切換え動作を、2回目、若しくは3
回目の塗布サイクル終了後に行うように設定した。
【0027】かかる設定条件のもとでは、以下の説明の
ように塗布処理が進められる。まず、上記マガジン部1
1から回路基板5が搬入され、第1塗布ステージ群4A
に載置されて位置決めされて、回路基板5上に実装され
た電子部品の位置が認識用カメラ12により認識され
る。そして、上記塗布ヘッド2のシリンダ3から回路基
板5,5に封止剤が吐出され、1回目,2回目の塗布サ
イクルが連続して行われる。この第1塗布ステージ群4
Aについての2回目の塗布サイクル後、塗布ヘッド2の
塗布処理対象が、第1塗布ステージ群4Aから第2塗布
ステージ群4Bに切り換えられる。
【0028】続いて、第2塗布ステージ群4Bに対し
て、上記マガジン部11から回路基板5が搬入され、第
1塗布ステージ群4Aと同様に、回路基板5上に実装さ
れた電子部品の位置が認識用カメラ12で認識された
後、1回目,2回目の塗布サイクルが連続して行われ
る。この第2塗布ステージ群4Bの塗布処理が行われて
いる間に、上記第1塗布ステージ群4Aでは、2回目の
塗布サイクルで塗布された封止剤が浸透する。そして、
第2塗布ステージ群4Bについての2回目の塗布サイク
ルが終了すると、塗布ヘッド2の塗布処理対象が再び第
1塗布ステージ群4Aに切り換えられる。第1塗布ステ
ージ群4Aに対する3回目の塗布サイクルの間に、第2
塗布ステージ群4Bでは、2回目の塗布サイクルで塗布
された封止剤が浸透する。
【0029】第1塗布ステージ群4Aに対して3回目の
塗布サイクルが行われると、塗布処理対象が第2塗布ス
テージ群4Bに再度切り換えられて、第2塗布ステージ
群4Bに対する3回目の塗布サイクルが行われる。この
塗布サイクルの間に、第1塗布ステージ群4Aでは、3
回目の塗布サイクルで塗布された封止剤が浸透する。第
2塗布ステージ群4Bに対する3回目の塗布サイクル
後、塗布処理対象が第1塗布ステージ群4Aに再度切り
換えられて、第1塗布ステージ群に対して、4回目の塗
布サイクルが施される。この塗布サイクルの間に、第2
塗布ステージ群4Bでは、3回目の塗布サイクルで塗布
された封止剤が浸透する。
【0030】第1塗布ステージ群4Aに対する4回目の
塗布サイクルが終了した後に、浸透待ちの第2塗布ステ
ージ群4Bについてその残り重ね塗り回数が1回(すな
わち4回目の塗布サイクルのみ)であることが確認され
ると、直ぐにステージ群切換えが行われず、まず、第1
塗布ステージ群4A上の回路基板5が基板搬送レール部
材8Aに沿って上記ストック部19へ搬出される。回路
基板5が取り除かれた第1塗布ステージ群4Aに対して
は、新たな回路基板5が上記マガジン部11から搬入さ
れて、搭載された電子部品が認識用カメラ12で位置認
識される。続いて、新たな回路基板5が載置された第1
塗布ステージ群4Aに対して、1回目,2回目の塗布サ
イクルが施される。
【0031】その後、塗布ヘッド2の塗布処理対象が第
2塗布ステージ群4Bに切り換えられて、第2塗布ステ
ージ群4Bに対する4回目の塗布サイクルが行われる。
この塗布サイクル後、第2塗布ステージ群4B上の回路
基板5は、基板搬送レール部材8Bに沿って上記ストッ
ク部19へ搬出される。そして、浸透待ちの第1塗布ス
テージ群4Aの残り重ね塗り回数が2回(3回目,4回
目の塗布サイクル)であることが確認されると、塗布処
理対象が、第1塗布ステージ群4Aに切り換えられ、こ
の第1塗布ステージ群4Aに対する3回目の塗布サイク
ルが行われる。この塗布サイクル後、上記塗布ヘッド2
の塗布処理対象が、第2塗布ステージ群4Bに再度切り
換えられる。
【0032】第2塗布ステージ群4Bについては、前回
のうちに回路基板19が搬出されたため、新たな回路基
板5が搬入される。そして、認識用カメラ12で位置認
識された後に、第1塗布ステージ群4Aに対して、1回
目,2回目の塗布サイクルが施される。これ以降、第1
塗布ステージ群4A及び第2塗布ステージ群4Bに対す
る塗布処理は、上記と同様に繰り返される。
【0033】尚、この実施の形態では、一方の塗布ステ
ージ群において塗布処理の済んだ回路基板を搬出した
後、浸透待ちしている他方の塗布ステージ群についての
残りの塗布回数が2回以上ない場合には、一方の塗布ス
テージ群において搬入,認識及び塗布を優先するように
したが、かかる残りの塗布回数は、回路基板5の搬送タ
クト及び封止される電子部品の数に依存しており、例示
されたものに限定されることなく、任意に設定可能であ
る。
【0034】図4に、上記封止剤塗布装置10における
第1塗布ステージ群4A及び第2塗布ステージ群4Bに
対する塗布ヘッド2の稼働状態を示す。この図4では、
第1塗布ステージ群4A及び第2塗布ステージ群4Bに
ついての稼働状態が、それぞれ、実線F,Rで表され、
各実線F,Rにおける凸部は、塗布ヘッド2がそのステ
ージ群に対して塗布処理している状態をあらわしてい
る。この図4から分かるように、上記塗布ヘッド2は、
第1塗布ステージ群4Aに対する稼動状態から、即座
に、第2塗布ステージ群4Bに対する稼動状態に切り換
えられる。同様に、第2塗布ステージ群4Bに対する稼
動状態から、即座に、第1塗布ステージ群4Aに対する
稼動状態に切換えられる。この場合、前述したように、
一方の塗布ステージ群に対して塗布処理を施す間に、他
方の塗布ステージ群において既に塗布された樹脂封止剤
を浸透させる。すなわち、この実施の形態では、上記塗
布ヘッド2が、樹脂封止剤の浸透待ちのために停止する
必要がなく、上記各塗布ステージ群4A,4Bに対する
塗布処理を継続して行うことができる。
【0035】以上のように、この実施の形態では、例え
ば、一方の塗布ステージ群への1塗布サイクルで、1枚
の回路基板における封止剤の浸透時間が、その塗布ステ
ージ群上の全回路基板の塗布処理に要する塗布時間より
長くなる場合、すなわち、その塗布サイクル後、次の塗
布サイクルを行うまでに浸透待ち時間が必要となる場合
には、塗布ヘッドが対応する塗布ステージ群を他方の塗
布ステージ群に切り換えて、その塗布ステージ群に対し
て塗布処理を行い、その間に、一方の塗布ステージ群に
おいて封止剤を浸透させることができる。かかる具合
に、塗布ヘッドの浸透待ち時間による塗布ヘッドの停止
を回避し、塗布ステージ群に対してより効率的に樹脂封
止剤を塗布して、生産性を向上させることができる。ま
た、この場合には、封止剤浸透時間や各塗布ステージ群
に対する1塗布サイクルに要する時間などの塗布処理デ
ータに基づいて、回路基板搬出時に塗布ステージ群を切
り換えるタイミングを変えることにより、塗布生産タク
トを向上させ、総合的に設備の稼動率を上げて生産性を
向上させることができる。
【0036】尚、本発明は、以上の例示された実施の形
態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であ
ることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、所定の電子
部品に対する重ね塗り回数を設定する重ね塗り回数設定
部及び塗布ステージ群を切り換える回数を設定する塗布
ステージ群切換え回数設定部を有する制御手段が、上記
各設定部にて設定した回数に基づいて、塗布ヘッド及び
駆動手段を制御して、例えば、ある塗布ステージ群に対
する1塗布サイクル後に、次の塗布サイクルを行うまで
に浸透待ち時間が必要となる場合には、塗布ヘッドを他
の塗布ステージ群に切り換えて塗布処理を行い、その間
に元の塗布ステージ群において封止剤を浸透させて、浸
透待ちによる塗布ヘッドの停止を回避することができ
る。これにより、設備の稼動率を上げて、生産性を向上
させることができる。
【0038】また、本願の第2の発明によれば、上記制
御手段が、予め設定された重ね塗り回数の塗布処理が済
んだ回路基板を各塗布ステージ群から搬出し、封止剤が
塗布されるべき回路基板を上記各塗布ステージ群へ搬入
するように搬入機構及び搬出機構を制御するので、各回
路基板に対する塗布処理を流れ作業で行え、生産性を向
上させることができる。
【0039】更に、本願の第3の発明によれば、予め設
定された重ね塗り回数及び塗布ステージ切換え回数に基
づいて、塗布処理対象となる塗布ステージ群を切り換え
ながら、複数の塗布ステージ群に対する塗布処理を行う
ので、例えば、ある塗布ステージ群への1塗布サイクル
後に、次の塗布サイクルを行うまでに浸透待ち時間が必
要となる場合には、塗布ヘッドを他の塗布ステージ群に
切り換えて塗布処理を行い、その間に元の塗布ステージ
群において封止剤を浸透させるようにして、浸透待ちに
よる塗布ヘッドの停止を回避することができる。これに
より、設備の稼動率を上げて、生産性を向上させること
ができる。
【0040】また、更に、本願の第4の発明によれば、
上記各塗布ステージ群に対する塗布処理に伴い、予め設
定された重ね塗り回数の塗布処理が施された塗布ステー
ジ群から回路基板を搬出するとともに塗布処理されるべ
き回路基板を塗布ステージ群に搬入するので、回路基板
に対する塗布処理を流れ作業で行え、生産性を向上させ
ることができる。
【0041】また、更に、本願の第5の発明によれば、
予め設定された重ね塗り回数の塗布処理が施された塗布
ステージ群から回路基板を搬出した後、他の塗布ステー
ジ群についての残り重ね塗り回数を確認し、確認された
残り重ね塗り回数に基づき、即座に、若しくは、塗布処
理されるべき回路基板を搬入し所定回数の重ね塗り処理
を行なった後に、塗布処理対象とする塗布ステージ群を
切り換えるように、上記各塗布ステージ群を切換えるタ
イミングを制御して、複数の塗布ステージ群の間で一層
スムースに塗布処理を行うことができ、生産性を向上さ
せることができる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る封止剤塗布装置の
全体斜視図である。
【図2】 上記封止剤塗布装置の塗布ステージ群切換え
制御部のブロック構成図である。
【図3】 上記封止剤塗布装置における封止剤の塗布方
法を概念的に示す説明図である。
【図4】 上記封止剤塗布装置における塗布ヘッドの稼
動状態を示す図である。
【図5】 従来の封止剤の塗布方法を示す説明図であ
る。
【図6】 従来の封止剤塗布方法の処理についてのフロ
ーチャートである。
【図7】 従来の封止剤塗布方法による重ね塗り処理の
各回における封止剤の浸透時間を示す説明図である。
【図8】 従来の封止剤の塗布方法における封止剤の塗
布時間と浸透時間との間のタイミングチャートである。
【符号の説明】
2…塗布ヘッド 4A,4B…塗布ステージ群 5…回路基板 8…基板搬送レール部材 10…封止剤塗布装置 17…Y方向駆動部 18…X方向駆動部 20…塗布ステージ群切換え制御部 22…塗布データ設定部 23…塗布ステージ群切換え回数設定部 24…残り回数算出部
フロントページの続き (72)発明者 石野 伸二 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (72)発明者 圓地 浩平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 辻澤 孝文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−162209(JP,A) 特開 平6−204270(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/56 B05C 5/00 101 B05D 1/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電子部品が実装された回路基板に
    対して、上記電子部品を封止する所定膜厚の封止剤を複
    数回に分けて重ね塗りする封止剤塗布装置において、 上記回路基板が載置される複数の塗布ステージ群と、 上記各塗布ステージ群上の回路基板に封止剤を塗布する
    塗布ヘッドと、 上記塗布ヘッドと塗布ステージ群とを相対移動させ、上
    記塗布ヘッドが対応する塗布ステージ群を切り換える駆
    動手段と、 上記回路基板に対する重ね塗り回数を設定する重ね塗り
    回数設定部及び塗布ステージ群を切り換える回数を設定
    する塗布ステージ群切換え回数設定部を有し、上記各設
    定部にて設定された回数に基づいて、上記塗布ヘッド及
    び駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する封止剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 上記各塗布ステージ群へ回路基板を搬入
    し、各塗布ステージ群から回路基板を搬出する搬入機構
    及び搬出機構を備え、 上記制御手段が、更に、上記各設定部にて設定した回数
    に基づいて、上記塗布ヘッド及び駆動手段とともに、予
    め設定された重ね塗り回数の塗布処理が済んだ回路基板
    を上記塗布ステージ群から搬出し、封止剤が塗布される
    べき回路基板を塗布ステージ群へ搬入するように、上記
    搬入機構及び搬出機構を制御することを特徴とする請求
    記載の封止剤塗布装置。
  3. 【請求項3】 所定の電子部品が実装された回路基板に
    対して、上記電子部品を封止する所定膜厚の封止剤を複
    数回に分けて重ね塗りするための封止剤塗布方法におい
    て、 上記回路基板に対する重ね塗り回数を設定し、 上記回路基板が載置される複数の塗布ステージ群を切り
    換える塗布ステージ群切換え回数を設定し、 予め設定された重ね塗り回数及び塗布ステージ切換え回
    数に基づいて、塗布処理対象とする塗布ステージ群を切
    り換えながら、上記各塗布ステージ群に対して塗布処理
    を行うことを特徴とする封止剤塗布方法。
  4. 【請求項4】 上記各塗布ステージ群に対する塗布処理
    に伴って、予め設定された重ね塗り回数の塗布処理が施
    された塗布ステージ群から回路基板を搬出するととも
    に、塗布処理されるべき回路基板を塗布ステージ群に搬
    入することを特徴とする請求項記載の封止剤塗布方
    法。
  5. 【請求項5】 予め設定された重ね塗り回数の塗布処理
    が施された塗布ステージ群から回路基板を搬出した後、
    他の塗布ステージ群についての残り重ね塗り回数を確認
    し、 確認された残り重ね塗り回数に基づき、即座に、若しく
    は、塗布処理されるべき回路基板を搬入し所定回数の重
    ね塗り処理を行なった後に、塗布処理対象とする塗布ス
    テージ群を切り換えるように、上記各塗布ステージ群を
    切換えるタイミングを制御することを特徴とする請求項
    記載の封止剤塗布方法。
JP24493098A 1998-08-31 1998-08-31 封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法 Expired - Fee Related JP3420509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24493098A JP3420509B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24493098A JP3420509B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000077441A JP2000077441A (ja) 2000-03-14
JP3420509B2 true JP3420509B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=17126091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24493098A Expired - Fee Related JP3420509B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3420509B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003040049A1 (fr) 2001-11-08 2003-05-15 Sharp Kabushiki Kaisha Procede et dispositif destines a diviser un substrat de verre, panneau a cristaux liquides et dispositif de fabrication de panneau a cristaux liquides

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000077441A (ja) 2000-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6732911B2 (en) Solder jointing system, solder jointing method, semiconductor device manufacturing method, and semiconductor device manufacturing system
JP4447325B2 (ja) 半導体ウェーハの分割方法
WO2004070809A1 (ja) 表示装置の作製方法
JPH0778858A (ja) 搬送方法および搬送装置
TWI541955B (zh) Cof型半導體封裝及其製造方法
US9741683B2 (en) Device packaging facility and method, and device processing apparatus utilizing phthalate
TW201824343A (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
JP3420509B2 (ja) 封止剤塗布装置及びそれに用いる塗布方法
JP2009058962A (ja) 液晶表示素子の製造ライン
KR102632912B1 (ko) 다이 본딩 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
JPWO2010035478A1 (ja) 塗布装置及び塗布方法
JP3674587B2 (ja) 電子部品実装方法
JPH11126796A (ja) ベアチップ実装方法及び実装装置
KR101176707B1 (ko) 약액의 도포 고화 장치, 약액의 도포 고화 방법 및 기억 매체
KR100781536B1 (ko) 도포장치 및 도포방법
JP4010659B2 (ja) ペースト塗布方法及び装置
JP5079192B2 (ja) 可撓性基板上への半導体チップの取り付け方法及び装置
KR100746386B1 (ko) 반도체 칩을 플렉시블 기판에 장착하는 방법 및 장치
JP2001144113A (ja) ボンディングペーストの塗布方法
KR20060097339A (ko) 반도체 칩 본딩장치
KR100557048B1 (ko) 반도체 에스오지공정의 유동성 산화물질 분사장치 및분사방법
JP4272768B2 (ja) 液状樹脂材料の塗布方法
KR100874611B1 (ko) 다층 코팅 방법
JPH1147657A (ja) 封止剤の供給制御方法および封止剤塗布装置
JPH0548259A (ja) チツプの実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees