JP3420230B2 - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JP3420230B2
JP3420230B2 JP2001288245A JP2001288245A JP3420230B2 JP 3420230 B2 JP3420230 B2 JP 3420230B2 JP 2001288245 A JP2001288245 A JP 2001288245A JP 2001288245 A JP2001288245 A JP 2001288245A JP 3420230 B2 JP3420230 B2 JP 3420230B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、外部振動による
「音飛び現象」を解消するためのメモリを搭載した光磁
気ディスク駆動装置に適用して好適なディスク記録装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、デジタルオーディオデータがピ
ット列として記録された同心円状のトラックを有するコ
ンパクトディスク(CD)を再生するCDプレーヤで
は、ディスクをスピンドルモータで線速度一定に回転駆
動しながら、ディスク上のトラックに沿ってレーザビー
ムを照射し、ピットの有無による反射光の強度変化を検
出することにより、デジタルオーディオデータを再生す
るようになっている。 【0003】また、CDプレーヤでは、データ再生の
際、エラー検出符号やエラー訂正符号を用いたエラー訂
正処理によって、通常の使用環境においては支障がない
ようになされている。 【0004】ところで、光学ピックアップを備えるCD
プレーヤでは、振動や衝撃等の機械的な外乱によって、
光学ピックアップのフォーカスサーボやトラッキングサ
ーボ等のサーボ系が外れてしまい、正常なデータ再生を
行うことができなくなることがある。この場合、上述し
たエラー訂正処理によっても対処することができず、再
生が一時的に中断され、所謂、音飛び現象を生じる。 【0005】一般家庭で使用される据え置き型のCDプ
レーヤと異なり、非常に大きい振動や衝撃が加えられる
恐れの大きい車載用のCDプレーヤや可搬用のCDプレ
ーヤでは、従来、機械的な防振機構を設けることで、こ
の音飛び現象に対処している。しかし、振動や衝撃の大
きさによっては、この防振機構で音飛び現象を抑制する
ことは不可能であった。 【0006】そこで、再生の中断を完全に防止するた
め、比較的大きな容量のデータバッファとしての半導体
メモリを介して再生データを得るようにして音飛び現象
を解消することが考えられる。即ち、振動や衝撃等の機
械的な外乱によって光学ピックアップのフォーカスサー
ボやトラッキングサーボ等のサーボ系が外れたとき、サ
ーボ系が正常に戻るまでの期間においても半導体メモリ
内に蓄積されている再生データを順次読み出し、再生の
中断を防止するのである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、このように半導体メモリにデータを記憶しておき、
振動や衝撃等の機械的な外乱に対して対応するようにし
ている。しかしながら、半導体メモリの記憶容量にも限
度があるため、外乱が何度も発生すると、やがては音が
途切れてしまう。このような場合、半導体メモリによる
機能が正常に動作しなかったのか、あるいは、半導体メ
モリの記憶容量以上の負荷をかけたことに起因するもの
であるのかが判らないという課題があった。 【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、音飛びの原因を使用者が容易に確認するこ
とができるようにするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明のディスク記録装
置は、録音信号が一時的に入力されるショックプルーフ
メモリ手段と、ショックプルーフメモリ手段から出力さ
れる録音信号を記録信号に変換するエンコード手段と、
エンコード手段により変換された記録信号をディスクに
記録する記録手段と、ショックによって記録手段による
ディスク上への記録が連続して行えないことを検出する
異常検出手段と、異常検出手段により、記録手段により
ディスク上への記録が連続して行えないことが検出され
た場合、ショックプルーフメモリ手段からエンコード手
段への録音信号の供給を停止する制御手段と、ショック
プルーフメモリ手段に録音信号が蓄積されていくことを
検知するショックプルーフメモリ動作判定手段と、ショ
ックプルーフメモリ動作判定手段によりショックプルー
フメモリ手段に録音信号が蓄積されていくことが検知さ
れた場合、ショックプルーフメモリ手段のメモリ容量の
余裕量を表示する表示手段とを備えることを特徴とす
る。 【0010】本発明のディスク記録装置においては、録
音信号が一時的に入力され、メモリから出力される録音
信号が記録信号に変換され、変換された記録信号がディ
スクに記録され、ショックによってディスク上への記録
が連続して行えないことが検出され、ディスク上への記
録が連続して行えないことが検出された場合、記録信号
への変換のための録音信号の供給が停止され、メモリに
録音信号が蓄積されていくことが検知され、録音信号が
蓄積されていくことが検知された場合、メモリ容量の余
裕量が表示される。 【0011】 【発明の実施の形態】図1は、本発明のディスク再生装
置および記録装置を適用した光磁気ディスク装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。カートリッジ3に
は、光磁気ディスク2が収容されており、これを所定の
位置にローディングすると、光磁気ディスク2がスピン
ドルモータ1により所定の速度で回転駆動されるように
なされている。光磁気ディスク2の下側には対物レンズ
5を有する光ピックアップ4が配置され、その上側には
記録用の磁気ヘッド6が配置される。 【0012】光ピックアップ4は、対物レンズ5の他、
例えばレーザダイオード等のレーザ光源やレーザダイオ
ードより出射されたレーザ光を平行光にするコリメータ
レンズ、レーザダイオードから光磁気ディスク2に向か
うレーザ光から、光磁気ディスク2により反射されたレ
ーザ光を分離する偏光ビームスプリッタ、光磁気ディス
ク2により反射されたレーザ光に非点収差を与えるシリ
ンドリカルレンズなどの光学部品、さらに光磁気ディス
ク2により反射されたレーザ光を検出するためのフォト
ダイオード等を内蔵している。 【0013】光ピックアップ4の内蔵するフォトダイオ
ードより出力された信号は、RFアンプ9に入力され、
マトリックス処理される。これにより、例えば非点収差
法によるフォーカスエラー信号や、プッシュプル法によ
るトラッキングエラー信号が生成され、サーボ制御回路
7に出力される。 【0014】サーボ制御回路7は、例えばフォーカスサ
ーボ制御回路、トラッキングサーボ制御回路、スピンド
ルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路等か
ら構成される。フォーカスサーボ制御回路は、フォーカ
スエラー信号が0になるように、光ピックアップ4の光
学系のフォーカス制御を行う。トラッキングサーボ制御
回路は、トラッキングエラー信号が0になるように、光
ピックアップ4の光学系のトラッキング制御を行う。ま
た、スピンドルモータサーボ制御回路は、光磁気ディス
ク2を所定の回転速度で回転駆動するように、スピンド
ルモータ1を制御する。さらに、スレッドサーボ制御回
路は、システムコントローラ18により指定される光磁
気ディスク2の所定の目的トラック位置に、光ピックア
ップ4と磁気ヘッド6を移動させるように、送りモータ
8を制御する。 【0015】サーボ制御回路7はまた、各サーボ制御回
路で制御される各部の動作状態を示す情報を、システム
コントローラ18に供給するようになされている。 【0016】RFアンプ9はまた、光ピックアップ4よ
り出力された信号から、光磁気ディスク2にトラックを
ウォブリングさせることにより記録されているアドレス
に対応する信号をアドレスデコーダ11に出力する。ア
ドレスデコーダ11は、入力された信号からアドレスを
デコードし、デコードした結果をエンコーダ/デコーダ
10に出力する。 【0017】RFアンプ9はさらに、光磁気ディスク2
に記録されている信号に対応するRF信号およびMO信
号を、エンコーダ/デコーダ10に出力する。 【0018】エンコーダ/デコーダ10は、RFアンプ
9より入力されたMO信号またはRF信号をEFM復調
するとともに、誤り訂正を行い、メモリコントローラ1
3を介して耐振用のメモリとしてのDRAM14に記憶
させる。このDRAM14は、例えば4Mビットの容量
を有しており、この記憶容量は、12秒分のオーディオ
信号に対応している。 【0019】DRAM14より読み出されたデータは、
音声圧縮伸長用のエンコーダ/デコーダ15に供給さ
れ、デコードされた後、16ビットのD/A変換器16
に供給され、D/A変換された後、オーディオ出力とし
て図示せぬスピーカ等に出力されるようになされてい
る。 【0020】一方、図示せぬ、例えばマイクロホンやチ
ューナより出力されたアナログオーディオ信号は、16
ビットのA/D変換器17に供給され、デジタルオーデ
ィオデータとされた後、エンコーダ/デコーダ15に供
給され、例えば1/5の時間軸に圧縮されるようになさ
れている。エンコーダ/デコーダ15により圧縮された
オーディオデータは、メモリコントローラ13を介して
DRAM14に供給され、一旦記憶されるようになされ
ている。そして、このDRAM14より読み出されたデ
ータが、エンコーダ/デコーダ10に供給され、誤り検
出符号の付加とEFM変調が行われ、ヘッド駆動回路1
2に供給されるようになされている。ヘッド駆動回路1
2は、入力された信号に対応して、磁気ヘッド6を駆動
するようになされている。 【0021】システムコントローラ18は、各部の動作
を制御するCPUと、このCPUで用いられる制御プロ
グラムが予め記憶されているROMと、各種データが一
時的に記憶されるRAMと、CPUと外部との間で各種
データの授受を行うI/Oとから構成された所謂マイク
ロコンピュータによって構成されている。 【0022】システムコントローラ18には、各種動作
を入力するとき操作されるキー入力操作部20と、各部
の動作状態を表示するための表示部19とが接続されて
いる。このキー入力操作部20には、通常のプレイやス
トップ等の基本的な操作キー以外に、耐振モードとノー
マルモードを切り換えるためのモード選択キーが設けら
れている。 【0023】次に、その動作について説明する。最初
に、キー入力操作部20を操作して、ノーマルモードが
選択されている場合の動作について説明する。 【0024】キー入力操作部20を操作して、記録モー
ドを指令すると、システムコントローラ18は各部を制
御し、記録モードを設定させる。このとき、A/D変換
器17に入力されたアナログオーディオ信号は、1サン
プルが16ビットのデジタルオーディオデータに変換さ
れ、音声圧縮のためのエンコーダ/デコーダ15に供給
される。エンコーダ/デコーダ15は、入力されたデジ
タルデータを所定の規則に従って1/5の時間軸に圧縮
する。 【0025】エンコーダ/デコーダ15により圧縮され
たデジタルデータは、メモリコントローラ13を介して
エンコーダ/デコーダ10に供給される。エンコーダ/
デコーダ10は、入力されたデジタルデータに誤り検出
訂正用の符号を付加するとともに、EFM変調する。そ
して、エンコーダ/デコーダ10によりエンコードされ
た信号がヘッド駆動回路12に供給され、ヘッド駆動回
路12は、この信号に対応して記録用磁気ヘッド6を駆
動する。これにより、光磁気ディスク2には、記録デー
タに対応してN極またはS極の磁界が印加されることに
なる。 【0026】一方、システロコントローラ18は、サー
ボ制御回路7を介して光ピックアップ4を制御し、内蔵
するレーザダイオードにレーザ光を出射させる。このレ
ーザ光は、対物レンズ5を介して光磁気ディスク2上に
集束照射される。このときのレーザ光の強度は、光磁気
ディスク2をキューリ点温度以上に上昇させる値に設定
されているため、光磁気ディスク2には光磁気的にデー
タが記録されることになる。 【0027】尚、この記録動作中、光磁気ディスク2
は、スピンドルモータ1により駆動され、所定の速度で
回転していることはもとよりである。また、サーボ制御
回路7が送りモータ8を駆動し、光ピックアップ4を光
磁気ディスク2の半径方向に駆動する。これにより、光
磁気ディスク2の所定のトラックに情報記録点が移動さ
れる。 【0028】一方、キー入力操作部20を操作して、再
生モードを指令したとき、システムコントローラ18は
各部を制御し、再生モードを設定させる。このとき、サ
ーボ制御回路7は、光ピックアップ4を制御し、レーザ
ダイオードより出射されるレーザ光の強度を、記録モー
ド時における場合より小さい値に設定させる。これによ
り、レーザ光を照射しても、光磁気ディスク2がキュー
リ点温度以上に上昇することがなくなり、記録データを
消去することなく、これを再生することができるように
なる。 【0029】RFアンプ9は、光ピックアップ4が出力
する信号からMO信号を分離し、エンコーダ/デコーダ
10に供給する。エンコーダ/デコーダ10は、入力さ
れたMO信号をEFM復調し、誤り検出訂正を行う。こ
のようにしてエンコーダ/デコーダ10によりデコード
されたデータは、メモリコントローラ13を介してエン
コーダ/デコーダ15に供給される。エンコーダ/デコ
ーダ15は、入力されたデータの時間軸を5倍に伸長
し、もとの時間軸に戻す。エンコーダ/デコーダ15に
よりデコードされたデジタルデータは、D/A変換器1
6に供給され、D/A変換され、もとのアナログオーデ
ィオ信号として図示せぬスピーカ等に出力される。 【0030】このように、エンコーダ/デコーダ15に
おいては、記録されるデータの時間軸が1/5に圧縮さ
れるため、光磁気ディスク2に対する記録動作は、所定
量の記録データがまとまった段階で行われるようにな
る。即ち、記録されるべきアナログオーディオ信号は連
続的に入力されるのであるが、光磁気ディスク2に対す
る記録動作は間欠的に行われることになる。同様にし
て、光磁気ディスク2より間欠的に再生されたデジタル
オーディオデータが、エンコーダ/デコーダ15により
5倍の時間軸に伸長され、連続的なアナログオーディオ
信号として出力されることになる。 【0031】次に、キー入力操作部20を操作して、耐
振モードを選択した場合の動作について説明する。この
ときシステムコントローラ18は、メモリコントローラ
13を制御し、光磁気ディスク2に記録するデータ、あ
るいは光磁気ディスク2から再生されたデータを一旦D
RAM14に一時的に記憶させる。その他の動作は、ノ
ーマルモード時における場合と同様である。そこで次
に、このDRAM14へのデータの書き込みと読み出し
について詳述する。 【0032】記録モード時においては、メモリコントロ
ーラ13は、DRAM14への書き込みと読み出しを図
2に示すように制御する。図2において、Wはライトポ
インタを示し、Rはリードポインタを示している。 【0033】メモリコントローラ13は、ライトポイン
タWを、データの書込転送レート(ビットレート)に対
応する速度で連続的にインクリメントし、図2に示すよ
うに、DRAM14に対して、エンコーダ/デコーダ1
5より供給されるデータを書き込ませる。書き込んだデ
ータ量がK以上になったとき、リードポインタRを、デ
ータの読出転送レート(書込転送レートより速い)に対
応する速度でバースト的にインクリメントし、DRAM
14から記録データをKだけ読み出させ、エンコーダ/
デコーダ10に供給させる。このような動作が順次繰り
返される。その結果、DRAM14からの読み出し(光
磁気ディスク2に対する書き込み)は、バースト的(間
欠的)に行われることになる。システムコントローラ1
8は、サーボ制御回路7を介して光ピックアップ4を制
御し、記録点の位置が所定の位置に達するまで、光ピッ
クアップ4を待機させる動作を繰り返す。これにより、
光磁気ディスク2には連続するトラックにデータを連続
的(連続的でなくともよいが)に記録することが可能と
なる。 【0034】図2に示したように、DRAM14には常
に所定量以上のデータ書き込み領域が確保されるため、
外乱等により記録点が正規の位置からずれてしまったよ
うな場合、システムコントローラ18はこれを検出し
(この検出は、アドレスデコーダ11が出力するアドレ
スをモニタすることにより行うことができる)、そのと
きサーボ制御回路7は光ピックアップ4を制御し、光磁
気ディスク2に対する記録動作を一旦中断させる。 【0035】そして、アドレスが記録を中断した位置に
戻ったとき、再び記録を開始させる。このように記録点
を復帰させる間においても、記録すべきアナログオーデ
ィオ信号は連続的に入力されるが、このデータはDRA
M14の空き領域に記録される。これにより、記録デー
タがオーバフローして、途中で途切れてしまうようなこ
とが防止される。 【0036】一方、再生モード時においては、メモリコ
ントローラ13は、DRAM14を図3に示すように制
御する。即ち、メモリコントローラ13は、DRAM1
4のライトポインタWを、速い転送レート(記録モード
時における読出転送レートに対応する速度)に対応する
速度でバースト的にインクリメントして、光磁気ディス
ク2より再生され、エンコーダ/デコーダ10より供給
される再生データをDRAM14に書き込ませる。ま
た、リードポインタRを、遅い転送レート(記録モード
時における書込転送レートに対応する速度)に対応する
速度で連続的にインクリメントして、DRAM14に書
き込んだデータを読み出させ、エンコーダ/デコーダ1
5に供給させる。 【0037】ライトポインタWがリードポインタRに追
い着いたとき、DRAM14に対する書き込みは停止さ
れる。そして、DRAM14に書き込まれているデータ
量が(ライトポインタWとリードポインタRとの間に書
き込まれているデータ量が)、所定量L以下になったと
き、再びDRAM14に対する書き込みを開始させる。
このようにDRAM14に対する書き込み(従って、光
磁気ディスク2からの再生)は、バースト的に行われ
る。システムコントローラ18が、光ピックアップ4を
再生動作を行っていないとき、所定の位置に待機させる
のは、記録モード時における場合と同様である。 【0038】このように、再生モード時において、耐振
モードが選択されているとき、DRAM14には、常に
L以上のデータが書き込まれている。従って、光磁気デ
ィスク2よりデータを再生しているとき、例えば外乱等
により、再生点が本来の位置から別の位置に移動してし
まったような場合、システムコントローラ18はこれを
検出し、そこで光磁気ディスク2からの再生動作を一旦
中断させる。そして、アドレスデコーダ11によりデコ
ードされたアドレスをモニタし、再生点を元の位置に移
動させる。再生点が元の位置に復帰したとき、その位置
から再び再生が開始される。再生点が元の位置に復帰す
るまでの間、DRAM14からデータが読み出される。
これにより、A/D変換器16より出力されるオーディ
オ信号が途中で途切れるようなことが防止される。 【0039】図4は、この再生時におけるDRAM14
の動作を模式的に表している。即ち、光磁気ディスク2
より再生されたデータは、例えば1.4Mbit/sの
転送レートで光磁気ディスク2より間欠的に再生し、4
MビットのDRAM14に一旦書き込まれる。そして、
DRAM14に書き込まれたデータは、0.3Mbit
/sの転送レートでDRAM14から読み出され、エン
コーダ/デコーダ15に供給される。エンコーダ/デコ
ーダ15は、このデータの時間軸を約5倍に伸長し、
1.4Mbit/sの転送レートでD/A変換器16に
連続的に出力する。DRAM14の記憶容量4Mビット
は約12秒の再生時間に対応するため、外乱等により再
生点が正規の位置からずれてしまったような場合におい
ても、12秒以内に元の位置に復帰することができれ
ば、再生音が途切れることが防止される。 【0040】次に、図5を参照して、表示部19におけ
る表示例について説明する。即ち、システムコントロー
ラ18は表示部19に、DRAM14の記憶量に対応す
る表示を行わせる。この実施例においては、DRAM1
4の記憶容量を想起させる容器を表現する固定表示エレ
メントC1,C2と、これらの固定表示エレメントC
1,C2に囲まれる位置に配置され、DRAM14に記
憶されているデータ量(書き込みデータ量)を表現する
ための可変表示エレメントD1,D2,・・・,D15
およびTが設けられている。図5において、最も左側に
示した図は、DRAM14に書き込まれているデータが
0である場合の表示であり、最も右側に示してある図
は、DRAM14に記憶容量一杯にデータが書き込まれ
ている状態を示すものである。 【0041】即ち、ノーマルモードが選択されている場
合においては、この図5に示すような図形は表示されな
いが、耐振モードが選択されると、何も表示されていな
い状態から図5の左端に示すような、DRAM14の記
憶容量を想起させる容器を表現する固定表示エレメント
C1,C2が表示部19に表示される。その後、再生動
作が開始され、DRAM14に蓄積される再生データが
増加するのに伴って、最初はティアドロップ型の可変表
示エレメントTのみが表示される。 【0042】次に、ドット型の可変表示エレメントD1
5とD14が、容器の底の可変表示エレメントTの上に
表示される。記憶データがさらに増加すると、可変表示
エレメントD15,D14の上に、可変表示エレメント
D13,D12,D11が表示される。以下同様にし
て、可変表示エレメントの数が容器の底から上方向に向
けて増加し、DRAM14に一杯の再生データが蓄積さ
れている状態においては、図5の右端に示すように、す
べての可変表示エレメントTとD15乃至D1が表示さ
れる。 【0043】尚、可変表示エレメントTは点滅表示され
る。これにより、再生データが常にDRAM14内を通
過していることを使用者に知らしめることができる。 【0044】DRAM14に記憶されているデータ量
は、例えば「バケツに入った水」を引用して、その概念
を説明することができる。即ち、水の量がデータ量に対
応しているのである。このように、耐振モード時におい
て、DRAM14の記憶容量を想起させる固定表示エレ
メントC1,C2(バケツ)内に、データ量(水)に対
応して可変表示エレメントT,D15乃至D1を表示す
るようにしたので、使用者はデータ量を比較的容易に認
識することができる。 【0045】また、DRAM14に記憶されているデー
タ量が0になると、音飛び解消機能を発揮することがで
きなくなるが、この場合、図5において左端に示すよう
な表示が行われるため、使用者は、この表示からデータ
量が0になったことを視覚的に容易に、かつ、迅速に認
知することができる。即ち、使用者は、図5に示した表
示の変化からDRAM14が有効に動作していることを
認識することができる。例えば、図5の左端の図形が表
示されている状態において、音飛びが発生したときは、
それがDRAM14の記憶容量以上の外乱が発生した結
果発生した音飛びであることを認識することができる。
また、例えば図5の右端に示す表示が行われている状態
において、音飛びが発生した場合においては、DRAM
14が有効に動作していないことを認識することができ
る。 【0046】即ち、システムコントローラ18は、DR
AM14に記憶されているデータ量の変化をメモリコン
トローラ13を介して検出し、DRAM14の記憶デー
タが増減しているとき、DRAM14が有効に動作して
いるものと判定し、そのデータ量の変化を表示部19に
表示させるのである。 【0047】図6は、表示部19の第2の表示例を示し
ている。この実施例においては、所謂、7セグメント型
の表示エレメントFにより、光磁気ディスク2の番号
(No,001)と、再生時刻(00m01s)と、現
在再生している曲の名称(HEY JOE)が表示され
ているとともに、その下側に可変表示エレメントEが設
けられている。この可変表示エレメントEは、8個の要
素E1乃至E8から構成され、そのいずれかがDRAM
14の記憶データ量に対応して点灯されるようになされ
ている。さらに、この可変表示エレメントEの右側に
は、固定表示エレメントGが点灯され、現在再生中であ
ることが表示されるようになされている。 【0048】このような可変表示エレメントEにより、
図7または図8に示すような表示が行われる。図7の表
示は、記録モード時における表示を表しており、図8の
表示は、再生モード時における表示を表している。 【0049】図7(a)に示すように、8個の可変表示
エレメントE1乃至E8により、DRAM14の記憶容
量Mが示されている。そして、この記憶容量Mのうち、
DRAM14に記憶されているデータ量に対応する数の
エレメントが点灯され、その他のエレメントは消灯され
るようになされている。但し、すべての可変表示エレメ
ントE1乃至E8の輪郭部は、点灯または非点灯状態に
拘らず、常に表示されており(その意味においては固定
表示エレメントとなる)、使用者は、この表示からエレ
メントの全体の数(DRAM14の記憶容量)を認識す
ることができるようになっている。図7(a)の実施例
においては、8個のエレメントのうち、右側の3個のエ
レメントE6乃至E8が点灯され、左側の5個のエレメ
ントE1乃至E5が消灯されている。従って、使用者
は、現在の記憶データ量の割合が3/8であることを認
識することができる。 【0050】図7(b)には、データが記憶されていな
い容量に対応するエレメントE1乃至E5が点灯され、
記憶されている容量に対応するエレメントE6乃至E8
が消灯されている例が示されている。このような表示を
行っても、図7(a)に示した場合と同様の表示効果を
奏することが可能である。 【0051】図8は、再生モード時における表示例を示
している。図8(a)においては、DRAM14の全体
の記憶容量Mのうち、3/8にデータが記憶されている
ことを示すために、左側の3個のエレメントE1乃至E
3が点灯され、右側の5個のエレメントE4乃至E8が
消灯されている。図8(b)においては、データが記憶
されている量に対応するエレメントを消灯し、記憶され
ていない量に対応するエレメントを点灯する例を示して
いる。 【0052】図7の実施例においては、記録データ量が
増加するにつれて、右側のエレメントから順次左側のエ
レメントが表示されるようになされているのに対して、
図8の実施例においては、左側のエレメントから右側の
エレメントに向かって順次表示が行われるようになされ
ている。このように方向を変えることにより、記録モー
ド時における表示であるのか、再生モード時における表
示であるのかを直感的に認識することができるようにな
されている。 【0053】尚、このエレメントE1乃至E8により、
光磁気ディスク2に記録再生されるオーディオ信号のレ
ベルを表示させることもできる。この場合、レベルと記
憶量のいずれを表示させるのかを、キー入力操作部20
を操作して、切り換えるようにする。 【0054】 【発明の効果】本発明のディスク記録装置によれば、録
音信号の一時的な入力を受け、メモリから出力される録
音信号を記録信号に変換し、変換された記録信号をディ
スクに記録し、ショックによってディスク上への記録が
連続して行えないことを検出し、ディスク上への記録が
連続して行えないことが検出された場合、記録信号への
変換のための録音信号の供給を停止し、メモリに録音信
号が蓄積されていくことを検知し、録音信号が蓄積され
ていくことが検知された場合、メモリ容量の余裕量を表
示するようにしたので、記憶手段の動作状態を直感的に
迅速に認識することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のメモリの動作表示装置を応用した光磁
気ディスク装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 【図2】図1のDRAM14の記録モード時における動
作を説明する図である。 【図3】図1のDRAM14の再生モード時における動
作を説明する図である。 【図4】図1のDRAM14の再生モード時における動
作を説明する模式的図である。 【図5】図1の表示部19の表示例を説明する図であ
る。 【図6】図1の表示部19の他の表示例を説明する図で
ある。 【図7】図6の固定表示エレメントEによる記録モード
時における表示例を説明する図である。 【図8】図6の固定表示エレメントEによる再生モード
時における表示例を説明する図である。 【符号の説明】 1 スピンドルモータ, 2 光磁気ディスク, 3
カートリッジ, 4光ピックアップ, 5 対物レン
ズ, 6 磁気ヘッド, 9 RFアンプ,10 エン
コーダ/デコーダ, 11 アドレスデコーダ, 12
ヘッド駆動回路, 13 メモリコントローラ, 1
4 DRAM, 15 エンコーダ/デコーダ, 18
システムコントローラ, 19 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶山 佳弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−143080(JP,A) 特開 昭60−238952(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 録音信号が一時的に入力されるショック
    プルーフメモリ手段と、 上記ショックプルーフメモリ手段から出力される上記録
    音信号を記録信号に変換するエンコード手段と、 上記エンコード手段により変換された上記記録信号をデ
    ィスクに記録する記録手段と、 ショックによって上記記録手段による上記ディスク上へ
    の記録が連続して行えないことを検出する異常検出手段
    と、 上記異常検出手段により、上記記録手段により上記ディ
    スク上への記録が連続して行えないことが検出された場
    合、上記ショックプルーフメモリ手段から上記エンコー
    ド手段への上記録音信号の供給を停止する制御手段と、 上記ショックプルーフメモリ手段に上記録音信号が蓄積
    されていくことを検知するショックプルーフメモリ動作
    判定手段と、 上記ショックプルーフメモリ動作判定手段により上記シ
    ョックプルーフメモリ手段に上記録音信号が蓄積されて
    いくことが検知された場合、上記ショックプルーフメモ
    リ手段のメモリ容量の余裕量を表示する表示手段とを備
    えることを特徴とするディスク記録装置。
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